JPS60168439A

JPS60168439A - 超音波診断方法

Info

Publication number: JPS60168439A
Application number: JP2462884A
Authority: JP
Inventors: 哲也辻
Original assignee: Gencorp Inc
Current assignee: Aerojet Rocketdyne Holdings Inc
Priority date: 1984-02-13
Filing date: 1984-02-13
Publication date: 1985-08-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はビデオモニタを、画像メモリ等を使用すること
なくリアルタイム映像出力装置として用いることができ
るようにした、特に、眼科、歯科用の超音波診断方法に
関するものである。

一般に、超音波診断装置を設計するには、まず最初に、
必要とする断層像の深度からトランスジューサの時間的
な駆動間隔を決めてフレーム周波数を決めた後、それに
合うようにモニタの仕様が決められる。

しかるに、ビデオモニタを映像出力装置とするためには
、同期タイミングに合ったビデオ信号を得るための画像
メモリなどからなるスキャンコンバータ回路を必要とし
た。したがって、回路構成が複雑で高価になるとともに
、スキャンコンバータ回路にタイムラグがあって、真の
リアルタイム表示ができないという欠点があった。

本発明は以上のような問題点を解決するためになされた
もので、ビデオ用の水平同期信号に同期せしめてパルサ
ー回路を動作させ、トランスジューサアレイを順次切換
えることによって、スキャンコンバータ回路なしでビデ
オモニタからリアルタイムで画像を得るようにしたもの
である。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

（１）は、シーケンスコントローラで、このシーケンス
コントローラ（１）は、順次一定時間毎に作動するパル
サー回路（２ａ）　（２ｂ）・・・（２ｎ）に結合され
ている。このパルサー回路（２ａ）　（２ｂ）・・・（
２ｎ）は、圧電振動子からなる超音波トランスジューサ
アレイ（３）を介してトランスジューサ選択用のスイッ
チ回路（４）に結合されている。このスイッチ回路（４
）はさらに、増幅回路（５）を介して映像出力回路（６
）に直接結合され、さらにビデオモニタ（７）に結合さ
れている。前記シーケンスコントローラ（１）は、また
、前記スイッチ回路（４）と映像出力回路（６）に結合
されている。前記超音波トランスジューサアレイ（３）
は、第３図に示すように、多数の圧電振動子（８ａ）　
（８ｂ）　−（８ｎ）を並設し、順次パルサー回路（２
Ｂ＞　（２ｂ）・・・（２ｎ）によりエキサイトされて
エキサイトパルスを発生し、かつ被検体（９）からのエ
コー信号を受信するものである。

つぎに本発明による回路の作用を説明する。ビデオモニ
タ（７）に、リアルタイムの超音波断層像（パルス反射
法のＡ、Ｂ、Ｍの３つのモードのうちのＢモード）を得
るものとする。それには、まず、シーケンスコントロー
ラ（１）からは、第２図（ａ）に示すように、ビデオ用
水平同期信号（約１５．７Ｋｌｌｚ）に合わせて１水平
走査期間（ＩＨ）が６４　ｐ　５ｅｅ（１３− ０−３／１５．７）のビデオ信号用タイミング信号、パ
ルサー回路（２ａ）　（２ｂ）・・・（２ｎ）の切換信
号、トランスジューサ選択用スイッチ回路（４）の切換
信号をそれぞれ出力する。すると前記パルサー回路（２
ａ）　（２ｂ）・・（２ｎ）からＩＨの間隔でエキサイ
ト信号が出力するので、該当する超音波トランスジュー
サアレイ（３）から順次エキサイトパルスである超音波
ビームが発射し、被検体の部位からのエコー信号を再び
同じアレイ（３）で受信する。これらのエコー信号はト
ランスジューサ選択用スイッチ回路（４）を介して選択
された目的のトランスジューサアレイ（３）の出力が増
幅回路（５）へ送られ、この増幅回路（５）からは第２
図（ｂ）のような信号が出力する。ここで、（Ａ）はエ
キサイトパルス信号、（Ｂｌ）（Ｂ２）・・・はエコー
信号である。この出力信号と、シーケンスコントローラ
（１）からの第２図（ａ）に示したビデオ信号用タイミ
ング信号とが映像出力回路（６）で合成されて、ビデオ
モニタ（７）に出力する。すると、ビデオモニタ（７）
では、スキャンコンバータ回路なしで、しかもタイムラ
グなしで画面が形成−４＝される。

なお、シーケンスコントローラ（１）からパルサー回路
（２ａ）（２ｂ）・・・（２ｎ）と、トランスジューサ
選択用スイッチ回路（４）へ供給される切換信号は、Ｉ
Ｈの正の整数倍であってもよい。

ビデオモニタ（７）の水平同期信号は通常約１５．７Ｋ
１１ｚであるからトランスジューサアレイ（３）を駆動
してから１８時間（６４μ５ｅｃ）以内のエコー信号し
か画面に有効に表示されず、むしろ邪魔になる場合があ
る。このため、１８時間をすぎたエコー信号はカットす
るような回路を付加してもよい。

また、■Ｈ時間が長くなるように変更可能なビデオモニ
タの場合には、さらに深い信号が表示できる。

前記超音波トランスジューサアレイ（３）は、第３図に
示すように圧電振動子を多数並列に設置し、電子式でリ
ニア走査する方法としたが、第４図に示すようにセクタ
走査する方法としてもよい。また、第５図に示すように
トランスジューサアレイ（３）を機械的に弧状に振るセ
クタ走査方法、第６図に示すように、１ヘランスジユー
サアレイ（３）を放物面鏡（１０）に向って機械的に回
転してビームを平行移動するリニア走査方法であっても
よい。

前記ビデオモニタ（７）に画像メモリを付加することに
よって、静止画を得ることもできる。

本発明は上述のような方法としたので、映像出力装置に
通常のビデオモニタを結合するだけでリアルタイム表示
が可能となり、しかもスキャンコンバータ回路として用
いる画像メモリ等が不要となるので構成が簡単で安価に
なる。ＩＨ期間が６４μｓｅｃとした場合、６４μｓｅ
ｃ以内のエコー信号のみが有効に表示される。したがっ
て、断層像の深度は人体の場合約５ｃｍ以内となり、眼
科用、歯科用として好適である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による超音波診断方法を実現するための
装置のブロック図、第２図は各部の出力波形図、第３図
は電子式リニア走査の説明図、第４図は電子式セクタ走
査の説明図、第５図は機械式セクタ走査の説明図、第６
図は機械式リニア走７− 査の説明図である。（１）−・・シーケンスコントローラ、（２ａ）　（２
ｂ）　−（２ｎ）・・・パルサー回路、（３）・・・超
音波トランスジューサアレイ、（４）・・・トランスジ
ューサ選択用スイッチ回路、（５）・・・増幅回路、（
６）・・・映像出力回路、（７）・・・ビデオモニタ、
（８ａ）　（８ｂ）〜（８ｎ）・・・圧電振動子、（９
）・・・被検体、（１０）・・・放物面鏡。出願人　株式会社　ゼ　ネ　ラ　ル８− 特開昭６０−１６８４３９　（４）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数の超音波トランスジューサアレイをパルサー
回路によって順次エキサイトしてエキサイトパルスを発
生し、被検体よりのエコー信号を受信増幅し、この信号
を、映像出力回路によりビデオ信号用のタイミング信号
に合わせてビデオモニタで画像を形成するようにした方
法において、前記複数の超音波トランスジューサアレイ
を順次エキサイトするためのパルサー回路の切換信号と
、映像出力回路のビデオ信号用タイミング信号とをビデ
オ用水平同期信号に同期せしめるようにしたことを特徴
とする超音波診断方法。
（２）パルサー回路の切換信号と、映像出力回路のタイ
ミング信号とは、シーケンスコントローラからの１水平
走査期間の正の整数倍とした特許請求の範囲第１項記載
の超音波診断方法。
（３）超音波トランスジューサアレイは個々のパルサー
回路により順次エキサイトされ、さらに、トランスジュ
ーサ選択用スイッチ回路で所定のエコー信号を選択する
ようにした特許請求の範囲第１項または第２項記載の超
音波診断方法。
（４）ビデオモニタは、静止画用画像メモリを具備して
なる特許請求の範囲第１項、第２項または第３項記載の
超音波診断方法。
（５）超音波１〜ランスジユーサアレイは、圧電振動子
からなり、機械的または電子的に走査するようにした特
許請求の範囲第１項第２項、第３項または第４項記載の
超音波診断方法。