JPS60173207A - 埋立工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は海岸、湖沼或いは河川等における水辺の埋立（
護岸構築）工法に関する。

従来、この種の護岸の構築には第１図示のように水辺の
護岸構築部に捨石して堤を形成し、その堤の上にケーソ
ンを構築して堰堤を形成すると共にその堤ぶ一水性の樹
脂シートを敷いてその上に土砂を投入していた。しかし
、この方法では樹脂シートと水との比重差が小さく、樹
脂シートの水中への沈下速度が遅く、作業性が悪いと共
に、埋立土砂による土庄、堤とシートとの摩擦の発生及
び捨石の不陸部に於ける集中荷重の発生等にょ９上記樹
脂シートは殆んど破断状態となり、遮水機能が著しく低
下する欠点がある。

本発明はかかる欠点を除去するもので、金網と織布等よ
りなる透水性を有するも土砂は通過させないシートと、
遮水性フィルム層よりなる三層構造の遮水性シートを用
いてその比重及び遮水性を改良し、水中への沈下速度を
速くして作業性をよくすると共にその破断、遮水機能の
低下を防止したものである。

以下、図面につき本発明の一実施例を詳細に説明する。

第１図示のように護岸工事を行う海岸或いは河川の水辺
の水１中に捨石２，２・・・・・・を投入して堤３を構
成し、その堤３の上に水側と埋立側を仕切る金属板ある
いはケーソン４により防水堰堤を構築する。この堤３上
においてそのケーソン４より内側の埋立面側には前記三
層構造の遮水性シート５をかぶせ、その遮水性シート５
の上に土砂６ｔｌ−投入する。

この遮水性シート５は、第２，３図示のように金網７と
例えばポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等の
フラットヤーンの織布、ポリエステルの不織布等よりな
る透水性を有するが土砂を通過させないシート８とポリ
アミド樹脂、ポリ塩化ビニール、エチレン・酢酸ビニル
共重合体或いはゴムのような遮水性フィルム層９よりな
る三層構造体でその金網７側ヲ始石）３に接するよう下
向きにし、また遮水性フィルム層９側を上向きにする。

第３図に詳細に示すように金網７の一側には上記透水性
を有するが土砂は通過させないシート８をスポーク又は
樹脂製糸よりなるループよりなる連結具１０で一体に連
結し、更にこのシート８の金網７とは反対側の面上に遮
水性樹脂フィルム層９を接着剤によシ接着もしくは熱溶
着し、上記の三層を一体化したものである。

以上のように本発明工法によれば堤を構成する捨石側に
金網、埋立土側に遮水フィルムが位置されるよう遣水シ
ー）を敷設しているので捨石との摩擦及び不陸部におけ
る応力集中に対しても金網により遮水シートが破断し難
い。また、河川の水は遣水フィルムによシ埋立てた上側
に移行するのがさまたげられるので、埋立土地は軟弱と
なることがない。

更に、金網により遮水性シート５の比重は重くなるので
水中敷設時にもその遮水性ｔ→５の水中沈下速度が速く
施工性がよいものである。また、遮水性ライ１黒層９も
透水性シート８により補強されるので耐久性が良好であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は獲岸工築工法の説明図、第２図は本発明による
遮水性シートの正面図、第３図（イ）はその一部の拡大
図、（ロ）はその縦断面図である。 ２・・・・・・捨石、　５・・・・・・遮水性シート、
　６・・・・・・土砂、　７・・・・・・金網、　８・
・・・・・透水性シート、９・・・・・・遮水性フィル
ム層、１０・・・・・・連結具。 邊３国 とイ） （ロ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水中に捨石を投入し、この捨石の上にループ構造を適宜
   間隔にて付属させた透水性を有するも土砂は通過させな
   いシートに対し金網をスポーク、及びループ等の連結具
   を利用して一体化ならしめ、更に金網とは反対側に遮水
   性フィルム層を有する三ｔｔａｍ造の遮水性シートをそ
   の金網を下向きにして捨石上にかぶせ、この遮水性シー
   トの上に土砂を投入して埋立てることを特徴とする埋立
   工法。