JPS6016941A - p−ジエチルベンゼン含有混合物からのp−ジエチルベンゼンの分離法 - Google Patents
p−ジエチルベンゼン含有混合物からのp−ジエチルベンゼンの分離法Info
- Publication number
- JPS6016941A JPS6016941A JP12730684A JP12730684A JPS6016941A JP S6016941 A JPS6016941 A JP S6016941A JP 12730684 A JP12730684 A JP 12730684A JP 12730684 A JP12730684 A JP 12730684A JP S6016941 A JPS6016941 A JP S6016941A
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- JP
- Japan
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- diethylbenzene
- metacyclophane
- compound
- clathrate compound
- separated
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は下記式
で表わされるメタシクロファンを利用したp−ジエチル
ベンゼン含有混合物からのp−ジエチルベンゼンの分離
法に関する。
ベンゼン含有混合物からのp−ジエチルベンゼンの分離
法に関する。
p−ジエチルベンゼンは、ベンゼン、エチルベンゼンの
アルキル化等の従来の製造方法によると館は、かならず
0−ジエチルベンゼンおよびm−ジエチルベンゼンの副
生をともない、しかもこれらの混合物からp−ジエチル
ベンゼンのみを選択的に分離することは、極めて困難で
あった。p−ジエチルベンゼンの分離法としては、特開
昭50−151826に見られるごとく、α−サイクロ
テキストリンを用いた方法があるが、(t−サイクロデ
キストリンは高価であり、分離の選択性が低い等の欠点
がある。
アルキル化等の従来の製造方法によると館は、かならず
0−ジエチルベンゼンおよびm−ジエチルベンゼンの副
生をともない、しかもこれらの混合物からp−ジエチル
ベンゼンのみを選択的に分離することは、極めて困難で
あった。p−ジエチルベンゼンの分離法としては、特開
昭50−151826に見られるごとく、α−サイクロ
テキストリンを用いた方法があるが、(t−サイクロデ
キストリンは高価であり、分離の選択性が低い等の欠点
がある。
本発明者らは、経済的に有利に合成できる前記メタシク
ロファンがp−ジエチルベンゼンと包接組成物を形成し
、ジエチルベンゼンの核異柱体混合物から、選択的にp
−ジエチルベンゼンを分離できることを見い出し、鋭意
検討した結果本発明に到達した。
ロファンがp−ジエチルベンゼンと包接組成物を形成し
、ジエチルベンゼンの核異柱体混合物から、選択的にp
−ジエチルベンゼンを分離できることを見い出し、鋭意
検討した結果本発明に到達した。
すなわち、本発明は下記式(Il
で表わされるメタシクロファンとp−ジエチルベンゼン
含有混合物とを接触せしめて、前記メタシクロファンに
p−ジエチルベンゼンを包接せしめた包接化合物を形成
せしめ、該包接化合物を分離し、該包接化合物からp−
ジエチルベンゼンを分離回収することを特徴とするp−
ジエチルベンゼン含有混合物からのp−ジエチルベンゼ
ンの分離法である。
含有混合物とを接触せしめて、前記メタシクロファンに
p−ジエチルベンゼンを包接せしめた包接化合物を形成
せしめ、該包接化合物を分離し、該包接化合物からp−
ジエチルベンゼンを分離回収することを特徴とするp−
ジエチルベンゼン含有混合物からのp−ジエチルベンゼ
ンの分離法である。
かかる本発明において、前記メタシクロファンにp−ジ
エチルベンゼンが包接し、包接化合物を形成することは
、従来全く知られてな(、またこの現象に基づいて、p
−ジエチルベンゼン含有混合物からp−ジエチルベンゼ
ンを高選択率、高回収率で分離し得ることができる。
エチルベンゼンが包接し、包接化合物を形成することは
、従来全く知られてな(、またこの現象に基づいて、p
−ジエチルベンゼン含有混合物からp−ジエチルベンゼ
ンを高選択率、高回収率で分離し得ることができる。
以下本発明について詳述する。
本発明のメタシクロファンは前記式fIlで表わされる
環状化合物であればよく、それは種々の製造法によって
得ることができる。例えばその製造法としては、 (a)ヘルベチヵ、キミ力、アクタ(Helvetlc
m 。
環状化合物であればよく、それは種々の製造法によって
得ることができる。例えばその製造法としては、 (a)ヘルベチヵ、キミ力、アクタ(Helvetlc
m 。
Chlmic、a Acta) 5 0 巻 F、se
1culug7 (1967)204 (b) シンセシス(Symtbesic) 424(
1974)等に記載されている。
1culug7 (1967)204 (b) シンセシス(Symtbesic) 424(
1974)等に記載されている。
本発明において、前記一般式(11のメタシクロファン
とp−ジエチルベンゼンとの包接化合物を得るには種々
の方法が適用される。
とp−ジエチルベンゼンとの包接化合物を得るには種々
の方法が適用される。
例えば、p−ジエチルベンゼン含有混合物中に前記メタ
シクロファンを添加してもよいし、また包接化を完全に
行なわしめるために上記の如(メタシクロファンを添加
して得られる混合物を加温し完全に溶解した溶液とし、
これを冷却して生じた結晶を分離することによっても得
られる。いずれの方法によっても容易にメタシクロファ
ンにp−ジエチルベンゼンカ包接シタ包接化合物を得る
ことができる。
シクロファンを添加してもよいし、また包接化を完全に
行なわしめるために上記の如(メタシクロファンを添加
して得られる混合物を加温し完全に溶解した溶液とし、
これを冷却して生じた結晶を分離することによっても得
られる。いずれの方法によっても容易にメタシクロファ
ンにp−ジエチルベンゼンカ包接シタ包接化合物を得る
ことができる。
前記式(1)のメタシクロファンの使用量は、p−ジエ
チルペンゼ/含有混合物中のp−ジエチルベンゼン1モ
ル当り0.01〜100モル、好ましくは0.1〜10
モル、就中0.2〜2モルの割合が有利である。
チルペンゼ/含有混合物中のp−ジエチルベンゼン1モ
ル当り0.01〜100モル、好ましくは0.1〜10
モル、就中0.2〜2モルの割合が有利である。
前述の如くしてメタシクロファンにp−ジエチルベンゼ
ンを包接させる場合、一般に一50°C〜350°0、
好ましくはθ〜200°0、特に20゛0〜150°C
の範囲の温度で行なわれる。
ンを包接させる場合、一般に一50°C〜350°0、
好ましくはθ〜200°0、特に20゛0〜150°C
の範囲の温度で行なわれる。
かくして形成された包接化合物をそれを含有する混合物
から分離するには、通常固液分離(例えばr過、遠心分
離、沈降等)によるか或は溶媒成分を蒸留により蒸発除
去する方法が好ましく利用出来る。いずれの方法であっ
てもその操作温度は一50°0〜120°0.好ましく
はθ〜90°0の範囲が望ましい。
から分離するには、通常固液分離(例えばr過、遠心分
離、沈降等)によるか或は溶媒成分を蒸留により蒸発除
去する方法が好ましく利用出来る。いずれの方法であっ
てもその操作温度は一50°0〜120°0.好ましく
はθ〜90°0の範囲が望ましい。
本発明において、p−ジエチルベンゼンを分= 5−
離する“p−ジエチルベンゼン含有混合物”としては、
p−ジエチルベンゼンを含有しているものであればよく
、p−ジエチルベンゼン以外の成分として包接化を阻害
したり、生成した包接化合物から、p−ジエチルベンゼ
ンを容易に脱着したりしないものであればよく、殊に包
接化合物を容易に溶解したりしないものが好適である。
p−ジエチルベンゼンを含有しているものであればよく
、p−ジエチルベンゼン以外の成分として包接化を阻害
したり、生成した包接化合物から、p−ジエチルベンゼ
ンを容易に脱着したりしないものであればよく、殊に包
接化合物を容易に溶解したりしないものが好適である。
p−ジエチルベンゼン含有混合物中のp−ジエチルベン
ゼンの含有量は、p−ジエチルベンゼンの含有量が極め
て低い場合であっても包接化合物を得ることができるの
で、広い範囲でよい。例えば、p−ジエチルベンゼン含
有混合物としてジエチルベンゼン異性体類を用いた場合
、これにメタシクロファンを添加し包接化せしめること
により容易にジエチルベンゼン異性体類からp−ジエチ
ルベンゼン包接化合物を分離することが出来る。
ゼンの含有量は、p−ジエチルベンゼンの含有量が極め
て低い場合であっても包接化合物を得ることができるの
で、広い範囲でよい。例えば、p−ジエチルベンゼン含
有混合物としてジエチルベンゼン異性体類を用いた場合
、これにメタシクロファンを添加し包接化せしめること
により容易にジエチルベンゼン異性体類からp−ジエチ
ルベンゼン包接化合物を分離することが出来る。
”ジエチルベンゼン異性体類1とは 6−9エチルベン
ゼン、m−ジエチルベンゼン、p−ジエチルベンゼンの
3種のジエチルベンゼンを= 6− 意味し、これら3種のジエチルベンゼン類はそれらの沸
点が極めて接近しており工業的に蒸留分離を行うことは
非常に困難である。
ゼン、m−ジエチルベンゼン、p−ジエチルベンゼンの
3種のジエチルベンゼンを= 6− 意味し、これら3種のジエチルベンゼン類はそれらの沸
点が極めて接近しており工業的に蒸留分離を行うことは
非常に困難である。
本発明において使用するメタシクμファン+!+は、そ
の性能もさることながら、まず安価に合成出来ること、
経済的なプロセスを自由に選択し5ることなどの有利な
点を有している。またメタシクロファンとp−ジエチル
ベンゼンとの包接化合物は、種々の方法により容易にp
−ジエチルベンゼンを脱着させることが出来、純粋なp
−ジエチルベンゼンを得ることが出来る。
の性能もさることながら、まず安価に合成出来ること、
経済的なプロセスを自由に選択し5ることなどの有利な
点を有している。またメタシクロファンとp−ジエチル
ベンゼンとの包接化合物は、種々の方法により容易にp
−ジエチルベンゼンを脱着させることが出来、純粋なp
−ジエチルベンゼンを得ることが出来る。
本発明においてメタシクμファンとp−ジエチルベンゼ
ンとの包接化合物からp−ジエチルベンゼンを分離する
場合には、種々の方法が採用されるが、例えば(&)包
接化合物を適当な溶媒の存在下或いは非存在下90〜3
50°0、好ましくは120〜280 ’Oの範囲の温
度に加熱しp−ジエチルベンゼンを分離する方法、(b
)包接化合物に、例えばn−ヘキサン、ベンゼン、シj
qヘキサン、アセトン、p−キシレン等の溶媒を接触さ
せて該包接化合物から、主として、p−ジエチルベンゼ
ンを溶出せしめる、いわゆる固体抽出の如餘方法及び、
該溶媒とメタシクロファンとの包接化合物を形成せしめ
ることによりp−ジエチルベンゼンをメタシクロファン
から解離せしめる方法等により、p−ジエチルベンゼン
を分離・取得する方法等が有利に適用される。
ンとの包接化合物からp−ジエチルベンゼンを分離する
場合には、種々の方法が採用されるが、例えば(&)包
接化合物を適当な溶媒の存在下或いは非存在下90〜3
50°0、好ましくは120〜280 ’Oの範囲の温
度に加熱しp−ジエチルベンゼンを分離する方法、(b
)包接化合物に、例えばn−ヘキサン、ベンゼン、シj
qヘキサン、アセトン、p−キシレン等の溶媒を接触さ
せて該包接化合物から、主として、p−ジエチルベンゼ
ンを溶出せしめる、いわゆる固体抽出の如餘方法及び、
該溶媒とメタシクロファンとの包接化合物を形成せしめ
ることによりp−ジエチルベンゼンをメタシクロファン
から解離せしめる方法等により、p−ジエチルベンゼン
を分離・取得する方法等が有利に適用される。
以下本発明の包接化合物について説明すると、メタシク
ロファンと、ジエチルベンゼン異性体類とを接触せしめ
、生成したメタシクロファンとp−ジエチルベンゼンと
の包接化合物(結晶)とを分離し、分離した結晶を真空
乾燥し、付着物を除いた後分析した結果は次の通りであ
った。
ロファンと、ジエチルベンゼン異性体類とを接触せしめ
、生成したメタシクロファンとp−ジエチルベンゼンと
の包接化合物(結晶)とを分離し、分離した結晶を真空
乾燥し、付着物を除いた後分析した結果は次の通りであ
った。
(1) 赤外分析;
メタシクロファン、3050〜2850,1610゜1
590.1490,1455゜ 1080.890,790,700゜ 46 ocrn−’ p−ジエチルベンゼン、3050〜2850,1515
゜1455.830.−’ 包接化合物、3050〜2850,1610゜1590
.1515,1490゜ 1453.1080,830,790゜700.460
crn−1 従ってメタシクロファン及びp−ジエチルベンゼンによ
る吸収(1515,830)以外の吸収は認められなか
った。
590.1490,1455゜ 1080.890,790,700゜ 46 ocrn−’ p−ジエチルベンゼン、3050〜2850,1515
゜1455.830.−’ 包接化合物、3050〜2850,1610゜1590
.1515,1490゜ 1453.1080,830,790゜700.460
crn−1 従ってメタシクロファン及びp−ジエチルベンゼンによ
る吸収(1515,830)以外の吸収は認められなか
った。
(2) ガス22分析;
結晶(包接化合物)をガス22分析したところ結晶中に
包接されているジエチルベンゼン類中のp−ジエチルベ
ンゼンの濃度は約95%以上であり、大部分がp−ジエ
チルベンゼンであることが認められた。
包接されているジエチルベンゼン類中のp−ジエチルベ
ンゼンの濃度は約95%以上であり、大部分がp−ジエ
チルベンゼンであることが認められた。
(3) 示差熱分析;
結晶(包接化合物)を示差熱分析したところ、100°
O〜180 ’0において重量減少が認められ、その減
少量から包接率〔p−ジエチルベンゼン/メタシクロフ
ァン= 0.91(モル比)〕であることがわかった。
O〜180 ’0において重量減少が認められ、その減
少量から包接率〔p−ジエチルベンゼン/メタシクロフ
ァン= 0.91(モル比)〕であることがわかった。
この結 9 −
果p−ジエチルベンゼン:メタシクロファン+1:1(
モル比)で包接していることを示している。
モル比)で包接していることを示している。
以上の結果は、実施例に示される如く、p−ジエチルベ
ンゼン混合物としてp−ジエチルベンゼン以外の他の成
分が1種又はそれ以上任意の割合で含有されていても、
本発明の包接化合物が得られ、このことは、メタシクロ
ファンの使用によりp−ジエチルベンゼン含有混合物か
らp−ジエチルベンゼンを選択的に包接させることが出
来、分離させることが出来ることを示している。
ンゼン混合物としてp−ジエチルベンゼン以外の他の成
分が1種又はそれ以上任意の割合で含有されていても、
本発明の包接化合物が得られ、このことは、メタシクロ
ファンの使用によりp−ジエチルベンゼン含有混合物か
らp−ジエチルベンゼンを選択的に包接させることが出
来、分離させることが出来ることを示している。
以下実施例を掲げて本発明を詳述する。なお実施例中m
e とあるのはメタシクロファン(If 、 pDEB
とあるのはp−ジエチルベンゼン。
e とあるのはメタシクロファン(If 、 pDEB
とあるのはp−ジエチルベンゼン。
mDgB トあるのはm−ジエチルベンゼン。
oDEB とあるのは0−ジエチルベンゼンを示す。
また実施例中選択度(βi)は下記式に基づいて算出さ
れた値である、 10− 実施例1 m e 0.05部を0.5部ずつのpDEB、 mD
EB。
れた値である、 10− 実施例1 m e 0.05部を0.5部ずつのpDEB、 mD
EB。
oDEB に各々室温で添加する。この時pDEB だ
けが自局するがmDEB%oDFJB は完全に溶解す
る。
けが自局するがmDEB%oDFJB は完全に溶解す
る。
この液を各々130°Cまで昇温し約2分間保持し各溶
液を完全に溶解せしめてから室温までさげるとpDEB
溶液から針状結晶が多量生成する。
液を完全に溶解せしめてから室温までさげるとpDEB
溶液から針状結晶が多量生成する。
mDEB からも少量の針状結晶が生成するが、oDE
B 溶液は溶解状態であり長時間放置しても結晶は生成
しなかった。
B 溶液は溶解状態であり長時間放置しても結晶は生成
しなかった。
実施例2
m c O,2部を、pDEB、 mDEB、 oDE
B 各々1部の混合溶液3部に添加し、100°Cまで
昇温し、完全に溶解してから室温までさげると針状結晶
が生成する。この混合物を濾過し、得られた結晶を室温
10111HIabsで約30分乾燥し、付着したジエ
チルベンゼンを除去して、0.22部の白色、針状結晶
を得た。この結晶を、ガスクρで分析したところ、選択
度βpDEB / mDEB= 2.6、βpDEB
/ oDEB = 32であり、結晶中のpDEB濃度
はpDEB / (pDKB + mDEB −t−o
DgB )=0.75で、接触前のジエチルベンゼン溶
液中のpDEB濃度の2.3倍にも濃縮されたことがわ
かった。
B 各々1部の混合溶液3部に添加し、100°Cまで
昇温し、完全に溶解してから室温までさげると針状結晶
が生成する。この混合物を濾過し、得られた結晶を室温
10111HIabsで約30分乾燥し、付着したジエ
チルベンゼンを除去して、0.22部の白色、針状結晶
を得た。この結晶を、ガスクρで分析したところ、選択
度βpDEB / mDEB= 2.6、βpDEB
/ oDEB = 32であり、結晶中のpDEB濃度
はpDEB / (pDKB + mDEB −t−o
DgB )=0.75で、接触前のジエチルベンゼン溶
液中のpDEB濃度の2.3倍にも濃縮されたことがわ
かった。
さらにこの結晶の赤外分析のデータは、3050〜28
50,1610,1590,1515゜1490.14
53,1080,890,830,790゜yoo、4
aocrn−’ であり、meによる吸収及びpDEHによる吸収(15
15,830)以外のmDEB 、 oDEBの吸収は
認められなかった。次にこの白色針状結晶0.010部
を示差熱大瓶により分析したところ100〜180 ’
Oにおいて0.0016部の重量減少が認められ、その
減少量から包接率ジエチルベンゼン/mc(me比)
= 0.91なる値が得られた。
50,1610,1590,1515゜1490.14
53,1080,890,830,790゜yoo、4
aocrn−’ であり、meによる吸収及びpDEHによる吸収(15
15,830)以外のmDEB 、 oDEBの吸収は
認められなかった。次にこの白色針状結晶0.010部
を示差熱大瓶により分析したところ100〜180 ’
Oにおいて0.0016部の重量減少が認められ、その
減少量から包接率ジエチルベンゼン/mc(me比)
= 0.91なる値が得られた。
実施例3
m e 0.2部をpDBB 0.3部、mDEB 、
oDEB各々1部からなる混合液2.3部に添加し、
実施例2と同様な操作を行い、0.20部の白色針状結
晶な得た。この結晶をガスクpで分析したところ、fi
pDEB / mDEB = 2.2 、/l pD
EB / oDEB=12の値が得られた。
oDEB各々1部からなる混合液2.3部に添加し、
実施例2と同様な操作を行い、0.20部の白色針状結
晶な得た。この結晶をガスクpで分析したところ、fi
pDEB / mDEB = 2.2 、/l pD
EB / oDEB=12の値が得られた。
実施例4
m e O,2部をメタノール1.0部r pDBB
1.0部の混合溶液に添加し、130 ’0に加熱溶解
した後、室温まで除冷し結晶を生成する。その結晶を室
温で濾過し、溶液と分離した後、室温0.3mHgの減
圧下で約1時間乾燥する。かくして得られた白色結晶の
ガスクロ分析を行ったところ、βI)DEB/メタノー
ル−81なる値を得13− た。
1.0部の混合溶液に添加し、130 ’0に加熱溶解
した後、室温まで除冷し結晶を生成する。その結晶を室
温で濾過し、溶液と分離した後、室温0.3mHgの減
圧下で約1時間乾燥する。かくして得られた白色結晶の
ガスクロ分析を行ったところ、βI)DEB/メタノー
ル−81なる値を得13− た。
実施例5
実施例2と同様にして得られた白色針状結晶(結晶中の
組成: (pDEB + mDEB + oDEB )
/me= 0.91 (mol /mol ) + p
DEB/(pDEB+mDEB+oDEB ) = 0
.75 (mol / mol ) ) 0.2部にベ
ンゼン1.0部を加え、封管内に仕込み、130°Cま
で加熱し、結晶を完全に溶解した後、室温まで冷却した
。再度生成した針状結晶を、濾過により母液から分離し
、更にケークを0.5部のベンゼンで洗浄し、f液1.
1部を得た。このf液をガスクpで分析した所、(pD
EB+mDEB+0DEB)/ベンゼンー2.2(wt
%) 、 pD]lEB /(pDEB + mDEB
十oDEB ) = 0.75 (mol/mol)
であった。P液からベンゼンを蒸発させることによりジ
エチルベンゼンを73%の回収率で得ることができた。
組成: (pDEB + mDEB + oDEB )
/me= 0.91 (mol /mol ) + p
DEB/(pDEB+mDEB+oDEB ) = 0
.75 (mol / mol ) ) 0.2部にベ
ンゼン1.0部を加え、封管内に仕込み、130°Cま
で加熱し、結晶を完全に溶解した後、室温まで冷却した
。再度生成した針状結晶を、濾過により母液から分離し
、更にケークを0.5部のベンゼンで洗浄し、f液1.
1部を得た。このf液をガスクpで分析した所、(pD
EB+mDEB+0DEB)/ベンゼンー2.2(wt
%) 、 pD]lEB /(pDEB + mDEB
十oDEB ) = 0.75 (mol/mol)
であった。P液からベンゼンを蒸発させることによりジ
エチルベンゼンを73%の回収率で得ることができた。
=14−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記式 で表わされるメタシクロファンとp−ジエチルベンゼン
含有混合物とを接触せしめて、前記メタシクロファンに
p−ジエチルベンゼンを包接せしめた包接化合物を形成
せしめ、該包接化合物を分離し、該包接化合物からp−
ジエチルベンゼンを分離回収することを特徴とするp−
ジエチルベンゼン含有混合物からのp−ジエチルベンゼ
ンの分離法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12730684A JPS6016941A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | p−ジエチルベンゼン含有混合物からのp−ジエチルベンゼンの分離法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12730684A JPS6016941A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | p−ジエチルベンゼン含有混合物からのp−ジエチルベンゼンの分離法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5993076A Division JPS601285B2 (ja) | 1975-10-22 | 1976-05-26 | 包接化合物並びにその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6016941A true JPS6016941A (ja) | 1985-01-28 |
JPS6121928B2 JPS6121928B2 (ja) | 1986-05-29 |
Family
ID=14956683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12730684A Granted JPS6016941A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | p−ジエチルベンゼン含有混合物からのp−ジエチルベンゼンの分離法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016941A (ja) |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP12730684A patent/JPS6016941A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6121928B2 (ja) | 1986-05-29 |
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