JPS60161908A - 衣料防虫材料 - Google Patents

衣料防虫材料

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JPS60161908A
JPS60161908A JP59015940A JP1594084A JPS60161908A JP S60161908 A JPS60161908 A JP S60161908A JP 59015940 A JP59015940 A JP 59015940A JP 1594084 A JP1594084 A JP 1594084A JP S60161908 A JPS60161908 A JP S60161908A
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insect repellent
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肇 広部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ベーパスリン又は4−メチル−4−へブテン
−1−イン−3−イル 2,2,3,3−? )ラメチ
ルシクロプロパン−1−カルボキシラードである揮散性
薬剤と、安定剤および香料をパルプ製原紙に含浸させ、
これを、厚さ15〜60声のPFi又はPPでその片面
又は両面を2ミネート加工した紙又は不織布の内装紙に
包納することにより、パルプ製原紙中の揮散性薬剤を長
期間にわたシ揮飲させ、衣料へのしみ出しを抑えること
を特徴とする衣料防虫材料に関する。
これまで一般に揮散性薬剤の使用例としては、衣料用防
虫剤のバッジクロールベンゼン、ナフタリンおよびシコ
クノクが固形状として使われる他、有機リン剤のDDV
P%文に古くKは有機塩素剤のリンデンを紙等の繊維板
に含浸したものがある。近年、住宅構造の進歩即ち暖房
の普及及び家屋の密閉性の向上により、今迄あまシ問題
とならなかったノミ、シラミ、イエダニ、ナンキンムシ
等の害虫の発生が多くなってきた。現在側われている上
記の3糧類の衣料用防虫剤についても、完全に満足し得
るものでなく、例えば臭いの問題、使用量の多いこと、
3〜4ケ月ごとに新しいものを入れなければならない等
、種々の欠点がある。本発明者は上記衣料防虫剤の欠点
と、WK近年発生の増大しているノミ、シラミ、ダニ、
シバンムシ、アリガタバチ、更にハエ、蚊、ゴキグリ等
の害虫対策にも使用できる薬剤の研究を行なった結果、
揮散性薬剤としてベーパスリン(4−メチル−4−ヘプ
テン−1−イン−3−イル d−シス、ト2ンスークリ
サンテマート)又は4−メチル−4−へブテン−1−イ
ン−3−イル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプ
ロパン−1−カルボキシラード(以下化合物Aと称する
)のピレスロイド化合物を使用した衣料防虫剤が、現在
市販されている防虫剤バッジクロールベンゼン、ナフタ
リンやシロクック製剤とは異たり、衣料害虫に対する防
虫効果のみならず殺虫力をも兼備していること、又、バ
クジクロールベンゼン、ナフタリンやショク/り製剤の
ような防虫剤特有の強い臭いや刺激をもたないことから
本発明の目的に適合することを見い出した0更にペーパ
スリン又は化合物ムの揮散量を調節し、長期間防虫効果
を発揮させるために、例えば、薬剤を印刷インキおよび
コーティング剤の一方又は双方に含有させ、これを紙又
は不織布の表面に処理した後文にその片面又は両面にラ
ミネート加工して合成樹脂フィルムの被膜を形成してな
る防虫紙を開発し、特許願昭和58年132224号と
して出願した。しかしながら、この方法では、揮散ベー
スが速すぎる場合があること、引き出し等で使用する時
衣服の間に数枚必要とすること、又、コーティング剤あ
るいはラミネートフィルムに含浸させた薬剤成分の一部
が衣服にし本出す場合があるなどの欠点を有していた。
そこで本発明者らは鋭意研究を続けた結果、ベーパスリ
ン又は化合物Aと必要ならば安定剤および香料をパルプ
製原紙に含浸させ、これを、厚さ15〜60fiのpd
又はPPでその片面又は両面をラミネート加工した紙又
は不織布の内装紙に包納することによシ、パルプ製原紙
中の揮散性薬剤を内装紙面から徐々に長期間にわたシ揮
飲させ、一方、薬剤成分の衣料へのしみ出しを抑えるこ
とができることを発見し本発明を完成した。
本発明の衣料防虫材料は、その使用する原紙の面積、厚
さによって容易に薬剤の量を調節でき、叉に2ミネート
加工に用いる合成樹脂フィルムの種類や厚さを選択する
ことにより、薬剤の揮散量を自由にコントロールできる
特徴を有する。本発明において、紙又は不織布の片面又
は両面に合成樹脂フィルムをラミネート加工する方法と
しては、従来の方法すなわち接着剤を用いてフィルムを
ラミネートさせるいわゆるドライラミネート加工あるい
は、合成樹脂を加熱して溶融しこれを紙又は不織布に流
し込むいわゆる押し出し加工のいずれの方法も適用でき
る。BE(ポリエチレン)、I)P<ポリプロピレン)
共、前者の方法で使用でき、100°C以下の温度でラ
ミネート加工することも可能である。一方、後者の方法
では200’C以上の溶融した好ましくはX’Eが用い
られ、工程中一時間に紙又は不織布が加温されてもさし
つかえない。いずれの方法においても、15〜60声の
任意の厚さにラミネート加工をすることができ、適当な
厚さを選ぶことによシ薬剤の揮散量をコントロールし、
効果を8ケ月以上持続することができる。
本発明の衣料防虫材料は、コンパクトであるため防虫シ
ートに較べて使い易く、使用空間の大きさに合わせて、
原紙に含浸させる薬剤量あるいは使用個数を選ぶことが
可能であシ、畳の下、カーペット又は押入れの下敷とし
て、あるいは洋服ダンス、タンスの引き出し、衣装箱更
に台所の調味料等の収納庫等において、種々の害虫の防
虫、殺虫及び忌避に利用できる非常に有益なものである
本発明で揮散性薬剤として使用するペーパスリン又は化
合物Aは蒸気圧の高いピレスロイド化合物で人畜に対す
る毒性が極めて低く、又、バクジクロールベンゼン、ナ
フタリンやシロクック製剤のような臭いや刺激がないこ
とから家庭において安全に使用することができる。なお
、薬剤の安定化を計るため、これらにBH’l’S、B
IIAlDBA等の酸化防止剤を添加したシ、芳香性を
加味するため香料を添加することも有用である。
本発明の衣料防虫材料は上述の如く、ラミネート加工し
た内装紙で包納することによシ、薬剤の揮散性を制御し
て長期間薬剤の有効性を保つことができる一方、適当な
厚さのラミネート加工が薬剤の衣料へのしみ出しを抑え
ることができる点に大きな特徴を有するものであシ、更
に従来公知の薬剤含浸処理あるいはラミネート加工と同
様に処理して得られるもので、何等新しい設備も必要と
せず従来の設備が多目的に使用できる点でも有益である
次に本発明を実施例で詳細に説明する。
実施例1゜ 面積11cI/I(2,2X 5.Ocm )、厚さ2
.5 mmのパルプ製原紙に薬剤を含浸させ、これをラ
ミネート加工した紙又は不織布の内装紙で包納して得ら
れた衣料防虫材料について次の方法で試験を行ない、本
発明品の殺虫効力試験を行なった。
なお、薬剤の衣料へのしみ出し程度についても観察した
(原紙の薬剤量及び内装紙のラミネート加工法)(殺虫
試験方法) 約501の引き出し−ばいに5枚のモスリン布を重ねて
収納し、その間に本発明衣料防虫材料5個をそれぞれ置
いた。試験開始直後及び8ケ月経過後、底から3枚目及
び5枚目のモスリン布の上にイガ幼虫60匹を放虫し、
経時的に致死数を観察した。同時にラミネート加工をほ
どこしていない内装紙、あるいは薄いラミネート加工の
場合についても試験を行なった。致死率は3枚目と5枚
目の平均で示す。
≦ 以上の結果から、A′8の防虫材料を用いない場合の致
死率が全く0であるのに対し、基1〜憲7のベーパスリ
ン又は化合物人使用の衣料防虫材料は試験開始直後では
いずれも4日後にはイガ幼虫を完全に致死させた。本発
明防虫材料(i、1〜A5)は、8ケ月経過後において
も効果は十分でしかも衣類へのしみ出しが観察されなか
ったのに対し、ラミネート加工をほどこさない内装紙あ
るいは薄いラミネート加工の場合(A’6 、7 )は
薬剤の揮散ペースが高く、8ケ月後の殺虫効果は不十分
であった。更に、憲6 、7では、薬剤のしみ出しによ
る衣類の汚れが観察され、15μ以上の厚さのラミネー
ト加工が必要であることを示した。
次に本発明衣料防虫材料の効果を更に試験例で説明する
試験例1゜ 約11のプラスチック製7タ付カツプの底面に、実施例
1のjlLl、3,5及び8を入れ、上側5aに金網を
設けた。その上に粘着シート(6,5X6.5cmg)
を置き、更にその上にカーペットの小片(3X3ast
)をのせた黒色の遮光紙(4,5X4.50mりを置い
た。このカーペットの小片の上に約100匹のケナガコ
ナダニを落とし、約26’C±2°Cの部屋に置き、2
0時間後にカーペット小片を約60°Cの温熱板の上に
置いて逃げ出してくるダニ数を歌えた。
その結果、本発明の防虫材料AI、3及び5のカーペッ
トのダニの生存数は全て5匹以下であった。一方五8の
防虫材料を用いないカップのカーペットには108匹の
ダニの生存が認められ、本発明の衣料防虫材料はダニに
対してもすぐれた効果が認められた。
試験例2゜ 実施例1の本発明防虫材料ム1,2.及び4と無処理の
紙ム8について次の試験を行なった。
直径9c11.高さ6cmの腰高シャーレの外側に上記
の試験品を取シ付け、餌を中に入れ、内側の上部にバタ
ーを塗布して一度ゴキブリが中に入れば出られないトラ
ップを作った。憲8の無処理の紙を取シ付けたものと、
本発明防虫材料を取シ付けたものを1組として、50X
100cm、深さ30cmの上部内面にバターを塗布し
たプラスチックブース内に置いた。これにチャバネゴキ
ブリ20匹を放ち、1晩放置して、本発明防虫材料を処
理したトラップに捕獲されたチャバネゴキブリの数Aと
、無処理の紙を取シ付けたトラップの数Bよシ各トラッ
プの忌避率を次式でめた。
その結果、本発明の防虫材料を取シ付けたトラップの忌
避率はいずれも90%以上で高い効果を示した。従って
、本発明の防虫材料はゴキブリに対しても忌避効果があ
り、台所の流し台の下の調味料等を収納する場所、押入
れ等の床面に敷くことでゴキブリが浸入せず、ハエ、蚊
等の侵入も当然防げるし、更にダニ等も繁殖しない環境
を作ることができる。
手続補正書(自発) 昭和59年10月3L日 昭和59年特許順第15940号 8、補正をする者 5、補正命令の日付 明細書の浄書(内容に変更なし)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベーパスリン又は4−メチル−4−へブテン−1−イン
    −3−イル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロ
    パン−1−カルボキシ2−トである揮散性薬剤と安定剤
    および香料をパルプ製原紙に含浸させ、これを、厚さ1
    5〜60声のpE又はPPでその片面又は両面をラミネ
    ート加工した紙又は不織布の内装紙に包納することによ
    シ、パルプ製原紙中の揮散性薬剤を長期間にわたシ揮飲
    させ、衣料へのしみ出しを抑えることを特徴とする衣料
    防虫材料。
JP59015940A 1984-01-31 1984-01-31 衣料防虫材料 Granted JPS60161908A (ja)

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