JPS60164905A - 磁気ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は磁気ヘッドに係シ、さらに詳しくは磁気ヘッド
装置への取付けを容易にした磁気ヘッドに関するもので
ある。

〔従来技術〕

一般に磁気ヘッドはシールドケースの内部に磁気コアを
収容した構造を有し、シールドケースに形成された取付
は用脚部を磁気ヘッド装置側の取り付は部材に固定する
ことにより磁気ヘッド装置に取シ付けられる。このよう
な磁気ヘッドの従来の取付は構造を第１図に示す。

同図に示すように従来の磁気ヘッド１においては、磁気
コア２がシールドケース（以下ケースと略称する）３内
に収容され、この磁気コア２に巻回された図示していな
い巻線と接続された外部端７−４がケース３の外側に臨
凍されている。そしてこのケース３には装置本体へ取り
付けるだめの脚部５が折曲した状態で設けられており、
この脚部には透孔６が形成されている。

一方同図において符号８で示すものは取付はアームで、
磁気ヘッド装置本体９側の取付は部材であり、Ｌ字形状
に形成され、屈曲部近傍に形成された透孔８ａを介して
、磁気ヘッド装置本体・９上に設けられた円筒状の支持
部１０とこれに軸承される軸１１により磁気ヘッド装置
本体９上に回動自在に軸支されている。

壕だ取付はアーム８の図中右側の端部に形成されだ透孔
８ｂと磁気ヘッド装置本体９上の数句はアーム８近傍に
設けられた軸１２との間にはコイルバネ１３が張架され
ておシ、このコイルバネ１３の付勢力により取付はアー
ム８は図中反時計方向に付勢されている。

さらに取付はアーム８の図中左側の先端部にはタップが
切られた不図示の透孔が形成されており、磁気ヘッド１
の脚部５を透孔６を介してビス７を取り付はアーム８の
透孔に締めイ」けることによシ、磁気ヘッド１は取り付
はアーム８に取り付けられる。

従って磁気ヘッド１は取付はアーム８を介して磁気ヘッ
ド装置９上に回動自在にかつ反時計方向に付勢されて設
けられ、図中左側に配置される不図示の磁気記録媒体に
対して磁気コア２の磁気ギャップの臨む摺動面が圧接さ
れる。

ところで以−Ｆのような従来の磁気ヘッドの取付は構造
においては締め利は用のビス７を介して取付けを行なう
構造であるので、このビスを要するとともに取付はアー
ム８側の取付は用の透孔にタップを切ることを必要とし
、また組み立てにおいてこのビスの締め付は作業を必要
とする。この締め付は作業は磁気ヘッド装置の小型化に
伴い、非較的困難で時間がかかるものとなっている。

すなわち従来の磁気ヘッドにあっては取付は構造が複雑
で、取付は作業が困難で時間がかがりコスト高となる欠
点があった。

〔目　的〕

本発明は以−トのような従来の欠点を除去するためにな
されたもので、簡単で安価な構造によシ磁気ヘッド装置
本体に簡単に短時間で取付けできる磁気ヘッドを提供す
ることを目的としている。

〔実施例〕

以下、図面に示す実施例に基づいて、本発明の詳細な説
明する。

第２図及び第３図は本発明の一実施例を説明するもので
第１図と同一部分あるいは相当する部分には同一符号を
付し、その説明は省略する。

本実施例においては第２図に示すように磁気ヘッド１の
ケース３の折曲した脚部５の下面には、ポリアセタール
変形ＰＰＯ、ＰＰＳ、ナイロン等のエンジニアリングプ
ラスチック等からなる取付は補助部材（以下補助部材と
略称する）１４が一体的に突設されている。この補助部
材１４は取付はアーム８に設けられた透孔８ｃの内周よ
りわずかに小さい外周を有し、取付はアーム８の肉厚と
ほぼ等しい長さを有する軸部１５と、これに連層する膨
出部１６とから構成されている。この膨出部１６の先端
側はアーム８の透孔８ｃへの嵌入全容易にするために、
テーパー面として形成されており、さらにとの膨出部１
６の先端側がら軸部１５に力・けて断面がくさび状の切
欠部１７が穿設されている。

第３図は本実施例の磁気ヘッド１を数句はアーム８に取
シ付けた状態を示すものであって、磁気コア２をケース
３内に収容した磁気ヘッド１は、その脚部５の裏面に一
体的に突設された補助部材１４を取付はアーム８に設け
られた透孔８ｃ中に圧入することによって取付はアーム
８に取υ付けられる。

この場合に補助部材１４はエンジニアリングプラスチッ
ク等から形成されており、さらにその膨出部１６の先端
はテーパー面として形成され、かつ切欠部１７が設けら
れていることがら、押圧力を加えることにより補助部材
１４はその膨出部１６を弾性変形させて容易にアーム８
の透孔８ｃ中に嵌入される。アーム８の裏面で膨出部１
６が自由状態に戻りアーム８の透孔８ｃよシ径が大きく
なるので、この補助部材１４によって磁気ヘッド１は堅
固に取付はアーム８に取付けられ、磁気ヘッド装置本体
に装着される。

本実施例は以上のように構成されているため、ビス等を
用いることなく磁気ヘッドを取付はアームを介して装置
本体へ取シ付けるｈとができる。

ところで、以上の実施例にあっては、補助部材１４の形
状を膨出部１６の断面を台形状とし、かつ膨出部１６か
ら軸部１５にかけてくさび状の切欠部１７を形成したも
のとして例示したが、たとえば第４図（ａ）　、　ＣＩ
））及び（Ｃ）に示すように取付は部材１４を中空に形
成し、それぞれの膨出部１６の断面形状を（ａ）台形状
、（１））円形状及び（ｃ）ダイヤ状等の他の形状とし
ても同様な効果が得られる。

〔効　果〕

以上の説明から明らかなように、本発明の磁気ヘッドに
よればケースのイ、栽気ヘッド装置への取付は部に、磁
気ヘッド装置側の取付は部の透孔に圧入嵌合される取付
、け補助部材’ｚ一体に突設した構造を採用しているた
め、磁気ヘッドを取り付けるだめのビスが不要となυ、
このビス締付けの工程を省くことができ、かつ取付はア
ームには雫に透孔を形成するたけでよくタップを切る必
要がないので、安価で簡単な構造により短時間に磁気ヘ
ッドを容易に装置本体へ取り付けることができるという
優れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来構造を説明する要部斜視図、第２図及び第
３図は本発明の一実施例を説明′するもので第２図は縦
断面図、第３図は取り付は状態を説明する斜視図、第４
図（ａ）　、　（ｂ）　、　（Ｃ）はそれぞれ本発明に
よる取付は補助部材の他の構造例を説明−する縦断面図
である。 １・・・磁気ヘッド　２・・４１コア ３　シールドケース　４・・・端子 ５・・・脚部　７・ビス ８・・・取付はアーム　８ｃ　・透孔 ９・・磁気ヘッド装置本体 １４・・・取付は補助部材１５・・軸部１６・・膨出部 特許出願人　キャノン電子　株式会社 第１図 １４　１ｂ　ｌ’／　ｌｂ　１４１６　１７第３図 第４図 （ａ）　（ｂ） （Ｃ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■）ケース内に磁気コアを収容した磁気ヘッドにおいて
   、ケースの磁気ヘッド装置への取付は部に、磁気ヘッド
   装置側の取付は部の透孔に圧入嵌合される取付は補助部
   材を一体に突設したことを特徴とする磁気ヘッド。 ２）前記補助部材は、先端部に前記透孔の径よりも径の
   大きな膨出部を有する突出部であることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項に記載の磁気ヘッド。