JPS6017658Y2 - 輸送用冷凍機のル−フ摺動装置 - Google Patents
輸送用冷凍機のル−フ摺動装置Info
- Publication number
- JPS6017658Y2 JPS6017658Y2 JP15414679U JP15414679U JPS6017658Y2 JP S6017658 Y2 JPS6017658 Y2 JP S6017658Y2 JP 15414679 U JP15414679 U JP 15414679U JP 15414679 U JP15414679 U JP 15414679U JP S6017658 Y2 JPS6017658 Y2 JP S6017658Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- sliding
- rail
- top surface
- refrigerator
- Prior art date
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- Expired
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は輸送用冷凍機のルーフ摺動装置に関する。
従来、輸送用冷凍機は港における積み込みその他の便宜
を考慮して天面が開放する構成のものが一般的である。
を考慮して天面が開放する構成のものが一般的である。
しかしながら、従来知られている輸送用冷凍機の天面を
開閉するルーフ摺動装置は、足場よりずっと高い位置に
あるルーフを水平方向に手動にて開閉するものであった
ため、ルーフの開閉作業が手間取るために、必要以上の
時間ルーフを開放することになり機内の冷気も無駄に逃
してしまい、冷凍効率の点からも改良が望まれていると
ころであった。
開閉するルーフ摺動装置は、足場よりずっと高い位置に
あるルーフを水平方向に手動にて開閉するものであった
ため、ルーフの開閉作業が手間取るために、必要以上の
時間ルーフを開放することになり機内の冷気も無駄に逃
してしまい、冷凍効率の点からも改良が望まれていると
ころであった。
そこで、本考案は係る点に着目してなされたもので、摺
動ルーフに直接的に手を触れることなく、ルーフ摺動用
レールを昇降させてやることによって、ルーフの自重に
よって摺動を行なわしめ、冷凍機の天面の開閉を行なわ
しめることとして、作業の容易性と相俊って冷気の無駄
な逃げを防ぐようにした輸送用冷凍機のルーフ摺動装置
を提供するもので、その要旨とするところは天面の左右
両縁に一方端部を柩支すると共に、他方端部を自由端と
して上下に回動自在としたレールと、このレールの他方
端部に定着され、前記レールを作動杆を介して上下動さ
せるレバーを有するリンク機構と、前記レールにスライ
ド自在に跨設され、前記天面を開閉する摺動ルーフと、
この摺動ルーフの天面開放方向の摺動を一定距離に規制
する固定ルーフと、前記摺動ルーフの天面閉塞方向の摺
動を規制するストッパと、このストッパに取付けられ、
前記摺動ルーフに係止する係止部とを備えていることを
特徴とする輸送用冷凍機のルーフ摺動装置に存する。
動ルーフに直接的に手を触れることなく、ルーフ摺動用
レールを昇降させてやることによって、ルーフの自重に
よって摺動を行なわしめ、冷凍機の天面の開閉を行なわ
しめることとして、作業の容易性と相俊って冷気の無駄
な逃げを防ぐようにした輸送用冷凍機のルーフ摺動装置
を提供するもので、その要旨とするところは天面の左右
両縁に一方端部を柩支すると共に、他方端部を自由端と
して上下に回動自在としたレールと、このレールの他方
端部に定着され、前記レールを作動杆を介して上下動さ
せるレバーを有するリンク機構と、前記レールにスライ
ド自在に跨設され、前記天面を開閉する摺動ルーフと、
この摺動ルーフの天面開放方向の摺動を一定距離に規制
する固定ルーフと、前記摺動ルーフの天面閉塞方向の摺
動を規制するストッパと、このストッパに取付けられ、
前記摺動ルーフに係止する係止部とを備えていることを
特徴とする輸送用冷凍機のルーフ摺動装置に存する。
次に、本考案の実施の一例を図面を参照して説明する。
図中1は輸送用冷凍機であり、この冷凍機1の左右両側
縁の上部には各々レール2,2が備えられている。
縁の上部には各々レール2,2が備えられている。
このレール2は断面が略C状をしているもので、冷凍機
1の最前部から最後部に至るまでの長さを有している。
1の最前部から最後部に至るまでの長さを有している。
又、このレール2は前端部でヒンジ3に柩支され、その
柩支部分を支点として上下方向に回動自在とされている
もので、レール2の下部にはこれに沿って補強枠4が固
着されている。
柩支部分を支点として上下方向に回動自在とされている
もので、レール2の下部にはこれに沿って補強枠4が固
着されている。
この補強枠4はレール2より全長が長く、レール2の後
方に延長形成されており、該補強枠4の延長端にレール
2を昇降作動させる昇降機溝5が設けられている。
方に延長形成されており、該補強枠4の延長端にレール
2を昇降作動させる昇降機溝5が設けられている。
この昇降機溝5は上端が補強枠4に定着し、下端が弧状
アーム7aの上端に枢着された作動杆6と、該弧状アー
ム7aの下端を柩支しているレバー8の一端が柩着され
た軸受片7bとより構成されているもので、弧状アーム
?a、軸受片7bおよびレバー8よりなるリンク機構7
が冷凍機1の後壁面上部に固着されたものとなっている
。
アーム7aの上端に枢着された作動杆6と、該弧状アー
ム7aの下端を柩支しているレバー8の一端が柩着され
た軸受片7bとより構成されているもので、弧状アーム
?a、軸受片7bおよびレバー8よりなるリンク機構7
が冷凍機1の後壁面上部に固着されたものとなっている
。
一方、冷凍機1の天面には、両し−ル2,2間にルーフ
9が架設されている。
9が架設されている。
このルーフ9は前方端に固定ルーフ10を、この固定ル
ーフ10より上部後方端に前後方向にスライド自在の摺
動ルーフ11を並設したものである。
ーフ10より上部後方端に前後方向にスライド自在の摺
動ルーフ11を並設したものである。
摺動ルーフ11は位置的に固定ルーフ10の上面をスラ
イドするように段差を設けて備えられており、その摺動
ルーフ11の左右側壁面には軸12を介してローラベア
リング13が複数個回転自在に備えられ、そのローラー
ベアリング13は前記C形をしたレール2の溝内に嵌め
られている。
イドするように段差を設けて備えられており、その摺動
ルーフ11の左右側壁面には軸12を介してローラベア
リング13が複数個回転自在に備えられ、そのローラー
ベアリング13は前記C形をしたレール2の溝内に嵌め
られている。
又、前記冷凍機1の後壁面にはL字形に屈曲され、摺動
ルーフ11の後退方向の位置決めをするストッパ20が
取り付けられている。
ルーフ11の後退方向の位置決めをするストッパ20が
取り付けられている。
そして、前記摺動ルーフ11の後端面には上向きのフッ
ク15を備えており、冷凍機1の後壁面上方に前記昇降
機溝5のリンク板溝7と並んで摺動ルーフ11のスライ
ドを止める係止部16が備えられている。
ク15を備えており、冷凍機1の後壁面上方に前記昇降
機溝5のリンク板溝7と並んで摺動ルーフ11のスライ
ドを止める係止部16が備えられている。
この係止部16はフック15に引っ掛けるリング部17
とコイルスプリング18とレバー19とより構成されて
いる。
とコイルスプリング18とレバー19とより構成されて
いる。
このように構成された輸送用冷凍機のルーフ摺動装置は
昇降機溝5のレバー8を上へ上げてやることによってリ
ンク機構7を介して作動杆6が上昇し、その上昇力によ
って、補強枠4を介してレール2の後端を押し上げてや
ることとなり、レール2はヒンジ3を枢支点として斜状
となるものである。
昇降機溝5のレバー8を上へ上げてやることによってリ
ンク機構7を介して作動杆6が上昇し、その上昇力によ
って、補強枠4を介してレール2の後端を押し上げてや
ることとなり、レール2はヒンジ3を枢支点として斜状
となるものである。
この際、レール2,2に架設されている摺動ルーフ11
はローラベアリング13.13・・・の回転によってス
ライドの補助力を与えられ、自重によって前方へ滑り出
すこととなる。
はローラベアリング13.13・・・の回転によってス
ライドの補助力を与えられ、自重によって前方へ滑り出
すこととなる。
この摺動ルーフ11のスライドは固定ルーフ10によっ
て係止されることによってストップするものであり、前
記昇降機溝5のレバー8を下げてやれば、レール2,2
はもとの状態に戻り、同時に摺動ルーフ11は元の位置
ヘパツクしてくるものとなっている。
て係止されることによってストップするものであり、前
記昇降機溝5のレバー8を下げてやれば、レール2,2
はもとの状態に戻り、同時に摺動ルーフ11は元の位置
ヘパツクしてくるものとなっている。
又、係止部16を設けたことによって、摺動ルーフ11
は走行中の震動等によって動いてしまうこともなく、安
全性も十分に保持され、冷却の逃げる心配もなくなる。
は走行中の震動等によって動いてしまうこともなく、安
全性も十分に保持され、冷却の逃げる心配もなくなる。
本考案に係る輸送用冷凍機のルーフ摺動装置は上述の如
く構成され、作動するものである。
く構成され、作動するものである。
そのために、輸送用冷凍機の摺動ルーフを容易に摺動さ
せることができ、天面の開閉をワンタッチ作業で容易に
することができたから、冷気の無駄な逃げを押えること
ができる。
せることができ、天面の開閉をワンタッチ作業で容易に
することができたから、冷気の無駄な逃げを押えること
ができる。
このように本考案は優れた利点を有しているものであり
本考案を実施することはその実益的価値が甚だ大なるも
のがある。
本考案を実施することはその実益的価値が甚だ大なるも
のがある。
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1図は本考
案に係る輸送用冷凍機のルーフ摺動装置の斜視図、第2
図は同昇降作動部及び係止部を示す斜視図である。 1・・・・・・輸送用冷凍機、2・・・・・・レール、
3・・・・・・ヒンジ、4・・・・・・延長部、5・・
・・・・昇降作動部、6・・・・・・作動杆、7・・・
・・・リンク機構、8,19・・・・・・レバー、9・
・・・・・ルーフ、10・・・・・・固定ルーフ、11
・・・・・・摺動ルーフ、12・・・・・・軸、13・
・・・・田−ラベアリング、14・・・・・・後端面、
15・・・・・・フック、16・・・・・・係止部、1
7・・・・・・リング部、18・・・・・・コイルスプ
リング。
案に係る輸送用冷凍機のルーフ摺動装置の斜視図、第2
図は同昇降作動部及び係止部を示す斜視図である。 1・・・・・・輸送用冷凍機、2・・・・・・レール、
3・・・・・・ヒンジ、4・・・・・・延長部、5・・
・・・・昇降作動部、6・・・・・・作動杆、7・・・
・・・リンク機構、8,19・・・・・・レバー、9・
・・・・・ルーフ、10・・・・・・固定ルーフ、11
・・・・・・摺動ルーフ、12・・・・・・軸、13・
・・・・田−ラベアリング、14・・・・・・後端面、
15・・・・・・フック、16・・・・・・係止部、1
7・・・・・・リング部、18・・・・・・コイルスプ
リング。
Claims (1)
- 天面の左右両縁に一方端部を柩支すると共に、他方端部
を自由端として上下に回動自在としたレールと、このレ
ールの他方端部に定着され、前記レールを作動杆を介し
て上下動させるレバーを有するリンク機構と、前記レー
ルにスライド自在に跨設され、前記天面を開閉する摺動
ルーフと、この摺動ルーフの天面開放方向の摺動を一定
距離に規制する固定ルーフと、前記摺動ルーフの天面閉
塞方向の摺動を規制するストッパと、このストッパに取
付けられ、前記摺動ルーフに係止する係止部とを備えて
いることを特徴とする輸送用冷凍機のルーフ摺動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15414679U JPS6017658Y2 (ja) | 1979-11-08 | 1979-11-08 | 輸送用冷凍機のル−フ摺動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15414679U JPS6017658Y2 (ja) | 1979-11-08 | 1979-11-08 | 輸送用冷凍機のル−フ摺動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5671443U JPS5671443U (ja) | 1981-06-12 |
JPS6017658Y2 true JPS6017658Y2 (ja) | 1985-05-30 |
Family
ID=29384809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15414679U Expired JPS6017658Y2 (ja) | 1979-11-08 | 1979-11-08 | 輸送用冷凍機のル−フ摺動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017658Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-08 JP JP15414679U patent/JPS6017658Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5671443U (ja) | 1981-06-12 |
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