JPS60160957A - 長波長赤外線によるサウナ風呂及び，長波長赤外線によるサウナ風呂兼用洗濯物乾燥器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セラミックスにより放射される長波長赤外線
によるサウナ風呂及びサウナ風呂兼用洗濯物乾燥器に関
するものである。

現在発表されているサウナ風呂は、一般的に１００°Ｃ
＠後の熱気で強引に発汗を促すものであり身体に大きな
負担をかけるものである。又、一部においてセラミック
スによる長波長赤外線を放射するサウナ風呂も発表され
ている。

第１図は、現在発表されている木製ボソクスによる長波
長赤外線を放射するサウナ風呂である。図において、 開閉扉（２）を有する置方体型の木製ボックス（１）の
内部に、対角線の方向に上部に（３）、下部に（４）の
セラミックスよりなる放射板が装着されている。第２図
は、第１図ＱこおけるＡの位置における切断図を示す。

図に示すごとく、上部における１組の放射板（３）と−
Ｆ部ｔこおける１組の放射板（４）とはそれぞれ対角線
の方向に赤外線を放射しており、その交点（７）の位置
にて人は赤外線を浴る。

又第３図は、第１図と構造は同じであるが放射板の数、
配列の異った例である。

図において、開閉扉（９）を有する直方体型の木製ボッ
クス（８）の後部中央に（ｌＯ）、下部の両隅に（１１
）のセラミックスよりなる放射板が装着されている。（
１２）は腰掛でありこの位置に腰掛けた状態にて人は赤
外線を浴る。

第４図は、第３図のＢの位置にて切断した断面図を示す
。

（１３）は放射板（ｌＯ）よりの赤外線、（１４）は（
１１）よりの赤外線である。人はその交点（１５）にて
赤外線を浴る。

以上、第１図、第３図ｅこ示したごとく現在発表されて
いるセラミックスによるサウナ風呂は、設置面積が大で
あり通富の家庭においては設置が困難である。又、第２
図、第４図に示すごとく赤外線は単に２方向より照射し
、ておりその交点において人は赤外線を浴でいる。故に
全身に一様に照射を受けることは不可能であり部分的と
なる。

又、木製ボックスはポリエステル板等の有機質にて覆わ
しているか又は有機質塗料を塗布しである。

第５図に示すごと（、ポリエステル等の有機質はその赤
外線吸収スペクトル帯が、セラミックスの放射赤外線ス
ペクトル帯と殆ど一致している。図において、（１６）
に示す波長帯の長波長赤外線は殆どポリエステル樹脂に
吸収されてしまう。故に、放射された長波長赤外線のう
ち人体に吸収されずボックス内壁ｅこ到達したものは殆
ど吸収される。かくして放射効率は大幅に低下する。

本発明は、上記の欠点を完全に除去したものである。

次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。猶、本
発明にかかるサウナ風呂及びサウナ風呂兼用洗濯物乾燥
器は、原則として既設の家庭用風呂に併設するものであ
る。

第６図はサウナ風呂の断面を示す。風呂場の天井（１７
）に吊下は金具（１８）をもってプレート（１９）が装
置される。プレート（１９）にカーテン・レール（２０
）が装着され、此ｔこカーテン（２１）が風呂場の床（
２２）を覆うごとく吊り下げられる。此のカーテンは防
水性布よりなりその内側にアルミニウム等の金属か蒸着
されており、開閉は自在である。

（２３）に上部放射板、下部に同じ＜　（２４）が吊り
下げられている。此はレールに沿って任意の位置に設置
しつる。人（２６）は回転椅子（２５）に腰掛けて赤外
線を浴る。（２７）は人が立った状態を示す。次に第７
図は、第６図においてＣの位置ｔこて切断した断面図を
拡大して示している。本図は、カーテンを閉じている状
態を示す。上部放射板（２３）、下部放射板（２４）は
それぞれ対角線状に配置されている。此の位置は自由に
変向しつる。

図より明などとく、放射板（２８）、（２４）はその放
射面が凸なる曲面を有しており又その表面は無数の凹凸
がある。故に此より放射される赤外線の放射角は１６０
°ｅこ及ぷ。

又、放射赤外線のうち人体ｅこ吸収されなかったものは
、カーテン壁にて反射する。壁にはアルミニウム等が蒸
着されておりその反射率は９０％以上である。故に放射
された赤外線の大部分は最終的に人体に吸収される。

次に第８図は、本サウナ風呂を使用しないときの収納状
態を示す。カーテンを引けば（３２）のごとく風呂場の
片隅に収納することができる。又放射板は吊り下げ金具
（２８）より取外して別途保管する。従って金具のみを
収納すれば良い。かくして、風呂場の片隅を占有するの
みにて入浴には全（支障はない。

次に、第９図は、セラミックスの放射する長波長赤外線
スペクトルと水の赤外線慶収スペクトルを示す。図より
明なごとく、長波長赤外線はその殆どの部分が水に吸収
される。特に（３４）ｔこ示す波長帯においてはその奴
収が大である。

この原理を利用して、第１０図に示すごとくサウナ風呂
兼用洗濯物乾燥器を発明した。

第１Ｏ図は、洗濯物を乾燥しているときの立面図を示す
。図において、 プレー）　（３５）の中央部に回転自在のフック（３６
）を取りつける。此に洗濯物吊下げハンガー（８７）を
掛ける。此は放射状の洗濯物を吊り下げる腕を有してい
る。此に洗濯物（８８）を吊り下げや。一方、プレー）
（３５）にはブロアー（３９）が装置され其にニクロム
ヒーター（４０）が接続し熱風を発生する。熱風は伸縮
自在のダク）（４１）を通り噴き出し口（４２）より吹
き出す。かくして、熱風により洗濯物の上部か乾燥され
ると同時にその風圧により（３６）を中心として旋回す
る。又、（４１）、（４２）はロンド（４３）ｆこより
（３５）より吊り下げられその高さ及び熱風吹出し口の
角度も任意に設定しうる。

次に第１０図におけるＤ部断面を拡大して第１１図に示
す。図ｔこ示すごとく、バンカー（胛）に掛けられた洗
濯物（８８）は４隅に設置された放射板よりの長波長赤
外線を受ける。又前項に説明したごとく放射板より放射
された赤外線はカーテンの内側ｔこ蒸着されたアルミニ
ウム等により殆ど全反射して、その放射エネルギーは再
び内部ンこ戻る。

又洗濯物の上部は、赤外線の外に熱風も受るわけである
から特に良く乾燥する。又熱風ｔこより洗濯物はたえず
旋回しているりで全面にわたって赤外線を受け、又部分
的に水蒸気が飽和を生ずることもなく急速に乾燥を終了
する。洗濯物の特に乾き難い部分、例えは袴部、重ね縫
部等を上部に位置せしめれば特に有効である。サウナ風
呂として使用する場合は、前に述べた第６図、第７図の
場合と全く同一である。

第１２図は、本装置を使用しない場合の収納状態を示す
。（４９）は収納されたカーテン、（５０）は収納され
た放射板吊下は金具を示す。図のごとく、風呂場の片隅
を占有するのみで入浴には全く支障はない。

次に第１３図は、長波長赤外線の放射板の詳細を示す。

放射板（５１）の表面（５２）は、初期のシ９．トビー
ニング施工により無数の凹凸を有し同時に曲率Ｒを有し
ている。

其の上にセラミックスが溶着されている。

故ｔこ通常であれば放射範囲はａの幅にすぎないが、本
発明においては曲率孔を有することにより０１に拡大さ
れ、更に無数の凹凸により０２にまで拡大される。θ２
は１６６°に及ぶ。故ｔこ放射面が拡大され輻射密度は
平面の場合に比較して大幅ｔこ増大し、放射効力が増大
する。

かくして、本発明は、従来のサウナ風呂及び長波長赤外
線によるサウナ風呂の有する欠点を除去すると共に次ｅ
こ示すような大なる特徴と利点とを有する。

（１）、セラミックスによる長波長赤外線（・こよるサ
ウナ風呂であるから、放射温度が ４０”〜６０°Ｃと低く身体に与える負担が少く発汗効
果が大である。又放射線が集　□中せず四方よりｔｊ遍
なく当るので効果が速く短時間の入浴で終り経済的であ
る。

（２）、特別の装置場所を必要とせず、現在使用されて
いる風呂場の片隅に収容され、従来の風呂とサウナ風呂
とを共用することができる。

（３）、特ｅこ、サウナ風呂兼用洗濯物乾燥器の場合は
、上記のサウナの利点に加えて、洗濯物の乾燥も同時に
行えるわけで多目的ｔこ使用される。

（４）１本発明は、従来の製品ｔこ比較して、その構造
か簡単であり重、量も軽い。従って価格も従来製品に比
して入〜九程度である。故ｅこ既設の住宅、マンション
等にそのまま、抵抗なく受け入ｎられる。

（５）、現在発表されている家庭用乾燥器（ランド！ｌ
−’ｎこおいては熱風だけの乾燥であるから袴部、重ね
縫部等は特に乾き難い欠点があった。此に対して本発明
は、乾き難い部分を上？こしてハンガーｔこ吊せば此の
部分は熱風と長波長赤外線とを同時に受けるので、その
相乗効果（・こより極めて効率良く乾燥して従来のラン
ドリー等の欠点を完全に除去しつる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、現在発表されている木製ボックスによる長波
長赤外線を放射するサウナ風呂を示す。 ５・・換気窓　６・・吸気窓 第２図は、第１図をこおけるＡの位置における断面図を
示す。 第３図は、第１図と構造は同じであるが放射板の数、配
列め異った例を示す。 第４図は、第３図のＢの位置にて切断した断面図を示す
。 第５図は、ポリエステル樹脂とセラミックスより放射さ
れる赤外線との共振吸収の状態を示す。 第６図は、本発明のサウナ風呂の断面図を示す。 ２８・・放射板吊下げロッド 第７図は、第６図においてＣの位置にて切断した断面図
を拡大して示す。 ３０・・上部放射板よりの放射赤外線 ３１・・下部放射板よりの放射赤外線 第８図は、本サウナ風呂の収納状態を示す。 ３３・・収納された吊下げ金具 第９図は、セラミックスの放射する長波長赤外線スペク
トルと水の赤外線吸収スペクトルを示す。 第１０図は、本発明のサウナ風呂兼用洗濯、　物乾燥器
において、洗濯物を乾燥しているときの立面図を示す。 ４４・・カーテン 第１１図は、第１０図におけるＤ部断面を拡大して示す
。 ４５・・上部放射板　４６・・下部放射板４７・・上部
放射板による放射線 ４８・・下部放射板による放射線 第１２図は、本装置を使用しない場合の収納状態を示す
。 第１３図は、長波長赤外線の放射板の詳細を示す。 ５３０シーズヒーター ５４・・パーライト被覆 ｌ ４＠ 手続補正書 ■、小事件表示　昭和５８年特許願第１８００４１号２
、発明の名称　長波長赤外線によるサウナ風呂及び、長
波長赤外線によるサウナ風呂兼用洗濯物乾燥器 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 ４、補正命令の日刊　昭和６０年２月６日゛′５、補正
の対象 明細書の１、発明の名称 ６、補正の内容 明細書の１、発明の名称に、お伏ソ〉畢紙の通り４字削
除明　細　書 １、発明の名称 長波長赤外線婆射によるサウナ風呂及び、長波長赤外線
機１１こよるサウナ風呂兼用洗濯物乾燥器。　。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ）、防水性布地の内面に金属（アルミニウム、亜鉛等
   ）を蒸着した開閉自在のカーテンにより浴室を構成し、
   浴室内の任意位置ｔこセラミックスによる長波長赤外線
   放射板３・を設置したことを特徴とする長波長赤外線ｔ
   こよるサウナ風呂。 ２）、特許請求第１項記載の長波長赤外線放射によるサ
   ウナ風呂において、さらに、浴室の中央上部より自由に
   回転する洗濯物吊下げ装置を設置し、更ｅこ上部に温風
   吹出し装置を設けて洗濯物を乾燥せしめると共にその温
   風にて前記洗濯物吊下げ装置を自由に回転せしめること
   を特徴とする長波長赤外線ｔこよるサウナ風呂兼用洗濯
   物乾燥器。 ３）、長波長赤外線を放射する金属性放射板において、
   放射面を曲面としその凸なる面に予めショットピーニン
   グを施して無数の凹凸を生じしめた後、長波長赤外線を
   放射するセラミックスを溶着することを特徴とする特許
   請求範囲第１項、第２項記載のサウナ風呂及びサウナ風
   呂兼用洗濯物乾燥器。