JPS60161920A - 動物用成長剤 - Google Patents

動物用成長剤

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JPS60161920A
JPS60161920A JP59015726A JP1572684A JPS60161920A JP S60161920 A JPS60161920 A JP S60161920A JP 59015726 A JP59015726 A JP 59015726A JP 1572684 A JP1572684 A JP 1572684A JP S60161920 A JPS60161920 A JP S60161920A
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growth hormone
animal
acid
liposome
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JP59015726A
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Masaki Kamata
鎌田 政喜
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Individual
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Liposomes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Epidemiology (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
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  • Pyrane Compounds (AREA)
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Fodder In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、動物の成長を促進し、健康を増進する動物用
成長剤に関する。
植物の生長、分化に強い効力をもつインドール酢酸およ
びジベレリンが蚕の生長にも微量で効果のあることは、
本発明者が先に発見し、既に特開昭57−166942
号において発表している。しかしながら、これら植物成
長ホルモンは、極微量で有効である一方、きわめて不安
定な化合物であるため多くの要因によシ分解を受け易く
、生体外ばかシでなく生体内に入ってからも諸条件、例
えば光、温度、細胞組織液、酵素などによシ分解され、
その生理作用を発揮するまでに不活性な化合物となシ、
効力を失ってしまう。事実、植物生長ホルモンを蚕に与
えた場合、外的条件例えば飼育温度、光、湿度などのほ
か、内的条件としては分解酵素などによシ吸収利用の間
に分解を受けるために、その成長効果が全くないか、殆
んど認められないケースが多くあった。特に温度の影響
は大きく、飼育時の温度が若干違ってもその効果に大き
な差を生じ、効果に安定性を欠いていた。この様に、環
境的な飼育温度は勿論、そのほかに動物の体温などを含
めて温度によシ影響を受け易いことは、植物ホルモンの
利用にあたって致命的な欠陥となる。即ち、変温動物で
は適当に飼育温度を変えてその利用を図ることはできる
が、その場合でも温度管理を厳密に行なわねばならず、
変温動物以外の動物には利用できないことになシ、この
ままでは、植物生長ホルモンのもつ動物の成長促進効果
を産業上有効に利用することは非常にむずかしいという
ことである。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、植物成長ホルモ
ンを用いかつ温度による影響や酵素などによる分解も受
けにくい動物用成長剤を提供することを目的とする。
本発明は、この目的を達成すべく種々検討した結果、植
物成長ホルモン、水中に分子層膜を形成可能な脂質(以
下単に脂質という)及びステリンを含んでなシ、植物成
長ホルモンを前記脂質およびステリン、とくに植物性ス
テリンなどと共に;リポソームを作って温度による影響
、酵素などによる分解を受けに<<シた動物用成長剤を
提供するに至ったものである。
詳細に説明すると、細胞が外部の物質をとシ込むことは
細胞の生存に不可欠な現象であシ、この機構はエンドサ
イト−シスと呼ばれておシ、一般に細胞はこのエンドサ
イト−シスによって必要な物質を吸収し、あるいは異物
を処理している。植物成長ホルモンが動物に対して生長
効果を示すのも、このホルモンが受容体と反応してエン
ドサイト−シスによって吸収されることKよって作用を
示すものと思われる。一般的にエンドサイト−シスにお
けるホルモンと細胞膜受容体との結合は、反応時間及び
反応温度に依存し、また反応時の細胞外液での物質(ホ
ルモン)の濃度とも密接な関係をもっている。したがっ
て、植物成長ホルモンを動物に与えた場合その作用が発
揮されるか否かは、受容体と結合するまでの反応時間及
び温度に対してそれがいかに安定であるかがもつをも重
要であシ、植物成長ホルモン自体は、この点できわめて
不安定である。そこで、本発明者は種々検討した結果、
植物成長ホルモンを水中に分子層膜を形成可能な脂質及
びステリン、特に植物性ステリンなどとともにリポソー
ムをつくって投与することによって、温度による影響、
酵素などによる分解も受け忙く\なシ、常に一定した生
長促進効果を示すことを見い出したのである。分解し易
い薬剤を燐脂質及びコレステロールと共にリポソームを
つくって用いることは知られているが、今までに植物成
長ホルモン−ステリン−リポソームがつくられた例はな
く、しかもそれが動物に対して優れた生長効果を示すこ
とは全く知られていない。
さらに1植物ステリンであるβ−シトステロール、スチ
グマステロールなどがリポソームに使用された例はりく
、それらがバリヤーとしての前記脂質の効果を高め、内
蔵する植物成長ホルモンの安定性を高める効果のあるこ
と、また植物性ステリンが細胞内にとシCまれた植物成
長ホルモンまたはその近縁物質などの生長促進効果を妨
害することなく、それ自体なんらの毒性を示さないこと
は本発明において始めて明らかになったことである。
本発明の植物成長ホルモン−ステリン−リポソームから
なる動物用成長剤は、動物の栄養または生長を支えるに
足る栄養物を含んだ飼料組成物に対して混合又は散布す
る飼料添加物として、あるいは動物の皮膚等から皮下吸
収される様に直接動物に散布する散布剤あるいは養殖池
の水に添加する添加剤等として用いられ、蚕等の昆虫や
魚類などの変温動物に限らず、鳥類あるいは家畜や人等
の哺乳動物など、恒温動物にも適用可能である。
こうしてこの動物用成長剤を適用することによって、動
物性蛋白質の生合成が促進され、動物の生長促進や健康
増進をはかることができるものである。
植物成長ホルモンとしては、広義のオーキシン類や各種
ジベレリンなどが含まれる。ここで広義のオーキシン類
とは、インドール酢酸等の狭義のオーキシン類の#丘か
、その類縁化合物である例えばオキシインドール酢酸、
オキシフェニル酢酸等のオキシオーキシン類、チオオキ
シインドール酢酸等のチオオキシオーキシン類やインド
ールチオ酢酸等のオーキシンチオ酢酸等を含むものであ
る。
またジベレリン類においても、チオオキシジベレリン等
を含むものとする。
ステリンとしては、植物性ステリンとしてβ−シトステ
ロール、スチグマステロール、カンペステロールなどの
ほか、動物性ステリンであるエルゴスチロール、コレス
テロール等4([することができる。またこれらのもの
を含む天然物、例えば大豆油なども使用することができ
る。
前記脂質、即ち水中に分子層膜を形成可能な脂質として
は、ホスファチジルコリン、ホスファチジルセリン、ホ
スファチジルグリセリン、スフインゴミュリン、カルシ
オリピン、ホスファチジン酸、ホスファチジルエタノー
ルアミン、リゾフオスファチジルコリン、ガングリオシ
ドなどの燐脂質が適当であるが、そのほかクーデヒドロ
コレステロール、酸化コレステロール、α−トコフェロ
ール、クロロフィル、キサントフィル、グリセリルジス
テアレート、グリセリルモノオレアート、ソルビタンモ
ノオレアート、ドデシル酸リン酸、モノオレイルリン酸
、糖脂質なども用いることができ、これらのものを単独
で使用してもよく、2〜3種類を混合使用してもよい。
このほか、植物成長ホルモンの分解を防ぐため、リポソ
ーム中にフラボノイド又はポリフェノール酸を同時に加
えるとさらに効果がつよくなる。このとき使用する7ラ
ポノイドとしては、モリン、クエルセチン、インクエル
セチン、インクエルシトリン、ミリセチン、ヘスベリジ
ンなどのほかクワノン、モラセチンなどを用いるとよく
、ポリフェノール酸としては没食子酸、プロトカテキュ
酸、コーヒー酸、クロロゲン酸などを用いることができ
る。
また、リポソームの安定性を良くすべく、通常用いられ
ているカルシウムイオンの添加を行なってもよく、また
吸収性を良くするために超音波振動を加えて粒子を小さ
くするのも有効である。
リポソームの製法としては、薄膜法、注入法などいろい
ろあるが、薄膜法による一例を説明するト次の通りであ
る。即ち、ホスファチジルコリン、ホスファチジルセリ
ンなどの脂質およびステリンなどをクロロホルム、四塩
化炭素などの有機溶媒に溶かし、ナス型フラスコに入れ
たのちよく混合し、これをロータリーエバポレータにて
減圧下で溶媒を除去して二分子層膜をりくシ、さらに減
圧デシケータ中に12時間放置して完全に溶媒を除去す
る。できた膜の上に植物成長ホルモンおよび必要に応じ
てフラボノイドまたはポリフェノール酸を水または緩衝
液に溶かした溶液を加え、よく振とうしてリポソーム溶
液をつくる。この溶液を必要に応じて超音波処理したの
ち、超遠心処理またはゲル濾過によって余剰の溶質分子
をとシ去る。
こうして、植物成長ホルモン−リポソームが得ら又はア
ルコールなどの溶媒に溶かした後、可溶性の賦型剤、た
とえば乳糖、戸糖、ブドウ糖などに加えて倍散剤をつ〈
シ、これをそのまままたは水棲崇に溶かして飼料に混合
したル、水溶液を連接体表面に噴霧したシして使用する
植物成長ホルモン−リポソームの使用量は、植物成長ホ
ルモン量に換算して、例えば人工飼料に混合して使用す
る場合は飼料1001中に1x10−3μu1mF用い
るとよい。この量はオーキシン、ジベレリンなど植物成
長ホルモンの種類に変)なくはソ同じである。
次に実験例を説明する。
実験に使用した植物成長ホルモンーリボンームは次の方
法で作成したものを用いた。
(1) fス型フラスコにフオスファチジルコリン50
mノ及びβ−シトステロール10mFを秤取し、クロロ
ホルム5m/に溶解する。
(2) フラッシュエバポレータで回転しながら減圧下
で溶媒を溜去する。
(3)デシケータにて乾燥して溶媒を完全に除去する。
(4)植物生長ホルモン0.2μP’に水5mlに溶か
し、フラスコに加える。なお、フラボノイドを用いると
きは、セリン0.6μノ、ポリフエノール酸を用いると
きは没食子酸6.0μ9を上記水5ml中に植物生長ホ
ルモンと同時に溶かす。
(5) ポルテックスミキサーで振とりする。
(6) この液を超遠心分離(2℃、40.000r、
p、m、 6m)し、沈澱をとる。
(7)減圧下で水分を除去する。
(8)乳糖を加え、適当な植物生長ホルモン濃度にうす
める。
(9) デシケータ中に保存する。
実験例1゜ 第1表に示す基本飼料に、インドール酢酸、ジベレリン
Ax、オキシインドール酢酸の単独および、インドール
酢酸、ジベレリンム3、チオオキシインドール酢酸、イ
ンドールチオ酢酸の各種リポソームを添加した飼料をつ
くり、この飼料で蚕を飼育した。帰室後8日月の飼育成
aを第2表に示す。
なお、試験区は各区60頭で行なった。蚕の品種は郡優
×桂冠を使用し、飼料調ゑは粉末飼料1に対し、V倍量
の水を加え練合したのち、115℃、60分間加熱滅菌
した。これに婆化した蟻蚕を帰室て、29℃および25
℃で飼育を行なった。
第 1 表 (重量 %) 桑葉末 25J) 無機塩 05 脱脂大豆粉末 365 ビタミン混合物 0.5セ/I
/v:1−ス粉末 9.0 アスコルビン酸 1.0馬
鈴薯粉末 19.5 イノジット 凹尼 糖 団 塩化
コリン 0.1 クエン酸 四 ソルビン酸 U 第 2 表 壷 添加量は人工飼料1(l当シの植物生長ホルモンの
μを数。
II秦 掻立8臼目のmi数。
実験例2 蚕の品種として錦秋×鐘和を用い、条桑前による壮蚕飼
育試験を行なった。リポソームを水に溶かし、これを給
桑した条桑上に噴霧して貴下させる添食方法と、蚕体に
直接噴霧して経皮吸収させる方法を試みた。
4令2日目及び6日月にそれぞれ1回づつ噴霧して4令
中に2回だけ添加し、それ以後は通常の飼育を行なった
各区の飼育頭数は200頭であシ、添加量は200頭当
シの植物生長ホルモンの量を示した。第6表にその飼育
成績を示す。
第 3 表 これら実験例から明らかな様に、桑葉または人工飼料に
よシ蚕を飼育するとき、植物成長ホルモン−ステロール
−リポソームを用いれば、植物成長ホルモン単独よりも
効力がつよい上に、温度によ石↓響が々〈なシ、広い温
度範囲で有効な成長効果がみられる。さらに1飼育期間
を短縮する効果があシ、また他の実験によシ人工飼料中
の桑葉末量を減らすことも可能となることが確かめられ
ておシ、これによって採桑、飼育時の大巾な省力化、原
料のうち最も高価な桑葉末の減少によシ飼料の大巾なコ
ストダウン等も図れ、経済的にも大きい効果が得られる
ことが判明した。
実験例五 人工醇化したイシダイの当才魚(平均体重42J3V)
を供試魚としてタテ1.5 m、ヨコ1.5凧深さnm
のイケス網を4区画設け、各々に50尾づつ収容して飼
育試験を行なった。第1区は対照区として無添加の生餌
(イカナゴミンチ)と粉末配合飼料(ハマチ用)を1:
1の重量比に混合して練餌を用い、第2区にはインドー
ル酢酸単独、第3区にはインドール酢酸リポソーム、第
4区にはジベレリンA3−リポソームを上記練餌に添加
したものを用いた。植物成長ホルモンおよび植物成長ホ
ルモンリポソームはα−でんぷんで倍散とし、その倍散
を練餌忙対してα3チ加え、植物成長ホルモンとして1
尾当!D3X10 μグが添加される様にした。
結果は第4表の通りである。
第 4 表 この実験例から明らかな様に、水産動物についても、成
長率及び飼料効率においてすぐれた成績が得られること
が判明した。
手続補正誉(自発) 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和59年 特 許願第15726 号2発明の名称 動物用成長剤 3、 @正をする者 事件との関係 特 許出願人 住 所大阪市東淀川区相川3丁目9番4号4代理人 昭和 年 月 日(発送日昭和 年 月 日Z補正の内
容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙のとおシ訂正する
(2)明細書第3頁第10行目、第7頁第4行目「分子
層膜」とあるを、「二分子層膜」と訂正する。
(3) 明細書第4頁第15行目〜第16行目「水中に
・山・脂質」とあるを、「前記脂質」と訂正する。
(4)明細書第7頁第6行目〜第7行目「スフィンゴミ
エリン」とあるを、「スフィンゴミエリン」と訂正する
(5) 明細書第7頁第6行目〜第11行目[クーチヒ
ドロコレステロール」七あルヲ、「7−デヒトロコレス
テロール」と訂正する。
(6) FJA細書第11頁の第1表中の第4行目「馬
鈴薯粉末」とあるを、「馬鈴薯でんぷん」と訂正する。
(7) 明細書第13頁第3行目 「キ数」とあるを、「−頭当シのツ数」と訂正すう。
(8) 明細書第15頁第17行目 [インドール酢酸リポソーム」とあるを、「インドール
酢酸−β−シトステロール−リポソーム」と訂正する。
(9) 明細書第15頁第17行目〜第18行目 。
「ジベレリンA3−リポソーム」とあるを、「ジベレリ
ンA3−β−シトステロール−リポソーム」と訂正する
(6)明細書第8頁第9行目 「カルシウムイオン」とある次に、[又はシリコン(S
iO2,Si) Jと加入する。
(ロ)明細書第12頁の第2表を別紙のとおシ訂正する
0 (2)明細書第14頁の第3表を別紙のとおり訂正する
(2) 明細書第16頁の第4表を別紙のとおシ訂正す
る。
2、特許請求の範囲 (1)植物成長ホルモン、水中に二分子層膜を形成可能
な脂質およびステリンを含んでなる動物用成長剤。
(21植物成長ホルモンがオーキシン類又はジベレリン
の一種若しくは複数種の組合せからなる特許請求の範囲
第1項に記載の動物用成長剤。
(3) ステリンが植物性ステリンである特許請求の範
囲第1項に記載の動物用成長剤。
第 2 表 第 3 表 第 4 表 手続補正番(自発) 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1事件の表示 昭和59年 特 許願第15726 号2発明の名称 動物用成長剤 3 補正をする者 事件との関係 特 許 出願人 昭和 年 月 日(発送日昭和 年 月 日)、+、衣
ぺい 7、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙のとおシ訂正する
(2) 明細書第3頁第10行目〜第14行目「植物成
長ホルモン・・・・・を作って」とあるを、「植物成長
ホルモンと水中に二分子層膜を形成可能な脂質(以下巣
に脂質という)を含んでなシ、前記脂質によ多形成され
るリポソームに植物成長ホルモンを担持させる様にして
前記植物ホルモンに対する」と訂正する。
(3] 明細書第3頁第16行目と第17行目の間に次
の文を加入する。
「好ましくは前記脂質にステリン、とくに植・物性ステ
リンを含ませることによって温度に対する安定性を高め
ることができる。」 (4) 明細書第4頁第15行目〜第17行目[植物成
長ホルモン・・・・・投与する」とあるを、[前記脂質
によって形成されるリポソームに植物成長ホルモンを担
持若しくはドラッグさせた状態で植物成長ホルモンを投
与する」と訂正する。
(5) 明細書第5頁第2行目〜第3行目「今までに」
とある次に、「植物成長ホルモンーリポソーム、特に」
と加入する。
〔6) 明細書第5頁第15行目 「植物成長ホルモン・・・・・リポソーム」とあるを、
「植物成長ホルモン−リポソーム」と引正する。
(7) 明細書第8頁第15行目 「および」とあるヲ、「および必要により」と訂正する
(8) 明細書第3頁第10目 [植物〆長ホルモン−リポソーム」とあるを、ri物、
a’長ホルモン−ステリン−リポソーム」と訂正する。
(9)明細書第16頁の最終行の後に次の文を加入する
0 「実駿例4゜ 植物成長ホルモンと脂質とからなるリポソーム、具体的
にはインドール酢酸−リポソーム、オキシインドール酢
酸−リポソーム及びジベレリンA3−リポソームを、第
1表に示す基本飼料に添加した飼料をつ<シ、実験例1
と同様に蚕のi育試験を行なった。試験結果を第5表に
示す。
第 5 表 ※ 添加量は人工飼料10i当りの植物成長ホルモンの
μi数 肇秦 掻立8臼目の1順当シのη数 この結果と第2表から、植物成長ホルモン−リポソーム
は、植物成長ホルモン−ステリン−リポソームに比べて
多少効果は劣るが、植物成長ホルモン単体の場合に比べ
て著しい効果が認められ、特に植物成長ホルモン単体で
は29℃で効果が低下しているのに対して植物成長ホル
モン−リポソームとすることによって25℃の場合とは
y同様の効果を保持し、温度による影響が少くなってい
る。
実験例& 植物成長ホルモンがリポソームによって安定化すること
を実征するため、別の実験も行なった。植物成長ホルモ
ンの内特にインドール酢酸は光、温度、金属イオンなど
によシ分解を受けるが、最も鋭敏でし〃・も特異的に分
解されるのは分解酵素によるものである。そこで、植物
成長ホルモンとしてインドール酢酸を用い11分解酵素
としてはよく用いられるWhole cytoplas
tnof Etiolated Pea Seecll
ing (工yドウ豆の苗からとったもの)を用いて安
定性を検討した。
即ち、インドール酢酸単独、インドール酢酸−リポソー
ム、インドール酢酸−β−シトステロール−リポソーム
をそれぞれ分解酵素とともに25℃、pa6.6の燐酸
緩衝液中に入れ、それぞれ1.3.5時間後にとシ出し
、5分間煮沸して反応を止めた後、サルコアスキー反応
を用い、呈色液の530nmにおける吸光度を測定して
その安定性を比較した。その結果は第6表に示す通シで
、インドール酢酸単独の場合、5時間後には#1とんど
分解されてしまうのに反し、リポソームにしたもの、そ
の中でもステリンを加えたものはその分解率が極めて小
さく、安定性が良いことを示している。
第 6 表 2、特許請求の範囲 (1)植物成長ホルモンと水中に二分子層膜を形成可能
な脂!皇含んでなる動物用成長剤。
(2)植物成長ホルモンがオーキシン類又はジベレリン
の一種若しくは複数種の組合せからなる特許請求の範囲
第1項に記載の動物用成長剤。
困 ステリンが植物性ステリンである特許請求の範囲第
3項に記載の動物用成長剤。
手続補正番(自発) 1.事件の表示 昭和59年 特 許願第15726 号λ発明の名称 動物用成長剤 3.14正をする者 事件との関係 特 許 出願人 性 所 大阪市東淀用区相用3丁目9番4号氏 名 (7称、鎌田政喜 4代理人 5゜ 昭和 年 月 日(発送日昭和 年 月 日)7、補正
の内容 (1)明細書m12頁の第2表を別紙のとおシ町圧する
0 (2)明細書第14頁の第6表を別紙のとおシ訂正する
0 (3) 明細書第16頁の第4表を別紙のとおり訂正す
る。 − 第 2 表 第 6 表

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)植物成長ホルモン、水中に分子層膜を形成可能な
    脂質およびステリンを含んでなる動物用成長剤。
  2. (2)植物成長ホルモンがオーキシン類又はジベレリン
    の一種若しくは複数種の組合せからなる特許請求の範囲
    第1項に記載や動物用成長剤。
  3. (3) ステリンが植物性ステリンである特許請求の範
    囲第1項に記載の動物用成長剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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