JP2609942B2 - 液体シンチレーション試料について単一相であるか多相であるかを決定するための装置および方法 - Google Patents

液体シンチレーション試料について単一相であるか多相であるかを決定するための装置および方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液体シンチレーション検出器に関する。詳細
には、本発明は液体シンチレーション試料における多数
の相、すなわち前記試料中の物理的に異なりかつ機械的
に分離可能である相の検出に関する。本発明はこのよう
な検出のための方法と、液体シンチレーション試料にお
ける多数の相すなわち多相の存在を検出する方法を採用
する装置とに関連する。
(従来の技術) 液体シンチレーション計数のために準備された試料
は、液体シンチレーションカクテルに入れられた放射性
核種試料マトリクスを含む。電子が放射性核種から直接
に放出され、または、放出性核種によって間接的に発生
される。電子の事象(イベント)当たり一以上の光子を
生じさせるメカニズムによって電子はカクテル内の分子
と相互作用をする。光の強さ、すなわち発生される光子
の数は、電子の運動エネルギに比例する。
理想化された測定では妨害はない。したがって、放出
された電子1個当たり、一回の光線のバーストまたは事
象が生じる。このような場合、光事象のカウント数は生
じた電子のカウント数である。今度はこれが、存在する
放射性核種のカウント数を与え、また、それは理想的な
目的である。核種を生じさせる電子の実際のカウント数
は、生じる壊変の数である。1分間数えられるとき、そ
れは一分間当たりの壊変の数(DPM)である。
種々の理由のため、実際の測定は、実際に起こるより
少ない1分間当たりのカウント数(CPM)を示す。換言
すれば、プロセスの効率Eは100%より小さく、式E=1
00CPM/DPMによって与えられる。ここで、CPMは、現実の
DPMが生じることからもたらされた観察記録である。こ
の分野での通常の知識があれば、効率Eを得るための手
段は得られる。測定方法それ自体がCPMを与えるとき、
上の式がDPMを与える。
実際、液体シンチレーション試料は二以上の相、例え
ば有機相と、水性相とに分離することがしばしば起こ
る。結果的に、放射性核種を含む分子が前記水性相およ
び有機相間に分散される。これらの二つの相は、一般
に、同じ計数効率を示さない。相1は効率E1を有し、ま
た、CPM1の計数可能事象を生じさせる。相2は効率E2
有し、また、CPM2の計数可能事象を生じさせる。これ
は、壊変の数DPMが、DPM=(100CPM1/E1)+(100CPM2
/E2)によって与えられることを意味する。
このシステムは、しかし、CPM1およびCPM2ではなく総
CPMを与える。一般に、E1およびE2のいずれも未知であ
る。したがって、DPMを得ることはできない。したがっ
て、二以上の相を含む試料はDPMについての情報を提供
することができない。
多相の試料すなわち二以上の相を有する試料は、理想
的には、前記測定システムから除去されるべきである。
透明なパイレックス(登録商標)のバイアル内のこのよ
うな多相の試料は通常はオペレータによって観察するこ
とができ、したがって、測定手順に関連して設定される
試料セットから除去されることが多い。しかし、プラス
チック製のバイアルを通した観察は困難なものから不可
能なものまでさまざまである。また、多相状態は遅れ
て、すなわち数時間後に生じることがある。このような
状態は、液体シンチレーション計数装置内に配置された
後に生じ、不正確な結果に終わる可能性がある。これら
の理由から、少なくとも、多相の試料を検出するための
検出方法及び装置を提供する必要がある。
以前の処理方法は、標準の単一相の試料を用いた二つ
の異なる消光モニター間の図式的プロットを用いてい
た。E.T.Bush,Int.J.Appl.Rad.Isot.19,447(1968)、
“A Double Ratio Technique as an Aid to Selection
of Sample Preparation Procedures in Liquid Scintil
lation Counting"消光モニターの一つは、放射性核種か
ら独立でありかつカクテルの消光を特徴付ける外部標準
チャンネル比(「ESCR」)を測定する。第2のモニター
は、試料のスペクトルに依存しかつ試料の計数効率を特
徴付ける試料チャンネル比(「SCR」)である。二以上
の相を有する未知の試料は、単一相の試料に関するプロ
ットから逸脱し、したがって識別されよう。未知の試料
に単一相のみが存在していれば、前記カクテルの効率お
よび試料の効率は、SCRに対する一相のESCRの図式的プ
ロットへの依存状態に従う。もし、試料の全てが溶液中
にないかまたは多数の相があれば、未知の試料のSCR値
は前記プロットのESCR値に従わない。
この図式的プロット処理方式の変形がEverettの米国
特許第4,555,629号に開示されている。このやり方は、E
SCRではなく前記外部標準スペクトルの平均点に対し
て、SCRではなく試料スペクトルの終点を記す。多相の
試料はこの図式的プロットから偏っており、このために
検出される。
第3の方法はHorrocksの米国特許第4,315,151号に開
示されている。この方法は、コンプトンスペクトルを生
じさせる例えばCs−137のような外部標準体による試料
の照射に依存する。単一相の試料は一のコンプトンスペ
クトルを生じさせ、二相の試料は二つのコンプトンスペ
クトルを生じさせる。この多相のモニターは、全コンプ
トンスペクトルの平均に対して、最も小さい消光相すな
わちそのHナンバー(Horrocks 米国特許第4,075,480
号)の変曲点のプロットから成る。このプロットからの
未知物の大きい偏差は多相の試料の存在を示す。
これらの先行技術の方式には困難がある。試料のスペ
クトルが用いられると、試料の放射能が減少するに従っ
て計数時間が増大せざるをえない。したがって、試料の
処理量が影響を受け、有効な消光範囲は小さい。Bushお
よびEverettの方式はこれらの不利点を有する。Horrock
sのシステムは、プラスチックのバイアルが使用される
場合、有効な消光範囲が小さくなるように制限を受け
る。また、最小の消光相の変曲点が必要とされ、これ
は、バイアルの構成、試料の体積および各相の体積に依
存する。さらに、色(1またはそれ以上の化学物質であ
って光のある可視波長を吸収しかつ光のその他の波長を
通し、これにより、適当な検出器に400〜750nmの範囲の
光を最終的に通す化学物質。)を含む試料は、前記手順
によって多相として不正確に特徴付けられることがあり
得る。
したがって、大きい消光範囲にわたり二以上の相を有
する試料の迅速な検出の必要がある。特に、時間は、せ
いぜい外部標準体の消光値を得るために必要な時間に過
ぎない。また、この検出が、バイアルの構成および体
積、カクテルのタイプ、および、試料または相のある範
囲、例えば0.5および20ml間にわたる体積から独立であ
ることが必要である。
本発明は、二相を含む多相の試料を検出するための方
法および手段を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段および発明の作用および効
果) 本発明に係る装置は、コンプトンスペクトルの大部分
を積分により異なる幾何学的空間に変換するための手段
と、変換された幾何学的空間におけるコンプトンスペク
トルについて、予め定められた2つの第1のエネルギ点
間の直線性を調べるための手段と、両第1のエネルギ点
より高レベルにある予め定められた2つの第2のエネル
ギ点間における直線性を調べるための手段とを含む。
セシウム−137のような核種によって発生された試料
のコンプトンスペクトルが用いられる。予め定められた
数のコンプトンエッジが、試料中に存在する相の数に応
じて存在する。
消光していない単一相の試料の積分されたコンプトン
スペクトルは、前記スペクトルの大部分、約75%にわた
って直線性を呈する。消光が増大するとき、前記スペク
トルは直線性を保持するが、しかし全スペクトルの減少
する部分にわたってである。試料に二以上の相がある場
合には、積分されたコンプトンスペクトルは適当に規定
されたエネルギ範囲にわたり直線性を逸脱する。同様
に、二つのコンプトンエッジに対応する異なる勾配を有
する二つの直線部分が重なり、規定されたエネルギ範囲
にわたって非直線性を生じさせる。
単一相の直線性および多相の非直線性の検出は、試料
およびバイアルの構成から独立している。ダイナミック
消光レンジ(dynamic quench range)は約15:1であり、
これは、従来の方式より大きく、また、この方式は0.5
および20ml間の範囲にわたり体積から独立している。
全エネルギスペクトルの前記2つの第1のエネルギ点
すなわち低エネルギ点ELおよび高エネルギ点EU間の直線
性は単一相の試料を表す。単一相状態は、前記スペクト
ル上の予め定められた範囲でのテストにより確認され
る。このテストは、前記エネルギスペクトルの前記2つ
の第2のエネルギ点の間、例えば約90%の点よおび99.5
%の点の間で行なわれる。これらのさらなるエネルギ点
間の直線性の範囲が相の数を確証させる。
本発明は、種々のコンパクトスペクトルの実用的な表
現である添付図面を参照してさらに説明される。
(実施例) 液体シンチレーション試料の多数の相を検出するため
の手順は前記試料のコンプトンスペクトルの決定によっ
て進められる。特に、積分されたコンプトンスペクトル
の直線性の決定が行なわれる。
第1図に、二つの相の試料のコンプトンスペクトルが
四つの異なる試料について対数目盛上に描かれている。
この図は二つの相のシステムを反映し、ピーク10,11,1
2,13のグループは第1の相のエネルギ分布を表わす。こ
のピーク10,11,12,13の高さは、それぞれ、前記四つの
試料における第1の相の体積の表示である。ピーク14,1
5,16,17のグループは前記試料の第2の相の第2グルー
プの代表である。これらの第2のピーク14,15,16,17の
相対高さは、第2の相の体積を表す。ピークが高ければ
高い程、多くの第2の体積が前記試料中に存在する。
第1グループのピーク10,11,12,13が第2グループの
ピーク14,15,16,17からx軸に沿ってさらに移動される
と、それだけ、前記試料が単一相であるかまたは多相で
あるかを決定することが困難になる。前記ピークがとも
に同じ高さまたはその近傍に近付くほど、前記試料が単
一または多数の相であるかを決定する困難が少なくな
る。
消光していないカクテルのコンプトンスペクトルの線
目盛表示が第2図に示されている。これは、ガウス分布
26のピークに対する該ガウス分布の半分の側と、さら
に、低エネルギレベルに向けての直線分布28とを示す。
直線分布28は実際の試料分布29の直線表示である。
第2図の単一相の非消光試料の積分されたスペクトル
が第3図に示されている。それは直線分布30として表示
されている。第2図の変曲点に相当する点は、第3図で
はだいたい点31に示される。しかし、試料の相の決定の
この段階では、点31が第3図の直線上の積分コンプトン
スペクトル上にある正確な場所が正確には分からない。
第4図では線エネルギ目盛上で一相および二相の試料
のためのコンプトンスペクトルを比較している。二つの
スペクトル間の主要な相違は、高エネルギのところに見
出される。前述したように、単一相の試料については一
つのコンプトンエッジがあり、二相の試料については二
つのエッジがある。
これらのスペクトルの積分形が第5図に規定されてい
る。点32,33間で、単一相の試料は直線状であるのに対
して、二相の試料はそうでない。二相の試料は二つの直
線部分を表わし、一つは点32から点37の間の部分であ
り、また、第2は点36から点41の間の部分である。これ
が、二つの試料の積分されたコンプトンスペクトルによ
って表わされた本質的な相違である。
もし、第4図と類似のものが全ての可能なタイプの試
料についてテストされるならば、全ての単一相の試料が
一般にこの図のような形になることが明らかとなろう。
変形は、前記プロットの直線部分の実際の位置および長
さを含み、その位置と長さは存在する消光のレベルによ
って大部分決定される。
二相の試料はもっと複雑である。相対位置、長さおよ
び高さは、各相の体積と各相の消光のレベルとによって
決定される。第1図を参照すれば、二相での可変体積を
有する四つの試料に関してこれが明らかになる。
結果的に、分析の全体的な原理は、体積の働き、消光
レベル、容器の寸法および構成等の関数として、単一相
の試料に関して、上下のエネルギ境界すなわち2つの第
1のエネルギ点32,33の位置を一般的に決定することで
ある。次に、測定されたHナンバーを有する所与の試料
に関して、部分すなわちセグメント32から33が、直線性
について、種々の可能なアプローチの任意の一によって
テストされる。前記直線性のテストがある予め定めらた
制限内で適正であれば、試料は同種のものから成る。前
記直線性のテストが適正でなければ、試料は一相より多
い、二以上の相である可能性がある。
直線性を有するセグメント、32から33と、試料の消光
レベルとの間の関係は、システムにおいて予め定められ
かつ具体化される。第4図は、直線性を有するセグメン
トが、この実施例の全スペクトルのほぼ5−55%に及ぶ
ことを示す。これらの百分率は変化するが、他の消光レ
ベルにおいて利用可能である。
直線性は種々の標準すなわち相関係数R、定量係数
R2、標準誤差等のいずれかによって評価される。どのよ
うな選択、例えばR2であっても、曲線近似は、R2がある
予め定められた値を越える場合に直線と決定され、した
がって単一の相が存在する。R2が前記予め定められた値
より小さければ、前記曲線近似は非直線である。一相よ
り多く存在していれば、試料は印が付けられ、分析は終
了する。
しかし、前記第1のテストで、セグメント32から33ま
でが直線性を有することが結論づけられた場合、試料の
相の数の決定はさらにもう一段階先に進む。セグメント
32から33が、セグメント36から41によって影響を受けな
いほど二相の消光レベルが十分に異なっている可能性が
あるため、第2のテストが必要である。したがって、前
記第2のテストは前記積分されたスペクトルの第2のエ
ネルギ点39から41の間で行なわれる。最初のテストにお
けるように、これらの点は消光レベルに応じて変化し、
また、液体シンチレーション計数装置に与えられた各試
料に関して決定される。一例として、第5図の第2のエ
ネルギ点は全スペクトルのおよそ90から99.5%に配置さ
れている。直線性の曲線近似分析は、セグメント39から
41に対して、前のようにして測定された直線性について
前のように適用される。セグメント39から41が非直線性
を有する場合は、単一相のシステムが確認される。セグ
メント39から41が直線性を有する場合は、前記試料は二
以上の相を有する。
直線性のチェックが単一の点の決定とは異なりスペク
トルの広い部分に及ぶため、試料の相の特性について高
度の正確さが得られる。本発明の直線性のチェックによ
り、試料の相の決定はバイアルの構成および寸法、カク
テルのタイプ、および、約0.5から20mlの範囲にわたる
相の体積に依存しない。
例 測定は、コンプトンスペクトルがガウス分布のほかに
直線分布によっても特徴付けることができるという事実
に基づく。第2図は非消光試料のためのこの分布を示
す。偏倚スペクトル線46が形状を見やすくするために与
えられている。第3図の積分されたガウス−直線スペク
トルは実験的に得られたコンプトンスペクトルを重ね合
わせる。第3図の積分されたスペクトルは、単一の相に
関する全スペクトルの実質的な部分にわたって直線性を
呈する。最後に、前記積分されたコンプトンスペクトル
は、第5図に示されているように、多相の試料に関する
指定された部分にわたって非直線性を呈する。
典型的な定義 EM=コンプトンスペクトルの終点すなわち点39にほぼ対
応するエネルギ EO=多相状態に関してコンプトンスペクトルが分析され
るエネルギのしきい値、すなわち点40 EL=第1の直線性テスト(Pテスト)のための低エネル
ギ境界、すなわち点32 EU=前記Pテストのための高エネルギ境界、すなわち点
33 EF=第2の直線性テスト(Sテスト)のための低エネル
ギ境界、すなわち点41 二つのテストPおよびSは、液体シンチレーション試
料の多相の存在を決定するために行なわれる。Pテスト
は、直線性に関して、積分されたコンプトンスペクトル
のELおよびEU間の範囲にわたって行なわれる。ELないし
EUは、試料が一相から成っていれば直線性を有する。も
し、試料が一相より多ければ、それは非直線性を有す
る。
もし、Pテストが一相を指示すれば、例外が生じる。
したがって、第2のテストは、Pテストによる単一相の
結論を確認するために行なわれる。二つのコンプトンエ
ッジ間のエネルギの差が大きくかつ一相の強度が小さい
とき、Pテストは、第4図および第5図のEFないしEM
より表された第2のエッジを見のがし得る。
典型的な手順の実行は、パイレックスおよびプラスチ
ックのバイアル、液体シンチレーション計数のために考
えられたベックマン(登録商標)カクテル、範囲0.5−2
0mlの試料体積および最小の相の体積すなわち両相が閃
光を放つ0.1ないし10ml、および、0<=Hナンバー<
=350に対応する消光範囲で、成功することがわかっ
た。
第6図は液体シンチレーション計数装置のブロック線
図である。この液体シンチレーション計数装置は与えら
れた試料のコンプトンスペクトルを提供する。この液体
シンチレーション計数装置は、前記コンプトンスペクト
ルを決定しかつ前記コンプトンスペクトルをその全デー
タの範囲にわたって積分するための手段を含む。試料か
らのデータが指定の範囲において直線性を有するか否か
をテストする手段。これは、液体シンチレーション計数
装置に組み込まれたコンピュータ10において効果的にな
される。コンピュータ10はマルチチャンネルアナライザ
(MCA)9に含まれたスペクトル結果を分析し、情報を
出力する。前記コンピュータは、また、他の回路、モー
タ、ユーザーとの対話等を制御し、また、全ての必要と
される計算を提供する。
ブロック1は試料計数室3の相対する側部に配置され
た光電子増倍管(PMT)2A,2Bのための高電圧コントロー
ル(HV)である。二つの光電子増倍管2A,2Bは光子を一
致して検出する。同一のベータ事象によって発生され、
しかし、反対方向へ移動する光子であって第1の光電子
増倍管2Aまたは2Bによる検出のXナノ秒以内に光電子増
倍管2Aまたは2Bの一方によって検出された光子がある。
前記増倍管の出力は、パルスが一致する場合に、ADコン
バータ8を介して信号をマルチチャンネルアナライザ9
に電子的に通す一致ゲート7に向けられる。二つのパル
スが一致しないと決定された場合、一致ゲート7は、閉
じられるため、マルチチャンネルアナライザ9は前記パ
ルスを受け取らない。
光電子増倍管2A,2Bからの出力は、また、二つのパル
スを加え、これにより検出感度を増大させる加算増幅器
5に向けられる。前記信号は、あたかも増倍管が1つし
かないかのように平均して二等分される。加算された信
号は増幅器6によってさらに増幅され、次に、前記した
ように、一致ゲート7によって通されまたは通過を阻止
される。
一致ゲート7からのアナログ信号は、マルチチャンネ
ルアナライザ9に供給される前に、ADコンバータ8に通
される。マルチチャンネルアナライザ9は前記パルスの
相対強度を決定し、適当なチャンネル内にカウントを区
分する。コンピュータ10はまた他の回路、モータ、ユー
ザとの対話等を制御し、また、全ての必要な計算を提供
する。コンピュータ10は出力111を与える。加算増幅器
5は、コンピュータ10と相互作用するタイマー112を操
作する。ログコンバータ回路113(LOG CONV)は一致ゲ
ート7とコンバータ8との間に接続されている。
コンピュータ制御は、要求に応じてソースドライブを
駆動させることである。ソースドライブ114は、第1図
に関して先に述べたように、ガンマ照射が起こり、コン
プトンスペクトルを生じさせるように試料に近接するCs
−137放射源115を移動させる。記憶装置と組み合わされ
たコンピュータは、総カウントEL,EUまたはHナンバー
の0.995に対応するエネルギのような純粋なコンプトン
スペクトル上の予め選択された任意の点の位置を決定す
る手段を与える。
コンピュータ10は、第3図、第4図および第5図に関
連して指摘したように、積分されたコンプトンスペクト
ルの予め定められた第1のエネルギ点32,33間の部分
(第1の領域)の直線性を決定する。直線性が前記積分
されたコンプトンスペクトルの前記第1の領域で決定さ
れると、コンピュータ10により、前記試料の相の数を確
認するために2つの第2のエネルギ点39,41間の追加の
領域もまた直線性についてテストされる。
本発明について、直線を含むスペクトルおよび積分さ
れたコンプトンスペクトルに関連しまた好例の添付デー
タに関して説明した。
本発明の他の多くの例があるが、それぞれ、細部の事
項のみにおいて他と異なる。例えば、一組の積分された
スペクトルに代えて、異なる幾何学的空間における一組
のコンプトンスペクトルを用いて相の同じ決定を行なう
ことができる。確かに、直線性を有するコンプトンスペ
クトルそれ自体は、単一または多数の相の試料の決定の
ために相当する部分にわたって分析可能である。異なる
外部標準核種が使用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンプトンスペクトルすなわち二相の試料のチ
ャンネル数に対するカウント/チャンネルのプロットで
ある。セシウム−137によって発生された四つの異なる
スペクトルが対数目盛で描かれている。 第2図は、実際のデータのための偏倚ガウスおよび線形
適合プロットとともに、線目盛上のエネルギレベルに対
するチャンネル当たりのDPMのプロットを示す非消光カ
クテルのコンプトンスペクトルである。 第3図は第2図の非消光試料の積分されたコンプトンス
ペクトルである。 第4図は線エネルギ目盛上のエネルギに対する相対計数
率をプロットする単一相または二相の試料のコンプトン
スペクトルである。 第5図は第4図の試料のエネルギに対する全スペクトル
の一部を示す単一相および二相の試料の積分されたスペ
クトルを示す。 第6図は提示された試料のコンプトンスペクトルを与え
るための手段と、前記コンプトンスペクトルを積分する
ための手段と、試料の相の数を決定するための手段とを
含む液体シンチレーションカウンターのブロック線図で
ある。 2A,2B:光電子増倍管、3:試料計数室、9:マルチチャンネ
ルアナライザ、10:コンピュータ、114:ソースドライ
ブ、115:Cs−137放射源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−290789(JP,A) 特開 昭63−106588(JP,A) 特開 平1−97893(JP,A) 米国特許4894545(US,A) 米国特許4700072(US,A) 米国特許4633088(US,A)

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体シンチレーション試料について単一相
    であるか多相であるかを決定するための装置であって、
    前記試料のコンプトンスペクトルのエネルギに関して、
    前記コンプトンスペクトルの大部分を積分により異なる
    幾何学的空間に変換するための手段と、前記異なる幾何
    学的空間に変換された前記コンプトンスペクトルに関し
    て、2つの予め定められた第1のエネルギ点の間の直線
    性を調べるための手段と、前記異なる幾何学的空間に変
    換された前記コンプトンスペクトルに関して、2つの予
    め定められた第2のエネルギ点であって前記第1の両エ
    ネルギ点より高いエネルギレベルにある第2のエネルギ
    点間の直線性を調べるための手段とを含む、装置。
  2. 【請求項2】前記2つの第1のエネルギ点が、それぞ
    れ、異なる幾何学的空間に変換された前記コンプトンス
    ペクトルのエネルギ目盛りの始点から約5%および約55
    %のところにある、請求項(1)に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記2つの第2のエネルギ点が、それぞ
    れ、異なる幾何学的空間に変換された前記コンプトンス
    ペクトルのエネルギ目盛りの始点から約90%および約9
    9.5%のところにある、請求項(1)に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記コンプトンスペクトルは、該スペクト
    ル上の2つの限定された点の間で積分され、前記限定さ
    れた点の一つが総エネルギスペクトルの約80%の点にあ
    る、請求項(1)に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記限定された点の一方が前記総エネルギ
    スペクトルの約10%の点にあり、前記限定された点の他
    方が前記総エネルギスペクトルの約90%の点にある、請
    求項(4)に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記限定された点の一方が前記総エネルギ
    スペクトルの約5%の点にあり、前記限定された点の他
    方が前記総エネルギスペクトルの約99%の点にある、請
    求項(4)に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記限定された点の一方が前記総エネルギ
    スペクトルの約10%の点にあり、前記限定された点の他
    方が前記総エネルギスペクトルの約99.5%の点にある、
    請求項(4)に記載の装置。
  8. 【請求項8】直線性は、前記試料の消光レベルによって
    定められた前記エネルギスペクトルの2つの点の間で決
    定される、請求項(3)に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記直線性の決定は、前記総エネルギスペ
    クトルの約7%の点と55%の点との間で行なわれる、請
    求項(8)に記載の装置。
  10. 【請求項10】単一相の試料を示すものとして前記エネ
    ルギスペクトル上の2つの予め定められた第1のエネル
    ギ点間の直線性を検出することができ、また、確認手段
    であって前記総エネルギスペクトル上の2つの第2のエ
    ネルギ点でのテストにより前記試料の前記単一相の状態
    を確認するための手段を含む、請求項(7)に記載の装
    置。
  11. 【請求項11】前記直線性の決定は、前記総エネルギス
    ペクトルの約7%の点と55%の点との間で行なわれる、
    請求項(10)に記載の装置。
  12. 【請求項12】さらに、確認テストが前記エネルギスペ
    クトルの2つの予め定められた第2のエネルギ点の間で
    行なわれ、これらの予め定められた第2のエネルギ点の
    1つが前記エネルギスペクトルの約99.5%の点にあり、
    また、これらの予め定められた第2のエネルギ点間の直
    線性をテストするための手段を含む、請求項(10)に記
    載の装置。
  13. 【請求項13】前記エネルギスペクトルの約90%の点な
    いし約99.5%の点における直線性は、多相の試料を示
    す、請求項(12)に記載の装置。
  14. 【請求項14】液体シンチレーション計数のための試料
    を受け入れるための手段(3)と、液体シンチレーショ
    ン係数装置からの信号を計数するための手段(2A,2B)
    と、前記試料について単一相であるか多相であるかを決
    定するための手順においてこれらの計数を利用するため
    の手段(10)とを含む、請求項(1)〜(13)のいずれ
    かに記載の装置。
  15. 【請求項15】液体シンチレーション試料について単一
    相であるか多相であるかを決定するための方法であっ
    て、前記試料のコンプトンスペクトルのエネルギに関し
    て、前記コンプトンスペクトルの大部分を積分により異
    なる幾何学的空間に変換すること、前記変換されたコン
    プトンスペクトルに関する直線性を2つの予め定められ
    た第1のエネルギ点の間で調べ、前記異なる幾何学的空
    間に変換されたコンプトンスペクトルが前記第1の両エ
    ネルギ点間で直線性を有するとき、前記異なる幾何学的
    空間に変換されたコンプトンスペクトルの直線性を、2
    つの予め定められた第2のエネルギ点であって前記第1
    の両エネルギ点より高いエネルギレベルにある第2のエ
    ネルギ点間で調べることを含む、方法。
  16. 【請求項16】前記コンプトンスペクトルは、前記エネ
    ルギスペクトル上の少なくとも2つの限定された点の間
    で積分され、前記限定された点の一つが総エネルギスペ
    クトルの約80%の点にある、請求項(15)に記載の方
    法。
  17. 【請求項17】前記限定された点の一方が前記総エネル
    ギスペクトルの約10%の点にあり、前記限定された点の
    他方が前記総エネルギスペクトルの約90%の点にある、
    請求項(16)に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記限定された点の一方が前記総エネル
    ギスペクトルの約10%の点にあり、前記限定された点の
    他方が前記総エネルギスペクトルの約99.5%の点にあ
    る、請求項(16)に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記2つの予め定められた第1のエネル
    ギ点間の直線性は単一相の試料を示し、さらに前記単一
    相状態を確認することであって前記コンプトンエネルギ
    スペクトル上の前記2つの第2の点でのテストにより前
    記単一相状態を確認することを含む、請求項(18)に記
    載の方法。
  20. 【請求項20】前記2つの予め定められた点は、前記総
    エネルギスペクトルの約7%の点および約55%の点であ
    る、請求項(19)に記載の方法
  21. 【請求項21】前記確認テストを、前記総エネルギスペ
    クトルの約90%ないし99.5%間の点で行なう、請求項
    (19)に記載の方法。
  22. 【請求項22】前記総エネルギスペクトルの約90%の点
    ないし約99.5%の点における直線性は、多相の試料を示
    す、請求項(18)に記載の方法。
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