JPS6017616A - 触媒燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、触媒燃焼熱を熱源とする一般家庭用の触媒燃
焼装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来より、水素、メタンもしくはプロパン、ブタン等の
常温で気体である燃料（以下液化燃料と称す）をＰｔ　
、　Ｐａ等の貴金属をグラスファイバー。

発泡金属、セラミック成型体等から成る担体に担持させ
た触媒上で燃焼させ熱源とする触媒燃焼装置は良く知ら
れておシ、一般家庭用機器としては、ＬＰＧガス、都市
ガスを燃料とする輻射型暖房用ストーブ及びＬＰＧを燃
料とするハンダゴテ、ヘヤーカーラ、ベンジンを燃料と
する暖房用カイロ等に応用されている。

しかしながら、これらの公知技術は、ガス圧調整器とノ
ズルとの組合わせにより燃料ガス量を調整し、燃焼量及
び加熱温度を調整する構成のものが一般的である。しか
し、これらの構成では、加熱室や目的とする加熱体の温
度に応じて燃焼量を調整できない問題点がある。

また、触媒燃焼バーナを有する加熱室内に、バイメタル
や液体膨張感熱応動素子を配置し、加熱室の温度に応じ
て燃焼ガス量を調整する構成のへヤーカーラが知られて
いる。しかし、この構成のへヤーカーラでは、カールパ
イプ内に触媒燃焼バ−犬と感熱応動素子を配置する／こ
め、カールバイ１６丁細くできないという問題点がある
。

さらに触媒を用いない炎燃す））、バー力を用い＆ガス
オーブン、ガスグリル、ガス暖房給湯機等の燃焼機器も
、前述のへヤーカーラと同様に、燃焼室もしくは目的と
する加熱体部にバイメタルや流体膨張感熱応動素子を配
置し、温度を感知し燃焼ガス量を調整する構成となって
いる。この構成では、燃焼排ガスの通路である燃焼室内
に感熱応動素子があるため、感熱応動素子が腐食する問
題がある。

さらには感熱応動素子表面に調理物やその他の物質が付
着し、設定温度が変化するという問題がある。

発明の目的 本発明はこのような従来の問題を解消し、温度設定が確
実で、全体のコンパクト化がはがれる触媒燃焼装置を提
供することを目的とするものである。

発明の構成 上記目的を達成するために本発明の触媒燃焼装置６１は
、気化燃料ガスと空気とを酸化反応させるだめの触媒と
、この触媒に気化燃料カスもしく←１．７１４合ガス全
供給する／こめのガス供給管と、（″のガス供給管内に
配置ΔれたＨ、＜熱応動素子と、ガス流量調整バルブか
らなり、とのガス流量調整バルブは、触媒部の熱により
動作する感熱応動素子と連結され、気化態別ガス量を調
整するものである。

実施例の説明 以下、添付図面にもとてしいて本発明の−・火％ｊ例に
ついて説明する。第１図において、１はプ「７パン、ブ
タン等の燃料を貯蔵する／辷めの燃料貯蔵室である。２
は焼結金属、焼結セラミック、多孔Ｐ＋プラスチックス
等から成る気化装置であり、燃料貯蔵室１内の液化燃料
の急激な圧力低下”により気化される。ｙ１だ、３（／
ｌＪ、灯心部利で、この灯心部材３はプロパン、ブタン
等の液化燃料を前記気化装置２に導くとともに、触媒燃
焼装置の姿勢とは無関係に安定した燃料供給を行なうだ
めのものであり、多孔性もしくは繊維状の月利でできて
いる４、前記気化装置２で気化された燃料は、ガス流覇
二、調整バルブ固定弁座４のガス通路を通り、さらにガ
ス流量調整バルブ摺動部材５のガス流路を通り、ノズル
６よシ噴出する。また７はガス流量調整パルプ摺動部月
５に固定された制御弁である。前記ノズル６よシ噴出さ
れた気化燃料ガスは、インジェクター８のエジュクター
効果により、燃焼に必要かつ十分な空気を吸引し、ガス
供給管９を通過する途中で、空気と気化燃ネ；Ｉガスは
十分混合され、ガス吹出口１１を通り、そのまわりに設
けた触媒１２に供給され、ここで酸化反応する。なお、
ガス供給管９には気化燃料ガスのみを供給するようにし
てもよい。１ｏは空気口である。また、１３は触＠１２
での燃焼を開始するだめの着火ヒータである。１５はス
テンレス、真ちゅう、アルミニウム等からなる細いパイ
プ状をした高膨張率材料であり、１６はインバー、セラ
ミック等から左る棒状をした低膨張率材料であり、固定
端１了でこの二種の材料は固定されており、感熱応動素
子１４を形成している。前記低膨張率材料１６は感熱応
動素子台座１８に固定されており、またガス流量調整バ
ルブ摺動部拐５は高膨張率旧ｔ１１６の一部１５′にス
プリング１９により付勢されて接続されている。

上記構成において動作を説明する。、未燃焼時し１ガス
流量調整バルブ固定弁座４と、ガス流量調整バルブ摺動
部月６に数句けられた制御弁７とが開状態であり、燃料
ガスはノズル６から噴射され、インジェクター８より空
気を吸引し、燃料ガスと空気との混合ガスがガス供給Ｌ
」１１から触媒１２に供給される。

着火ヒータ１３によりｌｌ１ｌｌ！煤１２は燃焼開始温
度１で上昇し、燃料ガスは触媒１２土で燃焼を開始する
。燃焼が開始すると、燃焼熱により感熱応動素′Ｔ−１
４が加熱さね温度か１ニケイする。この温度１列に従い
、Ｉｇ熱応動累子１４の外側の高膨張旧材１５が、ガス
流１１調整バルブ摺動１１１ＳＡ′、Ａ６を押ｌ２．下
げ、制御弁７かガス流Ｍ調整〕くルブ固定弁座４のガス
流路を閉じるため、触媒１２への燃料ガスの供給は停止
される。燃焼が停止する小により、ｐδ熱応動素子１４
の温度が下降すると、高膨張率材料１５が元に戻り、前
記制御弁７と、ガス流量調整バルブ固定弁座４との間隙
が開き、再び燃料ガスは触媒１２へ供給される。

上述した動作を繰り返すことにより、燃焼量は一定に保
たれ、触媒１２上での燃焼熱により加熱される被加熱体
の温度は一定となる。

また、上述したように燃料ガスが停止、供給を繰シ返さ
ず、感熱応動素子１４を選定する事にまり、ガス流量調
整バルブ固定弁座４と、制御弁７との間隙が一定の距離
を保ち、一定の燃料ガスが供給され触媒１３の温度が一
定になるようにすることもできる。

第２図は本発明の他の実施例を示したもので、感熱応動
素子１４がガス噴出口２１を有する管状の高膨張率材料
１５と低膨張率材料１６とから成シ、感熱応動素子１４
の内側を、燃料ガスと空気の混合ガスの通路としたもの
である。ここで２０は空気供給口である。この場合、感
熱応動素子１４が触媒１２で発生した燃焼熱を均一に感
するため、よシ温度コントロールが確実になる事、及び
同軸上に全部品を構成できるため、製造２組立が容易に
なる効果がある。

第３図はさらにその他の実施例を示したものであり、感
熱応動素子１４の外側の高膨張率材料１５を、感熱応動
素子台座１８に固定し、低膨張率材料１６に、流量制御
パルプ摺動部月５をスプリング１９によシ付勢させた構
造である。この場合、触媒１２での燃焼熱により感熱応
動素子１４の温度が上昇すると、ガス流量調整バルブ摺
動部材５は、低膨張率材料１６に付勢されているため、
ガス流量調整バルブ摺動部材６は押し上げられ、燃料ガ
ス流量が調整され、温度コントロールされる。この場合
、図に示したような、ガス流量調整バルブを用いる事が
できるため、感熱応動素子１４が破壊した場合、制御弁
７がガス流路を閉じて燃料ガスの供給を停止する。この
ため、安全性が向上する効果がある。

第４図は第３図に示した構造の温度調整機構をヘヤーカ
ーラに応用した実施例を示したもので、２２は触媒１２
の外側をおおって設けたカールパイプで、その外側には
髪巻部２３が形成されている。図示していないが、燃料
貯蔵室１側には着火ヒータ１３の電池およびスイッチが
あシ、スイッチの操作によシ触媒燃焼が行なわれ、その
熱をうけてカールパイプ２２が温度上昇し、髪巻部２３
に巻きつけだ髪に適宜くせづけができるものである。

上記各実施例に示すように、実施例の触媒燃焼装置をヘ
ヤーカーラに応用する事により、カールパイプを細くす
る事ができ、大幅な髪巻き性能の向上がはかれる。また
、ガス貯蔵室、電池等を含む把手部もコンパクト化がは
かれる。

発明の効果 上記実施例から明らかなように、本発明の触媒燃焼装置
は、ガス供給管の内側に感熱応動素子を配置しているた
め、燃焼部分の大幅な縮少がはがれる。また感熱応動素
子がガス供給管とは別構成であるため、設計上また組立
上においても扱いが容易である。そして触媒もしくはそ
の近傍の温度を検知して燃焼量を調整するため、触媒が
異常な高温になる事がなく、触媒の寿命が長くなる効果
もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における媒触燃焼装置の主要
部の断面図、第２図および第３図はそれぞれ第１図のも
のとは異なる実施例を示す主要部の断面図、第４図は第
３図の装置をヘヤーカーラに応用した場合を示す断面図
である。 １・・・・・・燃料貯蔵室、２・・・・・・気化装置、
４・・・・・・ガス流量調整バルブ固定弁座、５・・・
・・・ガス流量調整バルブ摺動部材、６・・・・・・ノ
ズル、了・・・・・・制御弁、８・・・・・・インジェ
クター、９・・・・・・ガス供給管、１２・・・・・・
媒触、１４・・・・・・感熱応動素子、１５・・・・・
高１膨張率材料、１６・・・・・・低膨張率材料。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）気化燃料ガスと空気とを酸化反応させるための触
   媒と、この触媒に気化燃料ガスもしくは気化燃料ガスと
   空気との混合ガスを供給するだめのガス供給管と、この
   ガス供給管内に配置された感熱応動素子と、也の感熱応
   動素子によシ作動するガス流量調整バルブからなる触媒
   燃焼装置０
2. （２）感熱応動素子は、熱膨張率の異なる二つの部材か
   ら構成した特許請求の範囲第１項記載の触媒燃焼装置。