JPS60173489A - 効率トレ−サ法による放射能の自動測定法およびその装置 - Google Patents
効率トレ−サ法による放射能の自動測定法およびその装置Info
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- JPS60173489A JPS60173489A JP59028678A JP2867884A JPS60173489A JP S60173489 A JPS60173489 A JP S60173489A JP 59028678 A JP59028678 A JP 59028678A JP 2867884 A JP2867884 A JP 2867884A JP S60173489 A JPS60173489 A JP S60173489A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
本発明は、液体シンチン−ジョン測定の効率トレーサ法
における自動放射能測定法に関する。
における自動放射能測定法に関する。
現在使用されている液体シンチレーショ/°カウンクは
8Hおよび14Cの放射能測定装置として開発されてき
ており、この放射能測定法は既に完成している。8+(
以外の多数の放射性核種を液体シンチレ−ションヨカウ
ンタで測定する方法としては効率トレーサ法(参考書6
石河蒐昭著1−液体シンチレー/ヨン測定法JP、15
9.南山堂(1981))がある。
8Hおよび14Cの放射能測定装置として開発されてき
ており、この放射能測定法は既に完成している。8+(
以外の多数の放射性核種を液体シンチレ−ションヨカウ
ンタで測定する方法としては効率トレーサ法(参考書6
石河蒐昭著1−液体シンチレー/ヨン測定法JP、15
9.南山堂(1981))がある。
効率トレーサ法によると、憤以外の全ての純β放出体な
らびにβ−γ放出体などがカリ多種類の核種の放射能決
定が可能である。しかしながら、従来の効率トレーサ法
には次のような欠点がある。
らびにβ−γ放出体などがカリ多種類の核種の放射能決
定が可能である。しかしながら、従来の効率トレーサ法
には次のような欠点がある。
a)放射能既知の標準試料および放射能未知の測定試料
に関し、それぞれ数回にわたり手動操作で、従来の液体
シンチレーション・カウンタの測定領域または増巾器の
ゲイン(以下単にゲインと称する)を順次変えながら、
標準試料の計数効率と測定試料の計数値を測定するため
に、測定器に付きっ切りで測定しな(すればならない。
に関し、それぞれ数回にわたり手動操作で、従来の液体
シンチレーション・カウンタの測定領域または増巾器の
ゲイン(以下単にゲインと称する)を順次変えながら、
標準試料の計数効率と測定試料の計数値を測定するため
に、測定器に付きっ切りで測定しな(すればならない。
b)通常、使用すべき測定領域またはゲインの選定がか
なり厄介である。
なり厄介である。
C)効率トレーザ法を行なうには、液体シンチレーショ
ン カウンタで得られた標準試料の数個の計数効率と測
定試料の数個の計数値との関係を、第1図に示すように
方眼紙にプロットしてグラフを作成し、さらに補外債を
めなげればならない。この操作をすべて手動で行ガわな
ければならず、補外値から得られる測定試料の放射能を
めるまでに長時間を要する。
ン カウンタで得られた標準試料の数個の計数効率と測
定試料の数個の計数値との関係を、第1図に示すように
方眼紙にプロットしてグラフを作成し、さらに補外債を
めなげればならない。この操作をすべて手動で行ガわな
ければならず、補外値から得られる測定試料の放射能を
めるまでに長時間を要する。
d)手動でグラフを作成するので、必ず1−も精度の良
いグラフが得られるとは限らない。
いグラフが得られるとは限らない。
e)効率トレーサ法における放射能の測定誤差の算出法
は、他の放射能測定法の誤差の算出法に比べて非常に複
雑であるため、実際には誤差はめられなかった。このた
め、手動操作による従来の効率トレーザ法は誤差の算出
を必須とする放射能検定法としては十分なものと考えら
れない。
は、他の放射能測定法の誤差の算出法に比べて非常に複
雑であるため、実際には誤差はめられなかった。このた
め、手動操作による従来の効率トレーザ法は誤差の算出
を必須とする放射能検定法としては十分なものと考えら
れない。
本発明は、従来の方法がもつ以上のような欠点を除去し
た、自動化した効率トレーサ法とその装置を提供するこ
とを目的とする。
た、自動化した効率トレーサ法とその装置を提供するこ
とを目的とする。
液体シンチレーション カウンタを用い、自動化した効
率トレーサ法によって放射能測定を行なう方法および装
置は次のごとくである。
率トレーサ法によって放射能測定を行なう方法および装
置は次のごとくである。
a)i体シンチレーション・カウンタで放射線測定を行
なうさいに生じた種々の波高をもつパルスを、パルス波
高の上限と下限で規定される測定領域で測定する。この
測定領域は、数種類の領域の広さをもつように予め設定
し、標準試料および測定試料の測定においては共通の測
定領域を使用する。なお、設定された測定領域は測定対
象とする放射性核種の全てについても同一の測定領域を
使用することができる。液体7ンチレーシヨン・カウン
タの型式によっては、測定領域の代りに増巾器のゲイン
を設定しても全(同様のパルスを取出すことができる。
なうさいに生じた種々の波高をもつパルスを、パルス波
高の上限と下限で規定される測定領域で測定する。この
測定領域は、数種類の領域の広さをもつように予め設定
し、標準試料および測定試料の測定においては共通の測
定領域を使用する。なお、設定された測定領域は測定対
象とする放射性核種の全てについても同一の測定領域を
使用することができる。液体7ンチレーシヨン・カウン
タの型式によっては、測定領域の代りに増巾器のゲイン
を設定しても全(同様のパルスを取出すことができる。
b)数種類の測定領域を設定するには、液体シンチレー
ション・カウンタに内蔵しているマルチチャネル波高分
析器のA D C(analogue−t。
ション・カウンタに内蔵しているマルチチャネル波高分
析器のA D C(analogue−t。
−digital converter )や記憶回路
で波高分析したものを、データ処理機により予め取出す
パルス波高の上限と下限を定めてお(と数種類の測定領
域が自動的に設定される。また、ゲインの自動設定の場
合は、論理回路と抵抗器から主として構成される回路に
おいて、論理回路への入力信号に従って抵抗値が自動的
に切換わり増巾器のゲインが設定される。
で波高分析したものを、データ処理機により予め取出す
パルス波高の上限と下限を定めてお(と数種類の測定領
域が自動的に設定される。また、ゲインの自動設定の場
合は、論理回路と抵抗器から主として構成される回路に
おいて、論理回路への入力信号に従って抵抗値が自動的
に切換わり増巾器のゲインが設定される。
C)各測定領域またはゲインがR1+ R2+・・・・
・、 Rmである測定条件により測定した場合に、得ら
れた標準試料の計数効率(係)をそれぞれXI + X
2 +・・・・・・、 Xm ;また測定試料の計数率
(cpm)をそれぞれYl + Y2 r・・・・・・
Ymとすると、データ群(X +Y)−(X++Y+)
+(X2+Yi+)+・・=・(Xm、Ym)に対して
、最小自乗法を適用し、Y=A+BXの1次回帰式を推
定する。結果を記すと、m m mΣX12−(ΣX1)2 1=I l=1 定数定数上びBを以上のように定めて弐Y=A十BXを
決定する。
・、 Rmである測定条件により測定した場合に、得ら
れた標準試料の計数効率(係)をそれぞれXI + X
2 +・・・・・・、 Xm ;また測定試料の計数率
(cpm)をそれぞれYl + Y2 r・・・・・・
Ymとすると、データ群(X +Y)−(X++Y+)
+(X2+Yi+)+・・=・(Xm、Ym)に対して
、最小自乗法を適用し、Y=A+BXの1次回帰式を推
定する。結果を記すと、m m mΣX12−(ΣX1)2 1=I l=1 定数定数上びBを以上のように定めて弐Y=A十BXを
決定する。
d)または、上記の1次回帰式と同じデータ群に対し、
最小自乗法を適用し、2次回帰式Y=A−4−BX+C
X を推定する。結果を記すと、A=Y−BX−CX
・・・・・・(3)ここで、ヌおよびVはそれぞれXお
よびYの平均値であり、また、BおよびCの各要素は次
式%式% 定数A、BおよびCを以上のように定めて弐Y=A−1
−BX十CXを決定する。
最小自乗法を適用し、2次回帰式Y=A−4−BX+C
X を推定する。結果を記すと、A=Y−BX−CX
・・・・・・(3)ここで、ヌおよびVはそれぞれXお
よびYの平均値であり、また、BおよびCの各要素は次
式%式% 定数A、BおよびCを以上のように定めて弐Y=A−1
−BX十CXを決定する。
e) 1次回帰式または2次回帰式が定まったならば、
X=100 (%)におけるYの値から測定試料の放射
能値(dpm)がまる、なぜならば、標準試料について
計数効率100%における値が得られるならば、これと
同じ条件で測定した場合に、測定試料についても計数効
率100%の測定値を見出すことができるためである。
X=100 (%)におけるYの値から測定試料の放射
能値(dpm)がまる、なぜならば、標準試料について
計数効率100%における値が得られるならば、これと
同じ条件で測定した場合に、測定試料についても計数効
率100%の測定値を見出すことができるためである。
f)放射能測定の場合には必然的に測定誤差についても
考慮しなければならない。効率トレーサー法における測
定誤差の式は本発明と関連して始めて導出した。測定試
料の放射能の測定誤差ΔDは次式で与えられる。
考慮しなければならない。効率トレーサー法における測
定誤差の式は本発明と関連して始めて導出した。測定試
料の放射能の測定誤差ΔDは次式で与えられる。
・・・・(6)
ここで
E:標準試料の割数効率(小数表示)
!18:測定試料の計数率
nb:バノクグラウンドの計数率
m;標準試料または測定試料の各測定領域またはゲイン
の数 A:標準試料の放射能(dpm) △A:標準試料の放射能の測定誤差 以−トのC)からf)までの操作をすべてデータ処理機
にて行なう。
の数 A:標準試料の放射能(dpm) △A:標準試料の放射能の測定誤差 以−トのC)からf)までの操作をすべてデータ処理機
にて行なう。
〔実施例1〕
a)シングルチャネル波高分析器を内蔵している米国P
ackard社の液体シンチレーション・カウンタに、
自動電圧切換装置およびデータ処理機を第2図のように
接続する。
ackard社の液体シンチレーション・カウンタに、
自動電圧切換装置およびデータ処理機を第2図のように
接続する。
b)最初に、データ処理機に次のような項目の値を入れ
てお(。
てお(。
例えば、
標準試料+4Cの崩壊数:99,900±2997dp
m設定するゲインの数:6 設定するゲイン: 4.5.6.8.10 、20%C
)本発明で設計した第3図の自動電圧切換装置は増巾器
の6si類のゲインを順次自動的に切換えながら設定す
る役割を鳴し、次のように作動する。
m設定するゲインの数:6 設定するゲイン: 4.5.6.8.10 、20%C
)本発明で設計した第3図の自動電圧切換装置は増巾器
の6si類のゲインを順次自動的に切換えながら設定す
る役割を鳴し、次のように作動する。
?flシンテレ−7ヨン・カウンタで試料測定するさい
に、最初に試料輸送に関するサンプル・チェンジャのコ
ントロール信号が発生する。
に、最初に試料輸送に関するサンプル・チェンジャのコ
ントロール信号が発生する。
−−この信号により、2進計
数器(1)の端子A1から出力が生じ、この出力が次に
2進化10進テコーダ(2)に入って屋0から出力が出
る。さらに引続き、アナログ・スイッチ(3)の端子A
により抵抗器(4)の所定の抵抗値が設定されて、出力
端子Aから電圧が、液体シンチレーション カウンタの
増巾器の素子であるホトレジスタに供給されてホl−ン
ン丞夕の抵抗値が定まる。従って、所定のゲインが設定
され、このゲインで測定が行々われる。
2進化10進テコーダ(2)に入って屋0から出力が出
る。さらに引続き、アナログ・スイッチ(3)の端子A
により抵抗器(4)の所定の抵抗値が設定されて、出力
端子Aから電圧が、液体シンチレーション カウンタの
増巾器の素子であるホトレジスタに供給されてホl−ン
ン丞夕の抵抗値が定まる。従って、所定のゲインが設定
され、このゲインで測定が行々われる。
次に、試料の測定時間が経過すると、液体シンチレーシ
ョン・カウンタ内でプリセット・タイム信号が発生して
最初の測定が終了する。このプリセント・タイム信号が
2進計数器(11に入ると、扁2から、さらに2進化1
0進テコーダ(2)の屋1から出力が生じ、アナログ
スイッチを経て抵抗器(4)では次の所定の抵抗値が設
定される。このため、出力端子Bから別の電圧が供給さ
れ、このゲインで試料の2番目の測定が行なわれる。
ョン・カウンタ内でプリセット・タイム信号が発生して
最初の測定が終了する。このプリセント・タイム信号が
2進計数器(11に入ると、扁2から、さらに2進化1
0進テコーダ(2)の屋1から出力が生じ、アナログ
スイッチを経て抵抗器(4)では次の所定の抵抗値が設
定される。このため、出力端子Bから別の電圧が供給さ
れ、このゲインで試料の2番目の測定が行なわれる。
以下、同一試料について、各回の測定終了時のプリセッ
ト タイム信号が発生するたびに抵抗値が自動的に切換
わり、各ゲインにおける測定が行なわれる。この操作が
、標準試料と測定試料とでそれぞね6@ずつ反復される
。
ト タイム信号が発生するたびに抵抗値が自動的に切換
わり、各ゲインにおける測定が行なわれる。この操作が
、標準試料と測定試料とでそれぞね6@ずつ反復される
。
第3図には自動電圧切換装置の主要素だけを示しである
が、このほか回路にドライバ、正負変換器、保護増巾器
等を加えることができる。
が、このほか回路にドライバ、正負変換器、保護増巾器
等を加えることができる。
d)自動電圧切換装置を作動させながら、各ゲインにお
ける14Cの計数率を液体シンチレーション・カウンタ
で測定する。得られた6個の計数率と14Cの崩壊数の
比が、各ゲインにおける14Cの計数効率になる。各引
数効率の値はデータ処理機に読込まれる。
ける14Cの計数率を液体シンチレーション・カウンタ
で測定する。得られた6個の計数率と14Cの崩壊数の
比が、各ゲインにおける14Cの計数効率になる。各引
数効率の値はデータ処理機に読込まれる。
e)次に、放射能を決定すべき測定試料として60Co
を用いた場合に、自動電圧切換装置を作動させ、14C
の場合と同じゲインを使用して、液体シンチレーション
・カウンタで6LICOの6個の計数率をめる。標11
/1試料+4cと測定試料60COの実測値を第1表に
示しである。
を用いた場合に、自動電圧切換装置を作動させ、14C
の場合と同じゲインを使用して、液体シンチレーション
・カウンタで6LICOの6個の計数率をめる。標11
/1試料+4cと測定試料60COの実測値を第1表に
示しである。
第1表
f)表1に示されている同一ゲインにおける′4C−言
4数効率と6(Ico−計数率の関係を1次回帰と推定
して、(11および(2)式よりAおよびBの値をめる
と、それぞれ−542および212となる。
4数効率と6(Ico−計数率の関係を1次回帰と推定
して、(11および(2)式よりAおよびBの値をめる
と、それぞれ−542および212となる。
従りて、Y=−542+212Xとという式が定まる。
あるいは、14C−計数効率と60C〇−計数率の関係
を2次回帰と推定し、(3) 、 (41および(5)
式より、A、BおよびCの値をめると、それぞれ−74
1412、2X1.8B?および9.066X 10
’となる。従って、 Y =−741,412+211.887 X+9.0
66X10−6・X2 という式が定まる。
を2次回帰と推定し、(3) 、 (41および(5)
式より、A、BおよびCの値をめると、それぞれ−74
1412、2X1.8B?および9.066X 10
’となる。従って、 Y =−741,412+211.887 X+9.0
66X10−6・X2 という式が定まる。
g)得られた式からX=100%におけるYの値を見出
すと、この埴が測定試料60COの放射能の値となる。
すと、この埴が測定試料60COの放射能の値となる。
すなわち、
(Y) =−542+2i2oO= 2o、65s(a
pm)x=Io。
pm)x=Io。
または
(Y) =−741,42+l11 B8.70+0.
09x=100 =20,447(dpm) h)これらの放射能の測定誤差は(6)式によって得ら
れ、最終結果として次の値がデータ逃理機から読み出さ
れて、プリント・アウトされる。
09x=100 =20,447(dpm) h)これらの放射能の測定誤差は(6)式によって得ら
れ、最終結果として次の値がデータ逃理機から読み出さ
れて、プリント・アウトされる。
(Y) 、、=20,658±4(+5 (apm)!
=100 または (Y)X=IO8=20.447±495 (dpm)
〔実施例2〕 マルチチャネル波高分析器を内蔵するPackard社
の液体シンチレーション・カウンタでは、例えば次のよ
うに行なわれる。
=100 または (Y)X=IO8=20.447±495 (dpm)
〔実施例2〕 マルチチャネル波高分析器を内蔵するPackard社
の液体シンチレーション・カウンタでは、例えば次のよ
うに行なわれる。
a)液体シンチレーション カウンターでは放射線エネ
ルギーに対応する種々の波高をもつパルスが形成される
。パルスがADCに入ると、パルス波高(アナpグ蓋)
はクロック パルス数(テジタル童)に変換される。こ
のクロ、り・パルス数がチャネル番号となり、ADCに
接続されている記憶回路のチャネル番号の位置に、この
チャネル番号に相当する波高のパルス鷺が蓄積される。
ルギーに対応する種々の波高をもつパルスが形成される
。パルスがADCに入ると、パルス波高(アナpグ蓋)
はクロック パルス数(テジタル童)に変換される。こ
のクロ、り・パルス数がチャネル番号となり、ADCに
接続されている記憶回路のチャネル番号の位置に、この
チャネル番号に相当する波高のパルス鷺が蓄積される。
b) 液体シンチレーション・カウンタのマルチチャネ
ル波高分析器ではチャネル巾が0.5 kevAネルに
設計されている。いま、測定領域の下限と上限を例えば
次のように設定する。
ル波高分析器ではチャネル巾が0.5 kevAネルに
設計されている。いま、測定領域の下限と上限を例えば
次のように設定する。
測定領域l:下限2(keV)−上限2000 (ke
V)測定領域2:下限6(keV)−上限2000 (
keV)〃 3:下限8 − 〃 〃 4:下限12−# 〃 5:下限16−〃 〃 6゛下限18−〃 この場合の下限2.6.8.12.16.18 keV
の値はそれぞれ4.12.16.24.32.36チヤ
ネル番号の位置相当で、上限2000 keVは400
0チャネル奇号に等しい。従って、テーク処理機により
、谷下限のチャネル番号から上限のチャネル番号を指定
して、記憶回路の両チャネル番号間に存在するパルスの
数を睨み出す。ここで設定した6種類の測定領域は、い
かなる柚類の放射性核種にも共通するという大きな利点
を有する。
V)測定領域2:下限6(keV)−上限2000 (
keV)〃 3:下限8 − 〃 〃 4:下限12−# 〃 5:下限16−〃 〃 6゛下限18−〃 この場合の下限2.6.8.12.16.18 keV
の値はそれぞれ4.12.16.24.32.36チヤ
ネル番号の位置相当で、上限2000 keVは400
0チャネル奇号に等しい。従って、テーク処理機により
、谷下限のチャネル番号から上限のチャネル番号を指定
して、記憶回路の両チャネル番号間に存在するパルスの
数を睨み出す。ここで設定した6種類の測定領域は、い
かなる柚類の放射性核種にも共通するという大きな利点
を有する。
C)このほか、第3図と同様の自動電圧切換装置を第4
図のように接続して、ADCに2.6.8゜1’2.1
6および18 keVに相当するそれぞれの電圧を供給
すると、b)で述べたような6通りの下限が自動的に設
定され、2000keVに相当する上限とで測定領域を
定めることもできる。
図のように接続して、ADCに2.6.8゜1’2.1
6および18 keVに相当するそれぞれの電圧を供給
すると、b)で述べたような6通りの下限が自動的に設
定され、2000keVに相当する上限とで測定領域を
定めることもできる。
d) m準試料14C(102,300±3oac+a
pm)に関し、以上の測定条件に設定して測定領域1か
ら測定領域6までの6個の計数率をめる。各計数率と
Cの崩壊数の比から計数効率をめる。
pm)に関し、以上の測定条件に設定して測定領域1か
ら測定領域6までの6個の計数率をめる。各計数率と
Cの崩壊数の比から計数効率をめる。
e)次に測定試料 pmを Cと全く同じ測定条件で測
定(−て計数率をめると、第2表のようなテークが得ら
れる。
定(−て計数率をめると、第2表のようなテークが得ら
れる。
第2表
f)第2衣に示されている同一領域Wおける14C−計
数効率と pm−計数率の関係を1次回帰と推定すると
、(1)および(2)式より、A=−19,996,。
数効率と pm−計数率の関係を1次回帰と推定すると
、(1)および(2)式より、A=−19,996,。
B=495という値がまる。従って、
弐Y=−19,996+495Xが定まる。
あるいは、14C−計数効率と147Pm−計数率の関
係を2次回帰と推定すると、(3) 、 (4)および
(5)式より、A =−19975,4、B = 49
4.314およびC= 1.159 X 10’ とな
る。従って、弐Y =−19975,4−4−494,
314X+1.159 X10 X が定まる。
係を2次回帰と推定すると、(3) 、 (4)および
(5)式より、A =−19975,4、B = 49
4.314およびC= 1.159 X 10’ とな
る。従って、弐Y =−19975,4−4−494,
314X+1.159 X10 X が定まる。
g)得られた式からX=100%におけるYの値をめる
と、この値が測定試料 Pmの放射能値となる。すなわ
ち、 (y) =−19,9(16+495oo=29,46
o(dpm)x=lo。
と、この値が測定試料 Pmの放射能値となる。すなわ
ち、 (y) =−19,9(16+495oo=29,46
o(dpm)x=lo。
または、
(Y) =−I F975.4+4 L431.4−1
−1.159X=100 = 29,457(dpm) h)次に、(6)式によりこれらの放射能の測定誤差が
得られ、最終結果として次の値がテーク処理機から読み
bされて、プリント・アウトされる。
−1.159X=100 = 29,457(dpm) h)次に、(6)式によりこれらの放射能の測定誤差が
得られ、最終結果として次の値がテーク処理機から読み
bされて、プリント・アウトされる。
(Y) =29,460±870 (dpm)X= 1
00 または (Y) =29,457±870 (dpm)x−1o
。
00 または (Y) =29,457±870 (dpm)x−1o
。
1)なお、データ処理機のプリンターを用い、標準試料
の計数効率を横軸にとり、測定試料の計数率を縦軸にと
って、第2表の値をプロットする。次に、最小自乗法に
よって1次回帰線または2次回帰線で表わされる効率ト
ンーザ曲臆を描き、標準試料の計数効率100%までの
袖外値により、測定試料の放射能が決定されるようすを
、プリンターにより自動的に第1図のように作図するこ
ともできる。
の計数効率を横軸にとり、測定試料の計数率を縦軸にと
って、第2表の値をプロットする。次に、最小自乗法に
よって1次回帰線または2次回帰線で表わされる効率ト
ンーザ曲臆を描き、標準試料の計数効率100%までの
袖外値により、測定試料の放射能が決定されるようすを
、プリンターにより自動的に第1図のように作図するこ
ともできる。
本発明は以上のような測定法およびその構造であるので
、これを用いると次のような効果が得られる。
、これを用いると次のような効果が得られる。
a)標準試料および測定試料について、自動的に数種類
のゲインまたは測定領域が設定され、測定結果がデータ
処理機で算出されるため、測定中は放置の状態でも最終
結果が得られる。
のゲインまたは測定領域が設定され、測定結果がデータ
処理機で算出されるため、測定中は放置の状態でも最終
結果が得られる。
b)全ての放射性核部に共用する数種類のゲインまたは
測定領域が装置に固定的又は半固定的に設定されている
ので、ゲインまたは測定領域の選定に対する配慮は不要
である。
測定領域が装置に固定的又は半固定的に設定されている
ので、ゲインまたは測定領域の選定に対する配慮は不要
である。
C)本発明では、ゲインおよび測定領域の自動設定方式
ならびにデータ処理機による演昇方式とを組合わせた点
に特徴を有するため、効率トレーサ法の完全自動化が光
成し、迅速に最終結果が得られるので実用性が非常に向
上する。
ならびにデータ処理機による演昇方式とを組合わせた点
に特徴を有するため、効率トレーサ法の完全自動化が光
成し、迅速に最終結果が得られるので実用性が非常に向
上する。
d)数個の標準試料の計数効率と測定試料のd1数率か
ら1次回帰式または2次回帰式を決定するさく・に、°
最小自乗法を使用するので、高梢度の回帰式が得られる
。
ら1次回帰式または2次回帰式を決定するさく・に、°
最小自乗法を使用するので、高梢度の回帰式が得られる
。
e)放射能決定値には測定誤差を必ず付けなげればなら
ないが、データ処理機により(6)式で表わされている
測定誤差を容易に算出できるので、本発明は放射能決定
法として児成されたものである。
ないが、データ処理機により(6)式で表わされている
測定誤差を容易に算出できるので、本発明は放射能決定
法として児成されたものである。
第1図は効率トレーサ法の作図、第2図はシングルチャ
ネル型液体シンチレーション・カウンタへの自動電圧切
換装置およびデータ処理機の接続図、第3図は自動電圧
切換装置の主要回路図、第4図はマルチチャネル型液体
シンチレーションカウンタへの自動電圧切換装置および
データ処理機の接続図。 lは2進#f数器、 2は2進化10進テコーダ、3は
アナログ・スイッチ、4は抵抗器。 特許出願人 有限会社石河産業 代表取締投石河敦子 第1図 80 85 90 ”5 100 標亭試料の割数効率(%11 第2図 第 3 図 (3) 第4図
ネル型液体シンチレーション・カウンタへの自動電圧切
換装置およびデータ処理機の接続図、第3図は自動電圧
切換装置の主要回路図、第4図はマルチチャネル型液体
シンチレーションカウンタへの自動電圧切換装置および
データ処理機の接続図。 lは2進#f数器、 2は2進化10進テコーダ、3は
アナログ・スイッチ、4は抵抗器。 特許出願人 有限会社石河産業 代表取締投石河敦子 第1図 80 85 90 ”5 100 標亭試料の割数効率(%11 第2図 第 3 図 (3) 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、液体シンチレーション・カウンタによる効率トレー
サ法において、標準試料の計数効率と測定試料の計数値
を、設定された一連の測定条件で測定し、得られた計数
効率と計数値のデータ群からデータ処理機によって両者
の関係を表わす回帰式を定め、この回帰式を用いて、標
準試料の計数効率の値から測定試料の放射能決定するこ
とを特徴とする放射能測定法。 2 回帰式は、1次回帰式および2次回帰式より成る群
から選択される回帰式であり、標準試料の計数効率10
0チの値から測定試料の放射能決定することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の放射能測定法。 3、 測定条件は、上限と下限で定まる測定領域である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載
の放射能測定法。 4 測定条件は、増巾器のゲインであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の放射能測定法
。 5 液体シンチレーション・カウンタによる効率トレー
サ法において、標準試料の計数効率と測定試料の引数値
を測定する、一連の測定条件を設定する機構と、得られ
た計数効率と計数値の関係を回帰式で定めて、標準試料
の計数効率100飴の値から測定試料の放射能決定する
データ処理機とを有することを特徴とする装置。 6、 測定条件は、上限と下限で定まる測定領域である
ことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の装置。 7、 測定条件は、増巾器のゲインであることを特徴と
する特許請求の範囲第5項記載の装置。 8、 測定試料の放射能決定するさいに、測定誤差を算
出する機構を有することを特徴とする特許請求の範囲第
6項又は第7項記載の装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59028678A JPS60173489A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 効率トレ−サ法による放射能の自動測定法およびその装置 |
US06/801,158 US4761555A (en) | 1984-02-20 | 1984-04-24 | Automatic efficiency tracing method and its apparatus |
PCT/JP1984/000213 WO1985003779A1 (en) | 1984-02-20 | 1984-04-24 | Automatic efficiency-tracing method and apparatus therefor |
FI854078A FI854078A0 (fi) | 1984-02-20 | 1985-10-18 | Foerfarande och anordning foer automatisk uppfoeljning av en verkningsgrad. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59028678A JPS60173489A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 効率トレ−サ法による放射能の自動測定法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60173489A true JPS60173489A (ja) | 1985-09-06 |
JPH0562316B2 JPH0562316B2 (ja) | 1993-09-08 |
Family
ID=12255151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59028678A Granted JPS60173489A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | 効率トレ−サ法による放射能の自動測定法およびその装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4761555A (ja) |
JP (1) | JPS60173489A (ja) |
FI (1) | FI854078A0 (ja) |
WO (1) | WO1985003779A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01287493A (ja) * | 1988-05-14 | 1989-11-20 | Nippon Sci Kk | 排水モニター |
JPH02170085A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-06-29 | Smithkline Beckman Corp | 放射能の決定方法および液体シンチレーション計数器 |
JP2008249337A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Natl Inst Of Radiological Sciences | 放射能絶対測定方法、放射線検出器集合体の検出効率決定方法、及び、放射線測定装置の校正方法 |
JP2015045606A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 水ing株式会社 | 放射性物質吸着剤の除染処理方法及び放射能汚染水の除染処理装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0197893A (ja) * | 1987-10-12 | 1989-04-17 | Nippon Sci Kk | 低エネルギーβ線用自動効率トレーサ法 |
CN103064101B (zh) * | 2013-01-04 | 2015-04-29 | 中国原子能科学研究院 | 一种用非对等标准样品刻度的伽马扫描测量方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3725657A (en) * | 1969-01-21 | 1973-04-03 | Nuclear Chicago Corp | Method and apparatus for determining efficiency in a liquid scintillation counting system |
-
1984
- 1984-02-20 JP JP59028678A patent/JPS60173489A/ja active Granted
- 1984-04-24 US US06/801,158 patent/US4761555A/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-04-24 WO PCT/JP1984/000213 patent/WO1985003779A1/ja active Application Filing
-
1985
- 1985-10-18 FI FI854078A patent/FI854078A0/fi not_active Application Discontinuation
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01287493A (ja) * | 1988-05-14 | 1989-11-20 | Nippon Sci Kk | 排水モニター |
JPH02170085A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-06-29 | Smithkline Beckman Corp | 放射能の決定方法および液体シンチレーション計数器 |
JP2008249337A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Natl Inst Of Radiological Sciences | 放射能絶対測定方法、放射線検出器集合体の検出効率決定方法、及び、放射線測定装置の校正方法 |
JP2015045606A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 水ing株式会社 | 放射性物質吸着剤の除染処理方法及び放射能汚染水の除染処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4761555A (en) | 1988-08-02 |
JPH0562316B2 (ja) | 1993-09-08 |
WO1985003779A1 (en) | 1985-08-29 |
FI854078L (fi) | 1985-10-18 |
FI854078A0 (fi) | 1985-10-18 |
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Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |