JPS60173264A - コンクリ−ト面の成形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明はコンクリート面の成形方法に関する。

更に詳しくは装飾用型材を用いてコンクリート面を形成
する際の、該型材と型材との継ぎ足し部（以下、ジヨイ
ント部という。）からセメントペースト流出や目違い、
目すかし等を無くして美麗なコンクリートｍを形成する
コンクリート面の成形方法に関する。

［従来技術］ コンクリート打設時にその外表面を装飾的に仕」−げる
工法としては、打放し仕上工法やコンクリート・レリー
フ工法等がある。このうち前者の工法は、脱型後のコン
クリート面に仕上工事を行うことなく、型枠材の表面を
平滑にしたり、木目の特徴を生かしたり、あるいは仕上
材を先付けしたりしてコンクリート外表面を形成してい
る。−力、後者の工法は、装飾を施そうとするコンクリ
ート面側に予め模様等を形成した型枠材を使用したり、
あるいは前記コンクリート面側の型枠材の内側に、模様
等を形成した装飾用型材を取付けてコンクリートを打設
する方法である。この後者の工法としては、例えば、特
公昭５１−３３３３９号、実公昭５２−５４９１５号、
実開昭５７−４４８５０号、同５８−１２３１．５４号
公報等に記載された技術が知られている。即ち、前記第
１番目の特公昭５１−３３３３９号公報に記載の技術は
、ポリエチレンフィルム等の合成樹脂フィルムを２枚張
合わせて気泡凸部を形成してなる凹凸状の気泡板体を型
枠板内面に取付けており、第２番目の実公昭５２−５４
９１５号公報記載の技術は、分離可能な脆弱線で平面外
部形状が合同形状の部分型材であって、該型材の表面が
種々の凹凸形状に形成されており、これら種々の型材を
組合わせて型枠材内面に取付けており、第３番目の実開
昭５７−４４８５０号公報記載の技術は、コンクリート
付着防Ｉに用の被覆を施した補助板（型材）を型枠材内
面に取付けてあり、そして第４番目の同５８−１２３１
５４号公報記載の技術は、凹凸が形成された合成樹脂型
材を型枠材に釘でＩＦ着したものである。

上記■〜■の技術も含めて、従来では、広範囲に亘る面
積のコンクリート面に装飾を施す場合、またはコンクリ
ート面の一部分に他の部分とは異なる装飾を施すような
場合では、装飾用型材は２以上の型材により数個所が継
ぎ足されたジヨイント部を有して構成されており、該ジ
ヨイント部は第１図に示される如く、型枠材１に装飾用
型材２・２が突合わされた状態に構成されていた。この
突合わせジョインＩ・部３によるコンクリート打設の場
合は、該ジヨイント部３において目違いや目すかし４が
発生して、コンクリート打設後のコンクリート形成面に
悪影響を与えていた。この目違いや１１すかし４を無く
すように施工することは、前記装飾用型材２俸２の取付
けに相当な熟練を必要とし極めて困難であった。またコ
ンクリ−１・打設面に該ジヨイント部３からセメントペ
ーストか流れ出たりして、コンクリート形成面が粗悪と
なり、その修正に可成りの時間と手間を要していた。

［発明の目的］ 本発明は、上記欠点を解決すべくなされたもので、装飾
を施そうとするコンクリート面側の型枠材内面に取付け
る装飾用型材のジヨイント部によって発生する、コンク
リート打設後の目違いや目すかＩ７を無くして美麗なコ
ンクリート面を形成することを第１の目的とする。

本発明の第２の目的は、コンクリート打設時の、装飾用
型材のジヨイント部からセメントペーストの流出を防止
することである。

本発明の第３の目的は、型枠材への装飾用型材の取付け
を容易にすることにより、作業能率の向Ｊ−を図ること
である。

本発明の他の目的はないし付随する目的は木明細書の以
下の記述によって明らかにされる。　。

［発明の要旨］ 上記目的を達成する本発明法は、コンクリート打設時に
その表面を装飾的に仕」二げる工法であって、装飾しよ
うとするコンクリート面側の型枠材内面に凹凸面を有す
る装飾用型材を取付けてコンクリートを打設し、装飾的
なコンクリート面を成形する方法において、前記型枠材
内面に取付けられる凹凸面を有する装飾用型材のジヨイ
ント部が該型材の模様形成部および／または目地形成部
で虫ね継ぎされることにより構成されることを特徴とす
る。

［発明の構成］ 以下、本発明の代表的実施例を添付図面に従って詳細に
説明する。しかし本発明は以下の実施態様に限定される
ものではない。

第２図は本発明の一実施例を示す概略断面図、第３図は
本発明の他の実施例を示す概略断面図である。

図において、■は型枠材、２・２は該型枠材１の内面（
コンクリート形成面側）５に取付けられる装飾用型材で
あって、該装飾用型材２はその表面に、コンクリート面
に模様等の装飾を形成するための模様形成部６及び目地
を形成するための目地形成部７が形成されており、該表
面は前記模様形成部６及び目地形成部７による凹凸面を
有している。該装飾用型材２はその材質がプラスチッ夕
、ゴムあるいはアルミニウム等の金属等によって形成ｙ
れ、コンクリート打設の際、前記凹凸面か該打１１し用
力により容易に押しつぶされることがない程度の厚さを
もって構成されている。なお、装飾用型材２がブラスチ
ツクによって形成される場合、その肉厚は０．０１〜１
．０１口、より好ましくは００５〜０．５ｍｍである。

」、記構成を有する装飾用型材２を用いる本発明法は次
の通りである。即ち、型枠材ｌの内面５に前記装飾用型
材２を取付ける場合、各々の装飾用型材２の各ジヨイン
ト部３において、該各ジョインｊ一部３か一すＪの装飾
用型材２の目地形成部７Ａと他力の装飾用型材２のｌ］
地地形郡部７Ｂを重ね合わせることにより構成されてお
り、Ａｎね合わＸれた各々装飾用型材２は前記型枠材内
面５に、例えは、釘、接箔剤等の−１−着手段（図示せ
ず。）を用いて１１−着される。そして該装飾用型材２
が取付けられた型枠材ｌ内へコンクリートが打設され、
該コンクリ−１・の硬化後、装飾用型材２と共に型枠材
ｌを脱型すれば所望の模様を有するコンクリート面が得
られる。

また本発明では、各ジョインｌ−１ｆｌ１３の構成を目
地形成部７の重ね合わせのみによらず、第３図に示され
る如く目地形成部７と共に模様形成部６をも一緒に玉ね
合わせ構成されていてもよい。さらには図示しないが、
模様形成部６のみの重ね合わせによる構成のものであっ
てもよい。

本発明に係るジヨイント部３は、各装飾用型材２の重ね
合わせ部分８に接着剤等を注入することにより、該ジヨ
イント部３における前記各装飾用型材２の律結をより強
固にすることが望ましい。

本発明では、模様形状等の構成に、装飾用型材２の模様
形成部６または目地形成部７のｒｌｔを広く形成するよ
うな場合、コンクリ−１・打設時の該圧力により前記模
様形成部６または目地形成部７が押しつふされるのを防
１卜するために、第４図に示す如く、型枠材ｌと装飾用
型材２どの間に模様形成部６等に当接し、該模様形成部
６等をバックアップするバックアップ部９を有する凹凸
状のパンクアンプシート１０を設けることが好ましい。

なお、この場合においても、装飾用型材２とパ・ツクア
ップシート１０との重ね合わせ部分８を接着剤等を注入
することにより補強することが望ま面積を有するように
構成されればよい。

以」二、本発明によれば、型枠材内面に取付けられる凹
凸面を有する装飾用型材のジヨイント部か、該型材の模
様形成部および／または目地形成部で重ね継ぎされてい
るので、コンクリート打設後の目違いや目すかしを無く
すことができるし、コンクリ−１・打設時の、ジヨイン
ト部からのセメン１ペースト流出を防ぐことができてコ
ンクリ−１・形成面への悪影響を無くすことができ、美
麗なコンクリ−１・面を形成することができる。また型
枠材へ取付ける際の装飾用型材のジヨイント部の形成が
、熟練した技術を必要とせず容易に行い得て、作業能率
を著しく向上ξせることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す概略断面図、第２図は本発明の一
実施例を示す概略断面図、第３図は本発明の他の実施例
を示す概略断面図、第４図は更に他の実施例を示す概略
断面図である。 各図において、■は型枠材、２は装飾用型材、３はジヨ
イント部、６は模様形成部、７は目地形成部を特徴とす
る 特許出願人　佐藤工業株式会社 代　理　人　弁理士　坂　口　値開 （ほか１名） 第　１　図 第　２　図 第　４１８１１ ６

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）コンクリート打設時にその表面を装飾的に仕上げ
   る工法であって、装飾しようとするコンク１ノート面側
   の型枠材内面に凹凸面を有する装飾用４り材を取付けて
   コンクリートを打設し、装飾的なコンクリート面を成形
   する方法において、前記型枠材内面に取付けられる凹凸
   面を有する装飾用型材のジヨイント部が該型材の模様形
   成部および／または目地形成部で重ね継ぎされることに
   より構成されることを特徴とするコンクリート面の成形
   力法。
2. （２）型枠材内面に取付けられる凹凸面を有する装飾用
   型材の該凹凸部に、補強のための凹凸部を有するバック
   アップシートが設けられることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載のコンクリート１ｍの成形方法。