JPS6016637A

JPS6016637A - 梁材

Info

Publication number: JPS6016637A
Application number: JP12237783A
Authority: JP
Inventors: 小杉　昭一
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-07-07
Filing date: 1983-07-07
Publication date: 1985-01-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は梁材に保つ、特に木造建築物の床組等に適用さ
れる梁材に関する。

従来、木造建築物の二階等の床組においては松、米松、
栂等の木材からなる梁が使用されている。

このような木材は、乾燥等により伸縮や曲がり等の狂い
が生じやすい性質を有するため、これら木材の経年的な
狂いにより、室内のふすまや扉等にがたつきが生じてし
まうという欠点を有している・しかも、上記のような木
材の狂いは、各木拐によって異なるため、使用木材の選
別に高度な技術と経験が必要とされるという欠点をも有
する。

また、床組を組立てる際に梁を組合わせる必要があるが
、第１図および第２図に示すように、各染料／、／に仕
掛けや取合仕口等の複雑な工作を行なう必要があるため
、高度な技術が必要とされ、梁の組立て作業に非常に手
間がかかるという欠点を有している。

また、従来木材からなる梁を補強するため一部に鋼材を
用いることがあるが、木材部分に無理が生じるという問
題があり、梁材に全面的に鋼材を使用するということは
行なわれていなかった。

本発明は上記欠点に鑑みてなされたもので、経年的な狂
いが生じにくくかつ組立てが容易な梁材を提供すること
を目的とするものである。

上記目的を達成するため本発明に係る梁材は１型鋼材に
より形成され、この梁材の両端部および両側部の複数個
所に取付板を固着してなり、上記取付板同士をボルトに
より連結して梁の組立てを行なうようにしたことをその
特徴としている。

以下、本発明の実施例を第３図乃至第７図を参照して説
明する・第３図は本発明の一実施例を示したもので、梁材／は工
型鋼材で形成されており、この梁材／の両端部には、取
付板、２ａ、、２ａが溶接等により固着されている。こ
の取付板、２ａには、２個の取付孔３，３．・・・が穿
設されるとともに、両側縁部に複数の突部１ａ、弘ａ、
・・・が形成されている。また、梁材／の両側部には、
上記梁材／の両端部に固着された取付板２ａと同様な取
付板２１）　、　、２　ｔ）。

・・が、梁材／の長手方向に一定間隔を有するように固
着されている。この数例板、ｚｂの突部≠ｂ。

≠Ｏ１・・・は上記取付板！ａの突部ｇａと組合うよう
に形成され、数例板２ｂの裏面の取付孔３部分には、そ
れぞれナツトが溶接等により固着されている。さらに、
梁材／の上面および下面には、複数のボルト孔５．ｊ、
・・・が穿設されてい°る。

本実施例においては、上記梁材／の側部に固着された取
付板２ｂは、その間隔ｌが約ｑＯｃｍｃ３尺）とされて
おり、梁材ｌの高さは２０ｃｍに設定されている。なお
、この梁材／は第Ｖ図に示すように、用途に応じて高さ
を乙に形成してもよい。

上記梁材／を使用して組立てを行なう場合は、第５図に
示すように一方の梁材／の端部取付板２ａと、他方の梁
材／′の側部取付板２ｂとを合わせ、この両取付板Ｊａ
、２ｂの突部Ｆａ、ψｂを係合させる。そして、上記端
部取付板２ａの裏面側から両取付板２　ａ　、　２　’
Ｄの各取付孔３，３にボルト６を挿通させ、上記側部取
付板２ｂに固着されたナツト７に螺合させることにより
締伺は固定される。このとぎ、上記両突部＜Ｚａ、≠０
の保合により、各梁材／がずれることはない。このよう
にして複数の梁材／を適宜組合わせて、ボルト締めを行
なうことにより容易に床組’４ｆ’＜組立てることがで
きる。

また、梁材ｌの長さは第６図に示す長さＬが約／ｇＯｃ
ｍ　（を尺）、２７０ｃｍ（り尺）、３６０　ｃｍ　（
／ｕ尺）、ｔ／Ｌｊ０６ｎ（／！ｉ尺）等になるように
設定され、このように長さの異なる梁材／を各種準備す
ることにより・多種にわたる組合わせが可能となり、し
かもこれら梁＠ｌを規格化することにより、大量生産が
可能となる。

上記のように組立てられた梁材／は、第６図に示すよう
に木材の柱♂に直接ボルトにより取付けることができ、
また、第７図に示すように、上立柱りが数句けられた台
輪１０を梁材／の上面に載置し、この梁＠ｌの上面に設
けられたボルト孔に挿入されるボルトｌｌにより台輪ｉ
ｏを取付けることもできる。さらに、下立柱／、２の上
端面に梁材／を載置し、断面形状り字状を有する固定金
具１３を、梁材／および下立柱／コにボルト／ｌＩによ
り締め伺は固定することにより下立柱ｌ−２に取付ける
ことができる。

したがって本実施例においては、ボルトの締め伺けによ
り容易に梁材ｌを組立てることができ、しかも柱等の水
制にも容易に取付けることｉ＝可口目となる・以上述べたように本発明に係る梁材は、型層１により形
成され、この梁材の両端部および両ｔｌｌｌ音すの複数
個所に取付板を固着してなり、上記梁材の取付板同士を
ボルトにより連結して梁の組立てを行なうように構成し
たので、木材による梁と比較して曲がりや伸縮等の変形
が生じにくく、し力・も、梁材の組立てを行なう際に仕
口工作等の１乍業力二不要となり、ボルトの締め付けの
みで容易Ｖこ糸は立てることが可能となる。また、柱等
は通常の木材を使用し、梁材部分は表面に表われ安いの
で美観１を損ガうこともない等積々の効果ｒ奏するＯ

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は従来の梁材の組合わせ部分を示す
それぞれ斜視図、第３図り土木発明の一実施例を示す斜
視図、第Ｖ図は本発明の他の実施ｆｌｌを示す一部の斜
視図、第５図は梁材の連結状態を示す一部の断面図、第
６図および紀７図は梁材の組合わせ例を示すそれぞれ斜
視図である。／・・・梁材、コ・・・数例板、３・・・取付孔、≠・
・・突・部、！・・・ボルト孔、６．／／、／’ｌ・・
・ボルト、７・・・ナツト、ざ・・・柱、？・・・上支
柱、１０・・・台輪、／２・・・下立柱、１３・・・固
定金具。出願人代理人　猪　股　清隼’”’　８２ｍ躬６図筋７目

Claims

【特許請求の範囲】ｌ）木造建築物の床組等に使用される梁材において、こ
の梁材を型鋼材により形成し、この梁材の両端部および
両側部の複数個所に複数の取付孔が穿設された取付板を
固着してなり、上記梁材の取付板同士を上記取付孔に嵌
挿されるボルトで連結することにより梁の組立てを行な
うようにしたことを特徴とする梁材。、２）上記型鋼材を工型鋼としたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の梁材。