JPS6016690B2 - 油入ブツシング - Google Patents

油入ブツシング

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Publication number
JPS6016690B2
JPS6016690B2 JP1903478A JP1903478A JPS6016690B2 JP S6016690 B2 JPS6016690 B2 JP S6016690B2 JP 1903478 A JP1903478 A JP 1903478A JP 1903478 A JP1903478 A JP 1903478A JP S6016690 B2 JPS6016690 B2 JP S6016690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
bushing
filled
voltage
filled bushing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1903478A
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English (en)
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JPS54113094A (en
Inventor
巌 大島
茂 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油入ブッシングに係り、特に直流電圧に対し耐
電圧の高い改良した油入ブツシングに関するものである
例えば変圧器用ブツシングのように大気中からタンク内
油中に貫通する部分に用いられる一般油入プッシングの
構造は中心導体の周囲に絶系談紙層と金属はくを交互に
多層に巻きつけその外側に接地される筒状の支持金具を
配置しその上下から気中がし、管と油中がい管をかぶせ
て内部に絶縁油を満したものである。金属はくの各層は
同D円筒状のコンデンサコーを形成し夫々ほぼ等しい静
電容量をもつように鞄方向には〈の長さを順次変化させ
て各絶縁紙層に加わるストレスを均一化し、印加電圧に
対し所要の耐電圧特性をもたせている。ところで近年直
流送電の実用化に″もない変換用変圧器や平滑リアクト
ルに用いるブツシングとして直流線路に使用する油入ブ
ツシングが必要になった。
しかし一般に交流電圧が材料の誘電率の逆比で分布する
に対し直流電圧は材料の抵抗比で分布するのでブッシン
グのように絶縁沿面を有する横造のものにおいても交流
と直流では電圧分布に違いが生じる。従ってこの電圧分
布の違いから従来の油入ブッシングを直流線路に使用し
た場合耐電圧が著しく低下しそのまま使用することはで
きない。本発明は上記の点に鑑み成されたもので、交流
電圧は勿論直流電圧に対しても耐電圧が高く安定した絶
縁性能を有する油入ブッシングを提供することを目的と
する。以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する
第1図において、1は絶縁油が満されたタンク、1 1
はタンク11こ取着され大気中からタンク内油中に貫通
する油入ブッシングである。油入ブッシング11は図示
しないが内部に中心導体とその周囲に絶縁紙層と金属は
くを交互に多層に巻きつけて形成されたコンデンサコー
ンを有し、その外側にタンク1に固定される大地電位の
取付金具12とその上下に気中がし・管13油中がし、
管14を設けて密封され、気中がし、管の上部に設けた
コンサべ−サ15から・内部に絶縁油が充てんされる。
中心導体(図示せず)の上部はコンサベータ16に設け
た外部端子16に接続され中心導体の下部は下方に伸び
る絶縁リード線17に接続されている。以上は従来の一
般油入ブツシングと同一構造であるが本発明においては
さらに絶縁リード線17のブッシングから引出された部
分に油浸プレスボードなどから成る夫々異径のキャップ
状バーリャ21,22,23を向D‘こ設けその頭部を
油中がし、管14の端面と絶縁された止め金具18との
間にはさみ込んで固定し、かつ各バーリヤ21,22,
23の円筒部長さを最内側すなわち高圧側のバーリャ2
1を最も長くしその外側のバーリャ22,23を順次短
くしたものである。また高圧側のバーリャ21‘ま絶縁
リード線17を包囲するように最も長く形成される。こ
のような構成において直流電圧が印加されると油浸バー
リャと絶縁油の抵抗比は50〜100と著しく大きいた
め印加電圧の大部分がバーリヤに加わることになるが「
絶縁油の絶縁耐力(3〜歌V/脇)に対しバーリャの絶
縁耐力(100〜13皿V/側)が著しく高いので全体
の絶縁耐力が向上する。
その上各バーリャは内側(高圧側)のものほど長くした
ことにより電位分布が均一化されかつ絶縁沿面距離が長
くなり絶縁耐力をさらに高めることができる。発明者は
第2図aおよびbに示すブッシングモデルを用い直流電
圧の電位分布を実験により求めた。図aは油入ブツシン
グの油中側端部に絶縁リード線17と同心に3個の油浸
バーリャ21,22,23を設けたものを油中に配置し
たときの電位分布を示し、また図bは油入ブッシングの
油中側端部に通常のしや綴りング竃9を設けたものを油
中に配置したときの電位分布を示す。このモデルによる
実験結果からバーリヤを設けたことによりバーリャが無
い場合より直流電圧が約2倍に達することが判った。な
おインパルス耐電圧は上記直流電圧場合のような顕著な
効果はないが約30%向上した。上記のように本発明に
よれば油入ブツシングの油中がい管端部から絶縁リード
線側にこのリード線を同0にとり囲む複数個のキャップ
状バーリャを設けたことにより直流耐電圧が著しく向上
し直流線路に用いる油入ブッシングとして安定した絶縁
性能が得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第【図は本発明による油入ブッシングの一実施例を示す
全体図、第2図aおよびbは本発明油入ブツシングおよ
び一般油入ブツシングのモデルによる直流電圧分布の実
験結果を示す説明図である。 11…細入ブツシング、14・・・油中がし、管、17
…絶縁リード線、21,22,23・・・キャップ状バ
ーリャ。 第1図 第2図【仇 第2図【5′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 大気中からタンク内油中に貫通しかつ油中側端部に
    絶縁リード線が接続された油入ブツシングにおいて、こ
    の油入ブツシングの油中がい管端部から絶縁リード線側
    にこのリード線を同心にとり囲む夫々異径の複数個のキ
    ヤツプ状バーリヤを設けこのバーリヤの円筒部長さが最
    内側のものが長くその外側のものが順次短く形成されて
    いることを特徴とする油入ブツシング。
JP1903478A 1978-02-23 1978-02-23 油入ブツシング Expired JPS6016690B2 (ja)

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JP1903478A JPS6016690B2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23 油入ブツシング

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JP1903478A JPS6016690B2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23 油入ブツシング

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Publication Number Publication Date
JPS54113094A JPS54113094A (en) 1979-09-04
JPS6016690B2 true JPS6016690B2 (ja) 1985-04-26

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ID=11988149

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1903478A Expired JPS6016690B2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23 油入ブツシング

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6218627B1 (en) * 1998-02-04 2001-04-17 Hitachi, Ltd. Bushing

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JPS54113094A (en) 1979-09-04

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