JPS60173536A

JPS60173536A - 画情報読取装置

Info

Publication number: JPS60173536A
Application number: JP59029958A
Authority: JP
Inventors: Tomonobu Tsuruga; 敦賀　智信武
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-02-20
Filing date: 1984-02-20
Publication date: 1985-09-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は画情報読取装置に関するもので、詳しくは、フ
ァクシミリ、複写機等で使用され、原稿を装置筐体内に
外向にセｙ）し、筐体の外側に配置した光学ユニットに
よって原稿の書画像を読取る画情報読取装置に関するも
のである。

〔発明の技術的背景〕

原稿静止形ファクシミリ送信機、静電電子写真複写機等
では、第１図に示したような画情報読取装置が一般に採
用されている。この画情報読取装置１では、装置筐体２
にプラテンガラス３を固定し、該プラテンガラスの下方
に密着センサ等の画情報読取のだめの光学ユニット４を
配置させるとともに、プラテンガラス３の上方にプラテ
ンカバー５を設置しており、プラテンガラス３の上面に
書籍（原稿）６を載置し、その書籍６の上にプラテンカ
バー５を被せて、書籍６をプラテンガラス３に圧接させ
、光学ユニット４を矢印方向へ移させながら書籍６の画
情報を読取っている。

しかし、このような画情報読取装置１では、書籍（原稿
）６の読取らせようとする面（以下読取面と称する）を
下向きにしてプラテンガラス３上にセットするため、セ
ットした状態で読取面を見ることができない。したがっ
て、このような画情報読取装置１では、読取面の再確認
ができないばかりか、部分読取指定も思うようにできな
い。

そこで、このような問題を解消するべく、第２図に示し
たような画情報読取装置が提供された。この画情報読取
装置１１は、装置筐体１２に原稿収容凹部１３を形成し
、その凹部の開口にプラテンガラス１４を位置させ、原
稿凹部１３内に原稿１５を収容させ、その読取面を上向
きにしてプラテンガラス１４の下面にセットし、プラテ
ンガラス１４の上面に沿って移動する光学ユニット１６
によって原稿１５の画情報を読取るようにしたものであ
る。そして、この画情報読取装置１１では、原稿１５の
読取面をプラテンガラス１４に圧接させるため、原稿収
容凹部１３の底面をほぼ被う大きさのプレート１７をバ
ネ１８を介して原稿収容凹部１３内に配設し、そのプレ
ート１７によって原稿１５をプラテンガラス１４方向へ
付勢している。

〔背景技術の問題点〕

ところで、このような画情報読取装置１１では、原稿１
５の読取面全体がプラテンガラス１４に圧接されるよう
に、バネ８の付勢力を一枚のプレート１７を介して原稿
１５に作用させて、押圧力の均一化を図っている。

しかしながら、この画情報読取装置１１で、書籍１５′
の画情報を読取る場合には、第３図に示したように、プ
レート１７が書籍１５′の最も厚い部分に和尚する距離
だけ押し下げられてしまい、その結果他の薄い部分がプ
ラテンガラス１４に圧接されなくなってしまう。勿論、
このような場合には、プラテンガラス１４に接しない上
記薄い部分の画情報は、読取ることができない。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、セット後においても読取面の再確認が
でき、かつ書籍の読取も確実に行なうことのできる画情
報読取装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

即ち、本発明では、原稿をプラテンガラスに圧接するた
めのプレートを分割し、それらの各プレート部分を独立
したバネによって付勢し、原稿の厚み分布に対応して原
稿の各箇所にバネの付勢力を作用させるようにして上記
目的を達成している。

〔発明の実施例〕

以下図面に示した実施例を参照しながら本発明系を説明
する。第４図および第５図は、本発明に係る画情報読取
装置を示したものである。

この画情報読取装置２１では、装置筐体２２に原稿収容
凹部２３が形成され、この原稿収容凹部２３内には３枚
のプレート部分２４ａ　、２４ｂ　、２４ｃがバネ２５
ａ　、２５ｂ　、２５ｃによって原稿収容凹部２３の底
板２３ａに支持されている。そして、この画情報読取装
置２１では、中央のバネ２５ｂのバネ定数ｋｂをバネ２
５ａ　、２５ｅのバネ定数ｋａ、ｋｃよりも大きく設計
し、かつそれぞれのバネ２５ａ、２５ｂ　、２５ｅの取
付時荷重をほぼ同−Ｆ　ｇ　／ｃＪにしている。また、
この画情報読取装置２１では、原稿収容凹部２３の開口
一端縁にプラテンガラス２６がヒンジ２７によって結合
され、矢印Ａで示した方向に回動して原稿収容凹部２３
を閉成する。さらに、この画情報読取装置２１のプラテ
ンガラス２６の側方には、画情報を読取るための密着セ
ンサ、光源、レンズ等を収容した光学ユニット２８が設
置されている。

このような画情報読取装置２１によって書籍２９の画情
報を読取る場合には、まず原稿収容凹部２３内に書籍２
９を開いた状態で入れ、各グレート部分２４ａ　１２４
ｂ　、２４ｃ上に載置し、次いでプラテンガラス２６で
原稿収容凹部２３の開口を閉成する。このようにして原
稿収容凹部２３内に収容された書籍２９は、バネ２５ａ
　１２５ｃによってその表紙部分が押上げられ、またバ
ネ２５ｂによって書籍２９の綴代部が押上げられ、書籍
２９の開かれた面、即ち読取面の各部がプラテンガラス
２６の下面に圧接される。その際、書籍２９の各部の変
位量をｌａ、ｌｂ、ｌｃとすると、それらの各部は、’
Ｆ　＋　ｋａｌａ　、　Ｆ　＋　ｋＭｂ　、　Ｆ　＋　
ｋｃｌｅとなり、変位量が大きい部分程、即ち書籍２９
における重量の大きい綴代部がバネ定数ｋｂに起因する
大きな力によって押上げられる。その結果、綴代部が拡
げられ書籍２９の読取面は、全面に亘って確実にプラテ
ンガラス２６へ圧接される。

なお、原稿が書籍２９のような不均一な厚みをもったも
のでなく、かつ薄い場合には、バネ２５ａ、２５ｂ、２
５ｃの変位量ｉａ、　ｌｂ　Ｓｌｃ’は極めて小さく、
したがって原稿はほぼＦ　ｇ　／ｃ−の力で各部が均一
にプラテンガラス２６へ圧接される。

このようにして書籍（原稿）２９をセットした後は、光
学ユニット２８を第５図において矢印Ｂ方向に移動させ
、該光学ユニット２８によって書籍（原稿）２９の書画
像を読取る。

なお、上記実施例では、書籍（原稿）２９を押上げるた
めのプレート２４を３分割しているが、プレート２４を
さらに多くの数に分割してもよく、要は分割されたプレ
ート部分が書籍の画表紙部および綴代部に分散配置され
ていればよい。

また、プレート部分を支持する各バネのバネ定数および
設定圧は、上記実施例のように設定するのが好ましいが
、各バネ２５ａ　、２５ｂ　、２５ｃのバネ定数を同一
にし、中央のバネ２５ｂの取付時荷重を他のものより大
きくしてもよく、各バネ２５ａ　、２５ｂ　、２５．ｃ
のバネ定数および取付時荷重を全て同じにしてもよい。

〔発明の効果〕

上記したように、本発明に係る画情報読取装置は、原稿
をセットした状態で、その読取面の確認ができ、かつ書
籍等の厚さの不均一な原稿でも確実に読取ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の一般的な画情報読取装置の要部を示した
概念的な断面図、第２図は従来の他の画情報読取装置の
要部を示した概念的な断面図、第３図はその画情報読取
装置に書籍をセットした場合を示した概念的な断面図、
第４図は本発明に係る画情報読取装置を概念的に示した
斜視図、第５図はその画情報読取装置に書籍をセットし
た場合を示した概念的な要部断面図である。２１・・・画情報読取装置、２２・・・装置筐体、２３
・・・原稿収容凹部、２３ａ・・・底板、２４・・・プ
レート、２４８．２４ｂ　、２４ｃｍプレート部分、２
５ａ　、２５ｂ　。２５ｅ・・・バネ、２６・・・プラテンガラス、２８・
・・光学ユニット、２９・・・書籍（原稿）。第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　装置筐体に原稿収容部を形成し、その収容部←
冊→にプラテンガラスを位置させ、上記原稿収容部に収
容した原稿をバネによっ１ニゲレートを介して上記プラ
テンガラスの内面に圧接させ、上記プラテンガラスの外
面に沿って光学ユニットを移動させ、該光学ユニットに
よって上記原稿の書画像を読取る画情報読取装置におい
て、上記プレートを少なくとも３個に分割するとともに
、これら分割された複数枚のプレート部分にそれぞれ独
立したバネを配設したことを特徴とする画情報読取装置
。
（２）上記複数枚のプレート部分のうち原稿収容部の中
央部に位置するプレート部分に配設したバネのバネ力を
他のプレート部分に配設したバネのバネ力より大きくし
たことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の画
情報読取装置。