JPS60173710A - 磁気ヘツドのコイル巻付方法及び装置 - Google Patents
磁気ヘツドのコイル巻付方法及び装置Info
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- JPS60173710A JPS60173710A JP59028586A JP2858684A JPS60173710A JP S60173710 A JPS60173710 A JP S60173710A JP 59028586 A JP59028586 A JP 59028586A JP 2858684 A JP2858684 A JP 2858684A JP S60173710 A JPS60173710 A JP S60173710A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/17—Construction or disposition of windings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本願発明は、コイルをコアに形成された巻線窓に挿通し
て倦回する磁気ヘッドのコイル巻付方法及び装置に関す
る。
て倦回する磁気ヘッドのコイル巻付方法及び装置に関す
る。
近時、電子技術の急速な進歩発達によるビデオ装置の高
性能化、小型化に伴って、ビデオヘッドにも高性能で且
つ例えば縦横夫々約3鰭前後という極めて小型の磁気ヘ
ッドが使用されている。
性能化、小型化に伴って、ビデオヘッドにも高性能で且
つ例えば縦横夫々約3鰭前後という極めて小型の磁気ヘ
ッドが使用されている。
第1図は、このようなビデオヘッドに使用される磁気ヘ
ッドの一例構成を示す正面図である。
ッドの一例構成を示す正面図である。
図中、1は磁気ヘッドであって、例えばフェライトある
いはアルミニウム、シリコン及び鉄の合金磁性体から成
るセンダスト合金等によって成形されたコア(磁心)2
と、該コア2に形成された巻線窓3に挿通して左右に所
要回数ずつ倦回されて巻き付けられたコイル4とから構
成され、ヘッド取付基板5に固着されている。
いはアルミニウム、シリコン及び鉄の合金磁性体から成
るセンダスト合金等によって成形されたコア(磁心)2
と、該コア2に形成された巻線窓3に挿通して左右に所
要回数ずつ倦回されて巻き付けられたコイル4とから構
成され、ヘッド取付基板5に固着されている。
コア2は、磁束を記録時にコイル4から磁気テープ(図
示せず)へ、又再生時には磁気テープからコイル4へ能
率良く伝達するための通路となるものであって、その先
端に円弧状のテープ摺動面6が形成されると共に、その
中央部に記録のための磁界範囲を絞る作用と共に再生時
に磁気テープからの所謂漏れ磁束の取り入れ口としての
作用を果たすギャップ7が形成されている。
示せず)へ、又再生時には磁気テープからコイル4へ能
率良く伝達するための通路となるものであって、その先
端に円弧状のテープ摺動面6が形成されると共に、その
中央部に記録のための磁界範囲を絞る作用と共に再生時
に磁気テープからの所謂漏れ磁束の取り入れ口としての
作用を果たすギャップ7が形成されている。
なお、コイル4としては、例えばポリウレタンポリエス
テル等を表面に被覆して成る絶縁銅線が使用されている
。
テル等を表面に被覆して成る絶縁銅線が使用されている
。
ところで、このようにビデオヘッドとして使用される磁
気ヘッド1にあっては、そのコア2が前記の如く高性能
化及び小型化の要請から縦横夫々約3fi前後と極めて
小さく構成され、またコイル4を倦回するためにコア2
に形成された巻線窓3もギャップ6近くの磁路を短くし
て能率を上げるために例えば縦9.5mi+、横0.2
5 w程度と非常に小さく作られている。
気ヘッド1にあっては、そのコア2が前記の如く高性能
化及び小型化の要請から縦横夫々約3fi前後と極めて
小さく構成され、またコイル4を倦回するためにコア2
に形成された巻線窓3もギャップ6近くの磁路を短くし
て能率を上げるために例えば縦9.5mi+、横0.2
5 w程度と非常に小さく作られている。
更に一1巻線窓3に挿通して倦回されるコイル4も、例
えば線径的0.015〜0.05 *m前後という極細
線に形成されている。
えば線径的0.015〜0.05 *m前後という極細
線に形成されている。
したがって、このように極めて小さく構成されたコア2
に極めて細いコイル4を所要回数巻き付ける巻線作業に
おいては、該コイル4を非常に小さく形成された巻線窓
3に容易に且つ迅速に挿通して倦回させる有効な自動化
手段がなく、従来は専ら手作業に頼っていた。
に極めて細いコイル4を所要回数巻き付ける巻線作業に
おいては、該コイル4を非常に小さく形成された巻線窓
3に容易に且つ迅速に挿通して倦回させる有効な自動化
手段がなく、従来は専ら手作業に頼っていた。
然しなから、手作業による場合には当然非能率的である
と同時に、コイル4の巻数にバラツキが生じて製品不良
率が非常に高くなるという重大な欠点を有していた。
と同時に、コイル4の巻数にバラツキが生じて製品不良
率が非常に高くなるという重大な欠点を有していた。
そこで本願発明は、特にビデオヘッド等として使用され
る極めて小型の磁気ヘッドに適用して、コイルを巻線窓
から自動的且つ能率的に挿通して倦回させることができ
る磁気ヘッドのコイル巻イ1方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
る極めて小型の磁気ヘッドに適用して、コイルを巻線窓
から自動的且つ能率的に挿通して倦回させることができ
る磁気ヘッドのコイル巻イ1方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
この目的を達成するために、本願第1の発°朗は、コイ
ルをコアに形成された巻線窓に挿通して倦回する磁気ヘ
ッドのコイル巻付方法において、所定位置に固定された
コアの片面側に一端が固定された□コイルを前記巻線窓
を横切って架は渡し、次いで前記巻線窓に対して挿脱可
能に形成されたコイル引掛ピンを前記コアの反対面側か
ら前記巻線窓内に挿通し、該コイル引掛ピンに前記コイ
ルを引っ掛けてこれを前記コアの反対面側に抜き出すと
共に、抜き出された前記コイルの自由端側を保持してそ
の捲回方向に巻き付けることを特徴とする。また、本願
第2の発明は、コイルをコアに形成された巻線窓に挿通
して倦回する磁気ヘッドのコイル巻付装置において、前
記巻線窓に対して挿脱自在に配設されたコイル引掛ピン
と、所定位置に固定されたコアの前記巻線窓に挿通され
たコイルの自由端側を保持して前記コアに倦回させて該
コイルを前記コアの片面側に前記巻線窓を横切って架は
渡すコイル捲回機構とを具備し、該コイル捲回機構によ
って前記コアの片面側に架は渡された前記コイルを、前
記コアの反対面側から前記巻線窓に挿通される前記コイ
ル引掛ピンに引っ掛けて前記コイルの自由端側を前記巻
線窓に挿通して前記コアの反対面側に抜き出すように構
成されたことを特徴とする。
ルをコアに形成された巻線窓に挿通して倦回する磁気ヘ
ッドのコイル巻付方法において、所定位置に固定された
コアの片面側に一端が固定された□コイルを前記巻線窓
を横切って架は渡し、次いで前記巻線窓に対して挿脱可
能に形成されたコイル引掛ピンを前記コアの反対面側か
ら前記巻線窓内に挿通し、該コイル引掛ピンに前記コイ
ルを引っ掛けてこれを前記コアの反対面側に抜き出すと
共に、抜き出された前記コイルの自由端側を保持してそ
の捲回方向に巻き付けることを特徴とする。また、本願
第2の発明は、コイルをコアに形成された巻線窓に挿通
して倦回する磁気ヘッドのコイル巻付装置において、前
記巻線窓に対して挿脱自在に配設されたコイル引掛ピン
と、所定位置に固定されたコアの前記巻線窓に挿通され
たコイルの自由端側を保持して前記コアに倦回させて該
コイルを前記コアの片面側に前記巻線窓を横切って架は
渡すコイル捲回機構とを具備し、該コイル捲回機構によ
って前記コアの片面側に架は渡された前記コイルを、前
記コアの反対面側から前記巻線窓に挿通される前記コイ
ル引掛ピンに引っ掛けて前記コイルの自由端側を前記巻
線窓に挿通して前記コアの反対面側に抜き出すように構
成されたことを特徴とする。
以下、本願発明による磁気ヘッドのコイル巻付方法及び
装置について図面に示す具体的な実施例に基づいて説明
する。
装置について図面に示す具体的な実施例に基づいて説明
する。
第2図(L)乃至(F)は、本願発明による磁気へ・7
ドのコイル巻付装置を使用したコイル巻イ」方法の一例
を示す工程図である。
ドのコイル巻付装置を使用したコイル巻イ」方法の一例
を示す工程図である。
なお、第1図との共通部分については同一符号を附して
その詳細説明は省略する。
その詳細説明は省略する。
第2図において、8ば所定のコイル巻付位置に固定され
たコア2の巻線窓3に対して挿脱可能に形成され且つ前
記コア2の下方からその巻線窓3に対して挿脱されるよ
うに配設されたコイル引掛ピン、9は巻線窓3に挿通さ
れたコイル4を保持してコア2に倦回させるコイル捲回
機構を構成するし字状の真空吸引パイプである。
たコア2の巻線窓3に対して挿脱可能に形成され且つ前
記コア2の下方からその巻線窓3に対して挿脱されるよ
うに配設されたコイル引掛ピン、9は巻線窓3に挿通さ
れたコイル4を保持してコア2に倦回させるコイル捲回
機構を構成するし字状の真空吸引パイプである。
コイル引掛ピン8は、第3図に示すように、先端が鉤形
に折り曲げられた発条鋼線、ステンレス鋼線等の金属線
で形成されてタペット10の先端に固着され、所要速度
で回転駆動されるカム11によって上下方向に往復直線
運動せられて、そのフック部8aがコア2の下面側から
巻線窓3に挿脱されるように成されている。
に折り曲げられた発条鋼線、ステンレス鋼線等の金属線
で形成されてタペット10の先端に固着され、所要速度
で回転駆動されるカム11によって上下方向に往復直線
運動せられて、そのフック部8aがコア2の下面側から
巻線窓3に挿脱されるように成されている。
真空吸引パイプ9は、コイル4の捲回方向に回動可能に
構成されると共に真空吸引ポンプ(図示せず)に接続さ
れて、コイル引掛ピン8に引っ掛けられてコア2の巻線
窓3内に挿通されコア2の下面側に抜き出されたコイル
4の自由端側を吸引保持してその捲回方向に回動すると
同時に、該コイル4をコア2の上面側に巻線窓3の略中
央部を横切って架は渡すように成されている。
構成されると共に真空吸引ポンプ(図示せず)に接続さ
れて、コイル引掛ピン8に引っ掛けられてコア2の巻線
窓3内に挿通されコア2の下面側に抜き出されたコイル
4の自由端側を吸引保持してその捲回方向に回動すると
同時に、該コイル4をコア2の上面側に巻線窓3の略中
央部を横切って架は渡すように成されている。
以上が本願発明によるコイル巻付装置の一例構成であり
、次にこの装置を使用したコイル巻付方法について説明
する。
、次にこの装置を使用したコイル巻付方法について説明
する。
まず、第2図(I)に示すように、ヘッド取付基板5に
固着されたコア2を所定のコイル巻付位置に水平に固定
すると共に、ボビン12に倦回されたコイル4を所要長
さ巻き出してコア2の巻線窓3の略中央部を左右に横切
って該コア2の上面側に架は渡し、その巻出端部4aを
所定位置に固定する。
固着されたコア2を所定のコイル巻付位置に水平に固定
すると共に、ボビン12に倦回されたコイル4を所要長
さ巻き出してコア2の巻線窓3の略中央部を左右に横切
って該コア2の上面側に架は渡し、その巻出端部4aを
所定位置に固定する。
次いで、コア2の下方に配設されたコイル引掛ビンン8
を上昇させて、該コイル引掛ピン8のフ・ツク部8aを
第2図(II)に示す如くコア2の下面側からその巻線
窓3内に挿通し、該フ・7り部8aの先曲げ部側をS線
窓3に架は渡されたコイJし4−に摺接させながらコア
4の上面側に同図鎖線図示の如く突出させる。
を上昇させて、該コイル引掛ピン8のフ・ツク部8aを
第2図(II)に示す如くコア2の下面側からその巻線
窓3内に挿通し、該フ・7り部8aの先曲げ部側をS線
窓3に架は渡されたコイJし4−に摺接させながらコア
4の上面側に同図鎖線図示の如く突出させる。
そして、第2図(1)に示すように、今度はコイル引掛
ピン8を下降させてそのフ・ツク部8aにコイル4を引
っ掛けると同時に、カッタ13によりコイル4を所要長
さに切断して、コイル引掛ピン8をコイル4と共に巻線
窓3内からコア2の下面側に抜き出す。
ピン8を下降させてそのフ・ツク部8aにコイル4を引
っ掛けると同時に、カッタ13によりコイル4を所要長
さに切断して、コイル引掛ピン8をコイル4と共に巻線
窓3内からコア2の下面側に抜き出す。
次に、第2図(mV)に示す如くコア2の下面側右方に
位置せられた真空吸引パイプ9を作動させて、コア2の
下面側に抜き出されたコイル4の自由端4b側を吸引保
持し、この状態で該真空吸引パイプ9を第2図(V)に
示す如くコイル4の捲回方向(図で見て反時計方向)に
約180川 動させて、該コイル4をコア2の上面側に
巻線窓3の略中央部を左右に横切って架は渡す。
位置せられた真空吸引パイプ9を作動させて、コア2の
下面側に抜き出されたコイル4の自由端4b側を吸引保
持し、この状態で該真空吸引パイプ9を第2図(V)に
示す如くコイル4の捲回方向(図で見て反時計方向)に
約180川 動させて、該コイル4をコア2の上面側に
巻線窓3の略中央部を左右に横切って架は渡す。
そして、再びコア2の下方に配設されたコイル引掛ビン
ン8を上昇させて、該コイル引掛ピン8のフック部8a
を第2図(VI)に示す如くコア2の下面側からその巻
線窓3内に挿通し、該フ・ツク部8aの先曲げ部側を巻
線窓3に架は渡されたコイル4に摺接させながらコア4
の上面側に突出させる。 次いで、第2図(■)に示す
ように、コイル引掛ピン8を下降させてそのフ・ツク部
8aにコイル4を引っ掛けると同時に、コイル4の自由
端4bを吸引保持する真空吸引パイプ9の吸引を停止さ
せて、コイル引掛ピン8をコイル4と共に巻線窓3内か
らコア2の下面側に抜き出すと同時に、真空吸引パイプ
9を原位置に復帰させる。
ン8を上昇させて、該コイル引掛ピン8のフック部8a
を第2図(VI)に示す如くコア2の下面側からその巻
線窓3内に挿通し、該フ・ツク部8aの先曲げ部側を巻
線窓3に架は渡されたコイル4に摺接させながらコア4
の上面側に突出させる。 次いで、第2図(■)に示す
ように、コイル引掛ピン8を下降させてそのフ・ツク部
8aにコイル4を引っ掛けると同時に、コイル4の自由
端4bを吸引保持する真空吸引パイプ9の吸引を停止さ
せて、コイル引掛ピン8をコイル4と共に巻線窓3内か
らコア2の下面側に抜き出すと同時に、真空吸引パイプ
9を原位置に復帰させる。
その後、第2図(IV)に示す工程に戻り、該工程から
第2図(V)、l)及び(■)に示す工程までの手順を
所要回数繰り返すことにより、コイル4をコア2の巻線
窓3に挿通して所要巻数捲回することができる。
第2図(V)、l)及び(■)に示す工程までの手順を
所要回数繰り返すことにより、コイル4をコア2の巻線
窓3に挿通して所要巻数捲回することができる。
以上が本願発明の一例構成及び作用であるが、ここで例
えば縦0.5m+、横0.25 鮪に形成された極めて
小さい巻線窓3に線径0.03龍の極細銅線から成るコ
イル4を倦回して巻き付ける場合にば、コイル引掛ピン
8として線径0.1鶴程度の発条鋼線を使用してその先
端を約1.3鶴の長さ折り返してフック部8aを形成し
、該フック部8aの屈曲部の幅α(第3図々示)を0.
43 mg、先曲げ端部の間隙βを0.066mmに選
定する。
えば縦0.5m+、横0.25 鮪に形成された極めて
小さい巻線窓3に線径0.03龍の極細銅線から成るコ
イル4を倦回して巻き付ける場合にば、コイル引掛ピン
8として線径0.1鶴程度の発条鋼線を使用してその先
端を約1.3鶴の長さ折り返してフック部8aを形成し
、該フック部8aの屈曲部の幅α(第3図々示)を0.
43 mg、先曲げ端部の間隙βを0.066mmに選
定する。
而して、コイル引掛ピン8を巻線窓3にコア2の下面側
から上面側に挿通してコイル4に引っ掛ける際には、コ
ア2の上面側に巻線窓3を横切って架は渡されたコイル
4がフック部8aの屈曲部外側にまず当接され、次いで
該屈曲部から先曲げ部に沿って円滑に摺動してフック部
8aに引っ掛けられるから、コイル4が傷付けられてそ
の絶縁被覆が剥離したり断線することがない。また、こ
のようにコイル引掛ピン8の先端にフック部8aを形成
してその屈曲部側から巻線窓3内に挿通するようにし、
而も該コイル引掛ピン8として弾性を有する発条鋼線を
使用する場合には、巻線窓3内に該コイル引掛具8を極
めて円滑に且つ確実に挿通させることができる。更に、
フック部8aの先曲げ部が内方に多少傾斜して折り曲げ
られていルカら、巻線窓3に挿通されたコイル引掛ピン
8を抜き出す際にフック部8aの先曲げ端面がコア2に
引っ掛かることがない。
から上面側に挿通してコイル4に引っ掛ける際には、コ
ア2の上面側に巻線窓3を横切って架は渡されたコイル
4がフック部8aの屈曲部外側にまず当接され、次いで
該屈曲部から先曲げ部に沿って円滑に摺動してフック部
8aに引っ掛けられるから、コイル4が傷付けられてそ
の絶縁被覆が剥離したり断線することがない。また、こ
のようにコイル引掛ピン8の先端にフック部8aを形成
してその屈曲部側から巻線窓3内に挿通するようにし、
而も該コイル引掛ピン8として弾性を有する発条鋼線を
使用する場合には、巻線窓3内に該コイル引掛具8を極
めて円滑に且つ確実に挿通させることができる。更に、
フック部8aの先曲げ部が内方に多少傾斜して折り曲げ
られていルカら、巻線窓3に挿通されたコイル引掛ピン
8を抜き出す際にフック部8aの先曲げ端面がコア2に
引っ掛かることがない。
なお、上述の実施例においては、コア2の巻線窓3を挟
んだ左右どちらか一方の側にコイル4を倦回する所謂横
巻を行う場合について説明したが、前記真空吸引パイプ
9の回動方向を前記の場合と逆にして、前記と同様の手
順によりコア2の他方の側にもコイル4を所要回数捲回
し、第1図に示す如く左右両側にコイル4を巻き付けた
所謂バランス巻にすることもできる。
んだ左右どちらか一方の側にコイル4を倦回する所謂横
巻を行う場合について説明したが、前記真空吸引パイプ
9の回動方向を前記の場合と逆にして、前記と同様の手
順によりコア2の他方の側にもコイル4を所要回数捲回
し、第1図に示す如く左右両側にコイル4を巻き付けた
所謂バランス巻にすることもできる。
このバランス巻は、磁気ヘッド1の性能及び機械的強度
を著しく向上させる巻き方であって、本願発明によれば
例えば第4図に示す如くしてこれを行うことができる。
を著しく向上させる巻き方であって、本願発明によれば
例えば第4図に示す如くしてこれを行うことができる。
即ち、コア2の巻線窓3を挟んだ左右どちらか一方の側
にコイル4を所要回数捲回する際に、その最終倦回部が
巻線窓3のコア2後端側に来るようにし、この状態でコ
ア2の下面側左方に位置せられた真空吸引パイプ9を作
動させて、第4図に示す如くコイル4の自由端4bを吸
引保持し、該コイル4が巻線窓3の中央部を斜めに横切
るようにして真空吸引パイプ9を今度は第2図に示す場
合と反対方向(図で見て時計方向)に約180度回動さ
せる(第4図鎖線図示)。
にコイル4を所要回数捲回する際に、その最終倦回部が
巻線窓3のコア2後端側に来るようにし、この状態でコ
ア2の下面側左方に位置せられた真空吸引パイプ9を作
動させて、第4図に示す如くコイル4の自由端4bを吸
引保持し、該コイル4が巻線窓3の中央部を斜めに横切
るようにして真空吸引パイプ9を今度は第2図に示す場
合と反対方向(図で見て時計方向)に約180度回動さ
せる(第4図鎖線図示)。
そして、コイル4の捲回方向(真空吸引パイプ9の回動
方向)は第2図の場合と逆になるが、以後第2図(V)
から第2図(Vl)及び(■)に示す工程を経て第2図
(IV)の工程に移行し、その後第2図(mV)乃至(
■)に示す工程手順を所要回数繰り返してバランス巻が
完成する。
方向)は第2図の場合と逆になるが、以後第2図(V)
から第2図(Vl)及び(■)に示す工程を経て第2図
(IV)の工程に移行し、その後第2図(mV)乃至(
■)に示す工程手順を所要回数繰り返してバランス巻が
完成する。
また、本願発明は、前述の如くコア2の巻線窓3を挟ん
だ左右両側又は一方の側にコイル4を倦回して巻き付け
るバランス巻又は横巻に限らず、コイル4をコア2の後
端及び巻線窓3間に倦回して巻き付ける所謂綾巻にも適
用し得ることは云うまでもない。
だ左右両側又は一方の側にコイル4を倦回して巻き付け
るバランス巻又は横巻に限らず、コイル4をコア2の後
端及び巻線窓3間に倦回して巻き付ける所謂綾巻にも適
用し得ることは云うまでもない。
なお、実施例ではコイル4を保持してその捲回方向に倦
回するコイル捲回機構として、コイル4を真空吸引保持
してその捲回方向に回動せられる真空吸引パイプ9を用
いた場合について説明したが、本願発明はこれに限らず
例えばコイル4を把持してその捲回方向に回動せられる
回動腕等で構成する場合であっても良い。
回するコイル捲回機構として、コイル4を真空吸引保持
してその捲回方向に回動せられる真空吸引パイプ9を用
いた場合について説明したが、本願発明はこれに限らず
例えばコイル4を把持してその捲回方向に回動せられる
回動腕等で構成する場合であっても良い。
また、本願発明においては、コア2の片面側に架は渡さ
れたコイル4を一旦例えばテープ摺動面6上に位置させ
て、この状態でコイル引掛ピン8のフック部8afc@
線窓3に挿通して突出させ、フック部8aが突出した直
後にコイル4を巻線窓3を横切るように位置させるよう
にしても良い。
れたコイル4を一旦例えばテープ摺動面6上に位置させ
て、この状態でコイル引掛ピン8のフック部8afc@
線窓3に挿通して突出させ、フック部8aが突出した直
後にコイル4を巻線窓3を横切るように位置させるよう
にしても良い。
以上述べたように、本願発明によれば、簡易な構成で極
めて小さなコアの巻線窓にコイルを容易に且つ迅速に挿
通して捲回させることができるから、ビデオヘッド等に
使用される小型の磁気ヘッドの巻線作業を自動化してこ
れを能率的に大量生産することができ、製品不良率を大
幅に低減させることができると同時に、非常に安価なコ
イル巻付装置を得ることができるという優れた効果を有
する。また、特に本願発明の如くコイル引掛ピンにより
コイルを引っ掛けた状態で巻線窓に挿通させる場合には
、コアに捲回されたコイルを適度な緊締力で巻き締める
ことができるから、該コイルをコアに弛みなく巻き付け
ることができるという利点がある。
めて小さなコアの巻線窓にコイルを容易に且つ迅速に挿
通して捲回させることができるから、ビデオヘッド等に
使用される小型の磁気ヘッドの巻線作業を自動化してこ
れを能率的に大量生産することができ、製品不良率を大
幅に低減させることができると同時に、非常に安価なコ
イル巻付装置を得ることができるという優れた効果を有
する。また、特に本願発明の如くコイル引掛ピンにより
コイルを引っ掛けた状態で巻線窓に挿通させる場合には
、コアに捲回されたコイルを適度な緊締力で巻き締める
ことができるから、該コイルをコアに弛みなく巻き付け
ることができるという利点がある。
第1図は磁気ヘッドの一例構成を示す正面図、第2図(
1)乃至(■)は本願発明妃よる磁気ヘッドのコイル巻
付装置を使用したコイル巻付方法の一例を示す工程図、
第3図はコイル引掛ピンの一例構成を示す説明図、第4
図は本願発明方法により巻線窓を挟んでコアの左右両側
にコイルを捲回する場合の手順を示す説明図である。 符号の説明 ■−・磁気ヘッド、2−コア、3−巻線窓、4−コイル
、8−コイル引掛ピン、8a・−・フック部、9−真空
吸引バイブ。 特許出願人 第一電工株式会社 第2図(III) 4a 第2図(IV) 第2図(V) 第2図(VI) 4a 第2図(■) \ 第4図
1)乃至(■)は本願発明妃よる磁気ヘッドのコイル巻
付装置を使用したコイル巻付方法の一例を示す工程図、
第3図はコイル引掛ピンの一例構成を示す説明図、第4
図は本願発明方法により巻線窓を挟んでコアの左右両側
にコイルを捲回する場合の手順を示す説明図である。 符号の説明 ■−・磁気ヘッド、2−コア、3−巻線窓、4−コイル
、8−コイル引掛ピン、8a・−・フック部、9−真空
吸引バイブ。 特許出願人 第一電工株式会社 第2図(III) 4a 第2図(IV) 第2図(V) 第2図(VI) 4a 第2図(■) \ 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11コイルをコアに形成された巻線窓に挿通して倦回
する磁気ヘッドのコイル巻付方法において、所定位置に
固定されたコアの片面側に一端が固定されたコイルを前
記巻線窓を横切って架は渡し、次いで前記巻線窓に対し
て挿脱可能に形成されたコイル引掛ピンを前記コアの反
対面側から前記巻線窓内に挿通し、該コイル引掛ピンに
前記コイルを引っ掛けてこれを前記コアの反対面側に抜
き出すと共に、抜き出された前記コイルの自由端側を保
持してその捲回方向に巻き付けることを特徴とする磁気
ヘッドのコイル巻付方法。 (2)前記コイル引掛ピンが先端を鉤形に折り曲げて成
る発条鋼線又はステンレス鋼線である前記特許請求の範
囲第1項記載の磁気ヘッドのコイル巻付方法。 (3)前記コアの反対面側に抜き出された前記コイルの
自由端側を真空吸引パイプによって吸引保持し、この状
態で該真空吸引パイプを前記コイルの捲回方向に回動さ
せる前記特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッドのコイ
ル巻付方法。 (4)コイルをコアに形成された巻線窓に挿通して倦回
する磁気ヘッドのコイル巻付装置において、前記巻線窓
に対して挿脱自在に配設されたコイル引掛ピンと、所定
位置に固定されたコアの前記巻線窓に挿通されたコイル
の自由端側を保持して前記コアに倦回させて該コイルを
前記コアの片面側に前記巻線窓を横切って架は渡すコイ
ル捲回機構とを具備し、該コイル捲回機構によって前記
コアの片面側に架は渡された前記コイルを、前記コアの
反対面側から前記巻線窓に挿通される前記コイル引掛ピ
ンに引っ掛けて前記コイルの自由端側を前記巻線窓に挿
通して前記コアの反対面側に抜き出すように構成された
ことを特徴とする磁気へンドのコイル巻イ]装置。 (5)前記コイル引掛ピンが先端を鉤形に折り曲げて成
る発条鋼線又はステンレス鋼線で形成された前記特許請
求の範囲第4項記載の磁気ヘッドのコイル巻付装置。 (6)前記コイル捲回機構が前記コイルの捲回方向に回
動する真空吸引パイプで構成された前記特許請求の範囲
第4項記載の磁気ヘッドのコイル巻付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59028586A JPS60173710A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 磁気ヘツドのコイル巻付方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59028586A JPS60173710A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 磁気ヘツドのコイル巻付方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60173710A true JPS60173710A (ja) | 1985-09-07 |
Family
ID=12252701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59028586A Pending JPS60173710A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 磁気ヘツドのコイル巻付方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60173710A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2635904A1 (fr) * | 1988-08-15 | 1990-03-02 | Sony Corp | Procede et appareil d'enroulement d'un fil sur une piece, telle qu'une tete magnetique de lecture-ecriture |
JP2015050254A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 株式会社多賀製作所 | トロイダル巻線装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6018806A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-30 | Chuo Denki Seisakusho:Kk | Vtr用磁気ヘツドの吸引巻線方法 |
-
1984
- 1984-02-20 JP JP59028586A patent/JPS60173710A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6018806A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-30 | Chuo Denki Seisakusho:Kk | Vtr用磁気ヘツドの吸引巻線方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2635904A1 (fr) * | 1988-08-15 | 1990-03-02 | Sony Corp | Procede et appareil d'enroulement d'un fil sur une piece, telle qu'une tete magnetique de lecture-ecriture |
JP2015050254A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 株式会社多賀製作所 | トロイダル巻線装置 |
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