JP3011659U - 生態系保護用自然石シート - Google Patents
生態系保護用自然石シートInfo
- Publication number
- JP3011659U JP3011659U JP1994014717U JP1471794U JP3011659U JP 3011659 U JP3011659 U JP 3011659U JP 1994014717 U JP1994014717 U JP 1994014717U JP 1471794 U JP1471794 U JP 1471794U JP 3011659 U JP3011659 U JP 3011659U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- natural stone
- natural
- stones
- adhesive material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生態系保護用自然石シートにおける自然石と
シートとの接着性能の向上を図った。 【構成】 合成樹脂又は無機質のシート２上に複数の自
然石３を敷き並べるとともに、同各自然石３の下部に接
着材４を層着し、同接着材４を介して前記自然石３とシ
ート２とを一体成形して生態系保護用自然石シート１を
構成した。
シートとの接着性能の向上を図った。 【構成】 合成樹脂又は無機質のシート２上に複数の自
然石３を敷き並べるとともに、同各自然石３の下部に接
着材４を層着し、同接着材４を介して前記自然石３とシ
ート２とを一体成形して生態系保護用自然石シート１を
構成した。
Description
【０００１】
本考案は河川護岸工、海岸堤防工、道路法面保護工などに使用される生態系保 護用自然石シートに係るものである。
【０００２】
従来河川護岸工、海岸堤防工、道路法面保護工などの施工に際しては、法面に 法覆コンクリート、あるいはコンクリートブロックや自然石を被覆していたが、 かかる施工は多大の手間を要し、特に法肩部や法尻部での施工が容易でない。ま た表面がコンクリートで被覆されているので水棲生物や植物の生育が不可能で生 態系を乱し、法面被覆自然石やコンクリートブロックの流出の惧れがあった。
【０００３】 そしてかかる不都合を改良するため金網又はメッシュ上に複数の自然石を敷き 並べるとともに、同各自然石の下面に接着材を層着し、同接着剤を介して前記自 然石と金網又はメッシュとを一体成形した生態系保護用自然石金網が提案されて いる。
【０００４】
しかし前記生態系保護用自然石金網における自然石は、その表面が一般に長年 の河川の流れによって研摩状態にあるため、その自然石の下面に層着される接着 材と自然石との接着が不安定となり、自然石が流失する惧れがあった。 本考案は、かかる問題点に対処するため開発されたものであって、その目的と する処は、自然石がシートに強固に接着された生態系保護用シートを提供する点 にある。
【０００５】
前記の目的を達成するために本考案に係る生態系保護用自然石シートは、合成 樹脂又は無機質のシート、織布の上に複数の自然石を敷き並べるとともに、同各 自然石の下部に接着材を層着し、同接着材を介して前記自然石と合成樹脂又は無 機質のシート、織布とを一体成形してなることを特徴とするものである。
【０００６】
本考案に係る生態系保護用自然石シートは前記したように、合成樹脂又は無機 質のシートの表面に複数の石を敷き並べるとともに、同自然石の下部に層着した 接着材を介して自然石と前記シートとを一体に成形したので、河川においても自 然石が流失する惧れがなく、またシート表面が自然石で仕上るので自然の風量に マッチした美しい景観が構成される。
【０００７】
以下本考案を図示の実施例について説明すると、図１及び図２において１は生 態系保護用自然石シート１を示し、同生態系保護用自然石シート１は合成樹脂又 は無機質のシート（織布）２上に複数の自然石３を敷き並べるとともに同自然石 ３の下部に接着材４を層着し、同接着材４を介して前記自然石３と前記シート２ とを一体成形して構成されている。図中２ａは前記シート２の周縁部に設けられ たシート重合部である。図３は生態系保護用自然石シート１を採用した護岸工の 一実施例を示すもので生態系保護用自然石シート１は護岸の法肩４と法面５と法 尻６とに亘って一面に敷きつめられ、相隣る前記生態系保護用自然石シート１は 前記シート重合部２ａを介して連結される。
【０００８】
本考案に係る生態系保護用自然石シートは前記したように合成樹脂又は無機質 のシート（織布）の上に複数の自然石を敷き並べるとともに、同各自然石の下部 に接着材を層着し、同接着材を介して前記自然石とシートとを一体成型したこと によって、シート表面が自然石で仕上り、自然にマッチした美しい景観を呈し、 自然石がシートに一体に接着されているので、河川においても自然石が流失する 惧れがない。また自然石の空隙部に覆土することによって水棲生物や植物、蛍等 の棲息が可能となる。
【０００９】 また予めシートに自然石が接着されているので現場での施工が迅速、簡単に行 なわれ、施工性が著しく向上される。 更にシートの大きさも自由に変えることができるので、カーブ部分等の施工が 自由に且つ簡単に行なわれる。また前記シートは護岸の状況に応じて選択使用す ることができ、漏水防止のための護岸には遮水シートを、地下水等の不足地域の 護岸には透水性シートが使用される。
【００１０】 更にまた無機質のシートを使用することによって耐久性の優れた護岸が構築で きる。
【図１】本考案に係る生態系保護用自然石シートの一実
施例を示す平面図である。
施例を示す平面図である。
【図２】図１の縦断面図である。
【図３】本考案の生態系保護用自然石シートを採用した
護岸工の一実施例を示す縦断面図である。
護岸工の一実施例を示す縦断面図である。
１ 生態系保護用自然石シート ２ シート ３ 自然石 ４ 接着材
Claims (1)
- 【請求項１】 合成樹脂又は無機質のシート、織布の上
に複数の自然石を敷き並べるとともに、同各自然石の下
部に接着材を層着し、同接着材を介して前記自然石と合
成樹脂又は無機質のシート、織布とを一体成形してなる
ことを特徴とする生態系保護用自然石シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994014717U JP3011659U (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 生態系保護用自然石シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994014717U JP3011659U (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 生態系保護用自然石シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3011659U true JP3011659U (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=43147387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994014717U Expired - Lifetime JP3011659U (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 生態系保護用自然石シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3011659U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3361931B2 (ja) | 1996-02-08 | 2003-01-07 | 環境工学株式会社 | 自然石保持ユニットの製造方法 |
| JP3389214B2 (ja) | 2000-05-08 | 2003-03-24 | 元會 梁 | 波浪吸収機能と海水吐出機能を有する護岸構造物 |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP1994014717U patent/JP3011659U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3361931B2 (ja) | 1996-02-08 | 2003-01-07 | 環境工学株式会社 | 自然石保持ユニットの製造方法 |
| JP3389214B2 (ja) | 2000-05-08 | 2003-03-24 | 元會 梁 | 波浪吸収機能と海水吐出機能を有する護岸構造物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4453928B2 (ja) | 環境親和型親水護岸ブロック及びその施工方法 | |
| KR100817471B1 (ko) | 하천 호안 및 법면 보호용 식생 스톤네트 및 이의 시공방법 | |
| JP5210197B2 (ja) | 水制工及びその構築方法 | |
| JP3011659U (ja) | 生態系保護用自然石シート | |
| KR102204317B1 (ko) | 조립식 다공성 블록을 이용한 생태여울 구조 | |
| JPS58101932A (ja) | 盤状体 | |
| JPH01111999A (ja) | 防水シート | |
| JP6533907B1 (ja) | 複合シート及び前記複合シート製の袋 | |
| JPH0791821B2 (ja) | 連接可能なバック体 | |
| JP2002227168A (ja) | 河床の構造及び河床の保護方法 | |
| CN211395591U (zh) | 一种水库加坝坝体 | |
| JPH0782720A (ja) | 生態系保護用自然石金網 | |
| CN209227471U (zh) | 基于透水坝的生态湾道 | |
| JPH08151620A (ja) | 生態系保護用自然石シート | |
| JPH0735521U (ja) | 生態系保護用自然石金網 | |
| JP2517972B2 (ja) | 防水シ−ト | |
| JP2809262B2 (ja) | 土砂吸出防止用土木シート | |
| JPH0612029Y2 (ja) | 埋立護岸用被覆シート | |
| JP2517971B2 (ja) | 防水シ−ト | |
| KR200327410Y1 (ko) | 호안블록의 체결장치 | |
| JPH0517948A (ja) | 地盤補強工法 | |
| JPH04194209A (ja) | シート型枠材 | |
| JPH07238523A (ja) | 透水性植生護岸 | |
| KR200342365Y1 (ko) | 꺽쇠를 이용한 유속 감쇠형 호안 구조물 | |
| JPH0139551Y2 (ja) |