JPS6017062A - ２方向性を有するＮｉＴｉ記憶合金の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はＮｉ７’ｉ記憶合金に２方向性を与える製造法
に係るものである。

一般に２方向性形状記憶効果を導出するために、次のよ
うな方法が試みられている。（＠前文献本間、工業材わ
■↓（２）　９９） １）マルテンサイ１〜相（以下マルテンサイ１−をＭど
略す）に限界以」−の変形を与える。

２）応力誘起Ｍ状態で変形しろる以上の変形を母相に与
える。

３）母相で変形ｌノＣ１これに拘束を加えたままＭ［以
下に冷却し、長時間保持する。

４）Ｍ相で変形し、これを拘束下で加熱し逆変態させる
。

５）母相に微細な析出物を生成させたのち、変形をｑえ
る。

上記の方法はいずれも母相内に応ツノ集中源を導入して
、Ｍ相の生成様式を制御しようどするもので、１）〜３
）では応力集中源は転位などの不可逆欠陥であり、３）
、４）は逆変態しない応力誘起Ｍ相や析出物である。

Ｔｉ　Ｎ＋金合金は、これまで１）の方法によっである
程度の可逆形状記憶が見出されているが、十分ではない
。

一方、Ｎｉ過剰側のＴ１５１〜５２８ｔ’ｌｌｌ’ｉ　
Ｎ　ｆ合金のＭ変態は２段に進行し、母相（体心立方、
　Ｃ３Ｃ１型）は中間相（斜方面体）を経てＭ相（単斜
晶）に変態し、母相→中間相変態が可逆形状記憶に大き
な寄！′ｉをすることが知られている。

本発明は従来の方法とは全く別な原理に基づく２方向ｖ
１の導出方法を提供り゛るものである。寸４Ｉ“わち、
拘束したまま高湿で焼きなましすることにより記憶した
第１の形状を忘れることなく第２の形状を低湿時効で記
憶出来ることを発見したことに基づく−ｂのである。

高温焼きなましおよび低温時効濃酸の限定理由を説明づ
る。

本発明の原理ＬＬ高）ニーで記憶した第１の形状を忘れ
ることなく第２の形状を新しく記憶させることにあるが
、第２の形状を記憶する低温時効温度どして２５０℃以
下では第２の形状の記憶が十分で２ｉく、４００℃以上
では第１の形状を忘れ、第２の形状のみしか記憶しない
。焼きなましは第１の形状を記憶すればよく、低）局側
は２５０℃以上、高）局側は８５０℃まで第１の形状を
記憶づることが出来る本発明を実施例により説明する。

５０ａｔ％Ｎ１の７ノ合金を熱間＠造、冷間線引きを経
て直ｌ￥０．７ｍｍの線材を得Ｉこ。この線材を第１図
に示す如く直径１５ｍｍの棒材に７回密着巻きし、この
状態に拘束したまま　７００℃に加熱し、３０分間焼き
なす１ノだ後、水冷した。つぃ゛（・第２図に示η如く
、同じ棒材に杏いた。４．Ｊｌ、ピッチを　３　、．５
　ｍ　ｍに引さ沖ばした状態に拘束１）で３００℃で３
０分間時効し水冷ｉノ棒材よりはずしＩこ。

棒材よりはずした］イルばねは自由状態で全長が３１．
５ｎ＋ｍであるが、これを１２０℃に加熱するど７１Ｉ
ｌｒｒｌに収縮し、２５０℃に冷７ＪＩ−！Ｔると３１
．５１１１ｍに伸張し、１２０℃に加熱、２５℃に冷却
を繰り返すことによりこのコイルばねは可逆的に伸張を
繰り返し２方向性を示？Ｊ］イルばねを１７ることが出
来た。

Ｊズ十の如く本発明による製造法にＪ：れば２方向竹を
有するＮｉ１−ｉ記憶合金を容易に得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の形状を示Ｊ外観図、第２図は第２の形状
を示す外観図である。 マ３− 第１回 ４− 手続補正書 昭和５８年７０月１φ］ 特許庁審査宮殿 事件の表示 昭和５８年　特許願　第１２４１５／１号発明の名称　
２方向性を有するＮｉ　７ノ記憶合金の製造方法 補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　東京都千代田区丸ノ内二丁目１番２号名称　（５
０ｇ）日立金属株式会社 電話　東京０３−２８４−４６４２ 明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 補正の内容

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＮｉＴｉ記憶合金を高温相で得たい第１の形状に拘束し
   たまま２５０℃以上８５０℃以下の温度で焼きなまし後
   、低温相で得たい第２の形状に変形し拘束したまま２０
   ０℃を越え４００℃未満の温度で時効処理することを特
   徴とする２方向性を有するＮｉＴｉ記憶合会の製造方法
   。