JPS60159550A - 室空調システムのための矩形状の空気出口 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は室の天井区域における空気取入れダクトへ接続
するのに用いる室空調システムのための矩形状の空気出
口で、この出口がデフレクタを有し、上記デフレクタが
前記出口の側方境界に対し垂直方向に延びまた上記デフ
レクタが互いに垂直をなした２つの天井平面方向のため
提供されて成る空気出口に関する。

口、従来の技術 取り入れ空気流を供給される空気取入れダクトへ接続さ
れ、且つ通常は空気ダクトに平行なそれぞれの長い側辺
を有するこの種の空気出口（たとえばＣＨ−ＰＳ３０１
７３５号参照）は、発出する空気の流れ方向で考察され
た場合、前記の空気出口の長い側辺に平行であるデフレ
クタにより後を引き継がれる横断方向のデフレクタを含
んでいる。これ等の横断方向のスラットまたは整流器の
主な働きは一空気取入れダクトの方向の速度成分を減速
することで−この空気比ｌ」の１長さ」全体にわたる空
気の分布の可なりの程度の一様性を達成することと、こ
の出口の下流端部における空気の停滞を防止することと
である。

前記出口ダクトの長手方向に延びている次のデフレクタ
はこの空気出口と空気取入れダクトとの横断方向の分布
に責任がある。した、かって後者のデフレクタは従来は
少くとも実質上天井のレベルにある退出端縁を有してい
る固定型かまたは調節可能型の羽根として工夫されて来
た。

ハ１発明が解決しようとする問題点 既知の空気出口により提供されるこの横断方向の分布が
不満足のものであることと、天井が存在している場合に
」アンダ効果のためしばしば天井に沿って延びる外側の
流れの方向と範囲を特に制御することはほとんど不可能
であることが判明しでいる。

二０問題点を解決するための手段、作用および効果 特に、多量の−すなわち１５００ＴｒＬ３／ｈ以上の量
の空気の、方向と範囲の点での、横断方向の分布を改善
することが本発明の目的である。したかって、本発明に
よれば、−空気流の方向で考察された場合−退出平面よ
り下方に配置されている第２のデフレクタ要素はπ以外
の角をなしてピボットスピンドル上に配置された２枚の
羽根を有するスラットの形をなしまた上記スラットは前
記羽根の特定の位置における位置決めのためそれぞれの
スピンドルの周りで回転自在にされている。２重天井が
存在している場合には、退出平面は通常天井平面である
が２重天井が存在していない場合には、退出平面は空気
取入れダクトの基底部を含む平面と一致する。

このスラットの２枚羽根構造と角度的位置決めとにより
、たとえば、通常外側の流れが２重天井の場合における
コアンダ効果のため天井に沿って流れるのでこの空気出
口から発出した空気を室全体にわたり−・様に分布する
のを可能にされる；だが、この外側の流れはこのような
システムにおいては、外側のスラットの対応した「急勾
配」の設定により天井から分離されることができ、その
結果、かなり幅の広い送風機で拡げられた全ての取り入
れ空気は部屋の比較的に幅の狭い帯域に実質上流入する
。

空気の分配が一様であり且つ空気取入れダクトに平行な
空気出口の中心平面に対称的であるように外側と、内側
と、中央とのスラットが配備され且それぞれのピボット
スピンドルに平行な中心平面に対し側方に互いに逆にさ
れた相互関係をなし−Ｃ配置され且つ調節される。これ
等のスラットは羽根の省内で前記中心平面から両側へと
外方に延在する。たとえば壁に接近している空気出口の
ため非対称的空気分布が計画されることができる。

空気流が部屋全体にわたり両側に押し拡がる既知の出口
においては、中央の空気の流れが片側への制御されない
偏向を容易に加えられ且つ局部的且つ瞬間的な流れの状
態次第でその偏向を一方の側から他方の側へ変わること
ができるので、中央の空気の流れを安定化することがし
ばしば困難である。中−央の流れの安定性はもしバッフ
ルがこのようなスラットの最も狭い横断面の下流の中心
平面の近くにあるスラットの相互間に配置された場合に
、著しく改善されることができる。前記バッフルとスラ
ットとの間に残留する最小横断面の合計は２つのスラッ
トの相互間の最も狭い横断面以下である。

中心帯域内の空気の流れ、−すなわち、空気出口の垂直
下方の比較的に狭い開口角内の空気の流れ−の幅と強さ
とを変えることを可能にするため、外側のスラットと中
央のスラットとの間の内側のスラットは退出平面に平行
に動くことができるを有利とする：退出平面に対する各
種のレベルの平面へのこれ等の内側スラットの運動は実
質上水平の外側の流れの特に開口幅を変えることができ
る。

スラット羽根が互いに相等しからざる幅を有するならば
流れの案内と生成とにとって有利である。

空気の流れの方向に第１の羽根が短縮されている。

ホ、実施例 以下本発明を添付図面に示されている実施例についてか
なり詳細に説明する。

第１図において、退出平面またはは天井２より上方に第
１図の平面に垂直に延びた取入れダクト１は空気出口４
のサイズに適合され且つ出口管継手６を取付けられる開
口５をその基底部に設けられている。管継手６の働きは
空気出口４の工業的プレファブ製造を利用することであ
り且つ出口４を管継手６に場合に応じて変化する量だけ
滑り込ませることで天井２とダクト１との間の各種の距
離を補正することである。

矩形状の箱様の薄板金製ケーシングの形の出口４はその
頂端部を多孔板７でおおわれ；取り刊は固定されたデフ
レクタ８が出口４の幅の広い側面に平行に延びてこれを
互いに長手方向に連続した室９に細分割している。実質
上天井２のレベルまで引き下げられているデフレクタ８
がダクト１内の流れの方向における空気の速度成分を消
滅させかくして出口４の長さ全体にわたる空気の一様な
分布を確実にする。

上記箱の長い側面は、２回直角に屈曲した後に、ダクト
１上に懸吊され且つ天井２と出口４との間に残留してい
る隙間をおおい、また出口４の狭い方の側面はある距離
だけ部屋内に突出している。

スラットは底部の端縁１１近くにおいて幅の狭い側面１
０に装架され、それぞれの角度的設定をそれぞれのスピ
ンドル１２により調節されることができまたねじで固定
される接続装置１５（第２図）により所要の角位置に位
置決めされる。各のスラットは２枚の羽根の形をなし且
つこれ等の羽根は互いに相対的にπ以外の角をなして配
置され且つスピンドル１２上に配置されている。

これ等のスラットは空気出口４の長手方向の中心平面１
４のいずれの側にも側方に互いに逆にされた相互関係を
なすように配列され、これ等の個個のスラットは天井２
から互いに異なる距離にある平面内に配置されている；
上記スラツ１−は羽根の省内が外方に延在するように配
向されている。

製造上の理由で全てのスラットは同一の寸法を有してい
る。だが、「内側」の羽根１３の幅は「外側」の羽根１
３の幅より小さくされている。したがってアルミニウム
スラットの場合には材料が節約され且つ空気出口の内部
にはより小さい垂直スペースが必要とされる。

中央の流れを案内するもので、それぞれの最も狭い水平
横断面（ａ）をそれぞれのスピンドル１２近くに有して
いる丸棒の形のバッフル１６が内側あるいは中央スラッ
トの間の下向きのオフゼット部に配置されている。棒１
６およびスピンドル１２は距離（ａ）が棒１６と各のス
ピンドル１２との間の距ｆｉｌｌ　（ｂ）の和より大き
いように互いに相対的に配置されている。したがって中
央流の流れは棒１６近くで加速され、その結果流れの安
定性が改善されて前記中央平面１４に関して対称的な安
定した垂直の流れが確実に得られる。

第１図に図示されているとおり、幅の狭い側面１０は中
央スラットを装架するためのみぞ孔１７を設けられてい
て、上記中央スラットが水平に動かされることができる
ようにされている。より詳細にはその結果として前記中
央スラットの外側に沿って流れる中央流の成分は幅を、
したがって強さを変えられることができる。

また、中央スラットのため２本のみぞ孔１７が設けられ
、後者のみぞ孔は他方のスラットの平面に関して異った
レベルに配置されている。中央スラツ１−の垂直調節に
より、側方に押し拡げられた実質上水平の流れの開口を
変えることが可能にされ、その結果その範囲を部屋の側
方の寸法に且つ／あるいは利用可能な空気の容積の差に
適用されることができるようにされている。

【図面の簡単な説明】

第１図は天井に嵌込まれた空気出口を通り空気取入れダ
クトに垂直に断面された概略断面図、第２図は第１図の
Ｉ　−Ｉ線に沿って矢印方向に見た断面図である。 １・・・空気取入れダクト、２・・・天井、４・・・空
気出口、５・・・開口、６・・・出口管継手、７・・・
多孔板、８・・・デフレクタ、９・・・順次連続した室
、１０・・・幅の狭い側面、１１・・・底端縁、１２・
・・スピンドル、１３・・・羽根、１４・・・長手方向
の中心平面、 １５・・・ねじで固定される接続部、 １６・・・バッフル、１７・・・みぞ孔。 代理人　浅　村　皓

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　室の天井区域における空気取入れダクトへ接続
   するのに用いる室空調システムのための矩形状の空気出
   口で、この出口がデフレクタを有し、前記デフレクタが
   前記出口の側方境界に対し垂直方向に延びまた前記デフ
   レクタが互いに垂直をなした２つの天井平面方向のため
   提供されて成る空気出口において、退出平面（２）以下
   に配置された、空気流の方向で考察された場合任意の方
   向の第２のデフレクタ要素がπ以外の角をなしてピボッ
   トスピンドル（１２）上に配置された２枚の羽根（１３
   ）を有するスラット（よろい板）の形をなし、前記スラ
   ットが前記羽根（１３）の特定の位置における位置決め
   のためそれぞれのスピンドル（１２）の周りに回転自在
   であることを特徴とする空気出口。 （２、特許請求の範囲第１項記載の空気出口において、
   外側と、内側と、中央とのスラットが配備され且つそれ
   ぞれのピボットスピンドル（１２）に平行な中心平面（
   １４）に対して側方に倒立された相互関係をなして配置
   され且つ調節されることを特徴とする空気出口。　学 （３）特許請求の範囲第１項または第２項記載の〆気 域出口において、外側と、内側と、中央とのスラットが
   それぞれのスピンドル（１２）を前記退出平面（２）に
   平行な互いに異なる平行内に配置されていることを特徴
   とする空気出口。 （４）特許請求の範囲第２項記載の空気出口において、
   前記スラットの最も狭い横断面の下流にて前記中心平面
   （１４）近くに存在している一スラットの相互間にバッ
   フル（１６）が配置され、前記バッフル（１６）と前記
   スラットとの間に残留している最小横断面（ｂ）の合計
   が２つのスラットの相互間の最も狭い横断面（ａ）より
   小さくされていることを特徴とする空気出口。 （５）特許請求の範囲第１項、第２項および第４項の中
   のいずれか１項に記載されている空気出口において、外
   側スラットと中央スラットとの間の内側スラットが前記
   退出平面（２）に平行にまたこれに垂直方向に可動であ
   ることを特徴とする空気出口。 （６）　特許請求の範囲第１項から第５項までのいずれ
   かの１項に記載されている空気出口において、前記スラ
   ット羽根が互いに相等しからざる幅を有し、第１の羽根
   く１３）が空気流の方向に短くされていることを特徴と
   する空気出口。 （７）　特許請求の範囲第２項から第６項までのいずれ
   か１項に記載されている空気出口において、前記スラッ
   トが前記羽根（１３）の尖角で前記中心平面（１４）か
   ら外方に延びていることを特徴とする空気出口。