JPS6017301Y2 - 鉄筋間隔保持具の成形金型 - Google Patents

鉄筋間隔保持具の成形金型

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JPS6017301Y2
JPS6017301Y2 JP16547982U JP16547982U JPS6017301Y2 JP S6017301 Y2 JPS6017301 Y2 JP S6017301Y2 JP 16547982 U JP16547982 U JP 16547982U JP 16547982 U JP16547982 U JP 16547982U JP S6017301 Y2 JPS6017301 Y2 JP S6017301Y2
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plate
mold
pin
movable mold
extrusion
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JP16547982U
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JPS5968922U (ja
Inventor
正市 高木
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東興産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鉄筋と型枠との間隔を保持せしめる合成樹脂製
の鉄筋間隔保具の成形金型に関するものである。
従来かかる鉄筋間隔保具において鉄筋嵌着部aの成型は
第1図に図示する様に嵌着部aの形状に対応する入子す
を装着し、入子すと嵌着部aの外形との接触部をテーパ
ー状に形成せしめ、成型後突出ピンc、C′・・・の強
制突出により嵌着部aにおいてアンダーカットとなる爪
部dを離型せしめる様にしていた。
しかしながらかかる構造の金型では入子すの形状が複雑
となるため金型加工費が高くつき、又アンダーカットと
なる爪部dの離型は嵌着部外形のテーパー面とのバラン
スにより強制離型せしめるものであるため爪部dのアン
ダーカットの割合を大ならしめることが出来ず、即ち嵌
着部における爪部dの掛止作用が不充分となり、又離型
時爪部dが折損して型内に残存する恐れがあり、この場
合残存片の取出しが甚だ面倒である等の欠点を有してい
た。
又アンダーカットを有する成形品の離型に降しアンダー
カット部と成形品の背面とを二段に押圧せしめる様にし
たものとして実開昭52−1689629公報に記載の
強制ノックアウト処理機構付合成樹脂金型が見受けられ
るも、かかる金型は上下に配設せる固定型と移動型との
間にキャビティーを設けると共に移動型に挿通して先端
をキャビティーに位置せしめたノックアウトピンの基部
をノックアウトプレートに固定し、アンダーカットピン
を移動型に挿通して先端のアンダーカット威形部をキャ
ビティ内に位置せしめ、移動型にアンダーカットピンが
所定量移動し得る空間を設け、アンダーカットピンの段
部が空間の上端面まで駆動し得るようにアンダーカット
ピンの基部をノックアウドブレートに取付けて成るもの
であり、アンダーカットピンのストローク規制は移動型
に穿設せしめた空間とアンダーカットピンの中間部に形
成せしめた段部によらしめているので、その空間と段部
の加工に手間を要し、又ノックアウトピンに対するアン
ダーカットピンの連動構成もノックアウトプレートに穿
設せしめた空間部分に対しアンダーカットピンを上下摺
動自在に支持せしめると共に、その空間分1rスプリン
グを内装状に圧入せしめた複雑な構成より成るため、そ
の加工組付操作に非常に手間を要しコスト高になる等の
欠点を有していた。
本考案はかかる欠点に鑑み、所定形状の鉄筋間隔保持具
に対応するキャビティーを有する固定型と可動型より戊
り、金型に対しアンダーカットなる爪部を有する成形品
の嵌着部を可動型側に配置せしめ、押出板により進退自
在ならしめた押出ピンを可動型を通して嵌着部に対向せ
しめると共にこの押出ピンの先端部に前記爪部に対応す
る成形部を形成せしめ、又突出板により進退自在ならし
めた突出ピンを可動型を通して成形品の背面適宜位置に
対向せしめ、突出ピンの基部を突出板に固定せしめると
共に押出ピンの基部を押出板に固定せしめ、突出板の端
部にはブラケットの一端を取付けると共にその他端を押
出板に対向延出せしめ、押出板の端部にはスプリングに
より外方に弾圧せしめたボールを装着せしめると共に対
向するブラケットの内面にボールが嵌入する凹部を形成
せしめ、又成型機の作動杆を押出板を通して突出板の背
面に位置せしめ、又基端部を押出板に固定せしめたスト
ッパーの先端部を可動型の背面に対し所定間隔を有せし
める様にして対向位置せしめた鉄筋間隔保持具の成形金
型を提供して上記欠点を解消せんとたものにして、以下
本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1は成形すべき合成樹脂製より成る鉄筋間隔保持具の成
形品であり、縦杆2と横杆3を十字状に形成すると共に
縦杆2の上部に鉄筋挿入部4を突出形威し、又横杆8の
両側部には鉄筋を横杆3に対し平行に嵌着保持せしめる
嵌着部5,5′を形成せしめている。
嵌着部5,5′は円柱状の基部6,6′に嵌着すべき鉄
筋に対応する透孔7,7′を形成すると共に該透孔7,
7′に嵌着された鉄筋を保持する上下一対の爪部8,8
′を形成せしめてり、合成樹脂の有する弾性により鉄筋
を弾圧保持せしめる様に威している。
9は上記成形品1を成形せしめる金型であって、固定型
10と可動型11より戒り、固定型10と可動型11の
対向面には夫々成形品1に対応するキャビティー12を
形成せしめた入子13゜14を取付けせしめ、金型9に
対しアンダーカットとなる爪部8,8′を有する嵌着部
5,5′は可動型11側に配置せしめる様に威している
尚成形品1のキャビティー12は図示しないが多数個数
りに配置されており、後述の離型機構も各キャビティー
毎に対応して装着せしめている。
15.15’は成形品1の嵌着部5,5′に対向して位
置せしめた押出ピンであり、基端部を可動型11を通し
て進退自在に設けた押出板16,16′に固定せしめる
と共に先端部には嵌着部5゜5′の透孔7,7′及び爪
部8,8′に対応する成形部17.17’を形成せしめ
ている。
18.18’・・・・・・は成形品1の離型用の突出ピ
ンであり、先端部を成形品1の背面適宜位置に対向せし
めると共にその基端部を可動型11を通して押出ピン1
5,15’の押出板16,16’の前方に配設せしめた
突出板19.19’に固定せしめ、該突出板19.19
’の進退動作に連動せしめる様に威している。
尚図中20は取付板、21はスペーサー、22はガイド
ピン、23は鉄筋挿入部4の成形角の入子ピンである。
24は押出板16,16’と突出板19,19′の連動
機構部であり、突出板19.19’の端部にブラケット
24の一端を取付けると共にその他端を押出板16.1
6’に対向延出せしめ、押出板16.16’の端にはス
プリング25,25′により外方に弾圧せしめたボール
26,26′を装着せしめると共に対向するブラケット
24の内面にボール26.26’が嵌入する凹部27.
27’を形成せしめている。
28は成型機の作動杆であり、突出板19′の背面を押
圧せしめる様に取付板20、押出板16.16’を通し
て挿通せしめている。
29はストッパーであり、基端部を押出板16,16’
に固定せしめると共に先端部を所定の間隔を有せしめて
可動型11の背面に対向せしめ、先端部が可動型11の
背面に当接することにより押出板16,16’のストロ
ークを規制せしめる様に威している。
尚図中30は押出板16.16’、突出板19.19’
を復帰せしめるリターンピンである。
次に本考案に係る鉄筋間隔係員の成形金型の作用を説明
すると、先ず固定型10と可動型11を接合せしめて射
出成型せしめた後可動型11を後退せしめる。
かかる状態において成形術1の嵌着部5,5′では成形
部17.17’に対し爪部8゜8′がアンダーカットと
なると共に嵌着部5゜5′の外周は入子14に包囲され
ているため突出ピン18.18’・・・の突出のみでは
離型出来ない 次に作動杆28を前進せしめると第5図に図示する様に
突出板19.19’が背面を押圧されて前進すると共に
ボール26.26’とブラケット24の凹部27,27
’との嵌合作用により押出板16,16’も前進連動し
、成形術1は押出ピン15.15’及び突出ピン18.
18’・・・により可動型11の接合面より突出して嵌
着部5,5′も入子14から離れ、一定のストローク前
進するとストッパー29が可動型11の背面に当接する
ため押出板16.16’の前進が規制され、更に作動杆
28の作用により突出板19.19’が押圧されるとブ
ラケット24とボール26.26’の嵌合が解除されて
突出板19.19’のみが更に前進腰第6図に図示する
様に突出ピン18゜18′・・・の作用により成形術1
が押圧され、押圧ピン15.15’の成形部17.17
’に嵌合している嵌着部5,5′の爪部8,8′は上下
方向に弾性変形して成形部17.17’より脱れ、突出
ピン18,18′・・・により突き出されて離型落下す
るのである。
要するに本考案は、所定形状の鉄筋間隔係員に対応する
キャビティー12を有する固定型10と可動型11つり
戒り、金型9に対しアンダーカットとなる爪部8,8′
を有する成形術1の嵌着部5.5′を可動型11側に配
置せしめ、押出板16.16’により進退自在ならしめ
た押圧ピン15.15’を可動型11を通して嵌着部5
,5′に対向せしめると共にこの押圧ピン15,15’
の先端部に前記爪部8,8′に対応する成形部17.1
7’を形成せしめ、又突出板19.19’により進退自
在ならしめた突出ピン18.18’可動型11を通して
成形術1の背面適宜位置に対向せしめ、突出ピン18.
18’の基部を突出板19.19’に固定せしめると共
に押圧ピン15゜15′の基部を押出板16.16’に
固定せしめ、突出板19.19’の端部にはブラケット
24の一端を取付けるとにその他端を押出板16,16
′に対向延出せしめ、押出板16.16’の端部にはス
プリング25.25’により外方に弾圧せしめたボール
26.26’を装着せしめると共に対向するブラケット
24の内面にボール26,26′が嵌入する凹部27,
27’を形成せしめ、又成型機の作動杆28を押出板1
6.16’を通して突出板19′の背面に位置せしめ、
又基端部を押出板16,16’に固定せしめたストッパ
ー29の先端部を可動型11の背面に対し所定間隔を有
せしめる様にして対向位置せしめたので、押圧ピン15
,15’のストローク規制は押出板16.16’に対し
ストッパー29の基部を固定せしめるのみであると共に
、突出ピン18.18’に対する押圧ピン15.15’
の連動機構もボール26,26’と凹部27,27’の
嵌合による簡易な機構により構成されているため、その
加工組付の手間が少なくて済み、既存の金型に対しても
容易に改造せしめることが出来るのである。
そしてかかる構成によれば作動杆28の前進動作に伴い
ボール26.26’とブラケット24の凹部27,27
’との嵌合作用により押出板16.16’と突出板19
.19’を自動的に一体連動せしめて成形術1の嵌着部
5,5′を可動型11より分離せしめるとか出来、続い
て一定ストローク前進したはストッパー29が可動型1
1の背面に当接することにより押圧ピン15.15’の
突出を規制せしめると共に、ボール26.26’と凹部
27,27’との嵌合作用が自動的に解除されて突出ピ
ン18.18’が前進することにより押圧ピン15.1
5’の成形部17.17’に嵌合している嵌着部5,5
′の爪部8,8′が自動的に離型せしめるとか出来、か
かる一連の動作を作動杆28の前進操作のみにより行わ
しめることが出来、従って鉄筋間隔係員の機能上膜も重
要な部位である嵌着部5,5′の爪部8,8′が離型時
に折損したり型内に残ったりすることがなくスムーズに
離型せしめることが出来、又嵌着部5,5′に対する成
形部17,17’も押圧ピン15の先端を加工するのみ
で良いため金型の製作も容易となりコストダウンを図ら
しめることが出来、更に嵌着部5,5′の離型は型外に
おいて嵌着部5゜5′の弾性変形により威されるためア
ンダーカットとなる爪部8,8′を大きく形成出来、嵌
着部5.5′の機能を向上せしめることが出来る等の実
用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1図は従来
例を示す図、第2図は本考案に係る鉄筋間隔係員の成形
金型の断面図、第3図は第2図のA矢視図、第4図乃至
第6図は作動状態を示す図、第7図は成形品の斜視図で
ある。 1・・・・・・成形品、5,5′・・・・・・嵌着部、
8,8′・・・・・・爪部、9・・・・・・金型、10
・・・・・・固定型、11・・・・・・可動型、12・
・・・・・キャビティー、15・・・・・・押出ピン、
16,16’・・・・・・押出板、19,19’・・・
・・・突出板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定形状の鉄筋間隔保持具に対応するキャビティーを有
    する固定型と可動型より戊り、金型に対しアンダーカッ
    トとなる爪部を有する成形品の嵌着部を可動型側に配置
    せしめ、押出板により進退自在ならしめた押圧ピンを可
    動型を通して嵌着部に対向せしめると共にこの押出ピン
    の先端部に前記爪部に対応する成形部を形成せしめ、又
    突出板により進退自在ならしめた突出ピンを可動型を通
    して成形品の背面適宜位置に対向せしめ、突出ピンの基
    部を突出板に固定せしめると共に押出ピンの基部を押出
    板に固定せしめ、突出板の端部にはブラケットの一端を
    取付けると共にその他端を押出板に対向延出せしめ、押
    出板の端部にはスプリングにより外方に弾圧せしめたボ
    ールを装着せしめると共に対向するブラケットの内面に
    ボールが嵌入する凹部を形成せしめ、又成型機の作動杆
    を押出板を通して突出板の背面に位置せしめ、又基端部
    を押出板に固定せしめたストッパーの先端部を可動型の
    背面に対し所定間隔を有せしめる様にして対向位置せし
    めたことを特徴とする鉄筋間隔保具の成形金型。
JP16547982U 1982-10-30 1982-10-30 鉄筋間隔保持具の成形金型 Expired JPS6017301Y2 (ja)

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JPS5968922U JPS5968922U (ja) 1984-05-10
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