JPS60167144A - 情報記録担体の製造方法 - Google Patents

情報記録担体の製造方法

Info

Publication number
JPS60167144A
JPS60167144A JP2082384A JP2082384A JPS60167144A JP S60167144 A JPS60167144 A JP S60167144A JP 2082384 A JP2082384 A JP 2082384A JP 2082384 A JP2082384 A JP 2082384A JP S60167144 A JPS60167144 A JP S60167144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
information recording
recording carrier
thickness
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2082384A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Fujimori
藤森 良経
Osamu Sasaki
修 佐々木
Shiyuuichi Satou
佐藤 周逸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2082384A priority Critical patent/JPS60167144A/ja
Publication of JPS60167144A publication Critical patent/JPS60167144A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/0057Intermediate mediums, i.e. mediums provided with an information structure not specific to the method of reproducing or duplication such as matrixes for mechanical pressing of an information structure ; record carriers having a relief information structure provided with or included in layers not specific for a single reproducing method; apparatus or processes specially adapted for their manufacture

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ビデオディスク、デジタルオーディオディス
ク、ドキコメントファイルディスク等の情報記録担体の
製造方法に関するもので5%にディスク成形の際に硬く
、ミクロな形状変化のない複製型を用いることにより、
高性能な情報記録担体を再現゛住良く提供しようとする
ものである。
〔発明の技術的、背景とその問題点〕
従来、ビデオディスク、デジタルオーディオディスク、
ドキュメントファイルディスクなどの高密度情報メモリ
の分野では、光ディスクを得るために例えば表面に情報
記録に応じた凹凸が施されと酢酸ビニルの共重合体を圧
縮成形し、或いはアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂
を射出成形して、情報記録担体を製作している。これ等
の情報記録担体は、通常樹脂の軟化点或いは融点付近の
温度で高圧力下で成形されるため、成形の際、分子の流
動配向に伴なって生じる複屈折や複mm表面のサブミク
ロンサイズの凹凸信号の忠実な再現を同時に満足させる
には、高流動性、即ちメルトフローインデクスCMFI
値)が大きな樹脂で成形しなければならず、そのため熱
変形温度が琳いと云う欠点を持っていた。従って、従来
の圧縮成形成いは射出成形によって直接、複製型から光
ディスクを製造する方法は、熱変形温度とサブミクロン
サイズの信号の再現性、複屈折性とを同時に満足させる
ことは出来なかった。
熱変形温度を高くシ、サブミクロンサイズの信号の再現
性、複屈折性を同時に改善する方法として、光重合法に
よる2Pデイスクや熱重合法による注形ディスクが知ら
れている。このうち熱重合法によるものは、少くとも一
方の表面に記録情報に応じた凹凸が刻印されて成る2枚
の″&製屋を、ガスケットを介して対向させ、セルを構
成し、セル中に熱重合可能なモノマ或いはオリゴマを含
む液状樹脂を注入し、高温に昇温させて重合した後、冷
却させて光ディスクを製造するため、セルの耐熱性と重
合の過程で生じる複製型の形状変化が大きな問題であっ
た。即ち、所定の厚さの平担な情報記録担体を得るには
、対向したa製型がガスケットで隔てられ、かつセル全
域にわたって等間隔で配置されていなければならず、ま
たセルの耐熱性は、少くとも熱重合に要する温度よりも
高く、繰り返し使用に耐えるものでなければならない。
そのため、従来圧縮成形や射出成形で用いられてきた0
、2扉トーQ、 5關程度厚さの複H型、即ちスタンバ
を直接、或いは、ガラスや金属などの基材に接着などに
より一体化してセルを構成したものでは、問題を解決す
ることが出来ず、ガラス基板表面に直接、或いはガラス
基板上の金属薄膜に記録情報に応じた凹凸信号が刻印で
れたガラス製複製型を用いてセルを構成し、主にアクリ
ル系樹脂やジアリルグリコールビスカーボネート(CR
−39:ヒッッパーグ・プレートガラス・カンパニー社
登録商標)をセルキャスト重合成形していた。しかし複
製型にガラスを用いることは、複製型の複製が困難であ
り、多量の情報記録担体を形成することは困難であった
他方、光重合法による情報記録担体(光ディスク)では
、表面に記録情報に応じた凹凸が刻印された複製型と情
報記録担体用の基板を対向して配置する際、0.2〜Q
、51m1程度の厚さの複IR屋即ちスタンバは、ガラ
ス或いは金属の担持体に接着され、或いは多孔質部材上
に配置し、吸引支持するなどして成形に供している。し
かしスタンバが薄いため、裏面を部分的に吸引すると、
スタンバの吸引部と非吸引部に対応して情報記録担体に
凹凸が生じる。またスタンバの中心及び/或いは外周を
、他の回転式の押え治具を固定しようとすると、スタン
バに不要な応力が加わり、これが歪となって、得られる
情報記録担体表面には、マクロなうねりが生じ、いずれ
もエラー率など性能を劣化させる。
また接着によりガラス、金属などの担持体に一体化され
る場合には、上記の問題は解決される反面、成形を繰り
返す際に付着するスタンバ上の輻射線の作用により重合
可能な液状樹脂を洗浄により十分除去することができず
、エラー率などの性能を低下させると云う問題がbつた
〔発明の目的〕
本発明の目的は、熱変形温度が高く、複屈折性の小さい
サブミクロンサイズの凹凸信号の忠実な再現を達成し、
高性能な情報記録担体を得るための情報記録担体の製造
方法を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明者らは、上記目的を達成すべく、鋭意研究を重ね
た結果、表面に記録情報に応じた凹凸が/ 刻印された情報記録担体の製造方法において複製用型と
して厚さが1m11以上の金属型を用いてセルを構成す
ることによって、熱重合法では重合の過程で、ガスケッ
トで隔てられた対向した2枚の複製型が全域にわたって
等間隔で維持でき、かつ熱重合に要する温度より十分高
温にまで耐え得ると云う事実を見い出し、本発明を完成
した。また光重合法では、ガラスや金属の担持体に接着
することなしに複製型として重合成形に使用できるため
、かつ裏面の部分的な吸引などにより、複製型が形状変
形し得な−と云う事実を見い出し、本発明を完成した。
即ち本発明は、少くとも一方の表面に記録情報に応じた
凹凸が刻印された複製型を所定の情報記録担体の厚さよ
り若干大なる間隔を有して対向させ、前記2枚の複製型
間の空隙に熱重合可能なモノマ或いはオリゴマを含む液
状樹脂を注入し、熱重合を行う情報記録担体の製造方法
において、前記複製型として厚さ1iu+以上の金属型
を用いることを特徴とするものである。
更に本発明は、表面に記録情報に応じた凹凸が刻印され
た複製型と基板とを若干の空隙を隔てて対向させ、前記
空隙に輻射線の作用により重合可能なモノマ或いはオリ
ゴマを含む液状樹脂を注入し、光重合を行う情報記録担
体の製造方法において、前記複製型として厚さ1間以上
の金属型を用いることを特徴とするものである。
更に本発明は、表面の記録情報に応じた凹凸が刻印され
た複M型と凸面状に変形した基板とを空隙を介して対向
させ、前記複製型上に輻射線の作用により重合可能なモ
ノマ或いはオリゴマを含む液状樹脂を設けた後、前記凸
面状に変形した基板を、前記複製型に接近させつつ、曲
率を徐々に大きくしながら、前記液状fIi脂を押し広
げ、所定の平担な樹脂層厚にまで加圧し、光重合を行う
情報記録担体の製造方法において前記複製型として厚さ
1朋以上の金属型を用いることを特徴とするもので必る
用いる厚さ1朋以上の金属型とは、ニッケル。
けるものではなく、また金属型の形成法もメッキ切削等
、特に限定を受けるものではない。
用いる熱重合可能な液状樹脂とは、アクリル系樹脂、エ
ポキシ系樹脂、ジアリルグリコールビスカーボネートの
モノマ、オリゴマを含むことができる。
用いる輻射線の作用により重合可能な液状樹脂とは、低
分子のモノ、ジ、トリまたはテトラアクリル酸エステル
を含む。
低分子モノアクリル酸エステルとしては、例えば、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル
、アクリル酸ブチル、アクリル酸ヘギシル、アクリル酸
2エチルヘキシル等もしくはそれらの低重合体が、ジア
クリル酸エステルとしてはエチレングリコールジアクリ
レート、トリエチレングリコールジアクリレート等もし
くはそれらの低重合体が、トリアクリル酸エステルとし
ては、グリセリントリアクリレート等もしくはそれらの
低重合体が、テトラアクリル酸エステルとしては、エリ
トリトールテトラアクリレート等もしくはそれらの低重
合体が挙げられる。
また、本発明に係る輻射線の作用による重合可能な液状
樹脂は光増感剤を含むことができる。
光増感剤としては、例えば、ベンゾキノン、べ/シフエ
ノン、アントラキノン、2−エチルアントラキノン等を
挙げることが出来る。
更に本発明に係る輻射線の作用により重合可能な液状樹
脂は、その他、周知の稀釈剤、可塑剤等を含むことがで
きる。
輻射線の作用により重合可能な液状樹脂の重合後の厚み
は通常0.1〜500Rnとする。
本発明の情報記録担体において支持体とは有機材料、無
機材料を問うものでなく、熱重合の場合は透明で6りて
も不透明であっても構わないが厚さが均一で表面が十分
平担であれば特に限定を受けるものではない。他方、光
重合の場合は、透明でなければならないことは勿論であ
る。
次に本発明の情報記録担体を得る方法を図面を参照しな
がら説明する。
第1図は本発明/の情報記録担体の製造方法の一例を示
す熱重合前のセルの概念的断面図、第2図は熱重合時の
セルの概念的断面図、第3図は情報記録担体の構造の一
例を示す概念的断面図である。
第1図において1はその表面に記録情報に応じ凹凸が刻
印された複製型、即ちスタンバであり、2はその表面が
平担な複製型、即ちスタンバである。これらのスタンパ
1及び2は周囲をゴム製のリング状のガスケット3で隔
てられ対向してセル4が構成されている。このセル4中
には、熱重合可能な液状樹脂6が注入されており、ガス
ケット3によりセル外への樹脂の流出を防止している。
第2図において、セル4は重合温度付近に昇温しだ沿a
ls中に配置されている。重合成形の過程で生じる樹脂
6の収縮にもガスケット3が十分柔軟なため、スタンパ
1及び2間の間隔7を一定に保つことができる。第3図
において8は、表面にスタンパ1の凹凸と逆の形状を有
した情報記録担体で、中心には切削、溶断などにより中
心孔10が設けられている。
次に本発明の情報記録担体を得る他の方法を図面を参照
しながら説明する。第4図は本発明の情報記録担体の製
造方法の他の一例を示すもので、光重合のセルの概念的
断面図である。即ち、11は記録情報に応じた凹凸が刻
印された複製型、即ちスタンバであり、その中央部は中
心部に液状樹脂の注入孔12を有するセンタリング用軸
13により支持台14上に固定されている。15は多孔
質金属で成る支持基材であり、支持基材15の背面は、
真空ポンプ26(図示せず)に接続され、スタンバ11
を吸引している。また表面に記録情報に応じた凹凸が刻
印されて成るスタンバ11と対向して透明基板16が押
え板17に着脱自在に保持されており、前記押え板17
はエアーシリンダ18により上下動が可能に構成されて
いる。覆製時、透明基板16を、表面に記録情報に応じ
だ凹凸が刻印されて成るスタンパ11との間に、所定の
情報記録担体の厚さより若干厚い空隙19が生じるよう
にエアーシリンダ18を駆動し、その状態で注入孔12
より輻射線の作用により重合可能な液状樹脂、roを透
明基板16とスタンパエ1の両方に接するように加圧注
入する。前記空隙19に、一枚の情報記録担体を形成す
るに十分な液状樹脂20が注入された後、或いは注入が
完了する少し前に、エアーシリンダ18を駆動して、注
入された液状樹脂20を所定の情報記録担体の厚さまで
押圧する。前記抑圧により、一定の情報記録担体が形成
された後、透明基板16を通して、光重合のための輻射
線21が照射される。光重合の際、注入孔12の吐出口
22の液状樹脂20が重合し硬化してしまうと、連続し
て多数枚のレプリカ情報記録担体を複製することができ
なくなり、その為、中央吐出口22の部分を遮へい板2
3で遮5いし、輻射線が当たらないようにする。第5図
は、光重合法による情報記録担体の構造の一例を示す概
念的断面図で、表面にスタンバ11の凹凸と逆の形状を
有した情報記録担体24であシ、透明基板16の上に光
重合により硬化された表面に凹凸形状を持つ薄膜25が
積層されて構成されている。
第6−6図は本発明の情報記録担体の製造方法の他の一
例を示すもので光重合セルの概念的断面図である。即ち
11は記録情報に応じた凹凸が刻印された複製型、即ち
スタンパであり、多孔質金属で成る支持基材15上に置
かれている。支持基材15の背面は真空ボンダ26(図
示せず)に接続され、スタンバ11を吸引固着している
。また表面に凹凸が刻印されて成るスタンパ11と空隙
19を隔てて透明基板16が着脱自在に設けられる。透
明基板16は、背面を密閉された空気室27を隔てて上
部支持基板28に支持され、空気導入路29を通して圧
縮空気を導入することにより、球面状に変形される。ま
た上部支持基材28はエアシリンダ30により上下動が
可能に構成されている。あらかじめスタンパ11の中央
部に設けられた輻射線の作用により重合可能な液状樹脂
31に、球面状に変形した透明基板1Gを、液状樹脂3
1の一点と接触するまで降下させる。エアシリンダ30
により、更に透明基板16を降下させながら、空気導入
路29を開き、徐々に空気室27内の圧力を大気圧にも
どすことにより、透明基板16は、徐々に曲率を太きく
しながら、スタンバll上の液状樹脂31を、外周へ押
し広げてゆく。所定の高さまで降下した平担な透明基板
16を介して、輻射線32を照射することにより液状樹
脂31は、重合され、(第6−b図)次いでエアシリン
ダ30により透明基板16を上昇させればスタンパ11
より剥離され、第5図に示す如く、表面にスタンパ11
の凹凸と逆の形状を有した2層構造の情報記録担体が形
成される。
以下、本発明の情報記録担体の製造方法を実施例によっ
て説明する。
〔実施例1及び比較例〕 先ず、厚さ8朋、直径350韻のガラス基板に、蒸気塗
工により数Xの密着層を設け、更にその上にポジ型レジ
ストを860X厚に回転塗布した。変調されたレーザで
記録情報を記録した後、現像し凹凸形状を得た。次いで
スパッタリング法で厚さ630XのAu膜を設け、これ
を電極としてNi電鋳を行なった。Ni電鋳に用いたス
ルフアミノ酸ニッケル浴の組成は第1表の如くである。
Au膜の設けられたレジスト膜付ガラス基板を電鋳浴槽
内の回転陰極支持体に取り付け、陰極にはデボラライズ
・ニラ・ケルを使用し、回転陰極と陽極間に電鋳浴中の
液をポンプによって噴射しながら、最大18A/dゴの
一流密度で9時間、電鋳を行イs 厚G 2 ”のニッ
ケル層(マスタ・スタンノ<)を得た。得られたニッケ
ル層付ガラス基板を平面研削盤に取り付け、ダイヤモン
ド等の砥石を用いて、研削加工しNi層に鏡面研麿を施
した。次いでガラス基板からNi層をレジスト層を境に
剥離し、厚さ1,9朋のAu膜付NiマスタΦスタンバ
を形成した。このスタンパを第6図に示す如く押し広げ
方式の成形機に取シ付け、低分子のアクリル酸エステル
1.15111厚のアクリル注形板を用−て光重合成形
をくり返し、表′面にスタンパの凹凸形状と逆の凹凸形
状を持った厚さ1.2朋の情報記録担を100枚得九0 他方、比較例1として、厚さ0.270111111の
Au膜付Niマスタ・スタンパを使用し、同様な方法で
光重合成形を行い、厚さ1,21111の情報記録担体
を100枚得九0 更に他の比較例2として、厚さ0.270111のAu
膜膜付Niマスタススタンパ厚さ6闘の平担なガラス基
板でエポキシ樹脂を用いて裏打ちし、同様な方法で光重
合成形をくり返し、厚さ1.2龍の情報記録担体を10
0枚得九0なおスタンパは成形毎に洗浄した。
以上の本発明及び比較例に基すいて形成された情報記録
担体のエラー率を測定したところ、本発明による情報記
録担体は、1枚目もioo枚目も同一7′ 程度のエラー率で、その値は10 であった。他方0.
270111の厚さのスタンパを用いて形成した情報記
録担体は、多孔性金属より成る支持基材の影響から、ス
タンパに微少な変形が生じ、エラー率は5X10 であ
った。この方式で形成した情報記録担体は1枚目と10
0枚目にエラー率の差異は観察されなかった。
またガラス基板で裏打ちしたスタンパでは、一枚目のエ
ラー率が7 X 10−6と優れていたのに比べ洗浄に
よる接着層への悪影響のため成形枚数が増えるに従って
エラー率は増大し、100枚目では遂に5×10 にま
で減じた(第2表)。比較例1と同様に0.8酎のスタ
ンパで注形成形したところ、エラー率は改善されるもの
の不十分であった。
〔実施例2〕 実施例1と同様にして得られた表面に凹凸信号を有した
厚q 1.9iiのAu膜付Niマスタスタンパと無信
号の厚g1,9IIgのAu膜付マスタスタンパを、ゴ
ム製ガ・スケッピを隔てて対向させ、両スタンバの周辺
を固定し、セルを構成した。次いでセル中に熱重合可能
なアクリル系樹脂のモノマ、オリゴマを含む液状樹脂を
、気泡が入らないように注入した。セルを40℃の湯浴
中に設置後、浴温を128℃まで昇温させて重合させ、
室温まで徐冷させて厚さ1.2闘の情報記録担体を10
0枚得九0次に比較例としソ゛−厚さ0.270關のA
u膜付Niマスタ・スタンパを厚さ6 mの平担なガラ
ス基板にエポキシ樹脂を用いて接着し、表面に凹凸信号
を有した注形成形型を形成した。この成形型と平担な厚
さ6朋のガラス基板を、ゴム製ガスケットを隔てて対向
させ、セルを構成した。本発明方法と同様に、アクリル
系樹脂のモノマ・オリゴマを含む液状樹脂で注形成形を
くり返し、厚さ1.2朋の情報記録担体を10(1枚形
成した。本発明及び比較例による情報記録担体のエラー
率は第3表の如くであり、エポキシ樹脂で接着したセル
で得られた情報記録担体は、注型成形をくり返すうちに
3枚目から耐熱性と熱膨張、収縮のため、スパッタ表面
にしわが生じエラー率の測定に耐えず、1枚のスタンノ
(から多量の情報記録担体を複製することは困難であっ
た。
第 3 表 〔発明の効果〕 本発明の製造方法によれば、高性能な情報記録担体を容
易に製造することができ、かつスタンパの寿命も長く得
られる情報記録媒体は低エラー率の優れたものであった
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は、それぞれ本発明の一実施例である
情報記録担体及び製造工程を示す製造装置の一部断面正
面図で、このうち第1図は、注形成形セルに液状樹脂を
注入した状態を示し、第2図は湯浴中での熱重合の状態
を示し、第3図は注形成形によって形成された情報記録
担体の断面正面図を示す。第4僅及び第6図は光重合成
形法による製造工程を説明する製造装置の一部断面正面
図で、このうち第4図は、注入法により製造装置に液状
樹脂が注入された状態を示し、第6−a〜b図は、押し
広げ法により、液状樹脂が押し広げられ、光重合された
状態を示す。また第5図は、光重合法で得られた情報記
録担体の断面正面図である。 1.11・・・複M型(表面に凹凸信号のめるスタンパ
)、21・・・複製型(表面が平担なスタンパ)、3・
・・ガスケット、4・・・注形成形用セル、5・・・浴
槽、6・・・熱重合可能な液状樹脂、7・・・間隔、8
.24・・・情報記録担体、10・・・中心孔、12・
・・注入孔、13・・・センタリング用軸。 14・・・支持台、15・・・支持基材、16・・・透
明基板、17・・・押身板、18.30・・・エアーシ
リンダ、19・・・空隙、20.31・・・光重合可能
な液状樹脂。 21.32・・・輻射線、22・・・吐出口、23・・
・遮へい板、25・・・薄膜、26・・・真空ボンダ、
27・・・空気室、28・・・上部支持基材、29・・
・空気導入路。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名) 第1図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)表面に記録情報に応じた凹凸が刻印された情報記
    録担体の製造方法において、複製用型として厚さ1朋以
    上の金属型を用いたことを特徴とする情報記録担体の製
    造方法。 (2、特許請求の範囲第1項において、少くとも一方の
    表面に記録情報に応じた凹凸が刻印された複製型を、所
    定の情報記録担体の厚さよシ若千大なる間隙をガスケッ
    トにより保って対向させてセルを構成し、前記2枚の複
    製型間の空隙に、モノマ或いはオリゴマを含む液状樹脂
    を注入、熱重合を行う情報記録担体の製造方法において
    、前記複製型として厚さl顛以上の金属型を用いたこと
    を特報に応じた凹凸が刻印された複製型と透明基板とを
    、若干の空隙を隔てて対高すせ、前記空隙に輻射線の作
    用によシ重合可能なモノマ或いはオリゴマを含む液状樹
    脂を注入し輻射線を照射して光重合を行う情報記録担体
    の製造方法において、前記複製型として厚さ1龍以上の
    金属型を用いたことを特徴とする情報記録担体の製造方
    法。 (4)特許請求の範囲第1項において1表面に記録情報
    に応じた凹凸が刻印された複製型と凸面状に変形した透
    明基板とを空隙を介して対向させ前記複製型上に輻射線
    の作用により重合可能なモノマ或いはオリゴマを含む液
    状&J脂を設けた後、前記凸面状に変形した基板を、前
    記複製型に接近させつつ、曲率を徐々に大きくシ、前記
    液状樹脂を押し広げ、所定の平担な樹脂層厚にまで加圧
    し光重合を行う情報記録担体の製造方法において、前記
    複製型として厚さ1 mm以上の金属型を用いたことを
    特徴とする情報記録担体の製造方法。
JP2082384A 1984-02-09 1984-02-09 情報記録担体の製造方法 Pending JPS60167144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2082384A JPS60167144A (ja) 1984-02-09 1984-02-09 情報記録担体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2082384A JPS60167144A (ja) 1984-02-09 1984-02-09 情報記録担体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60167144A true JPS60167144A (ja) 1985-08-30

Family

ID=12037755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2082384A Pending JPS60167144A (ja) 1984-02-09 1984-02-09 情報記録担体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60167144A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4727833A (en) * 1985-11-18 1988-03-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Sealing structure of cylinder head cover
WO2003096332A1 (en) * 2002-05-09 2003-11-20 Tdk Corporation Stamper sticking method and device, and multi-layer recording medium
WO2003096333A1 (fr) * 2002-05-09 2003-11-20 Tdk Corporation Procede et dispositif de fabrication d'un support d'enregistrement multicouche et support d'enregistrement multicouche

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4727833A (en) * 1985-11-18 1988-03-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Sealing structure of cylinder head cover
WO2003096332A1 (en) * 2002-05-09 2003-11-20 Tdk Corporation Stamper sticking method and device, and multi-layer recording medium
WO2003096333A1 (fr) * 2002-05-09 2003-11-20 Tdk Corporation Procede et dispositif de fabrication d'un support d'enregistrement multicouche et support d'enregistrement multicouche

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1152941A (en) Process for making discs
JPS6251725B2 (ja)
JPS62144919A (ja) マトリツクス
WO1996036046A1 (fr) Disque optique et procede de fabrication
JPS60167144A (ja) 情報記録担体の製造方法
JPH08221812A (ja) 多層光記録媒体の製造方法及びその装置
JP2001234383A (ja) スタンパーの製造方法
JPH02192045A (ja) 光ディスク基板の製造方法
JPS59180801A (ja) スタンパ用のデイスクの製造方法
JPH0259044B2 (ja)
JPH01301880A (ja) 光ディスク基板用スタンパーの製造方法
JPH03225646A (ja) スタンパの製造方法
JPH03293107A (ja) 光デイスクの製造方法及びその金型
JPS62192947A (ja) 光デイスクの複製方法
AU536709B2 (en) Process for making discs
JPS58177536A (ja) 記録盤
JPH0917045A (ja) 光記録媒体製造用マザースタンパー
JPH024042B2 (ja)
JPH0379774B2 (ja)
JPH01150515A (ja) 光ディスク基板の製造装置
JPS60151851A (ja) 光デイスク基板の複製法
JPH02198808A (ja) 情報記録媒体用基板の製造方法及び情報記録媒体用基板の注型成形装置
JPH03235233A (ja) 情報記録媒体用基板の成形用ロール型の製造方法及びそれを用いた情報記録媒体用基板の製造方法
JP3018470B2 (ja) スタンパの製造方法
JPH02310027A (ja) 情報記録媒体用スタンパーの製造方法