JPS60167708A - せん断機の切断場所の後に生ずる板断片を導出して堆積する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、板断片の面内で移動可能な熊手状板支持体と
、同期して移動可能なかき取り体が共同作用する、せん
断機の切断場所の後に生ずる板断片を導出して堆積する
装置に４する。

従来技術 このような装置は公知であり、それにより種々の例えば
帯板の大きさに従って整理された堆積をすぐ前後して取
扱うことができる。ドイツ連邦共和国特許出願公開第２
８４０６６８号明細書から公知になっている装置では、
支持装置が堆積場所を越えて釈放位置へ移動可能であり
、その際ストッパが支持装置の運動に同期して移動せし
められる。この装置をさらに発展させて支持熊手に連行
湾曲片が設けられて、まず操作カムの影響を受ける。裁
断された帯板は支持熊手により支持され、続く水平移動
の際支持熊手が帯板およびストッパと共に加速される。

その際板径縁が連行湾曲片に当るまで、帯板は支持熊手
上を滑る。その間に操作カムの作用範囲から離れた連行
湾曲片は自重により下方へ落下するが、その曲げられた
かぎ上端で下にある帯板の縁に引掛って、帯板を連行す
る。ストッパが帯板にとって所望の堆積場所へ達する直
前に減速がおこり、この減速で支持熊手とストッパが減
速されて、支持熊手上の帯板はストッパに対して相対運
動を行なうようになる。その際帯板の後縁は連行湾曲片
の曲げられたかぎ上端を離れる。

連行湾曲片はその自重により下方へ支持熊手にあるスト
ッパの上まで落下して、不動作位置をとる。ストッパは
所定の位置に留まるが、支持熊手は再び加速されて、堆
積場所の範囲から完全に引込むまでその後退運動を続行
する。静止したストッパにより拘束される帯板は所定の
堆積場所へ落下する。

問題点 しかしこの構成の欠点は、支持熊手をまず加速し、堆積
場所の範囲で減速し、続いて再び加速せねばならないこ
とである。大抵の場合堆積場所に中間停止を入れること
が必要である。別の欠点は、湾曲片のかき状端部の揺動
が申し分なく確実に行なわれないので、帯板が湾曲片か
ら釈放されないことがあり、支持熊手の引続く移動の際
ストッパと湾曲片との間に挟まれた板断片が押しつぶさ
れることである。最後に板堆積の申し分ない心合わせを
行なうことができない。

発明の目的 本発明の課題は、熊手状板支持体を一定の速度で引戻す
ことができ、したがって減速やそれに続いて堆積場所の
範囲における加速も必要としない装置を提案することで
ある。さらに堆積場所へ運搬する際板断片が押しつぶさ
れたり損傷するのを防止する。

目的を達するための手段 この課題を解決するため本発明によれば、かき取り体の
前に加速体が設けられて、この加速体とかき取り体との
間隔が調節および固定可能であり、かき取り体と加速体
がそれらの間に挟まれて板支持体上に載る板断片と共に
堆積場所の所まで移動可能であり、この堆積場所で加速
体とかき取り体が拘束され、−力板支持体が引続き移動
して、板断片が降され、板支持体の両側に横方向に移動
可能で上昇可能な側方ストッパがある。この装置の有利
な構成は特許請求の範囲の実施態様項に示されている。

実施例 本発明のそれ以外の特徴は、実施例を示す図面およびそ
の説明から明らかになる。

せん断機の切断場所の後に生ずる板断片を導出して堆積
する装置が、まず概略的にのみ第１図に示されている。

この図において１で示すベルトコンベヤは一部だけ図示
されており、せん断機の後に生ずる板断片の導出に役だ
つ。せん断機は図示されていないが、従来のように構成
されている。ベルトコンベヤ１は板断片２を堆積場所１
２ａへ運搬する。堆積場所＋　２ａでベルトコンベヤｌ
に続いて熊手状板支持体３が設けられて、水平面に対し
上り斜面となりちょうど運搬されてきた板断片を支持す
る表面３ａをもっている。板支持体３に近い方にあるベ
ルトコンベヤ１の端部には、垂直に変位可能な駆動され
るローラ４が設けられて、ベルトコンベヤの上方に横に
延び、ベルトコンベヤ１上の板断片２をこのベルトコン
ベヤから板支持体３上へ移す。板支持体４の両側にはそ
れぞれ側方ストッパ５があって、横方向に互いに移動可
能であり、昇降可能でもあり、これら側方ストッパ５を
駆動するため例えば油圧モータ５ａがあり、これにより
両ストッパ５の間隔を小さくまたは大きくすること′が
できる。これらのストッパ５は板支持体３にある板断片
２の精確な心合わせに役だつ。このようにして順次に運
搬される板断片２の各々が板支持体３上で常に同じ位置
をとるようにすることができる。

板支持体３より上に加速体６が設けられて、板断片２の
運搬方向に図示しない側方レール上を水平に移動可能で
あり、この加速体６に結合される連行棒７は板支持体３
に対して平行に延びて、加速体６と共に適当な案内部（
図示せず）内を水平移動可能である。

加速体６は垂直に下方へ延びる複数の指片８を倫え、こ
れらの指片８が加速体６の架台に垂直に調節可能に設け
られている。これらの指片８は、液圧または空気圧手段
により第１図に示す位置から下降できるようになってお
り、その際指片８は自重で下方へ垂下し、案内部内で少
し上方へ動かされることができる。

加速体６から特定の間隔をおいて運搬方向にかき取り体
１０が連行棒７に沿って水平移動可能に設けられている
。このかき取り体ｌＯも同様に垂直に下方へ向く複数の
指片１１を備え、これらの指片口も垂直に昇降可能な架
台１２に垂直方向へある範囲内で自由に動けるように設
けられている。かき取り体１０および加速体６の詳細な
説明は、第７図ないし第９図により移で行なう。

第１図に示す初期位置かられかるように、板断片２はま
だベルトコンベヤ１の端部にあり、加速体６およびかき
取り体１０は待機位置にある。この位置で指片８は板支
持体３の上方に離れて上昇位置にあるので、板断片２を
水平方向に指片８の下を運搬することができる。これに
反しかき取り体１０の指片１１は板支持体３の熊手の歯
の間にはまっている。板断片２は堆積場所Ｌｅａへもた
らされるようになっている。運搬方向において坂断片２
の前縁は駆動されるローラ４の下にあり、このローラ４
が下降され、その回転により板断片２を板支持体３上へ
送る。

板支持体３は第２図に示す位置をとる。今や横に動き得
る側方ストッパ５が互いに近づくので、坂断片２は熊手
状板支持体３上に精確に心合わせされる。続いて架台９
を下降させることにより、加速体６の指片８が下降せし
められる。かき取り体１０は運搬方向とは逆の方向すな
わち第２図において右から左へ動かされる。こうして板
断片２が第３図に示すように加速体６の指片８とかき取
り体ＩＯの指片１１との間に挟まれる。同時に側方スト
ッパによりさらに心合わせが行なわれるので、板断片は
板支持体３上で精確に心合わせされた最終位置をとる。

続いて側方ストッパ５が側方へ離される。加速体６の指
片８とかき取り体１０の指片１１との間における板断片
の挟まれた位置を固定するために、かき取り体ｌＯが連
行棒７に対して拘束される。この目的のためかき取り体
１０は拘束装置３３をもち、その操作の際加速体６とか
き取り体１０との間に固定的な結合が行なわれる。この
位置が第４図かられかる。図かられかるように、かき取
り体１０は連行棒７に固定されるので、かき取り体１０
と加速体６との間隔は変ることがない。

さて装置全体すなわち板支持体３、加速体６およびかき
取り体ｌＯが、挟まれた板断片２と共に第５図の所望の
堆積位置へ右方へ動かされる。堆積場所１２ａの上のこ
の位置へ達すると、加速体６とこれに結合されたかき取
り体１０がこれらの間に挟まれる板断片２と共に拘束さ
れ、板支持体３は減少しない速度で引続き終端位置へ動
かされる。板支持体３が第５図に示す位置から第６図に
示す位置へ離れた後、板支持体３上にある板断片２は自
由落子でその下にある堆積１２８上へ第６図のように落
下する。しかし板断片２には、前述したように付属の架
台９および１２の案内部内で特定の範囲内で自由に動け
るように案内されている加速体６の指片８とかき取り体
ｌＯの指片１１が随行する。指片８および１１は最初そ
の上の位置にあり、板支持体３の除去後その下の位置へ
落下する。その前提として、指片８と１１がその上の終
端位置をとるような間隔だけ、板支持体３の水平軌道は
加速体６およびかき取り体１０の下にある。それにより
板断片２は、加速体６およびかき取り体１０により縦方
向にまた側方ストッパ５により横方向に定められたその
整合位置を落下運動中維持し、堆積１２ａ上に精確な所
定位置をとるようにすることができる。

本発明による装置の原理的構成とその作用を説明したが
、その構造的な構成を第７図ないし第１θ図により詳細
に説明する。第７図には再びベルトコンベヤ１がその端
部に設けられた記動されるローラ４と共に示され、この
ローラ４は２つの側方支持体４ａにより昇降可能な梁２
１に設けられている。ローラ４はベルトコンベヤ１の後
に隣接して設けられる装置へ板断片２を運搬する。この
装置は熊手状板支持体３をもち、この板支持体３はベル
トコンベヤｌから遠い方にある端部で水平方向に移動可
能に取付けられている。両方の側方ストッパのうち、第
７図には１つの側方ストッパ５が示されている。これら
の側方ストッパ５は、横方向に延びる案内部１４内でロ
ーラ１４ａにより移動可能である。側方ストッパ５は下
方へ向く指片１５をもち、これらの指片１５により板断
片２の心合わせが行なわれる。側方ストッパ５の運動は
別々の油圧モータ５ａにより制御される。

加速体６は往復台として構成され、案内ローラ１７によ
り側方案内部１６内を移動する。これび第８図）。

Ｕ形条片１９に取付けられるＴ形条片２０は、両方の側
方板１８の間に延びて両端をこれらの側方板に取付けら
れている。

Ｕ形条片１９の水平な脚辺１９ａは穴２２をもち、これ
らの穴はその中に移動可能に案内される垂直な指片２３
の案内部を形成している。それぞれ６つの指片が柵体２
４にまとめられ、第８図には１つの櫛体２４だけが示さ
れている。しかし全部で５つの櫛体２４がある。柵体２
４を形成するために穴のある保持継目板２５が設けられ
ている。

指片２３は３つの位置をとることができ、しかも引上げ
られた上の位置、熊手状板支持体３上に載る中間位置、
および板断片２を下ろす下の位置をとることができる。

その移動は公知の空気圧または液圧手段で行なわれる。

第１図ないし第６図に関連して説明した連行棒７も第８
図に見られる。これはかき取り体１０（第７図および第
９図）へ通じている。

かき取り体１０は既に述べた２つの案内部１６の所に設
けられ、加速体６と同じように２つの側方板２６をもち
、これらの側方板２６はそれぞれ４つの加速体２７によ
り案内部１６に沿って移動可能である。両方の側方板２
６は梁２８とＵ形梁２９とにより互いに結合され、垂直
に調節可能な案内部３０によりこれら梁２８１２９に、
加速体６の方へ開いたＵ形条片３１が取付けられている
。加速体６のＵ形条片１９と同じようにこのＵ形条片３
１にも、櫛体にまとめられる指片３２が支持され、２つ
のシリンダにより液圧または空気圧で所望の位置へもた
らされる。板支持体３はある程度傾斜しているので、こ
の傾斜を案内部３０の調節によって補償することができ
る。

Ｎ７図には加速体６とかき取り体ｌＯができるだけ近い
位置で示されている。この位置で指片２３と３２は、小
さい板断片を収容して位置きめするのに適した間隔しか
もっていない。案内部１６に沿ってかき取り体ｌＯを移
動させることによって、この間隔を任意に大きくするこ
とができ、最大間隔は板支持体３の寸法に等しい。

使用に際しかき取り体１０は板断片２の幅に応じて設定
されるので、指片２３および３２は板断片２上にあり、
かき取り体１０の位置は拘束装置に通される連行棒１７
を拘束する拘束装置３３により固定される。

既に述べたように加速体６の指片２３およびかき取り体
１０の指片３２は中間位置で熊手状板支持体３上にあり
、板支持体３の引抜き後堆積１２ａ上への板断片２の落
下の際、保持継目板２５がＵ形条片１９へ当るまで、指
片２３，３２がその案内穴２２中を自由落下できるよう
に支持されている。衝撃を緩衝しかつ指片２３．３２が
はね戻るのを防止するため、これら指片は第１θ図から
れかるように緩衝器として構成されている。

各指片２３または３２は円筒状中空体３４からなり、そ
の上端に設けられたストッパ頭部３５は緩衝環３６をも
っている。中空体３４の内部には緩衝ピストン３７があ
って、コイルばね３８をもっている。このばね３８は、
中空体３４の内部空間４０を閉じる円板状蓋３９に支え
られている。

さらに油を満たされる空間４０内には慣性体４１がある
。蓋３９の側が固定支持部へ当ると、衝撃がピストン３
７および慣性体４１により吸収されるので、指片２３，
３２ははね戻ることがない。

別の構成によれば、指片２３および３２を板縁に枢着し
て、自由落下でなく電子制御されて動くようにすること
ができる。

画部分６と１０の間隔は任意に設定できることを指摘し
ておく。拘束装置３３によりかき取り体ｌＯは連行棒７
に拘束される。加速体６およびかき取り体ｌＯの駆動は
、加速体６およびかき取り体ｌＯの駆動歯車にかみ合う
ラックにより行なうことができる。

発明の効果 装置の作用は既に述べた。加速体６とかき取り体ＩＯと
を固定的に結合できることにより、挟まれた板断片が誤
操作により押しつぶされたり損傷するのを確実に防止さ
れることだけを指、摘しておく。別の利点は、側方スト
ッパ５により堆積１２ａ上でなく既に熊手状板支持体３
上で板断片の心合わせが行なわれることであり、指片２
３および３２の特別な構成により堆積過程中心合わせさ
れた位置が維持されることである。

側方ストッパ５は長さ方向に移動可能である必要はなく
、それにより構造が簡単化される。

これに反し堆積１２ａ上で心合わせすれば、側方ストッ
パも長さ方向に移動可能でなければならないので、困難
が生じ、構造的構成を著しく高価にしかつ煩雑にする。

最後に最大の利点として、板支持体３を雄積揚所で制御
し、続いて再び加速する必要がないので、板支持体の制
御を非常に簡単に行なうことができる。むしろ板支持体
３を一度加辿すれば充分で、それにより板支持体は減少
しない速度で堆積場所１２ａを通過し、その際連行され
る板支持体３はかき取られて、精確に堆積上へ下ろされ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図は本発明による装置の興なる動作段
階における概略側面図、第７図はこの装置の好ましい構
成の側面図、第８図および第９図は加速体およびかき取
り体の斜視図、第１０図は指片の縦断面図である。 ２・、・・板断片、３・・・熊手状板支持体、５・・・
側方ストッパ、６・・・加速体、１０・・・かき取り体
、１２ａ・・・堆積（堆積場所）第１図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　板断片（２）の面内で移動可能な熊手状板支持体（
   ３）と、同期して移動可能なかき取り体（１０）が共同
   作用するものにおいて、かき取り体（１０）の前に加速
   体（６）が設けられて、この加速体（６）とかき取り体
   （１０）との間隔が調節および固定可能であり、かき取
   り体（ｌＯ）と加速体（６）がそれらの間に挟まれて板
   支持体（３）上に載る板断片（２）と共に堆積場所（１
   ２ａ）の所まで移動可能であり、この堆積場所で加速体
   （６）とかき取り体（ｌＯ）が拘束され１、−力板支持
   体（３）が引続き移動して、板断片（２）が降され、板
   支持体（３）の両側に横方向に移動可能で上昇可能な側
   方ストッパ（５）があることを特徴とする、せん断機の
   切断場所の後に生ずる板断片を導出して堆積する装置。 ２　かき取り体（１０）および加速体（６）が上と下の
   終端位置の間で垂直に自由に動き得るつかみ機構（２３
   １３２）を備え、水平移動可能な熊手状板支持体の軌道
   が加速体（６）またはかき取り体００）の下に間隔をお
   いて位置して、運搬すべき板断片（２）上に支えられて
   この板断片を包囲するつかみ機構（２３，３２）が、運
   °搬中に中間位置をとり、堆積場所（＋２ａ）で自由落
   下により下の終端位置へ達することを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載の装置。 ３　加速体（６）およびかき取り体（１ｏ）のっがみ機
   構が円筒状指片（８，１１）として構成されて、それぞ
   れ緩衝波ＷＩ（３７，３Ｌ４１）をもっていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に記載の装
   置。 ４　加速体（６）が側方案内部（１６）上に水平移動可
   能に設けられて、熊手状板支持体（３）に対して平行に
   延びかつ加速体（６）と共に水平移動可能な連行棒（７
   ）に結合されていることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項ないし第３項のいずれか１つに記載の装置。 ５　加速体（６）およびかき取り体（ｌＯ）の指片（２
   ３，３２）がその自重で下方へ垂下して、部分的に保持
   継目板（２５）にまとめて設けられ、かつＵ形条片（１
   ９）の穴の中に自由に動けるように支持されていること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項のいず
   れか１つに記載の装置。 ６　かき取り体（１０）が拘束装置（３３）を備え、こ
   の拘束装置により案内されて加速体（６）に結合される
   連行棒（７）がこの拘束装置ｆ（３３）により拘束可能
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第
   ５項のいずれか１つに記載の装置。 ７　指片（２３，３２）を支持するＵ形条片（１９）が
   、ローラ（２７）により水平に移動可能に摩擦なく案内
   される２つの平行な垂直側方板（１８，２６）に取付け
   られていることを特徴とする特許請求の範囲第５項に記
   載の装置。 ８　円筒状指片（２３，３２）がそれぞれ緩衝器を備え
   、板断片（２）および指片（２３，３２）が堆積（１２
   ａ）へ衝突する際、この緩衝器が衝突を緩衝するように
   なっていることを特徴とする特許請求の範囲第７項に記
   載の装置。