JPS60158298A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は洗浄剤組成物、更に詳しくは皮膚に対して極め
て温和な作用を有し、しかも優れた洗浄力及び起泡力を
有する洗浄剤組成物に関する。

一般に、食器１．野菜、毛髪、皮膚あるいは絹、羊毛、
アセテート繊維などの繊細な衣料等を洗浄する場合、こ
れらは手で洗浄されている。従って、この種の洗浄対象
−を洗うための洗浄剤としては、洗浄力、起泡力などの
性能が優れていると同時に、皮膚に対する作用の温和な
手荒れの少ない性質を有するものが要求されてきた。

従来、この目的のために比較的平に温和な界面活性剤で
ある？リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル
塩やポリオキシエチレンアルキルエーテ／Ｉ／などが使
用されている。

然し、前者を主剤とする洗浄剤は皮膚に対する刺激性及
び手荒れに関して満足すべきものではなく、特に酸化エ
チレン付加モル数の小さいものは洗浄力、起泡力は良好
であるが、皮膚刺激性、手荒れ性が大きいという欠点を
有する。また、後者を主剤とする洗浄剤は皮膚に対して
温和な作用を有するが、洗浄力、起泡力が劣シ商品とし
ては不満足なものである。また、エーテルカルボキシレ
ートは、これ単独では性能が劣るため、スルホネートも
しくはサルフェート系アニオン界面活性剤との併用（特
開昭４７−１８９０９号、同５２−３８５０６号、特電
、昭４６−４３５５Ｃｌ号）、両性界面活性剤との併用
（％公昭５０−３６８４８号）、カチオン界面活性剤と
の併用（＊開昭５５−１４４０９９号）等が提案されて
いる。然し、これらは手荒れ防止性が不十分であったシ
、安全性が疑問視されていたシ、食器の仕上シ状態が悪
い等の欠点を有する。そこで、本発明者らは、これらの
欠点のない洗浄剤組成物として、先にエーテルカルボキ
シレート、モノ長鎖アルキル４級アンモニウム塩及び特
定の非イオン系界面活性剤を主剤とする洗浄剤組成物（
肴開昭５７−２０２３９１号）を提案したが、スルホネ
ートもしくはサルフェート系アニオン界面活性剤を主剤
とした従来の洗浄剤組成物と比べると皮膚刺激性、手荒
れ性は小さいが、洗浄力、起泡力等の性能の点で若干劣
るということが判明した。

そこで、本発明者は、従来のスルホネートもしくはサル
フェート系アニオン界面活性剤を主剤とした洗浄剤組成
物と同等以上の性能を有し、かつ、極めて優れた手荒れ
防止性を有する洗浄剤組成物を得るべ、く鋭意研究した
結果、驚くべきことにエーテルカル〆キシレートと特定
の界面活性剤及び電解質を配合することによシ上記目的
が達成されることを見出し、本発明を完成した。

すなわち、本発明は次の４成分（ａ）〜（ｄ）、（−次
の一般式（１）、 〔式中、Ｒ１は平均炭素数６−−〜２２のアルキル基又
はアルケニル基、あるいは炭素数６〜１７のアルキル基
を有するアルキルフェニル基でｈ’）、Ｔ’ｚおよびＲ
３はそれぞれＨ，ＣＨ３又はＣｘＨｓ　（但し少くとも
一方はＨである）であシ、人は酸素原子又はイオウ原子
、Ｂは炭素数１〜３のアルキレン基、Ｍはアルカリ金属
、アルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノール′
アミンであシ、ｎは０〜２０の数である〕 で狂わされるエーテルカルダキ７レート（ｂ）　次の一
般式（Ｉｌ）、 嗣５ Ｒ４−Ｎ→０　−　（川） ６ （式中、Ｒ４は炭素数１０〜１８のアルキル又はアルケ
ニル基を示し、Ｒ５，ｍｓは炭素数１〜２のアルキル基
を示す） で表わされる第三級アミンオキサイド （ｃ）　高級脂肪酸アルキロールアミド（ｄ）水溶性（
中性）無機塩類 を主成分とし、（ａ）　／　（ｂ）（モル比）が１０／
１〜１／１、（ｂ）／　（＝）（モル比）が２／１〜１
／１０であシ、（ａ）（ｂ）（ｅ）の総合有量が１０γ
４０が５〜３０重量％であることを４１１徹とする洗浄
剤′組成物を提供−するものである。

本発明で使用嘔れるエーゾ・ルカルボキシレ−）（−’
ｌは、一般式（１）で表わされる構造式を有する化合物
でちって、これらは出発原料アルコールもしくはチオア
ルコールに、それぞれエチレンオキサイド、ゾロピレン
オキサイド、ブチレンオキサイド等を常法に従って付加
することによシ得られる？リオキシアルキレンアルコー
ルもしくは緻すオキシアルキレンチオアルコールに、モ
ノクロル酢酸、モノ７”ロモ酢酸、あるいはクロロゾロ
ピオン酸、クロロｎ−酪酸の塩等を反応させることによ
シ製造される。また、該−り、オキシアルキレンアルコ
ールもしくは？リオキシアルキレンテオアルコール（た
だし、一般式（１）においてＲ３がＨの場合）を酸化す
ることによシ製造される。

本発明で使用されるアミンオキサイド（ｂ）は、一般式
（Ｉｌ）上表わ速れる構造式を有する化合物であって、
例えばラウリルジメチルアミンオキサイド、ミリスチル
ジメチルアミンオキサイド、ヤシアルキレンジメチルア
ミンオキサイド等が挙げられる。アミンオキサイド（ｂ
）は、例えば長鎖アルキルまたはアルケニル第三級アミ
ンを、過酸化水素、またはカロー氏試薬のような酸□化
剤で酸化することによシ製造される。

本発明で使用される高級脂肪酸アルキロールアミド（ａ
）は、炭素数１０〜１８の飽和あるいは不飽和脂肪酸の
１種又は２種以上の混合物とモノエタノールアミン又は
ジェタノールアミンとから得られるもので、例えばラウ
リン酸もしくはヤシ脂肪酸のモノもしくはジェタノール
アミド、又はモノインゾロノＱノールアミド、ミリスチ
ン酸ゾエタ、ノールアミド等が挙けられる。

本発明で使用される水溶性（中性）無機塩類（ｄ）とし
ては、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、臭化ナトリウ
ム等の中性アルカリ金属塩、及び硫酸マグネシウム、塩
化マグネシウム等の中性マグネシウム塩等が挙げられる
。

本発明の洗浄剤組成物は、上記４成分を特定の割合で配
合することによシ調製される。

すなわち、エーテルカルゴキシレー）　（ａ）　、！：
　ｇ三級アミンオキサイド（ｂ）の配合比率、　（ａ）
　／　（ｂ）（モル比）は１０／１〜１／１であシ、′
エーテルカルボキシレート（ωに対する第三級アミンオ
キサイド（ｂ）の配合比率を高くすると、起泡力、洗浄
力は増加するが、高くしすぎると意外なことに皮膚刺激
の点で好ましくない。

また、第三級アミンオキサイド（ｂ）と高級脂肪酸アル
キ・ロールアミド（Ｃ）の配合比率、（ｂ）／（Ｃ）（
モル比）は２／１〜１／１０であシ、第三級アミンオキ
サイド（ｂ）に対する高級服゛肪酸アルキロールアミド
（ｅ）の配合比率を低くするにつれて起泡力は増加し、
高くするにつれて洗浄力は増加する。上記領域では、起
泡力、洗浄力共に優れている。、更に、水溶性（中性）
無機塩類（ｄ）は上記（−）（ｂ）（ｃ）成分からなる
特定の配合物に対し全く予期されなかった皮膚刺激抑制
効果のおることが見出された。この（ｄ）成分の添加量
は（ａ）（ｂ）（６）の総含有量に対し５〜３０、重量
％（以下、％で示す）の限られた範囲でのみ特異な皮膚
刺激抑制効果を示す。なお、（ａ）（ｂ）（ｅ）の総含
有量は１０〜４０％が好ましい。

本発明の洗浄剤組成物には、上記必須成分のほかに、本
発明の効果を阻害しない範囲で、通常洗浄剤に使用され
る各種成分、例えば非イオン性界面活性剤、エタノール
等の可溶化剤、低温安定化剤、色素、香料、クエン酸等
の有機ビルダー、ゼオライト等の無機ピルグー、蛋白質
誘導弾、不透明化剤、保存料等を適宜添加配合すること
ができる。

次に実施例を挙げて本発明を説明する。なお、実施例に
おいて、洗浄力、起泡力、手荒れ性は下記方法によシ試
験した。

（１）　洗浄力試験 牛脂に指示薬としてスダンＩ（赤色色素）を０６１％添
加し、この５ｆを磁性の皿（直径２５ｃｒｎ）に塗布し
たものを洗剤１０ｆ、水２０ｆをしみ込ませたス？ンシ
でこすシ洗いし、もはや皿よシ牛脂が清浄に取れなくな
る迄の洗浄された皿の枚数をもって示す。

（２）　起泡力試験 汚れ成分として市販のバターを洗剤浸度０．５％の洗剤
溶液に０．１％添加した時の起泡力を測定する。測定法
は直径５ｃｒｎのガラス円筒に７２ターを添加した上記
洗剤溶液４０　ｅｅを入れ、１０分間回転攪拌を行ない
、停止直後の泡高を測定する。

（３）　手荒れ試験 ■　浸漬テスト法 左右手掌を洗剤溶液に浸漬し、一対比較を行なう。

試験人員：比較する洗剤に対して１ｏ茗浸漬期間＝１日
に３０分間、２日連続行ない翌朝判定 浸漬濃度：洗剤１．２％溶液 浸漬温度：４０℃ 評価法：右手を基準とし、左手の変化を採点する ＋２　著しく良い ＋１　良い ０　差がない −１悪い −２著しく悪い 判定は評価された採点を合計して行なう。

■　酵素阻害率測定法 界面活性剤による酵素インベルターゼの活性阻害率と手
荒れとの間には一定の相関があることが知られておシ、
一般に活性阻害率が小さい程手荒れが少ない。そこで、
洗浄剤の酵素阻害率を「油化学」第２１巻３号、１５１
頁、１９７２年に記載の方法に準じて測定した。すなわ
ち、４゛０℃に加温した３０％ショ糖水溶液（和光紬薬
（株）製特級サッカロースを蒸留水に溶解したもの）２
５−にインベルターゼ溶液（ＢＤＨケミカル社製、３４
０Ｂ、Ｕ、／　−）　５−を加え、更に蒸留水を加えて
全量１００−とする。この溶液、及びこの溶液に各種洗
浄剤組成物を５％濃度になるように添加したものの３時
間後のショ糖の分解量を測定し、酵素阻害率をめた。

実施例１ 第１表に示す洗浄剤組成物を調製し、その洗浄、力、−
油力、ａ酵素阻害率を測定した。結果責第１表に示す。

実施例２ 第２表に示す洗浄剤組成物を調製し、その洗浄力、起泡
力、酵素阻害率を測定、した。結果を第２表に示す。

以下余白 実施例３ 実施例１に示した洗浄剤組成物隘４（本発明品）及びＮ
ｎ５（比較品）につき、浸漬法による手荒れ試験を行な
った。結果を第３表に示す。

第３表 実施例４ 実施例１に示した洗浄剤組成物ｔｋＸ４（本発明品）及
び階３（比較品）につき、浸漬法による手荒れ試験を行
なった。結果を第４表に示す。

第４表 以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、次の４成分（ａ）〜（ｄ）、 （ａ）　次の一般式（１）、 〔式中、Ｒ１ａ平均炭素数６〜２２のアルキル基又はア
   ルケニル基、あるいは炭素数６〜１７のアルキル基を有
   するアルキルフェニル基でｈ　’）、Ｒ２およびＲ３は
   それぞれＨ，ＯＨ３又はＣ２Ｈ，（但し少くとも一方は
   川である）であシ、人は酸素原子又はイオウ原子、Ｂは
   炭素数１〜３のアルキレン基、Ｍはアルカリ金属、アル
   カリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールアミンで
   あシ、ｎはθ〜２０の数である。〕 で表わされるエーテルカルボキシレート（ｂ）　次の一
   般式（Ｉｔ）、 ５ Ｒ４昂→０　（１） ６ （式中ｓＲａ蒙素数１０〜１８のアルキル又はアルケニ
   ル基を示し、１５％　Ｒｅは炭素数１〜２のアルキル基
   を示す。） で表わされる第三級アミンオキサイド （ｃ＞　高級脂肪酸アルキロールアミド（ｄ）　水溶性
   （中性）無機塩類 を主成分とし、（ｍ）／　（ｂ）（モル比′）が１０７
   １〜１　／　１　、（ｂ）／　（＠ｌ　（モル比）が２
   ／１〜１／１０であり、（ａ）（ｂ）（ｅ）の総合有量
   が１０〜４０重量％で、かつ、（ｄ）の含有量　′ （ａ） であることを特徴とする洗浄剤組成物。 ２、一般式（Ｉ）において、Ａが酸素原子であり、Ｂが
   炭素数１〜３のアルキレン基である特許請求の範囲第１
   項記載の洗浄剤組成物。 ３、一般式（１）において、人が酸素原子、Ｂがメチレ
   ン基、Ｒ１，が平均炭素数８〜１８のアルキル基、Ｒ２
   がＨ，ＲｓがＨ又はＣＨ３、ｎがθ〜１０の数である特
   許請求の範囲第１項又は第２項記載の洗浄剤組成物。