JPS60159836A

JPS60159836A - シ−ト材密着装置

Info

Publication number: JPS60159836A
Application number: JP59016758A
Authority: JP
Inventors: Kojiro Henmi; 逸見　浩二郎; Eiji Miyasaka; 宮坂　英二
Original assignee: Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date: 1984-01-31
Filing date: 1984-01-31
Publication date: 1985-08-21
Also published as: JPH0342649B2; US4592652A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、製版カメラ、静電気複写機及び密着焼付機等
の光学機器に関し、特に、感材または原画フィルム等の
シー１４４を平面状の透明板」二に載置するよう構成さ
れている光学機器において、当該シート材を前記透明板
に密着させる装置に関する。

〔従来技術〕

水平面を有する透明板上にシーＨＪをＱ置する光学機器
としての従来技術には、例えば、第７図示のごときスリ
ット露光式カメラがある。以下、かかるカメラを例にと
り説明する。

すなわち、その光学系の部分は、真空吸着機構句の水平
な原画台（ｊｌＪ：のフィルム（２）からの光が三角ミ
ラー（３）とレンズ（４）及びミラー（５）からなる移
動光学系を経て、透明板（６）を透過して感板（７）に
至るよう構成されている。そして、その動作は、人手に
より　ｌｌｊ画フィルム（２）を原画台（１）にセット
すると、感光面を下向きにした状態で搬入ローラ（８）
によって運ばれ、吸着搬送手段（９）によって透明板（
６）上の所定位置まで搬入され、第８図示（後で詳述す
る）のごとき、密着装置（２０）が下降して感材（７）
を背面から押圧し、透明板（６）に密着させる。この状
態で、前記光学系を移動さ・ｌながら走査露光し、しか
る後、吸着搬送手段（９）と搬出ローラ（１１）により
感材（７）を１船出する。

ところで、かかるカメラにおいて、露光時に感材（７）
と透明板（６）との間にすき間があるとピンぼＬ３等の
不都合が生じることから、感材（７）を背面から押圧し
て透明板（６）に密着させる密着装置く２０）が使用さ
れている。ずなわら、従来の密着装置（２０）を第８図
に示すが、第８図は当該装置を下方から見上げた斜視図
であって、同図においてフレーム（２１）は駆動軸（２
２）　（２３）に軸着した偏心カム（２４）　（２５）
を回転するごとによって上下動するもので、感材（７）
が移動するとき上位置となり、露光時には下位置きなる
。かがる下位面のとき、該フレーム（２１）に固設した
Ｌ型部材（２６）に貼着したゴム板（２７ンが感材（７
）の背面がら押圧して、透明板（６）に密着するよう作
動する。なお、該フレーム（２１）には、吸着搬送手段
（９）が移動できるよう、部分的に開１コ部を形成して
いる。

かかるごとく、従来例の密着装置（２ｏ）は、前記り型
部＋Ａ（２６）のような剛体でもって感材（７）を密着
指ゼるよう構成されていることがら、次のような不都合
がある。

すなわち、透明板（６）と１．型部材（２６）とで平面
度を一致さ−Ｕるのが難しく、その加工に手間どり、か
なり高精度加工しても部分的に密着しきれないところが
生じる。更に一般的には自重で透明板（６）の中央部で
は下側に撓んでいるため、中央部と周辺部とでは、密着
の度合いに差が生しる。更には感材（７）の全面を同時
に押圧するため、中央部に小さな空気溜りができたり、
感材（７）と透明板（６）との間の空気が逃げるときの
流れによって感材（７）が動き透明板（６）上の所定位
置からずれた位置に感材（７）を密着することがある。

また、一部カールした状態の感材（７）を折曲げたり、
しわを生しさゼたり、感材（７）が動いてずれた位置に
密着する、といった不都合があった。

〔課題〕

本発明は、感材または原画等のシーｊ・祠を、平面を有
する透明板に載置するよう構成されている光学機器にお
いて、高精度な加工を要しない簡単な手段でもって、シ
ート材の全面をむらなく密着できるとともに、透明板（
６）上の所定位置からずれることなく密着でき、しかも
、カールした状態のシー１・利でも折り曲げたりしわを
生しることなく密着できるソート祠密着°装置を提供す
ることを目的とする。

〔発明の構成〕

第１図〜第６図に本発明の実施例を示し、これらにより
、本発明の構成を詳細に説明する。第１図は透明板（６
）の上方から見た本発明に係る第１の実施例の斜視図で
ある。なお、吸着移送手段（９）は省略し、図示してい
ない。

第１の実施例に係るシート材圧着装置において、押え部
材（３１）は、可撓性を有し、かつ、自重によってシー
ト材（３０）を上から水平面状になった透明板（６）に
密着させるに足る十分な重量を有するソート状の形状を
したもので、この実施例では、ｊγさ４ｕ程度のゴム板
下面に伸縮しない布地を貼着したものである。かかるゴ
ム板の厚みは４１に限定されず、例えば腰の強いシート
＋Ａ’ｃ３０）を密着さセる場合には、重量を増すため
に、より１１．！−いゴム板を使用するのが適当で、最
適な厚めは、密着すべきシー１−ロ（３０）の特性によ
って実験的に決定するのが望ましい。そして、かかるゴ
ムに布地を貼着しているのは、ゴム材にば可撓性だりで
ばなく弾性があることにより、ゴム利だりて押え部ＪＩ
Ａ’　（３１）を構成したのでは引張ると伸びてしまう
ので、この伸縮性を抑制するためである。また、ゴム材
は、その表面に粘着性があり、摩擦抵抗も大きいことか
ら、ゴム板表面がソート材に直ちに接すると１１１りが
悪く、もし、シーＩ・材（３０）のカールした部分が触
れたときには移送に支障を来したり、その他車都合を招
くため、泪りをよくするためにも布地を貼着している。

なお、この押え部材（３１）に横長の開口部（３２）を
２１Ｎ所形成しているのは、吸着移送手段（９）がシー
ト材（３０）に作用するために開口したもので、吸着搬
送手段（９）を用いないような場合、例えばシー　＋４
．Ｊ（３０）が長巻上であって搬入ローラ（８）と搬出
ローラ（１１）だけで移送するような場合には、かかる
開口部（３２）を設ける必要はない。そして、開口部（
３２）を設けるかわりに、例えば、第２図示の第２の実
施例のように、押え部’ＦＡ’　（３１）を３個に分割
し、各々所要＋ＥＡ高１１だり３１１シた位置に配置し
てもよい。また、押え部材（３１′）の寸法は、シー１
・祠（３０）よりも人き（で、シート材（３０）の全面
を完全におおう寸法が望ましいが、シート材（３０）の
全域を透明板（６）に密着できさえずれば、部分的にお
おってないところがあっても支障はない。ただし、シー
Ｈ’ｔ　（３０）がカールして立上がった部分には、必
ず押え部材（３０がおおうように配慮することが望まし
い。

支持体（３３）　（３４）は、透明板（６）より上刃に
配置されてる一対の剛体であって、Ｍｉｊ記押え部材（
３１）の両端部を固着しており、押え部＋Ａ（３１）を
両側から引っ張ることにより押えＭＥ’　（３１）の全
面が透明板（６）から離れて上方にて張り渡されてる状
態になるよう作動するものである。第２の実施例では、
かかる支持体（３３）　（３４）は鉄製の棒体で、約１
４０　ｃｍｌｉ！Ｉｆ　シて対向さ一已各々透明扱（６
）から４ｃｍ程上方に配置しである。押え部材（３１）
の両端は、座板（３５）　（３６）を介して支持体（３
３）（３４）にネジ止にて固着している。そして、この
第２の実施例では、モータ（Ｍ＞とクロスｍ６）したヘ
ルド伝動機構（３８）により、支持体（３３）（３４）
は相反する向きに回転するよう駆動され、シート材（３
０）を移送する際には、第３図示のように、矢印ａとａ
゛方向回転さ−Ｕて、押え部材（３１）を両端から引っ
張って全面が透明板（６）から浮上するように作動し、
シート材（３０）を透明板（６）に密着する際には、第
４図示のように、矢印すとｂ゛方向回転させて、押え部
材（３１）をたるませて透明板（６）上に静かに降ろし
て、押え部材（３１）の自重でもってシート）１４’　
（３０）を密着させるよう作動する。なお、かかる支持
体（３３）　（３４）の動作は上記実施例のように回転
運動に限らず、例えば、第３の実施例を示す第５図示の
ようにラックとピニオンを用いて互いに近づいたり遠の
いたりする平行移動をするようにしてもよい。

また、第４の実施例を示す第６図示のように、支持体（
３３）　（３４）は、押え部材（３１）を富にたるま・
已た状態に支持するようにし〜そして、支持体（３３）
　、（３４）をラックとビニオンで上下動させることに
よって、押え部材（３１）が昇降するようにしてもよい
。支持体（３３）　（３４）の動作は、モータ（Ｍ）等
の駆動源のめならず、手動でもよい。

ところで、支持体（３３）　（３４）の形状は、第１図
示のような棒状に限らず、第５図示のように断面り型の
部材（４３）　（４４）でもよく、特定したものではな
い。

なお、本発明に係るシート材密着装置は、前記のような
スリット露光カメラに使用するにかぎらず、シート材（
３０）を水平な透明板上に載置して、密着させるよう構
成されてるあらゆる光学装置に使用できる。また、シー
ト材（３０）は、ｉｉｉ記スリスリット露光カメラける
感材にかぎらず、原画フィルムや布地、紙、その他ロー
ル巻状のもの等であってもよい。

〔発明の効果〕

以上のように本発明に係るシート祠密着装置は、可撓性
のある押え部材’　（３１）の自重でもってシーＢ、１
（３０）を背面から押えて密着させるから、（Ｄ従来の
シート祠密着装置に使用されていたＬ型部祠（２６）の
ように透明板（６）の平面度と一致さ−するべく高精度
な加工を要する構成部制がなく、簡易に制作でき、製造
コストを低減できる。そして、■透明板（６）の中央＞
Ｘ１＋が下へ撓んでいたり、その他平面度にむらがって
も、また貼り込み原稿のようにソート＋Ａ’　（３０）
の厚みに段差があつ−ども押え部’ｔ８　（３１）がそ
れに応しζ撓むため、均一な密着でむらなく密着できる
。

また、従来のソート密着装置のようにソート祠（３０）
の全面を同時に押さえるよう動作をするのでなく、押え
部＋Ａ（３１）の中間部から両端部へ向かって押さえる
よう密着動作か進行するから、■シー＋４４’　（３０
）と透明板（６）との間の空気を速やかに逃がすことか
きき、空気溜りを生ずることがなく、■ソー１・材（３
０）と透明板（６）との間の空気か逃げるときの勢いに
よつ−でシート材（３０）が動くことがなく、所定位置
からスレることなく密着できる。

さらに、巻きＭ＆がイリいていてカールしたシー１・材
（３０）であっても、該シーｉ・材（３０）のカールし
て立上がった部分からではなく中間部から先に押えて密
着し、あたかも手で紙のシワを伸ばすがごとく押し広げ
るようにして密着するから、■カールした部分を折り曲
げることなく、■シワを生しることもない。

なお、本発明に係るシート祠密着装置を構成する押え部
＋Ａ（３１）は、シート材（３０）を密着さ−Ｃるに足
る重量を要するだｉノであるから、きわめて軽即コンパ
クトであり、特に、支持体（、Ｔ＋）　（３４）は押え
部材（３Ｉ）を引っ張ることによってシ１１隆するよう
に作動さ−Ｕれば、コ（Ｉｆ）支１．１１体（３３）　
（３４）自体が」−下動しないから、装置全体の、１（
１さを低くできる。

このように、本発明に係るシート相密着装：：・Ｉ：は
多くの効果を有するものであるから、光″ｉ４機器に本
発明のシー　１・祠密着装置を用いれば、Ｈ，３４Ａや
１３；ｊ画フィルム等を透ＩＪＪ板に均一な密；ｉ′１
度でむらなく、そして空気溜りを生じることなく密着で
きるから、ひいては、ｌ１１１１質を同士することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は不発＋ｙ農こ係る第１の実施例のシー１−刊密
着装置の斜視図、第２図は第２の実施例の斜視図、第３
図はソー１−祠を密着しないときの、第４図は密着する
ときの、第１図または第２図示の装置を横から見た骨格
図、第５図及び第６し１は第；３及び第４の実施例を示
す斜視図、第７図は従来のシー１・祠密着装置を用いた
スリット露光カメラを示す側面図、第８図は第７図の一
部を下から見上げた方向からの斜視図である。６・・・透明板、３０・・・シート材、３Ｉ・・・押え
ｅｌｌ材３３．３４・・・支持体代理人弁理士　岡　部　吉　彦ＬＩ第３図　ｚｒｚ　４図第５　［？」Ｍ、４．二４第６図簡第７図第８図

Claims

【特許請求の範囲】＋１１シート利を平面状透明板に密着させ得る自重を有
し、かつ、可撓性を有するシート状の押え部材と、前記押え部材の両端を固定する一対の剛体とからなる支
持体と、前記支持体の運動により前記押え部材を上下させる機構
とを、前記透明板の上方に配置してなるシート材密着装置（２）押え部材が、ゴム板と、該ゴム板下面に貼着した
布地とからなる特許請求の範囲第１項に記載のシート材
密着装置（３）支持体を一対の棒体とし、これら棒体を相反する
方向に回転できるようにした特許請求の範囲第１項また
は第２項に記載のシート材密着装置（４）支持体が近接
・離反自在に平行移動する特許請求の範囲第１項または
第２項に記載のシート材密着装置（５）支持体で押え部材を常時たるんだ状態に両端支持
し、該支持体を含め押え部材を昇降させるよう上下移動
する特許請求の範囲第１項または第２項に記載のシート
材密着装置