JPS6017938A - 冷却フアン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、プリント板を搭載した収容ユニットの冷却フ
ァン装置に関する。

〔発明の背景〕

制御規模が大きくなると多数のプリント板を使用するこ
とになる。多数のプリント板は、収容ユニットに収容す
る。各プリント板は、トランジスタ等の単品ものから、
ＩＣＸＴ、ＳＩ等の如き高密度化したものまでの広い範
囲の部品を搭載する。

収容ユニット内の各プリント板の冷却のために、ファン
による冷却を行う。第１図に、冷却ファンによる収容ユ
ニット内の冷却説明図を示す。収容ユニット１は、多数
のプリント板搭載壁２を持ち、各搭載壁２には、複数の
プリント板６を搭載した。

冷却ファン３は、収容ユニット１の下部に設けられ、図
の矢印の如へ冷却風を送出する。冷却ファン３の数は、
収容ユニット１の規模によって決まる。ユニット１の上
部壁５にはフィルタ等が設けられている。

然るに、ファンユニット３に近い部分Ａと離れた部分Ｂ
とでは、風速に違いがある。例えば、部分Ａでは、風速
を５　ｍ　／ｓｅｃとすると、部分Ｂでは１．５ｍ／８
ｅｃ前後になることがある。比率で１対４の割合となる
。

この様な風力分布で、塵埃の存在する環境では、風速の
強い部分Ａでは、第２図に示す如く、塵埃８がプリント
板６の風Ｗを受ける対向面に付着する。この塵埃８の付
着により、例えばプリント板６のピンやリード端７が腐
蝕を受けることに与る。

更に、プリント板上のモード（銅箔）が腐蝕し、断線等
に至シブリント板の故障につながっていた、〔発明の目
的〕 本発明は、収容ユニット内での風速を一定にして、塵埃
の存在する環境下でもプリント板への塵埃の付着を防止
してなる冷却ファン装置を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明は、風速一定にするために、冷却ファンとプリン
ト板との間に整流壁（板）を設けた点にある。整流壁は
、直径数咽の穴を多数あけてなる２つの板を所定の距離
を離れて対向させ、且つこの対向した２つの板を一体化
せしめた構成になる。

更し、２つの板にあっては、風向に対して穴が完全に重
なり合うことは避け、部分的に重なシ合い程度とする。

〔発明の実施例〕

第３図は本発明の収容ユニットの実施例図を示す。収容
ユニット１は、多数のプリント板搭載壁２を持ち、各搭
載壁２には、複数のプリント板６を搭載した。冷却ファ
ン３は、収容ユニット１の下部に設けられ、図の矢印の
如き冷却風を送出する。３個の冷却ファン３は、冷却フ
ァンユニットとしてユニット化されている場合もある。

冷却ファン３と搭載壁２の下端との間に、整流壁１０を
設置した。整流壁１０は、腐蝕しにくい材料より成る。

例えば、合成樹脂材、ステンレス材、しんちゅう材等を
用いる。整流壁１０は、上位壁１０Ａと下位壁１０Ｉ３
とより成り、上位壁１０Ａと下位壁１０Ｂとは所定の基
準距離を隔てて対向させてなる。この所定の基準距離を
隔てた状態で両者を一体化させた。この手段として、例
えばステンレス材であれば下位壁１０Ａの対向する２つ
の端部で上記所定の基準距離より若干長めの長さにわた
って下方に折り曲げ、この折り曲げた部分１０ＡＡ、ｌ
０ＡＢで下位壁１０Ｂをボルトやビン等によって固定す
る。

上位壁１０Ａと下位壁１０Ｂとは、直径敢闘の穴を多数
設けてなる。その開口率は、３０〜４０チをなす。上記
所定の基準距離とは、６ｍ／（８）の風速にあっては、
５ｆａ程度となる。更に、上位壁１０Ａと下位壁１０Ｂ
との孔は、風向に対して完全に重ならないようにする。

第５図にその様子を示す。第５図（イ）は、整流壁１０
の断面を示す図、第５図（ロ）は、上部側から下位側に
かけてみた整流壁の孔の関係を示す図である。図で、孔
１１は上位壁１０Ａの開孔を示し、孔１２は下位壁１０
Ｂの開孔を示す。

更に、上位壁１０Ａの端部折シ曲げ部１０ＡＡ。

１０ＡＢの末端部にマグネット１３を取９つけた。

このマグネット１３は、整流壁１０を収容ユニット１に
取りつける際に、収容ユニット１の内壁に整流壁１０を
固定させる役割を持つ。また、マグネットによシ固定さ
せるが故に、整流壁１０の取りはずしは自在にできる利
点を持つ。

第６図は整流壁１０を収容ユニットに取シつけた場合の
上面図を示す。２０は、冷却ファン３を取りつけた冷却
ユニットであり、該ユニットの上部に整流壁１０を取９
つけた。マグネット１３が冷却ファンユニット２０の上
面金属部に付着して固定している。

第７図は、収容ユニット１の一例を示す図であり全体斜
視図を示す。収容ユニット１は、収容本体部２１と鵬２
２とより成る。扇２２の下段には押込みファン２３を取
りつけている。

収容本体部２１は、電源ユニット２４、プリント板ユニ
ット２５、冷却ファンユニット２０を収容してなる。更
に、冷却ファンユニット２０とプリント板ユニット２５
との間には、整流壁１０を取りつけた。収容本体部２１
の上部壁には放熱板２６を取りつけた。

かかる構成によれば、冷却ファン３から放出した風は整
流壁１０の下位壁１０人の開孔１２を通過し、上位壁１
０Ｂに向う。上位壁１０Ｂの開孔１１は一部が重複して
いるのみで、その重複しない開孔部では下位壁からの風
は反射する。この反射風は下位壁で再び反射し上位壁に
むかう。このような経過のもとでは、上位壁１０Ａの開
孔１１からは、風速のやわらいだ風が送出し、結局、整
流効果を呈する。

第８図は、プリント板内での下位位置から上位位置に至
るまでの位置の変化と風速との関係とを示す図である。

横軸は、ファンユニットの左端から右端への位置（左端
は位置０、右端は位置１１）を示し、この各位置はプリ
ント板搭載壁の番号でもある。実線は整流壁のない場合
、点線は整流壁のある場合を示す。更にマル印（Ｏ印）
は、第１図との対比でみればＢ位置、４角印（目印）は
Ａ位置を示す。この図によれば、整流壁を設けることに
よって、Ａ位置とＢ位置とでの風速の差を少なくできた
。

第９図は、収容ユニット１内に２つの組のプリント板収
容壁２Ａ、２Ｂを設け、且つそれぞれ毎に、冷却ファン
ユニツ）２ＯＡ、２０Ｂを設けた実施例を示す。各冷却
ファンユニツ）２０Ａ。

２０Ｂのファン３Ａ、３Ｂの冷却風出側に整流壁１００
．１０１を設けた。

〔発明の効果〕

本発明の整流壁を設置することにより、設置する前には
塵埃の付着したプリント柄には、塵埃の付着がなくなっ
た。従って、プリント板の塵埃による障害が発生せず、
プリント板の寿命を長くできた。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の冷却装置の構成図、第２図はその一部拡
大図、第３図は本発明の実施例図、第４図は整流壁の斜
視図、第５図（イ）、（ロ）は整流壁の一部断面図、及
び上面図、第６図は整流壁を冷却ユニットに取りつけた
際の上面図、第７図は収容ユニット内の具体的な配置構
成図、第８図はプリント板位置と風速との関係を示す図
、第９図は収容ユニットの他の構成何回を示す。 １・・・収容ユニット、２・・・プリント回路板搭載壁
、１０・・・整流壁。 代理人　弁理士　秋本正実 第　１ｍ 第　３１又 ７３　／３ 竿５ｍ （イ）　（１） ／／ 環７因 ６ ３ 一フ０リント十支布置 第ｑ図 Ｂ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、電子部品等を搭載したプリント板を搭載した搭載壁
   と、該プリント板を冷却するだめの冷却ファンと、該冷
   却ファンと上記プリント板との間に設けられ冷却ファン
   からの放出風を整流する整流壁と、より成る冷却ファン
   装置。 ２゜上記整流壁は、放出風の放出方向に沿って所定間隔
   で対向してなる上位壁と下位壁とより成ると共に、上位
   壁とト′位壁とは互いに多数の開孔を有し、且つ上位壁
   と下位壁との開孔は、放出風の放出方向に沿って同一位
   置で重ならないように構成してなる％許請求の範囲第１
   項記載の冷却ファン装置。