JPS60163734A - 車間距離制御装置 - Google Patents

車間距離制御装置

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JPS60163734A
JPS60163734A JP59016989A JP1698984A JPS60163734A JP S60163734 A JPS60163734 A JP S60163734A JP 59016989 A JP59016989 A JP 59016989A JP 1698984 A JP1698984 A JP 1698984A JP S60163734 A JPS60163734 A JP S60163734A
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inter
control
signal
vehicle distance
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JP59016989A
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Hitoshi Takeda
均 武田
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Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K31/00Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator
    • B60K31/0008Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including means for detecting potential obstacles in vehicle path

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ILMi野 この発明は、車両において、前方を走行する車両との車
間距離を走行車速に対して安全な範囲に保つように自動
的に制御する車間距離制御装置に関する。
従米且■ 従来、車両の走行速度を制御する装置としては。
例えば■山海堂発行(昭和55年10月15日)の「自
動車工学全書第1O巻Jの第274〜275頁にも記載
されているように、ドライバが希望する車速に設定する
ことにより、車速をその設定車速に保つオートドライブ
装置があった。
しかしなから、渋滞路では車速を小刻みに変化させて前
車との車間距離を安全な範囲に保つ必要かあり、このよ
うなオートドライブ装置では対処できなかった。
そのため、渋滞路では、ドライバは頻繁にアクセルペダ
ルやブレーキペダルを操作して前車との車間距離を安全
な範囲に保たねばならず、非常に煩られしい。
すなわち、車間距離が大き過ぎると、アクセルペダルを
多少強く踏み込んで車速を上げて車間距離をつめ、適当
な車間距離になるとブレーキを踏んで車速を下げるとい
う操作を繰返している。
それによって、余分なエネルギを発生させることも起こ
り得るため、燃費も悪化する。
l−−煎 この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、一定車速以下で車間距離の制御か指令された
ときには、車速に対応した安全車間距離になるように車
両の駆動力を自動的に制御することにより、」二記問題
点を解決することを目的とする。
すなわち、渋滞路において低速運転を継続するような場
合に、前方を走行する車両(以下「前車」という)との
車間距離が常に安全な範囲になるように駆動力を自動的
に制御し、安全性を確保しつつドライへの負担を軽減(
通常行ならブレーキ操作、アクセル操作を少なくする)
し、燃費の向上をも図る車間距離制御装置を提供するこ
とを目的とする。 [以下6行分余白コ 鼠−戒 上記の目的を達成するため、この発明による車間距離制
御装置は、第1図に機能ブロック図で示すように構成す
る。
すなわち、駆動エンジンAと変速機Bとこれらの制御装
置Cとを有する車両において、車両の走行速度を検出す
る車速検出手段りと、その出力値と比較するデータを記
憶するデータ記憶手段Eと、前車との車間距離を検出す
る車間距離検出手段Fと、車間距離の制御を外部から指
令する制御指令手段Gと、車速検出手段の出力値に対す
る安全車間距離を出力する安全車間距離出力手段Hと、
スロットルバルブJを開閉操作するスロワ1−ルバルブ
・アクチュエータにと、排気管バルブMを開閉操作する
排気管バルブ・アクチュエータNとを設ける。
そして、上記制御装置Cに、車速検出手段りの出力値(
車速)■がデータ記憶手段Eの記憶データVoより小さ
く、且つ制御指令手段Gによって車間距離の制御が指令
された後、スロットルバルブ・アクチュエータに、排気
管バルブ・アクチュエータNおよび変速機Bに対する各
制御信号Sk。
Sn、Sbを壁独にまたは複数を同時に出力して、車間
距離検出手段Fの出力値りを安全車間距離出力手段I(
によって出力される安全車間距離LSに一致させるよう
に車両の駆動力を制御することによって車間距離を制御
する手段を備えている。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面の第2図以降を参照し
て説明する。
第2図は、この発明に使用する車間距離検出手段の説明
図である。
この発明による車間距離制御装置を設ける車両1の車体
前部に、超音波の送受信のための超音波マイク3を設置
する。
この超音波マイク3は、コントロールユニット100か
ら出力される超音波マイク駆動信号により超音波を発生
し、それが前方を走行する車両2によって反射される超
音波を受信して、その受信4H%をコントロールユニッ
ト100に出力する。
コントロールユニット100は、超音波マイク乙に超音
波を発生させた時点とその反射波を受信した時点との時
間差により、車両1と前方車両2との車間距離を算出す
る。
すなわち、この超音波マイクロとコントロールユニット
100とによって前述した車間距離検出手段の役目を果
す。
第6図は、この発明による車間距離制御装置全体の構成
を示す図である。
イグニッション・スイッチ4で始動、運転、停止を制御
される駆動エンジン5の出力は、セレク1−レバー6で
駐車(P)、前進(D)、後退(R〕、中立(N)等の
動力伝達形態が選択され、変速機であるトランスミッシ
ョン7で動力伝達及び変速されて、プロペラシャフト8
からテファレンシャルギャ9を経て左右の後@lOL、
IORに伝えられて車両を駆動する。
アクセルペダル11はエンジン出力を制御し。
ブレーキペダル12は前輪13L、13R及び後軸1O
L、IORの制動力を制御する。また、パーキング・ブ
レーキレバー14は駐車時の制御力を制御する。
コントロールユニット100は、各部からの信号に応じ
て、エンジン5およびトランスミッション7を制御する
制御装置である。
なお、車間距離の制御を外部から指令する制御指令手段
Gの役目もなすデータ入力装置15からのデータに応じ
て動作モー1−が変化する。また。
各種データを出力して表示装@16に表示する。
電源は車載のバッテリ17から直接に、及び電1原リレ
ー18を介して入力される。
さらに、このコントロールユニット100は、前述した
ように超音波マイクジと共に、第1図の車間距離検出手
段Fの役目を果すと共に、車速検出手段D、データ記憶
手段E、および車速に応じた安全車間距離を算出して、
出力する安全車間距離出力手段Hの役目も果し、第3図
のスロットルバルブ20を開閉操作するスロットルバル
ブ・アクチュエータ1日、排気管21に設けた排気管バ
ルブ22を開閉操作する排気管バルブ・アクチュエータ
23.およびトランスミッション7に対する各制御信号
を出力して、車間距離を安全車間距離に一致させるよう
に車両の駆動力を制御することによって車間距離を制御
する手段をも備えている。
24は、このコントロールユニット100によって作動
されるブザー、電子チャイム等の警報器である。
第4図はコントロールユニット100の入出力信号を示
す図である。
先ず、入力信号について順次説明していく。
(1)イグニッション・スイッチ信号SO4イグニッシ
ョン・スイッチ4の動作状態(スイッチ位置ンを示す信
号で、ロック(LOC:K)。
オ’7 (OFF)、7クセサリ(ACC)、オン(O
N)、スタート(START)の5つの状態がある。こ
れらの各状態でのエンジン等の動作及びイグニッション
・スイッチの構造は周知である。
(2)セレクト信号S06 セレクトレバー6の動作位置を示す信号で、前述のP、
D、R,Nの他に前進時の変速位置を固定するレンジも
有する。これらの各位置における1〜ランスミツシヨン
等の動作及びセレクトレバーの構造は周知である。
(3)アクセル信号S■ アクセルペダル11の踏み込み量に比例した電圧信号を
発するポテンショメータの出力信号である。
(4)ブレーキ信号S12 ブレーキペダル12の踏み込み鼠に比例した電圧信号を
発するポテンショメータの出力信号である。
(5)パーキング・ブレーキ信号SI4バーキンク・ブ
レーキレバー14のストローク位置に比例した電圧信号
を発するポテンショメータの出力信号である。
なお、ブレーキ信号S1゜およびパーキング・ブレーキ
信号S14は、ブレーキ面の圧力のように制動力に関係
する量に対応する信号であれば、必すしも踏み込み量や
位置信号である必要はない。さらに、アクセル信号S1
1を含めてアナログ的な電圧信号以外に、デジタルのコ
ート信号をエンコーダによって得てもよい。
(6)データ入力信号S15 データ入力装置15のキーボードやスイッチ類からの信
号で、コントロールユニット100の動作モード(例え
ば、車間距離制御モード、自動走行速度制御モード、診
断検査モード、動力性能重視モード、燃費■(視モード
など)を指定する。
すなわち、このデータ入力装置15が、この発明におけ
る車間距離の制御を外部から指令する制御指令手段を兼
ねている。
(7)主電源E+aと常時通電型′tAE、7主電源E
18はバッテリ17から電源リレー18を介して入り、
常時通電電源EI7はバッテリ17から直接入る電源で
ある。
(8)クランク角度信号S SO クランク軸に直結して回転する円板に所定角度毎に設け
られたスリットで光の通過・遮断を行ない、所定角度毎
に発生するパルス信号である。
(9)クランク軸トルク信号SSI クランク軸のトルクによって生じる磁気歪材料の磁歪効
果を電気信号に変換して、トルクに比例した電圧信号を
得る1例えは特公昭35−12447号公報に示されて
いるようなトルクセンサからの信号である。
(10)空気流量信号S52 エンジン5が吸入する空気量に反比例する信号を発する
エアフローメータからの信号である。
(11)エンジン温度信号SS3 エンジン冷却水の温度を検出するサーミスタからの信号
である。
(12)出力軸回転速度信号S70 トランスミツシヨン7の出力軸の所定回転角毎に発せら
れるパルス信号で、その周期9周波数のいずれかから回
転速度(車速)を算出できる。基本的には、上述したク
ランク角度信号発生手段と同様な手段によって発生され
る。
(13)出力軸トルク信号S7+ トランスミッション7の出力軸のトルクを検出するトル
クセンサからの信号である。これは、上述したエンジン
のクランク軸トルク信号SSIを検出する手段と同様な
手段によって発生される。
(14)超音波マイク受信信号S03 超音波マイク3が発生した超音波が前方車両2に反射さ
れて、その反射波を超音波マイク3で受信したときに発
生する超音波マイク乙の出力信号である。
次に、出力信号とそれによる制御動作の概略を説明する
(1)電源リレー制御信号sea 電源リレー18をオン・オフ制御する信号で、通常のエ
ンジン5及びトランスミッション7の動作中(イグニッ
ション・スイッチ4がオン又はスタート位置)は当然電
源リレー18をオンしており、イグニッション・スイッ
チ4がオフになった時も、データを保持するための退避
などが完了するまでは電源リレー18をオンにしておき
、主電源Eraを供給し続ける。
(2)データ出力信号SIに のシステムの制御状態(例えば変速位置やセレクトレバ
ー位置など)を表示装置16にデータを送って表示させ
たり、システムを診断した結果を出力して表示させる信
号である。
(3)空気量制御信号SSS アクセル信号Sl+または後述する車間距離制御プログ
ラムの処理結果に応して、スロットルバルブ・アクチュ
エータ1日にスロットル開度指令として送出される信号
である。そしてスロットルバルブ・アクチュエータ1日
はサーボ系を構成しており、この空気量制御信号SO5
による開度指令に追従して、スロットルバルブを開閉し
て空気量を制御する。
なお、エンジンのアイドル状態においては1例えば特開
昭55−160137号公報にも記載されているように
、アイドル回転速度を一定にするように制御する。
また、データ入力信号SISにより一定車速走行を指示
された場合には、出力軸回転速度信号S70によるフィ
ードバック制御系を構成して、一定車速走行制御を行な
う。
(4)燃料噴射量制御信号S52 図示していない燃料噴射弁の開弁時間を制御するパルス
信号で、基本的には空気流量信号SS2及びクランク角
度信号S5oからエンジン5が吸入した空気量に比例す
る燃料噴射時間幅か算出され、そJしに各種補正がほど
こされて出力される。
なお、燃料噴射量の基本制御については1例えば特開昭
55−125334号公報に詳細されている。
(5)点火制御信号S57 図示していないイグニッションコイルの1次巻線の通電
時間及び通電遮断時期をクランク角度信号Ssoに同期
して制御して、点火エネルギと点火時期を制御する信号
である。
点火エネルギは、エンジン回転速度や電源(バッテリ1
7)の電圧によらず一定になるように制御され、点火時
期は、エンジン回転速度(クランク角度信号SSOより
算出)及びクランク軸トルク信号551(あるいはトル
クに対応する別な信号)に対して、出力トルク、燃費、
排気などを考慮して設定される。
(6)EGR制御信号SSS 図示していないEGR制御弁の開度(位置)指令信号で
、点火時期と同様にエンジン回転速度及びクランク軸ト
ルク信号SSIに対して、排気、燃費などを考慮して設
定される。
なお、E G Rの基本制御については1例えば特開昭
55 32918号公報に詳述されている。
(7)変速比制御信号575 トランスミッション7の変速比(変速位置)を選択する
信号で、I−ランスミッション7の入力軸トルク信号(
即ちエンジン5のクランク軸トルク信号S s+ )あ
るいはそれに対応する信号(スロットル開度信号、吸入
負圧信号、吸入負圧信号などが用いられる)と、出力軸
回転速度信号570(即ち車速信号)に対して、駆動ト
ルク、燃費。
安定性、振動騒音などを考慮して決定される。
この変速比制御信号S7Sにより、図示していない変速
ソレノイドを駆動して、各種クラッチの結合状態を変え
て変速比を変える。
なお、変速比の基本制御内容及び変速機構については1
例えば特開昭57−4.7056号公報。
特開昭56−24255号公報等に詳述されている。
(8)ロックアツプ制御信号S7G トランスミツシヨン7のトルクコンバータの入出力軸間
に設けられた直結用クラッチの結合を制御する信号で、
変速比制御信号SO5と同様に、クランク軸トルク信号
SSIと出力軸回転速度信号S70に対して、燃費、安
定度、振動騒音などを考慮して決定される。
このロックアツプ制御信号は、図示していないロックア
ツプソレノイドを駆動し、クラッチにかかる油圧を制御
して、完全に直結の状態、若干すべらせた状態、完全に
切離した(トルクコンバータによるトルク伝達のみ)状
態に制御する。
なお、ロックアンプの基本制御内容及びその機構、動作
については1例えば特開昭56−24255号公報、特
開昭56−24256号公報等に詳述されている。
(9)超音波マイク駆動信号S 20 前方車両2と車両1との車間距離を測定する超音波を、
超音波マイクロより発生させるためのパルス信号で、一
定時間間隔で出力している。
(10〕排気管バルブ・アクチュエータ制御信号S23
排気管バルブ22を閉じて排気ブレーキを用いてエンジ
ンブレーキをかけるため、排気管パルプ22の開閉操作
を行なう排気管バルブ・アクチュエータ23に閉動作を
指令する信号である。
(11)警報信号S24 車間距離の制御を開始した後、その制御動作を解除した
時に、第6図の警報器24に警報を発生させるための信
号である。
次に、上述のような各種入力信号を入力して各種出力信
号を出力し、車両の制御を総合的に行なうマイクロコン
ピュータを用いたコントロールユニット100の回路構
成を第5図によって説明する。
110は信号整形回路で、エンジンや車両各部からの前
述した各種入力信号を入力し、この各種人力信号のノイ
ズ除去やサージの吸収を行なって、コントロールユニッ
ト100のノイズによる誤動作やサージによる破損を防
止すると共に、各種人力信号を増幅したり変換したりし
て、次の入力インタフェース回路120が正しく動作で
きるような形に整える。
人力インタフェース回路120は、信号整形回路110
で整形された各種入力信号をアナロク/テシタル(A/
D)変換したり、所定時間の間のパルス数をカウントし
たりして、次の中央演算処理#に置(CPU)130が
入力データとして読み込めるようにテジタルコート信号
に変換し、入力データとして内部に有するレジスタに格
納する。
130は中央演算処理装置(以下rCPUJと略称する
)で、水晶振動子131の発振信号をへ一部にしたクロ
ック信号に同期して動作し、バス132を介して各部と
接続され、メモリ140のマスクROM l 4 lお
よびPROM142に記憶されているプログラムを実行
し、入力インタフェース回路120内の各レジスタから
各種入力データを読み込み、演算処理して各種出力デー
タを算出して、出力インタフェース回路150内のレジ
スタに所定のタイミングで出力データを送出する。
メモリ140はデータの記憶装置で、マスクROM14
1.PROM142.RAM143および記憶保持用メ
モリ144を有する。
そして、マスクROM 141にはcpu130が実行
するプログラムとプログラム実行時に使用するデータを
IC製造時に永久的に記憶させ、PROM142には、
車種やエンジン及びトランスミッションの種類に応じて
変更する可能性の大きいマスクROM141と同様なブ
ロクラムやデータを、コントロールユニット100に組
み込む前に永久的に書き込んで記憶させる。
そこで、このマスクROM141又はPROM142に
、車速検出手段の出力値と比較するデータ(規準車速デ
ータ)および車間距離制御を解除する車速データ又は車
間距離データを記憶させておくことにより、このメモリ
140かこの発明におけるデータ記憶手段の役目をなす
また、RAM145は読出し可能なメモリで、演算処理
の途中データや結果データを出力インタフニー人回路1
60に送出する前し;一時的に記憶保持しておくもので
、その記憶内容は、第3図のイグニッション・スイッチ
4かオフになって土竜tAE+aが切Jしると保持され
ない。
さらに、記憶保持メモリ144は、演算処理の結果デー
タや途中データをイグニッション・スイッチ4かオフに
なった時、すなわち自動車か運転されていない時も記憶
しておく。
135は演算タイマ回路で、CPU130の機能を増強
するものであり、演算処理の高速化を図るための乗算回
路、所定時間周期毎にCP 0130に割込み信号を送
出するインタバル・タイマ、cpu130が所定の事象
から次の事象までの経過時間や事象発生時刻を知るため
のフリーラン・カウンタなどを有している。
150は出力インタフェース回路で、CPUl60から
の出力データを内部のレジスタに受け取り、所定のタイ
ミングと時間幅、あるいは所定の周期とデユーティ比を
有するパルス信号に変換したり、” 1 ” 、” O
”のスイッチンク信号に変換して駆動回路160に送出
する。
駆動回路160は電力増幅回路で、出力インクフェース
回路150からの信号を受けて、トランジスタ等で電圧
・電流増幅を行なって各種アクチュエータを駆動したり
、表示を行なったり、あるいは制御系の診断を行なった
り、その結果を表示したりするためのデータ出力信号S
I6を送出したりする。
170はバックアップ回路で、駆動回路160の信号を
モニタしてCPU130やメモリ140などが故障して
正常に動作しなくなった時に、信号整形回路110から
の信号の一部を受け、エンジンが回転して自動車を運転
できるようにするための必要最少限の制御出力Ql−Q
3を発すると共に、故障発生を知らせる切換信号Gを発
する。
175は切換回路で、バンクアンプ回路170からの切
換信号Gによって、出力インタフェース回路150から
の信号を遮断し、バックアップ回路170からの信号Q
、〜Q3を通過させる。
以上の回路のうち、入力インタフェース回路120、c
pU130.水晶振動子131.メモリ140、演算タ
イマ回路135.および出力インタフエース回路150
で主制御回路(マイクロコンピュータ)を構成している
また、バッグアップ回路170は補助制御回路であり、
信号整形回路110.駆動回路160および切換回路1
75は主制御回路と補助制御回路に共通の入出力信号処
理回路を構成する。
180は電源回路で、主電源E18のラインから入力イ
ンタフェース回路120.CPU130゜メモリ140
.および出力インタフェース回路150などのマイクロ
コンピュータ用の5Vの定電圧VCC,バックアップ回
路170用の5Vの定電圧VBU、イグニッション・ス
イッチ4のオン・オフを示す信号IGN SW、リセッ
ト信号RESET 、 CPU130の動作を停止させ
る信号HALT、入力インタフェース回路120内のA
/D変換回路用の8■の定電圧AVCC1信号整“信号
路110、駆動回路160および切換回路175の共通
入出力信号処理回路のそれぞれへの定電圧VADDを出
し、それぞれ各回路に9[i Mする。
また、常時通電電源E17からは、記憶保持メモリ14
4用の5vの定電圧VDMを作り、記憶記憶保持メモリ
144へ出力する。
次に、このコントロールユニット100における制御プ
ログラムの構成と処理の流れの概要を第6図によって説
明する。
制御プログラムは大別して以下の4つで構成される。
(1)初期設定プログラム300 (2)バックグランド・プログラム400(3)割込処
理プログラム500 (4)サブブロクラム700 イクニツヨン・スイッチ4がオンになって電′rX。
が投入されると、パワーオン・リセット信号RESET
か入り、CPU130は[リセット]からブロクラムを
開始し、先ず初期設定ブロクラム300でrtAM14
3.人力インタフェース回路120゜および出力インタ
フェース回路150などを初期設定する。
初期設定が完了すると、続いてバックグランド・プログ
ラム400を繰り返して実行する。バックグランド・プ
ログラム400は処理項目毎の複数のプログラムで構成
され、それらがブロクラムの配列順序に従って順次実行
される。
ハックグランド・ブロクラム実行中(初期設定プログラ
ム実行中の場合もある)に割込要求信号か入ると、実行
中のプログラムを一時中断して、[割込]から始まる割
込処理プログラム500に移る(ライン■)。
割込処理プログラム500では、割込要求信号の種類を
判別して、複数の割込処理プログラムの中からどれを実
行するかを選択する。選択された割込処理ブロクラムを
実行した後、実行途中のバックグランド・プログラム4
00に戻り(ラインQ))、実行再開する。
なお、割込処理プログラム実行中にさらに新しい割込要
求信号が入ると[割込]に戻り(ライン(史+) 、 
Tli在実在中行中込処理プログラムと今回新たに入っ
てきた割込要求信号の種類とから、どちらの割込処理プ
ログラムを優先的に実行するかを判断し、その結果に応
じて、新たな割込要求信号による割込処理プログラムを
先に実行して中断した割込処理プログラムに戻る(ライ
ン■)か、あるいは、実行中の割込処理プログラムを先
に実行してから新たな割込処理ブロクラムを開始する(
ライン(h))。
バックグランド・プログラム400や割込処理ブロクラ
ム500の中で度々使用するプログラムは、サブプログ
ラム700として別に設けられており、各プログラムの
流れの中で必要になった時にサブプログラム700に飛
び(ライン■、■。
Jj+)、複数あるサブブロクラムの中から所定のプロ
グラムを実行し、終了すると元のブロクラムに戻る(ラ
イン■、Φ)、■)。
なお、サブブロクラム実行中にさらに別なサブブロクラ
ムを実行したり、割込要求信号によって割込処理プログ
ラムが実行されることもある(但し、ラインが複雑にな
るため図示していない)。
また、各プログラムの一連の流れの中で、割込要求を受
け伺けると困る場合には、一連の演算処理の開始前に割
込の受付けを禁止(マスクと呼ふ)し、処理か終了した
後で禁止を解除する。その間、割込の受付は待たされる
次に、上記制御プログラムの構成を第7図により説明す
る。
υJ期設定プログラム300は、パワーオン・すtツ1
−(1!源投入ン時に、リセツ1へ・ベクタ・ア1ヘレ
スと呼ばれる特定のアドレスから実行開始されるブロク
ラムて、CPUI乙0.RAM143゜人力インタフェ
ース回路120および出力インタフェース回路150等
の初期値の設定(すなわち実行の前準備)を行なう。
このブロクラムでは、マイコンで使用するRAMの全番
地をクリアした後1人力インタフェース回路120およ
び出力インタフェース回路150と演算タイマ回路13
5の動作に必要とされる指令を書き込んで、動作を開始
させる。
これらの指令の中には、割込信号処理のための割込マス
クの解除、タイマ割込周期の設定、各制御の出力信号の
固定定数の設定、最初の出力状態の設定等が含まれる。
初期設定か完了するとCPUIろ0に割込許可命令を出
し、制御の開始を待つ。
ハックグランド・ブロクラム400は、CPU160の
通1:(の動作中は常に実行されているプログラムで、
一般に制御の特性上さほど緊急性を必要としないもの、
あるいは特に演算時間を長く必要とするもの、定常の制
御定数算出などが含まれ、これらはCPU130の空き
時間に実行される。
このパッククラン1〜・プログラム400は、(IJ定
常制御データ算出プログラム410(2)低速補正テー
タ算出ブロクラム420(3)学習制御ブロクラム43
0 (4)チェックプログラム440 を有し、これらは定められた順序で次々に実行され、最
後のプログラムの実行が終了すると再び先頭のプログラ
ムに移り、これを繰り返す。
割込処理プログラム500は、各種割込によって現在実
行中のバンクグランド・ブロクラムの処理を中断して起
動されるプログラムで、以下のような割込処理プログラ
ム群と、それに続いてジョブ実行優先順位判定プログラ
ム600によって実行を管理されるプログラム群とがあ
る。
先ず、割込処理プログラムを説明する。
(1)タイマ割込処理ブロクラム510タイマ割込であ
った場合は、先ずA/D変換起動プログラム512が実
行される。
このプログラムは、入力インタフェース回路120にお
いて入力される複数のアナログ信号をマルチプレクサを
切り換えながらA/D変換して制御に用いる際に、A/
D変換器の起動とマルチプレクサの切換を行って、アナ
ログ信号測定を管理するプログラムである。
次いで、クロック信号出力プログラム511が行われる
が、これはCPU13Q、メモリ140出力インタフ工
−ス回路150などが正常に動作していることを示すた
めの一定周期のクロック信号を出力し、CPU等の作動
状態を外部に通知するためのブロクラムである。
次に、超音波マイク駆動ブロクラム514が実行される
このプログラムは、超音波マイクロの駆動信号を出し、
そJrに同期して車間距離測定用タイマ(RAM143
の特定アドレスか対応)を起動する。
最後に1時間開期ジョブ起動予約プログラム513が起
動されるが、このブロクラムにより時間同期(一定時間
の周期に同期して制御される)ジョブ処理ブロクラムの
起動(より詳しくはジョブの起動の要求)を、ジョブ実
行優先順位判定ブロクラム600に発する。
(2)角度一致割込処理プログラム520角度一致割込
(エンジンが所定のクランク角度に達した時に発生させ
られる割込)によって起動され、エンジン回転に同期し
た処理が必要なプログラム(角度同期ジョブ処理プログ
ラム)の起動(より詳しくはジョブの起動の要求)を、
角度同期ジョブ起動予約プログラム521により、ジョ
ブ実行優先順位判定プログラム600に発する。
(3)A/D変換終了処理プログラム530AD BU
SSYフラグをチェックして、A/D変換が完了してい
るかどうかを判定し、終了していれは起動したA/D変
換のチャネルデータに応して、A/1つ変換データをR
AM143の所定の番地にストアすると共に、例えばア
クセル信号SllのA/D変換値の時系列データから自
動車の運転パターンを判別し、後述の各運転状態別制御
プログラム531の起動要求をジョブ実行優先順位判定
ブロクラム600に発する。
(4)外部割込処理プログラム540 外部割込は、コントロールユニットの電源遮断に先立っ
て発せられる緊急割込みであり、外部割込入力である場
合には、各割込処理ブロクラム群の内でも最優先でパワ
ーオフ時データ保存ブロクラム541を実行し、自己診
断、学習制御等に用いるために保存することが必要なデ
ータを、RAM14Bより記憶保持メモリ144へ転送
する。
(5)回転4測終了割込処理ブロクラム550エンジン
回転の計測終了割込によりエンスト判定RPM算出プロ
グラム551が起動され、エンジン回転速度N rpi
を読み込むと共に、エンストの有無を判定してエンスト
防止制御プログラム660の起動要求を発する。
(6)外部パルス割込処理プログラム560第6図のデ
ータ入力族N15におけるキーボードのキー操作や、外
部装置からのパルス信号によって行われるブロクラムで
ある。
ここで、データ入力装置15の車間距離制御指令用のキ
ーがオンにされたのを検出すると、後述する車間距離制
御ブロクラム591の中で、車間圧If制御の開始を判
断するのに用いられる車間距離制御指令フラグをONに
する。
(7)オーバフロー割込処理ブロクラム570タイマの
オーバフローによって行われるブロクラムである。
(8)データ受信割込処理プログラム580テータ受信
割込によって起動される受信データ処理ジョブ起動予約
プログラム581により、受信されたデータをRAM1
4己の所定番地に記憶し、次いで受信データ処理ジョブ
の起動(より詳しくばジョブの起動の要求)をジョブ実
行優先順位判定プログラム600に発する。
(9)超音波受信割込処理ブロクラム590第2図の超
音波マイク3か、前方車両2で反射さ扛た超音波を受信
した際に出力される信号を人力することにより行なわれ
るブロクラムであり。
超音波マイク駆動ブロクラム514で起動さ4した車間
距離測定用タイマにより、前方車両2との車間距離を算
出してRAM143の指定番地のデータを書き換え、車
間距離測定用タイマをセロにリセツ1〜する。
次に、車間距離制御プログラム591が起動する。この
ブロクラムは、車間距離制御を開始するか否かを判別し
、車間距離制御中である場合は、ブロクラム590で算
出された車間距離と、制御目標車間距離との差を算出し
、その結果に応して第3図のスロワ1ヘルバルブ・アク
チュエータ1日。
排気管バルブ・アクチュエータ23あるいはトランスミ
ツヨン7への制御信号の決定を行なう。
なお、このプログラムで決定された制御信号は、後述す
るデータ人出カプロクラム680で出力される。
次に、ジョブ実行優先順位判定プログラム600と、そ
れによって実行を管理されるプログラム111、につい
て説明する。
(1)ジョブ実行優先順位判定プログラム600割込処
理ブロクラム群の中で、各ジョブの起動か予約される(
具体的には各ジョブに対応するRAM143の所定番地
の所定ビットを0゛から1″に変化させる)。各ジョブ
には、予しめ優先順位が割(すけられており、例えは、
その順位に応じて番地及びビットの順序が決められる。
このプログラムでは、前i8RAM143の所定番地の
所定ヒツトを優先順位の高い方から順にチェックしてい
き、予約されているプログラムがあAしは、そのプログ
ラムを起動(実行開始)すると同時に、予約を取消す(
” i ”から0″に変換させる)。
なお、各プロクラム実行終了後には再びこのジョブ実行
優先判定プログラム600に戻り、再度チェックを行な
って、全てのプログラムが予約されていない場合にハッ
ククランド・プログラム400に戻る。
(2〕加速時制御プログラム610 このブロクラムでは、加速の度合に応じて最適な燃料2
点火、EGR,空気、変速比、ロックアツプなどの値(
制御出力データンを算出する。
例えは、急加速の場合(アクセル信号S目か急激に増加
した場合)にはエンジンは出力が増大する方向(燃料を
濃く、点火を早め、EGRを減らし、空気を増す)に制
御すると共に、1−ランスミッションも加速力か大きく
得られるように(ロックアツプを解除すると共に変速比
を大きく)する。
(3)減速時制御ブロクラム620 このブロクラムでは、減速の度合や車速、エンジン回転
速度などに応じて最適な各種制御出力データを算出する
例えば、エンジンは燃料?l’J費か最も少なくなるよ
うに制御(燃料供給の停止あるいは薄くする)され、同
時にトランスミッションも最適な減速状態となるような
変速比が選ばれる。
(4)発進時制御ブロクラム630 このブロクラムでは、発進時のホイールスピンを防止す
るため、駆動車軸のスリップ率を所定の範囲に制限する
ように制御する。
(5)変速時制御プログラム〇llO このブロクラムでは、変速時のショックを少なくするた
めに、トランスミッションを変速制御すると共にエンジ
ンの出力トルク、エンジン回転速度などを制御する。
(6)ロックアツプ時制御ブロクラム650このプログ
ラムでは、ロックアツプする時及びロックアツプを解除
する時のショックを少なくするために、l・ランスミッ
ションのロックアツプを制御すると共にエンジンの出力
1−ルクを制御する。
(7)エンスト防止制御ブロクラム660このプログラ
ムは、エンスト判定及びエンジン回転速度(RPM)Z
W出ブロクラム551でエンジン回転変化パターンを判
定して、エンランスト−ル(エンスト)が発生すると予
測された場合に予約されて実行されるブロクラムで、エ
ンストを防止するために、緊急にエンジン出力を上げる
と共に、エンジンの負荷を軽くするためにトランスミッ
ションの変速比をニュートラルにする。
(8)時間同期制御ブロクラム670 このプログラムは、所定周期毎に予約され゛C実行され
るブロクラムで、所定時間毎の各種データ更新・変更や
制御データの出力インタフェース回its I 50へ
の書込みなどを行なう。
(9)角度同期制御プログラム(575このプログラム
は、所定エンジン(クランク軸)回転角毎に予約されて
実行されるブロクラムで、所定回転角度毎の各種データ
更新・変更や、制御データの出力インタフェース回路1
50への書き込みなどを行なう。
(10)データ入出カフログラム680このプログラム
は、所定時間周期毎あるいはデータ受信割込か発生した
時などに予約されて実行されるプログラムで、テータ受
偵(入力)時はそのデータ内容を判断して、記憶させた
り、制御状態を変更させたりする。データ送信(出力9
時は、そのデータを出力する。
そして、前述した第3図のスロットルバルブ・アクチュ
エータ1日、排気バルブ・アクチュエータ26あるいは
トランスミッション7に対して制御イa−号を出力する
最後に、サブブロクラム700は、2次元テーブル・ル
ックアップのサブブロクラム710,1次元テーブル・
ルックアップのサブプログラム720、左右ビットシフ
トのサブブロクラム740゜乗n(8X8,16X16
ンのサブプログラム350、及び除算(16÷8,32
÷8.38÷24)のサブプログラム750からなる。
次に、この発明による最も重要な機能をなす上述した車
間距離制御プログラム591の詳細を、第8図〜第11
図のフローチャートによって説明する。
第8図は、車間距離制御プログラム591の一具体例を
示し、このブロクラムがスター1−すると。
S1’EP]で車間距離制御中か否かを示すフラグがO
NかOFFかの判断により、OFFのときはrNJに進
んで非制御中とし、出力軸回転速度信号S70より検出
した車速V (km/ 11 )とマスクROM141
に記憶した規準車速の値Vo(たとえば301un/h
)を比較する5TEP 2の判断処理に進む。
ここで、検出車速VがVOより大きければ、車間距離制
御条件からはすれていると判断して1Y」へ進み、車間
距離制御プログラム591を抜ける。
5TEP 2で速度車速v7JIvoより小さければr
NJに進み、5TEP 3で前述した外部パルス割込プ
ログラム560で処理したデータ入力装置15の車間距
離制御指令キーがオンされたか否かを示す車間距離制御
指令フラグがONかOFFかを判別する。
OFFのときはこのプログラムを終了し、ONであれば
5TEP 4へ進み、現在の車速である検出車速に対す
る安全車間距離Ls(m)を算出する。算出式としては
、たとえばL s = V” / 10100(を用い
る。
次に、5TEP5へ進み、超音波受信割込みプログラム
590でめた車間距離L[mlとS’rBP4で算出し
た安全車量比11Ls[mlと比較する。
これは、車間距離が小さすぎる状態で制御を開始すると
、安全車間距離に制御しきれなくなる恐れがあるため、
そのような場合には制御を開始しないようにしているが
、この5TEP 5を省略して直ちに5TEP 6へ進
むようにしてもよい。
この5TEP 5で、検出車間距離りが安全車間距離L
sより小さいときはrNJの方に進み、このブロクラム
591を抜ける。
検出車間距離りが安全車間距離Lsより大きいときはr
YJの方に進んで車間距離制御を開始し。
5TEP 6で制御中であることを示すフラグをONに
してこのブロクラム591を抜ける。
この制御中を示すフラグがONになっているときにプロ
グラム591がスタートすると、5TEP 1の判断処
理は「Y」の方に進み、5TEP 7で車間距離制御J
i令ラフラグONかOFFかを判断する。
OF I”であれば、5TEP 8へ進んで車間距離制
御中を示すフラグをOFFにしてブロクラム591を抜
ける。
車間距離制御指令フラグがONであれば、5TEP9へ
進み、現在の検出車速V (km/h)に対する安全車
間距離LS (m)をを、たとえば前述した式LS=V
’ / 100 (Ill)によって算出する。
次の5TEPIOは、超音波受信割込みプログラム59
0で算出した現在の車間距離りと5TEP 9で算出し
た安全車間距離LSとの差ΔLをL−LSの演算により
算出する。
次の5TEPIIでは、このΔLの絶対値IΔL1をマ
スクROM141に予め記憶させたデータL1(たとえ
ば0.3m)と比較する。そして、1ΔL1がLlより
小さければ、駆動力の変更は不要と判断して「Y」の方
へ進んでプログラム591を終了する。1ΔL1がLl
より小さくないときは駆動力の変更が必要と判断して「
N」の方へ進み、S、TEP12でΔLの正負を判別す
る。
ΔLが正であれは、L、> Lsであるから「N」に進
み、増速するため5TEP13でスロットルバルブ・ア
クチュエータISに対し、スロットルバルブ20を開操
作するための制御信号を出力する予約をする。
実際には、RAM143の特定アドレスの特定ピッ1−
を1″にし、このビットに1″が立っていると、後述す
るデータ入出カプログラム680で、スロットルバルブ
20を開操作するための制御信号をスロットルバルブ・
アクチュエータ1日に出力する。
一方、ΔLが負であれば、L<LSであるから、5TE
P12でrYJに進み、減速制御を行なう。
たたし、1ΔL1がマスクROMI41に予め記憶させ
たデータL2 (たとえは0.5m)より小であれは、
緩減速でよいとして5TEP14でrYJに進み、5T
EP17でスロットルバルブ20を閉操作するための制
御信号を出力する予約をしてプログラム591を抜ける
。実際の出力は、開操作のときと同じようにデータ入出
カプログラム680で行なわれる。
1ΔL1がL2より小でなければ、急減速を必要とする
としテ5TEP14テrNJ (7)方に進み、 5T
EP15で排気管バルブ・アクチュエータ23に対して
排気管バルブ23を閉じるための制御信号出力の予約を
、5IEPl[iでトランスミッション7に対してジッ
トダウン操作の制御信号出力の予約し、5TEP17で
1肖述と同様にスロットルバルブ20を閉操作するため
の制御(Q号を出力する予約をしてブロクラム’、> 
91を抜ける。
)Jl気管バルブ・アクチュエータ23とトランスミツ
ヨン7への制御信号の出力は、スロワ1−ルハルブ・ア
クチュエータ19の場合と同しように、データ人出カプ
ロクラム680で行なわれる。
第S図は、車間距離制御ブロクラム591の他の例の要
部のみを示すフローチャートであり、破線で示を部分は
第8図と同じであるため図示を省略している。
このプログラムで第8図と異なる点は、S1’EP21
の判W「処理とS1ビP22の信号出力処理を追加した
ことである。
それにより、この車間距離制御プログラム591がスタ
ートし、5TEP ]で車間距離制御中であれば「Y」
八進み、5TEP 7で車間距離制御指令フラグがOF
Fの場合、5TEP 8へ進んで車間距離制御中を示す
フラグをOFFにするまでは第8図の場合と同しである
が、このときさらに、5TEP22で警報信号を出力し
てブロクラム591を抜ける。
それにより、第3図の警報器24が警報を発して、車間
距離制御が解除されたことを運転者に知らせる。
また、S1’L:P7で車間距離制御指令フラグがON
であっても、5TIEP21を通り、検出車速Vがマス
クt<0M141に記憶された車速データVm(例えは
7km/h)より小さくなった場合には、rYJの方へ
進み、S1’EP22で警報信号を出力する。
このように、警報を発生することにより、運転者に注意
を促すことができる。
第10図は、車間距離制御ブロクラム591のさらに他
の例を示す第9図と同様なフローチャ=1・であり、第
9図と異なるのは5TEP21に代る5TEP23の判
断処理たけである。
この5TIEP23では、5TEP7で車間距離制御フ
ラグかONのとき、検出車量比1lIcLをマスクRO
M141に記憶された車間距離データLmと比較する。
ぞして、LかLmより小さい時には「Y」へ進んで、5
TEP22で警報信号を出力して警報器24に警報を発
生させる。
このように警報を発することにより、運転者に洗磨、を
促すことができる。
第11図は、車間距離制御ブロクラム591のまたさら
に他の例を示す第10図と同様なフローチャートであり
、S1’EP23に代えて、5TEP14と5TEEL
’15の間に5TEP24の判断処理を挿入している。
この場合、9報を発する車間距離データとして、検出車
間距離りと直接比較する車間距離データLmの代りに、
検出車間距離りとそれに対応する安全車間距離Lsとの
差ΔLの絶対値と比較する車間距離データL3をマスク
RoM141に記載させておく。
そして、この差ΔL (=L−Ls)が負で、その絶対
値1ΔL1がマスクROMに記憶した車間距離データL
2(例えば0.5m)より大きい場合、5TEP14か
らこの5TEP24に進み、この1ΔL1をさらに卜述
した車間距離データL3(例えば0.7m)と比較する
そして、1ΔL1かL3より大きい場合は「N」へ進み
、第10図の例と同様に5TEP22で警報信号を出力
して警報を発生させる。
1ΔL1がL3より小さい場合にのみ、第8図と同様に
車間距離制御(この場合急減速)のための各処理を行な
ってプログラム591を抜ける。
このようにすれば、前車との車間距離が前述の車間距離
Lmよりは大きい場合でも、車速に応した安全車間距離
Lsよりはかなり小さくなり、前車への接近が急な場合
にも、警報を発して運転者に注意を促すことができる。
なお、第8図〜第11図の各フローチャートにおいて車
間距離制御中を示すフラグがOFFになると、コントロ
ールユニット100による車間距離の制御が解除される
が、それ以後はトライバか操作しない限り、第3図のス
ロットルバルブ20゜排気管バルブ22.及びトランス
ミッション(変速機)7は解除された時の状態のままに
保持される。
なお、この装置において、車間距離制御か行なわれてい
る時にブレーキやアクセルを操作すると、車両が停止、
減速又は加速されることは勿論である。
効果 以上実施例について説明してきたように、この発明によ
る車間距離制御装置は、車速が予め定めた値より小さい
時に、外部から(運転者によるスイッチ操作等による)
車間距離制御が指令されると、それ以後は車速に対応し
た安全な車間距離を保つように自動的にスロットルバル
ブ、排気管バルブ及び変速機を制御して車両の駆動力を
制御するようにしたため、渋滞路等の低速走行時におけ
るトライバの@縞なアクセルペダル及びブレーキペダル
の操作を減らし、ドライバの負担を軽減して疲労を防ぐ
という効果がある。
また、車間距離制御のための増減速が適度に行なわれる
ので、トライバか必要以上にアクセルを踏み込んで前車
に接近し過ぎてブレーキに踏むというような操作をする
ことによる燃料の浪費も防止でき、経済運転に寄与でき
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による車間距離制御装置の構成を示
す機能ブロック図、 第2図は、この発明に使用する車間距離検出手段の一例
を示す説明図。 第6図は、この発明の一実施例を示す全体構成図、第4
図は、第6図におけるコントロールユニット100の入
出力信号を示す説明図、 第5図は、同じくコントロールユニット100の回路構
成を示すブロック図、 第6図は、同じくコントロールユニット100における
制御プログラムの構成と処理の流れの概要を説明するた
めの説明図、 第7図は、同しくコントロールユニット100における
制御プログラムの具体例を示す構成図。 第8図は、第7図における車間距離制御ブロクラム59
1の一具体例を示すフローチャート図、 第9図、第10図及び第11図は、それぞれ車間fIr
!、離制御ブロクラムの他の異なる例の要部のみを示す
フローチャート図である。 1.2・・・車両 3・・・超音波マイク4・・・イグ
ニッション・スイッチ 5・・・駆動エンジン 6・・・セレクトレバー7・・
トランスミッション(変速(1)8・・・プロペラシャ
フト 9・・・テファレンシャルキア 10L、IOR・・・後軸 11・・・アクセルペダル
12・・・ブレーキペダル 13L、13R・・・前輪
14・・・バーキンク・ブレーキレバー15・・・テー
タ入力装置 16・・表示装置17・・・バッテリ 1
8・・・電源リレー1日・・スロットルバルブ・アクチ
ュエータ20・・・スロットルバルブ 21・・・排気
管22・・・排気管バルブ 24・・・警報器23・・
・排気バルブ・アクチュエータ100・・コントロール
ユニット(制御装置)110・・・信号整形回路 120・・・入力インタフェース回路 160・・・中央演算処理装置(CPU)135・・・
演算タイマ回路 140・・・メモリ150・・・出力
インタフェース回路 160・・・駆動回路 170・・・バックアップ回路
180・・電源回路 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 駆動エンジンと変速機と該駆動エンジンおよび変速
    機の制御装置とを有する車両において、車両の走行速度
    を検出する車速検出手段と、該車速検出手段の出力値と
    比較するデータを記憶するデータ記憶手段と、前方を走
    行する車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と
    、車間距離の制御を外部から指令する制御指令手段と、
    前記車速検出手段の出力値に対する安全車間距離を出力
    する安全車間距離出力手段と、スロットルバルブを開閉
    操作するスロットルバルブ・アクチュエータと、排気管
    バルブを開閉操作する排気管バルブ・アクチュエータと
    を設け、 前記制御装置に、前記車速検出手段の出力値が前記デー
    タ記憶手段の記憶データより小さく、且つ前記制御指令
    手段によって車間距離の制御が指令された後、前記スロ
    ットルバルブ・アクチュエータ、排気バルブ・アクチュ
    エータおよび変速機に対する各制御信号を単独にまたは
    複数を同時に出力して、前記車間距離検出手段の出力値
    を前記安全車間距離出力手段によって出力された安全車
    間距離に一致させるように車両の駆動力を制御すること
    によって車間距離を制御する手段を備えたことを特徴と
    する車間距離制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6311443A (ja) * 1986-06-30 1988-01-18 Nissan Motor Co Ltd 車速制御装置
CN104325953A (zh) * 2014-10-25 2015-02-04 黄捷 一种车用保险杠防护弹簧
WO2021065372A1 (ja) * 2019-10-04 2021-04-08 日立Astemo株式会社 車両制御装置

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