JPS60174454A - 湯沸用熱交換器 - Google Patents
湯沸用熱交換器Info
- Publication number
- JPS60174454A JPS60174454A JP3080984A JP3080984A JPS60174454A JP S60174454 A JPS60174454 A JP S60174454A JP 3080984 A JP3080984 A JP 3080984A JP 3080984 A JP3080984 A JP 3080984A JP S60174454 A JPS60174454 A JP S60174454A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- powder
- coating layer
- heat transfer
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F19/00—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
- F28F19/02—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、瞬間湯沸器、給湯機、暖房機などに使用され
る銅製伝熱部材より成る湯沸用熱交換器に関するもので
ある。
る銅製伝熱部材より成る湯沸用熱交換器に関するもので
ある。
従来例の構成とその問題点
従来の瞬間湯沸器に使用されている熱交換器を第1図に
示す。同図に示す通り熱交換器は燃焼室を内部に設けた
ドラム1と熱交換される水が通過する熱交換チー−ブ2
とトラム1の上部に設けられた吸熱フィン3の銅を母材
金属とする伝熱部4Jより構成され、更にこの伝熱部材
表面に鉛を主成分とする溶融金属メッキが施されている
。
示す。同図に示す通り熱交換器は燃焼室を内部に設けた
ドラム1と熱交換される水が通過する熱交換チー−ブ2
とトラム1の上部に設けられた吸熱フィン3の銅を母材
金属とする伝熱部4Jより構成され、更にこの伝熱部材
表面に鉛を主成分とする溶融金属メッキが施されている
。
この構成において、燃焼排ガス接触側、特にドラム1と
熱交換チー−ブ2との接触部、或いは吸熱フィン3と熱
交換チー−ブ2との接触部などの低温部では、燃焼排ガ
ス中に含捷れるNOx、SOx、C01co2、水蒸気
などが凝縮し酸となり、前記溶融金属メッキや母材金属
である銅を腐蝕させるという問題があった。
熱交換チー−ブ2との接触部、或いは吸熱フィン3と熱
交換チー−ブ2との接触部などの低温部では、燃焼排ガ
ス中に含捷れるNOx、SOx、C01co2、水蒸気
などが凝縮し酸となり、前記溶融金属メッキや母材金属
である銅を腐蝕させるという問題があった。
このような腐蝕によって、炭酸鉛、硝酸鉛、1(1W基
性炭酸鉛、緑青などの腐蝕生成物が多量に生し、これら
の腐蝕生成物が吸熱フィン3に堆積して損ガスの流れを
阻害して不完全燃焼を引き起こし/こり、熱交換効率を
著しく低下させたりするとともに、剥離して粉末となっ
て落下し、湯沸器が設置された周囲を汚染させるだめ衛
生上も好ましいものではなかった。
性炭酸鉛、緑青などの腐蝕生成物が多量に生し、これら
の腐蝕生成物が吸熱フィン3に堆積して損ガスの流れを
阻害して不完全燃焼を引き起こし/こり、熱交換効率を
著しく低下させたりするとともに、剥離して粉末となっ
て落下し、湯沸器が設置された周囲を汚染させるだめ衛
生上も好ましいものではなかった。
又、腐蝕の進行によってドラム1や吸熱フィン3に穴が
あくなどの問題も発生し、安全上も好ましくない。
あくなどの問題も発生し、安全上も好ましくない。
発明の目的
本発明は、かかる従来の欠点を解消するものであって、
燃焼排ガスが溶解した酸性の結露水による熱交換器の腐
蝕を防止して熱交換器の耐久性、信頼性の向トを図るこ
とを目的とする。
燃焼排ガスが溶解した酸性の結露水による熱交換器の腐
蝕を防止して熱交換器の耐久性、信頼性の向トを図るこ
とを目的とする。
発明の構成
この目的を達成するために本発明は、燃焼室を内部に形
成したドラムと熱交換チー−ブと吸熱フィンより成る銅
を母材金属とする伝熱部材表面にリン酸塩系ポリマーの
特に透明な被覆層を下塗りとして形成し、更にこの11
2 覆層上にポリイミドアミド樹脂をバインダーとし、
フレーク状粉末としてステンレス粉末、粒状微粉末とし
て石英ガラスを塗料充填材として分散、混合した塗料を
上塗りとして塗布しコーティング層を形成したものであ
る。この構成によって、母材金属である銅の高温酸化、
酸性結露水による腐蝕を完全になくすことができ、これ
によって引き起される不完全燃焼、熱交換効率の低下、
或は腐蝕生成物の析出が皆無となるため、これらの飛散
や落Fによる汚染、衛生上の問題もなくすことができる
ものである。
成したドラムと熱交換チー−ブと吸熱フィンより成る銅
を母材金属とする伝熱部材表面にリン酸塩系ポリマーの
特に透明な被覆層を下塗りとして形成し、更にこの11
2 覆層上にポリイミドアミド樹脂をバインダーとし、
フレーク状粉末としてステンレス粉末、粒状微粉末とし
て石英ガラスを塗料充填材として分散、混合した塗料を
上塗りとして塗布しコーティング層を形成したものであ
る。この構成によって、母材金属である銅の高温酸化、
酸性結露水による腐蝕を完全になくすことができ、これ
によって引き起される不完全燃焼、熱交換効率の低下、
或は腐蝕生成物の析出が皆無となるため、これらの飛散
や落Fによる汚染、衛生上の問題もなくすことができる
ものである。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について第2図により説明する
。同図において、4は燃焼室を内部に形成したドラム、
吸熱フィン、熱交換チー−ブを構成するだめの銅を母材
金属とする伝熱部材であって、表面にリン酸塩系ポリマ
ーの透明な被覆層5が下塗りとして形成されている。更
に、前記コーティング層5の表面上には、コーティング
層6を上塗りとして形成している。
。同図において、4は燃焼室を内部に形成したドラム、
吸熱フィン、熱交換チー−ブを構成するだめの銅を母材
金属とする伝熱部材であって、表面にリン酸塩系ポリマ
ーの透明な被覆層5が下塗りとして形成されている。更
に、前記コーティング層5の表面上には、コーティング
層6を上塗りとして形成している。
このコーティング層6はポリイシドアミド樹脂密フレー
ク状粉末としてステンレス粉末粒状微粉琲として石英ガ
ラスを塗料の充填材として分散、混合して得られた塗料
を塗布、加熱、硬化させることにより形成され、第2図
に示す通りフレーク状ステンレス粉8、粒状石英ガラス
微粉末9がボ′ リイミドアミド樹脂7中に分散されて
いるものである。
ク状粉末としてステンレス粉末粒状微粉琲として石英ガ
ラスを塗料の充填材として分散、混合して得られた塗料
を塗布、加熱、硬化させることにより形成され、第2図
に示す通りフレーク状ステンレス粉8、粒状石英ガラス
微粉末9がボ′ リイミドアミド樹脂7中に分散されて
いるものである。
この構成において、第1図に示す熱交換器のドラム1内
の燃焼室下部に配置されたガスバーナ(図示せず)が燃
焼した際、下ラム1、吸熱フィン3が熱交換チー−プ2
内を流れる水によって部分的に冷されてこれらの表面に
結露する。燃焼排ガス中に含丑れるN0xXSOx、C
O,CO2などが溶解し濃縮されて腐蝕性の強い、例え
ばII N O,3などの酸性結露水となる。又、温度
的には吸熱フィン3のフィン先端部では、2501′:
′以上の高温に加熱される母料金属である。
の燃焼室下部に配置されたガスバーナ(図示せず)が燃
焼した際、下ラム1、吸熱フィン3が熱交換チー−プ2
内を流れる水によって部分的に冷されてこれらの表面に
結露する。燃焼排ガス中に含丑れるN0xXSOx、C
O,CO2などが溶解し濃縮されて腐蝕性の強い、例え
ばII N O,3などの酸性結露水となる。又、温度
的には吸熱フィン3のフィン先端部では、2501′:
′以上の高温に加熱される母料金属である。
銅は酸化されやすい金属であり、この銅酸化被膜は非常
に脆く、コーティング層6の密着性の低下の原因につな
がるが、前記銅を母相とする伝熱部月4の表面には、薄
膜でも極めて均一に、かつ緻密な皮膜が形成でき、銅に
対する密着性、1酬熱性に1愛れだリン酸塩系ポリマー
の透明なコーティング層5を設けることにより前述の実
用上の問題もなく、優れた密着性を実現できる。
に脆く、コーティング層6の密着性の低下の原因につな
がるが、前記銅を母相とする伝熱部月4の表面には、薄
膜でも極めて均一に、かつ緻密な皮膜が形成でき、銅に
対する密着性、1酬熱性に1愛れだリン酸塩系ポリマー
の透明なコーティング層5を設けることにより前述の実
用上の問題もなく、優れた密着性を実現できる。
前述の如く、銅は極めて酸化されやすい金属であるため
、高温で使用するところで特に銅表面を酸化を防止する
ためのコーテイング膜としては、ピンホールレスのバリ
ア性の高いものがよく、本発明では特に緻密な皮膜が形
成できるリン酸塩系ポリマーの透明なコーティング層5
が形りyしである。
、高温で使用するところで特に銅表面を酸化を防止する
ためのコーテイング膜としては、ピンホールレスのバリ
ア性の高いものがよく、本発明では特に緻密な皮膜が形
成できるリン酸塩系ポリマーの透明なコーティング層5
が形りyしである。
更に、コーティング層6は、フレーク状ステンレス粉、
石英ガラス微粉末が充填利として分散されているだめ樹
脂の耐熱性が向」−シ、結露水に対する抵抗力も著しく
高くなり、又、フレーク状ステンレス粉末が塗膜表層部
にリーフィングされることにより、塗膜表面からの陣々
の腐蝕原因物質の浸透が抑制され劣化がなく、燃焼装置
としての著しい信頼性の向」二が図れるものである。
石英ガラス微粉末が充填利として分散されているだめ樹
脂の耐熱性が向」−シ、結露水に対する抵抗力も著しく
高くなり、又、フレーク状ステンレス粉末が塗膜表層部
にリーフィングされることにより、塗膜表面からの陣々
の腐蝕原因物質の浸透が抑制され劣化がなく、燃焼装置
としての著しい信頼性の向」二が図れるものである。
発明の効果
以上、説明のJ[11す、本発明は、燃焼室を内部に形
成したドラム、吸熱フィンと熱交換チー−ブから成る銅
を母材金属とする伝熱部材の表面に、耐熱性、耐酸化性
、緻密性に優れた透明なリン酸塩系ポリマーを下塗りと
するコーティング層と耐熱性、耐酸性、耐蝕性及び熱伝
導性に優れたコーティング層を形成しているので、熱交
換器の腐蝕が皆無となり、耐久性、信頼性が大幅に向上
し、し/こがって、吸熱フィン部への府、蝕牛1戊物の
堆積、飛散、落[がなく、不完全燃りJII、や衛生上
の懸念も全くない。(に熱交換効率の向」−を図ること
ができるhどの効果を有し、実用的価値が極めて高いも
のである。
成したドラム、吸熱フィンと熱交換チー−ブから成る銅
を母材金属とする伝熱部材の表面に、耐熱性、耐酸化性
、緻密性に優れた透明なリン酸塩系ポリマーを下塗りと
するコーティング層と耐熱性、耐酸性、耐蝕性及び熱伝
導性に優れたコーティング層を形成しているので、熱交
換器の腐蝕が皆無となり、耐久性、信頼性が大幅に向上
し、し/こがって、吸熱フィン部への府、蝕牛1戊物の
堆積、飛散、落[がなく、不完全燃りJII、や衛生上
の懸念も全くない。(に熱交換効率の向」−を図ること
ができるhどの効果を有し、実用的価値が極めて高いも
のである。
第1図は一般的な瞬間#沸器用熱交換器を示す斜睨図、
第2図は本発明の一実施例を示す熱交換器の要部断面図
である。 4・・・・・・伝熱部拐、5・・・・リン酸塩系ポリマ
ー層、6・・・・・・コーティング層。
第2図は本発明の一実施例を示す熱交換器の要部断面図
である。 4・・・・・・伝熱部拐、5・・・・リン酸塩系ポリマ
ー層、6・・・・・・コーティング層。
Claims (1)
- 燃焼室を内部に形成したドラムの上部に伝熱パイプと吸
熱フィンを有する銅を母材金属とする伝熱部材表面に、
すZ娘塩系ポリマーの透明な被覆層を形成し、さらに、
前記被覆層の表面に、ポリイミドアミド樹脂をバインダ
ーとし、前記バインダーにフレーク状粉末と粒状微粉末
の混合物が充填材として用いられたものであって、前記
フレーク状粉末がステンレス粉末、前記粒状微粉末が石
英ガラス粉末を分散、混合した塗料でコーティング層を
形成しだ湯沸用熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3080984A JPS60174454A (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 湯沸用熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3080984A JPS60174454A (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 湯沸用熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60174454A true JPS60174454A (ja) | 1985-09-07 |
Family
ID=12314013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3080984A Pending JPS60174454A (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 湯沸用熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60174454A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6513581B1 (en) * | 1998-12-30 | 2003-02-04 | Basf Aktiengesellschaft | Heat exchanger with a reduced tendency to produce deposits and method for producing same |
-
1984
- 1984-02-21 JP JP3080984A patent/JPS60174454A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6513581B1 (en) * | 1998-12-30 | 2003-02-04 | Basf Aktiengesellschaft | Heat exchanger with a reduced tendency to produce deposits and method for producing same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3203404A (en) | Water heater with heat insulating coating on tubes | |
JPS60174454A (ja) | 湯沸用熱交換器 | |
JPS60240956A (ja) | 熱交換器 | |
JPS60164168A (ja) | 熱交換器 | |
JPH0282095A (ja) | 熱交換器 | |
JPH02101396A (ja) | 熱交換器 | |
JPH02122199A (ja) | 熱交換器 | |
JPS59229200A (ja) | 熱交換器 | |
JPS59200153A (ja) | 熱交換器 | |
JPS60153973A (ja) | 湯沸用熱交換器の製造方法 | |
JPS6345025B2 (ja) | ||
JPS6020048A (ja) | 熱交換器 | |
JPS58123096A (ja) | 熱交換器 | |
JPH02101179A (ja) | 熱交換器 | |
JPS604755A (ja) | 熱交換器 | |
JPH02227246A (ja) | 熱交換器 | |
JPS605278Y2 (ja) | 熱交換器 | |
Yuan et al. | Influence of Anticorrosion Coating on Thermal and Exergetic Performances of Heat Exchangers | |
JPH04306494A (ja) | 熱交換器 | |
JPH05761Y2 (ja) | ||
JP2019157013A (ja) | 炭素繊維含有塗料、および、これを塗布した熱交換機 | |
JPH04184098A (ja) | 熱交換器 | |
JPS59122847A (ja) | 湯沸用熱交換器 | |
JPS625225Y2 (ja) | ||
JPS633804Y2 (ja) |