JP6993145B2 - ブレーキ制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ブレーキ制御装置に関し、特に、警報の発生に応答して警報ブレーキを作動させる、ブレーキ制御装置に関する。
この種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この文献は、緊急ブレーキの開始タイミングを算出し、算出された開始タイミングよりも早期に警報ブレーキを実行することを開示している。ここで、警報ブレーキは、程度の弱いブレーキとされる。一方、緊急ブレーキは、衝突回避および衝突時の被害を軽減するべく、程度の強いブレーキとされる。
特開2014-117995号公報
しかし、マニュアルトランスミッション方式の車両に特許文献1の技術を適用すると、緊急性の低い警報ブレーキ(=緊急停止の必要がないブレーキ)の作動に伴うエンジン回転数の低下によって、エンジンストールが発生し、車両が停止してしまうおそれがある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、緊急停止の必要性が低い状況で車両が停止する懸念を軽減することができる、ブレーキ制御装置を提供することである。
この発明に係るブレーキ制御装置は、マニュアルトランスミッション方式を採用する車両に搭載され、警報の発生に応答して緊急ブレーキよりも制動力の低い警報ブレーキを作動させるブレーキ制御装置であって、警報ブレーキに起因するエンジン回転数の低下がエンジンストールを引き起こす回転数よりも高い回転数で収束するように警報ブレーキの作動時間が設定され、警報ブレーキが作動したときのジャークと警報ブレーキの制動力とを固定して、エンジンストールが発生する車速と現車速との速度差に基づき、作動時間を算出する、または、作動時間を固定して、速度差に基づき、警報ブレーキが作動したときのジャークおよび/または警報ブレーキの制動力を調整する、ブレーキ制御装置である。
ブレーキ制御装置は、マニュアルトランスミッション方式を採用する車両に搭載される。また、警報の発生に応答して作動する自動ブレーキは、エンジンストールを引き起こす回転数よりも高い回転数でエンジン回転数の低下が収束するように制御される。これによって、緊急停止の必要性が低い状況で車両が停止する懸念を軽減することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施例の車両の要部構成の一部を示すブロック図である。 車速とエンジン回転数と変速比との関係の一例を示すグラフである。 自動ブレーキの起動からエンストまでの加速度の変化の一例を示すグラフである。 図1に示すECUの動作の一部を示すフロー図である。 他の実施例において自動ブレーキの起動からエンストまでの加速度の変化の一例を示すグラフである。 他の実施例におけるECUの動作の一部を示すフロー図である。
図1を参照して、この実施例の車両10は、3つの気筒141~143が形成された4ストローク型のエンジン(内燃機関)12を動力源として備える。
イグニッションキー(図示せず)によってIGオン操作が行われると、ECU40は、エンジン12を始動するべくリレー24をオンする。バッテリ22の電力はオン状態のリレー24を介してスタータ26に供給され、スタータ26はバッテリ22の電力によってクランキングを実行する。この結果、エンジン12が始動する。
気筒141~143の各々に設けられたピストン(図示せず)は、クランクシャフト16がアイドル回転数で回転できる速度で上下動する。クランクシャフト16の回転力は、ベルト18を介してオルタネータ20の回転軸20sに伝達される。回転軸20sの回転力は電力に変換され、変換された電力はバッテリ22に蓄えられる。
なお、クランクシャフト16の回転数つまりエンジン12の回転数は、図示しないアクセルペダルの踏み込み量に応じて変化する。
クランクシャフト16とプロペラシャフト30との間には、マニュアルトランスミッション28が介在する。シフトレバー34が“ニュートラル”の位置に設定された状態では、マニュアルトランスミッション28とクランクシャフト16との接続が開放される。この結果、“ニュートラル”の状態では、クランクシャフト16の回転力がプロペラシャフト30に伝達されることはない。
クラッチペダル32が踏み込まれ、シフトレバー34が“1速”~“4速”のいずれかの位置に設定されると、マニュアルトランスミッション28の変速比は、シフトレバー34の設定に対応する変速比に調整される。その後、クラッチペダル32の踏み込みが解除されると、マニュアルトランスミッション28とクランクシャフト16との接続が確立される。
クランクシャフト16の回転力は、シフトレバー34の設定に対応する変速比でプロペラシャフト30に伝達される。プロペラシャフト30の回転力はその後、ドライブシャフト(図示せず)を介してタイヤまで伝達され、これによって車両10が前進する。
図2を参照して、シフトレバー34が“1速”の位置に設定された場合、車速は、エンジン回転数に対して直線L1に沿って変化する。シフトレバー34が“2速”の位置に設定された場合、車速は、エンジン回転数に対して直線L2に沿って変化する。
シフトレバー34が“3速”の位置に設定された場合、車速は、エンジン回転数に対して直線L3に沿って変化する。シフトレバー34が“4速”の位置に設定された場合、車速は、エンジン回転数に対して直線L4に沿って変化する。
走行中の車両10の前方に障害物が存在する場合、この障害物までの距離やこの障害物との相対速度は、各種センサ38によって検知される。車両10が障害物に過度に接近すると、各種センサ38は、緊急性に応じて異なる警報をECU40に通知する。つまり、緊急性が低い段階では衝突回避のための1次警報が通知され、緊急性が高くなると衝突被害を軽減するための2次警報が通知される。
1次警報が通知されると、ECU40は、制動力の低い警報ブレーキの作動を自動ブレーキ装置42に対して要求する。車両10は、警報ブレーキによって減速する。また、2次警報が通知されると、ECU40は、制動力の高い緊急ブレーキの作動を自動ブレーキ装置42に対して要求する。車両10は、緊急ブレーキによって停止する。
ただし、この実施例の車両10のようにマニュアルトランスミッション方式を採用する場合、警報ブレーキの作動によって車速が低下すると、これに伴うエンジン回転数の低下によってエンジンストールが発生するおそれがある。
警報ブレーキは緊急性の低い段階で作動するところ、この段階でのエンジンストールは、逆に車両10の安全性を損なうことになる。また、停止した車両10を再び走行させるには、エンジン12の再始動が必要となるため、運転者は煩わしさを感じる。
そこで、この実施例では、警報ブレーキの作動に起因するエンジンストールを回避するべく、図4に示すフロー図に従う警報ブレーキ制御処理をECU40に実行させるようにしている。このとき、ECU40はブレーキ制御装置として機能する。なお、このフロー図に対応する制御プログラムは、メモリ40mに記憶される。
ステップS1では、各種センサ38から1次警報が通知されたか否かを判別する。判別結果がNOであれば今回の警報ブレーキ制御処理を終了する一方、判別結果がYESであればステップS3に進む。
ステップS3では、図示しない速度センサを通して現時点の車速を検出し、ステップS5では、シフト位置検出回路36を通して現時点のシフトレバー34の位置を検出する。ステップS7では、エンジンストールが発生する車速を検出する。つまり、図2に示すグラフに記載された閾値THesはエンジンストールが発生するエンジン回転数を示すところ、現時点のシフトレバー34の設定でエンジンストールが発生する車速を閾値THesを参照して検出する。
ステップS9では、ステップS3で検出された車速とステップS7で検出された車速との間の速度差ΔVを算出する。1次警報が通知された時点の車速が“SP1”で、1次警報が通知されたときのシフトレバー34の設定が“2速”で、“2速”での走行中にエンジンストールが発生する車速が“SP2”であれば、速度差ΔVは“SP1-SP2”となる。
ステップS11では、警報ブレーキが起動されてからエンジンストールが発生するまでの猶予時間Tstp1を、図3に示すグラフを参照して算出する。図3に示すグラフによれば、縦軸は加速度を表し、横軸は時間を表す。また、ハッチング領域の左辺の傾きSL1は、警報ブレーキが作動したときのジャークを示し、ハッチング領域の下辺の高さG1は、警報ブレーキが作動したときの車両10の加速度(減速度)を示す。
さらに、この実施例では、ジャークSL1および加速度G1はいずれも固定値とされる。そうすると、ハッチング領域の面積は、時間の長さに依存する。これを踏まえて、ステップS11では、ステップS9で算出された速度差ΔVがハッチング領域の面積と一致する時間をエンジンストールまでの猶予時間Tstp1として算出する。
猶予時間Tstp1の算出が完了すると、ステップS13で警報ブレーキの起動を自動ブレーキ装置42に要求する。これによって、車両10の減速が開始される。ステップS15では、猶予時間Tstp1から時間αを引き算した時間が経過したか否かを繰り返し判別する。ここで、時間“Tstp1-α”の始期は、警報ブレーキの起動時に相当する。ステップS15の判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS17で警報ブレーキの解除を自動ブレーキ装置42に要求し、その後に今回の警報ブレーキ制御処理を終了する。
以上の説明から分かるように、ECU40は、マニュアルトランスミッション方式を採用する車両10に搭載され、1次警報の発生に応答して警報ブレーキの作動を自動ブレーキ装置42に要求する。ただし、警報ブレーキは、これに起因するエンジン12の回転数の低下がエンジンストールを引き起こす回転数よりも高い回転数で収束するように制御される。これによって、緊急停止の必要性が低い状況で車両10が停止する懸念を軽減することができる。
なお、この実施例では、警報ブレーキが作動したときのジャークと警報ブレーキの制動力とが固定であることを前提として、警報ブレーキの作動時間をエンジンストールが回避される時間に調整するようにしている。
しかし、警報ブレーキの作動時間を“Tstp2”に固定した上で、警報ブレーキが作動したときのジャークおよび/または警報ブレーキの制動力を調整し、これによってエンジンストールを回避するようにしてもよい。この場合、図4に示すフロー図は、部分的に図6に示すように修正される。
図6を参照して、ステップS9の処理の後に移行するステップS11´では、ジャークおよび/または制動力を変更する。変更後のジャークおよび/または制動力は、警報ブレーキの起動から時間Tstp2が経過した時点のエンジン12の回転数が図2に示す“THes”を上回る回転数となる値を示す。なお、変更後のジャークが“SL2”に相当し、変更後の制動力に対応する加速度が“G2”に相当する場合、ハッチング領域は、図5に示すグラフに描かれた形状をなす。
ステップS13では警報ブレーキの作動を自動ブレーキ装置42に要求し、ステップS15´では警報ブレーキの作動から時間Tstp2が経過したか否かを繰り返し判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS17で警報ブレーキの解除を自動ブレーキ装置42に要求し、その後に今回の警報ブレーキ制御処理を終了する。
10 …車両
12 …エンジン
28 …マニュアルトランスミッション
32 …クラッチペダル
34 …シフトレバー
38 …各種センサ
40 …ECU
42 …自動ブレーキ装置

Claims (1)

  1. マニュアルトランスミッション方式を採用する車両に搭載され、警報の発生に応答して緊急ブレーキよりも制動力の低い警報ブレーキを作動させるブレーキ制御装置であって、
    前記警報ブレーキに起因するエンジン回転数の低下がエンジンストールを引き起こす回転数よりも高い回転数で収束するように前記警報ブレーキの作動時間が設定され、
    前記警報ブレーキが作動したときのジャークと前記警報ブレーキの制動力とを固定して、エンジンストールが発生する車速と現車速との速度差に基づき、前記作動時間を算出する、
    または、
    前記作動時間を固定して、前記速度差に基づき、前記警報ブレーキが作動したときの前記ジャークおよび/または前記警報ブレーキの制動力を調整する、
    ブレーキ制御装置。
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