JPS60176565A - 竹輪の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は竹輪の焼成方法の改良に関するものである。

従来竹輪は、すわり処理をした竹輪原料をガス赤外線バ
ーナー、電熱赤外線ヒーター等で加熱焙焼し、更に必要
に応じて焼色な付ける色付は焙焼しているのが現状であ
る。

しかしながら前記加熱焙焼手段として使用している赤外
線は近赤外線と云われている０、７２〜４ミクロンまで
の波長を放射しており１強力な熱を放射するが、滲透作
用がないため竹輪原料の周囲から芯部まで加熱焙焼する
のに長時間を要し表面と芯部とでは加熱温度が異り、製
品にむらな生じたり、！＃力が低下したり表面のつやが
悪かったりする欠陥があると共に製造効率及び熱効率も
患く特に反季では着く作業者に苦痛な与える欠陥がある
。

本発明はこれらの欠陥を改善して竹輪に遠赤外線と云わ
れている４〜１０００ミクロンの波長を放射して加熱し
、次いで必要に応じて色付は焙焼することを要旨とする
ものである。

即ち本発明に使用する遠赤外線ヒーターから放射される
熱線は、熱の竹輪原料に対する滲透作用が強力で、特に
竹輪原料の水分、澱粉質への吸収性が良く、加熱時間を
著しく短縮でき製造能率な著しく向上できると共に製品
の内外部が均一に加熱されるので品質むらがなく弾力及
びつやも良好で、日持ちの良い竹輪を製造できる。

また−遠赤外線ヒーターは金属には反射して製品だけを
集中的に加熱できるので、熱効率が良く、従来の焙焼装
置に比し小型ですむと共にその構造も簡易であり、作業
者は夏季でも容易に作業でき、しかも火熱焼ガス、スス
等が発生しないので衛生的で作業慢じ易く、電流の入力
調節等によりヒータ一温度を７５０Ｃ程度にすると近赤
外線も僅かに放射されて製品に焼色な行けることもでき
る。

本発明方法を詳細に説明すると、芯杆に捲着した竹輪原
料をすわり装置を通過させてすわり処理した後、又は直
接に４〜１０００ミク四ンの波長を放射する遠赤外線放
射装置を通過させて輻射加熱し、次いで表面に焼色を付
ける場合には更に電気、ガスヒーター等からなる従来公
知の色付は焙焼装置な通過させて色付は焙焼をして竹輪
を製造するものである。

しかして前記すわり処理工程は、必しも必要でないが、
このすわり処理工程の加熱も遠赤外線放射で行っても良
い。

実施例 魚肉すり身１００重量部に対して澱粉７チ、食塩３係、
卵白少量、砂糖８％、グルタミン酸ソーダ１．５％、水
３０％、ミリン５％を混練した練成原料を径１ｃｒｎの
串杆の外周に外径２．８　ｃｍ　、巾１３ｃｒｎに捲着
して約８０１ｉ’の竹輪原料な成形する。

次いでこの竹輪原料を遠赤外線放射装置のすわり装置で
２分間すわり処理した後、遠赤外線放射装置で１分２０
秒加熱して竹輪を製造した。

これに対し、従来のガス赤外線焙焼機により前記と同じ
竹輪原料を使用して竹輪を製造したところ、すわり工程
に２５分間、焙焼工程に４分３０秒か〜つた。

またこの場合の竹輪の品質は下記の通りであった。

手続補正書 特許庁長官　志　賀　学　殿 １、事件の表示 特願昭５９−３４０６１号 ２、発明の名称 竹輪の製造法 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　福山型明神町４１８番地 氏　名　株式会社　備　文 ４、代　理　人 明細書 補　正　書 １．明細書第２頁１３行の「水分」は「蛋白質」に補正
する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 芯杆に捲着した竹輪原料を遠赤外線で輻射加熱して次い
   で必要に応じて色付は焙焼することを特徴とする竹輪の
   製造法。