JPS6016831B2 - 回転電機用鉄心の製造方法 - Google Patents
回転電機用鉄心の製造方法Info
- Publication number
- JPS6016831B2 JPS6016831B2 JP3678578A JP3678578A JPS6016831B2 JP S6016831 B2 JPS6016831 B2 JP S6016831B2 JP 3678578 A JP3678578 A JP 3678578A JP 3678578 A JP3678578 A JP 3678578A JP S6016831 B2 JPS6016831 B2 JP S6016831B2
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- JP
- Japan
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- iron
- iron core
- iron plate
- thickness
- thermosetting resin
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- Expired
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多数の鉄板を積層して構成する回転電機用鉄０
の製造方法に関するものである。
の製造方法に関するものである。
Ｚ従来のこの種回転電機用鉄Ｄにおいては第３図
および第４図に示すごとく、鉄Ｄを構成する電気鉄板３
の外周部に溶接用の凹凸部２３を形成して、所定重量ま
たは所定枚数の１台分の鉄板を芯金１１に嫉め、途中で
１８００反転して加圧下型１２上に積重ね、加圧上型１
６により所定圧力で加圧した後、上記溶接用凹凸部２３
をアーク溶接２４により溶接して鉄心１７を構成するよ
うにしてし、た。このため下記のような問題点があった
。
および第４図に示すごとく、鉄Ｄを構成する電気鉄板３
の外周部に溶接用の凹凸部２３を形成して、所定重量ま
たは所定枚数の１台分の鉄板を芯金１１に嫉め、途中で
１８００反転して加圧下型１２上に積重ね、加圧上型１
６により所定圧力で加圧した後、上記溶接用凹凸部２３
をアーク溶接２４により溶接して鉄心１７を構成するよ
うにしてし、た。このため下記のような問題点があった
。
１ 溶接設備および電源設備を要すると共に、電気消費
量が多くなる。
量が多くなる。
２ 鉄心外周に溶接用の凹凸部を設けるため、鉄板抜型
の刃形が複雑となり、抜型の寿命が短くなると共に、鉄
心磁路面積が少くなるため電気特性に悪影響を与える。
の刃形が複雑となり、抜型の寿命が短くなると共に、鉄
心磁路面積が少くなるため電気特性に悪影響を与える。
またフレームとの鞍触面積が少くなるため放熱が悪くな
る。３ 溶接による熱影響で鉄心が変形する。
る。３ 溶接による熱影響で鉄心が変形する。
４ 鉄板それぞれの各部の板厚偏差にもとずく積層偏差
を無くするため、例えば特公昭５１−１８０４４号公報
に示してあるように、１８０ｏの反転積みを行う必要が
あり、工数が嵩む。
を無くするため、例えば特公昭５１−１８０４４号公報
に示してあるように、１８０ｏの反転積みを行う必要が
あり、工数が嵩む。
５ 溶薮による火花、煙、臭気等があり、作業環境が悪
くなる。
くなる。
本発明はこの種鉄心コイル巻装後、少くともコイル巻装
前の運搬時および蟹工作業時に支障をきたさない程度の
積層保持力が得られ、かつ前記従釆の問題点を解決しう
る、この種回転電機用鉄心の製造方法を提供するもので
ある。
前の運搬時および蟹工作業時に支障をきたさない程度の
積層保持力が得られ、かつ前記従釆の問題点を解決しう
る、この種回転電機用鉄心の製造方法を提供するもので
ある。
すなわち本発明では、鉄心を構成する電気鉄板の少なく
とも片面に熱硬化性樹脂を塗布して、この鉄板の所定枚
数を加圧下型上に積み重ね、これを加圧上型により、こ
の加圧上型の下降がストツパによって制限されるまで加
圧して所定積厚にし、前記鉄板それぞれでみた各所の板
厚偏差によって、前記鉄心に積厚の不均衡が生じないよ
うに、前記鉄板間に位置している前記熱硬化性樹脂で前
記鉄板の板厚の偏差分を吸収すると共に、前記鉄心を加
熱して各前記鉄板間を前記熱硬化性樹脂で固着すること
を特徴とする。
とも片面に熱硬化性樹脂を塗布して、この鉄板の所定枚
数を加圧下型上に積み重ね、これを加圧上型により、こ
の加圧上型の下降がストツパによって制限されるまで加
圧して所定積厚にし、前記鉄板それぞれでみた各所の板
厚偏差によって、前記鉄心に積厚の不均衡が生じないよ
うに、前記鉄板間に位置している前記熱硬化性樹脂で前
記鉄板の板厚の偏差分を吸収すると共に、前記鉄心を加
熱して各前記鉄板間を前記熱硬化性樹脂で固着すること
を特徴とする。
次に図示した実施例につき、本発明を説明する。
１は自動プレス機械で、フープ材を順送り抜型２内で打
抜いて、回転子鉄板および三角残等を抜き落とし、固定
子鉄板のみを残して、各固定子鉄板３を中央部で連結し
た状態で抜型外部に送り出す。
抜いて、回転子鉄板および三角残等を抜き落とし、固定
子鉄板のみを残して、各固定子鉄板３を中央部で連結し
た状態で抜型外部に送り出す。
送り出された上記連続固定子鉄板は熱風乾燥部４を通っ
て、ここで打抜油等を除去され、次いで樹脂塗布部５を
通り、ここで熱硬化性樹脂が滴下含浸されている塗布用
ローラ６により、鉄板３の上面両側に熱硬化性樹脂７が
厚さ０．０１柳〜０．０３側程度に塗布される。そして
１台分区分け装置部８でカツタ−９により樹脂の塗布さ
れていない中央連結部を順次切断され、切離された各固
定子鉄板３は回転テーブル１０上に突設した芯金１１に
嫁まり、枚数管理で所定枚数加圧下型１２上に積重ねら
れる。次いでテーブル１０が１ピッチ矢印方向に回転し
、上記積重ねられた鉄板３はインデックス部１３に送ら
れて、ここで各鉄板の位置合わせを行うためのスロツト
ゲ−ジ挿入ならびに分割芯金１１によるエキスバンドが
行われる。インデックスが終了すると次の加圧、加熱部
１４に送られ、ここで第２図に詳細に示すごとくストッ
パー足１５を有する加圧上型１６により所定積厚に加圧
され（加圧力約３トン）、同時に所定温度（約１４０℃
）で加熱される。この加圧、加熱はテーブル１０が３ピ
ッチ回転する闇（約６の砂）継続して行われ、この間に
各鉄板に塗布された熱硬化性樹脂７が鉄板間に展延した
のち硬化して、各鉄板３は一体の固着され、鉄心１７が
形成される。このさし、各鉄板３の各部に厚みに偏差が
あっても、この偏差は第２図に示すごとく、各鉄板３間
の、中に偏差のある間隙１８が熱硬化性樹脂７により埋
められて吸収される。そして上記鉄心Ｉ７は次のアフタ
ーキュア部１９に送られ、ここで加圧解除後の樹脂７の
歪取りを行うため、再び同程度に加熱される。アフター
キュアが終ると送り出し部２０１こ送られ、ここで加圧
下型１２が押上げられ、鉄心１７が芯金１１より外され
て、押出しシリンダー２１により取出用シュート２２上
に押出される。なお、上記実施例においては鉄板３の片
面両側にのみ樹脂７を塗布するようにしているが、これ
を両面両側に塗布するようにしてもよい。
て、ここで打抜油等を除去され、次いで樹脂塗布部５を
通り、ここで熱硬化性樹脂が滴下含浸されている塗布用
ローラ６により、鉄板３の上面両側に熱硬化性樹脂７が
厚さ０．０１柳〜０．０３側程度に塗布される。そして
１台分区分け装置部８でカツタ−９により樹脂の塗布さ
れていない中央連結部を順次切断され、切離された各固
定子鉄板３は回転テーブル１０上に突設した芯金１１に
嫁まり、枚数管理で所定枚数加圧下型１２上に積重ねら
れる。次いでテーブル１０が１ピッチ矢印方向に回転し
、上記積重ねられた鉄板３はインデックス部１３に送ら
れて、ここで各鉄板の位置合わせを行うためのスロツト
ゲ−ジ挿入ならびに分割芯金１１によるエキスバンドが
行われる。インデックスが終了すると次の加圧、加熱部
１４に送られ、ここで第２図に詳細に示すごとくストッ
パー足１５を有する加圧上型１６により所定積厚に加圧
され（加圧力約３トン）、同時に所定温度（約１４０℃
）で加熱される。この加圧、加熱はテーブル１０が３ピ
ッチ回転する闇（約６の砂）継続して行われ、この間に
各鉄板に塗布された熱硬化性樹脂７が鉄板間に展延した
のち硬化して、各鉄板３は一体の固着され、鉄心１７が
形成される。このさし、各鉄板３の各部に厚みに偏差が
あっても、この偏差は第２図に示すごとく、各鉄板３間
の、中に偏差のある間隙１８が熱硬化性樹脂７により埋
められて吸収される。そして上記鉄心Ｉ７は次のアフタ
ーキュア部１９に送られ、ここで加圧解除後の樹脂７の
歪取りを行うため、再び同程度に加熱される。アフター
キュアが終ると送り出し部２０１こ送られ、ここで加圧
下型１２が押上げられ、鉄心１７が芯金１１より外され
て、押出しシリンダー２１により取出用シュート２２上
に押出される。なお、上記実施例においては鉄板３の片
面両側にのみ樹脂７を塗布するようにしているが、これ
を両面両側に塗布するようにしてもよい。
以上、述べた本発明によれば、次のような効果がある。
１ コイル巻菱前の運搬時および霞工作業時に支障をき
たさない充分な積層保持力が得られる。２ 溶接設備お
よび溶接用電源が不要となり、設備費および電力費を削
減できる。
たさない充分な積層保持力が得られる。２ 溶接設備お
よび溶接用電源が不要となり、設備費および電力費を削
減できる。
３ 溶接用凹凸部２３が不用となり、抜型寿命が延びる
と共に、電気特性ならびに放熱特性が向上する。
と共に、電気特性ならびに放熱特性が向上する。
４ 溶接廃止により鉄心の変形が無く、鉄心の内外径精
度が向上する。
度が向上する。
５ 溶接作業による火花、煙、臭気等が無くなり、作業
環境が改善される。
環境が改善される。
６ 板厚偏差が樹脂により吸収されるので、反転積み作
業が不要となり、また積厚精度が向上する。
業が不要となり、また積厚精度が向上する。
７ 鉄板表面が樹脂膜で覆われるので、各鉄板間の絶縁
が良くなり、電気特性が向上する。
が良くなり、電気特性が向上する。
第１図は本発明の一実施例を示す説明図、第２図は加圧
部の詳細図、第３図は従来の製造方法を示す図面で、第
４図はその溶接部の溶接前の形状を示す図面である。 １；自動プレス機械、３：固定子鉄板、４；熱風乾燥部
、５：樹脂塗布部、６；塗布用ローフ、７：熱硬化性樹
脂、８；１台分区分け装置部、９；カッター、１０；回
転テーフル、１１；芯金、１２；加圧下型、１３：イン
デックス部、１４；加圧、加熱部、１５：ストッパー足
、１６：加圧上型、１７；鉄心、１９；アフターキュア
部、２０；送り出し部、２１；押出しシリンダー、２２
；取出用シュート。 第１図 第２図 第３図 第４図
部の詳細図、第３図は従来の製造方法を示す図面で、第
４図はその溶接部の溶接前の形状を示す図面である。 １；自動プレス機械、３：固定子鉄板、４；熱風乾燥部
、５：樹脂塗布部、６；塗布用ローフ、７：熱硬化性樹
脂、８；１台分区分け装置部、９；カッター、１０；回
転テーフル、１１；芯金、１２；加圧下型、１３：イン
デックス部、１４；加圧、加熱部、１５：ストッパー足
、１６：加圧上型、１７；鉄心、１９；アフターキュア
部、２０；送り出し部、２１；押出しシリンダー、２２
；取出用シュート。 第１図 第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- １ 鉄心を構成する電気鉄板の少なくとも片面に熱硬化
性樹脂を塗布して、この鉄板の所定枚数を加圧下型上に
積み重ね、これを加圧上型により、この加圧上型の下降
がストツパによつて制限されるまで加圧して所定積厚に
し、前記鉄板それぞれでみた各所の板厚偏差によつて、
前記鉄心に積厚の不均衡が生じないように、前記鉄板間
に位置している前記熱硬化性樹脂で前記鉄板の板厚の偏
差を吸収すると共に、前記鉄心を加熱して各前記鉄心板
間を前記熱硬化性樹脂で固着することを特徴とする回転
電機用鉄心の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3678578A JPS6016831B2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 回転電機用鉄心の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3678578A JPS6016831B2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 回転電機用鉄心の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54129406A JPS54129406A (en) | 1979-10-06 |
| JPS6016831B2 true JPS6016831B2 (ja) | 1985-04-27 |
Family
ID=12479425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3678578A Expired JPS6016831B2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 回転電機用鉄心の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016831B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5925982U (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-17 | 日立金属株式会社 | 電磁駆動装置 |
| TW202406278A (zh) * | 2022-03-08 | 2024-02-01 | 日商日本製鐵股份有限公司 | 積層鐵芯、轉子及積層鐵芯之製造方法 |
-
1978
- 1978-03-31 JP JP3678578A patent/JPS6016831B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54129406A (en) | 1979-10-06 |
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