JPS6017655A - 空気調和装置における風向板駆動装置 - Google Patents

空気調和装置における風向板駆動装置

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JPS6017655A
JPS6017655A JP58125062A JP12506283A JPS6017655A JP S6017655 A JPS6017655 A JP S6017655A JP 58125062 A JP58125062 A JP 58125062A JP 12506283 A JP12506283 A JP 12506283A JP S6017655 A JPS6017655 A JP S6017655A
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JP
Japan
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pneumatic
alternately
cam member
switch
reciprocated
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Application number
JP58125062A
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English (en)
Inventor
Akihiko Kitamura
明彦 北村
Yoichi Tsuboi
坪井 洋一
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空気調和装置における風向板駆動装置に係り
、特に空気調和装置の空気吹出口に設(Jられて、吹出
し空気の風向を!JIJ整する風向板を自動的に首振り
運動せしめる駆動装置に関するものである。
従来、空気調和装置、例えば自動車用空気調和装置にお
いては、その吹出口に配設された風向板を必要に応じて
手動操作することによって、吹出し空気の風向を変え、
車内温度の分布の偏りをなくすようにしているが、あく
までも風向の変更を手動操作によって行なうものである
ところから、その頻繁な風向変更操作は困難であるので
あり、またその操作も煩わしく、そのため車内の空気調
和が局所的となる場合があったのである。
このため、かかる空気吹出口に設けられた風向板をモー
ターにて駆動することが考えられているが、この場合は
減速機が必要となり、このためかかる減速機の騒音がう
るさく、運転者に不快感を与えるのみならず、モーター
と減速機が必要となるところから、装置が高価となる欠
点を内在している。
また、特開昭57−182042号公報等にあっては、
かかる風向板を空気圧を利用して自動的に肖−振り運動
させるようにした風向板駆動装置の採用が提案されてお
り、そこでは空気圧源としての自動車エンジンの吸気マ
ニホールド等に発生する負圧を利用して、この負圧と大
気圧とを所定の機構により作動制御される応動弁によっ
て交互に切り換え、ダイヤフラム等の空気圧作動機構に
作用せしめ、それを往復動させることにより、風向板を
自動的に首振り運動させるようにしている。
しかしながら、このような空気圧を利用して自動的に首
振り運動さ−1るようにした風向板駆動装置にあっては
、空気圧作動機構の往復動に従って応動弁を如何に円滑
に作動せしめて、負圧と大気圧との切換え操作を確実に
行なわしめるかが大きな問題であり、例えば上潮の公報
の装置にあっては、トグルスイッチ様のスイッチが用い
られ、このスイッチのレバーが操作腕にて移動せしめら
れる構成となっているが、これではスイッチの耐久性や
スイッチ作動の確実性等の点において問題があり、応動
弁の切換え制御機構としては十分満足するものではなか
ったのである。
ここにおいて、本発明はかかる事情を背景にして為され
たものであって、その目的とするところは、空気圧を利
用して風向板を自動的に肖”振り運動させるにあたり、
空気圧作動機構を作動制御する電磁弁を、部用なブツシ
ュ方式のスイッチ手段と巧みなカム部材並びに付勢手段
とによって、円滑に且つ効果的に制御し得るようにした
風向板駆動装置を提供することにある。
そして、かかる目的を達成するために、本発明に係る空
気調和装置における風向板駆動装置は、(a)所定の空
気圧と大気圧との交互の印加により往復動して、空気調
和装置の吹出口に配設された風向板を首振り運動せしめ
る空気圧作動機構と、(b)該空気圧作動機構に供給さ
れる空気圧の通路上に設けられ、該空気圧作動機構への
所定の空気圧の印加と該空気圧作動機構の大気への連通
とを交互に切り換える電磁弁と、(C)入力部の押圧並
びにその開放によって、該電磁弁への通電を制御し、そ
の断続によって該電磁弁による前記切換え操作を制御す
るスイッチ手段と、(d)所定の摩擦抵抗をもって静止
部材に摺接せしめられ、且つ前記空気圧作動機構の往復
動に連動して間欠的に往復摺動せしめられると共に、そ
の摺動端位置を保持して、該間欠的摺動によって前記ス
イッチ手段の入力部の押圧並びにその開放を交互に行な
うカム部材と、(e)該カム部材を前記静止部材の摺接
面に押し付け、前記所定の摩擦抵抗を惹起せしめる付勢
手段とを、含むように構成されたものである。
かくして、かくの如き本発明に従えば、風向板駆動装置
の空気圧作動機構を操作する電磁弁は、所定の付勢手段
により惹起される摩擦抵抗下に間欠的に往復摺動せしめ
られるカム部材によって、ブツシュ式の簡単なスイッチ
手段をON、OFF作動せしめることにより、円滑に且
つ効果的に1lil制御され得ることとなり、これによ
って空気吹出[1の風向板を自動的に且つ円滑に首振り
運動させることが出来る、信頼性の高い装置を提供し得
たのであり、従来のような煩雑な手動操作も必要ではな
く、モータ一式の場合における減速機の作動音の発生等
の不具合もなく、室内の温度分布の偏りを解消して、快
適な空気調和を行なうこと力咄来、また構造的にも簡単
となり、このため設計が容易で、耐久性も向上され、更
には経済的にも有利となる等の優れた効果を奏するので
ある。
しかも、スイッチ手段の入力部の押圧並びにその開放が
、巧みに間欠作動せしめられるカム部材によって効果的
に且つ確実に為され得るところから、そのスイ・ノチ作
動の委定性は著しく向上せしめられ、従来のスイッチレ
バーを操作腕にて移動せしめる構造のものに比して、作
動もスムーズであり、故障が少な(、また耐久性におい
ても優れているのである。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明の実施例を図面に基づいて詳細に説明することとする
まず、第1図において、2は、自動車用空気調和装置と
しての空気吹出口に設けられる風向板であって、該風向
板2は枢軸4を中心として回動自在に設けられており、
吹出し空気はこの風向板2の向きに沿って車室内に吹き
出されるようになっている。また、風向板2の一端はそ
れぞれピン6によって連結バー8に枢支され、更にかか
る連結バー8はピン10によって伝達手段たるケーブル
12の一端に連結されている。そして、ケーブル12の
他端は、ピン14を介して連結部材たる取付ブラケット
16に連結され、且つこの端部近傍のアウターケーブル
18がケーブルクランプ20にて静止部材であるベース
22に固定されているのである。
一方、ダイヤフラム機構24は、第2図及び第3図に詳
細に示されるように、前記ベース22に固定され、作動
ロンドとしてのダイヤフラムシャフト26の先端部に、
前記取付ブラタ・ント16がネジにて連結されており、
このダイヤフラムシャフト26の進退に従って、ケーブ
ル12が押出しまたは引張されるようになっている。こ
のダイヤフラム機構24は、離体状のハウジング28内
を二つの室に仕切る変位自在なダイヤフラム30と、ス
プリング32とを有しており、このスプリング32によ
って、ダイヤフラム30には、負圧作用時に働く方向と
は反対の方向(矢印六方向)に伸長させるバネ力が作用
せしめられるようになっている。そして、かかるダイヤ
フラム30をダイヤフラムサポータ34及びロッドサポ
ータ36にて挟んだ状態で、それらを貫通してダイヤフ
ラムシャフト26の一端が取り付けられており、またこ
のダイヤフラムシャフト26を案内する、ハウジング2
8に一体的に設けられたロッドガイド部38が、−1−
ス22に対し゛ζネジ止め固定されるようになっている
のである。なお、40は、ハウジング28に設けられた
大気連通孔であり、また42は、所定の空気圧源に接続
されるポート部である。
また、作動ブラケットとしての取付ブラケット16には
、そのダイヤフラム機構24例の端部となる後方の端部
において、ダイヤフラムシャフト26の先端部が取り付
けられており、一方その上面には、ピン14が立設せし
められ、このピン14にケーブル12の先端が係止せし
められるようになっている。そして、このブラケット1
6の往復動方向、すなわち第2図において左右方向の前
後の端部に、所定の距離を隔てて第一のアーム部46及
び第二のアーム部48がそれぞれ設けられ、かかるブラ
ケット16の同じ側の側面から水平方向側方に、所定長
さで延び出している。
ところで、かかる取付ブラケット16に設けられた第一
のアーム部46及び第二のアーム部48の間に位置セし
められ、それらアーム部による押圧移動作用を受けるピ
ン52が立設された、力J・部材を構成するロッドカム
50は、第4図〜第6図に示されるように、矩形断面の
本体54を自しており、この本体54の一方の側面56
がベース22の周縁部に立設せしめられたフランジ58
の内面57に当接せしめられ、そしてこの内面57に沿
って、すなわち第4図において左右方向に移動せしめら
れ得るようになっている。また、かかるロッドカム50
は、ベース22に取りイ・]りられた(=J勢手段とし
ての板バネ60によって(−J勢力を受け、その側面5
6がフランジ58の内面57に押し付けられることによ
って、それらの間に所定の摩擦抵抗を惹起せしめ、第4
図において左右方向に往復摺動せしめられるようになっ
ているのである。
なお、かかるロッドカム50の本体54の1側の面には
、逆T字形の脚部62が一体的に設けられ、この脚部6
2がベース22の底部に設けられたガイド穴に係合して
、l−述の如き摩擦摺動方向への案内が行なわれ得るよ
うになっている。また、ガイド穴64の端部には大穴部
65が設けられており、この大穴部65にロッドカム5
0の脚部62が挿入されることによって、ロッドカム5
0がベース22に装着せしめられるようになっているの
である。
そして、かかるロッドカム50の往復移動によってON
、OFF作動せしめられるマイクロスイッチロ6が、第
1図〜第3図に示される如く、ベース22に固定されて
いる。このマイクロスイッチ66の位置は、ロッドカム
50の往復動に伴って、その入力部68が抑圧並びに開
放され得る位置とされており、前記ダイヤフラムシャフ
ト26の往復動に従って移動せしめられる取付ブラケッ
ト16の第一のアーム部46及び第二のアーム部48に
よる押圧移動により、間欠的に往復動せしめられるロッ
ドカム50により、ON、OFF作動ゼしめられるよう
になっている。
一方、第1図において、70は、電源としてのハソテリ
であり、作動スイッチ72を介して前記マイクロスイッ
チロ6に接続されており、更に該マイクロスイッチ66
から電磁弁74の図示しない励磁コイルに接続されてい
る。なお、電磁弁74は3個のボート(図示せず)を備
えており、その一つのボート(第一)は、ホース76に
てダイヤフラム機構24のボート42に接続され、かか
るダイヤフラム機構24の負圧室78に連通ゼしめられ
ている。また、他の一つのボート(第二)は、ホース8
0にてバキュームタンク82を経て、図示しない自動車
エンジンの吸気マニホールド部に接続されている。更に
、他の一つのボート(第三)は、大気中に開放されてい
る。そして、電磁弁74は、その励磁によって前記第一
のボートと第二のボートとを連通せしめ、また励磁され
ない時は、第一のボートと第三のボートを連通せしめ得
るようになっている。
従って、かかる構成の風向板駆動装置は、次のようにし
て作動せしめられることとなる。
すなわち、今、第7図に示されるダイヤフラム機構24
の停止状態において、本装置の作動スイッチ72をON
とした後、マイクロスイッチ66がONである場合、す
なわちその入力部68がロッドカム50にて押圧されて
いない開放状態にあっては、電磁弁74は励磁されて、
前記第一のボートと第二のボートとが連通させられる。
そして、ダイヤフラム機構24の負圧室78には、ホー
ス76を介してバキュームタンク82の所定の負圧が作
用することとなる。これによって、ダイヤフラムシャフ
ト26は、スプリング32のバネ力に抗して矢印B方向
に移動し、終にはその極限の位置(第8図の位置)に達
する。この際、ピン52は第二のアーム部48の側面に
当接するまでは静止しているが、その当接後においては
、板バネ60の付勢下におけるロッドカム50の、ベー
ス22のフランジ58内面57に対する摺接摩擦抵抗に
抗して、第7図で更に左方に押し動かされることとなり
、これによりロッドカム50の左端がマイクロスイッチ
66の入力部68に当接して、該入力部68を押圧せし
め、以てマイクロスイッチ66はOFFとされるのであ
る。
このようなマイクロスイッチ66がOFF状恕である時
は、電磁弁74は励磁されず、それ故に前記第一のボー
トと第三のボートとが連通させられることとなるので、
負圧室78には大気圧が作用し、このためダイヤフラム
シャフト26はスプリング32の付勢力によって、第8
図において矢印A方向に移動せしめられるようになる。
この際、取付ブラケット16は右方へ移動し、第一のア
ーム部46も右方へ移動するが、ピン52は、それが第
二のアーム部48の側部から第一のアーム部46の内側
側部まで相対的に移動する間は静止しており、ロッドカ
ム50による入力部68の押圧状態が保持されている。
そして、更に取イ」ブラケット16が右方へ移動すれば
、ピン52は第一のアーム部46の内側側面に当接し、
そしてロッドカム50の所定の摺動抵抗に抗して、該ロ
ッドカム50を右方に押し動かし、かかるロッドカム5
0の左端によるマイクロスイッチ66の入力部68の押
圧を解除して、これをONとするのである。
なお、この押圧解除により、入力部68はマイクロスイ
ッチ66内に設けられている付勢機構により外方に突出
せしめられ、以てON状態とされるのである。また、第
7図には、ロッドカム50が右方に移動せしめられて、
極限の位置に達した復帰状筋が示されている。
そして、このようにしてマイクロスイッチロ6がONと
されると、電磁弁74は再び励磁せしめられ、これによ
って、前述のようにダイヤフラム機構24の負圧室78
に所定の負圧が作用せしめられ、以てダイヤフラムシャ
フト26はスプリング32の力に抗して矢印B方向に移
動され、そして第8図の位置に移動させられるのである
このような作動の繰り返しによって、取付ブラケット1
6が左右に移動せしめられれば、これに連結されたケー
ブル12が連結バー8を連続して左右に往復移動させる
こととなり、それ故風向板2は、枢軸4の回りに反時計
方向並びに時計方向に交互の首振り運動させられること
となるのである。
なお、作動スイッチ72をOFFとした場合には、電磁
弁74は励磁されず、それ故前述のように第一のボート
と第三のボートとが連通せしめられ、以てダイヤフラム
機構24の負圧室78には大気圧が作用せしめられて、
ダイヤフラムシャフト26は矢印A方向に移動し、第7
図に示されるように、マイクロスイッチ66の入力部6
8が開放された状態で、本装置は停止さゼられるように
なっている。
このように、ダイヤフラムシャフト26とケーブル12
を繋ぐ取付ブラケット16の往復移動に伴って、ロッド
カム50は、その軸方向に間欠的に且つ交互に逆方向に
移動せしめられることとなり、以て該ロッドカム50の
端部によりマイクロスイッチ66の入力部68の抑圧並
びにその開放が効果的に行なわれ得るのである。そして
、これによって、電磁弁74によるダイヤフラム機構2
4に対する負圧及び大気圧の交互の印加の切換え制御が
効果的に且つ確実に行なわれ得て、その切換え制御が安
定化せしめられ得るために、作動がスムーズとなり、故
障も少なく為し得たのである。
そして1、−のようなC1,7ドカム50によるマイク
ロスイッチ66の作動機構は、従来のものに比して、構
造が簡単であり、それ故耐久性も良く、更には設計が容
易である特徴を有すると共に、コスト的にも安価である
等の利点を有しているのである。
また、本発明の異なる他の実施例が第9図へ・第12図
に示されている。この実施例は、先の実施例とは異なる
カム部材を備えているのが特徴であり、その他の部分は
先の実施例と同様であるので、同様な部分には同一の符
号を付して、説明を省略することとする。
すなわち、この実施例において、カム部材たる回動子9
0は、第9図、第1O図及び第13図に明らかにされて
いるように、筒状の本体92及び、その外周縁からそれ
ぞれ外方に所定長さ突出せしめられた、略90°の位相
差を有する回動作用部94とスイッチ作動部96を有し
ており、ベース22の底部から立設せしめられた垂直壁
98から後方に突出するボス部100に嵌挿され、そし
て皿バネ102のfζJ勢下において、ビス104によ
って取り付けられている。換言すれば、ボス部100に
対して回動子9oが嵌め込まれ、そしてその上から皿バ
ネ102によって押り、4がjけられることにより、ボ
ス部100の段(=Jき部14二対して、かかる回動子
90が押し付けられ、以てホス部l。
Oの段付き面に対して、かがる回動子9oが所定の摩擦
抵抗をもって、軸心回りに回動せしめられ得るようにな
っているのである。
そして、かかる回動子9oは、第11図及び第12図に
示されるように、取付ブラケット16によって、ボス部
100回りに回動・Uしぬられるようになっている。よ
り具体的には、第11図及び第12図は、前例の第7図
及び第8図に対応するものであって、第11図の状態に
おい°乙ダイヤフラム機構24の負圧室78にホース7
6を通じて負圧が作用せしめられると、矢印B方向にダ
イヤフラムシャフト26は移動セしめられ、そして回動
子の回動作用部94が取付ブラケット16の第一のアー
ム部46から離れて、第二のアーム部48に接触するま
では、第11図の状態を保持するか、第二のアーム部4
8に接触して、なお取付ブラう°ソト16が左方へ移動
せしめられると、回動作用部94がかかる第二のアーム
部48による押圧作用を受け、これによって回動子90
は、第11図において反時計方向の回動作用を受けて回
動せしめられる。そして、第12図に示される如く、マ
イクロスイッチ66の入力部68はスイッチ作動部96
によって押圧せしめられ、これによりかかるマイクロス
イッチロ6が作動せしめられるのである。このスイッチ
作動部96がマイクロスイッチ66の入力部68を押し
込んだ状態において、かかる取付ブラケット16は、そ
の左方への移動端とされているのである。
一方、第12図の状態において、ダイヤフラム機構24
の負圧室78にホース76を介して大気圧が作用・已し
められると、ダイヤフラムシャフト26は、図において
矢印A方向に移動せしめられるが、回動子90は、取付
ブラケット16の第一のアーム部46の右方への移動に
よって押圧作用を受りるまでは第12図の状態で保(寺
され、−マイクロスイッチ66の入力部68の押圧を続
りるのである。そして、第一のアーム部46による右方
への押圧作用によって、回動子90の回動作用部94が
押圧されることにより、回動子90は時計方向に回動せ
しめられ、これによってスイッチ作動部96にて押圧せ
しめられていたマイクロスイッチ66の入力部68は、
第11図に示されるように開放せしめられ、これによっ
てマイクロスイッチ66がONとされることとなるので
ある。
このように、マイクロスイッチ66の入力部68の押圧
並びにその解除を交互に行なう回動子90は、取付ブラ
ケット16の往復動に従って間欠的に逆方向に回動せし
められ、そしてこの回動子90の往復回動によって、そ
のスイッチ作動部96によってマイクロスイッチロ6の
入力部68の押圧、解除が為され得るのであり、またそ
のような入力部68の押圧状態或いばその押圧の解除状
態を保持する回動子90の姿勢は、ビス+04による皿
バネ102の取イ」げによって、該回動子9Oがボス部
100の段付き面に押圧せしめられることによって惹起
される摩擦抵抗により効果的に保たれ得て、以てかかる
回動子90によるマイクロスイッチ66のスイッチ作動
が円滑に、且つ安定的に実施され得ることとなったので
あり、またその構造も簡単であるところから、設計が容
易で、コスト的にも安価となった他、故障が少なく、し
かも耐久性が良い等の各種の効果を発揮し得るのである
なお、かかる実施例においては、回動子90に対して付
勢力を与え、所定の回動摩擦抵抗を惹起せしめる付勢手
段として皿バネ102が用いられているが、これに代え
て第14図に示されるように、コイルバネ106を用い
ることも可能であることは言うまでもないところである
また、上述の二つの実施例においては、自動車用空気調
和装置に適用され、負圧源からの負圧によりダイヤフラ
ム機構を駆動した例を示したのであるが、本発明は何等
これに限定されるものではなく、自動車以外でも空気圧
源があるものであれば、何れも適用可能であり、また必
ずしも空気圧として負圧の採用に限られることなく、正
圧であっても良く、更にダイヤフラム機構の代わりにシ
リンダ、その他の空気圧作動機構を使用することも可能
である。
さらに、上側の装置においては、取付ブラケット16の
第一のアーム部46、第二のアーム部48によってカム
部材たるワンドカム50或いは回動子90の間欠的な往
復摺動または一軸回りの回動が行なわれ、これによって
マイクロスイ・ノチ66の入力部68の押圧並びにその
開放を交互に行なうようになっているが、これに限られ
るものではなく、同様の機能を有する他の構造のカム部
材であっても何等差支えなく、またスイッチ手段として
も、マイクロスイッチ66の他、入力部の押圧並びにそ
の開放によってスイッチ作動が行なわれる公知の各種の
スイッチ機構を採用することが可能である。
その他、本発明には、その趣旨を逸脱しない範囲内にお
いて、当業者の知識に基づいて種々なる変形、改良、修
正等を加え得ること言うまでもないところであり、その
ような態様のものも、その範囲内に含むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る空気調和装置における風向板駆動
装置の一実施例を概略的に示す系統図であり、第2図は
第1図に示される風向板駆動装置の要部拡大図であり、
第3図は第2図における■−■方向断面図であり、第4
図は第1図の装置におけるロッドカム及びそれを付勢す
る板ノ<ネの組付は状態を示す平面図、第5図は同じく
その右側面図、第6図は同じくその正面図であり、第7
図及び第8図はそれぞれダイヤフラム機構への大気圧印
加状態及び負圧印加状態を示す第3図に対応する図(一
部切欠)であり、また第9図は本発明の他の実施例を示
す第2図に対応する図であり、第10図は第9図におけ
るx−x断面図であり、第11図及び第12図はかかる
他の実施例における大気圧印加時及び負圧印加時の回動
子の回動状態を示す、それぞれ第7図及び第8図に対応
する図であり、更に第13図は第12図にお4JるX■
−X■断面図であり、第14図はカム部材としての回動
子を付勢する付勢手段が異なる第13図に対応する図で
ある。 2:風向板 12;ケーブル 14:ビン 16:取付ブラケット 22:ベース 24:ダイヤフラム機構26:ダイヤフ
ラムシャフト 30:ダイヤフラム 32ニスプリング 46:第一のアーム部48;第二の
アーム部 50;ロッドカム 52;ピン 54:本体 56:側面 57:内面 58:フランジ 60:板バネ 62:脚部 64ニガイド穴 66:マイクロスイツチ68:入力部
 74:電磁弁 76:ホース 78:負圧室 80:ホース 82:バキュームタンク90:回動子 
92:本体 94:回動作用部 96:スイ・フチ作動部98:垂偵
壁 100:ボス部 102:皿ハネ 104:ビス 106:コイルバネ 出願人 小島プレス工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11所定の空気圧と大気圧との交互の印加により往復
    動じて、空気調和装置の吹出口に配設された風向板を首
    振り運動せしめる空気圧作動機構と、 該空気圧作動機構に供給される空気圧の通路」二に設け
    られ、該空気圧作動機構への所定の空気圧の印加と該空
    気圧作動機構の大気への連通とを交互に切り換える電磁
    弁と、 入力部の押圧並びにその開放によって該電磁弁への通電
    を制御し、その断続によって該電磁弁による前記切換え
    操作を制御するスイッチ手段と、 所定の摩擦抵抗をもって静止部材に摺接せしめられ、且
    つ前記空気圧作動機構の往復動に連動して間欠的に往復
    摺動せしめられると共に、その摺動端位置を保持して、
    該間欠的摺動によって前記スイッチ手段の入力部の押圧
    並びにその開放を交互に行なうカム部材と、 該カム部材を前記静止部材の摺接面に押し付け、前記所
    定の摩擦抵抗を惹起ゼしめる付勢手段とを、 含むことを特徴とする空気調和装置における風向板駆動
    装置。 (2)前記カム部材が軸方向に往復移動せしめられる矩
    形断面のロッドであり、その−側面が前記静止部材に摺
    接せしめられるようにされると共に、その端部によって
    前記スイ・ノチ手段の人力部の押圧並びにその開放が行
    なわれる特許請求の範囲第1項記載の装置。 (3)前記ロンドの一側面にピンが立設せしめられ、且
    つかかるピンが、前記空気圧作動機構による往復動に従
    って往復動せしめられる作動ブラケットに設けられた二
    つのアーム部の間に位置せしめられる一方、該作動ブラ
    ケットの往復動に従って酸二つのアーム部に前記ピンが
    交互に当接することにより、前記ロンドがその軸方向に
    間欠的に目つ交互に逆方向に移動させられる特許請求の
    範囲第2 rJi記載の装置。 (4)前記ロソIの一側面に案内突部が設けられ、かか
    る案内突部が、前記空気圧作動機構を支1!する・\−
    スのガイF部に係合せしめられて、その往改1!il+
    方向に前記ロンドを案内セしめる特許請求の範囲第2項
    または第3項記載の装置。 (5)前記カム部材が一軸回りに往復回動せしめられる
    同動部材であり、且つ該回動部材がその外周縁から外方
    に突出せしめられた回動作用部とスイッチ作動部を有し
    、該回動作用部に作用せしめられる前記空気圧作動機構
    の往復動に従って、該スイッチ作動部によって前記スイ
    ッチ手段の入力部の押圧並びにその開放が行なわれる特
    許請求の範囲第1項記載の装置。 (6)前記回動部材の回動作用部が、前記空気圧作動機
    構による往復動に従って往復動せしめられる作動ブラケ
    ットに設りられた二つのアーム部の間に位置せしめられ
    、該作動ブラケットの往復動に従う酸二つのアーム部に
    対する交互の係合によって、該回動部材が間欠的に目っ
    交tI′l:i逆方向に回動ぜしめられる特許請求の範
    囲第5項記載の装置。 (7)前記静止部材が、前記空気圧作動機構を支持する
    ベースである特許請求の範囲第1項乃至第6項の何れか
    に記載の装置。 (8)前記付勢手段が、スプリングである特許請求の範
    囲第1項乃至第6項の何れかに記載の装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4986081A (en) * 1989-04-07 1991-01-22 Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha Electric control apparatus for auger type ice making machine

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57182042A (en) * 1981-05-04 1982-11-09 Nippon Denso Co Ltd Driving device for wind director at air blow out port

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