JPS6016918Y2 - フイルムスプライサの残余テ−プ除去構造 - Google Patents

フイルムスプライサの残余テ−プ除去構造

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Publication number
JPS6016918Y2
JPS6016918Y2 JP3070978U JP3070978U JPS6016918Y2 JP S6016918 Y2 JPS6016918 Y2 JP S6016918Y2 JP 3070978 U JP3070978 U JP 3070978U JP 3070978 U JP3070978 U JP 3070978U JP S6016918 Y2 JPS6016918 Y2 JP S6016918Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
film
slide plate
removal structure
film splicer
Prior art date
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Expired
Application number
JP3070978U
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English (en)
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JPS54134034U (ja
Inventor
定雄 松園
信行 才田
Original Assignee
スタンレー電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by スタンレー電気株式会社 filed Critical スタンレー電気株式会社
Priority to JP3070978U priority Critical patent/JPS6016918Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、フィルムスプライサの残余テープ除去構造
に関する。
フィルムスプライサは、8rrL/rrLフイルム等を
編集する際、不要なコマを切断し、かつ切断されたフィ
ルムを接合するのに用いられ、フィルムの接合には接合
用のロールテープが使用される。
この場合、接合用テープは、フィルムスプライサに設げ
られたテープカッタにより必要な長さに切断されてから
フィルムの両面に貼着されるため、テープの端部が半端
となってフィルムスプライサに貼着した状態で残ってし
まう。
このため従来は残余テープをいちいち剥さなければなら
ず、甚だ面倒であると共に、フィルム接合作用の妨げと
なっていた。
この考案は、上記従来の不都合を解消するためになされ
、テープ両面貼着用のスライドプレートを本体の上面に
備えたフィルムスプライサにおいて、スライドプレート
の後部の表面にローレットを設け、かつ後端部に突起を
形成した構造を要旨とし、残余テープの貼着面積をロー
レットにより減少させると共に、この残余テープの端部
を突起によって貼着から逃がし、この端部を持って残余
テープを容易に除去できるようにしたものである。
以下、図示の実施例についてこの考案を更に詳しく説明
すると、図において1は本体2の上面に前後方向に摺動
可能に嵌装されたスライドプレートであり、常時はばね
(図示せず)により前方に付勢され、本定2上面の切欠
孔2aの前端に当接している。
スライドプレート1は、このスライドプレートと一体に
形成されたノブ1aを手前に引張ることによりばねに抗
してスライドさせることができ、そして本体2内に設け
られたストッパ片3にその前端面が受止されることによ
り停止するようになっている。
また、スライドプレート1は第3図に示すように、前部
にスリット4がスライドプレートの長さ方向に設けられ
ると共に、1対の凹R5,5’が所定の間隔をあけて幅
方向に設けられ、かつスリット4の両側要所には位置合
せ用のマーク6が付けられる一方、後部の表面にはロー
レット7が形成され、このローレットに続く端部には段
部8が形成され、中央に突起9が立設された構成を有し
ている。
10はテープリール11を介して本体2の前部にセット
された接合用のテープであり、このテープを引張って本
体2の上面に形成されたグイプレート12上に載せ、回
転可能に枢支されたバンドル13を押し下げると、この
バンドル13に取付けられたパンチ(図示せず)がグイ
プレート12の1対の孔12aに突入することにより孔
leaあけできるようにしである。
14はフィルムカッタを操作するノブであり、このノブ
を手前に引くと、このノブに関連して本体2内に設けら
れたフィルムカッタ(図示せず)が前記スライドプレー
ト1のスリット4から突出し、フィルムを幅方向に切断
できるようにしである。
15はスライドプレート1の解除ボタンであり、このボ
タンを押すと前記のストッパ片3が下降して、スライド
プレート1が前記ばねの復元力により勢い良く元の位置
に復帰する。
このように構成された本考案に係るフィルムスプライサ
でフィルムを接合するには、まずスライドプレート1を
手前に引いてストッパ片3により停止させ、接合しよう
とするフィルム16,16′を本体2上にセットする。
このときフィルム16.16’はその一方の側縁に沿っ
て形成された孔を本体2上に形成されたガイドピン17
に嵌めることにより容易にセットすることができ、かつ
フィルム16.16’の切口端はスライドプレート1上
で突合せの状態となる。
この後前記のようにグイプレート12で1対の孔10a
をあけたテープ10を引張って、この孔10aの端部を
前記スライドプレート1のマーク6に合せてフィルム1
6.16’に貼着すると共に、テープ10の端部は前記
スライドプレートの突起9に載せ、この突起9とマーク
6との間の部分もテープ10を押え付けることによりス
ライドプレート1上に貼着する。
次に、バンドル13を回して押し下げると、第2図に示
すようにこのノ)ンドル13に装着された1対のテープ
カッタ18.18’がスライドプレート1の凹溝5.
5’にそれぞれ突入してテープ10が所定の長さに切断
される。
このときテープカッタ18.18’により切断されたテ
ープ10の長さはフィルム16.16’幅の2倍より若
干短かくなるようにしてあり、かつ一方の切口はフィル
ム16.16’の上縁に一致するようになっている。
そして、前記の解除ボタン15を押してスライドプレー
ト1を復帰させると、この復帰にともなってフィルム1
6.16’の下縁即ち孔のおいている側の縁を折り目と
してテープが折り返えされ、スライドプレート1に貼着
していた残りの部分がスライドプレート1から剥れてフ
ィルム16.16’の裏面側に貼着される。
このようにして、接合用テープ10によりフィルム16
.16’の突合せ部分を両面接着することができ、かつ
テープ10に形成された孔leaの残り部分がフィルム
16.16’の裏面側にも折り返されるのでマーク6上
に位置するフィルム16゜16′の孔を閉塞することは
ない。
このような手順でフィルム接合作業が完了し、スライド
プレート1上には残余のテープ10′が残留するが、こ
の考案によれば残余テープは突起9により端部の貼着を
逃がしであるので、この端部を持って引き上げれば、ロ
ーレット7により粘着面積を減少された残余テープを簡
単に除去することができる。
なおこの残余テープは、テープカッタ18.18’でテ
ープを切断した直後に取除くようにしてもよい。
以上説明したように、この考案はスライドプレートを備
えたフィルムスプライサにおいて、フィルム接合の際に
残余となるテープが位置するスライドプレートの後部に
、ローレットを形成すると共に端部に突起を立設したの
で、残余テープの取除き作業がきわめて容易となり、フ
ィルムスプライサをより一層使い易いものにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るフィルムスプライサを用いてフ
ィルムを接合する状態を示す要部の斜視図、第2図はテ
ープカッタで切断された後の残余テープの状態を示す一
部破断面図、第3図はスライドプレートの斜視図である
。 1・・・・・・スライドプレート、2・・・・・・本体
、4−−−−−−スリット、5. 5’・・・・・・凹
溝、6・・・・・・マーク、7・・・・・田−レット、
8・・・・・・段部、9・・・・・・突起、10・・・
・・・接合用テープ、10′・・・・・・残余テープ、
16.16’・・・・・・フィルム、18.18’・・
・・・・テープカッタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体の上面に摺動可能に嵌装されたスライドプレートを
    備えたフィルムスプライサにおいて、前記スライドプレ
    ートの後部の表面にローレットを設け、かつ端部に突起
    を形成したことを特徴とするフィルムスプライサの残余
    テープ除去構造。
JP3070978U 1978-03-10 1978-03-10 フイルムスプライサの残余テ−プ除去構造 Expired JPS6016918Y2 (ja)

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JP3070978U JPS6016918Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 フイルムスプライサの残余テ−プ除去構造

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JP3070978U JPS6016918Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 フイルムスプライサの残余テ−プ除去構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54134034U JPS54134034U (ja) 1979-09-17
JPS6016918Y2 true JPS6016918Y2 (ja) 1985-05-25

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JP3070978U Expired JPS6016918Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 フイルムスプライサの残余テ−プ除去構造

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JPS54134034U (ja) 1979-09-17

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