JPH08270958A - 電熱加熱装置 - Google Patents

電熱加熱装置

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JPH08270958A
JPH08270958A JP7750195A JP7750195A JPH08270958A JP H08270958 A JPH08270958 A JP H08270958A JP 7750195 A JP7750195 A JP 7750195A JP 7750195 A JP7750195 A JP 7750195A JP H08270958 A JPH08270958 A JP H08270958A
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opening hole
heat insulating
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glass tube
tube heater
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俊行 石黒
Yasuhisa Mori
泰久 森
Nobuo Sekino
信夫 関野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス管ヒータ本を用いて、角皿上の被加熱
物の焼けムラ、調理ムラのない出来映え、見映えの良い
調理を提供する。 【構成】 加熱室14の上板21の外側上部にガラス管
ヒータ22を装着した反射カバー23を取付け、前記上
板21に一次輻射用開口穴27,一次反射域28,二次
輻射用開口穴29,二次反射域30,三次輻射用開口穴
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱室の上下にヒータを
配した電熱加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より電熱加熱装置においては、上下
に配したヒータにより加熱室内の被加熱物を調理してい
るが、特に上に配したガラス管ヒータの輻射熱を利用し
た調理においては、被加熱物に焦げムラや焼けムラ等が
生じ仕上がり状態が悪くなる課題があった。
【0003】以下図4,図5とともに従来例について説
明する。図4に示すように加熱室1の下面外側に面状ヒ
ータ2を装着し、上部にガラス管ヒータ3を反射カバー
4を介して装着している。5は加熱室1の前面に設けた
ドアで、加熱室1の底面側に下面のモータ6の軸を利用
してテーブル7を配し、その上に丸皿8を置き、被加熱
物9をのせている。10は反射カバー4の周囲を覆った
断熱材、11はボデーである。図5は同一番号は図4と
同様であり、加熱室1の上部に2個のガラス管ヒータ3
a,3bを反射カバー4aに装着したもので、加熱室1
の側壁のレール(図示なし)にのせた角皿12に、被加
熱物9を配している。10aは反射カバー4aの周囲を
覆った断熱材、11はボデーである。
【0004】そして、加熱室1内の丸皿8または角皿1
2の被加熱物9は、下部の面状ヒータ2と上部のガラス
管ヒータ3または、3a,3bを通電させ、下部の面状
ヒータ2の対流熱と熱伝導熱と上部ガラス管ヒータ3,
3a,3bからの輻射熱により加熱され、調理される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成においては、ガラス管ヒータ3の一本タイプでは、加
熱室1からセンターをずらした位置に反射カバー4と共
に配置させ、底面のテーブル7の上にのせた丸皿8上の
被加熱物9をモータ6を回転させることで調理を行な
う。センターをずらし、丸皿8を回転させることで反射
カバーで反射した輻射熱(矢印)とガラス管ヒータ3か
らの直接の反射熱を利用し、被加熱物9の焼けムラや焦
げムラを均一にしていた。このため、丸皿を回転させな
ければならないことと、被加熱物の容量、例えばクッキ
ーの数やグラタン皿の数等が少なく制限される等の課題
があった。また、ガラス管ヒータ3a,3bを用いた2
本使用では、角皿12を使用してクッキーの数量、グラ
タン皿の数は増やすことは可能になり、2本のガラス管
ヒータ3a,3bと反射カバー4aにより均一な輻射を
被加熱物に照射して、焼けムラや焦げムラを均一にして
いた。この場合には、ガラス管ヒータを2本使用しなけ
ればならず、ヒータの連結や反射カバーが複雑で大きく
なる等機器コストに悪影響を与えていた。また、反射カ
バーの上部に断熱材10,10aを覆って断熱板13ま
たは13aで固定し、ボデー11上面の温度が火傷しな
い温度にしているが、ガラス繊維質により、かゆみや長
期的な人体に与える影響等、作業者への環境問題等の課
題があった。
【0006】そこで、本発明は被加熱物の調理容量が大
きな角皿を用いて、一本のガラス管ヒータで焼けムラ、
焦げ具合の良好な調理仕上がりを提供することを第1の
目的としている。
【0007】また第2の目的は環境に悪い断熱材を廃止
して、ボデーの温度を低減させた電熱加熱装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで前記1の目的を達
成するために本発明は、加熱室上部に多数の開口孔と開
口孔を無くした反射域を確保し、ガラス管ヒータを装着
した反射カバーを設けるものである。
【0009】また第2の目的を達成するために、本発明
は、反射カバーの上部に空気断熱室を形成した断熱板を
取り付けるものである。
【0010】
【作用】本発明の電熱加熱装置は、加熱室の上板外側の
ほぼ中央にガラス管ヒータを装着した反射カバーを設
け、前記上板に多数の開口孔と開口孔のない反射域を交
互に扇状に配し、ヒータからの輻射熱を直接または反射
カバー、反射域により間接的に加熱室に供給し、被加熱
物に対してほぼ均一な熱量を供給し、均一な熱分布によ
り局部加熱による焦げムラ、焼きムラを防止できる。
【0011】また反射カバーの上部に空気断熱室を設け
た断熱板により、ガラス繊維入りの断熱材を使用せずに
ボデー温度を火傷をしない温度まで低減することができ
る。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例における電熱加熱装置
について図面とともに説明する。
【0013】図1に示すように、加熱室14の前面に開
閉自在のドア−15を設けている。加熱室14の底部の
外側より面状ヒータ16を密着して装着すると共に中央
にモータ17の軸を介してテーブル18を加熱室14の
庫内に設置している。また、加熱室14の側面にレール
(図示なし)を介して角皿19を設置し、内側に被加熱
物20をのせている。加熱室14の上部は上板21を介
して外側にガラス管ヒータ22を反射カバー23に装着
固定している。反射カバー23の上部に空間を設けて密
閉性を形成した空気断熱室24を設けた断熱板25を反
射カバー23を覆うように設置している。断熱板25の
上面に空間を設けてボデー26が外かくを構成してい
る。図2は図1のA−A線よりの断面を表わしており、
加熱室14の上板21上の外側面で加熱室14の中央付
近にガラス管ヒータ22を配し、上板21はまずガラス
管ヒータ22の軸方向真下に一次輻射用の開口孔27を
設け、その周囲に開口孔部のない一次反射域28を扇状
に設け、その周囲に二次輻射用の開口穴29を扇状に設
け、その周囲に扇状の二次反射域30を形成し、その周
囲に三次輻射用の開口孔31を反射カバー23の外枠に
沿って形成させている。図3は反射カバー23と上板2
1の概略拡大図を示している。
【0014】本実施例では、被加熱物20を加熱室14
内に入れた後、下部の面状ヒータ16と上部のガラス管
ヒータ22を通電させて被加熱物20を調理するもの
で、特に上のガラス管ヒータ22の輻射熱を利用して焦
げ目等をつけ出来映えと見映えを良くするもので、ガラ
ス管ヒータ22から出た輻射熱(矢印)は一次輻射用の
開口孔27より真下付近に照射され、一次反射域28で
反射した熱は反射カバー23に当って、二次輻射用の開
口孔29より照射、また一部は反射カバー23に再度反
射して三次輻射用の開口孔31より照射され、その一部
は再度反射カバー23の端面部の角度を利用して中央付
近に照射される。また二次反射域に反射した熱も反射カ
バー23の端面部より三次輻射用の開口孔31より照射
される。このようにガラス管ヒータ22の円筒の全周よ
り放射された輻射熱は上板の一次輻射用開口孔27、二
次輻射用開口孔29、三次輻射用開口孔31より直接放
射されるものと、一次反射域28、二次反射域30と反
射カバー23に反射しながら前記一次輻射用開口孔2
7、二次輻射用開口孔29、三次輻射用開口孔31より
間接照射されて、被加熱物20に達して、加熱され調理
されていく。ガラス管ヒータ22は直線状に輻射熱を放
射しており、四角い加熱室14で角皿19に入れた被加
熱物20に対して焼きムラ、焦げムラを生じさせないよ
うにするために、前記構造の一次反射域と二次反射域の
開口孔のない部分をヒータの直線軸方向に対して扇状に
設けることで、直線的な放射熱を円周方向に良好に分散
させることができると共に、三次輻射用の開口孔31を
加熱室の四角迄開口したことにより角皿19の角の方ま
で輻射熱が伝達される。なお、反射カバー23の上方に
出た熱量は、空間を設けて形成した空気断熱室24を具
備した断熱板25で覆うことにより熱の放散を防止し、
加熱室14内の熱損失を軽減すると共に空気層の流れが
殆んど生じないため、良好な断熱特性が得られ、外かく
のボデー26の温度を火傷をしない温度まで低減するこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明の電熱加熱装置にお
いては、以下の効果が得られる。
【0016】ガラス管ヒータの輻射熱を加熱室上板の多
数の輻射用の開口孔と開口孔のない反射域を利用して、
加熱室内に幅広く分散させることができる。また、残り
の輻射熱は反射カバーに反射させて、何回も上板との間
で反射しながら輻射用の開口孔に導かれて様々の角度で
加熱室内に放散させられることで、下部に配した被加熱
物に均等に輻射熱が照射され、均一な焼きムラ、焦げ目
を付けた出来映え、見映えの良い調理が得られる。
【0017】また、本発明の空気断熱室を配した断熱板
を反射カバーの上部に覆うことにより、反射カバーから
の熱放散による熱ロスを防止し、加熱室内の熱量を安定
に保ち、加熱室内の熱の温度分布を均一にし、焼きムラ
のない調理を提供できると共に、空気流を生じさせない
ことで空気断熱により断熱板からの熱放散を軽減し、ボ
デーの温度上昇を防止して、火傷のしないボデー温度を
達成できる。又、断熱材を使用しないため、作業環境が
改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電熱加熱装置の側断
面図
【図2】同電熱加熱装置の要部断面図
【図3】同電熱加熱装置の部分断面図
【図4】従来の実施例における電熱加熱装置の側断面図
【図5】従来の実施例における電熱加熱装置の側断面図
【符号の説明】
14 加熱室 16 面状ヒータ 21 上板 22 ガラス管ヒータ 23 反射カバー 24 空気断熱室 25 断熱板 26 ボデー 27 一次輻射用の開口孔 28 一次反射域 29 二次輻射用の開口孔 30 二次反射域 31 三次輻射用の開口孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室と、前記加熱室の上板に多数の開
    口孔を有し、前記開口孔の外側よりヒータ線をコイル状
    に形成したガラス管ヒータを加熱室の前後方向のほぼ中
    央に水平方向に配し、上板に設けた多数の開口孔は、水
    平方向のガラス管ヒータの真下部に一次輻射用の開口孔
    を設け、その周囲に開口孔のない一次反射域を設け、前
    記一次反射域は前後に扇型に形成し、その周囲に二次輻
    射用の開口孔を設け、その周囲に開口孔のない二次反射
    域を扇状に形成し、その周囲に三次輻射用の開口孔を設
    け、その上方にガラス管ヒータを装着固定した反射カバ
    ーを前記加熱室上面に装着し、その上方に断熱空間を介
    して断熱板を配し、その上方にボデーを構成した電熱加
    熱装置。
  2. 【請求項2】 反射カバーの上方に断熱空間を介した断
    熱板の下面部に密閉型の断熱金具により空気断熱室を構
    成した請求項1記載の電熱加熱装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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