JPS6016595B2 - 世界時計 - Google Patents
世界時計Info
- Publication number
- JPS6016595B2 JPS6016595B2 JP51158447A JP15844776A JPS6016595B2 JP S6016595 B2 JPS6016595 B2 JP S6016595B2 JP 51158447 A JP51158447 A JP 51158447A JP 15844776 A JP15844776 A JP 15844776A JP S6016595 B2 JPS6016595 B2 JP S6016595B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- local standard
- daylight saving
- city
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G9/00—Visual time or date indication means
- G04G9/0076—Visual time or date indication means in which the time in another time-zone or in another city can be displayed at will
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は夏時間修正機能を具有する世界時計に関する。
夏時間とは、周知の如く、夏季の一定期間、日照時間を
有効に活用するため、標準時より例えば1時間進めるこ
とをいい、現在、アメリカ、イギリス連邦の一部等に於
いて全国的にあるいは地域的に採用されているものであ
る。複数個の地方標準時を表示する機能を有する従来の
世界時計に於いて、夏時間を表示させるには各地方標準
時を表示する時点毎に夏時間表示機能を動作させる制御
信号を発生させるための人為的操作例えばスイッチの押
圧操作を強いられていた。
有効に活用するため、標準時より例えば1時間進めるこ
とをいい、現在、アメリカ、イギリス連邦の一部等に於
いて全国的にあるいは地域的に採用されているものであ
る。複数個の地方標準時を表示する機能を有する従来の
世界時計に於いて、夏時間を表示させるには各地方標準
時を表示する時点毎に夏時間表示機能を動作させる制御
信号を発生させるための人為的操作例えばスイッチの押
圧操作を強いられていた。
しかしながら、既述の如く地球上の各地城では夏時間を
実施するか否か、又実施期間がそれぞれ異なっている為
各地方標準時を知りたふ、時点毎に、上述の如き人為的
操作を強いられるのは不便窮まりないものであった。
実施するか否か、又実施期間がそれぞれ異なっている為
各地方標準時を知りたふ、時点毎に、上述の如き人為的
操作を強いられるのは不便窮まりないものであった。
本発明は、各地方標準時設定毎に夏時間を表示させるか
否かを予め指定することができ、一旦、外部スイッチ操
作によりこの指定を行った後は、各地方標準時設定毎に
、自動的に夏時間表示若しくは通常地方標準時(夏時間
修正を施されていない地方標準時)の表示を指定通り行
う機能を付加することにより、前述の従来装置の欠陥を
克服し、使用容易な夏時間機能を具備した世界時計を提
供することを企図したものである。
否かを予め指定することができ、一旦、外部スイッチ操
作によりこの指定を行った後は、各地方標準時設定毎に
、自動的に夏時間表示若しくは通常地方標準時(夏時間
修正を施されていない地方標準時)の表示を指定通り行
う機能を付加することにより、前述の従来装置の欠陥を
克服し、使用容易な夏時間機能を具備した世界時計を提
供することを企図したものである。
更に、本発明は現在指定されている地方標準時が夏時間
表示か否かを表示させることをも目的とし、使用者に便
宜たらしめるものである。以下、添付図面に従い、本発
明の一実施例について説明する。
表示か否かを表示させることをも目的とし、使用者に便
宜たらしめるものである。以下、添付図面に従い、本発
明の一実施例について説明する。
第1図は、本発明の全体の構成を示すブロック図である
。同図において1は一定周波数の基準パルス信号を発生
する基準発振器であり、該発振器1から送出されるパル
ス信号は分周器2で所望の周波数(例えばlpulse
/sec)に分周され計時・演算回路3に送出される。
計時・演算回路3は例えば時、分、秒の計時回路と加算
回路により構成されており、その計時内容はデコーダ・
ドライバ4を介して表示装置5に表示されるようになっ
ている。6は制御回路で前記計時・演算回路3の計数動
作を制御する役割を担っている。
。同図において1は一定周波数の基準パルス信号を発生
する基準発振器であり、該発振器1から送出されるパル
ス信号は分周器2で所望の周波数(例えばlpulse
/sec)に分周され計時・演算回路3に送出される。
計時・演算回路3は例えば時、分、秒の計時回路と加算
回路により構成されており、その計時内容はデコーダ・
ドライバ4を介して表示装置5に表示されるようになっ
ている。6は制御回路で前記計時・演算回路3の計数動
作を制御する役割を担っている。
また7はワンショット・マルチであり、地方標準時選択
スイッチS,の1回の押圧操作により一定のパルス幅の
パルス信号を1発地城選択回路8及び後述する夏時間制
御回路11を送出する。地域選択回路8は例えばシフト
レジス夕で構成されており所定の回数、前記スイッチS
,を操作することにより所望の都市の地方標準時(都市
アドレス)が指定され、各都市のアドレス信号を夏時間
制御回路11及び時差記憶回路9に送出する。時差記憶
回路9は例えば東京を基準にした予め記憶されている時
差情報を前記地域選択回路8からの出力信号を受けて前
記計時・演算回路3に時差補正信号を送出し、計時・演
算回路3の計時内容を時差に応じて補正する。10はワ
ンショット・マルチであり、夏時間設定用スイッチS2
の1回の押圧操作により一定のパルス信号を1発夏時間
制御回路11に送出し、スイッチS,の操作で選択され
ている都市に夏時間をセット或いはセットされている夏
時間を解除する。
スイッチS,の1回の押圧操作により一定のパルス幅の
パルス信号を1発地城選択回路8及び後述する夏時間制
御回路11を送出する。地域選択回路8は例えばシフト
レジス夕で構成されており所定の回数、前記スイッチS
,を操作することにより所望の都市の地方標準時(都市
アドレス)が指定され、各都市のアドレス信号を夏時間
制御回路11及び時差記憶回路9に送出する。時差記憶
回路9は例えば東京を基準にした予め記憶されている時
差情報を前記地域選択回路8からの出力信号を受けて前
記計時・演算回路3に時差補正信号を送出し、計時・演
算回路3の計時内容を時差に応じて補正する。10はワ
ンショット・マルチであり、夏時間設定用スイッチS2
の1回の押圧操作により一定のパルス信号を1発夏時間
制御回路11に送出し、スイッチS,の操作で選択され
ている都市に夏時間をセット或いはセットされている夏
時間を解除する。
前記夏時間制御回路11は、前記スイッチS2によって
設定された状態を記憶保持し、この設定状態に応じて前
記計時・演算回路3を制御するもので、例えば第2図に
示す構成をなしている。12は夏時間表示機能セット・
リセット記憶回路で各部市に対応してフリップフロツプ
FF,〜FF6が設けられている。
設定された状態を記憶保持し、この設定状態に応じて前
記計時・演算回路3を制御するもので、例えば第2図に
示す構成をなしている。12は夏時間表示機能セット・
リセット記憶回路で各部市に対応してフリップフロツプ
FF,〜FF6が設けられている。
このフリツプフロツプFF,〜FF8は入力信号の立上
りで反転動作するもので、上記選択回路8の都市アドレ
スに対応して設けられたアンドゲートG,〜○8を介し
てワンショット・マルチ10からのパルス信号が送られ
ており、各フリップフロップFF,〜FF8はスイッチ
S2の操作でセット或いはリセットされる。各フリップ
フロップのセット出力信号は夫々前記選択回路8の都市
アドレスに対応して設けられたアンドゲートG,′〜G
8′を介してオアゲート13に送られている。オアゲー
ト13の出力信号はシフトレジスター4、EX(イクス
クル−シプ)オアゲート15、アンドゲート16及び前
記デコーダ・ドライバ4に送られると共にィンバータ1
7を介してアンドゲート18に送られている。前記シフ
トレジスター4は、オアゲート19を介して送られるワ
ンショット・マルチ7,10からのパルス信号の立上り
に応じてシフト動作する2ビット構成のシフトレジスタ
で、前記オアゲート13の出力を記憶しスイッチS,,
S2の次の操作に応じてEXオアゲート15に送出する
ものである。前記オアゲート19からのパルス信号は前
記アンドゲート16,18に夫々送られており、アンド
ゲート16はオアゲート13から信号出力があり且つシ
フトレジスター4から信号出力がない場合信号を出力し
、またアンドゲート18はオアゲート13から信号出力
がなく且つシフトレジス夕14から信号出力がある場合
信号を出力する。これらの出力信号は夫々十1指令信号
、一1指令信号として前記計時・演算回路に送られ、夏
時間のセット・リセットを伴なう時刻の補正を行うもの
である。以上の構成に基づき本発明に係る世界時計装置
の動作について説明する。
りで反転動作するもので、上記選択回路8の都市アドレ
スに対応して設けられたアンドゲートG,〜○8を介し
てワンショット・マルチ10からのパルス信号が送られ
ており、各フリップフロップFF,〜FF8はスイッチ
S2の操作でセット或いはリセットされる。各フリップ
フロップのセット出力信号は夫々前記選択回路8の都市
アドレスに対応して設けられたアンドゲートG,′〜G
8′を介してオアゲート13に送られている。オアゲー
ト13の出力信号はシフトレジスター4、EX(イクス
クル−シプ)オアゲート15、アンドゲート16及び前
記デコーダ・ドライバ4に送られると共にィンバータ1
7を介してアンドゲート18に送られている。前記シフ
トレジスター4は、オアゲート19を介して送られるワ
ンショット・マルチ7,10からのパルス信号の立上り
に応じてシフト動作する2ビット構成のシフトレジスタ
で、前記オアゲート13の出力を記憶しスイッチS,,
S2の次の操作に応じてEXオアゲート15に送出する
ものである。前記オアゲート19からのパルス信号は前
記アンドゲート16,18に夫々送られており、アンド
ゲート16はオアゲート13から信号出力があり且つシ
フトレジスター4から信号出力がない場合信号を出力し
、またアンドゲート18はオアゲート13から信号出力
がなく且つシフトレジス夕14から信号出力がある場合
信号を出力する。これらの出力信号は夫々十1指令信号
、一1指令信号として前記計時・演算回路に送られ、夏
時間のセット・リセットを伴なう時刻の補正を行うもの
である。以上の構成に基づき本発明に係る世界時計装置
の動作について説明する。
本装置は、一例として東京を含めて8都市の地方標準時
及び夏時間の表示ができ東京の地方標準時を基準として
各都市の地方標準時の時差補正ができるように構成され
ており、その時差は、第4図に示す通りである。第4図
のうち時差の欄において、例えばニューヨーク:−14
とあるのは、東京の地方標準時に比してニューヨークの
それは1岬時間、遅れていることを意味する。さて、基
準発振器1で発生された一定周波数の基準パルス信号は
、分周器2により所望の周波数(lpulse/sec
)に分周し、時間信号として計時・演算回路3に送出す
る。該計時・演算回路3は夏時間修正(夏時間表示の指
定あるいは該指定の解除)を行わず時差補正のみを行う
世界時計として本装置が機能している間は、制御回路6
の管制下にある。即ち、複数の都市の地方標準時を選択
して表示させたい場合には、地方標準時選択スイッチS
,を所定の回数だけ押圧操作を行うと、ワンショット・
マルチ7から該スイッチS,の操作回数に相当する個数
の出力パルス信号が発生し、このパルス信号は、地域選
択回路8に入力され、入力パルスの数だけ、各都市の地
方標準時に対応するビットの指定位置がシフトされ、所
望の都市の地方標準時(都市アドレス)が指定され、且
次のパルス信号がワンショツト・マルチ7から出力され
るまで、該都市アドレスを記憶し、同時に時差記憶回路
9に対し該都市アドレスに従って時差補正を行うように
出力信号を送出する。この出力信号を受けた時差記憶回
路9は、該都市アドレスに従い、予め記憶されている時
差だけ補正すべく時差補正信号を出力し、計時・演算回
路3で今まで表示されていた(都市アドレス変更前の)
時刻に前記時差を加算し、デコーダ・ドライバ回路4を
介して表示装置5に選択された都市の地方標準時が表示
される。上記内容を第3図及び第4図を基にして具体例
を説明する。第3図において、61は指定都市表示部で
8都市が選択的に表示されるように8箇の表示素子から
なる。52は指定地方標準時表示部であり、7セグメン
トからなる時表示部53、分表示部54、秒表示部55
、時・分区切り表示部56から構成されている。
及び夏時間の表示ができ東京の地方標準時を基準として
各都市の地方標準時の時差補正ができるように構成され
ており、その時差は、第4図に示す通りである。第4図
のうち時差の欄において、例えばニューヨーク:−14
とあるのは、東京の地方標準時に比してニューヨークの
それは1岬時間、遅れていることを意味する。さて、基
準発振器1で発生された一定周波数の基準パルス信号は
、分周器2により所望の周波数(lpulse/sec
)に分周し、時間信号として計時・演算回路3に送出す
る。該計時・演算回路3は夏時間修正(夏時間表示の指
定あるいは該指定の解除)を行わず時差補正のみを行う
世界時計として本装置が機能している間は、制御回路6
の管制下にある。即ち、複数の都市の地方標準時を選択
して表示させたい場合には、地方標準時選択スイッチS
,を所定の回数だけ押圧操作を行うと、ワンショット・
マルチ7から該スイッチS,の操作回数に相当する個数
の出力パルス信号が発生し、このパルス信号は、地域選
択回路8に入力され、入力パルスの数だけ、各都市の地
方標準時に対応するビットの指定位置がシフトされ、所
望の都市の地方標準時(都市アドレス)が指定され、且
次のパルス信号がワンショツト・マルチ7から出力され
るまで、該都市アドレスを記憶し、同時に時差記憶回路
9に対し該都市アドレスに従って時差補正を行うように
出力信号を送出する。この出力信号を受けた時差記憶回
路9は、該都市アドレスに従い、予め記憶されている時
差だけ補正すべく時差補正信号を出力し、計時・演算回
路3で今まで表示されていた(都市アドレス変更前の)
時刻に前記時差を加算し、デコーダ・ドライバ回路4を
介して表示装置5に選択された都市の地方標準時が表示
される。上記内容を第3図及び第4図を基にして具体例
を説明する。第3図において、61は指定都市表示部で
8都市が選択的に表示されるように8箇の表示素子から
なる。52は指定地方標準時表示部であり、7セグメン
トからなる時表示部53、分表示部54、秒表示部55
、時・分区切り表示部56から構成されている。
なお、前記時・分区切り表示部56は午前・午後の表示
を行うもので、例えば1方が点灯状態にあれば午前、両
方が点灯状態にあれば午後を表示しているものである。
さて、今、前記スイッチS,により東京の地方標準時が
選択されているものとする。この時、指定都市表示部5
1には東京の箇所が連続的に点燈し、指定地方標準時表
示部52には基準となる東京の地方標準時が表示される
。次に、ホノルルの地方標準時を指定する場合について
考える。ホノルルの地方標準時は東京の地方標準時に対
して1甥時間遅れているので5時間進めればよい。即ち
、東京からホノルルに都市アドレスが前記スイッチS,
により変更された場合には、時差記憶回路9からは、こ
の場合5発のパルスを加算する命令信号が送出され、計
時・演算回路3において、東京地方標準時に対し、5時
間進められる。従って、東京の地方標準時が例えば午後
5時であった場合表示部5にはホノルルの地方標準時が
午後1餌時と表示される。同様にして、ホノルルからニ
ューョ−クに都市アドレスを変更する場合には、まずホ
ノルルからサンフランシスコに、更にサンフランシスコ
からニューヨークへと地方標準時の時差補正を行うよう
に地域選択回路8の都市アドレスの指定順序に従い、該
回路9から、最初に2発(ホノルルからサンフランシス
コへの変更)、次に3発(サンフランシスコからニュー
ヨーク)パルスが出力され、5時間の時差補正がなされ
、ニューヨークの地方標準時が後前3時と表示されるの
である。次に夏時間を指定する場合について述べる。
を行うもので、例えば1方が点灯状態にあれば午前、両
方が点灯状態にあれば午後を表示しているものである。
さて、今、前記スイッチS,により東京の地方標準時が
選択されているものとする。この時、指定都市表示部5
1には東京の箇所が連続的に点燈し、指定地方標準時表
示部52には基準となる東京の地方標準時が表示される
。次に、ホノルルの地方標準時を指定する場合について
考える。ホノルルの地方標準時は東京の地方標準時に対
して1甥時間遅れているので5時間進めればよい。即ち
、東京からホノルルに都市アドレスが前記スイッチS,
により変更された場合には、時差記憶回路9からは、こ
の場合5発のパルスを加算する命令信号が送出され、計
時・演算回路3において、東京地方標準時に対し、5時
間進められる。従って、東京の地方標準時が例えば午後
5時であった場合表示部5にはホノルルの地方標準時が
午後1餌時と表示される。同様にして、ホノルルからニ
ューョ−クに都市アドレスを変更する場合には、まずホ
ノルルからサンフランシスコに、更にサンフランシスコ
からニューヨークへと地方標準時の時差補正を行うよう
に地域選択回路8の都市アドレスの指定順序に従い、該
回路9から、最初に2発(ホノルルからサンフランシス
コへの変更)、次に3発(サンフランシスコからニュー
ヨーク)パルスが出力され、5時間の時差補正がなされ
、ニューヨークの地方標準時が後前3時と表示されるの
である。次に夏時間を指定する場合について述べる。
夏時間を予め設定するにはスイッチS,を既述の如く所
望の地方標準時(都市アドレス)を指定すべく、所定の
回数だけ該スイッチS,の押圧操作を行い地域選択回路
8に該都市アドレスを記憶させると共に、夏時間設定用
スイッチS2の押圧操作により、ワンショツト・マルチ
10からパルス信号(以下、セットデリセット信号と呼
ぶ)が出力され、指定された該都市アドレスに対応する
夏時間表示機能セット・リセット記憶回路12内のフリ
ップフロップに記憶される。上述の方法で例えばホノノ
し′し及びロンドンに夏時間が設定されている場合に、
都市アドレスの指定を東京からホノルルに変更した場合
について考えてみる。
望の地方標準時(都市アドレス)を指定すべく、所定の
回数だけ該スイッチS,の押圧操作を行い地域選択回路
8に該都市アドレスを記憶させると共に、夏時間設定用
スイッチS2の押圧操作により、ワンショツト・マルチ
10からパルス信号(以下、セットデリセット信号と呼
ぶ)が出力され、指定された該都市アドレスに対応する
夏時間表示機能セット・リセット記憶回路12内のフリ
ップフロップに記憶される。上述の方法で例えばホノノ
し′し及びロンドンに夏時間が設定されている場合に、
都市アドレスの指定を東京からホノルルに変更した場合
について考えてみる。
現在、東京が通常時間に都市アドレスを指定されている
から、端子Aに2値論理の論理“1”信号が入力され、
端子B〜日は論理“0”状態にある(以下、単に“1”
、“0”として表現する)。
から、端子Aに2値論理の論理“1”信号が入力され、
端子B〜日は論理“0”状態にある(以下、単に“1”
、“0”として表現する)。
この時、夏時間表示機能セットデリセツト回路1 2の
フリツプフロツプFF,は“0”、FF2,FF5が“
1”、FF3,FF4,FF6〜FF8は“0”状態に
ある。そこで、2ビットのシフトレジスタ14のこの時
点における状態が2ビットとも“0”状態であるとする
と、東京に都市アドレスが指定されている場合は、上述
の如くFF,が“0”状態のままだから、アンドゲート
G,′の出力は“0”状態を維持し、他のアンドゲート
G2′〜G8′の出かま、当然、“0”であるからオア
・ゲート13の出力は“0”状態のままであり、シフト
レジス夕14の状態も変化しないから、従ってEXオア
ゲート15の出力も“0”、故にアンドゲート16,1
8の出力は“0”状態を維持し、十1時間あるいは一1
時間の時刻修正信号は、発せられることがない。次に、
都市アドレスの指定を東京からホノルルに変更すると、
ゲート○2′の出力のみが“1”となり、他のゲートG
,′,G3′〜G8′の出力は“0”で、オアゲート1
3の出力は“1”となり、またオアゲート19からのシ
フト制御信号によりシフトレジスタ14の内容が、1桁
目が“1”、2桁目が“0”、(即ち「10」の状態)
となり該シフトレジスター4は“0”を出力する。
フリツプフロツプFF,は“0”、FF2,FF5が“
1”、FF3,FF4,FF6〜FF8は“0”状態に
ある。そこで、2ビットのシフトレジスタ14のこの時
点における状態が2ビットとも“0”状態であるとする
と、東京に都市アドレスが指定されている場合は、上述
の如くFF,が“0”状態のままだから、アンドゲート
G,′の出力は“0”状態を維持し、他のアンドゲート
G2′〜G8′の出かま、当然、“0”であるからオア
・ゲート13の出力は“0”状態のままであり、シフト
レジス夕14の状態も変化しないから、従ってEXオア
ゲート15の出力も“0”、故にアンドゲート16,1
8の出力は“0”状態を維持し、十1時間あるいは一1
時間の時刻修正信号は、発せられることがない。次に、
都市アドレスの指定を東京からホノルルに変更すると、
ゲート○2′の出力のみが“1”となり、他のゲートG
,′,G3′〜G8′の出力は“0”で、オアゲート1
3の出力は“1”となり、またオアゲート19からのシ
フト制御信号によりシフトレジスタ14の内容が、1桁
目が“1”、2桁目が“0”、(即ち「10」の状態)
となり該シフトレジスター4は“0”を出力する。
従ってEXオアゲート15が“1”を出力してアンドゲ
ート16のみが“1”を出力し、この十1時間の時刻修
正信号たる“1”信号が前記計時・演算回路3に送出さ
れ、通常の時差補正に加えて更に夏時間の時差を修正さ
せ表示部52に表示される。また上述のオアゲート13
の出力が“1”状態にあるからデコーダ・ドライバ4を
介して指定都市表示部51のホノルルに対応する表示素
子を点滅表示し、ホノルルに現在夏時間表示が設定され
ていることを表示する。更に都市アドレスの指定をホノ
ルルからロンドンに変更した場合も同様にして、先ずサ
ンフランシスコが指定されたときシフトレジスタ14の
内容が「01」となり、この結果アンドゲート18から
−1時間の時差修正信号が出力されて夏時間を設定され
ていないサンフランシスコの現在時間が東京を基準にし
て正常な時差を考慮した時間として一時的に表示部52
に表示される。次にニューヨークが指定されると、ニュ
ーヨークも夏時間が設定されていないからオアゲート1
3からの出力はなく、シフトレジスタ14の内容が「0
0」となり、したがって両アンドゲート16,18の出
力はともに“0”であり、表示部52には東京を基準に
したニューヨークの現在時間が表示される。次にロンド
ンを指定すると、ロンドンは夏時間が設定されているの
で、オアゲート13から信号“1”が出力されてシフト
レジスター4の内容が「10」となる。この結果アンド
ゲート16から十1時間の時差修正信号が出力されて、
表示部52には東京を基準にした時差に夏時間を1時間
更に加算した時間が表示され、またオアゲート13から
“1”信号がデコーダ・ドライバ4へ送出され、前記表
示部31のロンドンの都市名の該当箇所の表示素子が点
滅表示し、夏時間表示がなされていることを表示する。
即ち、上記夏時間制御回路11は一度各地方標準時設定
(都市アドレスの指定)毎に夏時間表示機能のセット若
しくはリセットを行えば、それ以降は前記回路12の各
フリップフロップに記憶された都市アドレス指定毎の夏
時間表示機能のセット・リセット信号によりオアゲート
13に、現在選択されている地方標準時が夏時間表示で
あるか否かを出力する。
ート16のみが“1”を出力し、この十1時間の時刻修
正信号たる“1”信号が前記計時・演算回路3に送出さ
れ、通常の時差補正に加えて更に夏時間の時差を修正さ
せ表示部52に表示される。また上述のオアゲート13
の出力が“1”状態にあるからデコーダ・ドライバ4を
介して指定都市表示部51のホノルルに対応する表示素
子を点滅表示し、ホノルルに現在夏時間表示が設定され
ていることを表示する。更に都市アドレスの指定をホノ
ルルからロンドンに変更した場合も同様にして、先ずサ
ンフランシスコが指定されたときシフトレジスタ14の
内容が「01」となり、この結果アンドゲート18から
−1時間の時差修正信号が出力されて夏時間を設定され
ていないサンフランシスコの現在時間が東京を基準にし
て正常な時差を考慮した時間として一時的に表示部52
に表示される。次にニューヨークが指定されると、ニュ
ーヨークも夏時間が設定されていないからオアゲート1
3からの出力はなく、シフトレジスタ14の内容が「0
0」となり、したがって両アンドゲート16,18の出
力はともに“0”であり、表示部52には東京を基準に
したニューヨークの現在時間が表示される。次にロンド
ンを指定すると、ロンドンは夏時間が設定されているの
で、オアゲート13から信号“1”が出力されてシフト
レジスター4の内容が「10」となる。この結果アンド
ゲート16から十1時間の時差修正信号が出力されて、
表示部52には東京を基準にした時差に夏時間を1時間
更に加算した時間が表示され、またオアゲート13から
“1”信号がデコーダ・ドライバ4へ送出され、前記表
示部31のロンドンの都市名の該当箇所の表示素子が点
滅表示し、夏時間表示がなされていることを表示する。
即ち、上記夏時間制御回路11は一度各地方標準時設定
(都市アドレスの指定)毎に夏時間表示機能のセット若
しくはリセットを行えば、それ以降は前記回路12の各
フリップフロップに記憶された都市アドレス指定毎の夏
時間表示機能のセット・リセット信号によりオアゲート
13に、現在選択されている地方標準時が夏時間表示で
あるか否かを出力する。
そして今回の地方標準時が選択される直前(前回)の地
方標準時が夏時間表示か否かを記憶しているシフトレジ
スタ14の出力と前記オアゲート13の出力から、前回
が通常時刻で今回も通常時刻指定であるか、あるいは前
回が夏時間表示指定で今回も夏時間表示指定であればア
ンドゲート16,18のいずれからも信号は出力されず
地方標準時の時差の修正だけが計時・演算回路3で行わ
れ、夏時間の為の時差修正は行われない。また前回が通
常時刻で今回が夏時間指定であれば、夏時間の為の時刻
修正(十1時間)が行われ、前回が夏時間指定で、今回
が通常時刻指定ならば、一1時間の時刻修正がなされる
ようオアゲート15及びアンドゲート16,18により
判別され、該計時・演算回路3に時刻修正(十1時間、
若しくは−1時間)信号が送出される。現在、通常時刻
指定か、あるいは夏時間指定からゲート13により判別
し、前者の場合は、運綴点燈表示、後者の場合は、点滅
表示する如く、該ゲートの出力信号によりデコーダ・ド
ライバ4に指令する。かくして選択された各地方標準時
(都市アドレス)指定毎に、一度設定された夏時間表示
機能のセットあるいはリセットに従い自動的に指定した
時刻表示(通常時刻表示あるいは夏時間表示)を行うの
である。
方標準時が夏時間表示か否かを記憶しているシフトレジ
スタ14の出力と前記オアゲート13の出力から、前回
が通常時刻で今回も通常時刻指定であるか、あるいは前
回が夏時間表示指定で今回も夏時間表示指定であればア
ンドゲート16,18のいずれからも信号は出力されず
地方標準時の時差の修正だけが計時・演算回路3で行わ
れ、夏時間の為の時差修正は行われない。また前回が通
常時刻で今回が夏時間指定であれば、夏時間の為の時刻
修正(十1時間)が行われ、前回が夏時間指定で、今回
が通常時刻指定ならば、一1時間の時刻修正がなされる
ようオアゲート15及びアンドゲート16,18により
判別され、該計時・演算回路3に時刻修正(十1時間、
若しくは−1時間)信号が送出される。現在、通常時刻
指定か、あるいは夏時間指定からゲート13により判別
し、前者の場合は、運綴点燈表示、後者の場合は、点滅
表示する如く、該ゲートの出力信号によりデコーダ・ド
ライバ4に指令する。かくして選択された各地方標準時
(都市アドレス)指定毎に、一度設定された夏時間表示
機能のセットあるいはリセットに従い自動的に指定した
時刻表示(通常時刻表示あるいは夏時間表示)を行うの
である。
以上、本発明の一実施例について詳細に述べた如く、夏
時間制御回路11を付加したことにより、各地方標準時
(都市アドレス)指定毎に夏時間を表示させるか否かを
予め指定しておくことが可能であり、また一度、各地方
標準時指定毎に夏時間表示させるか否かを指定すれば、
それ以降は記憶された指定に基づいて自動的に各地方標
準時(都市アドレス)指定毎に夏時間表示若しくは通常
地方標準時の表示を指定適切こ行わせることができ、更
には、現在、指定されている地方標準時が夏時間表示か
否かを表示することができる等、従来のこの種の時計装
置の欠陥を完全に解消し、優れた効果を発揮するもので
ある。
時間制御回路11を付加したことにより、各地方標準時
(都市アドレス)指定毎に夏時間を表示させるか否かを
予め指定しておくことが可能であり、また一度、各地方
標準時指定毎に夏時間表示させるか否かを指定すれば、
それ以降は記憶された指定に基づいて自動的に各地方標
準時(都市アドレス)指定毎に夏時間表示若しくは通常
地方標準時の表示を指定適切こ行わせることができ、更
には、現在、指定されている地方標準時が夏時間表示か
否かを表示することができる等、従来のこの種の時計装
置の欠陥を完全に解消し、優れた効果を発揮するもので
ある。
第1図は、本発明の全体の構成を示すブロック図、第2
図は、第1図中の夏時間制御回路の一実施例を示す回路
図、第3図は表示装置の表示部を示す図、第4図は東京
を基準とした各都市の時差を示す図である。 1……基準発振器、2……分周器、3……計時・演算回
路、4・…・・デコーダ・ドライバ、5・・・…表示装
置、7,10・・・・・・ワンショツト・マルチ、8・
・…・地域選択回路、9・・…・時差記憶回路、11・
・・・・・夏時間制御回路、S.・・・・・・地方標準
時選択スイッチ、S2…・・・夏時間設定用スイッチ、
14・・・…シフトレジスタ、12……夏時間表示機能
セット・リセツト回路、51・・・・・・指定都市表示
部、52・・・・・・指定地方標準時表示部。 第1図 第2図 第3図 第4図
図は、第1図中の夏時間制御回路の一実施例を示す回路
図、第3図は表示装置の表示部を示す図、第4図は東京
を基準とした各都市の時差を示す図である。 1……基準発振器、2……分周器、3……計時・演算回
路、4・…・・デコーダ・ドライバ、5・・・…表示装
置、7,10・・・・・・ワンショツト・マルチ、8・
・…・地域選択回路、9・・…・時差記憶回路、11・
・・・・・夏時間制御回路、S.・・・・・・地方標準
時選択スイッチ、S2…・・・夏時間設定用スイッチ、
14・・・…シフトレジスタ、12……夏時間表示機能
セット・リセツト回路、51・・・・・・指定都市表示
部、52・・・・・・指定地方標準時表示部。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 複数の都市のうち1つの都市を選択手段で順次選択
し、選択された都市の現在時刻を順次切換表示するよう
にした世界時計において、上記複数の都市夫々に対応し
て設けられ夏時間を表示するか否かの設定情報を記憶す
る複数の記憶手段と、上記選択手段で上記複数の都市の
うち1つの都市が選択された際に選択された都市に対応
する記憶手段の設定情報に応じて夏時間もしくは標準時
を表示させる表示制御手段とを具備したことを特徴とす
る世界時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51158447A JPS6016595B2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 世界時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51158447A JPS6016595B2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 世界時計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5382462A JPS5382462A (en) | 1978-07-20 |
| JPS6016595B2 true JPS6016595B2 (ja) | 1985-04-26 |
Family
ID=15671949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51158447A Expired JPS6016595B2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 世界時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016595B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60228985A (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-14 | Union Eretsukusu Kk | 世界旅行時計 |
| DE3814353A1 (de) * | 1988-04-28 | 1989-11-09 | Thomson Brandt Gmbh | Elektrischer wecker |
-
1976
- 1976-12-28 JP JP51158447A patent/JPS6016595B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5382462A (en) | 1978-07-20 |
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