JPH06183253A - 車載用加湿器 - Google Patents

車載用加湿器

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JPH06183253A
JPH06183253A JP4340128A JP34012892A JPH06183253A JP H06183253 A JPH06183253 A JP H06183253A JP 4340128 A JP4340128 A JP 4340128A JP 34012892 A JP34012892 A JP 34012892A JP H06183253 A JPH06183253 A JP H06183253A
Authority
JP
Japan
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water
storage tank
steam generator
water storage
supplied
Prior art date
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Pending
Application number
JP4340128A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kinoshita
木下  清
Shizuo Tominaga
静雄 富永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IIRUDO KINOSHITA KK
Original Assignee
IIRUDO KINOSHITA KK
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Publication date
Application filed by IIRUDO KINOSHITA KK filed Critical IIRUDO KINOSHITA KK
Priority to JP4340128A priority Critical patent/JPH06183253A/ja
Publication of JPH06183253A publication Critical patent/JPH06183253A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯水タンクが所要の容積をもって任意形状に
構成でき、コンパクトに小型に構成できるようにし、蒸
気発生部を含めて狭い室内でも視界を妨げることなく設
置し、また振動等による水もれを防止し、振動に対して
も安定した効率の良い霧化及び噴霧をするようにする。 【構成】 貯水タンク2と蒸気発生器1とを別体として
分離し、貯水タンク2と蒸気発生器1の間を可撓性チュ
ーブ3で連結し、ポンプ4によって貯水タンク2の水を
蒸気発生器1に少量づつ給水するようにした。また蒸気
発生器1はポンプ4によって供給される水を振動霧化す
る超音波振動子5と、該超音波振動子5を下端に囲繞す
る筒体6と、該筒体6との上端に設けられ外部に開口1
3aして噴霧するノズル13と、前記筒体6の水面上に
発生した霧を空気を送って噴出させるファン8を設けて
成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波振動子により水を
霧化して自動車や車両等の室内を加湿する車載用加湿器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車等の室内を加湿する加湿器
は、貯水タンクと、この貯水タンクの底部に設けた超音
波振動子と、前記貯水タンクの水面上に設けられたノズ
ルと、貯水タンク内に発生した蒸気を前記ノズルから外
部へ噴出させるファンとを備えた構造であって、貯水タ
ンクと蒸気発生部とが一体に構成されたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
車用加湿器によれば、貯水タンクと蒸気発生部(霧化
器)とが一体構造であったために、構造上コンパクトに
構成できない。一般に、貯水タンクは自動車用運転時間
からして最低5時間程度の連続加湿ができる容積を必要
とするが、自動車の視界を妨げない形状構造にしなけれ
ばならず、多くの制限が伴なう。また、自動車は走行中
に非常に激しい振動を伴なうので、貯水タンク内の水が
揺動して水漏れが生じる。殊に、自動車の運転に伴う振
動によって、超音波振動子上の水位が変化して安定した
霧化ができなかったり、無負荷振動により振動子が過熱
したり損焼することがあった。そこで、本発明は、貯水
タンクを所要の容積をもって任意の形状に構成し、コン
パクトに小型に構成できるようにし、蒸気発生部を含め
て狭い室内でも視界を妨げることなく設置し、また振動
等による水もれを防止し、振動に対しても常に安定した
効率の良い霧化及び噴出をするようにした車載用加湿器
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】車載用の加湿器に於て、
貯水タンクと蒸気発生器とを別体として分離し、該貯水
タンクと蒸気発生器の間を連通させると共に給水手段に
よって貯水タンクの水を蒸気発生器に給水しながら霧化
するようにしたものである。また前記蒸気発生器とし
て、ハウジングと、該ハウジング底部に設けられ水を超
音波振動により霧化する超音波振動子と、前記ハウジン
グの上端に設けられ霧化蒸気を外部に開口して噴霧する
ノズルとを備えたものを用いることができる。
【0005】
【作用】貯水タンクと別体とした蒸気発生器は最小容積
で設置されている。蒸気発生器は自動車のダッシュボ−
ト上部等に設置され、別の場所に貯水タンクが取付けら
れる。蒸気発生器には、供給手段によって必要量の水が
少しづつ供給される。蒸気発生器より水位が減少しても
貯水タンクから給水手段により水が供給され続いてい
る。
【0006】
【実施例】以下図面の一実施例により本発明を説明す
る。図1は加湿器全体の構成図,図2は蒸気発生器の内
部構造図である。
【0007】図に於て、1は蒸気発生器であって、椀状
のハウジング本体11と蓋12を重ねて例えばユーホー
を類似した形状に形成することができる。13は蓋12
の上端に形成した霧化蒸気の噴出ノズル,14はハウジ
ング本体11の側面に設けた電源スイッチ,15は電源
表示ランプ,16は水切れを表示するランプ,2は別体
とした貯水タンクで、水槽容器21に蓋22を密閉した
構造になっている。3は貯水タンク内と蒸気発生器1と
を結合する可撓性チューブで、途中に設けた給水手段の
ポンプ4によりタンク2内の水を蒸気発生器1に必要な
少量づつを供給する。
【0008】蒸気発生器1の内部構造は図2に示すよう
に、ハウジングの底部に超音波振動子5を設け、この超
音波振動子を下端に囲繞する筒体6を設ける。振動子5
には磁歪材、電歪材等を用いることができる。筒体6の
下端外周に囲繞して水溜7を設け、ここにチューブ3に
より貯水タンクからの給水をする。尚水溜7と筒体6下
端との間は連通する導水間隙61が形成してあり、ここ
を通して筒体6内に必要量の給水が行なわれる。8は外
気を導入して筒体6内に空気を送るファンで、導入空気
を筒体6内水面上に向けて開口するように設けられた通
風ダクト9を介して噴出させる。
【0009】ハウジングを構成する蓋体12の中心上部
には筒状のノズル13が嵌込まれ、その円周嵌合部を回
動させることによって外部に開口する噴出口13aの向
きが変えられる。噴出口13aの直下には噴出蒸気を案
内する内筒10が設けられ、また、内筒下部には防水板
17が設けてある。18及び19は水溜7の左右前後の
離れた位置に挿入された水切れ検出センサ,20は超音
波振動子5の高周波発振回路とかセンサ18,19信号
の制御回路等を組込んだIC基板を示す。
【0010】次に以上の加湿器の作動を説明する。貯水
タンク2と蒸気発生器1とは別体として分離したセパレ
ート構成であるから、蒸気発生器1は最小容積で自動車
の視界を妨げないようにに設置される。貯水タンク21
は任意の形状とし、貯容量も所要の大きさにし、充分長
時間の加湿運転を続けることができる。またこの貯水タ
ンク2は任意の場所に設置することができ、ダッシュボ
−ドの下部とかエンジンル−ム等に自動車の視界を妨げ
ないように設置できる。貯水の供給は細い可撓性チュー
ブ3で蒸気発生器1に連結し、電源スイッチ14を投入
してポンプ4を駆動し、ポンプ4によって必要量の水を
少しづつ蒸気発生器1に供給しながら噴霧させることが
できる。電源スイッチ14のオンによりランプ15が点
灯する。
【0011】チューブ3から送られた水は筒体6底部の
水溜7に供給され、導水間隙61を通して筒体6内に通
水される。この液面レベルは超音波振動子5のワット数
(乗用車の場合は12V用,トラック用は24Vを用い
る)と水量との比例関係から最良霧化ができるように水
位高さは約20〜60mm、好ましくは30〜50mm
程度に設定する。水位が高すぎると霧化しないし、低す
ぎても振動子によくない。この水位の制御は互いに離れ
た位置に設置したセンサ18,19によって高低2段階
のレベル検出により、給水ポンプ4を作動させることに
よって最適制御が可能である。
【0012】このようにして溜められた筒体6内の水は
超音波振動子5の振動によって霧化される。筒体内6の
水面上に霧化した蒸気はファン8によって送られた空気
流によって吹き上げられ、ノズル13の筒体10に案内
されながら噴出口13aを通って外部へ吹き出されるよ
うになる。この連続する振動霧化及び空気噴出によって
筒体61内の水量が減少するが、水溜7にはチューブ3
を通って貯水タンク2のの水が連続して供給され、水溜
7から導水間隙61を通って水の補給が続けられ、筒体
6内の水位は一定に保たれ安定した霧化を続けることが
できる。また貯水タンクから供給する水を予め加熱して
おき、温水を供給することにより霧化効果を高めること
ができる。
【0013】また走行中の自動車が急停車等により激し
く振動した場合を考てみても、筒体6の下に従来のよう
な大きな貯水タンクが存在しないから水位の変動が少な
い。即ち水溜7は筒体6の下端の周りに僅か存在する水
量のものであって、この水が自動車の振動によって筒体
6内の水を波立たせ水位を変動させるようなものではな
い。したがって筒体6内の水の揺動、水位の変化は極め
て小さく、安定した霧化を続けることができる。
【0014】さらに、霧化した蒸気が空気流によって筒
体6内を吹き上げられるその流路には防水板17が設け
てあり、超音波振動子5によって直接突上げられた水滴
はこの防水板17に当って跳返されるから、ノズル13
から水がこぼれるようなこともなく、安定して蒸気のみ
が噴出口13aから吹き出すようになる。
【0015】なお、連続使用によって貯水タンク2の水
が無くなり給水ができなくなれば、蒸気発生器1の水位
センサ18,19が感知して発光ランプ16で表示する
から、タンク2への水の補給が容易にできる。また、セ
ンサ18,19信号により制御回路を働かせて自動的に
発振回路を止めて超音波振動子5を停止させ、また、ポ
ンプ4のドライバを停止させて未然に損焼等の事故を防
ぐことができる。
【0016】以上は一実施例によって本発明を説明した
が、貯水タンク2及び蒸気発生器1等の形状及び構造は
細長、偏平等ダッシュボ−ド等の設置場所に合わせて他
の任意の構造にすることができる。また、貯水タンク2
には給水口が図示されていないが、上部に給水口を開口
して給水することができる。また、給水手段として、ポ
ンプ4を例示したが、これに限定する趣旨ではなく、ま
たその設置は貯水タンク2又は蒸気発生器1に付設させ
ることもできる。また、超音波振動子5は連続作動をさ
せる以外に、その作動を断続制御させて霧化量の制御を
することができる。また、その貯水タンクと蒸気発生器
とを連通するチュ−ブは剛性パイプを用いることができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上の0うに本発明の加湿器は貯水タン
クと蒸気発生器とを分離しセパレートに構成したから、
貯水タンクは任意の寸法、形状につくれ、設置場所に対
応した形状、寸法とすることができ、貯水タンクを別の
場所で所望容積にでじるので、長時間の加湿が可能なも
のとなる。また、蒸気発生器は貯水タンクと分離された
ことにより小型にコンパクトにでき、視界を妨げられな
い形状設置をすることができる。後付け、コンソールへ
の組付けも容易である。
【0018】また、蒸気発生器への給水は連結チューブ
等を通してポンプ等の供給手段により少量づつ必要量が
供給できるから、貯水タンク上に蒸気発生器を設けたも
ののように自動車の振動によって水がこぼれることがな
く、また蒸気発生器は筒体の底部に必要量の給水をする
構造としたので振動に対して波立ちにくく、水位が安定
しているので超音波振動子による霧化が安定で効率良く
行なえ、この霧化蒸気の空気噴出により極めて安定した
加湿をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例自動車用加湿器の全体構成図
である。
【図2】図1の蒸気発生器の内部構成図である。
【符号の説明】
1 蒸気発生器 2 貯水タンク 3 連結チューブ 4 ポンプ 5 超音波振動子 6 筒体 7 水溜 8 ファン 13 ノズル 13a 噴出口 14 防水板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯水タンクに貯蔵した水を蒸気発生器に
    より霧化し噴出させるようにした車載用加湿器におい
    て、前記貯水タンクと蒸気発生器とを別体として分離
    し、該貯水タンクと蒸気発生器の間を連通させると共に
    給水手段によって貯水タンクの水を蒸気発生器に給水す
    るようにしたことを特徴とする車載用加湿器。
  2. 【請求項2】 前記蒸気発生器は、給水された水のハウ
    ジングと、該ハウジング底部に設けられ水を超音波振動
    により霧化する超音波振動子と,前記ハウジングの上端
    に設けられ霧化した蒸気を外部に開口して噴出するノズ
    ルとを備えて成ることを特徴とする請求項1に記載の車
    載用加湿器。
JP4340128A 1992-12-21 1992-12-21 車載用加湿器 Pending JPH06183253A (ja)

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JP4340128A JPH06183253A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 車載用加湿器

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