JPS6017368Y2 - 自動車の加湿装置 - Google Patents

自動車の加湿装置

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Publication number
JPS6017368Y2
JPS6017368Y2 JP4488980U JP4488980U JPS6017368Y2 JP S6017368 Y2 JPS6017368 Y2 JP S6017368Y2 JP 4488980 U JP4488980 U JP 4488980U JP 4488980 U JP4488980 U JP 4488980U JP S6017368 Y2 JPS6017368 Y2 JP S6017368Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
external terminal
water
atomization chamber
oscillator
Prior art date
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Expired
Application number
JP4488980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56146610U (ja
Inventor
功 松岡
彰仁 犬塚
Original Assignee
日本特殊陶業株式会社
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Publication date
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Humidification (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の車室内の乾燥を防止して該車室内を快
適な雰囲気に保持する加湿装置に関するものである。
乗用車、トラック等自動車の車室内は適当な温度及び湿
度が要求せられ、寒冷時はヒータによって暖房されるが
長時間の暖房は車室内を過度に乾燥させて乗員に不快感
を与えるため、超音波による霧化現象を利用した加湿装
置を暖房装置と併設した乾燥防止機構が注目されている
自動車の車室内における好ましい雰囲気は、温度約25
℃、温度約50%とされているが、温度を適温に保持す
る機構はすでに空気吹出口のダンパ等の温度制御装置に
よって容易に得られている。
また、湿度の維持には上記の通り超音波加湿装置が着目
されているが、約50%に常時維持することに難点があ
った。
すなわち、超音波加湿装置の霧化室は発生させた霧を温
風と共にブロワによって車室内に噴出さ°せるため空気
吹出口に近接して配される関係から小型化が要求され、
一方車室内の湿度を上記の約50%とする霧化状態を維
持するには例えは2000cc級の普通乗用車では毎時
約120ccにも達するような多量の水を消費するので
これを補給しなければならないが、小型の超音波霧化室
内の水位を噴霧効率の面から適当とされる30〜40m
に常時維持する必要があり、消費された水を常時正確に
補給することは容易でなかった。
本考案は以上の欠点を解決するだけでなく、また暖房に
よる車室内の乾燥の防止と、車室内へ新しい外気の導入
との切換えを容易とするためなされたもので、以下図面
について説明する。
図中、1は空気取入口1aをエンジンフード内に連通し
、ヒータHと送風用ブロワBを内部に連設し、他端の空
気吹出口1bを自動車の車室内に通ずる空気送入管、2
は底面に超音波振動子2aを具え、上面に設けた噴霧口
2bを上記送風用ブロワBの後方において空気吹出口1
b内に連通された超音波霧化室、3は上記霧化室の超音
波振動子2aを励振する発振器、4は同じく超音波霧化
室2と離れた位置に配設され、該霧化室に水を補充する
ための水槽、5は該水槽4と超音波霧化室2を連結する
給水管、6は該給水管5に設けられた超音波霧化室2の
必要な水位を維持するためのポンプ、7は同じく超音波
霧化室内の水位を検知する水位センサを示し、上記ヒー
タHの外部端子T1、及び送風用ブロワの外部端子T2
、並びに超音波霧化室の超音波振動子2aと直列に接続
された発振器3及びこれら振動子、発振器とそれぞれ並
列に接続した給水管5のポンプ6及び超音波霧化室2の
水位センサ7の外部端子T3の3端子を接続し、これら
各部材の他方を接地してなる、超音波霧化室2から空気
吹出口1bに吹出し、加温された霧を車室内に送入する
回路と、上記の送風用ブロワBのみを作動して外気を直
接、車室内に送入する該送風用ブロワBと、上記通電端
子T2から分岐して並設した外部端子T2′を結んだ回
路のいずれかにスイッチSによって切換えられるように
なっている。
なお、上記の発信機3と外部端子T3との間に配された
Cは、同部位に並列に接続された上記のポンプ6、及び
超音波霧化室の水位によって上記ポンプの作動を指令す
る水位センサ7、車室内の湿度に応じて上記発振器3の
作動を制御する湿度センサ8、水槽4内の水位を示す水
量センサ9及び該水量センサの指示を受けて水槽4の水
位が下限まで低下したとき警告するランプ、ブザー等か
らなる警告手段、10のそれぞれを作動させる制御部で
あるが、湿度センサ8、水量センサ9及び警告手段10
は省略することができる。
本考案の自動車の加湿装置は以上のように構成したから
、寒冷時において車室内を暖房したいとき、切替スイッ
チSを外部端子T1.T2及びT3の3者に接続すれば
空気送入管1内のヒータH及びブロワBによって外気が
温められて空気吹出口1bから車室内に吹込まれが、同
時に超音波振動子2aが発振器3によって励振され、水
位センサ7及びこれによって作動して常に最善の液位を
維持する超音波霧化室2内の水を霧化して上記の空気送
入管1内に噴出し、車室内に吹込まれる温風を加湿し、
乾燥による不快感を防止する。
一方、涼風を取入れたいときは切替スイッチSを外部端
子T2′側に切替えれば、外部端子T1側のヒータHと
、T3側の超音波振動子2aを初めとする超音波霧化系
統の回路を共に切離し、ブロワBのみを駆動して新しい
涼風を直接車室内に導入する。
従って、何時も車室内の雰囲気を好ましい状態に保持す
ることができる。
また、実施に際し超音波霧化槽に水を補給する水槽を別
に設けたから、超音波霧化室を小型とし空気吹出口付近
の狭い場所に配置することができ、一方水槽は例えばト
ランクルーム等に配置することができるので実装容易で
あり、これら水位センサ、ポンプ及び発振器を制御部に
おいて接続したから組付けを容易とする等の大きな効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の自動車の加湿装置の要部を回路と共に示
す縦断面図である。 1・・・・・・空気送入管、1a・・・・・・空気取入
口、1b・・・・・・空気吹出口、2・・・・・・超音
波霧化室、2a・・・・・・超音波振動子、2b・・・
・・・噴霧口、3・・・・・・発振器、4・・・・・・
水槽、5・・・・・・給水管、6・・・・・・ポンプ、
7・・・・・・水位センサ、H・・・・・・ヒータ、B
・・・・・・送風用ブロワ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンフードの空気取入口1aからヒータH及び送風
    用ブロワBを連設して車室内に通ずる空気吹出口1bを
    延設した空気送入管1と、上記ブロワの後方において空
    気吹出口に連通ずる噴霧口2b及び水位センサ7を具え
    た超音波霧化室2と、該霧化室の超音波振動子2aを励
    振する発振器3と、同じく霧化室と離れた部位に設けた
    水槽4及び該水槽から上記霧化室2に給水するポンプ6
    を具えた給水管5とを具え、上記噴霧口2bから吹出し
    、送風用ブロワBによって車室内に送入される霧をヒー
    タHによって加温する上記ヒータHに接続した外部端子
    T□、ブロワBに接続した外部端子T2.超音波振動子
    2a及びこれと直列の発振器3と、これら振動子及び発
    振器と並列の給水管5のポンプ6及び水位センサ7とに
    接続した外部端子T3とを接続すると共にこれら各部材
    の他方を接地してなる回路と、上記送風用ブロワBによ
    って外気を直接車室内に送入する該ブロワと、上記外部
    端子T2から分岐して並設した外部端子T2′とを接続
    した回路のいずれかに切換えるスイッチを設けてなる自
    動車の加湿装置。
JP4488980U 1980-04-03 1980-04-03 自動車の加湿装置 Expired JPS6017368Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56146610U JPS56146610U (ja) 1981-11-05
JPS6017368Y2 true JPS6017368Y2 (ja) 1985-05-28

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ID=29640090

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024154A (ja) * 1983-07-20 1985-02-06 Takeo Furuta 製茶貯蔵工程に於ける茶生葉萎凋化及びぬれ葉防止方法

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JPS56146610U (ja) 1981-11-05

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