JPS60162112A

JPS60162112A - ガンタイフ青炎オイルバ−ナ

Info

Publication number: JPS60162112A
Application number: JP1738784A
Authority: JP
Inventors: Hisao Naganuma; 長沼　比佐夫; Osamu Ishikawa; 修石川
Original assignee: Tokyo Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Denki Co Ltd
Current assignee: Tokyo Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Denki Co Ltd
Priority date: 1984-02-01
Filing date: 1984-02-01
Publication date: 1985-08-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分骨本１発明は、灯油等の燃油を青い炎で燃焼させるように
した油気化燃焼のガンタイプ青炎オイルバーナに関する
。

（ロ）従来技術ガンタイプ青炎オイルバーナでは、燃焼点に達する燃油
が、その燃焼点に到達する以前に完全に蒸発することを
要する。オイルフレームな青炎で作動させることは、完
全燃焼に必要とする空気より極（少量超過の空気でバー
ナを操作し得るので、事実上化学量論的燃焼が起るとい
う利点を持っている。極く少量の超過空気によって燃焼
が生じるから、非常に熱い炎が生じ、これにより燃料の
エネルギー含量が最適に利用され、熱伝達の改良になる
。また、発気は、黄色炎バーナの最適圧調整されたもの
からの発気に比して極めて少ない有害物質（ＮＯｘ、５
Ｏｘ）Ｌか含まない。

従来のガンタイ１青炎オイルバーナは、特開昭５８−１
０２０１６号公報に於て示されている如く、燃焼筒内に
椀状体からなる気化筒を設け、燃焼筒内壁を多孔壁状と
して該多孔壁より２次空気を供給し、気化筒外部と燃焼
筒内壁との間で青炎を形成するものである。

しかし、このタイプのバーナは点火時より青炎燃焼でさ
る利点があるが、燃焼筒内周の多孔壁の孔径、孔数、孔
の配列の決定に際して多くの制約があり、複雑であり、
且つ、バーナ全体としてかなり大型となる欠点を有して
いた。

（ハ）　目的本発明は斯る事情に鑑みて為されたものであり、瞬間的
に青炎燃焼に達し出力の小さなものに使用しても安定し
た青炎燃焼がでさ、且つ、構造が単純、小型のガンタイ
プ青炎オイルバーナを提供することを目的とするもので
ある。

に）構成本発明は、内筒（３）の基端部（４）に燃料を吹込む吹
込口（２）を開口１．、内筒（３）の先端部から逆円錐
台状の蒸発カップ（５）を嵌挿し、内筒（３）の先端部
側面に炎口（６）（６）・・・を穿設し、該炎口（６＋
＋６１・・・の下方に２次空気口（７）（７）・・・を
穿設し、内筒（３）を囲繞する外筒（９）と内筒（３）
とで２次空気口（７）（７１・・・から蒸発カップ（５
）へ向けて直角に２次空気を供給する送気室（ＩＩ＋を
形成し、内筒（３）の基端部（４１から蒸発カップ（５
）までの距離を燃料噴霧ノズル（１）から噴霧された燃
料が内筒（３）の内壁に到達するまでの距離の１．２〜
２．０倍として成る。

（ホ）実施例本発明一実施例を図面に基づき説明する。（１）は燃料
噴霧ノズル、（２）は耐熱性金属板より成る内筒（３）
の基端部（４）に穿設され噴霧ノズル（１）からの燃料
と１次空気を吹き込む吹込口、（３）は気化された燃料
と１次空気とを混合するための混合空間な形成する内筒
である。

（５）は、内筒（３）の先端から嵌挿され噴霧燃料を衝
突させて気化させる耐熱性金属板より成る逆円錐台状の
蒸発カップ、（６１＋６１・・・は、内筒（３）の先端
の側部に穿設された方形状の炎口である。

（７１（７１・・・は、内筒（３）の炎口ｔ６Ｈ６＋・
・・の下部に穿設された２次空気孔で、２次空気孔（７
）ｆ７１・・・は、内筒（３）及び後述する基台筒（８
）の外側を囲繞する外筒（９）によって形成される送気
室００）から２次空気な供給されるものである。

（１１）は、燃料噴霧ノズル（１）を取り付は基台筒（
８）に取り付けられた１次空気制御板で、１次空気制御
＆Ｏｎには１次空気孔０２１０２・・・が穿設されてお
り、該１次空気孔ｆ１２）（１２１・・・の径、数によ
って１次空気、２次空気の割合が決定される。

基台筒（８）には複数の２次空気取入口＜１３）Ｑ３）
・・・が穿設されている。

尚、０４）は、円筒（３）の冷却を防ぐ断熱筒、０５）
は、点火電極、（１６）は、燃料ポンプである。

上記構成の本発明によるガンタイプ青炎オイルバーナの
動作について説明する。燃焼用空気が送風装置（図示せ
ず）罠より基台筒（８）の内側下方より供給されると、
空気の一部は１次空気制御板０１）の１次空気孔（］　
２１（１２１・・・から吹込口（２１へ、他方は基台筒
（８）の２次空気取入口（］３）（１３）・・・から送
気室００）へ送られる。

ここで、１次空気の割合は、燃焼に必要な全空気量の１
０〜２０％を内筒（３）へ均等に導入させる必要がある
が、それは１次空気孔１２１（１２１・・・の径と数に
より℃制御することができる。

燃料噴霧ノズル（１）から噴霧された燃料の油滴は吹込
口（２）から内筒（３）内に送り出され、１次空気孔（
１２＋（１２１・・・からの１次空気と混合しつつ蒸発
カップ（５）Ｋ衝突する。

燃料噴霧ノズル（１）の噴霧角度は、６０°〜８０℃で
、いわゆる中濃噴霧ノズルを使用した場合、燃料油滴は
蒸発カップ（５）の先端部に最も多（衝突する。

一方、２次空気取入口（１３）Ｑ３）・・・から送気室
００１に送り出された２次空気は２次空気孔（７１ｆ７
１・・・から内筒（３）内へ蒸発カップ（５）に直角に
衝突する。

このとぎ、内筒（３）の基端部（４）から蒸発カップ（
５）の先端までの距離り、は燃料油滴が内筒（３）の内
壁に到達するまで距離Ｌ１の１．２〜２．０倍となって
而して、点火電極０５）によって燃料油滴看火され、内
筒（３）の先端の炎口（６Ｈ６）・・・で赤炎を形成す
るが、内筒（３）と蒸発カップ（５）は直ちに加熱され
、燃料油滴を気化可能な温度に璋する。

燃料噴霧ノズル（１）から噴霧された燃料油滴は、蒸発
カップ（５）に衝突反転し、図示の矢線で示す如く渦流
反転を行なうので１次空気との混合は充分に行なわれる
。尚、蒸発カップ（５）か逆円錐台状であるので、蒸発
カップ（５）の根元部に向かうに従って、狭少になって
いるので、空気圧が高（なり、反転撚＃ｉを助長するも
のである。

反転した後の燃料油滴は蒸発カップ（５）に沿って気化
カスとなりながら上昇し、炎口（６’１６）・・・より
青炎となって噴出する。

前記した如く、２次空気孔（７１（７）・・・から蒸発
カップ（５）に直角に衝突した２次空気は炎の完全燃焼
を促進すると共に蒸発カップ（５）ヲ冷却し蒸発カップ
（５）の異常な温度上昇を防止し、燃料の気化速度が最
も速い約３００°Ｃ〜３５０℃に保つものである。

（へ）効果以上の如（、本発明によるガンタイプ青炎オイルバーナ
は、内筒（３）内に逆円錐台状の蒸発カップ（５）を配
設し、内筒（３）の先端に炎口（６１（６１・・・を穿
設しているので、燃料噴霧ノズル（１）から噴霧された
燃料油滴は蒸発カップ（５）に衝突し反転するので吹込
口（２）からの１次空気との混合が充分に行なわれ青炎
燃焼の達成が図られる。

また、内筒（３）の基端から蒸発カップ（５）先端まで
の距離Ｌ２を燃料噴霧ノズル（１）から噴霧される燃料
油滴が内筒（３）の内壁に到達するまでの距離Ｌ１の１
．２〜２．０倍としているので、１．２倍以下の場合に
見られる内筒（３）と蒸発カップ（５）とが作るガス混
合空間が狭いために安定な青炎燃焼がされないようなこ
ともな（、更に、２゜０倍以上の場合に見られる炎が内
筒（３）内部で形成されるようなこともない。

また、２次空気を２次空気孔＜７１（７）・・・から蒸
発カップ（５）に直角に衝突させているので蒸発カップ
（５）が冷却され、異常上昇が防止でき、燃料が最短時
間で気化される３００°Ｃ〜３５０℃に保持される。

また、前記した如（、燃料噴霧ノズル（１）から噴霧さ
れた燃料油滴は１次空気と共に内筒（３）内で旋回混合
し、内筒（３）内壁面と蒸発カップ（５）との広い気化
面で気化させているので、極めて短時間のうちに胃炎気
化燃焼が行なわれ、煤、臭等の発生も極めて少ｉｔＫ抑
制される。

更に、内筒（３）、蒸発カップ（５）の太ぎさを相対的
に変えるのみで出力（燃焼量）を変化させることができ
るので、小型のバーナな提供することができる。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明によるガンタイプ青炎オイルバーナの断面
図である。（３）・・・内筒、　（５）・・・蒸発カップ、　（６
）・・・炎口、（７）・・・２次空気孔、　（＋２１・
・・１次空気孔。出願人　三洋電機株式会社　外１名代理人　弁理士　佐　野　靜　夫５一

Claims

【特許請求の範囲】（１，１内筒（３）の基端部（４）に燃料を吹込む吹込
口（２）を開口し、内筒（３）の先端部から逆円錐台状
の蒸発カップ（５１を嵌挿し、内筒（３）の先端部側面
に炎口（６）（６）・・・を穿設し、該炎口（６１（６
１・・・の下方に２次空気口ｆ７）（７）・・・を穿設
し、内筒（３）を囲繞する外筒（９）と内筒（３）とで
２次空気口（７）（７）・・・から蒸発カップ（５）へ
向けて２次空気を供給する送気室ＱＯＩを形成したこと
を特徴とするガンタイプ青炎オイルバーナ。（２）　内筒（３）の基端部（４１から蒸発カップ（５
１１での距離を燃料噴霧ノズルｆｉｌから噴霧された燃
料が内筒（３）の内壁に到達するまでの距離の１．２〜
２．０倍としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載のガンタイプ青炎オイルバーナ。（３）２次空気口（７）（力・・・からの２次空気を蒸
発カップ（５）に対して直角に衝突させるようにしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項のガンタイプ青炎
オイルバーナ。