JPS60167391A - 発光素子の製造法 - Google Patents
発光素子の製造法Info
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- JPS60167391A JPS60167391A JP31185A JP31185A JPS60167391A JP S60167391 A JPS60167391 A JP S60167391A JP 31185 A JP31185 A JP 31185A JP 31185 A JP31185 A JP 31185A JP S60167391 A JPS60167391 A JP S60167391A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/20—Structure or shape of the semiconductor body to guide the optical wave ; Confining structures perpendicular to the optical axis, e.g. index or gain guiding, stripe geometry, broad area lasers, gain tailoring, transverse or lateral reflectors, special cladding structures, MQW barrier reflection layers
- H01S5/2054—Methods of obtaining the confinement
- H01S5/2059—Methods of obtaining the confinement by means of particular conductivity zones, e.g. obtained by particle bombardment or diffusion
- H01S5/2063—Methods of obtaining the confinement by means of particular conductivity zones, e.g. obtained by particle bombardment or diffusion obtained by particle bombardment
Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は応力場での拡散速度の増大を利用した拡散方
法によるきわめてストライプ幅の狭い、発光素子の製造
方法に関する。
法によるきわめてストライプ幅の狭い、発光素子の製造
方法に関する。
(従来技術とその問題点)
発光素子としては例えば半導体レーザはその信頼性と特
性の急速な向上により近年、実用素子として注目されて
いる。しかし、実用素子としての一歩を歩みだしたダブ
ル・ヘテロ・半導体レーザは元出力数〜数十mW、室温
直流動作可能なストライプ幅10〜20ミクロン程度の
主に元通信用光源に適したDHレーザに限られる。しか
し広範な応用がDHレーザに考えられるなかで例えばビ
デ本ディスク等へ、DHレーザを適用する場合、DHレ
ーザの出力光に対してはコリメーションの良さが要求さ
れる。現在DHレーザは きわめて/J#9軽量である
ことからビデオ、ディスク用元源としてきわめて適して
いる一方、コリメーションの点ではヘリウム、ネオン、
レーザ等に較べ格段におとっている。しかし、たとえば
埋め込みへテロ。
性の急速な向上により近年、実用素子として注目されて
いる。しかし、実用素子としての一歩を歩みだしたダブ
ル・ヘテロ・半導体レーザは元出力数〜数十mW、室温
直流動作可能なストライプ幅10〜20ミクロン程度の
主に元通信用光源に適したDHレーザに限られる。しか
し広範な応用がDHレーザに考えられるなかで例えばビ
デ本ディスク等へ、DHレーザを適用する場合、DHレ
ーザの出力光に対してはコリメーションの良さが要求さ
れる。現在DHレーザは きわめて/J#9軽量である
ことからビデオ、ディスク用元源としてきわめて適して
いる一方、コリメーションの点ではヘリウム、ネオン、
レーザ等に較べ格段におとっている。しかし、たとえば
埋め込みへテロ。
レーザではコリメーションの良いレーザが得られており
、ビデオ、ディスクへの応用も報告されている。(第2
4回応用物理学関係連合講演会講演予稿集144ページ
講演番号28a −A−31977年)これはDHレー
ザのストライプ幅が数ミクロンときわめて狭いためにレ
ーザ出力光の放射角の対称性が良いためである。しかし
、GaAS活性層を上下左右共にA#XGa、 −xA
sで囲んだいわゆる埋み込みへテロ構造は一連の連続エ
ピタキシャル成長工程では製作できず、多層構造を作る
エピタキシャル成長の途中で活性層を選択的にエツチン
グしなければならない。このため、二度に分けたエピタ
キシャル成長工程を必要とする。また活性層は露出され
た形で二度目のエピタキシャル成長に際してエピタキシ
ャル炉中で高、温にさらされ、G a A s活性層は
熱的に結晶性が劣化する。 更に現在までのところ水平
横モード零次動作が困難である。以上の事柄を勘案する
と埋め込みへテロ構造レーザではエピタキシャル工程の
分割、製造工数の増大、結晶成長過程で本質的な活性層
の結晶性の低下、製作歩留りの低下、および光出力の低
下(すなわち劣化)等がさけがたいと考えられる。
、ビデオ、ディスクへの応用も報告されている。(第2
4回応用物理学関係連合講演会講演予稿集144ページ
講演番号28a −A−31977年)これはDHレー
ザのストライプ幅が数ミクロンときわめて狭いためにレ
ーザ出力光の放射角の対称性が良いためである。しかし
、GaAS活性層を上下左右共にA#XGa、 −xA
sで囲んだいわゆる埋み込みへテロ構造は一連の連続エ
ピタキシャル成長工程では製作できず、多層構造を作る
エピタキシャル成長の途中で活性層を選択的にエツチン
グしなければならない。このため、二度に分けたエピタ
キシャル成長工程を必要とする。また活性層は露出され
た形で二度目のエピタキシャル成長に際してエピタキシ
ャル炉中で高、温にさらされ、G a A s活性層は
熱的に結晶性が劣化する。 更に現在までのところ水平
横モード零次動作が困難である。以上の事柄を勘案する
と埋め込みへテロ構造レーザではエピタキシャル工程の
分割、製造工数の増大、結晶成長過程で本質的な活性層
の結晶性の低下、製作歩留りの低下、および光出力の低
下(すなわち劣化)等がさけがたいと考えられる。
(発明の1的)
この発明の目的は製作性、信頼性のすぐれたプレーナー
、ストライプ幅造を持った発光素子のうち、特にストラ
イプ幅が数ミクロン以下発ツC素子をきわめて容易に製
作う“ることのできる発光素子の製造法を提供すること
にある。
、ストライプ幅造を持った発光素子のうち、特にストラ
イプ幅が数ミクロン以下発ツC素子をきわめて容易に製
作う“ることのできる発光素子の製造法を提供すること
にある。
(発明の構成)
本発明によれば半導体基板上に活性層と該活性層の上下
に密接して活性層より禁制帯幅の広い材料を設けてなる
ウェノ・の、前記半導体基板と対向するウェハ表面に、
該ウェハ構成材料とは熱膨張係数を異にする不純物拡散
防止膜(以下マスクとする)を密着形成し、該マスクの
一部を選択的に除去して前記ウェハ表面を露出した後、
該ウニ/1を、不純物蒸気を含み、かつ、該ウェハを構
成するV族元素の蒸気圧が該ウェハの前記露出した表面
層構成材料とその構成V族元素が共存したときに該表面
層構成材料が熱分解しないために必要なV族元素の熱平
衝蒸気圧未満である雰囲気でつつみ、前記マスクの端か
ら少なくとも5μm以上はなれ露出した該ウェハの表面
からの拡散深さをマスク厚の100倍以下にとどめるこ
とによりマスク端直下にスパイク状拡散部を形成するこ
とを特徴とするI−V化合物半導体より成る発光素子の
製造方法が得られる。
に密接して活性層より禁制帯幅の広い材料を設けてなる
ウェノ・の、前記半導体基板と対向するウェハ表面に、
該ウェハ構成材料とは熱膨張係数を異にする不純物拡散
防止膜(以下マスクとする)を密着形成し、該マスクの
一部を選択的に除去して前記ウェハ表面を露出した後、
該ウニ/1を、不純物蒸気を含み、かつ、該ウェハを構
成するV族元素の蒸気圧が該ウェハの前記露出した表面
層構成材料とその構成V族元素が共存したときに該表面
層構成材料が熱分解しないために必要なV族元素の熱平
衝蒸気圧未満である雰囲気でつつみ、前記マスクの端か
ら少なくとも5μm以上はなれ露出した該ウェハの表面
からの拡散深さをマスク厚の100倍以下にとどめるこ
とによりマスク端直下にスパイク状拡散部を形成するこ
とを特徴とするI−V化合物半導体より成る発光素子の
製造方法が得られる。
更に本発明によれば半導体基板上に活性層と該活性層の
上下に密接して該活性層より禁制帯幅の広い材料を設け
てなるウェハの前記半導体基板と対向するウェハ表面に
、拡散させようとする不純物に対する拡散速度の運込材
料から成る半導体層を設けた後、該半導体層上に、該ウ
ェハ構成材料とは熱膨張係数を異にする不純物拡散防止
膜(以下マスクとする)’を密着形成し、該マスクの一
部を選択的に除去して該半導体層を露出した後、該ウェ
ハを、不純物蒸気を含み、かつ、該ウェハを構成するV
族元素の蒸気圧が該ウェハの前記露出した表面層構成材
料とその構成v族元素が共存したときに該表面層構成材
料が熱分解しないために必要なV族元素の熱平衝蒸気圧
未満である雰囲気でつつみ、@記マスクの端から少なく
とも5μm以上はなれた露出した該ウェハの表面からの
拡散深さをマスク厚の100倍以下にとどめることによ
タマスク端直下にスパイク状拡散部を、少なくとも前記
ウェハ表面を捕取する半導体層を貫通して形成すること
全特徴とするI −V化合物半導体よ・構成る発光素子
の製造方法が得られる。
上下に密接して該活性層より禁制帯幅の広い材料を設け
てなるウェハの前記半導体基板と対向するウェハ表面に
、拡散させようとする不純物に対する拡散速度の運込材
料から成る半導体層を設けた後、該半導体層上に、該ウ
ェハ構成材料とは熱膨張係数を異にする不純物拡散防止
膜(以下マスクとする)’を密着形成し、該マスクの一
部を選択的に除去して該半導体層を露出した後、該ウェ
ハを、不純物蒸気を含み、かつ、該ウェハを構成するV
族元素の蒸気圧が該ウェハの前記露出した表面層構成材
料とその構成v族元素が共存したときに該表面層構成材
料が熱分解しないために必要なV族元素の熱平衝蒸気圧
未満である雰囲気でつつみ、@記マスクの端から少なく
とも5μm以上はなれた露出した該ウェハの表面からの
拡散深さをマスク厚の100倍以下にとどめることによ
タマスク端直下にスパイク状拡散部を、少なくとも前記
ウェハ表面を捕取する半導体層を貫通して形成すること
全特徴とするI −V化合物半導体よ・構成る発光素子
の製造方法が得られる。
(実施例)
以下、図面を用いて応力場下での不純物の速い拡散を利
用した本発明の一英施例としてプレーナー・ストライプ
形のポイント・レーザの製作法を具体的に説明する。
用した本発明の一英施例としてプレーナー・ストライプ
形のポイント・レーザの製作法を具体的に説明する。
の速す不純物拡散を利用してストライプ部を形成した直
後の段階でのストライプ方向に直交するウェハ断面を示
す概念図である。
後の段階でのストライプ方向に直交するウェハ断面を示
す概念図である。
第1図の構造を実現するためにはまずn形GaAs基板
11の上に連続エピタキシャル法により順次n珍AA!
xGa 、、 As層12、ptたはn形GaAs 活
性層13、n形All X Ga t −X A 8層
14、最後にn形GaAs層15ヲ形成したウェハを用
意し、次にn形GaAs層15の表面にスパッタ法によ
り8i02膜16を形成し、さらにフォトレジスト技術
を用い選択的にストライプ状に5i02Jiをとp除き
拡散用窓17を形成する。次に亜鉛を拡散すると領域1
8のp形亜鉛拡散層が得られる。
11の上に連続エピタキシャル法により順次n珍AA!
xGa 、、 As層12、ptたはn形GaAs 活
性層13、n形All X Ga t −X A 8層
14、最後にn形GaAs層15ヲ形成したウェハを用
意し、次にn形GaAs層15の表面にスパッタ法によ
り8i02膜16を形成し、さらにフォトレジスト技術
を用い選択的にストライプ状に5i02Jiをとp除き
拡散用窓17を形成する。次に亜鉛を拡散すると領域1
8のp形亜鉛拡散層が得られる。
本実施例では熱拡散の方法は本発明者による特許願52
−70127号「半導体材料への不純物の熱拡散法」の
実施例で述べたようにGaAs基板上に7、nを約1μ
m程度の厚みで薄膜状に形成したGaAs:Zn擬二元
系拡散源を用いた閉管法で600℃において行なった。
−70127号「半導体材料への不純物の熱拡散法」の
実施例で述べたようにGaAs基板上に7、nを約1μ
m程度の厚みで薄膜状に形成したGaAs:Zn擬二元
系拡散源を用いた閉管法で600℃において行なった。
以上のスパイク状拡赦領域を得るには前記特許願52−
70127号の方法による必要はなく、拡散時における
被拡散試料を囲む雰囲気のAs蒸気圧をAs過剰の状態
でG a A 8の熱的な分解を防止するに必要なAs
蒸気圧未満として熱拡散を行なうことによって得られる
。As蒸気圧がAs過剰の状態でGaAsの熱的分解を
防止するに必要なAs蒸気圧に較べ等しいか、高い条件
では拡散現象は被拡散材料を囲む雰囲気元素の蒸気圧に
より支配され、被拡散材料中に存在する応力などの影響
を受けにぐぐなる。従ってAs蒸気圧の高い拡散ではス
パイク状拡散部を得ることは困難である。
70127号の方法による必要はなく、拡散時における
被拡散試料を囲む雰囲気のAs蒸気圧をAs過剰の状態
でG a A 8の熱的な分解を防止するに必要なAs
蒸気圧未満として熱拡散を行なうことによって得られる
。As蒸気圧がAs過剰の状態でGaAsの熱的分解を
防止するに必要なAs蒸気圧に較べ等しいか、高い条件
では拡散現象は被拡散材料を囲む雰囲気元素の蒸気圧に
より支配され、被拡散材料中に存在する応力などの影響
を受けにぐぐなる。従ってAs蒸気圧の高い拡散ではス
パイク状拡散部を得ることは困難である。
次に第1図断面図の上下の面に電極を形成し、この断面
方向にまずウェハをへき開してファブリペロ共振器面を
つく夕、次に19あるいは19’に示す線でペレットに
分断すると第2図に示す、プレーナー、ストライプ、レ
ーザベレットが得られる。
方向にまずウェハをへき開してファブリペロ共振器面を
つく夕、次に19あるいは19’に示す線でペレットに
分断すると第2図に示す、プレーナー、ストライプ、レ
ーザベレットが得られる。
第2図は、レーザ、ベレットの厚さ方向にきわめて任意
に拡大された斜視図である。第2図におい−て20およ
び21けそれぞれp形およびn形電極であり−22づ;
ストライブ音代であふ一1!IKI図のD雪綴20忙プ
ラス、n形電極21にマイナスとなるように電圧を印加
すると第2図斜視図の前面および裏面を7アプリベロ共
振器鏡面として閾値電流の上でストライプ部22の活性
層13でレーザ発振を開始する。
に拡大された斜視図である。第2図におい−て20およ
び21けそれぞれp形およびn形電極であり−22づ;
ストライブ音代であふ一1!IKI図のD雪綴20忙プ
ラス、n形電極21にマイナスとなるように電圧を印加
すると第2図斜視図の前面および裏面を7アプリベロ共
振器鏡面として閾値電流の上でストライプ部22の活性
層13でレーザ発振を開始する。
次姉第1図、第2図に示したポイント形レーザの形成す
るための数値具体例について記す。この発明の骨子とな
るところは第1図および第2図において拡散用窓17全
通して亜鉛全拡散したときに生じる5iOzの端の真下
に生じる応力場での早い拡散現象を利用し、この速い拡
散現象で生じた細い拡散領域をストライプ部として形成
しようとするものである。
るための数値具体例について記す。この発明の骨子とな
るところは第1図および第2図において拡散用窓17全
通して亜鉛全拡散したときに生じる5iOzの端の真下
に生じる応力場での早い拡散現象を利用し、この速い拡
散現象で生じた細い拡散領域をストライプ部として形成
しようとするものである。
以下、この発明の一例としてポイント、レーザ製作のた
めの具体的数値例ttc対して記述する。
めの具体的数値例ttc対して記述する。
まずスパッタリング時のQaAs基板の温度を350℃
として8 i02膜16を6000オングストロームつ
けたものを用いGaASに対して表面濃度2×10 c
m 拡散部M O,9ttm / (時間)” の7.
n拡散部−600℃で行なうことにする。
として8 i02膜16を6000オングストロームつ
けたものを用いGaASに対して表面濃度2×10 c
m 拡散部M O,9ttm / (時間)” の7.
n拡散部−600℃で行なうことにする。
第1図においてn形GaAs層15の厚′さ−f 0.
9 μm。
9 μm。
n形Al1o、ss Ga O,s5 As M 14
厚さを1.5μm; GaAs活性層13の厚さfo、
2ttm%n形hl o、gs Ga O,65As1
2の厚みを3μmとする。また8i0z膜16の厚みは
6000Xとした。
厚さを1.5μm; GaAs活性層13の厚さfo、
2ttm%n形hl o、gs Ga O,65As1
2の厚みを3μmとする。また8i0z膜16の厚みは
6000Xとした。
先に述べた様に亜鉛の拡散は表面濃度2XlO”礪−3
、拡散速度0.9μm7j時間)iの条件で600℃で
行なった。第1図と同様であるがこの場合の拡散深さに
ついて説明するために第3図を加える。
、拡散速度0.9μm7j時間)iの条件で600℃で
行なった。第1図と同様であるがこの場合の拡散深さに
ついて説明するために第3図を加える。
第3図においてi3はマスク5iOz膜16の端から少
なくとも5μm離れた場所における拡散深さである。5
μmというのはマスク膜の応力がマスクさである。拡散
時間を1.8時間にした場合第4図中拡散深さi、は1
.76μmとなる。 このことはAZ 6,35 Qa
o、65 A Sでの拡散速度GaASへの拡散速度
の2.8倍速くなるためである。このとき5iOz端で
の拡散深さi4は2.7μmかえられた。この構造を実
現するためには拡散時間としては1,3時間から2.5
時間まで許される。すなわちこの時間の範囲ではi4は
GaAs基板に達することなく、かつisが活性層にま
でいたらずかつi4が活性層13に達した第2図に示す
ポイント、レーザを作ることができる。活性層13にお
ける亜鉛拡散幅は拡散時間1.3時間では・1.0μm
2.5時間では2,5μmとなった。
なくとも5μm離れた場所における拡散深さである。5
μmというのはマスク膜の応力がマスクさである。拡散
時間を1.8時間にした場合第4図中拡散深さi、は1
.76μmとなる。 このことはAZ 6,35 Qa
o、65 A Sでの拡散速度GaASへの拡散速度
の2.8倍速くなるためである。このとき5iOz端で
の拡散深さi4は2.7μmかえられた。この構造を実
現するためには拡散時間としては1,3時間から2.5
時間まで許される。すなわちこの時間の範囲ではi4は
GaAs基板に達することなく、かつisが活性層にま
でいたらずかつi4が活性層13に達した第2図に示す
ポイント、レーザを作ることができる。活性層13にお
ける亜鉛拡散幅は拡散時間1.3時間では・1.0μm
2.5時間では2,5μmとなった。
第3図におけるi、を深く、例えばSin、膜厚の10
0倍以上にとると、もはやスパイク状拡散部は観察しえ
ない。一般に拡散マスクの厚みは1000八程度あるい
はそれ以上形成して作られるため1000Aのマスク材
料厚の場合にはその100倍の10μm以下に拡散深さ
in?設定することによりスパイク状拡散部を再現性良
く得ることができる。
0倍以上にとると、もはやスパイク状拡散部は観察しえ
ない。一般に拡散マスクの厚みは1000八程度あるい
はそれ以上形成して作られるため1000Aのマスク材
料厚の場合にはその100倍の10μm以下に拡散深さ
in?設定することによりスパイク状拡散部を再現性良
く得ることができる。
第2図の構造で発振動作させた時、ストライプ部活性層
に電流が集中するのはAA’)(Ga、−XAs層12
および13内のp−n接合の拡散電圧が高いためである
。この種のポイント、レーザはもちろん5il1等選択
拡散マスクにストライプ幅相当に拡散窓をつけても作る
ことはできる。しかし1μm程度の拡散窓を7オトレジ
スト技術であけることは容易ではないばかりか、1μm
程度の拡散窓を通しての拡散においては拡散窓の形状が
拡散深さに影響を強く与え、きわめて拡散コントロール
が困難であった。これに対して本発明によれば狭い幅の
拡散は拡散窓St’sの形成温度とSin、の厚みをき
めることにより制御性良く容易に行なうことが可能であ
る。さらにポイント、レーザの図面。
に電流が集中するのはAA’)(Ga、−XAs層12
および13内のp−n接合の拡散電圧が高いためである
。この種のポイント、レーザはもちろん5il1等選択
拡散マスクにストライプ幅相当に拡散窓をつけても作る
ことはできる。しかし1μm程度の拡散窓を7オトレジ
スト技術であけることは容易ではないばかりか、1μm
程度の拡散窓を通しての拡散においては拡散窓の形状が
拡散深さに影響を強く与え、きわめて拡散コントロール
が困難であった。これに対して本発明によれば狭い幅の
拡散は拡散窓St’sの形成温度とSin、の厚みをき
めることにより制御性良く容易に行なうことが可能であ
る。さらにポイント、レーザの図面。
第2図に見られるようにこの発明の拡散法を用いるとポ
イント、レーザのp形電極20と拡散表面の接触面積が
大きくとれ従ってp形電極20の直列抵抗を低くおさえ
ることができる大きな利点を有する。拡散用の窓を1〜
2μmと細くして拡散しその上にp形電極をつけたポイ
ント形、レーザではp形電極直列抵抗は接触面積が小さ
いため下けることは困難である。
イント、レーザのp形電極20と拡散表面の接触面積が
大きくとれ従ってp形電極20の直列抵抗を低くおさえ
ることができる大きな利点を有する。拡散用の窓を1〜
2μmと細くして拡散しその上にp形電極をつけたポイ
ント形、レーザではp形電極直列抵抗は接触面積が小さ
いため下けることは困難である。
この発明は構造においてたとえば第3図を参考に説明す
るが拡散深さisはGaAS層15内にあっても良いこ
とは言うまでもない。この場合第1図から第3図に示し
たn形A l O,35Ga o、 6 s A 8層
14内に存在する広い面積のp −n接合による回流注
入損失がなくなるためストライプ部22への電流の集中
度は増々よくなり、ポイント、レーザの発振閾値電流は
憎々下がる。以上の説明の第3図に対応する図を第4図
に描く。第4図に示すような拡散が得られるのは先に記
したようにGaAs層15に対してAlO,3s a
a O,5sAsAs層での拡散速度が大きく、純粋な
GaA 5層での絶縁阻止膜エツジ下での速いスパイク
状拡散がさらに強調されるために容易に長いスパイク状
拡散部が得られるためである。第4図の場合にn形A)
。、35Ga 0.6s A S 14はp形にしテモ
ヨく、スパイク状拡散部22はこの場合にはp形パノ0
.350aO,65ASに較べp十となっていればその
先端が活・註層13に達していなくてもストライン部2
2への電流集中がおこり本発明のポイント、レーザがえ
らiすることは言うまでもない。またA7 o35Ga
0.65 As層鍬がn形の場合にGaAsN13の
か一栃→拵在しなりダブルへテロ接合ウニノー?用いs
iO* 拡散用/4を 上膜をAIj o、35 Gao、as AS層昏の土
に直接つけ、亜鉛拡散を行なっても同様なポイント、レ
ーザが得・られる。このポイント、レーザ′の図は第5
図に示す。また以上においてはエピタキシャル結晶成長
の表面より拡散を行なったがGaAs基板11の裏面方
向から不純物拡散を行なっても同様なポイント。
るが拡散深さisはGaAS層15内にあっても良いこ
とは言うまでもない。この場合第1図から第3図に示し
たn形A l O,35Ga o、 6 s A 8層
14内に存在する広い面積のp −n接合による回流注
入損失がなくなるためストライプ部22への電流の集中
度は増々よくなり、ポイント、レーザの発振閾値電流は
憎々下がる。以上の説明の第3図に対応する図を第4図
に描く。第4図に示すような拡散が得られるのは先に記
したようにGaAs層15に対してAlO,3s a
a O,5sAsAs層での拡散速度が大きく、純粋な
GaA 5層での絶縁阻止膜エツジ下での速いスパイク
状拡散がさらに強調されるために容易に長いスパイク状
拡散部が得られるためである。第4図の場合にn形A)
。、35Ga 0.6s A S 14はp形にしテモ
ヨく、スパイク状拡散部22はこの場合にはp形パノ0
.350aO,65ASに較べp十となっていればその
先端が活・註層13に達していなくてもストライン部2
2への電流集中がおこり本発明のポイント、レーザがえ
らiすることは言うまでもない。またA7 o35Ga
0.65 As層鍬がn形の場合にGaAsN13の
か一栃→拵在しなりダブルへテロ接合ウニノー?用いs
iO* 拡散用/4を 上膜をAIj o、35 Gao、as AS層昏の土
に直接つけ、亜鉛拡散を行なっても同様なポイント、レ
ーザが得・られる。このポイント、レーザ′の図は第5
図に示す。また以上においてはエピタキシャル結晶成長
の表面より拡散を行なったがGaAs基板11の裏面方
向から不純物拡散を行なっても同様なポイント。
レーザが見られる。またGaAs活性1−13やGaA
s層15にAA?o35Ga o、ss As [12
e 14のA1組成をこえないような微量のA7を含ん
でいても良いことは言うまでもない。
s層15にAA?o35Ga o、ss As [12
e 14のA1組成をこえないような微量のA7を含ん
でいても良いことは言うまでもない。
さらにこの発明のポイント、レーザの製造法はGaAs
−AI!xGa 、 −x Asダブル、ヘテロ接合
レーザに限る必要はなく、活性層よりも禁制帯幅の広い
材料で活性層をはさんだあらゆる構造のダブル。
−AI!xGa 、 −x Asダブル、ヘテロ接合
レーザに限る必要はなく、活性層よりも禁制帯幅の広い
材料で活性層をはさんだあらゆる構造のダブル。
ヘテロ接合レーザに適用できる。また以上の説明でpと
あるところfn形に変えてもこの発明のポイント、レー
ザは制作できる。さらに絶縁阻止膜についても810
mに限る必要はない。
あるところfn形に変えてもこの発明のポイント、レー
ザは制作できる。さらに絶縁阻止膜についても810
mに限る必要はない。
t7’cダブル、ヘテロ形の発光夕゛イオードとしてこ
の方法を用いても良いことは言うまでもない。
の方法を用いても良いことは言うまでもない。
尚1本実施例は半導体基板上に活性層をこの活性層よシ
禁制帯幅の広い半導体層で挟んだ層構造上に、さらに、
半導体層を形成した場合(特許請求の範囲第2項に相当
)について述べたが、この半導体層のない場合(特許請
求の範囲第1項に相当)でも、スパイク状拡散部の拡散
深さが多少浅いという点を除いては効果及び製造方法の
手順等は全て本実施例と同じであるため省略した。
禁制帯幅の広い半導体層で挟んだ層構造上に、さらに、
半導体層を形成した場合(特許請求の範囲第2項に相当
)について述べたが、この半導体層のない場合(特許請
求の範囲第1項に相当)でも、スパイク状拡散部の拡散
深さが多少浅いという点を除いては効果及び製造方法の
手順等は全て本実施例と同じであるため省略した。
(発明の効果)
以上本発明によれば直列抵抗が低くしかもストライプ幅
が狭い発光素子の製造を製作性、信頼性よく行うことが
できる。
が狭い発光素子の製造を製作性、信頼性よく行うことが
できる。
第1図、第3図、第4図は本発明のストライプ形ポイン
ト、レーザを実現するためにGaAs −hlo35G
a o65Asダブル、ヘテロ接合レーザウェハを処理
し亜鉛の拡散プロセスを終了した時点でのストライプ方
向とは直角の断面を示す断面図であり、第2図・第5図
は本発明の方法によりえられたポイント形レーザの一つ
の7アプリベロ共振器面を前面にしてえがいたポイント
、レーザベレットの斜視概念図である。 図中、11はGaAs基板、12はn形kit o、5
sGaO,6SA j層、13はn又/lip形GaA
s活性層、14はn形All o、55Ga 6.r、
s A S層、15はn形GaAs層、16はSin。 膜、17は亜鉛の選択拡散用窓、18は亜鉛拡散領域、
19および19′はレーザベレットへの分割位置を示す
線、2011−1′p形電極、21はn形電極、22が
本発明の制御法の骨子であるスパイク状亜鉛拡散部すな
わちストライプ部である。 代理人弁理上 内片 菖 第1図 の ( ト
ト、レーザを実現するためにGaAs −hlo35G
a o65Asダブル、ヘテロ接合レーザウェハを処理
し亜鉛の拡散プロセスを終了した時点でのストライプ方
向とは直角の断面を示す断面図であり、第2図・第5図
は本発明の方法によりえられたポイント形レーザの一つ
の7アプリベロ共振器面を前面にしてえがいたポイント
、レーザベレットの斜視概念図である。 図中、11はGaAs基板、12はn形kit o、5
sGaO,6SA j層、13はn又/lip形GaA
s活性層、14はn形All o、55Ga 6.r、
s A S層、15はn形GaAs層、16はSin。 膜、17は亜鉛の選択拡散用窓、18は亜鉛拡散領域、
19および19′はレーザベレットへの分割位置を示す
線、2011−1′p形電極、21はn形電極、22が
本発明の制御法の骨子であるスパイク状亜鉛拡散部すな
わちストライプ部である。 代理人弁理上 内片 菖 第1図 の ( ト
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板上に活性層と該活性層の上下に密接して
活性層より禁制帯幅の広い材料を設けてなるウェハの、
前記半導体基板と対向するウェハ表面に、該ウェハ構成
材料とは熱膨張係数を異にする不純物拡散防止膜(以下
マスクとする)を密着形成し、該マスクの一部を選択的
に除去して前記ウェハ表面を露出した後、該ウェハを、
不純物蒸気を含み、かつ、該ウェハを構成するV族元素
の蒸気圧が該ウェハの前記露出した表面層構成材料とそ
の構成vH元素が共存したときに該表面層構成材料が熱
分解しないために必要なV族元素の熱平衝蒸気圧未満で
ある雰囲気でつつみ、前記マスクの端から少なくとも5
μm以上はなれ露出した該ウェハの表面からの拡散深さ
をマスク厚の100倍以下にとどめることによりマスク
端直下にスパイク状拡散部を形成することt−特徴とす
る置−V化合物半導体よ構成る発光素子の製造方法。 2、半導体基板上に活性層と該活性層の上下に密接して
該活性層よシ禁制帯幅の広い材料を設けてなるウェハの
前記半導体基板と対向するウェハ表面に、拡散させよう
とする不純物に対する拡散速度の遅い材料から成る半導
体層を設けた後、該半導体層上に、該ウェハ構成材料と
は熱膨張係数を異にする不純物拡散防止膜(以下マスク
とする)を密着形成し、該マスクの一部を選択的に除去
して該半導体層を露出した後、該ウェハを、不純物蒸気
を含み、かつ、該ウェハを構成する■族元素の蒸気圧が
該ウェハの前記露出した表面層構成材料とその構成V族
元素が共存したときに該表面層構成材料が熱分解しない
ために必要なV族元素の熱平衝蒸気圧未満である雰囲気
でつつみ、前記マスクの端から少なくとも5μm以上は
なれ露出した該ウェハの表面からの拡散深さをマスク厚
の100倍以下にとどめることによりマスク端直下にス
パイク状拡散部を、少勾(εS前記ウェ八表面を構成す
る半導体層を貫通して形成することを特徴とする酊−V
化合物半導体より成る発光素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31185A JPS60167391A (ja) | 1985-01-04 | 1985-01-04 | 発光素子の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31185A JPS60167391A (ja) | 1985-01-04 | 1985-01-04 | 発光素子の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60167391A true JPS60167391A (ja) | 1985-08-30 |
JPS6111478B2 JPS6111478B2 (ja) | 1986-04-03 |
Family
ID=11470363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31185A Granted JPS60167391A (ja) | 1985-01-04 | 1985-01-04 | 発光素子の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60167391A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7817426B2 (en) | 2008-04-02 | 2010-10-19 | Tamura Corporation | Heatsink for heat-producing device |
-
1985
- 1985-01-04 JP JP31185A patent/JPS60167391A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7817426B2 (en) | 2008-04-02 | 2010-10-19 | Tamura Corporation | Heatsink for heat-producing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6111478B2 (ja) | 1986-04-03 |
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