JPS6080923A - 空気調和装置における風向板駆動装置 - Google Patents

空気調和装置における風向板駆動装置

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JPS6080923A
JPS6080923A JP18882683A JP18882683A JPS6080923A JP S6080923 A JPS6080923 A JP S6080923A JP 18882683 A JP18882683 A JP 18882683A JP 18882683 A JP18882683 A JP 18882683A JP S6080923 A JPS6080923 A JP S6080923A
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JP
Japan
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direction plate
cam member
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pneumatic
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Application number
JP18882683A
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English (en)
Inventor
Naotaka Hamada
浜田 直孝
Koji Kondo
幸治 近藤
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6080923A publication Critical patent/JPS6080923A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00871Air directing means, e.g. blades in an air outlet

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空気調和装置における風向板駆動装置に係り
、特に空気調和装置の空気吹出口に設けられて、吹出し
空気の風向を調整する風向板を自動的に首振り運動せし
める駆動装置に関するものである。
従来、空気調和装置、例えば自動車用空気調和装置にお
いては、その吹出口に配設された風向板を必要に応じて
手動操作することによって、吹出し空気の風向を変え、
車内温度の分布の偏りをな(すようにしているが、あく
までも風向の変更を手動操作によって行なうものである
ところから、その頻繁な風向変更操作は困難であるので
あり、またその操作も煩わしく、そのため車内の空気調
和が局所的となる場合があったのである。
このため、かかる空気吹出口に設けられた風向板をモー
ターにて駆動することが考えられているが、この場合は
減速機が必要となり、このためかかる減速機の騒音がう
るさく、運転者に不快感を与えるのみならず、モーター
と減速機が必要となるところから、装置が高価となる欠
点を内在している。
また、特開昭57−182042号公報等にあっては、
かかる風向板を空気圧を利用して自動的に首振り運動さ
せるようにした風向板駆動装置の採用が提案されており
、そこでは空気圧源として自動車エンジンの吸気マニホ
ールド等に発生する負圧を利用して、この負圧と大気圧
とを、所定の機構により作動制御される応動弁によって
交互に切り換え、ダイヤフラム等の空気圧作動機構に作
、用せしめ、それを往復動させることにより、風向板を
自動的に首振り運動させるようにしている。
しかしながら、このような空気圧を利用して自動的に首
振り運動させるようにした風向板駆動装置にあっては、
空気圧作動機構の往復動に従って応動弁を如何に円滑に
作動せしめて、負圧と大気圧との切換え操作を確実に行
なわしめるかが大きな問題であり、例えば上側の公報の
装置にあっては、トグルスイッチ様のスイッチが用いら
れ、このスイッチのレバーが操作腕にて移動せしめられ
る構成となっているが、これではスイッチの耐久性やス
イッチ作動の確実性等の点において問題があり、応動弁
の切換え制御機構としては十分満足するものではなかっ
たのである。
ここにおいて、本発明はかかる事情を背景にして為され
たものであって、その目的とするところは、空気圧を利
用して風向板を自動的に首振り運動させるにあたり、空
気圧作動機構を作動制御する電磁弁を、簡単なブツシュ
方式のスイッチ手段と巧みなカム部材並びに弾性部材と
の組合せによって、円滑に且つ効果的に制御し得るよう
にした風向板駆動装置を提供することにある。
そして、かかる目的を達成するために、本発明に係る空
気調和装置における風向板駆動装置は、(a)所定の空
気圧と大気圧との交互の印加により往復動して、空気調
和装置の吹出口に配設された風向板を首振り運動せしめ
る空気圧作動機構と、(b)該空気圧作動機構に供給さ
れる空気圧の通路上に設けられ、該空気圧作動機構への
所定の空気圧の印加と該空気圧作動機構の大気への連通
とを交互に切り換える電磁弁と、(c)入力部の押圧並
びにその開放によって、該電磁弁への通電を制御し、そ
の断続によって該電磁弁による前記切換え操作を制御す
るスイッチ手段と、(d)所定の摩擦抵抗をもって静止
部材に摺接せしめられ、且つ前記空気圧作動機構の往復
動に関連して間欠的に往復摺動せしめられると共に、そ
の摺動端位置を保持して、該間欠的摺動によって前記ス
イッチ手段の入力部の押圧並びにその開放を交互に行な
わしめるカム部材と、(e)該カム部材の前記スイッチ
手段の入力部に対する押圧部に設けられ、該カム部材の
摺動により弾性変形を伴ないつつ該入力部を押圧した後
、その形状復元作用によって更に押圧せしめて、該入力
部に充分なストロークを与える弾性部材とを、含むよう
に構成されたものである。
かくして、かくの如き本発明に従えば、風向板駆動装置
の空気圧作動機構を切換え操作する電磁弁は、所定の摩
擦抵抗下に間欠的に往復摺動せしめられるカム部材によ
って、所定の弾性部材を介して、ブツシュ式の簡単なス
イッチ手段をON。
OFF作動せしめることにより、円滑に且つ効果的に制
御され得ることとなり、これによって空気吹出口の風向
板を自動的に且つ円滑に首振り運動させることが出来る
、信頼性の高い装置が提供され得たのであり、従来のよ
うな煩雑な手動操作も必要ではな(、モータ一式の場合
における減速機の作動音の発生等の不具合もなく、室内
の温度分布の偏りを解消して、快適な空気調和を行なう
ことが出来、また構造的にも簡単となり、このため設計
が容易で、耐久性も向上され、更には経済的にも有利と
なる等の優れた効果を奏し得たのである。
しかも、スイッチ手段の入力部の押圧並びにその開放が
、巧みに間欠作動せしめられるカム部材によって効果的
に且つ確実に為され得るところがら、そのスイッチ作動
の安定性は著しく向上せしめられ、従来のスイッチレバ
ーを操作腕にて移動せしめる構造のものに比して、作動
もスムーズであり、故障が少なく、また耐久性において
も優れているのである。
加えて、かかる構造においては、カム部材のスイッチ手
段押圧部に弾性部材が設けられ、その弾性変形の復元作
用によって、スイッチ手段の入力部に充分なストローク
が与えられるようになっているところから、かかるスイ
ッチ手段のON、 OFF作動がより確実に行なわれ得
ることとなるのである。すなわち、カム部材のみにてス
イッチ手段の入力部の押圧、解放を行なわしめる場合に
あっては、かかるカム部材の摺動、当接によりスイッチ
手段の入力部が押圧され、該スイッチ手段内部の接点が
離れることにより、電磁弁の切換作動、そして空気圧作
動機構の停止、ひいてはカム部材の摺動の停止が直ちに
惹起され、かかるカム部材による入力部の充分な押圧作
動を行ない得ないために、かかるスイッチ手段が、外部
の振動(微動)により、非常に短い周期でON、OFF
を繰り返す問題を生じるのであるが、本発明にあっては
、弾性変形した前記弾性部材の形状復元作用によって、
かかるスイッチ手段の入力部に更なる押圧力を作用せし
めて、該入力部に充分なストロークが与えられ得ること
となったのである。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明の実施例を図面に基づいて詳細に説明することとする
先ず、第1図において、2は、自動車用空気調和装置と
して空気吹出口に設けられる風向板であり、該風向板2
は枢軸4を中心に回動自在に設けられており、また吹出
し空気は、この風向板2の向きに沿って車室内に吹き出
されるようになっている。また、風向板2の一端は、そ
れぞれピン6によって連結バー8に枢支され、更にかが
る連結バー8はピン10によって伝達手段たるケーブル
12の一端に連結されている。そして、ケーブル12の
他端は、ピン14を介して連結部材たる取付ブラケット
16に連結され、且つこの端部近傍0 のアウタケーブル18が、ケーブルクランプ2゜にて静
止部材であるベース22に固定されているのである。
一方、ダイヤフラム機構24は、第2図及び第3図に詳
細に示されるように、前記ベース22に固定され、作動
ロンドとしてのダイヤフラムシャフト26の先端部に、
前記取付ブラケット16がネジにて連結されており、こ
のダイヤフラムシャフト26の進退に従って、ケーブル
12が押し出しまたは引張きれるようになっている。こ
のダイヤフラム機構24は、罐体状のハウジング28内
を二つの室に仕切る伸縮自在なダイヤフラム3゜と、ス
プリング32とを有しており、このスプリング32によ
って、ダイヤフラム3oには、負圧作用時に働く方向と
は反対の方向(矢印A方向)に伸長させるバネ力が作用
せしめられるようになっている。そして、かかるダイヤ
フラム3oをダイヤフラムサポータ34及びロッドサポ
ータ36にて挟んだ状態で、それらを貫通してダイヤフ
ラムシャフト26の一端が取り付けられており、まlま たこのダイヤフラムシャフト26を案内する、ハウジン
グ28に一体的に設けられたロッドガイド部38が、ベ
ース22に対してネジ止め固定されるようになっている
のである。なお、40は、ハウジング28に設けられた
大気連通孔であり、また42は、所定の空気圧源に接続
されるオリフィス部である。
ところで、前記取付ブラケット16には、第4図〜第6
図に示されるように、ダイヤフラム機構24側の端部と
なる後方の端部において、ダイヤフラムシャフト26の
先端部が嵌挿せしめられる取付穴44が設けられており
、この取付穴44内にダイヤフラムシャフト26の先端
部が挿入されて、ネジ穴46を通じて螺入されるネジに
よって固定されるようになっている。また、取付ブラケ
ット16の前方端、すなわちケーブル12側の端部には
、その両側部から側方に延び且つ端部において下方に相
対向して口字形に屈曲せしめられた第一のアーム部48
が、その平面形態が丁字形を与えるように(第4図参照
)、それぞれ一体的に2 設けられている。なお、ケーブル12の先端が係止され
るピン14は、かかる第一のアーム部48と前記取付穴
44形成部分との間のブラケット部分に立設せしめられ
ている。
そして、この両側部の第一のアーム部48.48は、第
6図に示されるように、ベース22の両側部のフランジ
50にそれを抱きかかえるようにして係合し、ダイヤフ
ラムシャフト26の上下、左右方向への移動を阻止せし
め、単に該ダイヤフラムシャフト26を、その往復動方
向にのみ案内し、移動せしめ得るようになっている。ま
た、かかる取付ブラタ・ト16の後方側端部の側面から
 1′側方に所定長さで延びる第二のアーム部52が設
けられている。
また、この取付ブラケット16に設けられた第一のアー
ム部48及び第二のアーム部52の間に配され、それら
アーム部による押圧移動作用を受けるピン54が立設さ
れた、カム部材を構成するロッドカム56は、第7図〜
第9図に示されるように、矩形断面の本体58を有して
おり、この本3 体58の一方の側面がベース22の周縁部に立設せしめ
られたフランジ5oの内面51に当接せしめられ、そし
てこの内面51に沿って、すなわち第7図において左右
方向に移動せしめられ得るようになっている。また、か
かるロッドカム56は、ベース22に取り付けられた付
勢手段としての板バネ60によって付勢力を受け、その
側面がフランジ50の内面51に押し付けられることに
よって、それらの間に、所定の付勢手段による付勢作用
によって惹起される摩擦抵抗を惹起せしめ、第7図にお
いて左右方向に往復摺動せしめられるようになっている
のである。
なお、かかるロッドカム56の本体58の下側の面には
、逆T字形の脚部62が一体的に設けられ、この脚部6
2がベース22の底部に設けられたガイド穴64に係合
して、上述の如き摩擦摺動方向への案内が行なわれ得る
ようになっている。
また、ガイド孔64の端部には大穴部65が設けられて
おり、この大穴部65にロッドカム56の脚部62が挿
入されることによって、ロンドヵム4 5Gがベース22に装着せしめられるようになっている
のである。
また、かかるロッドカム56の先端部に立設された支持
ピン61には、それに挿通、支持された0−リングゴム
63が取り付けられている。
そして、かかるロッドカム56の往復移動によフてON
、OFF作動せしめられるマイクロスイッチ66が、第
1図へ・第3図に示される如く、ベース22に固定され
ている。このマイクロスイッチ66の位置は、ロッドカ
ム56の往復動に伴って、その入力部68が押圧並びに
開放され得る位置とされており、前記ダイヤプラムシャ
フト26の往復動に従って移動せしめられる取付ブラケ
ット16の第一のアーム部48及び第二のアーム部52
による押圧移動により間欠的に往復動せしめられるロッ
ドカム56により、ON、OFF作動せしめられるよう
になっている。
すなわち、より具体的には、第10図〜第12図に示さ
れるように、ロッドカム56の前記マイクロスイッチ6
Gの入力部68に対する押圧位置5 に配置されたO−リングゴム63を介して、かがる入力
部68の押圧が行なわれることとなるのである。すなわ
ち、マイクロスイッチロ6の入力部(押しボタン)68
は、かかるマイクロスイッチロ6内に装備された作動バ
ネによって、常にその突出し位置に突き出されるように
付勢されているのであり(第10図)、そしてそのよう
な突出し状態にある入力部68に対して、ロッドカム5
6の摺動によってO−リングゴム63が押圧せしめられ
ると、第11図に示される如く、0−リングゴム63は
、その弾性変形作用によって変形せしめられる一方、マ
イクロスイッチ66の入力部68を押圧せしめ、該マイ
クロスイッチ66内の接点を切るようになっている。そ
して、このように弾性変形されたO−リングゴム63は
、その後、かかる弾性変形の復元作用によってががるロ
ッドカム56が停止状態にあっても、マイクロスイッチ
ロ6の入力部68を更に押圧せしめ、これによって、該
入力部68に対して充分なストロークを与えるべく作用
するように構成されているのである。
° 一方、第1図において、70は、電源としてのバッ
テリであり、作動スイッチ72を介して前記マイクロス
イッチ66に接続されており、更に該マイクロスイッチ
66から電磁弁74の図示しない励磁コイルに接続され
ている。なお、電磁弁74は3個のボート(図示せず)
を備えており、その一つのボート(第一)は、ホース7
6にてダイヤフラム機構24のオリフィス部42のボー
トに接続され、かかるダイヤフラム機構24の負圧室7
8に連通せしめられている。また、他の一つのボート(
第二)は、ホース80にてバキュームタンク82を経て
、図示しない自動車エンジンの吸気マニホールド部に接
続されている。更に、他の一つのボート(第三)は、大
気中に開放されている。そして、電磁弁74は、その励
磁によって前記第一のボートと第二のボートとを連通せ
しめ、また励磁されない時は、第一のボートと第三のボ
ートを連通せしめ得るようになっている。
なお、かかる構成の風向板駆動装置は、次のよ7 6 うにして作動せしめられることとなる。
すなわち、今、第13図に示されるダイヤフラム機構2
4の停止状態において、本装置の作動スイッチ72をO
Nとした後、マイクロスイッチロ6がONである場合、
すなわちその入力部68がロッドカム56にて(より正
確には0−リングゴム63にて)押圧されていない開放
状態にあっては、電磁弁74は励磁されて、前記第一の
ボートと第二のボートとが連通させられる。そして、ダ
イヤフラム機構24の負圧室78には、ホース76を介
してバキュームタンク82の所定の負圧が作用すること
となる。これによって、ダイヤフラムシャフト26は、
スプリング32のバネ力に抗して矢印B方向に移動し、
終にはその極限の位置(第14図の位置)に達する。こ
の際、ピン54は第一のアーム部48の側面に当接する
までは静止しているが、その当接後においては、板バネ
60の付勢下におけるロッドカム56の、ベース22の
フランジ内面51に対する摺接摩擦抵抗に抗して、第1
3図で更に左方に押し動がされること8 となり、これによりロッドカム56の左端に配された○
−リングゴム63がマイクロスイッチ66の入力部68
に当接して、それ自身弾性変形を伴ないつつ該入力部6
8を押圧せしめ、以てマイクロスイッチ66はOFFと
されるのである。
このようなマイクロスイッチ66がOFF状態である時
は、電磁弁74は励磁されず、それ故に前記第一のボー
トと第三のボートとが連通させられることとなるので、
負圧室78には大気圧が作用し、このためダイヤフラム
シャフト26はスプリング32の付勢力によって、第1
4図において矢印入方向に移動せしめられるようになる
。この際、取付ブラケット16は右方へ移動し、第二の
アーム部52も右方へ移動するが、ピン54は、それが
第一のアーム部48の側部から第二のアーム部52の内
側側部まで相対的に移動する間は静止している。そして
、更・に取付ブラケット16が右方へ移動すれば、ピン
54は第二のアーム部52の内側側面に当接し、そして
ロッドカム56の所定の摺動抵抗に抗して、該ロッドカ
ム56を右9 方に押し動かし、かかるロッドカム56の左端のO−リ
ングゴム63によるマイクロスイッチロ6の入力部68
の押圧を解除して、これをONとするのである。第13
図には、ロッドカム56が右方に移動せしめられて、極
限の位置に達した復帰状態が示されている。
そして、このようにしてマイクロスイッチ66がONと
されると、電磁弁74は再び励磁せしめられ、これによ
って、前述のようにダイヤフラム機構24の負圧室78
に所定の負圧が作用せしめられ、以てダイヤフラムシャ
フト26はスプリング32の力に抗して矢印B方向に移
動され、そして第14図の位置に移動させられるのであ
る。
このような作動の繰り返しによって、取付ブラケット1
6が左右に移動せしめられれば、これに゛連結されたケ
ーブル12が連結バー8を連続して左右に往復移動させ
ることとなり、それ故風向板2は、枢軸4の回りに反時
計方向並びに時計方向へ交互に首振り運動させられるこ
ととなるのである。
0 なお、作動スイッチ72をOFFとした場合には、電磁
弁74は励磁されず、それ故前述のように第一のボート
と第三のボートとが連通せしめられ、以てダイヤフラム
機構24の負圧室78には大気圧が作用せしめられて、
ダイヤフラムシャフト26は矢印A方向に移動し、第2
,3図に示されるように、マイクロスイッチ66の入力
部68が開放された状態で、本装置は停止させられるよ
うになっている。
このように、ダイヤフラムシャフト26とケーブル12
を繋ぐ取付ブラケット16の往復動に伴って、ロッドカ
ム56は、その軸方向に間欠的に且つ交互に、逆方向に
移動せしめられることとなり、以てロッドカム56の押
圧側端部に設けられた0−リングゴム63を介して、マ
イクロスイッチ66の入力部68の押圧並びにその解放
が効果的に行なわれ得るのである。そして、これによっ
て、電磁弁74によるダイヤフラム機構24に対する負
圧及び大気圧の交互の印加の切換制御が効果的に且つ確
実に行なわれ、以てその切換制御が1 安定化せしめられ得るために、作動がスムーズになり、
故障も少な(為し得たのである。そして、このようなロ
ッドカム56によるマイクロスイッチ66の作動機構は
、従来のものに比して、構造が簡単であり、それ故耐久
性も良く、更には設計が容易であるという特徴を有する
と共に、コスト的にも安価である等の利点を有している
のである。
特に、このような0−リングゴム63を介して、マイク
ロスイッチ66の入力部(押しボタン)68が押圧せし
められることにより、前述の如く、かかる入力部68の
押込み作動を充分なストロークを以て為し得、マイクロ
スイッチ66の微振動現象を効果的に回避して、空気圧
作動機構としてのダイヤフラム機構24の作動を確実に
行なわしめ得ることとなったのである。
すなわち、第10図〜第12図に示されている如く、ロ
ッドカム56の摺動によって、0−リングゴム63がマ
イクロスイッチ66の入力部68′を押圧して、該マイ
クロスイッチ66内の接点を切り、OFF作動せしめる
と(第11図の状態)、2 電磁弁74の切換制御によって、ダイヤフラム機構24
は、直ちに大気に連通せしめられることによって、その
作動ロッド26、ひいては取付ブラケット16の移動が
停止せしめられ、以てロッドカム56は僅かな距離、実
験によれば、一般に1/1000〜2/1000n程度
だけ移動して止まることとなるが、0−リングゴム63
は、入力部68の押圧に際して弾性変形しているため、
かかるロッドカム56が停止しても、なおその弾性変形
の復元作用がかかる入力部68に作用することとなり、
これによって、第12図に示される如く、マイクロスイ
ッチ66の入力部68は更に押圧されて押し込められ、
以て充分なストロークが与えられることとなるのである
。そして、これにより、マイクロスイッチロ6の微動作
位置でロッドカム56が停止しても、かかるマイクロス
イッチ66の入力部68の押込み量が効果的に増大せし
められ得ることとなるところから、かかるマイクロスイ
ッチ66の確実なOFF作動を効果的に行なわしめるこ
とが可能となったのである。
9 従って、マイクロスイッチロ6のOFF作動時において
、外部の振動(微動)が加わることにより、かかるマイ
クロスイッチ66内において、その接点と入力部(押し
ボタン)68により作動せしめられる作動バネとの間に
おいて、接触が起こったり、それらが離れたりすること
により、ON。
OFF作動を繰り返し、非常に短い周期で振動する現象
は、効果的に回避され得ることとなったのである。
また、上述の実施例にあっては、ダイヤフラム機構24
に対する負圧及び大気圧の交互の印加に。
よって、ダイヤフラムシャフト26はその軸心方向に往
復移動せしめられることとなるのであるが、かかるダイ
ヤフラムシャフト26の先端部に取り付けられる取付ブ
ラケット16が、第3図に示される如(、その両側部の
第一のアーム部48.48によってベース22のフラン
ジ50.50に係合せしめられ、かかるダイヤフラムシ
ャフト26が、その軸心方向の往復移動方向にのみ移動
可能とされ、上下方向や左右方向の、ダイヤフラムシャ
フト26の軸心に対して直角な方向の動きがフランジ5
0にて規制されるようになっているところから、かかる
ダイヤフラムシャフト26は、ダイヤフラム機構24の
ハウジング28に設けられたロッドガイド部38にて、
その基部が支持される一方、その先端部でも取付ブラケ
ット16を介してベース22のフランジ50にて支持さ
れることとなるのである。
従って、このようなダイヤフラムシャフト26の両端部
での2点支持によって、かかるダイヤフラムシャフト2
6の往復動作動は極めてスムーズとなるのであり、加え
てダイヤフラムシャフト26の先端部の振れ、換言すれ
ば上下、左右のガタが規制せしめられることにより、ダ
イヤフラムの負荷を少なく為し得ることとなったのであ
り、以てその作動耐久性の向上を効果的に図り得ること
となり、また故障も少なく為し得たのである。
さらに加えて、上例の構造にあっては、かかる取付ブラ
ケット16のベース22のフランジ50への係合により
、該ダイヤフラムシャフト26の5 4 軸心回りの回動も規制せしめられ、これによって、ダイ
ヤフラム機構24のダイヤフラム3oに対するねじり作
用に基づく作動への悪影響を解消せしめ、またダイヤフ
ラムシールが破れる等の問題も悉く解消されるに至った
のである。
さらに、上例の実施例においては、取付ブラケット16
の両側部に設けられ、ベース22に係合せしめられる第
一のアーム部48が、マイクロスイッチ66の入力部6
8を押圧或いは開放せしめる口・7ドカム56を移動せ
しめる一方のアームとされ、別途取付ブラケット16の
側部に設けられた第二のアーム部52と共に、かがるロ
ッドカム56の間欠的な往復移動を効果的に行い得るよ
うになっており、これにより簡単な構造にてロッドカム
56を移動せしめ、またマイクロスイッチ66をスイッ
チ作動せしめ得ることとなったのである。
なお、上述の実施例においては、自動車用空気調和装置
に適用され、負圧源からの負圧によりダイヤフラム機構
を駆動した例を示したのであるが、6 本発明は何等これに限定されるものではなく、自動車以
外でも空気圧源があるものであれば、何れも適用可能で
あり、また必ずしも空気圧として負圧の採用に限られる
ことなく、正圧であっても良く、更にダイヤフラム機構
の代わりにシリンダ、その他の空気圧作動機構をも使用
することが可能である。
また、上側の装置においては、カム部材としてスプリン
グ60の付勢作用にて摺動抵抗の高められたロッドカム
56を用い、これを取付ブラケット16の第一のアーム
部48、第二のアーム部52によって間欠的に往復移動
せしめ、その移動端位置を一時的に保持するようにする
ことにより、マイクロスイッチ66の入力部68の押圧
並びにその開放を交互に行なうようになっているが、こ
のような構造のものに限られることな(、同様の機能を
有する他の構造のもの、例えばシリンダとこれに所定の
摺動抵抗をもって出入りし得るピストンをビンにて往復
移動せしめるようにした機構のもの等、各種の構造のも
のを用いることが可能7 であり、更にスイッチ手段としてもマイクロスイッチ6
6の他、各種のスイッチ機構を採用することが可能であ
る。
その他、本発明には、その趣旨を逸脱しない範囲内にお
いて、当業者の知識に基づいて種々なる変形、改良、修
正等を加え得ること、言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る空気調和装置における風向板駆動
装置の一実施例を概略的に示す系統図であり、第2図は
第1図に示される風向板駆動装置の要部拡大図であり、
第3図は第2図における■−■方向断面図であり、第4
図は第1図の装置に用いられる取付ブラケットの平面図
、第5図は同じくその正面図、第6図は同じくその右側
面図であり、第7図は第1図の装置における押圧部材及
びそれを付勢する板バネの組付は状態を示す平面図、第
8図は同じくその右側面図、第9図は同じくその正面図
であり、第10図乃至第12図は、それぞれO−リング
ゴムを介してマイクロスイッ Q の押圧直前の状態、第11図はその押圧によってマイク
ロスイッチがOFF作動した直後の状態、第12図は0
−リングゴムの弾性変形の復元作用によって更にマイク
ロスイッチの入力部が押圧された状態を示すものであり
、第13図及び第14図は、それぞれダイヤフラム機構
への大気圧印加状態及び負圧印加状態を示す、第2図に
対応する図(一部切欠)である。 2:風向板 12:ケーブル 16:取付ブラケット 22:ベース 24:ダイヤフラム機構26:ダイヤフ
ラムシャフト 28;ハウジング 30:ダイヤフラム48:第一のア
ーム部 52:第二のアーム部 56;ロッドカム 60:板バネ 61:支持ピン 63:0−リングゴム66:マイクロ
スイッチ 9 0 68:入力部 70:バッテリ 72:作動スイッチ 74:電磁弁 出願人 小島プレス工業株式会社 0 で 第6図 ゝ22 第10図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の空気圧と大気圧との交互の印加により往復
    動して、空気調和装置の吹出口に配設された風向板を首
    振り運動せしめる空気圧作動機構と、 該空気圧作動機構に供給される空気圧の通路上に設けら
    れ、該空気圧作動機構への所定の空気圧の印加と該空気
    圧作動機構の大気への連通とを交互に切り換える電磁弁
    と、 入力部の押圧並びにその開放によって該電磁弁への通電
    を制御し、その断続によって該電磁弁による前記切換え
    操作を制御するスイッチ手段と、 所定の摩擦抵抗をもって静止部材に摺接せしめられ、且
    つ前記空気圧作動機構の往復動に関連して間欠的に往復
    摺動せしめられると共に、その摺動端位置を保持して、
    該間欠的摺動によって前記スイッチ手段の入力部の押圧
    並びにその開放を交互に行なわしめるカム部材と、該カ
    ム部材の前記スイッチ手段の入力部に対する押圧部に設
    けられ、該カム部材の摺動により弾性変形を伴ないつつ
    該入力部を押圧した後、その形状復元作用によって更に
    押圧せしめて、該入力部に充分なストロークを与える弾
    性部材とを、 含むことを特徴とする空気調和装置における風向板駆動
    装置。
  2. (2)前記カム部材が軸方向に往復移動せしめられる矩
    形断面のロンドであり、その−側面が前記静止部材に摺
    接せしめられるようにされると共に、その端部に設けら
    れた前記弾性部材を介して前記スイッチ手段の入力部の
    押圧並びにその開放が行なわれる特許請求の範囲第1項
    記載の風向板駆動装置。
  3. (3)前記ロンドの一側面にピンが立設せしめられ、且
    つかかるピンが、前記空気圧作動機構による往復動に従
    って往復動せしめられる作動ブラケットに設けられた二
    つのアーム部の間に位置せしめられる一方、該作動ブラ
    ケットの往復動に従って該二つのアーム部に前記ピンが
    交互に当接することにより、前記ロンドがその軸方向に
    間欠的に且つ交互に逆方向に移動させられる特許請求の
    範囲第2項記載の風向板駆動装置。
  4. (4)前記ロンドの一側面に案内突部が設けられ、かか
    る案内突部が、前記空気圧作動機構を支持するベースの
    ガイド部に係合せしめられて、その往復動方向に前記ロ
    ンドを案内せしめる特許請求の範囲第2項又は第3項記
    載の風向板駆動装置。
  5. (5)前記弾性部材が、前記カム部材の端部に立設され
    た支持ピンにて挿通、保持された0−リング状ゴムであ
    る特許請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載の風
    向板駆動装置。
  6. (6)前記静止部材が、前記空気圧作動機構を支持する
    ベースである特許請求の範囲第1項乃至第5項の何れか
    に記載の風向板駆動装置。
  7. (7)前記所定の摩擦抵抗が、前記静止部材に対する前
    記カム部材の所定の付勢手段による押付は作用によって
    惹起せしめられる特許請求の範囲第1項乃至第6項の何
    れかに記載の風向板駆動装置。
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