JP2838083B1 - 円筒コイル用鉄芯の製造方法 - Google Patents

円筒コイル用鉄芯の製造方法

Info

Publication number
JP2838083B1
JP2838083B1 JP10002490A JP249098A JP2838083B1 JP 2838083 B1 JP2838083 B1 JP 2838083B1 JP 10002490 A JP10002490 A JP 10002490A JP 249098 A JP249098 A JP 249098A JP 2838083 B1 JP2838083 B1 JP 2838083B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
laminated
strip
rolls
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10002490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1145815A (ja
Inventor
潔 栗山
Original Assignee
広畑電磁鋼センター株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 広畑電磁鋼センター株式会社 filed Critical 広畑電磁鋼センター株式会社
Priority to JP10002490A priority Critical patent/JP2838083B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2838083B1 publication Critical patent/JP2838083B1/ja
Publication of JPH1145815A publication Critical patent/JPH1145815A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

【要約】 【課題】 鉄芯の充填効率及び材料歩留りを向上させ
る。 【解決手段】 幅の異なる複数種の単板を積層した円筒
コイル用鉄芯の製造に際し、各単板に対応してその幅に
条切りされた帯鋼5を、前後3対のロール10、11、
12の外周に形成された段付溝10a、11a、12a
に挿通して積層し、ロール12から送り出された積層状
態の帯鋼5を固定治具13、14で固定しつつ切断機1
6で所要長さに切断し、その切断面を帯鋼5の積層方向
に溶接する。鉄芯を多段化しても製造装置が大型化する
ことがなく、スクラップ量も増加しないので、充填効率
の高い積層鉄芯を歩留りよく製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、円筒コイルに内
挿される鉄芯の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車エンジンの点火装置は、
図9に示すように、バッテリ31、トランス32、ディ
ストリビュータ33、点火プラグ34及びブレーカ36
から構成されている。トランス32は1次コイル32a
及び2次コイル32bを有し、1次コイル32aの一端
はバッテリ31に、2次コイル32bの一端はディスト
リビュータ33を介して点火プラグ34に接続され、両
コイル32a、32bの他端はコンデンサ35及びブレ
ーカ36に接続されている。
【0003】この点火装置では、ブレーカ36を開閉す
ると、両コイル32a、32b間の相互誘導作用により
2次コイル32bに高電圧が生じ、この電流により点火
プラグ34に火花が発生する。
【0004】トランス32は、1次コイル32a及び2
次コイル32bを図10に示すような円筒体38の周囲
に巻回し、円筒体38に鉄芯37を内挿したものであ
る。鉄芯37は短冊形の電磁鋼から成る単板39を積層
して形成され、その断面形状は略正方形となっている。
【0005】ところで、上記点火装置では、ディストリ
ビュータ33やディストリビュータ33と点火プラグ3
4を接続する高圧コードの故障発生率が高いため、これ
らを省略し、トランスに直接点火プラグを接続する試み
がなされている。
【0006】この場合、鉄芯の容量を確保しつつ、トラ
ンスの外径を点火プラグと略同一程度にまで縮小しなけ
ればならないため、円筒体の内側における鉄芯の充填効
率を高める必要がある。
【0007】この充填効率を高めるには、幅の異なる複
数種の単板を積層して鉄芯を形成するとよい。図11は
その一例を示したものであり、円筒体44に内挿された
鉄芯40は3種類の単板41、42、43を5段に積層
して形成されている。鉄芯40の1段目及び5段目は単
板41が4枚、2段目及び4段目は単板42が5枚、3
段目は単板43が12枚それぞれ重ね合わされたもので
ある。
【0008】いま、上記鉄芯40を製造する方法を図1
2に基づいて説明する。図示のように、帯鋼50は予め
各分割範囲51毎に形成された案内孔52を有し、X方
向へ間欠的に送られる。一方、帯鋼50を加工するプレ
ス装置には、分割範囲51に対応して、第1ステージ
A、第2ステージB、第3ステージC、第4ステージD
及び第5ステージEが設けられている。
【0009】第1ステージAでは、帯鋼50の幅方向に
配列された一対の矩形領域53、53を打ち抜く。矩形
領域53、53の離間距離は図11に示す単板41の幅
に相当する。
【0010】第2ステージBでは、帯鋼50の幅方向に
配列された一対の矩形領域54、54を打ち抜く。矩形
領域54、54の離間距離は図11に示す単板42の幅
に相当する。
【0011】第3ステージCでは、帯鋼50の幅方向に
配列された一対の矩形領域55、55を打ち抜く。矩形
領域55、55の離間距離は図11に示す単板43の幅
に相当する。
【0012】第4ステージDでは、帯鋼50を表面から
押圧して突起56を形成し、各鉄芯40の初回の加工時
のみ打ち抜いて貫孔(図示せず)を形成する。
【0013】第5ステージEでは、対向する矩形領域5
3、53間、54、54間又は55、55間において矩
形領域57を打ち抜くと共に、この打抜により形成され
た単板41、42、43を押し下げて突起56相互の圧
入嵌合により一体化する。
【0014】鉄芯40の製造に際しては、まず、第1ス
テージA、第4ステージD及び第5ステージEで加工す
る工程を繰り返して1段目を形成する。次に、第2ステ
ージB、第4ステージD及び第5ステージEで加工する
工程を繰り返して2段目を形成する。続いて、第3ステ
ージC、第4ステージD及び第5ステージEで加工する
工程を繰り返して3段目を形成する。以後、2段目と同
様に4段目を、1段目と同様に5段目を形成すると、鉄
芯40が完成する。鉄芯40同士は、貫孔の介在により
分離される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、充填効率が約84%に留まっており、さらに
充填効率を高めるため鉄芯40を多段化しようとする
と、打抜ステージの追加が必要となり、プレス装置が大
型化すると共に、制御系が複雑化するという問題があっ
た。
【0016】また、鉄芯40を上記方法で製造した場
合、歩留り(鉄芯40の重量/帯鋼50の重量)が約4
8%となるなど、スクラップ領域の増大に伴い歩留りが
低下するため、帯鋼50として高価な材料を使用する場
合には、採算性が悪化するという問題もあった。
【0017】そこで、この発明は、コイルを巻回する円
筒体の内側における鉄芯の充填効率を容易に高めること
ができ、かつ、材料歩留りを向上させることができる鉄
芯の製造方法を提供しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、幅の異なる複数種の単板を積層した円
筒コイル用鉄芯の製造に際し、各単板に対応してその幅
に条切りされた帯鋼を、対のロールの外周に形成された
段付溝に挿通して積層し、このロールから送り出された
積層状態の帯鋼を固定治具で固定しつつ所要長さに切断
し、その切断面を帯鋼の積層方向に溶接することとした
のである。
【0019】また、各単板に対応してその幅に条切りさ
れ、表面に加熱接着性皮膜が塗着された帯鋼を、複数対
のロールの外周に形成された段付溝に挿通して積層・加
圧すると共に、各対のロール間に順次配置された加熱装
置及び冷却装置によりそれぞれ加熱・冷却して接着し、
最後のロールから送り出された積層状態の帯鋼を固定治
具で固定しつつ所要長さに切断するようにしてもよい。
【0020】この製造方法によると、鉄芯を多段化して
も製造装置が大型化することがなく、スクラップ量も増
加しないので、充填効率の高い積層鉄芯を歩留りよく製
造することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る方法によ
り製造された円筒コイルの断面形状を示す。この円筒コ
イルにおいて、鉄芯1は円筒体2に内挿され、それぞれ
複数枚の単板が積層された下層部A、中層部B及び上層
部Cから成る。上層部C及び下層部Aは、中層部Bとの
境界から上下へ向けて順次幅が狭くなっている。
【0022】なお、鉄芯1と円筒体2との間に樹脂を充
填する場合、その流動性を確保するため、下層部A及び
上層部Cの単板を複数枚ずつ同一の幅にし、図9のもの
に近い形状にすることもあるが、この場合にも以下に示
す方法を適用することができる。
【0023】この発明の第1実施形態に係る鉄芯1の製
造装置を図2及び図3に基づいて説明する。図示のよう
に、この製造装置は、前後に配列された3対のロール1
0、11、12及び2組の固定治具13、14を有す
る。
【0024】前記各対のロール10、11、12の外周
には、鉄芯1の半断面に略対応する段付溝10a、11
a、12aが形成されている(ロール10について図4
及び図5参照)。各溝10a、11a、12aの深さは
鉄芯1の積層圧の1/2よりも僅かに小さくなってお
り、各対のロール10、11、12の回転軸は互いに接
近・離反可能となっている。
【0025】ここで、各単板に対応してその幅に条切り
された帯鋼5を、各対のロール10、11、12を離反
させた状態で溝10a、11a、12a間に挿通し、各
対のロール10、11、12を互いに接近させて回転さ
せると、帯鋼5は積層・加圧されて固定治具13へ送ら
れる。
【0026】なお、帯鋼5の送り時における直線性を維
持するためには、この例のように、少なくとも2対以上
のロールを設ける必要がある。また、ロール10の前工
程である多条切り工程からロール10に至る部分におい
て帯鋼5同士が接触して縺れる場合には、ロール10の
前面に各条毎の案内シュートを設ける必要がある。
【0027】前記固定治具13、14は、それぞれ一対
のブロック13a、14aを備えており、各対のブロッ
ク13a、14aはシリンダ13b、14bの駆動に伴
い互いに接近・離反する。各ブロック13a、14aの
対向面には、鉄芯1の半断面を包絡する形状の凹所13
c、14cが形成されている(固定治具13について図
6参照)。
【0028】この固定治具13、14では、各対のブロ
ック13a、14aが離反した状態で対の凹所13c、
14c間に積層状態の帯鋼5を挿通し、各対のブロック
13a、14aを接近させると、固定治具13、14間
の帯鋼5が緊張状態で挟持される。
【0029】また、固定治具14は移動台15上に載置
されており、この移動台15は帯鋼5の幅方向に移動可
能となっている。固定治具13、14間には、固定治具
13、14により挟持された積層状態の帯鋼5を切断す
る切断機16が、移動台15上及びその前方には、帯鋼
5の切断面を積層方向に溶接する溶接機17、18がそ
れぞれ設けられている。溶接機17、18は、移動台1
5の移動に伴って溶接位置に位置づけられる。切断機1
6、溶接機17、18としては、レーザー式のものを用
いる。
【0030】さらに、移動台15の後方には、ロール1
0、11、12により固定治具13、14に挿通された
帯鋼5が当接して位置決めされる位置決め装置19が設
けられ、その側方には、完成した鉄芯1を磁力で吸着し
て取り出す鉄芯取出装置20、鉄芯1の積層厚を検査す
る検厚装置21及び検査後の鉄芯1を集積する集積装置
22がそれぞれ設けられている。
【0031】次に、上記装置による鉄芯1の製造方法を
図2及び図3に基づいて具体的に説明する。なお、鉄芯
1は内径9.7mmの円筒体2に内接し、鉄芯1の下層
部A、中層部B及び上層部Cは、板厚0.3mmの単板
をそれぞれ10枚ずつ積層したものとする。
【0032】この鉄芯1を製造するには、予め、下層部
A及び上層部Cの単板に対応して10種類の幅の帯鋼5
を2条ずつ、中層部Bの単板に対応して1種類の幅の帯
鋼5を10条、合わせて30条の条切りされた帯鋼5を
形成しておく。
【0033】そして、まず、各帯鋼5を対のロール1
0、11、12により積層しつつ固定治具13を介して
固定治具14まで送り、積層状態の帯鋼5を固定治具1
3、14で挟持して切断機16で切断し、移動台15を
移動して固定治具13側の帯鋼5の切断面を溶接機17
で溶接した後、固定治具14側の帯鋼5を取出装置20
で除去し、移動台15を復帰させる。
【0034】次に、鉄芯1の製造工程に入る。この工程
では、まず、ロール10、11、12により積層された
帯鋼5を、固定治具13、14を解放した状態で位置決
め装置19まで搬送する。そして、積層状態の帯鋼5を
固定治具13、14で挟持して切断機16で切断し、移
動台15を移動して固定治具13側の切断面を溶接機1
7で溶接すると共に、固定治具14側の切断面を溶接機
18で溶接する。このようにして完成した鉄芯1は、取
出装置20で取り出し、検厚装置21で積層厚を検査し
た後、集積装置22により集積する。この工程を繰り返
すことにより、鉄芯1を量産する。
【0035】このように製造した鉄芯1は、円筒体2に
対する充填効率が約93%に改善され、材料歩留りも約
96%へと向上する。
【0036】なお、上記実施形態では、切断機16とし
てレーザー式のものを用いたが、高速度切断機等を用い
てもよい。また、溶接機17、18として、レーザー式
のものに代えて、プラズマ溶接機を用いてもよい。
【0037】次に、この発明の第2実施形態を上記第1
実施形態と対比して説明する。この方法では、予め条切
りされ、その表面に加熱接着性皮膜が塗着された帯鋼5
を、図7及び図8に示すような製造装置に供給する。
【0038】この製造装置は、図2及び図3に示したも
のに対し、ロール10、11間に加熱装置23が設けら
れ、ロール11、12間に冷却装置24が設けられてい
る点、固定治具13、14及び切断機16が帯鋼5の送
り方向に移動可能な移動台15に載置されている点、溶
接機17、18が省略されている点、位置決め装置19
が鉄芯取出装置を兼ねている点で相違している。なお、
各ロール10、11、12は、直列配置された複数対の
ロールによりロール群を構成するものであってもよい。
【0039】そして、鉄芯1の製造に際しては、ロール
10により積層された帯鋼5を、加熱装置23で加熱
し、ロール11で加圧して、その表面皮膜により相互に
接着し、冷却装置24で冷却して接着状態を安定させ、
ロール12で再度加圧する。
【0040】次いで、積層状態で接着された帯鋼5を、
位置決め装置19に当接させて位置決めし、固定治具1
3、14で固定しつつ切断機16で所要長さに切断す
る。この工程は、移動台15を帯鋼5と同方向に移動さ
せることにより、帯鋼5を連続的に送りながら行うこと
ができる。
【0041】このように形成した鉄芯1は、固定治具1
3、14を開放して位置決め装置19により取り出し、
検厚装置21により積層厚を測定した後、集積装置22
で所定の場所に集積する。また、移動台15及び位置決
め装置19は原位置に復帰させる。
【0042】上記ような製造装置により、第1実施形態
の製造例と同様に積層した長さ95mmの鉄芯1を製造
する場合の諸条件を以下に示す。
【0043】帯鋼5の加熱接着性皮膜は、十分な接着力
を確保するため、その膜厚を4μm以上とする必要があ
るが、あまり厚くすると充填効率低下の原因となること
から、10μm以下とするのが好ましい。この例では6
μmとする。
【0044】加熱装置23には30秒で150℃まで昇
温可能なものを、冷却装置24には60秒で150℃か
ら70℃まで冷却可能なものをそれぞれ使用し、これら
の長さは50cmとする。
【0045】ロール11は、その周面との接触及び大気
放冷による帯鋼5の温度低下を防止するため、保温装置
を備えたものを3対直列してロール群を構成する。そし
て、その加圧力は、十分な接着力を確保するため、2k
g/cm2 以上とする必要があるが、あまり強くすると
帯鋼5が変形することから、10kg/cm2 以下とす
るのが好ましい。この例では4kg/cm2 とする。
【0046】切断機16は、帯鋼5の皮膜が厚いため、
レーザ式のものよりも、高速切断機等の機械式のものの
ほうが好ましい。
【0047】そして、帯鋼5の送り速度は50cm/分
とする。
【0048】このように鉄芯1を製造しても、上記第1
実施形態に係る方法と同様に、充填効率及び材料歩留り
が改善される。
【0049】
【発明の効果】この発明によると、以上のように、鉄芯
の製造に際し、各単板に対応してその幅に条切りされた
帯鋼を対のロール間に挿通して積層し、積層状態の帯鋼
を相互に固着すると共に、所要長さに切断することとし
たので、鉄芯を多段化しても製造装置が大型化すること
がなく、スクラップ量も増加しない。このため、充填効
率の高い積層鉄芯を歩留りよく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る方法により製造された円筒コイ
ルの断面図
【図2】同上の第1実施形態に用いる鉄芯製造装置の概
略側面図
【図3】同上の鉄芯製造装置の概略平面図
【図4】同上のロールの側面図
【図5】同上のロールの正面図
【図6】同上の固定治具の正面図
【図7】同上の第2実施形態に用いる鉄芯製造装置の概
略側面図
【図8】同上の鉄芯製造装置の概略平面図
【図9】自動車エンジンの点火装置の概略図
【図10】従来の円筒コイルの一例を示す断面図
【図11】従来の円筒コイルの他例を示す断面図
【図12】同上の鉄芯の製造におけるプレス装置による
帯鋼加工状態を示す図
【符号の説明】
1 鉄芯 2 円筒体 5 帯鋼 10、11、12 ロール 10a、11a、12a 段付溝 13、14 固定治具 16 切断機 17、18 溶接機 23 加熱装置 24 冷却装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅の異なる複数種の単板を積層した円筒
    コイル用鉄芯の製造に際し、各単板に対応してその幅に
    条切りされた帯鋼を、対のロールの外周に形成された段
    付溝に挿通して積層し、このロールから送り出された積
    層状態の帯鋼を固定治具で固定しつつ所要長さに切断
    し、その切断面を帯鋼の積層方向に溶接する円筒コイル
    用鉄芯の製造方法。
  2. 【請求項2】 幅の異なる複数種の単板を積層した円筒
    コイル用鉄芯の製造に際し、各単板に対応してその幅に
    条切りされ、表面に加熱接着性皮膜が塗着された帯鋼
    を、複数対のロールの外周に形成された段付溝に挿通し
    て積層・加圧すると共に、各対のロール間に順次配置さ
    れた加熱装置及び冷却装置によりそれぞれ加熱・冷却し
    て接着し、最後のロールから送り出された積層状態の帯
    鋼を固定治具で固定しつつ所要長さに切断する円筒コイ
    ル用鉄芯の製造方法。
JP10002490A 1997-05-30 1998-01-08 円筒コイル用鉄芯の製造方法 Expired - Fee Related JP2838083B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10002490A JP2838083B1 (ja) 1997-05-30 1998-01-08 円筒コイル用鉄芯の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14172797 1997-05-30
JP9-141727 1997-05-30
JP10002490A JP2838083B1 (ja) 1997-05-30 1998-01-08 円筒コイル用鉄芯の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2838083B1 true JP2838083B1 (ja) 1998-12-16
JPH1145815A JPH1145815A (ja) 1999-02-16

Family

ID=26335868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10002490A Expired - Fee Related JP2838083B1 (ja) 1997-05-30 1998-01-08 円筒コイル用鉄芯の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2838083B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10032506A1 (de) * 2000-07-05 2002-01-17 Kienle & Spiess Stanz & Druck Verfahren zur Herstellung von Massivkernen aus Lamellen
JP2002170727A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Diamond Electric Mfg Co Ltd 点火コイル用鉄芯の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1145815A (ja) 1999-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8108988B2 (en) Method of manufacturing a laminated iron core
JP5804551B2 (ja) 分割積層鉄心の製造方法
WO2014010363A1 (ja) 界磁極用磁石体の製造装置
JP4008170B2 (ja) 鉄芯の製造方法とその方法に適した装置
JP6764463B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
JP2838083B1 (ja) 円筒コイル用鉄芯の製造方法
KR20190120707A (ko) 다층 금속 스트립 팩을 제조하기 위한 공정 및 장치
JP2005191033A (ja) 積層鉄心の製造方法
JPH0576259B2 (ja)
CN109672305B (zh) 层叠铁芯的制造方法
US20060119209A1 (en) Laminated iron core, method and die machine for manufacturing the same
JPH04117153A (ja) 積層鉄心の製造方法
US20220200417A1 (en) Laminated stator and method to make laminated stator of an axial flux motor
JP2527498B2 (ja) 金型装置およびこれを用いた積層鉄心の製造方法
JP5735880B2 (ja) 鉄心製造装置
WO2023238472A1 (ja) 積層鉄心の製造方法、積層鉄心、及び積層鉄心を用いた回転電機
JP2021029068A (ja) アキシャルギャップモーター
JPH03231412A (ja) 薄膜積層コアの製造方法
JP7292348B2 (ja) 回転電機の積層鉄心製造方法及び積層鉄心製造装置
KR900007015B1 (ko) 자기헤드용라미네이트코어의제조방법및그제조장치
JPH0439734B2 (ja)
JPH02106151A (ja) 巻形固定子鉄芯の製造方法とその装置
JPH0549218A (ja) 回転電機用積層鉄心の製造方法
EP4160762A1 (en) Producing method of power storage device
JPS62120614A (ja) 磁気ヘツド用ラミネ−トコアの製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071009

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091009

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees