JPS60164168A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS60164168A JPS60164168A JP2101584A JP2101584A JPS60164168A JP S60164168 A JPS60164168 A JP S60164168A JP 2101584 A JP2101584 A JP 2101584A JP 2101584 A JP2101584 A JP 2101584A JP S60164168 A JPS60164168 A JP S60164168A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- heat
- transfer member
- heat transfer
- corrosion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F19/00—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
- F28F19/02—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、瞬間湯沸器、給湯機、暖房器などに使用され
る金属製伝熱部材より成る熱交換器に関するものである
。
る金属製伝熱部材より成る熱交換器に関するものである
。
従来例の構成とその問題点
従来の瞬間湯沸器に使用されている熱交換器を第1図に
示す。同図に示す通り熱交換器は燃焼室を内部に設けた
ドラム1と熱交換される水が通過する熱交換チー−ブ2
とドラム1の上部に設けられた吸熱フィン3よりなる銅
に船なとの溶融メッキを施した金属製伝熱部材より構成
されている。
示す。同図に示す通り熱交換器は燃焼室を内部に設けた
ドラム1と熱交換される水が通過する熱交換チー−ブ2
とドラム1の上部に設けられた吸熱フィン3よりなる銅
に船なとの溶融メッキを施した金属製伝熱部材より構成
されている。
この構成に於いて、燃焼排ガス接触側、特にドラム1と
熱交換チューブ2との接触部、或いは吸熱フィン3と熱
交換チー−ブ2との接触部なとの低温部では、燃焼排カ
ス中に含まれるNOX 。
熱交換チューブ2との接触部、或いは吸熱フィン3と熱
交換チー−ブ2との接触部なとの低温部では、燃焼排カ
ス中に含まれるNOX 。
SOX、Co、Co2 、水蒸気なとか凝縮し酸となり
、前記溶融金属メッキや母料金属である銅を腐蝕させる
という問題があった。
、前記溶融金属メッキや母料金属である銅を腐蝕させる
という問題があった。
このような腐蝕によって、炭酸鉛、硝酸鉛、塩基性炭酸
鉛、緑青なとの腐蝕生成物が多量に生し、これらの腐蝕
生成物が吸熱フィン3に堆積して杖カスの流を阻害して
不完全燃焼を引き起こしたり、熱交換効率を著しく低下
させたりするとともに、剥離して粉状となって落下し、
FJA MB器か設置された周囲を汚染させるため衛生
上も好ましいものではなかった。
鉛、緑青なとの腐蝕生成物が多量に生し、これらの腐蝕
生成物が吸熱フィン3に堆積して杖カスの流を阻害して
不完全燃焼を引き起こしたり、熱交換効率を著しく低下
させたりするとともに、剥離して粉状となって落下し、
FJA MB器か設置された周囲を汚染させるため衛生
上も好ましいものではなかった。
又、腐蝕の進行によってドラム1や吸熱フイ/3に穴が
あくなとの問題も発生し、安全」二も好ましくない。
あくなとの問題も発生し、安全」二も好ましくない。
これを防止するために塗料を用いて伝熱部材表面にコー
ティングしたものがある。ポリアミドイミド樹脂をバイ
ンターとする塗料によるコーティング層の耐熱性は28
0C程度であり、第1図に示す熱交換器の実使用温度が
250°C以下であるため問題はないか、何らかの原因
で熱交換器が異常に温度上昇すると前記塗料によるコー
チインク層は熱分解し、剥離するなとの問題を有する。
ティングしたものがある。ポリアミドイミド樹脂をバイ
ンターとする塗料によるコーティング層の耐熱性は28
0C程度であり、第1図に示す熱交換器の実使用温度が
250°C以下であるため問題はないか、何らかの原因
で熱交換器が異常に温度上昇すると前記塗料によるコー
チインク層は熱分解し、剥離するなとの問題を有する。
さらにコーチインク層が剥離すれは、その部分は前述の
腐蝕が発生ずるという問題を有する。
腐蝕が発生ずるという問題を有する。
発明の目的
本発明はかかる従来−の問題を解消するものであって、
燃焼排カスが溶解した酸性の結露水による熱交換器の腐
蝕を防止するとともに熱交換器か異常に温度」二昇した
際のコーチインク層の密着性劣化、剥離を防止し、熱交
換器の耐久性、信頼性の向上を図ることを目的とする。
燃焼排カスが溶解した酸性の結露水による熱交換器の腐
蝕を防止するとともに熱交換器か異常に温度」二昇した
際のコーチインク層の密着性劣化、剥離を防止し、熱交
換器の耐久性、信頼性の向上を図ることを目的とする。
発明の構成
この目的を達成するために本発明は、燃焼室を内部に形
成したドラムと熱交換チー−ブと吸熱フィンよりなる金
属製伝熱部材表面に、ポリアミドイミド樹脂とA I2
O3、S iC、ステンレス粉末の少なくとも1種以」
二の無機質粉末とリン酸カルシウムを主成分とするガラ
スフリットよりなるコーティング層を形成したものであ
る。
成したドラムと熱交換チー−ブと吸熱フィンよりなる金
属製伝熱部材表面に、ポリアミドイミド樹脂とA I2
O3、S iC、ステンレス粉末の少なくとも1種以」
二の無機質粉末とリン酸カルシウムを主成分とするガラ
スフリットよりなるコーティング層を形成したものであ
る。
この構成によって、金属の高温酸化や酸性結露水による
アタックを完全に防止することができ、腐蝕によってお
こる不完全燃焼、熱交換効率の低下、腐蝕生成物の飛散
、落下による周囲の汚染が防止できるとともに、異常加
熱により熱交換器が300°C以上に加熱されてもコー
ティング層中のカラスフリットの軟化、溶融による接着
効果によりコーチインク層の密着性低下、剥離を防止す
ることかできる。
アタックを完全に防止することができ、腐蝕によってお
こる不完全燃焼、熱交換効率の低下、腐蝕生成物の飛散
、落下による周囲の汚染が防止できるとともに、異常加
熱により熱交換器が300°C以上に加熱されてもコー
ティング層中のカラスフリットの軟化、溶融による接着
効果によりコーチインク層の密着性低下、剥離を防止す
ることかできる。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について第2図により説明する
。同図においで4か燃焼室を内部に形成したトラム、吸
熱フィ′/、熱交換チューフを構成するための金属製伝
熱部材であ−)で、表面にコーティング層5か設けられ
ている。
。同図においで4か燃焼室を内部に形成したトラム、吸
熱フィ′/、熱交換チューフを構成するための金属製伝
熱部材であ−)で、表面にコーティング層5か設けられ
ている。
このコーティング層5はポリアミドイミド(もj脂をバ
インダーとし、これにAl2O3,SiC,ステンレス
粉末なとの耐蝕性、耐熱性、熱伝導性に優れた無機質粉
末5aと低融点のリン酸カルシウムを主成分とするカラ
スフリット5bを添加した塗料を加熱硬化させることに
より形成される。
インダーとし、これにAl2O3,SiC,ステンレス
粉末なとの耐蝕性、耐熱性、熱伝導性に優れた無機質粉
末5aと低融点のリン酸カルシウムを主成分とするカラ
スフリット5bを添加した塗料を加熱硬化させることに
より形成される。
この構成において、第1図に示す熱交換器のドラム1内
の燃焼室下部に配置されたガスバーナ(図示せず)が燃
焼した際、ドラム1、吸熱フィン3が熱交換チー−ブ2
内を流れる水によって部分的に冷却され、これらの表面
に結露する。この結露の際燃焼排カス中に含まれるNO
X、SOX 。
の燃焼室下部に配置されたガスバーナ(図示せず)が燃
焼した際、ドラム1、吸熱フィン3が熱交換チー−ブ2
内を流れる水によって部分的に冷却され、これらの表面
に結露する。この結露の際燃焼排カス中に含まれるNO
X、SOX 。
CO,CO2などが溶解し、濃縮されて腐蝕性の強い、
例えばHNO3などの酸性結露水を生成する環境になる
とともに、吸熱フィン3の先端部においては250’C
程度の温度になり、水蒸気など燃焼排カスによる高温酸
化を受ける。
例えばHNO3などの酸性結露水を生成する環境になる
とともに、吸熱フィン3の先端部においては250’C
程度の温度になり、水蒸気など燃焼排カスによる高温酸
化を受ける。
この場合、金属製伝熱部材4の表面に形成しているコー
ティング層5が緻密であるため酸性結露7し小1−斗
ノ ’//7ゝ閤仄出八 U巨l 尤F#+L−FZy
L 叔できるとともに、コーティング層5自身酌酸性に
優れているため、劣化もなく優れた耐蝕性を実現するこ
とかでき、腐蝕か原因で発生する不完全燃焼を防止する
ことかできる。
ティング層5が緻密であるため酸性結露7し小1−斗
ノ ’//7ゝ閤仄出八 U巨l 尤F#+L−FZy
L 叔できるとともに、コーティング層5自身酌酸性に
優れているため、劣化もなく優れた耐蝕性を実現するこ
とかでき、腐蝕か原因で発生する不完全燃焼を防止する
ことかできる。
また、コーティング層中には、耐熱性、熱伝導性に優れ
たAl2O3,Sic’、ステンレス粉末などの無機質
粉末5aが分散していることにより、優れた耐熱性が向
−ヒし、かつ熱交換効率の向上を図ることができる。
たAl2O3,Sic’、ステンレス粉末などの無機質
粉末5aが分散していることにより、優れた耐熱性が向
−ヒし、かつ熱交換効率の向上を図ることができる。
一方、熱交換器か何らかの原因で異常に温度−ヒEした
場合、前記ポリアミドイミド樹脂は熱による劣化を受け
、コーチインク層5の密着を低下させるか、コーティン
グ層5中に分散しているリン酸カルシウムを主成分とす
るカラスフリット5bが軟化して接着効果を示し、前記
ポリアミドイミド樹脂にかわりコーチインク層5の密着
性の低下を防止することができる。
場合、前記ポリアミドイミド樹脂は熱による劣化を受け
、コーチインク層5の密着を低下させるか、コーティン
グ層5中に分散しているリン酸カルシウムを主成分とす
るカラスフリット5bが軟化して接着効果を示し、前記
ポリアミドイミド樹脂にかわりコーチインク層5の密着
性の低下を防止することができる。
発明の効果
以上、説明したように本発明は燃焼室を内部に形成した
ドラムと吸熱フィンと熱交換チー−ブよりなる金属製伝
熱部材の表面に耐蝕性、熱伝導性耐熱性に優れたコーテ
ィング層を形成しているので (1)金属製伝熱部材の腐蝕が無くなり熱交換器として
の耐久性、信頼性が大幅に向上する。
ドラムと吸熱フィンと熱交換チー−ブよりなる金属製伝
熱部材の表面に耐蝕性、熱伝導性耐熱性に優れたコーテ
ィング層を形成しているので (1)金属製伝熱部材の腐蝕が無くなり熱交換器として
の耐久性、信頼性が大幅に向上する。
(2) ドラム、吸熱フィン部への腐蝕生成物の堆積が
無くなり、不完全燃焼を防止することかできる。
無くなり、不完全燃焼を防止することかできる。
0)長期にわたり、初期の優れた熱交換効率を維持する
ことができる。
ことができる。
(4)異常加熱により温度上置してもコーチインク層の
剥離、密着の低下を防止することができる。
剥離、密着の低下を防止することができる。
第1図は従来の腸沸器の熱交換器を示す外観斜視図、第
2図は本発明の熱交換器の一実施例を示す要部断面図で
ある。 4 ・金属製伝熱部材、5 コーチインク層、5a −
無機質粉末、5b ガラスフリット。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図
2図は本発明の熱交換器の一実施例を示す要部断面図で
ある。 4 ・金属製伝熱部材、5 コーチインク層、5a −
無機質粉末、5b ガラスフリット。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図
Claims (1)
- 燃焼室を内部に設けたドラムと熱交換チー−ブと吸熱フ
ィンよりなる金属製伝熱部材表面に、ポリアミドイミド
樹脂とAl2O3,SiC,ステンレス粉末の少なくと
も1種以上の無機質粉末とリン酸カルシウムを主成分と
するガラスフリットよりなるコーティング層を形成した
熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2101584A JPS60164168A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2101584A JPS60164168A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60164168A true JPS60164168A (ja) | 1985-08-27 |
Family
ID=12043218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2101584A Pending JPS60164168A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60164168A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS635339U (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-14 | ||
US4970770A (en) * | 1986-02-13 | 1990-11-20 | Flakt, Ab | Method of making a coated heat exchanger with tubes and fins |
CN103292633A (zh) * | 2013-03-29 | 2013-09-11 | 天津金柯金属制品有限公司 | 一种钢制散热器内壁搪瓷处理工艺 |
US20220243908A1 (en) * | 2019-10-18 | 2022-08-04 | Zhejiang University | Heat exchange tube of waste heat boiler |
-
1984
- 1984-02-07 JP JP2101584A patent/JPS60164168A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4970770A (en) * | 1986-02-13 | 1990-11-20 | Flakt, Ab | Method of making a coated heat exchanger with tubes and fins |
JPS635339U (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-14 | ||
CN103292633A (zh) * | 2013-03-29 | 2013-09-11 | 天津金柯金属制品有限公司 | 一种钢制散热器内壁搪瓷处理工艺 |
US20220243908A1 (en) * | 2019-10-18 | 2022-08-04 | Zhejiang University | Heat exchange tube of waste heat boiler |
US11796170B2 (en) * | 2019-10-18 | 2023-10-24 | Zhejiang University | Heat exchange tube of waste heat boiler |
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