JPS60165241A - 不織布コ−テイング突板の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建築の造作部材又は家具・キャビネット等の外
装施工時に用いられる不織布コーチイン脂系塗料を塗布
して構成される不織布コーティング突板の製造方法に関
するものである。

前記の如き不織布コーティング突板は、造作部材及び家
具・キャビネット等の基材に防湿防水機能を付与し、同
時に低級材料基材を高級化したり、又基材の曲面に貼着
し得る点よりして従来より周知に属するが、従来方法、
即ち不織布片面への樹脂系塗料のコーティング→不織布
他面の突板への接着→突板他面への樹脂系塗料の塗布だ
けで得られたものでは、突板の亀裂防止、また仕上げ工
程において手数を要し、美観の点よりして、未だ充分と
はいえ難いものであった。

本願発明は斜上の点に着目して成されたもので、即ち本
発明の目的は、不織布コーティング突板本来の機能を有
することは勿論のこと、突板の亀裂防止、突板自体の薄
さによるコスト安、仕上げ工程におけるサンダーかけの
簡略化、これがために美観が得られ、更に品質の均一化
、加工の容易性よりして充分なる満足を得られる不織布
コーティング突板の製造方法を提供するにある。

次に前記の目的を達成し得る本発明方法の一実施例を、
添付図面と共に詳細に説明する。

添付図面は不織布コーティング突板の断面説明図で、■
は不織布（例えば商標名バイリーン、バネロン等）■は
樹脂系塗料（例えばウレタン系）■は樹脂系接着剤（例
疋ばポリエステル系）■は厚さ０．２５ｍｍ程度の突板
（例えば桧材の）■は樹脂系塗料による着色又は無色透
明の表面被膜（例えばポリエステル系）が示されている
。

そして不織布■の表面に樹脂系塗料をコーティングする
ことにより接着剤耐性のための被膜が形成され、突板■
の裏面に樹脂系接着剤■により不織布■が接着され、突
板■の表面に樹脂系塗料による着色又は無色透明の表面
被膜−■が形成され、又熱圧が施されることは、従来手
段と同様であるが、本発明においては熱圧後に次の如き
工程が加えられている。

即ち表面被膜■に、サンダー→目止め・着色→乾燥→サ
ンダー→塗料塗布（被膜形成）→乾燥→サンダー加工が
加えられ、最終的にＱ、　３　ｍｍ厚程度の不織布コー
ティング突板が得られる。

斜上のように成る本発明方法により得られた製品は従来
のこの種の突板より突板目体の厚さを薄き突板の利用が
得られ、全体として薄厚で美観を有し、本来の機能、即
ちこれを造作部材及び家具働キャビネット等の基材に貼
着した場合における該基材の防湿防水の付与、低級材料
基材の高級化、基材曲面への貼着等を得られるのみなら
ず、突板の亀裂防止、コスト安、仕上げ工程の簡略化、
品質の均一化、加工の容易性等従来方法製品では得られ
なかった利点が得ら０るものである。

【図面の簡単な説明】

図面は不織布コーティング突板の断面説明図である。 ■・・・・・・不織布、■・・・・・・被膜、■・・・
・・・接着剤、■・・・・・・突板、■・・・・・・表
面被膜。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 不織布の表面に樹脂系塗料を塗布して被膜を形成する第
   １工程と、突板の裏面に樹脂系接着剤を介して不織布を
   接着する第２工程と、突板の表面に樹脂系塗料を塗布し
   て着色又は無色透明の表面被膜を形成する第３工程と、
   これを熱圧する第４工程と、表面被膜にサンダー−目止
   め・着色→乾燥→サンダーー塗料塗布による被膜形成→
   乾燥→サンダーとの仕上げによる第５工程との結合工程
   を特徴とする不織布コーティング突板の製造方法。