JPH08261021A - 排気ブレーキ装置用シリンダ - Google Patents

排気ブレーキ装置用シリンダ

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JPH08261021A
JPH08261021A JP6465095A JP6465095A JPH08261021A JP H08261021 A JPH08261021 A JP H08261021A JP 6465095 A JP6465095 A JP 6465095A JP 6465095 A JP6465095 A JP 6465095A JP H08261021 A JPH08261021 A JP H08261021A
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JP
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exhaust brake
piston
exhaust
cylinder
valve
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JP6465095A
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Masahiro Kaneko
昌弘 金子
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置のコスト低減を図る。 【構成】 シリンダハウジング21の内周に摺動自在に
嵌合し圧縮空気の供給口20a寄り側に配置されピスト
ンロッド24に結合したピストン25と、供給口20a
に対し離れた側に配置されピストンロッド24に摺動自
在に係合するスライダ27と、ピストン25を供給口2
0aの方向へ付勢する第1の圧縮ばね41と、ピストン
25とスライダ27とを相互に反発させる方向に付勢す
る第2の圧縮ばね42とを設け、供給口20aから供給
される圧縮空気によって第1の圧縮バネ41の付勢力の
みに抗しピストン25を摺動させる排気ブレーキ弁2の
全閉に近い閉塞状態と、両圧縮ばね41,42の付勢力
に抗しピストン25を摺動させる排気ブレーキ弁2の全
閉状態とを可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等の排気管に配置
した暖機運転可能な排気ブレーキ弁を開閉するための排
気ブレーキ装置用シリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の排気ブレーキ装置を示す概
略構成図である。この排気ブレーキ装置は、車両の排気
管1の管路に排気ブレーキ弁2が設けられ、排気ブレー
キ弁2の弁軸2aにブレーキ弁体2bを取付けてあり、
アクチュエータ3中に図示しないシリンダを備え、圧力
源5から該シリンダへの圧力流体の流通・遮断を電磁弁
4によって行い、上記シリンダから突出し出入り運動す
る図示しないピストンロッド及びレバーを介して弁軸2
aを回動させ、ブレーキ弁体2bを開閉する。
【0003】また、バイパス弁8が排気ブレーキ弁2と
並列的にバイパス通路7の途中に設けられ、バイパス弁
8の弁体8aは、運転席に設けたアクセルペダル9に接
続されている回動アーム10に、ケーブル11を介して
連結されていて、アクセルペダル9を踏み込むと、この
踏込み動作に連動して、バイパス通路7の開度が自動的
に直接調整される。
【0004】排気ブレーキ用スイッチEは、メインスイ
ッチMを介して駆動電源6に接続され、排気ブレーキ用
接点G、暖機運転用接点H及び中立接点Nのいずれかに
選択的に接触する。また、温度感知スイッチTは、アク
セルスイッチAの電磁弁側接点と暖機運転用接点とを結
線する回路12の途中に設けられ、冷却水の温度計に接
続されており、この冷却水が所定温度以下のときに閉成
する。
【0005】そして、暖機運転を行うときには、排気ブ
レーキ用スイッチEを暖機運転用接点H側へ設定し、冷
却水が所定温度以下であれば、温度感知スイッチTが閉
成しているので電磁弁4が励磁され、排気ブレーキ弁2
が全閉状態となる。一方、バイパス弁8は、アクセルに
連動して開閉するので、アクセルペダル9を踏込んでエ
ンジン回転数を上昇させれば、それに応じてバイパス弁
8が開き、排気ガスの排圧をほぼ一定に保つことができ
る。
【0006】暖機運転をする必要のない通常の走行時に
は、排気ブレーキ用スイッチEを中立接点Nに設定して
おき、これにより、電磁弁4が無励磁となり、排気ブレ
ーキ弁2は全開状態となる。また、通常の走行中に排気
ブレーキを作用させる時には、排気ブレーキ用スイッチ
Eを排気ブレーキ用接点G側に設定し、アクセルペダル
9への踏力を解除すると、アクセルスイッチAが閉成
し、電磁弁4が励磁されて排気ブレーキ弁2が全閉状態
になるとともに、アクセルペダル9の復帰動作により、
バイパス弁8も閉じられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記排気ブレーキ装置
では、暖機運転用のバイパス通路7及びバイパス弁8を
設ける必要があるため、コストが高くなるという欠点が
あった。
【0008】本発明は、上記従来の欠点にかんがみなさ
れたものであって、その目的は、バイパス通路及びバイ
パス弁を設ける必要がなく、装置のコスト低減を図るこ
とができる排気ブレーキ装置用シリンダを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、排気管に設けた排気ブレーキ弁をピスト
ンロッドの出入り動作によって開閉する排気ブレーキ装
置用シリンダにおいて、圧力流体の供給口を有するシリ
ンダハウジングと、該シリンダハウジングの内周に摺動
自在に嵌合し前記供給口寄り側に配置し前記ピストンロ
ッドに結合したピストンと、前記シリンダハウジング内
にあって前記供給口に対し離れた側に配置され前記ピス
トンロッドに摺動自在に係合するスライダと、前記ピス
トンを供給口の方向へ付勢する第1の付勢手段と、前記
ピストンとスライダとを相互に反発させる方向に付勢す
る第2の付勢手段とを備え、前記供給口から供給される
圧力流体によって前記第1の付勢手段の付勢力のみに抗
し前記ピストンを摺動させ前記排気ブレーキ弁を排気ガ
スの一部の通過を許容する全閉状態に近い閉塞状態にす
る動作と、前記第1の付勢手段及び第2の付勢手段の付
勢力に抗し前記ピストンを摺動させ前記排気ブレーキ弁
を全閉状態にする動作とが可能なことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は、シリンダハウジングの供給口から供
給される圧力流体によって第1の付勢手段の付勢力のみ
に抗しピストンを摺動させ排気ブレーキ弁を排気ガスの
一部の通過を許容する全閉状態に近い閉塞状態にする動
作(例えば全開に対して1/4程度開いている)と、第
1の付勢手段及び第2の付勢手段の付勢力に抗しピスト
ンを摺動させ排気ブレーキ弁を全閉状態にする動作とが
可能なことにより、バイパス通路及びバイパス弁を設け
ずに、排気ガスの一部の通過を許容する全閉状態に近い
閉塞状態にして暖機運転を行い、排気ブレーキ弁を全閉
状態にして排気ブレーキを働かせることを可能にする。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係る排気ブ
レーキ装置の概略構成図であって、従来と同一部分に同
一符号を付けて示してある。この排気ブレーキ装置は、
暖機運転可能なシリンダ20を備え、排気ブレーキ弁2
の全開状態と、全閉状態と、暖機運転のための所定の全
閉状態に近い閉塞状態のいずれの状態でも任意に選択で
きるようになっており、これに対応してピストンロッド
24および図2に示すピストン25の位置を調整するた
めに、電磁弁4とシリンダ20との間に圧力調整弁29
を配置してある。
【0012】図2は本発明の実施例に係るシリンダを示
した一部破断側面図である。シリンダ20は、シリンダ
ハウジング21がシリンダ本体22と蓋体23とからな
り、蓋体23に圧力流体の供給口20aを有し、シリン
ダ本体22の内周に摺動自在に嵌合するピストン25を
供給口20a寄り側に配置するとともに、ピストン25
に隣接してプロテクタ26を、供給口20aに対し離れ
た側にスライダ27をそれぞれ配置してある。
【0013】シリンダハウジング21は、円筒状のシリ
ンダ本体22に一体に設けたフランジ22aに複数のボ
ルト31をもって蓋体23を取付けてなり、シリンダ本
体22内にピストン25及びプロテクタ26とスライダ
27とを配設し、ピストン25によって内部が圧力室2
1aと呼吸室21bとに画成され、呼吸室21b側の内
端部にばね受面22eを備えている。
【0014】シリンダ本体22は、蓋体23に開けた供
給口20aとは反対側の端部の係合口20bからピスト
ンロッド24が突出しており、係合口20bの近傍周壁
にフィルタ32が配置された濾過孔22c及びこれに続
く小孔22dを設け、この濾過孔22c及び小孔22d
を通じて呼吸室21bが大気中に開放されている。
【0015】ピストンロッド24は、シリンダ本体22
内にある小径の内端部36及びこれに続く中間径の係合
部37と、シリンダ本体22に対して出入りする大径の
外端部38とを一体に備え、内端部36に雄ねじ36a
を刻設し、係合部37と外端部38との接続部分に段差
面24aを形成してあり、外端部38の先端を排気ブレ
ーキ弁2の弁軸2aに固着したレバー33にピン結合し
てあり、係合部37がプロテクタ26とスライダ27と
を合わせた長さよりも所定量だけ長くなるように寸法設
定してある。
【0016】ピストン25は、ピストンロッド24の雄
ねじ36aに螺合するナット39を用いてピストンロッ
ド24に結合してあり、第1の付勢手段である圧縮ばね
41によって供給口20aの方向へ付勢されている。こ
の第1の圧縮ばね41は、一端がばね受面22eに当接
しており、シリンダ本体22の内周とプロテクタ26及
びスライダ27の外周との間の円筒形空間に配置されて
いる。
【0017】プロテクタ26は、ばね受面26aを形成
した段付き穴26bを備えていてピストン25よりも外
径が小さい円筒形をなしており、ピストンロッド24の
係合部37の外周に嵌合しピストン25に一端面が当接
している。
【0018】スライダ27は、プロテクタ26と外径が
ほぼ同一の短管状をなしており、ピストンロッド24の
係合部37の外周に遊嵌合して摺動自在であり、第2の
付勢手段である圧縮ばね42により、ピストン25及び
プロテクタ26に対し反発する方向へ付勢されている。
この第2の圧縮ばね42は、一端がプロテクタ26のば
ね受面26aに当接しプロテクタ26の段付き穴26b
の内周とピストンロッド24の係合部37の外周との間
の円筒形空間に配置されている。そして、プロテクタ2
6及びスライダ27はピストンロッド24の段差面24
aとピストン25との間に配置されている。
【0019】圧力調整弁29は、図1に示すように、入
側ポート29a及び出側ポート29bと2つの接続端子
29c,29dとを備え、入側ポート29aが電磁弁4
を介してタンク5に接続され、出側ポート29bがシリ
ンダ20の供給口20aに接続されており、一方の接続
端子29cが暖機スイッチ45を介して電磁弁4に接続
され、他方の接続端子29dを接地させてあり、暖機ス
イッチ45がオフのときには、圧力源であるタンク5内
の圧縮空気をそのままの圧力7kg/cm2 でシリンダ
20へ供給し、暖機スイッチ45がオンのときには、タ
ンク5内の圧縮空気を3.5 kg/cm2 に減圧してシリ
ンダ20へ供給する働きをする。
【0020】図3及び図4は本発明の上記実施例に係る
排気ブレーキ装置用シリンダの動作説明用の一部破断側
面図である。暖機運転する時には、図1において、メイ
ンスイッチM、排気ブレーキ用スイッチE、クラッチス
イッチC及びアクセルスイッチAがオンであって、更
に、暖機スイッチ45をオンにする。
【0021】これにより、圧縮空気は、タンク5、電磁
弁4及び圧力調整弁29を通り、圧力調整弁29で3.5
kg/cm2 に調圧され、図3に示すように、ピストン
25が第1の圧縮ばね41のみの付勢力に抗して係合口
22b側へ摺動し、ピストンロッド24の段差面24a
とシリンダ本体22のばね受面22eとの位置が丁度一
致し、スライダ27に対しプロテクタ26が所定離間寸
法を保持したままで、スライダ27がばね受面22eに
接触するところまで達して停止し、図5に一点鎖線で示
すように排気ブレーキ弁2を排気ガスの一部の通過を許
容する全閉状態に近い閉塞状態にする。
【0022】車両の走行時における排気ブレーキ作動中
は、図1において、メインスイッチM、排気ブレーキ用
スイッチE、クラッチスイッチC及びアクセルスイッチ
Aがオンであって、暖機スイッチ45をオフにする。圧
縮空気は、タンク5、電磁弁4及び圧力調整弁29を通
り、圧力7kg/cm2 で供給口20aから導入され
て、シリンダ20を作動させ、ピストン25が第1の圧
縮ばね41及び第2の圧縮ばね42の付勢力に抗して係
合口22b側へ摺動し、図4に示すように、スライダ2
7がばね受面22eに当接していると共に該スライダ2
7にプロテクタ26が当接し、図5に二点鎖線で示すよ
うに、排気ブレーキ弁2を全閉状態にして、排気流路2
cは遮断される。
【0023】そして、暖機運転をする必要がない通常の
走行中において、排気ブレーキの非作動時には、排気ブ
レーキ用スイッチEを中立接点N側にしておけば、電磁
弁4が無励磁となり、図2に示すように、圧力室21a
が大気圧と同じでピストン25、プロテクタ26及びス
ライダ27が第1の圧縮ばね41及び第2の圧縮ばね4
2の付勢力により供給口20aに近接した位置にあり、
図5に実線で示すように、排気ブレーキ弁2は全開状態
となり、排気流路2cは開放される。
【0024】本発明の上記実施例によれば、プロテクタ
26及びスライダ27と、第1の圧縮ばね41及び第2
の圧縮ばね42とを設け、簡単な構造で、圧縮空気の供
給圧力を2段階にするだけで、排気ブレーキ弁2の全開
状態、全閉状態、及び排気ガスの一部の通過を許容する
全閉状態に近い閉塞状態の3つの状態を選択的にとるこ
とができるという利点がある。
【0025】図6は本発明の別の実施例に係る排気ブレ
ーキ装置用シリンダを示す縦断面図であり、前述の実施
例と同じ部分又は対応する部分に同一符号を付けてあ
る。この排気ブレーキ装置用シリンダ20Aは、ハウジ
ング本体22に段差面20cを形成して小径側の内周に
ピストン25、大径の内周にスライダ27をそれぞれ摺
動自在に配置し、ピストン25とスライダ27とを相互
に反発させる方向に付勢する圧縮ばね41を設け、スラ
イダ27に案内筒27aを一体形成してある。
【0026】また、シリンダ20Aは、ピストン25及
びスライダ27によってシリンダハウジング21内に第
1の圧力室21a及び第2の圧力室21cを画成すると
ともに、ピストン25とスライダ27との間を呼吸室2
1bとし、蓋体23に係合口23bを設け、シリンダ本
体22の端部の供給口20aと、周壁の所定位置の第2
の供給口20b及び呼吸用小孔22dとを備え、ピスト
ンロッド24に前述の実施例の段差面24aに相当する
ものがない。
【0027】この場合、暖機運転をする必要がない通常
の走行中において、排気ブレーキの非作動時には、排気
ブレーキ用スイッチEを中立接点N側にしておけば、電
磁弁4が無励磁となり、図6に示すように、圧縮ばね4
1の付勢力により、ピストン25が第1の供給口20a
に接近し、スライダ27が蓋体23の内端面23cに当
接していて、排気ブレーキ弁2が全開状態である。
【0028】暖機運転を行う時には、図7において、第
1の圧力室21a及び第2の圧力室21cに圧力7kg
/cm2 の圧縮空気を供給し、スライダ27を段差面2
0cに当接させるとともに、圧縮ばね41の付勢力に抗
してピストン25を移動させると、図5に一点鎖線で示
すように、ブレーキ弁体2bが排気ガスの一部の通過を
許容する全閉状態に近い閉塞状態になる。
【0029】車両の走行時における排気ブレーキ作動中
は、圧力7kg/cm2 の圧縮空気を第1の圧力室21
aにのみ供給し、スライダ27が蓋体23の内端面23
cに当接するところまで、図8に示すように、ピストン
25及びスライダ27を摺動させ、図5に二点鎖線で示
すように、ブレーキ弁体2bを全閉状態にする。
【0030】この実施例によれば、シリンダ本体22に
第2の供給口20b及び段差面20cを設ける必要があ
るが、プロテクタ26及び第2の圧縮ばね42が不要に
なり、ピストンロッド24に段差面を形成する必要がな
く、圧力調整弁29も不必要になり、これに代えて切換
弁を設ければよい。
【0031】なお、本発明は上記実施例によって限定さ
れず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能で
ある。例えば、図2に示すプロテクタ26の長さ及び第
2の圧縮ばね42のばね定数を変えることによってブレ
ーキ弁体2bの全閉に近い閉塞状態における開度を変更
することができ、ピストン25とプロテクタ26とは一
体化することも可能であり、圧力流体として圧縮空気以
外の圧縮気体又は圧力液体を使用することもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、シリンダハウジングの供給口
から供給される圧力流体によって第1の付勢手段の付勢
力のみに抗しピストンを摺動させ排気ブレーキ弁を排気
ガスの一部の通過を許容する全閉状態に近い閉塞状態に
する動作と、第1の付勢手段及び第2の付勢手段の付勢
力に抗しピストンを摺動させ排気ブレーキ弁を全閉状態
にする動作とを可能にしたことにより、バイパス通路及
びバイパス弁を設けずに、圧力流体の圧力を2段階にす
るだけで、排気ブレーキ弁を全閉状態に近い閉塞状態に
して暖機運転を行い、排気ブレーキ弁を全閉状態にして
排気ブレーキを働かせることができ、安価な排気ブレー
キ装置用シリンダを提供することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る排気ブレーキ装置の概略
構成図である。
【図2】本発明の実施例に係る排気ブレーキ装置用シリ
ンダを示した一部破断側面図である。
【図3】本発明の実施例に係る排気ブレーキ装置用シリ
ンダの動作説明用の一部破断側面図である。
【図4】本発明の実施例に係る排気ブレーキ装置用シリ
ンダの動作説明用の一部破断側面図である。
【図5】本発明の実施例に係る排気ブレーキ装置用シリ
ンダによる排気ブレーキ弁の動作説明用の側断面図であ
る。
【図6】本発明の別の実施例に係る排気ブレーキ装置用
シリンダの縦断面図である。
【図7】図6の排気ブレーキ装置用シリンダの動作説明
用の縦断面図である。
【図8】図6の排気ブレーキ装置用シリンダの動作説明
用の縦断面図である。
【図9】従来の排気ブレーキ装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 排気管 2 排気ブレーキ弁 4 電磁弁 5 タンク 20 シリンダ 21 シリンダハウジング 22 シリンダ本体 23 蓋体 24 ピストンロッド 25 ピストン 26 プロテクタ 27 スライダ 29 圧力調整弁 33 レバー 41 第1の圧縮ばね(第1の付勢手段) 42 第2の圧縮ばね(第2の付勢手段) 45 暖機スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気管に設けた排気ブレーキ弁をピスト
    ンロッドの出入り動作によって開閉する排気ブレーキ装
    置用シリンダにおいて、圧力流体の供給口を有するシリ
    ンダハウジングと、該シリンダハウジングの内周に摺動
    自在に嵌合し前記供給口寄り側に配置し前記ピストンロ
    ッドに結合したピストンと、前記シリンダハウジング内
    にあって前記供給口に対し離れた側に配置され前記ピス
    トンロッドに摺動自在に係合するスライダと、前記ピス
    トンを供給口の方向へ付勢する第1の付勢手段と、前記
    ピストンとスライダとを相互に反発させる方向に付勢す
    る第2の付勢手段とを備え、前記供給口から供給される
    圧力流体によって前記第1の付勢手段の付勢力のみに抗
    し前記ピストンを摺動させ前記排気ブレーキ弁を排気ガ
    スの一部の通過を許容する全閉状態に近い閉塞状態にす
    る動作と、前記第1の付勢手段及び第2の付勢手段の付
    勢力に抗し前記ピストンを摺動させ前記排気ブレーキ弁
    を全閉状態にする動作とが可能なことを特徴とする排気
    ブレーキ装置用シリンダ。
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