JPH0371082A - 液体シンチレーション試料について単一相であるか多相であるかを決定するための装置および方法 - Google Patents

液体シンチレーション試料について単一相であるか多相であるかを決定するための装置および方法

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JPH0371082A
JPH0371082A JP2196397A JP19639790A JPH0371082A JP H0371082 A JPH0371082 A JP H0371082A JP 2196397 A JP2196397 A JP 2196397A JP 19639790 A JP19639790 A JP 19639790A JP H0371082 A JPH0371082 A JP H0371082A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液体シンチレーション検出器に関する。詳細に
は、本発明は液体シンチレーション試料における多相の
検出に関する。本発明はこのような検出のための方法と
、液体シンチレーション試料における多相の存在を検出
する方法を採用する装置とに関辿する。
(従来の技術) 液体シンチレーションのために準備された試料は、液体
シンチレーションカフデルに入れられた放射性核種試料
マトリクスを含む。電子が放出+1核柿から直接に放出
され、または、放射性核種によって間接的に発生される
。電子の7J(象(イヘント)当たり一以上の光子を生
しさせるメカニズムによって電子はカクテル内の分子と
相互作用なする。光の強さ、または、同等に発生される
光子の数は、電子の運動エネルギに比例する。
理想化された測定では妨害はない。したがって、各放出
された電子に関して、−光のバーストまたは事象が生し
る。このような場合、光事象の数のカウントは生じた電
子の数のカウントである。これは、引き続いて、存4三
する放射性核種の数のカウントを与え、また、それは理
想的な結果である。核種を生じさせる電子の実際の数の
カウントは、生しる壊変の数である。−分間数えられる
とき、それは壊変毎分(DPM)である。
種々の理由のため、実際の測定は、実際に起こるより少
ないカウント毎分(CPM)を示す。換言すれば、プロ
セスEの効率は100%より小さく、式E= 100C
PM/DPMによって与えられる。ここで、CPMは、
現実のDPMが生しることからもたらされた観察記録で
ある。この分野での周知の事柄が効率Eを得るための手
段を提供する。測定方法それ自体がCPMを与えるとき
、上の式がDPMを与える。
実際、液体シンチレーション試料は二重」二の相、例え
ば有機相と、水性相とに分離することかしば起こる。結
果的に、成用性核種を含む分子が前記永性および有機の
相間に分散される。
これらの二つの相は、一般に、同じ計数効率を示す。相
1は効率E、を打し、また、CPM。
の重数II■能事象を生しさせる。相2は効率E2を有
し、また、CPM、の計数可能事象を生じさせる。これ
は、壊変の数DPMが、DPM(100CPM、/E、
)+(100CPM2/E2)によって与えられること
を意味する。
このシステムは、しかし、CPM、およ沙CPM2を与
えずに総CPMを与える。一般に、ElおよびE2のい
ずれも未知である。したかって、DPMを得ることはで
きない。したがって、−以上の相を含む試料はDPMに
ついての情報を提供することができない。
多相の試料すなわち二、以にの相を有する試料は、理想
的には、前記測定システムから除去されるべきである。
透明なパイレックス(登録商標)のバイアル内のこのよ
うな多相の試料は常にオペレータによって観察すること
ができ、したがって、測定手順に結合される試料セット
からほとんど除去することができる。プラスチック製の
バイアルを通した観察は、しかし、さまざまである。
また、多相状態は遅れて、すなわち数時間後に生じるこ
とがある。このような状態は、液体シンチレーションカ
ウンター内に配置された後に生じ、不正確な結果に終わ
る可能性がある。これらの理由から、少なくとも、多相
試料を検出するための検出方法および装置を提供する必
要がある。
以前の処理方法は、標準の一相試料を用いた二つの異な
る消光モニター間の図式的プロットを用いていた。イー
・ティー・ブツシュの国際日本出願、放射性同位体上ユ
、447 (1968)、「液体シンチレーション言i
数における試料準備過程の選択を目的とした二重範囲処
理方法」。消光モニターの一つは、放射性核種から独立
でありかつカクテルの消光を特徴イルjける外部標準チ
ャンネルレシオ(rEscRJ )を測定する。第2の
そニターは、試料のスペクトルに依存しかつ試料の計数
効率を特徴付ける使用チャンネルレシオ(rscRJ 
)である。二重−Lの相を有する未知の試料は、−相の
試料に関するプロットからはずれ、したがって識別され
よう。未知の試料に単相のみか存在していれば、前記カ
クテルの効率および試料の効率は、SCRに対する一相
のESCHの図式的プロットに依存して従う。もし、試
料の全てが溶液中にないかまたは選択的に多相があれば
、未知の試料のSCR値は前記プロットのESCH値に
従わない。
 0 この図式的プロット処理方式の変形がエバレットの米国
特許第4,555.629号に開示されている。
このやり方は、ESCRてはなく前記外部標準スペクト
ルの平均点に対して、SCRではなく試料スペクトルの
終点を記す。多相試料はこの図式的プロットから偏って
おり、このために検出される。
第3の方法はホロックスの米国特許第4,315゜15
1号に開示されている。この方法は、コンプトンスペク
トルを生じさせる例えばCs−137のような外部標増
による試料の照射に依存する。1ll−相の試料は−の
コンプトンスペクトルを生しさせ、相の試料は二、つの
コンプトンスペクトルを生じさせる。この多相のモニタ
ーは、全コンプトンスペクトルの平均に対して、最も小
さい消光用すなわちそのHナンバー(ホロックス、米国
特許第4.075,480号)の屈曲点のプロットから
成る。このプロットからの未知物の大きい偏差は多相試
料の存在を指示する。
これらの先行技術の方式には困難がある。試料のスペク
トルが用いられると、試料の放用能が減少するに従って
計数時間が増大せざるをえない。
したがって、試料の処理量が影響を受け、有効な消光範
囲は小さい。プツシj、およびエバレットの方式はこれ
らの不利点を有する。ホロックスのシステムは、プラス
チックのバイアルが使用される場合、有効な消光範囲が
小さくなるように制限を受ける。また、最小の消光用の
屈曲点が必要とされ、これは、バイアルの構成、試料の
体積および各相の体積に依存する。さらに、色(カラー
)を含む試料は、前記手順よる多相として不正確に特徴
付けられることがあり得る。
したがって、大きい消光範囲にわたり二重上の相を有す
る試料の迅速な検出の必要がある。特に、時間は、外部
標準消光値を得るために必要な時間より短くあるべきで
ある。また、この検出が、バイアルの構成および体積、
カクテルのタイプ、および、試料または相のある範囲、
例えば0.5および20m1間にわたる体積から独立で
あるために必要である。
本発明は、二相の試料を含む多相を検出する1ま ための方法および手段を提供することを目的とする。
(9題を解決するための手段および発明の作用および効
果) 本発明によれば、液体シンチレーション試料の相の体積
を決定するものが、コンプトンスペクトルを幾何学的空
間に自動的に変換するための手段を含む。選択された幾
何学的空間における予め定められたくすなわち既定の)
パラメータが確立され、試料の相の体積を指示する。試
料の相の体積を決定すべく、異なる幾何学的空間におけ
るデータが予め定められたパラメータと比較される。
好ましくは、異なる幾何学的空間は前記データを積分さ
れたコンプトンデータに変換する。予め定められたパラ
メータは積分された空間における線形の度合である。
セシウム−137のような核種によって発生された試料
のコンプトンスペクトルが用いられる。
コンプトンエツジの予め定められた数が、試料中にW?
iEする相の数にj心じてイf−在する。
 2 消光を有しない単一相の試料の積分されたコンプトンス
ペクトルは、前記スペクトルの大部分、約75%にわた
り線形である。消光が増大するとき、前記スペクトルは
線形を保持するが、しかし全スペクトルの減少する部分
にわたってである。
試料の二重−1の相の場合、積分されたコンプトンスペ
クトルは適当に規定されたエネルギ範囲にわたり線形か
ら逸脱する。同等に、二つのコンプトンエツジに対応す
る異なる勾配を有する二つの線形部分が重なり、規定さ
れたエネルギ範囲にわたって非線形を生じさせる。
相の線形および多相の非線形の検出は試料およびバイア
ルの構成から独立している。動的消光範囲は約15:1
であり、これは、従来の方式より大きく、また、この方
式は0.5および20m1間の範囲にわたり体積から独
立している。
全エネルギスペクトルの低エネルギ点E1および高エネ
ルギ点Eu間の線形は単一相の試料を指示する。単一・
相状態の確認は、前記スペクトル上の第2の予め定めら
れた範囲での試験により行な 3 4 ねれる。この試験は前記エネルギスペクトルの約90%
および99.5%の点の間で行なわれる。
これらのさらなるエネルギ点間の線形の広がりは相の量
を確認する。
本発明は、種々のコンプトンスペクトルの実用的な表現
である添(4図面を参照してさらに説明される。
(実施例) 液体シンチレーション試料の多数の相を検出するための
手順は前記試料のコンプトンスペクトルの決定によって
進められる。特に、積分されたコンプトンスペクトルの
線形の決定が行なわれる。
第1図に、二つの相の試料のコンプトンスペクトルが四
つの異なる試料についての対数目盛上に描かれている。
この図は二つの相のシステムを反映し、ピーク10,1
1,12.13のグループは第1の相のエネルギ分布を
表わす。このピーク10,11,12.13の高さは、
それぞれ、前記口つの試料における第1の相の体積の表
示である。ピーク14,15,16.17のグループは
前記試料の第2の相の第2グループの代表である。これ
らの第2のピーク14,15,16゜17の相対高さは
、第2の相の体積を指示する。
ピークが高ければ高い程、多くの第2の体積が前記試料
中に存在する。
第1のグループのピーク10,11.1213が第2の
グループのピーク14,15゜16.17からX軸に沿
ってさらに除去されると、それだけ、前記試料が単一相
であるかまたは多相であるかを決定することが困難にな
る。前記ピークがともに同じ高さまたはその近傍に近イ
1くほど、前言己試料が単一または多数の相であるかを
決定する困難が少なくなる。
消光されていないカフデルのコンプトンスペクトルの線
形目盛表示が第2図に示されている。これは、ガウス分
布27のピークに対するガウス分布26の半分の側を示
し、その後、低エネルギレベルに向けての線形分布適合
度28を示す。線形分布は実際の試料分布29の線形表
示である。
 5 第2図の単一相の非消光試料の積分されたスペクトルが
第3図に示されている。それは線形分布30として表示
されている。第2図の屈曲点26と同等の点は、第3図
ではだいたい点31に示される。しかし、試料の相の決
定のこの段階では、点31が第3図の線形の積分コンプ
トンスペクトル上にある正確な場所が正確には分からな
い。
第4図は線形エネルギ目盛上で一相および二相の試料の
ためのコンプトンスペクトルを比較している。二つのス
ペクトル間の主要な相違は、高エネルギのところに見出
される。前述Iノたように、単一相の試料のための一コ
ンプトンエツジと、相の試料のための二つのエツジとが
ある。
これらのスペクトルの積分形が第5図に規定されている
。点32.33間で、−相の試料は線形であるのに刻し
て、二相の試料はそうではない。
二二相の試料はニ二つの部分を表わし、一つば点32か
ら37によって境界をつけられ、また、第2は点36か
ら37によってなされている。これが、 6 二つの試料の積分されたコンプトンスペクトルによって
表わされた木質的な相違である もし、第4図と類似のものが全ての可能なタイプの試料
について試験されるならば、この図に示すように、全て
の一相の試料が一般に存在することが明らかとなろう。
変形は、前記ブTコツトの線形部分の実際の位置および
長さを含み、両者は存在する消光のレベルによって大部
分決定される。
一相の試料はもっと複雑である。相対位置、長さおよび
高さは、各相の体積と各相の消光のレベルとによって決
定される。第1図への言及が、相での可変体積を有する
四つの試料に関してこれを明らかにする。
結果的に、分析の全体にわたる原理は、体積の働き、消
光レベル、容器の寸法および構成等として、−相の試料
に関して、上および下のエネルギ境界の位置を一般的に
決定することである。測定されたHナンバーを有する所
与の試料に関して、部分すなわちセグメント32から3
3が、線形に 7 8 ついて、種々の可能なアプローチの任意の−によって試
験される。前記線形試験がある予め定められた制限内で
適正であれば、試料は同種のものから威る。前記線形試
験が適IFてなければ、試料は一相より多い、二重上の
相であるかも知れない。
線形のセグメント、点32から33と、試料の消光レベ
ルとの間の関係は、システムにおいて予め定められかつ
具体化される。第4図は、線形のセグメントが、この実
施例の全スペクトルのほぼ5−55%に及ぶことを示す
。これらの百分率はさまざまであり、他の消光レベルに
おいて利用可能である。
線形は種々の標準すなわち相関係数R2定壁係数R2、
標準誤差等のいずれかによって評価される。どのような
選択、例えばR2であっても、曲線近似は、R2がある
予め定められた値を越える場合に単一の相が存在するよ
うに線形として決定される。R7が前記予め定められた
値より小さければ、前記曲線近似は非線形である。−相
より多く存在していれば、試料は印が(=Iけられ、分
析は終了する。
しかし、前記第1の試験が、セグメント32から33ま
でか線形であることを含む場合、試料の相の量の決定は
さらにもう一つの過程に続く。
相の消光レベルが、セグメント32から33がセグメン
ト36から41によって影響を受けないように十分に異
なっていることが可能であるため、第2の試験が必要で
ある。したがって、前記第2の試験は前記積分されたス
ペクトルのエネルギ点39から41の間で行なわれる。
最初の試験におけるように、これらの点は消光レベルに
応じて変化し、また、液体シンチレーションカウンター
に与えられた各試料に関して決定される。
例として、第5図の点は全スペクトルのおよそ90から
99.5%に配置されている。線形の曲線近似分析は、
前のように測定された線形についてのセグメント32か
641に対して前のように適用される。セグメント39
か641が非線形であれば、−相のシステムが確証され
る。セクメ 9 シト39から41が線形であれば、前記試料は以上の相
を有する。
線形チエツクが単一の点の決定とは異なりスペクトルの
広い部分に及ぶため、試料の相の特性について高度の正
確さが得られる。本発明の線形チエツクにより、試料の
相の決定はバイアルの構成および寸法、カフデルのタイ
プ、および、約0.5から20m1の範囲にわたる相の
体積には依らない。
例 測定は、コンプトンスペクトルがガウス分布と直線分I
Iiとを足したものによって特徴付けることができると
いう事実に基いている。第2図は非消光試料のためのこ
の分布を示す。偏倚スペクトル線46が形状の可視性の
ために与えられている。
第3図の積分されたガウス直線スペクトルは実験的に得
られたコンプトンスペクトルを重ね合わせる。第3図の
積分されたスペクトルは、単一の相に関する全スペクト
ルの実質的な部分にわたって線形である。最後に、前記
積分されたコンプトン 0 スペクトルは、第5図に示されているように、多相試料
に関する指定された部分にわたって非線形である。
典遭JI[足議 Em=コンプトンスペクトルの終点すなわち点39にほ
ぼ対応するエネルギ Eo=多相状態に関してコンプトンスペクトルが分析さ
れるエネルギのしきい値、すなわち点40El=最初の
P試験のための低エネルギ境界、すなわち点32 Eu−前記P試験のための高エネルギ境界、すなわち点
33 Ef−第2のS試験のための低エネルギ境界、すなわち
点41 つの試験PおよびSは、液体シンチレーション試料の多
相の存在を決定するために行なわれる。P試験は、線形
に関する積分されたコンプトンスペクトルのElおよび
Eu間の範囲にわたって行なわれる。ElないしEuは
、試料が一相から成っていれば線形である。もし、試料
が一相より多けれり  1 2 ば、それは非線形である。
もし、P試験が一相を指示すれば、例外が止しる。した
かって、第2の試験は、P試験から単の相を確認するた
めに行なわれる。三つのコンプトンエツジ間のエネルギ
の差が大きくかつ一相の強度が小さいときは、第4図お
よび第5図のHfないしEmにより指示された第2のエ
ツジをのかし得る。
典型的な手順の工程は、パイレックスおよびプラスチッ
クのバイアル、液体シンデレージョン係数のために考え
られたベックマン(登録商標)カクテル、範囲0.5−
5−2Oの試料体積および最小の相の体積すなわち両相
か閃光を放つ0.1ないし10m1、および、0〈−H
ナンバー く・350に対応する消光範囲で、成功する
ことがわかった。
第6図は液体シンデレーシミ」ンカウンターのブロック
線図である。この液体シンチレーションカウンターは与
えられた試料のコンプトンスペクトルを提供する。この
液体シンチレーションカウンターは、前記コンプトンス
ペクトルを決定しかつ前記コンプトンスペクトルをその
全データ範囲にわたって積分するための手段を含む。試
料からのデータが指定の範囲において線形であるが否か
を試験する手段。これは、液体シンチレーションカウン
ターに組み込まれたコンピュータ10において効果的に
なされる。コンピュータ10はマルチチャンネルアナラ
イザ(MCA)9に含まれたスペクトル結果を分析し、
情報を出力する。前記コンピュータは、また、他の回路
、モータ、ユーザーとの対話等を制御し、また、全ての
必要とされる計算を提供する。
ブロック1は試料計数室3の相対する側部に配置された
光電子増倍管(PMT ) 2A、、  2 Bのため
の高電圧コントロール(++V)である。二つの光電子
増倍管2A、2Bは光子を一致して検出する。
同一のベータ事象によって発生され、しかし、反対方向
へ移動する光子であって第1の光電子増倍管2Aまたは
2Bによる検出のXナノ秒間に光電子増倍管2Aまたは
2Bの一方によって検出され 3 た光子がある。前記増倍管の出力は、パルスが致する場
合に、ADコンバータ8を介して信号をマルチチャンネ
ルアナライザ9に電子的に通ず致ゲート7に1r1]け
られる。二つのパルスが一致しないと決定された場合、
一致ゲート7は、マルチチャンネルアナライザ9が前記
パルスを受O取らないように、閉じられる。
光電子増倍管2A、2Bからの出力は、また、つのパル
スを加え、これにより検出感度を増大させる加算増幅器
5に向けられる。前記信号は、さもなければ、あたかも
唯一の増倍管があるように平均して三等分される。加算
された信号は増幅器6によってさらに増幅され、次に、
前記したように、一致ゲート7によって通されまたは通
過を阻止される。
致ゲート7からのアナログ信号は、マルチチャンネルア
ナライザ9に供給される前に、ADコンバータ8に通さ
れる。マルチチャンネルアナライザ9は前記パルスの相
対強度を決定し、適当なチャンネル内にカウントを与え
る。コンビコ−− 4 り10はまた他の回路、モータ、ユーザとの会話等を制
御し、また、全ての必要な計算を提供する。コンピュー
タ10は出力111を与える。加算増幅器5は、コンピ
ュータ1oと相互作用するタイマー112を操作する。
ログコンバータ回路113(+、OG C0NV)は一
致ゲート7とコンバータ8との間に接続されている。
コンピュータ制御は、要求に応じてソースドライブを活
性化させることである。ソースドライブ114は、第1
図に関して先に述べたように、ガンマ照射が起こり、コ
ンプトンスペクトルを生じさせるように試料に近接する
Cs−137放射源115を移動させる。記憶装置と組
み合わされたコンビエータは、総カウントEl、 Eu
またはHナンバーの0.995に対応するエネルギのよ
うな純粋なコンプトンスペクトル上の予め選択された任
意の点の位置を決定する手段を与える。
コンピュータ10は、第3図、第4図および第5図に関
連して指摘したように、積分されたコンプトンスペクト
ルの予め定められた部分の線形を 6 決定する。線形が前記積分されたコンプトンスペクトル
の第1の領域で決定されると、前記試料の相の量を確認
するために追加の領域が線形についてまた試験される。
本発明は、線形内容スペクトルおよび積分されたコンプ
トンスペクトルに関連しまた典型的である添付データに
関連して説明した。
本発明の他の多くの例があり、それぞれ、細部の事項の
みにおいて他と異なる。例えば、−組の積分されたスペ
クトルに代えて、異なる幾何空間における一組のコンプ
トンスペクトルに関して相の同じ決定を行なうことがで
きる。確かに、線形のコンプトンスペクトルそれ自体は
、単一または多数の相の試料の決定のために同等部分に
わたって分析可能である。異なる外部標準核種が使用可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンプトンスペクトルすなわち二相の試料のチ
ャンネル数に対するカウント/チャンネルのプロットで
ある。セシウム−137によって発生された四つのスペ
クトルが対数目盛で描かれている。 第2図は、実際のデータのための偏倚ガウスおよび線形
適合プロットとともに、線形目盛上のエネルギレベルに
対するチャンネル当たりのDPMのプロットを示す非消
光カクテルのコンプトンスペクトルである。 第3図は第2図の非消光試料の積分されたコンプトンス
ペクトルである。 第4図は線形エネルギ1−1盛土のエネルギに対する相
対計数率をプロットするーまたは二相の試料のコンプト
ンスペクトルである。 第5図は第4図の試料のエネルギに対する全スペクトル
の一部を示ず−および二相の試料の積分されたスペクト
ルを示す。 第6図は存在する試料コンプトンスペクトルを与えるた
めの手段と、前記コンプトンスペクトルを積分するため
の手段と、試料の相の量を決定するための手段とを含む
液体シンチレーションカウンターのブロック線図である
。 7 8 2A、2B:光電子増倍管、 3:試料計数室、 9:マルチチャンネルアナライザ、 10:コンピュータ、 114:ソースドライブ、 115:Cs−137放射源。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体シンチレーション試料の相の含量を決定する
    ための装置であって、コンプトンスペクトルデータの少
    なくとも実質的な一部を異なる幾何学的空間に変化させ
    るための手段と、選択された前記幾何学的空間に、予め
    定められたパラメータであって前記試料の相の含量を示
    すパラメータを確立するための手段と、前記試料の相の
    含量の決定を与えるべく、異なる幾何学的空間における
    データを前記予め定められたパラメータと比較するため
    の手段を含む、相の含量決定装置。
  2. (2)前記データを異なる幾何学的空間に変化させる手
    段は前記データを積分されたコンプトンデータに変える
    、請求項(1)に記載の装置。
  3. (3)前記予め定められたパラメータは積分された空間
    の線形の度合である、請求項(2)に記載の装置。
  4. (4)前記コンプトンスペクトルは、少なくとも、総エ
    ネルギスペクトルの約80%の点までの終点間で積分さ
    れる、請求項(3)に記載の装置。
  5. (5)前記積分は、少なくとも、前記エネルギスペクト
    ルの約10%の終点と、前記エネルギスペクトルの約9
    0%の点との間にある、請求項(4)に記載の装置。
  6. (6)前記積分は、少なくとも、前記エネルギスペクト
    ルの約5%の終点から前記エネルギスペクトルの約99
    %の点にわたる、請求項(5)に記載の装置。
  7. (7)前記積分は、少なくとも、前記エネルギスペクト
    ルの約10%の終点から前記エネルギスペクトルの99
    .5%の点にわたる、請求項(6)に記載の装置。
  8. (8)線形は、前記試料の消光レベルによって定められ
    た前記エネルギスペクトルの二点間で決定される、請求
    項(3)に記載の装置。
  9. (9)二つの予め定められた点間の線形は、単一相の試
    料を示し、また、前記スペクトル上の第2の点において
    試験をすることにより前記単一相の状態を確認するため
    の手段を含む、請求項(8)に記載の装置。
  10. (10)このさらなる確認試験は約二つのさらに予め定
    められた前記エネルギスペクトルの99.5%の点間で
    行なわれ、これらのさらなるエネルギ点間の線形に関す
    る試験を行なうための手段を含む、請求項(9)に記載
    の装置。
  11. (11)前記エネルギスペクトルの約99.5%の点ま
    での約90%内の線形は多相の試料を示す、請求項(1
    0)に記載の装置。
  12. (12)液体シンチレーション計数のための試料を受け
    入れるための手段と、前記液体シンチレーションカウン
    ターからの信号を計数するための手段と、これらの計数
    を前記試料の相の含量を決定するための手順に結び付け
    るための手段とを含む、請求項(1)〜(11)のいず
    れかに記載の装置。
  13. (13)液体シンチレーション試料の相の含量を決定す
    るための方法であって、コンプトンスペクトルデータの
    少なくとも実質的な一部を異なる幾何学的空間に変化さ
    せること、選択された前記幾何学的空間に、予め定めら
    れたパラメータであって前記試料の相の含量を示すパラ
    メータを確立すること、前記試料の相の含量の決定を与
    えるべく、異なる幾何学的空間におけるデータを前記予
    め定められたパラメータと比較することを含む、相の含
    量決定方法。
  14. (14)前記データを異なる幾何学的空間に変化させる
    ことが、前記データを積分されたコンプトンデータに変
    える、請求項(13)に記載の方法。
  15. (15)前記予め定められたパラメータは積分された空
    間の線形の度合である、請求項(14)に記載の方法。
  16. (16)前記コンプトンスペクトルは、少なくとも、総
    エネルギスペクトルの約80%の点に至る終点間で積分
    される、請求項(15)に記載の方法。
  17. (17)前記積分は、少なくとも、前記エネルギスペク
    トルの約10%の終点と、前記エネルギスペクトルの約
    90%の点との間にある、請求項(16)に記載の方法
  18. (18)前記積分は、少なくとも、前記エネルギスペク
    トルの約10%の終点から前記エネルギスペクトルの約
    99.5%の点にわたる、請求項(17)に記載の方法
  19. (19)二つの予め定められた点間の線形は、単一相の
    試料を示し、また、前記スペクトル上の第2の点におい
    て試験をすることにより前記単一相の状態を確認するた
    めの手段を含む、請求項(18)に記載の方法。
  20. (20)前記エネルギスペクトルの約99.5%の点ま
    での約90%内の線形は多相の試料を示す、請求項(1
    9)に記載の方法。 前記積分は、少なくとも、前記エネルギスペクトルの約
    10%の終点から前記エネルギスペクトルの99.5%
    の点にわたる、請求項(18)に記載の方法。
  21. (21)前記線形の決定は前記エネルギスペクトルの約
    7%の点および約55%の点間にある、請求項(8)に
    記載の装置。
  22. (22)前記線形の決定は前記エネルギスペクトルの約
    7%の点および約55%の点間にある、請求項(10)
    に記載の装置。
  23. (23)前記二つの予め定められた点は前記エネルギス
    ペクトルの約7%の点および55%の点である、請求項
    (19)に記載の方法。
  24. (24)前記確認試験は、前記エネルギスペクトルの9
    9.5%の点までの約90%において行なわれる、請求
    項(23)に記載の方法。
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EP0411782B1 (en) 1996-03-06
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