JPS6238602B2 - - Google Patents
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- JPS6238602B2 JPS6238602B2 JP58070360A JP7036083A JPS6238602B2 JP S6238602 B2 JPS6238602 B2 JP S6238602B2 JP 58070360 A JP58070360 A JP 58070360A JP 7036083 A JP7036083 A JP 7036083A JP S6238602 B2 JPS6238602 B2 JP S6238602B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D2/00—Hair-curling or hair-waving appliances ; Appliances for hair dressing treatment not otherwise provided for
Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は触媒触燃熱を熱源とする一般家庭用の
触媒燃焼装置に関するものである。
触媒燃焼装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来より、水素、メタンもしくはプロパン、ブ
タン等の常温で気体である燃料を、Pt、Pd等の
貴金属をグラスフアイバー、発泡金属、セラミツ
ク成型体等から成る担体に担持させた触媒上で燃
焼させるとともに、これを熱源とする触媒燃焼装
置は、良く知られており、一般家庭用機器として
は、LPG、都市ガスを燃料とする輻射型暖房用ス
トーブ及びLPGを燃料とする半田ゴテ、ヘヤーカ
ーラまたベンジンを燃料とする暖房用カイロ等に
応用されている。
タン等の常温で気体である燃料を、Pt、Pd等の
貴金属をグラスフアイバー、発泡金属、セラミツ
ク成型体等から成る担体に担持させた触媒上で燃
焼させるとともに、これを熱源とする触媒燃焼装
置は、良く知られており、一般家庭用機器として
は、LPG、都市ガスを燃料とする輻射型暖房用ス
トーブ及びLPGを燃料とする半田ゴテ、ヘヤーカ
ーラまたベンジンを燃料とする暖房用カイロ等に
応用されている。
しかしながら、これらの公知技術は、ガス圧調
整器とノズルとの組み合わせにより燃料ガス量を
調整し、燃焼量及び加熱温度を調整する構成であ
る。しかし、これらの構成では、加熱室や目的と
する加熱体の温度に応じて燃焼量を調整できない
問題点がある。
整器とノズルとの組み合わせにより燃料ガス量を
調整し、燃焼量及び加熱温度を調整する構成であ
る。しかし、これらの構成では、加熱室や目的と
する加熱体の温度に応じて燃焼量を調整できない
問題点がある。
また、触媒燃焼バーナを有する加熱室内に、バ
イメタルや液体膨張式の感熱応動素子を配置し、
加熱室の温度に応じて燃焼ガス量を調整する構成
のヘヤーカーラが知られている。しかし、この構
成のヘヤーカーラでは、カールパイプ内に触媒燃
焼バーナと感熱応動素子を並行に配置するため、
カールパイプを細くできないという問題点があ
る。
イメタルや液体膨張式の感熱応動素子を配置し、
加熱室の温度に応じて燃焼ガス量を調整する構成
のヘヤーカーラが知られている。しかし、この構
成のヘヤーカーラでは、カールパイプ内に触媒燃
焼バーナと感熱応動素子を並行に配置するため、
カールパイプを細くできないという問題点があ
る。
さらには触媒を用いない炎燃焼バーナを利用し
たガスオーブン、ガスグリル、ガス暖房給湯機等
の燃焼機器も、前述のヘヤーカーラと同様に、燃
焼室もしくは目的とする加熱体部にバイメタルや
液体膨張式の感熱応動素子を配置し、温度を感知
し燃焼ガス量を調整する構成となつている。この
構成では、燃焼排ガスの通路である燃焼室内に感
熱応動素子があるため、感熱応動素子が腐食する
問題がある。さらには、感熱応動素子表面に、調
理物やその他の物質が付着し、設定温度が変化す
るという問題がある。
たガスオーブン、ガスグリル、ガス暖房給湯機等
の燃焼機器も、前述のヘヤーカーラと同様に、燃
焼室もしくは目的とする加熱体部にバイメタルや
液体膨張式の感熱応動素子を配置し、温度を感知
し燃焼ガス量を調整する構成となつている。この
構成では、燃焼排ガスの通路である燃焼室内に感
熱応動素子があるため、感熱応動素子が腐食する
問題がある。さらには、感熱応動素子表面に、調
理物やその他の物質が付着し、設定温度が変化す
るという問題がある。
さらにまた、ガスが供給されるパイプ状の燃焼
器内に杆体を設け、燃焼器と杆体との膨張率の差
によりガス供給を加減するものも知られている。
この構成では燃焼器と杆体が熱応動素子を構成す
るため、構成が単純化されるが、ガス供給口の位
置を燃焼器の中心位置よりズレた個所に設置しな
ければならず、その結果、燃焼装置全体としては
大型化せざるを得ないものであつた。
器内に杆体を設け、燃焼器と杆体との膨張率の差
によりガス供給を加減するものも知られている。
この構成では燃焼器と杆体が熱応動素子を構成す
るため、構成が単純化されるが、ガス供給口の位
置を燃焼器の中心位置よりズレた個所に設置しな
ければならず、その結果、燃焼装置全体としては
大型化せざるを得ないものであつた。
発明の目的
本発明はこのような従来の問題を解消し、温度
設定が確実で、かつ装置のコンパクト化がはかれ
る触媒燃焼装置を提供することを目的とするもの
である。
設定が確実で、かつ装置のコンパクト化がはかれ
る触媒燃焼装置を提供することを目的とするもの
である。
発明の構成
上記目的を達成するために本発明の触媒燃焼装
置は、触媒に気化燃料ガスもしくは混合ガスを供
給するための第1のパイプ状部材と、この第1の
パイプ状部材内に、この第1のパイプ状部材と一
端が固定されて配置され、かつガス吹出口を有す
る第2のパイプ状部材とにより熱応動素子を構成
し、この熱応動素子によりガス流量調整を行うと
ともに、前記第2のパイプ状部材を気化燃料ガス
もしくは混合ガスの通路として、触媒さらには加
熱体の温度を調整するようにしたものである。
置は、触媒に気化燃料ガスもしくは混合ガスを供
給するための第1のパイプ状部材と、この第1の
パイプ状部材内に、この第1のパイプ状部材と一
端が固定されて配置され、かつガス吹出口を有す
る第2のパイプ状部材とにより熱応動素子を構成
し、この熱応動素子によりガス流量調整を行うと
ともに、前記第2のパイプ状部材を気化燃料ガス
もしくは混合ガスの通路として、触媒さらには加
熱体の温度を調整するようにしたものである。
実施例の説明
以下、添付図面にもとづいて本発明の一実施例
について説明する。第1図において、1はプロパ
ン、ブタン等の燃料を貯蔵するための燃料貯蔵室
である。2は焼結金属、焼結セラミツク等からな
る気化装置であり、燃料貯蔵室1内の液化燃料が
通過するときの急激な圧力低下により液化燃料を
気化する。3は灯心部材で、この灯心部材3は、
プロパン、ブタン等の液化燃料を前記気化装置2
に導くとともに、触媒燃焼装置の姿勢とは無関係
に安定した燃料供給を行うためのものであり、多
孔性もしくは繊維状の材料でできている。前記気
化装置2で気化された燃料は、ガス流量調整バル
ブ固定弁座4のガス通路を通り、さらにガス流量
調整バルブ摺動部材5のガス通路を通り、ノズル
6より噴出する。7はガス流量調整バルブ摺動部
材5に固定された制御弁である。
について説明する。第1図において、1はプロパ
ン、ブタン等の燃料を貯蔵するための燃料貯蔵室
である。2は焼結金属、焼結セラミツク等からな
る気化装置であり、燃料貯蔵室1内の液化燃料が
通過するときの急激な圧力低下により液化燃料を
気化する。3は灯心部材で、この灯心部材3は、
プロパン、ブタン等の液化燃料を前記気化装置2
に導くとともに、触媒燃焼装置の姿勢とは無関係
に安定した燃料供給を行うためのものであり、多
孔性もしくは繊維状の材料でできている。前記気
化装置2で気化された燃料は、ガス流量調整バル
ブ固定弁座4のガス通路を通り、さらにガス流量
調整バルブ摺動部材5のガス通路を通り、ノズル
6より噴出する。7はガス流量調整バルブ摺動部
材5に固定された制御弁である。
前記ノズル6より噴出された気化燃料ガスは、
インジエクター8のエジエクター効果により燃焼
に必要かつ十分な空気を吸引し、第1のパイプ状
部材11に供給する前段で、第2のパイプ状部材
9中で空気と気化燃料ガスは十分混合され、スリ
ツトまたは孔よりなるガス吹出口10を通り、第
1のパイプ状部材11に設けられたガス供給口1
2からその周囲に位置する触媒13に供給され、
ここで酸化反応される。なお、上記説明では触媒
13に混合ガスを供給するようにしたが、混合ガ
スでなく気化燃料ガスを直接触媒13に供給する
ようにしてもよいものである。14は触媒13で
の燃焼を開始するための着火ヒータである。
インジエクター8のエジエクター効果により燃焼
に必要かつ十分な空気を吸引し、第1のパイプ状
部材11に供給する前段で、第2のパイプ状部材
9中で空気と気化燃料ガスは十分混合され、スリ
ツトまたは孔よりなるガス吹出口10を通り、第
1のパイプ状部材11に設けられたガス供給口1
2からその周囲に位置する触媒13に供給され、
ここで酸化反応される。なお、上記説明では触媒
13に混合ガスを供給するようにしたが、混合ガ
スでなく気化燃料ガスを直接触媒13に供給する
ようにしてもよいものである。14は触媒13で
の燃焼を開始するための着火ヒータである。
そして、前記した第2のパイプ状部材9は、図
からあきらかなように第1のパイプ状部材11内
に同心的に位置しているものであり、一端は固定
部材15により第1のパイプ状部材11に固定し
ており、他端はインジエクター8が中心に位置す
るようにして装置本体の基台部分に固定してい
る。
からあきらかなように第1のパイプ状部材11内
に同心的に位置しているものであり、一端は固定
部材15により第1のパイプ状部材11に固定し
ており、他端はインジエクター8が中心に位置す
るようにして装置本体の基台部分に固定してい
る。
なお、第1のパイプ状部材11の固定部材15
と反対側は遊端となつている。ここで第1のガス
供給管11の熱膨張率は、第2のパイプ状部材9
の熱膨張率よりも小さい材料から成つており、こ
れら第1および第2のパイプ状部材11,9によ
り熱応動素子が構成されている。前記第1のパイ
プ状部材11の遊端は制御レバー16と接続され
ており、この制御レバー16は支点軸17を中心
として、第1のパイプ状部材11の動作に応じて
動作し、制御レバー16に接続されたガス流量調
整バルブ摺動部材5を動かし、制御弁7とガス流
量調整バルブ固定弁座4との隙間を変化させ、気
化燃料ガス流量を制御するものである。またガス
流量調整バルブ摺動部材5はスプリング18によ
り、制御レバー16側に付勢されている。図から
あきらかなとおり、ノズル6、インジエクター8
および第2のパイプ状部材9は同一軸線上に配置
されているものであり、第2のパイプ状部材9は
気化燃料ガスもしくはそれと空気との混合ガスの
通路となつているものである。
と反対側は遊端となつている。ここで第1のガス
供給管11の熱膨張率は、第2のパイプ状部材9
の熱膨張率よりも小さい材料から成つており、こ
れら第1および第2のパイプ状部材11,9によ
り熱応動素子が構成されている。前記第1のパイ
プ状部材11の遊端は制御レバー16と接続され
ており、この制御レバー16は支点軸17を中心
として、第1のパイプ状部材11の動作に応じて
動作し、制御レバー16に接続されたガス流量調
整バルブ摺動部材5を動かし、制御弁7とガス流
量調整バルブ固定弁座4との隙間を変化させ、気
化燃料ガス流量を制御するものである。またガス
流量調整バルブ摺動部材5はスプリング18によ
り、制御レバー16側に付勢されている。図から
あきらかなとおり、ノズル6、インジエクター8
および第2のパイプ状部材9は同一軸線上に配置
されているものであり、第2のパイプ状部材9は
気化燃料ガスもしくはそれと空気との混合ガスの
通路となつているものである。
上記構成において動作を説明する。着火ヒータ
14により触媒13は燃焼開始温度まで上昇して
いるため、第2のパイプ状部材9からガス供給口
12を通つて供給された混合ガスは、触媒13上
で燃焼を開始する。触媒13が燃焼を開始する
と、第1および第2のパイプ状部材11,9の温
度が上昇する。この場合、第2のパイプ状部材9
の熱膨張率が第1のパイプ状部材11より大きい
ため、温度が上昇するに従い、第1のパイプ状部
材11に接続された制御レバー16及びガス流量
調整バルブ摺動部材5はスプリング18により押
し上げられ、制御弁7とガス流量調整バルブ固定
弁座4との隙間を減少させて気化燃料ガス流量を
減少させるため、燃焼量は減少する。従つて、触
媒13の温度は一定温度にコントロールされる。
通常第1のパイプ状部材11は、熱膨張率の小さ
いFe、Ni合金であるインバーメタル、セラミツ
ク、ガラス等が適切であり、また第2のパイプ状
部材9は熱膨張率の大きいアルミニウム、ステン
レス、真ちゆう等の金属が適切である。
14により触媒13は燃焼開始温度まで上昇して
いるため、第2のパイプ状部材9からガス供給口
12を通つて供給された混合ガスは、触媒13上
で燃焼を開始する。触媒13が燃焼を開始する
と、第1および第2のパイプ状部材11,9の温
度が上昇する。この場合、第2のパイプ状部材9
の熱膨張率が第1のパイプ状部材11より大きい
ため、温度が上昇するに従い、第1のパイプ状部
材11に接続された制御レバー16及びガス流量
調整バルブ摺動部材5はスプリング18により押
し上げられ、制御弁7とガス流量調整バルブ固定
弁座4との隙間を減少させて気化燃料ガス流量を
減少させるため、燃焼量は減少する。従つて、触
媒13の温度は一定温度にコントロールされる。
通常第1のパイプ状部材11は、熱膨張率の小さ
いFe、Ni合金であるインバーメタル、セラミツ
ク、ガラス等が適切であり、また第2のパイプ状
部材9は熱膨張率の大きいアルミニウム、ステン
レス、真ちゆう等の金属が適切である。
第2図は本発明の他の実施例を示したものであ
り、第2のパイプ状部材9を、第1のパイプ状部
材11の熱膨張率よりも小さい材料で構成してい
る点で第1図の実施例のものと異なる。この場
合、ガス流量調整バルブ固定弁座4およびガス流
量調整バルブ摺動部材5の関連構成が第1図の実
施例と異なつてくる。そしてこの実施例の場合、
触媒13の燃焼が開始され温度が上昇すると、第
1のパイプ状部材11は制御レバー16を押し下
げるとともに、ガス流量調整バルブ摺動部材5を
押し下げ、制御弁7とガス流量調整バルブ固定弁
座4との間隙を減少させて気化燃料ガス流量を調
整することにより、触媒13の温度を一定温度に
コントロールするものである。この実施例では、
膨張率の大きな第1のパイプ部材11が第2のパ
イプ状部材9よりも発熱部である触媒13に近接
しているため高温となり、膨張率の小さい第2の
パイプ状部材9はパイプ状部材11の内側でしか
も供給された混合ガスにより冷却されるため、第
1のパイプ状部材11に比して温度は低くなる。
従つつて熱応動素子としての変位量は第1図の実
施例のものよりもより大きくなり、ガス流量調
整、すなわち温度コントロールが確実で、組立て
時の調整も容易になるという効果がある。
り、第2のパイプ状部材9を、第1のパイプ状部
材11の熱膨張率よりも小さい材料で構成してい
る点で第1図の実施例のものと異なる。この場
合、ガス流量調整バルブ固定弁座4およびガス流
量調整バルブ摺動部材5の関連構成が第1図の実
施例と異なつてくる。そしてこの実施例の場合、
触媒13の燃焼が開始され温度が上昇すると、第
1のパイプ状部材11は制御レバー16を押し下
げるとともに、ガス流量調整バルブ摺動部材5を
押し下げ、制御弁7とガス流量調整バルブ固定弁
座4との間隙を減少させて気化燃料ガス流量を調
整することにより、触媒13の温度を一定温度に
コントロールするものである。この実施例では、
膨張率の大きな第1のパイプ部材11が第2のパ
イプ状部材9よりも発熱部である触媒13に近接
しているため高温となり、膨張率の小さい第2の
パイプ状部材9はパイプ状部材11の内側でしか
も供給された混合ガスにより冷却されるため、第
1のパイプ状部材11に比して温度は低くなる。
従つつて熱応動素子としての変位量は第1図の実
施例のものよりもより大きくなり、ガス流量調
整、すなわち温度コントロールが確実で、組立て
時の調整も容易になるという効果がある。
第3図はさらにその他の実施例を示したもので
あり、第2のパイプ状部材9と流量調整バルブ摺
動部材5とが直接接続され、第1のパイプ状部材
11の遊端側を固定したものである。この実施例
では熱膨張率は第1のパイプ状部材11の方が、
第2のパイプ状部材9よりも大きい。従つて触媒
燃焼が開始され、温度が上昇すると、第2のパイ
プ状部材9に接続されたガス流量調整バルブ摺動
部材5は押し上げられ、制御弁7とガス流量調整
バルブ固定弁座4との間隙が小さくなり、そして
気化燃料ガスの供給が減少し、触媒13部の温度
がコントロールされる。
あり、第2のパイプ状部材9と流量調整バルブ摺
動部材5とが直接接続され、第1のパイプ状部材
11の遊端側を固定したものである。この実施例
では熱膨張率は第1のパイプ状部材11の方が、
第2のパイプ状部材9よりも大きい。従つて触媒
燃焼が開始され、温度が上昇すると、第2のパイ
プ状部材9に接続されたガス流量調整バルブ摺動
部材5は押し上げられ、制御弁7とガス流量調整
バルブ固定弁座4との間隙が小さくなり、そして
気化燃料ガスの供給が減少し、触媒13部の温度
がコントロールされる。
またインジエクター8は、この実施例の場合、
図に示すように横穴式となつている。この場合、
第2のパイプ状部材9とガス流量調整バルブ摺動
部材5とは制御レバーを用いずに直接接続されて
いるので、動作が確実になるとともに、構造部品
点数が減少でき、コンパクトになるという効果が
ある。さらにこの実施例の固定部材15はネジ式
になつていて、パイプ状部材9,11の固定状態
を調節することができるようになつている。
図に示すように横穴式となつている。この場合、
第2のパイプ状部材9とガス流量調整バルブ摺動
部材5とは制御レバーを用いずに直接接続されて
いるので、動作が確実になるとともに、構造部品
点数が減少でき、コンパクトになるという効果が
ある。さらにこの実施例の固定部材15はネジ式
になつていて、パイプ状部材9,11の固定状態
を調節することができるようになつている。
第3図の場合はヘヤーカーラの例を示してお
り、20は触媒13の外側をカバーして設けた伝
熱パイプ、21は伝熱パイプ20の外側に設置さ
れた髪巻き部で、多数の髪巻き用の突起22が設
けられている。この第3図の実施例に示すように
ヘヤーカーラに本発明装置を応用する事により、
パイプ状部材9,11が同心状に配置されしかも
ノズル等のガス供給部が同一軸線上に配置できる
ため、伝熱パイプ20を細くする事ができるとと
もにヘヤーカーラ全体の小型化をはかることがで
き、携帯用等に最適なものとなる。
り、20は触媒13の外側をカバーして設けた伝
熱パイプ、21は伝熱パイプ20の外側に設置さ
れた髪巻き部で、多数の髪巻き用の突起22が設
けられている。この第3図の実施例に示すように
ヘヤーカーラに本発明装置を応用する事により、
パイプ状部材9,11が同心状に配置されしかも
ノズル等のガス供給部が同一軸線上に配置できる
ため、伝熱パイプ20を細くする事ができるとと
もにヘヤーカーラ全体の小型化をはかることがで
き、携帯用等に最適なものとなる。
発明の効果
上記実施例から明らかなように、本発明の触媒
燃焼装置は、触媒に気化ガスもしくは混合ガスを
供給する第1のパイプ状部材の内側に、第2のパ
イプ状部材をその一端を固定した状態で配置して
熱応動素子を構成し、さらに第2のパイプ状部材
を気化燃料ガス、もしくは混合ガスの通路として
いるため、従来のような燃焼量の調整や腐食問題
がないことはもちろんのこと、燃焼部分の大幅な
縮小化がはかれ、同時にノズル等のガス供給部を
パイプ部材と同一軸線上に配置することができ装
置全体を小型化することができるものである。ま
た、触媒もしくはその近傍の温度を検知して燃焼
量を調整するため、触媒が異常な高温になる事が
なく、触媒の寿命が長くなるという効果も有す
る。
燃焼装置は、触媒に気化ガスもしくは混合ガスを
供給する第1のパイプ状部材の内側に、第2のパ
イプ状部材をその一端を固定した状態で配置して
熱応動素子を構成し、さらに第2のパイプ状部材
を気化燃料ガス、もしくは混合ガスの通路として
いるため、従来のような燃焼量の調整や腐食問題
がないことはもちろんのこと、燃焼部分の大幅な
縮小化がはかれ、同時にノズル等のガス供給部を
パイプ部材と同一軸線上に配置することができ装
置全体を小型化することができるものである。ま
た、触媒もしくはその近傍の温度を検知して燃焼
量を調整するため、触媒が異常な高温になる事が
なく、触媒の寿命が長くなるという効果も有す
る。
第1図は本発明の一実施例における触媒燃焼装
置の主要部の断面図、第2図、第3図はそれぞれ
本発明の他の実施例を示す主要部の断面図であ
る。 4……ガス流量調整バルブ固定弁座、5……ガ
ス流量調整バルブ摺動部材、6……ノズル、7…
…制御弁、9……第2のパイプ状部材、10……
ガス吹出口、11……第1のパイプ状部材、13
……触媒。
置の主要部の断面図、第2図、第3図はそれぞれ
本発明の他の実施例を示す主要部の断面図であ
る。 4……ガス流量調整バルブ固定弁座、5……ガ
ス流量調整バルブ摺動部材、6……ノズル、7…
…制御弁、9……第2のパイプ状部材、10……
ガス吹出口、11……第1のパイプ状部材、13
……触媒。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 気化燃料ガスと空気とを酸化反応させるため
の触媒と、この触媒に気化燃料ガスと空気との混
合ガスを供給するための第1のパイプ状部材と、
この第1のパイプ状部材内に、この第1のパイプ
状部材と一端が固定されて配置され、かつガス噴
出口を有する第2のパイプ状部材とを備え、前記
両パイプ状部材により熱応動素子を構成し、この
熱応動素子を構成するパイプ状部材の熱膨張差に
よりガス流量調整をおこなうとともに、前記第1
のパイプ状部材の外側に、第1のパイプ状部材に
対向して触媒を設け、前記第2のパイプ状部材及
び第1のパイプ状部材を通して、触媒に気化燃料
ガスもしくは空気との混合ガスを供給する触媒燃
焼装置。 (1) 第1のパイプ状部材の熱膨張率を第2のパイ
プ状部材の熱膨張率より小さく設定した特許請
求の範囲第1項記載の触媒燃焼装置。 (2) 第2のパイプ状部材の熱膨張率を第1のパイ
プ状部材の熱膨張率より小さく設定した特許請
求の範囲第1項記載の触媒燃焼装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58070360A JPS59195023A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 触媒燃焼装置 |
PCT/JP1984/000192 WO1984004377A1 (en) | 1983-04-20 | 1984-04-16 | Catalytic combustion apparatus |
DE8484901433T DE3485500D1 (de) | 1983-04-20 | 1984-04-16 | Katalytische verbrennungsanordnung. |
EP84901433A EP0141861B1 (en) | 1983-04-20 | 1984-04-16 | Catalytic combustion apparatus |
US06/682,671 US4631024A (en) | 1983-04-20 | 1984-04-16 | Catalytic combustion device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58070360A JPS59195023A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 触媒燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59195023A JPS59195023A (ja) | 1984-11-06 |
JPS6238602B2 true JPS6238602B2 (ja) | 1987-08-19 |
Family
ID=13429184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58070360A Granted JPS59195023A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 触媒燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59195023A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7410619B2 (en) * | 2004-12-29 | 2008-08-12 | Utc Power Corporation | Catalytic combustors keeping contained medium warm in response to hydrostatic valve |
CN111878815A (zh) * | 2020-07-29 | 2020-11-03 | 镇江美博红外科技有限公司 | 一种红外线管道加热装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828913A (ja) * | 1981-08-12 | 1983-02-21 | Atom Kagaku Toryo Kk | ガスバ−ナ− |
JPS5864413A (ja) * | 1981-10-13 | 1983-04-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 触媒燃焼装置 |
-
1983
- 1983-04-20 JP JP58070360A patent/JPS59195023A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828913A (ja) * | 1981-08-12 | 1983-02-21 | Atom Kagaku Toryo Kk | ガスバ−ナ− |
JPS5864413A (ja) * | 1981-10-13 | 1983-04-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 触媒燃焼装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59195023A (ja) | 1984-11-06 |
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