JPH0197893A - 低エネルギーβ線用自動効率トレーサ法 - Google Patents

低エネルギーβ線用自動効率トレーサ法

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JPH0197893A
JPH0197893A JP62254555A JP25455587A JPH0197893A JP H0197893 A JPH0197893 A JP H0197893A JP 62254555 A JP62254555 A JP 62254555A JP 25455587 A JP25455587 A JP 25455587A JP H0197893 A JPH0197893 A JP H0197893A
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tritium
measurement
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Hiroaki Ishikawa
石河 寛昭
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/204Measuring radiation intensity with scintillation detectors the detector being a liquid

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は放射線測定法に関する。
〔従来技術〕
過去30年間液体シンチレーシ薔ン・カウンタにより放
射能を測定できる核種は実用上トリチウムと炭素−14
に限られていた。液体シンチレーション・カウンタで放
射能決定するには外部標準法又は試料チャネル比法が使
われてきている。これらの方法を行なうには、同一放射
能を含みクエンチング強度が異なる数本の一連の試料か
ら成るクエンチング標準試料が必要で、このクエンチン
グ標準試料を用いてクエンチング補正曲線を作成するこ
とにより放射能定量を行なりていた。しかし、トリチウ
ムと炭素−14のクエンチング標準試料だけが市販され
ており、他の使用対象となる放射性核種は短半減期なの
でこれらのクエンチング標準試料は市販されておらず、
また自分で作成することは不可能ではないが仲々困難で
ある。
以上の事情からして、液体シンチレーション・カウンタ
ではトリチウムと炭素−14の放射能だけは求められる
が、他の放射性核種の場合には単に計数値しか得られな
かりた。
この不便性を除き、多くの純β放出体やβ−1放出体の
放射能を測定可能とする自動効率トレーサ法が近年我国
で始めて開発された6 (参照:特許出願番号59−0
28678 ;H,Ishikawa。
et  al、:Int、J、Appl、Radia、
l5ot。
Vol、35,463(1984))。
従来の自動効率トレーサ法は次のごとき内容を有する。
第1図は液体シンチレーシヨン・カウンタに内蔵されて
いるマルチチャネル波高分析器のメモリー機構における
標憔試料のスペクトル1と放射能を求めようとする測定
試料のスペクトル2である。第1図において、下限のチ
ャネル番号をそれぞれN、、N2.・・・Nmとし、上
限のそれをNuとする。各測定領域N、〜Nu 、N!
〜Nu・・・Nm〜Nuにおける、標準試料の計数効率
をEl、El。
・・・Em (%)、また測定試料の計数値をn1tn
!*・・・1va(cpm)  とすると、Eとnの関
係は次の2次回帰式にて表わされる。
n = aIEl”+ bI E + C1(1)ここ
で、”1 tbt t’lは定数を表わす。
第1図において、実測可能領域は感度レベル(ここでは
N、に等しいと仮定する)以上に限られ、感度レベル以
下の部分は実測できない。しかし、測定試料の放射能を
求めるには、零から無限大の全領域に存在するスペクト
ルの全面積を求めなければならない。このためには、2
次回帰式(1)において標準試料の計数効率100%に
おける測定試料の計数率を求めると、ここで得られた計
数率が放射能(dpm)を意味する。換言すれば、標準
試料について計数効率100%の値を見出すことができ
れば、測定試料についても計数効率100%における値
、すなわち測定試料の放射能が得られる。
以上のごとくにして測定試料の放射能を求める状態が第
2図の回帰曲線3により表わさ、れている。
第2図の横軸は標準試料の計数効率でありて、計数効率
100%の位置は縦軸に等しい。従って、回帰曲線3が
縦軸と交わる点が測定試料の放射能の値を意味する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の自動効率トレーサ法では炭素−14以上のエネル
ギーを有するβ放出体くついては実用的 、価値が大き
い。しかしトリチウムは余りKも低いβ線エネルギー(
最大エネルギー:1B、6keV)の放出体であって、
このβ線スペクトルの分布範囲が狭いために従来の自動
効率トレーサ法を用いることができなかりた。トリチウ
ムは最も頻繁に使用される重要な核種であるだけに、こ
のことは従来の自動効率トレーサ法の大きな欠点であっ
た。
自動効率トレーサ法では計数効率100%まで補外し易
いようなできろだけ高い計数効率を有する標準試料を用
いることが望ましい。実用上最大計数効率が90%以上
のものが使用されてきた。
このような標準試料でトリチウムを測定しようとすると
、トリチウムのスペクトルは標準試料のスベクトルに比
べて余りにも分布範囲が狭い。したがって、従来の測定
領域でトリチウムのスペクトルを分割するとクエンチン
グが強い場合には1.2箇所の測定領域における値しか
求められず、自動効率トレーサ法を行なうことができな
い。測定精度上5箇所以上の測定領域における各計数率
が必要である。
一方、全ての各測定領域の計数率が得られるように隣り
合った下限の位置を近ずけると、従来の標準試料の計数
効率の変化範囲が非常に狭くなり、第2図の回帰曲線4
しか得られない。極めて短い回帰曲線4から計数効率1
00%までの補性値を(1)式から求めても決して正確
な値は求められない。
〔問題点を解決するための手段〕
十分な広範囲を有する2次回帰曲線を得るためには、最
大計数効率が90%以上を示す従来の自動効率トレーサ
法の標in試料ではなく、使用測定領域において最大計
数効率が85%以下のトリチウム用標準試料を使用する
必要がある。
トリチウム用標準試料を用い、トリチウム用測定領域を
使用すると第3図に示す2次回帰曲線5が得られる。し
かし、回帰曲線5から計数効率100%の値を意味する
縦軸までの補性はたとえ2次回帰式(1)を使うにして
も決して正確なトリチウムの値が得られないことは実測
により確認されている。
従って、補正係数f、を定め、各測定領域におけるトリ
チウム用標準試料の計数効率E1tE!t・・・EmK
fIを乗じて補正された計数効率f、E、。
f、 E、・・・f、Emを求める。これより、最初(
11式で表わされた2次回帰式は次の2次回帰式に変換
される。
n=at(’+E)”+bt(ftE)+ct  (2
)ここで、a!yl)!*C2は定数を表わす。
さらに放射能を求めようとする測定試料についても補正
係数f、を定め、各測定領域における測定試料の計数率
nl 、nt t・・・n+nにf、を乗じて補正され
た計数率f2111 、 fl n2 、 ・” f2
 n rn  を求める。これより次の2次回帰式(3
)が得られる。
f2n=as(ftE)’+bm(ftE)+cs(3
)ここでas t ba g C3は定数を表わす。
以上の経緯は第3図に示されている。回帰曲線5からは
計数効率100%の位置である縦軸までの補性のパスが
余りにも長過ぎるので正しい放射能が得られない。従っ
て、まず回帰曲線5を計数効率の高い方向に平行移動し
て回帰曲線6を求める。さらに、回帰曲線6を計数率の
大きな方向へ平行移動すると縦軸の近傍に存在する回帰
曲線7が得られるので、ここで初めて正確な補性値が得
られる。
このさい補正係数f1およびf、の求め方が重要である
。これらの値は試料す1有するクエンチング強度の関数
であって、次のごとくにして求める。
すなわち、トリチウム用標準試料の2箇所の測定領域に
おける計数効率の比からf、を定め、また測定試料につ
いても同様にして計数率の比からf、を定める。この場
合、f、の値は0.5≦f。
≦2であり、f、の値も0.5≦f、≦2 の範囲にあ
るように測定領域を定める。
2次回帰式(3)は2次回帰式(1)の延長線上に正確
に存在しているとは限らず多少のずれを有する。
このため、回帰曲線を全熱平行移動させない従来の自動
効率トレーサ法とは異なり、2次回帰式(3)から計数
効率100%における計数率を測定試料の放射能とする
ことはできない。
従りて、笥3の補正が必要となる。すなわち、数本のク
エンチング標準試料を用いて、クエンチング標準試料の
放射能と2次回帰式(3)から得られた補性値との比で
ある補正係数f3を求め、f。
と2箇所の測定領域におけるクエンチング標準試料の計
数比Rとの関係を例えば次のような2次回帰式で表わす
。f3  もクエンチング強度の関数である。
f @ ” a4 R” + b4R十〇4    (
4)ここで”4 l b4 t c4は定数である。
2次回帰式(3)から得られた測定試料の補性値に2次
回帰式(4)で得られたf、の値を乗することにより測
定試料の正しい放射能が求められる。
なお、補正係数はクエンチングの関数なので、計数効率
または計数値の比から定める他に、試料のβ線スペクト
vの重心の位置から補正係数を求めることもできる。
〔作 用〕
自動効率トレーサ法でトリチウムの放射能を求めるKは
、従来の自動効率トレーサ法で使用した標準試料よりも
十分に低い計数効率を示す標準試料を使わなければなら
ない。しかし、このようなトリチウム用標準試料を用い
ると正確な補性値が得られ難くなる。従って、この難点
を解消するために、2次回帰式(1)に補正係数ftを
乗じて2次回帰式(2)を求め、さらに補正係数f、を
乗じて2次回帰式(3)を得る。次に、2次回帰式(3
)でトリチウムの計数効率100%における値を見出し
たなら、2次回帰式(4)から導出した補正係数f1 
で補正して最終的なトリチウムの放射能を決定する。
、従来の自動効率トレーサ法と本発明の相違点はぜ 次のごとくである。
従来法では計数効率の高い標準試料を使用していたので
補正係数の必要はなく2次回帰式(1)だけで測定試料
の放射能を求めることができた。ただし、従来法では重
要核種であるトリチウムの放射能決定は不可能であった
一方、本発明ではトリチウムの放射能を求めるために比
較的計数効率の低い標準試料を用いなければならない。
そのため、2次回帰式(1)だけではトリチウムの放射
能は得られず、3種類の補正係数を作用させることによ
り初めてトリチウムの正確な放射能決定が可能となる。
なお、本発明の手法を用いると、トリチウムと炭素−1
4の混合試料の解析測定ならびに低エネルギーβ放出体
であるニッケルー63の放射能をも見出すことができる
〔実施例1〕 各測定領域における標準試料の計数効率とトリチウム測
定試料の計数率は表1で示されている。
表   1 表1において階1と7の計数効率の比は1.337で、
これを補正係数f、とし、同様に計数率の比をとると1
.238となりこれを補正係数f、とする。flを表1
の各計数効率に乗じて補正された計数効率を得、またf
、を計数率に乗じて補正された計数率を求める(表2)
表   2 表IKおける計数効率と計数率の関係は2次回帰式(1
)、表1の計数率と表2の補正された計数効率の関係は
2次回帰式(2)、さらに表2の補正された計数効率と
補正された計数率の関係は2次回帰式(3)でそれぞれ
表わされる。
表1および2の値を用いて回帰式(t) 、 (2) 
、 (3)の数値計算を行なうとそれぞれ次の2次回帰
式が得られる。
n=−0,34E”+1345.79E+36836.
02   (5)n=−1,35E’+1167.25
E+26806.81  (6)f、n=17.90E
’−2151,31E+202496.33  (力式
(7)を用い計数効率100%における測定試料の計数
率を求めると166.365.33という値が得られる
次にクエンチング標準試料の2箇所の測定領域における
計数比Rおよびクエンチング標準試料の検定値とEm1
00%における値の比である補正係数f3を表2に示し
である。
表  3 陽   計数比R補正係数f。
1   0.7889    1.12892   0
.7502    1.11563      0.6
115       1.068940.3309  
  0.8986 5      0.1876       0.756
1表3から次の2次回帰式が得られる。
f、=0.0397R”+0.2528R+0.881
3   (8)測定試料のRの値が0.7864の場合
はf、=1.1281を得、このf3の値をさぎの計数
効率100%における値166,365.33 cpm
に乗すると最終値であるトリチウムの放射能187,6
76dpmが決定される。絃で得られた値は期待値であ
る187.1100dpに極めて近く、本発明の測定精
度が非常に優れたものであることを証明している。
〔実施例2〕 トリチウムと炭素−14の混合試料についても本発明を
用いると両核梅な別々に解析定量が可能となり、従来の
自動効率トレーザ法ではこの解析定量は不可能であった
第4図KIJチウムのスペクトル8および炭素−14の
スペクトル9の混合状態が示されており、トリチウムの
スペクトル位置に炭素−14のスペクトルが混在してい
るので、との状態でトリチウムのスペクトνだけを測定
するのは困難である。
従りて、次のごとく解析定量を行なった。すなわち、両
スペクトルのうち炭素−14のスペクトv9だけを定量
するには、トリチウムのスペクトVが存在する領域を避
けて点線より右側に存在する部分について実施例1の測
定の場合と全く同様の手法にて定量して炭素−14の放
射能を得る。
要するに、炭素−14のスペク)Amであってもスペク
トルの一部分を定量するために、トリチウム測定の場合
と同様に取扱わなければならない。このことが実施例2
において最も肝心である。次にトリチウムと炭素−14
の両スペクトルの和である混合放射能が自動効率トレー
サ法で得られると、トリチウムの放射能は混合放射能か
ら炭素−14の放射能を差引くことにより求められる。
〔実施例3〕 液体シンチレーシ冒ン・カウンタに内蔵されているデー
タ処理機のソフトウェアのフローチャートは第5図に示
され、各ステップの説明は次のごとくである。
81: Nl〜Nu 、・・・Nm〜Nu  のm個の
測定領域を定める。また標準試料およびクエンチング標
準試料のdpmをそれぞれ入力する。
S、:標準試料の1分間測定を行なう。
S、:標準試料のcpmとdpmO比から計数効率E、
・・・Emを求める。
s、:E、とEmの比から補正係数f、を定め、補正さ
れた計数効率f、E、・・・fIEmを求める。
S、:放射能を求めようとする測定試料の測定を行なう
S・:各計数率fig・・・nvaを読込む。
Sy : nlとnmの比から補正係数f、を定め、補
正された計数率fln1・・・f!nmを求める。
S、: f、Eとfanの関係を表わす2次回帰式を決
定し、この回帰式のEm100%における計数率X意を
算出する。
S、:クエンチング標準試料の1分間測定を行なう。
S、、:各計数率t1・・・tmを読込む。
S、、:Z、とAmの比から補正係数f、Iを定め、補
正された計数率f 、’ 1 m・・・f 2’ t 
mを求める。
S、、:f、Eと1.’tの関係を表わす2次回帰式を
決定し、この回帰式のEm100%における計数率X!
を算出する。
S1s:クエンチング標準試料の放射能とX、の比から
補正係数f、を定め、またfl’tmとt、’tiの比
Rを計算する。
Sti:f3とRの関係を表わす回帰式Fを決定する。
Sti:S、の補正係数f、を回帰式Fに補間して補正
係数f、を求める。
Sl。:最終的に測定試料の放射能はXl、xf3とし
て決定される。
以上が本発明のプログラムの各ステップであるが、従来
の自動効率トレーサ法にはなく、特に本発明のために必
要なステップはS4.S、およびS、からS Inまで
の全ステップである。
〔発明の効果〕
液体シンチレーシ璽ン測定法はトリチウムを測定対象の
中心として発展してきた。トリチウムは従来外部標準法
によって最も一般的に測定されてきたが、本発明により
トリチウムの放射能決定が可能となると次の効果が得ら
れる。
従来の自動効率トレーサ法ではトリチウムの放射能測定
は不可能で、トリチウム測定には外部標準法は不可欠な
手段であった。外部標準法は、r線を測定試料に照射し
てクエンチングを補正することにより測定試料の放射症
を求める方法である。
外部標準法を行なうには、Ra−226、Cs−137
又はBa−133のような照射用1線源、このr線源を
貯蔵位置から照射位fj1.に出し入れする駆動装置、
周辺回路、さらにはr線源の鉛遮蔽材などを液体シンチ
レーシ璽ン・カウンタに内蔵させなければならない。し
かし、本発明によるとトリチウムの放射能測定が可能な
ので欠点の多い外部標準法はもはや必要性が無くなる。
このため、外部標準法に伴う前述の機構および機器具が
不快となり、代わって使用される自動効率トレーサ法は
余りコストを要しないので、液体シンチレーシ冒ン・カ
ウンタは非常に簡易化し生産コストが大巾に低下する。
故障頻度の多かったγ線源輸送用の駆動装置が不要なの
で、液体シンチレーシ′冒ン・カウンタの故障の発生が
著しく逓減する。
外部標準法の場合よりも優れたトリチウムの測定精度が
得られる。
外部標準法ではトリチウムの試料容積により測定結果が
異なるが、本自動効率トレーサ法ではたとえトリチウム
の試料容積が変化しても同一測定結果が得られ測定の信
頼性が増す。
従来の自動効率トレーサ法に加えて本発明を使用すると
、全ての純β放出体、−一1放出体さらにはトリチウム
を含む混合核種の放射能を求めることができ、液体シン
チレーシ四ン・カウンタの能力が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は標準試料と測定試料のスペクトルと測定領域の
図、第2図は測定試料の回帰曲線の図、第3図はトリチ
ウム測定試料の回帰曲線の平行移動の図、第4図はトリ
チウムと炭素−14の混合スペクトルの解析図、第5図
はコンビ為−タ処理の場合の70−チャートである。 1・・・・・・標準試料のスペクトル、2・・・・・・
測定試料のスペクトル、3・・・・・・回帰曲線、4・
・・・・・回帰曲線、5・・・・・・回帰曲線、6・・
・・・・回帰曲線、7・・・・・・回帰曲線、8・・・
・・・トリチウムのスペクトル、9・・・・・・炭素−
14のスペクトル 特許出願人 日本サイエンス株貧会社 代表者石河寛昭 第1図 第2図 計数効率   100#′ 第3図 計数効率 第4図 チャネル番号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液体シンチレータを用いて低エネルギーβ放出体を
    測定するさいに、使用測定領域における最高計数効率が
    85%以下の標準試料を用い、パルス波高分析器の下限
    と上限で定まる数個の測定領域において同時に得られた
    標準試料の各計数効率に補正係数を施して補正された計
    数効率を求め、また標準試料の場合と同じ測定領域にお
    いて同時に得られた放射能を求めようとする測定試料の
    各計数値に補正係数を施して補正された計数値を求め、
    補正された計数効率と補正された計数値によって回帰式
    を定め、この回帰式の計数効率100%における計数値
    にクエンチング標準試料から得られた補正係数を施して
    補正された値を測定試料の放射能とする測定法。 2、標準試料の計数効率から補正係数を決定して補正さ
    れた計数効率を算出し、測定試料の計数値から補正係数
    を決定して補正された計数値を算出し、補正された計数
    効率と補正された計数値から回帰式を決定して、この回
    帰式の計数効率100%における測定試料の計数値を算
    出し、またクエンチング標準試料から得た補正係数によ
    り回帰式の計数効率100%における計数値を補正した
    値を測定試料の放射能とするこれらの全過程をコンピュ
    ータ処理を行なう特許請求の範囲第1項記載の測定法。 3、補正係数はいずれも0.5以上でしかも2.0以下
    の範囲の値であり、各補正係数は試料のクエンチング強
    度の関数である特許請求の範囲第1項記載の測定法。 4 標準試料の各計数効率に施す補正係数は測定領域で
    得られた計数効率のうちの2つの計数効率の比に基づい
    て定められ、測定試料の各計数値に施す補正係数は測定
    領域で得られた計数値のうちの2つの計数値の比に基づ
    いて定められ、クエンチング標準試料から得られた補正
    係数はクエンチング標準試料の放射能とクエンチング標
    準試料の回帰式の計数効率100%における計数値の割
    合である特許請求の範囲第2項記載の測定法。
JP62254555A 1987-10-12 1987-10-12 低エネルギーβ線用自動効率トレーサ法 Pending JPH0197893A (ja)

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