JPH0765071B2 - 液体皿洗い用組成物 - Google Patents

液体皿洗い用組成物

Info

Publication number
JPH0765071B2
JPH0765071B2 JP4112337A JP11233792A JPH0765071B2 JP H0765071 B2 JPH0765071 B2 JP H0765071B2 JP 4112337 A JP4112337 A JP 4112337A JP 11233792 A JP11233792 A JP 11233792A JP H0765071 B2 JPH0765071 B2 JP H0765071B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
alkyl
dishwashing
amphoteric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4112337A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05140587A (ja
Inventor
パリッカ ヤドウィガ
Original Assignee
ベロル ノーベル アクチェボラーグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベロル ノーベル アクチェボラーグ filed Critical ベロル ノーベル アクチェボラーグ
Publication of JPH05140587A publication Critical patent/JPH05140587A/ja
Publication of JPH0765071B2 publication Critical patent/JPH0765071B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/88Ampholytes; Electroneutral compounds
    • C11D1/94Mixtures with anionic, cationic or non-ionic compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体皿洗い用組成物に関
し、さらに詳しくは、陰イオン界面活性剤、特定の両性
界面活性化合物(複数)の組合せ、並びにアルキルポリ
グリコシドを含む、このような組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】最も
一般的な商業的液体皿洗い用組成物は主として手による
皿洗い用であり、一般に、必須成分として例えばアルキ
ルスルホネートおよびアルキルエーテルサルフェートの
ような陰イオン界面活性剤を含む水溶液である。これら
の皿洗い洗剤(dishwashingagent )は洗浄効果、泡立
て効果および泡安定性に関して、完全に満足すべきもの
である。しかし、この種の陰イオン界面活性剤に基づく
皿洗い用組成物は、ある種の刺激(炎症)およびアレル
ギー誘発効果を有するので、皮膚に対するやさしさ(mi
ldness)に関しては満足できるものではない。従って、
皮膚にやさしく、同時に良好な洗浄効果を与える皿洗い
用組成物の製造に非常に関心が持たれている。
【0003】この数年間に、非イオンアルキルポリグリ
コシドは、皿洗い用配合物並びに他の洗浄配合物への使
用に関して、商業的な関心が持たれるようになった。こ
れらの非イオン界面活性化合物は、天然の原料に基づく
生成物であり、皮膚に対してやさしく、高度の生分解性
を有しておりかつ他の種類の界面活性剤との良好な相溶
性を有するという点で、皿洗いおよび他の洗浄組成物へ
の使用に有利である。アルキルポリグリコシドはそれ自
体周知の化合物であり、広く開示されている。他の種類
の界面活性剤と組合せた、界面活性剤としてのアルキル
ポリグリコシドの使用も周知である。ヨーロッパ特許出
願第0341071号は、手による皿洗いに特に有用で
あり、アルキルポリグリコシド界面活性剤、陰イオン界
面活性剤、界面活性ベタインおよび/またはアミンオキ
シドを含む洗剤組成物を開示している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によると、陰イオ
ン界面活性剤をアルキルポリグリコシドと共におよびあ
る種の両性化合物(複数)の組合せと共に用いる場合に
は、驚くほど良好な皿洗い用組成物が得られることが判
明した。陰イオン界面活性剤、アルキルポリグリコシ
ド、および特定の両性化合物(複数)の組合せを含む液
体皿洗い用組成物は、皮膚に対する極めて良好なやさし
さと良好な泡立ち性とを有しており、さらに、低い生物
学的負荷をもたらすにすぎず、陰イオン界面活性剤、ア
ルキルポリグリコシドおよび両性アルキルベタイン界面
活性剤(単数)に基づく皿洗い用組成物よりも効果的で
ある。
【0005】従って、本発明は添付する特許請求の範囲
でさらに定義するような皿洗い用組成物に関する。本発
明による皿洗い用組成物は、それらの(皮膚に対する)
やさしさのために、ガラス、陶器、台所用品等の手によ
る洗浄に特に適する。
【0006】本発明の皿洗い用組成物には、2種類の両
性化合物の組合せが用いられるが、これらの化合物を以
下では(a)タイプおよび(b)タイプと呼ぶことにす
る。(a)タイプの両性界面活性化合物は一般式(I)
【0007】
【化7】 [式中、Rは炭素数7〜22の炭化水素基であり、nは
0または1であり、Aはカルボニル基[C(O)]、基
(OCH2 CH2Z または基(OCH2 CH2CH
2Z (zは1〜5の整数である)であり、R1 は水素
または低級アルキル基であり、xは2または3であり、
yは0〜4の整数であり、Qは基−R2 COOM(R2
は炭素数1〜6のアルキレン基であり、Mは水素、ある
いはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムお
よび置換アンモニウムから選ばれる基のイオンである)
であり、Bは水素または前記定義したQ基である]で表
されることを特徴とする。
【0008】上記タイプの両性化合物はそれ自体公知で
あり、洗浄組成物およびシャンプー組成物に用いられて
いる。これらは例えばヨーロッパ特許出願第16050
7号、第162600号および第214868号に述べ
られている。本発明の皿洗い用組成物に用いられる上記
式の両性界面活性化合物において、Rは炭素数7〜2
2、適切には炭素数11〜22の炭化水素基である。炭
化水素基Rは直鎖もしくは分枝鎖、飽和もしくは不飽和
であってもよく、加えて水酸基のような置換基を含んで
もよい。R基はシクロアルキル−アルキル基、アルアル
キルまたはアルアルケニル基(アルキルまたはアルケニ
ル基は少なくとも炭素数6である)であってもよい。R
はアルキルまたはアルケニル基であることが好ましく、
Rがヤシ油脂肪酸、獣脂脂肪酸またはオレイン脂肪酸に
由来する炭化水素基であることが特に好ましい。式
(I)の両性化合物は、上述したように、カルボニル基
または1個もしくは数個のエトキシ基もしくはプロポキ
シ基であるA基を含みうる。Aがエトキシ基またはプロ
ポキシ基である場合にはエトキシ基であることが好まし
く、この場合にはAは特に1つのかかる基であることが
好ましい。A基を含まない化合物、すなわちnが0であ
る化合物が好ましい。上記式中のR1 は水素または低級
アルキル基(適切には炭素数1〜6)であり、好ましく
は水素またはメチル基である。xは2または3であり、
yは適切には2,3または4であり、好ましくは2また
は3である。R2 基は適切にはメチレンまたはエチレン
基であり、好ましくはメチレン基である。Mは水素、あ
るいはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム
もしくは置換アンモニウム(例えばモノ−、ジ−もしく
はトリ−ヒドロキシエチルアンモニウム)から選ばれる
基のイオンである。Mはナトリウムイオンであることが
好ましい。
【0009】式(I)の好ましい化合物は式(II):
【0010】
【化8】 [式中、QはCH2 −COOMまたはCH2 CH2CO
OMであり、yは1,2または3であり、M、R、xお
よびBは上記の意味を有する]を有するものである。x
は適切には3であり、全てのB基は適切にはQ基であ
る。
【0011】yの種々な値を有する両性化合物の混合物
が特に好ましい。これらの化合物中のRは適切には獣脂
脂肪酸、オレイン脂肪酸またはヤシ油脂肪酸に由来する
ものである。
【0012】本発明の組成物においては、上記式の両性
化合物を、カルボニル基を含む両性化合物と組合わせて
用いる。(b)タイプの後者の両性化合物は一般式(II
I )によって特徴づけられる化合物であるかまたは式
(IV)に示されるようなアミドベタインである。これら
の2種の両性化合物の混合物も使用可能である。式(II
I )の化合物は
【0013】
【化9】 [式中R、y、QおよびBは式(I)の化合物に対して
記載したものと同じ意味を有するが、1つのB基は基−
CH2 CHR′OH(式中R′はHまたはCH3であ
る)である]である。Q基中のRとMの適切でかつ好ま
しい定義は式(I)の化合物に対して記載した通りであ
る。yが1でありかつQが基−CH2 COOMである式
(III )の化合物が最も適切である。典型的な例として
式(IIIa)
【0014】
【化10】 および/または式(IIIb)
【0015】
【化11】 で表される化合物を挙げることができる。
【0016】式(IIIa)と(IIIb)の両性化合物は混合
物として市販されており、通常は式(IIIa)の化合物:
式(IIIb)の化合物の重量比が1:10〜10:1の範
囲内である。
【0017】カルボニル基を含むアミドベタインタイプ
の両性化合物は一般式(IV):
【0018】
【化12】 [式中Rは長鎖疎水性炭化水素基であり、適切には少な
くとも炭素数7である飽和または不飽和、直鎖または分
枝鎖の脂肪族炭化水素基である]によって特徴づけられ
る。Rは適切には炭素数7〜21であり、好ましくは炭
素数11〜17のアルキルまたはアルケニル基であり、
R′は炭素数1〜4のアルキルまたはヒドロキシアルキ
ル基である。最も適切には両R′基はメチル基であり、
nは1または2である。Mは水素またはナトリウムイオ
ンであることが好ましい。
【0019】(a)タイプの両性化合物は主として解毒
(detoxifying )界面活性剤として作用し、(b)タイ
プの両性化合物は主として界面活性剤、粘度調節剤およ
び泡形成剤(suds former )として作用する。(a)タ
イプの両性化合物:(b)タイプの両性化合物の適切な
重量比は1:10から10:1までの範囲内、好ましく
は1:5から5:1までの範囲内である。皿洗い用組成
物中の上記定義された両性化合物の総量は適切には1〜
20重量%であり、好ましくは1.5〜15重量%であ
る。
【0020】上記式の両性化合物は市販されており、ベ
ロル ノーベル アクチェボラーグ(Berol Nobel AB)
(スウェーデン国)から商品名アムホラク(Ampholak:
登録商標)で販売されている。
【0021】本発明によると、両性化合物の上記組合せ
を陰イオン界面活性剤の一部と置換して、アルキルポリ
グリコシドと共に液体皿洗い用組成物に用いることによ
って、良好な泡立ち性を有し、非常に(皮膚に)やさし
くかつ効果的な組成物が得られることが判明した。得ら
れるやさしさはアルキルポリグリコシドの使用のみに依
存するのではなく、陰イオン界面活性化合物と特定の両
性界面活性化合物との混合ミセルの形成による陰イオン
界面活性剤の効果的な解毒にも依存する。特定の両性化
合物の非常に低い臨界ミセル濃度がこれによって利用さ
れる。非常に少量の両性化合物、特に上記式(I)と
(II)の化合物によって、好ましい効果が得られる。
【0022】本発明の組成物に用いられるアルキルポリ
グリコシドすなわち糖エーテルは、親水性多糖類ヘッド
基と疎水性炭化水素置換基とを有する、それ自体公知の
非イオン界面活性化合物である。親水性糖類単位は例え
ばフルクトシドまたはグルコシド単位であり、グルコシ
ド単位が好ましい。アルキルポリグリコシドは適切には
平均1〜5糖類単位、好ましくは1.2〜1.5糖類単
位を含む。疎水性炭化水素基、アルキルまたはアルケニ
ル基、好ましくはアルキル基は適切には炭素数約8〜約
20、好ましくは炭素数10〜18である。アルキルポ
リグリコシドは、例えばヘンケル(Henkel)社から商品
名プランタレン(Plantaren :登録商標)APGとして
市販されている。本発明の組成物中のアルキルポリグリ
コシドの量は適切には1〜15重量%、好ましくは1.
5〜4重量%である。
【0023】上記で定義したような両性化合物の組合
せ、アルキルポリグリコシドおよび陰イオン界面活性剤
(通常は水溶性スルホネートまたはサルフェートであ
る)を液体皿洗い用組成物に用いることによって、後者
(陰イオン界面活性剤)をある程度まで置換することが
でき、これによって生物学的見地から有利でありかつ使
用時のやさしさに関して有利である皿洗い用組成物が得
られる。これらの利点の他に、本発明の組成物は、単独
の陰イオン界面活性剤に基づく公知の組成物による場
合、並びに陰イオン界面活性剤、アルキルベタイン両性
化合物およびアルキルポリグリコシドを含む組成物によ
る場合と同程度の皿洗い性能を得るための活性成分の総
量を実質的に減ずることも可能である。
【0024】本発明の組成物には、上記種類の陰イオン
界面活性剤も、通常より少量であるが、存在する。両
性、非イオンおよび陰イオン界面活性剤の総量の中で多
くとも90重量%が陰イオン界面活性剤である。陰イオ
ン界面活性剤の量は両性界面活性化合物、非イオンアル
キルポリグリコシドおよび陰イオン界面活性化合物の総
量を基準にして、適切には85〜30重量%の範囲内で
あり、特に85〜60重量%の範囲内である。陰イオン
界面活性剤は、上述したように、水溶性サルフェートま
たはスルホネートであり、特に、アルキル基が通常炭素
数8〜22であるアルキルサルフェート、アルキルエー
テルサルフェート、アルキルスルホネート、アルキルア
リールスルホネートである。エーテル基を含む陰イオン
界面活性剤では、これらの基は通常エチレンオキシド基
であり、前記化合物は通常1分子につきこのような基を
1〜10個含む。陽イオンは通常、アルカリ金属、アル
カリ土類金属、アンモニウムまたはアミン(例えばモノ
−、ジ−およびトリエタノールアミンカチオン)であ
る。陰イオン界面活性剤の幾つかの特定の例として、ラ
ウリルスルホン酸ナトリウム、2もしくは3個のエチレ
ンオキシド基を含むラウリルエーテル硫酸ナトリウム、
対応するアンモニウム塩もしくはエタノールアミン塩、
並びにドデシルベンゼンスルホン酸およびアルキル基が
平均炭素数11〜13であるアルキルベンゼンスルホン
酸のナトリウム塩もしくは他の塩を挙げることができ
る。皿洗い組成物には、少なくとも2種類の陰イオン界
面活性剤がしばしば併用される。
【0025】本発明の皿洗い用組成物は液体であり、こ
れの主成分はもちろん水であることが好ましい。液体皿
洗い用組成物に用いられる水はしばしば脱イオン水であ
るが、他の種類の水も使用可能である。例えば低級アル
コール、グリコールおよびグリコールの低級アルキルエ
ーテルのような、他の液体溶剤ももちろん含めることが
できる。これらの種類の溶剤は、少しでも存在する場合
には、通常微量で存在する。幾つかの特定の例として、
エタノール、イソプロパノール、エチレングリコールな
どを挙げることができる。溶剤を主として保存(防腐)
のために含める場合もある。しかし、本発明の組成物の
1つの利点は、式(I)によるタイプの両性化合物を含
むので、保存効果を得るために溶剤を必要としないこと
である。
【0026】本発明の皿洗い用組成物はそれ自体通常の
方法で前記複数成分を単に混合することによって調製さ
れ、そしてそれら組成物はもちろん通常の方法によって
も使用可能である。通常の用量は皿洗い液(dish liquo
r )1リットルにつき、約10〜約45重量%の総乾燥
含量を有する皿洗い用組成物約0.2gである。
【0027】上記皿洗い用組成物はもちろん、種々の性
質の改良のために通常用いられる他の添加剤、例えば増
粘剤、抗菌剤、着色剤、顔料、香料等を含むことができ
る。例えばベタインのような他の両性化合物、並びに他
の非イオン界面活性剤も、所望の場合は存在しうる。前
記組成物は陽イオン界面活性剤を本質的に含むべきでは
ない。本発明の皿洗い用組成物は良好な泡立ち性を有し
ており、特定の気泡増進剤または泡安定化化合物は不必
要である。しかし、所望の場合には、気泡増強性化合物
を本発明の組成物に含めることももちろん可能であり、
このような化合物の例として、少なくとも1つの長鎖疎
水性炭化水素基、すなわち少なくとも炭素数7、適切に
は炭素数22までの脂肪酸残基を含むアミドおよびアミ
ンオキシドを挙げることができる。
【0028】主要な必須成分に関して本発明による完全
な皿洗い用組成物の例として、各種類の化合物間の比を
上記範囲内に入るように調節した、下記一覧の成分を挙
げることができる:
【0029】
【表1】
【0030】
【実施例】下記実施例に基づいて本発明をさらに説明す
るが、下記実施例は本発明の限定を意図するものではな
い。部およびパーセントは、他に記載しない限り、それ
ぞれ重量部と重量パーセントを意味する。
【0031】実施例1 各皿洗い用組成物を次のようにして調製した(全ての記
載量は100%有効物質としてである)。
【0032】(組成物I−対照)C12〜C18アルキル基
を有する線状アルキルベンゼンスルホン酸のナトリウム
塩11.2g、3つのエチレンオキシド基を有するラウ
リルエーテル硫酸ナトリウム5.6g、アルキルポリグ
リコシド2.1g、アムホティーン(Amphoteen )24
なる名称で販売されているC12/C14アルキルジメチル
ベタイン2.1gおよび水79g。
【0033】(組成物II−本発明による)C12〜C18
ルキル基を有する線状アルキルベンゼンスルホン酸のナ
トリウム塩11.2g;3つのエチレンオキシド基を有
するラウリルエーテル硫酸ナトリウム5.6g;2種類
の両性化合物の混合物(商標アムホラク(R) 7TXおよ
びアムホラク(R) XCO−30でそれぞれ販売される両
性化合物の1:2混合物−初めに挙げた両性化合物は獣
脂両性(tallowampho )ポリカルボキシグリシネートと
して化学的に特徴づけられ、式(II)による化合物の定義
下に入り、後に挙げた両性化合物はヤシ油両性(cocoam
pho )カルボキシグリシネートとして化学的に特徴づけ
られ、カルボニル基を含み、式(IIIa)と(IIIb)で定
義される化合物の混合物を含む−)2.1g;アルキル
ポリグリコシド2.1g;および水79g。
【0034】(組成物III −対照)アルカン(C12〜C
18)スルホネート11.2g;3つのエチレンオキシド
基を有するラウリルエーテル硫酸ナトリウム5.6g;
アルキルポリグリコシド2.1g;アルキルジメチルベ
タイン2.1gおよび水79g。
【0035】(組成物IV−本発明による)アルカン(C
12〜C18)スルホネート11.2g;3つのエチレンオ
キシド基を有するラウリルエーテル硫酸ナトリウム5.
6g;組成物IIにおけるものと同様な2つの両性化合物
の混合物2.1g;アルキルポリグリコシド2.1gお
よび水79g。
【0036】全ての組成物中のアルキルポリグリコシド
はヘンケル社によってプランタレン(R) APG600と
して販売されているアルキルポリグリコシドであった。
これは1.4の平均糖類単位数を有しかつC12-14-16
化水素基を有する。対照組成物IとIII 中に用いるアル
キルジメチルベタインは、ベロル ノーベル アクチェ
ボラーグによってアムホティーン(R) 24の名称で販売
されているC12〜C14アルキルジメチルベタインであっ
た。
【0037】上記4組成物の全てを2g/リットル溶液
のベシャメルソース(bechamel sauce)による滴定によ
って試験した。泡の高さを測定し、ベシャメルソース量
に対してプロットした。線図の面積を積分し、比較考量
し、両性化合物の含量に対する効率として表現した。対
照組成物Iの面積を効率1として設定した。前記組成物
の効率指数を次表に示す。
【0038】
【表2】 上記表から分かるように、本発明による組成物IIは対照
と同じ効率指数を有したが、本発明による組成物IVで
は、対照組成物III に比べてかなり良好な効率が得られ
た。
【0039】前記各組成物の皿洗い性能を実際の皿洗い
試験によって評価した。ヨウ素価55.1を有する牛脂
1mlを各プレートに塗布し、これらのプレートを周囲
温度において1晩乾燥させた。各被験組成物0.2g/
リットルの濃度と20°dHの硬度とを有する水8リッ
トルを45±2℃の温度において用いた。泡の初期発生
後に、牛脂で被覆した乾燥プレートを泡が消滅するまで
ブラシによって洗った。結果は洗ったプレート数として
記録し、組成物Iによって得られた結果と比較した。
【0040】
【表3】 この表から、本発明による両組成物が対照組成物よりも
実質的に良好な皿洗い性能をもたらしたことが認められ
る。
【0041】実施例2 本発明による下記組成物を調製した:2つのエチレンオ
キシド基を有するラウリルエーテル硫酸ナトリウム8.
98g;アルキルポリグリコシド(プランタレン(R)
PG600)2g;ヤシ油アミドベタイン6.67g;
アムホラク(R)7TX3.32gおよび水79.03
g。
【0042】この組成物の皿洗い性能を実施例1に従っ
て評価した。17プレートを洗浄した。この場合に、こ
の組成物が陰イオン界面活性剤としてラウリルエーテル
硫酸ナトリウムのみに基づくものであることに注目すべ
きであり、このことは一般に洗浄性能が低いことを意味
するのである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)陰イオン界面活性剤: (b)アルキルポリグリコシド:並びに (c)(1)一般式(I) 【化1】 [式中、Rは炭素数7〜22の炭化水素基であり、nは
    0または1であり、Aはカルボニル基[C(O)]、基
    (OCH2 CH2Z または(OCH2 CH2 CH2
    Z (zは1〜5の整数である)であり、R1 は水素また
    は低級アルキル基であり、xは2または3であり、yは
    0〜4の整数であり、Qは基−R2 COOM(式中R2
    は炭素数1〜6のアルキレン基であり、Mは水素、ある
    いはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムお
    よび置換アンモニウムから選ばれる基のイオンである)
    であり、Bは水素または上記定義したQ基である]で表
    される(a)タイプの両性化合物と、(2)一般式(II
    I ) 【化2】 [式中、R、y、QおよびBは式(I)の化合物に対し
    て記載したものと同じ意味を有するが、1つのB基は基
    −CH2 CHR′OH(R′はHまたはCH3 である)
    である]で表されるカルボニル基を含む(b)タイプの
    両性化合物、および/または一般式(IV) 【化3】 [式中、Rは式(I)の化合物に対して記載したものと
    同じ意味を有し、R′は炭素数1〜4のアルキルまたは
    ヒドロキシアルキル基であり、nは1または2であり、
    Mは水素またはナトリウムイオンである]で表される両
    性化合物とを含む複数の両性化合物の組合せ:を含むこ
    とを特徴とする液体皿洗い用組成物。
  2. 【請求項2】 前記(a)タイプの両性化合物が一般式
    (II) 【化4】 [式中、QはCH2 COOMまたはCH2 CH2 COO
    Mであり、yは1,2または3であり、M、R、xおよ
    びBは請求項1で定義した通りである]で表されるもの
    であることを特徴とする、請求項1記載の皿洗い用組成
    物。
  3. 【請求項3】 前記のカルボニル基を含む(b)タイプ
    の両性化合物が一般式(IIIa) 【化5】 および/または(IIIb) 【化6】 [両式中、Rは炭素数7〜22の炭化水素基である]で
    表されるものであることを特徴とする、請求項1記載の
    皿洗い用組成物。
  4. 【請求項4】 前記両性化合物中のRが炭素数11〜2
    2のアルキルまたはアルケニル基であることを特徴とす
    る、請求項1〜3のいずれかに記載の皿洗い用組成物。
  5. 【請求項5】 前記(a)タイプの両性化合物対前記
    (b)タイプの両性化合物の重量比が1:10から1
    0:1までの範囲内であることを特徴とする、請求項1
    〜4のいずれかに記載の皿洗い用組成物。
  6. 【請求項6】 前記両性化合物の組合せを1〜20重量
    %の総量で含むことを特徴とする、請求項1〜5のいず
    れかに記載の皿洗い用組成物。
  7. 【請求項7】 前記アルキルポリグリコシドが平均1.
    2〜1.5の糖類単位および炭素数10〜16の炭化水
    素基を含有することを特徴とする、請求項1記載の皿洗
    い用組成物。
  8. 【請求項8】 1〜15重量%のアルキルポリグリコシ
    ドを含むことを特徴とする、請求項1または7に記載の
    皿洗い用組成物。
  9. 【請求項9】 前記陰イオン界面活性剤が水溶性サルフ
    ェートまたはスルホネートであることを特徴とする、請
    求項1記載の皿洗い用組成物。
  10. 【請求項10】 85〜30重量%の陰イオン界面活性
    剤を含むことを特徴とする、請求項1または9に記載の
    皿洗い用組成物。
JP4112337A 1991-04-09 1992-04-06 液体皿洗い用組成物 Expired - Lifetime JPH0765071B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9101058-7 1991-04-09
SE9101058A SE468252B (sv) 1991-04-09 1991-04-09 Flytande diskmedelskomposition innehaallande ett anjoniskt ytaktivt medel och en kombination av amfotaera foereningar

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05140587A JPH05140587A (ja) 1993-06-08
JPH0765071B2 true JPH0765071B2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=20382404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4112337A Expired - Lifetime JPH0765071B2 (ja) 1991-04-09 1992-04-06 液体皿洗い用組成物

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0508507B1 (ja)
JP (1) JPH0765071B2 (ja)
AT (1) ATE123519T1 (ja)
DE (1) DE69202807T2 (ja)
DK (1) DK0508507T3 (ja)
ES (1) ES2073238T3 (ja)
NO (1) NO178898C (ja)
SE (1) SE468252B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE469428B (sv) * 1991-11-21 1993-07-05 Berol Nobel Ab Flytande diskmedelskomposition innehaallande anjonisk tensid och en kombination av tre typer av amfotaera foereningar
DE4435387C2 (de) * 1994-10-04 1997-08-14 Henkel Kgaa Pumpfähige wäßrige Tensidkonzentrate
DE4435495C2 (de) * 1994-10-04 1997-08-14 Henkel Kgaa Pumpfähige wäßrige Tensidkonzentrate
DE19506207A1 (de) * 1995-02-23 1996-08-29 Goldschmidt Ag Th Lagerstabile, konzentrierte Tensidzusammensetzung auf der Basis von Alkylglucosiden
US5932535A (en) * 1995-12-21 1999-08-03 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Process for the production of light-colored, low-viscosity surfactant concentrates
DE19548068C1 (de) 1995-12-21 1997-06-19 Henkel Kgaa Verfahren zur Herstellung hellfarbiger, niedrigviskoser Tensidkonzentrate
EP1003605A4 (en) * 1997-06-12 2001-04-18 Henkel Corp USE OF ALKYL POLYGLYCOSIDES IMPROVING THE STABILIZATION OF AMPHOACETATE FOAMS
DE19960766A1 (de) * 1999-12-16 2001-06-21 Beiersdorf Ag Verfahren zur Herstellung besonders hautverträglicher kosmetischer oder dermatologischer Reinigungszubereitungen
DE19960767A1 (de) 1999-12-16 2001-06-21 Beiersdorf Ag Verfahren zur Herstellung besonders hautverträglicher kosmetischer oder dermatologischer Reinigungszubereitungen

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU596187B2 (en) * 1986-06-16 1990-04-26 Helene Curtis, Inc. Mild detergent compositions
DE3706015A1 (de) * 1987-02-25 1988-11-17 Henkel Kgaa Fluessiges reinigungsmittel
GB8810820D0 (en) * 1988-05-06 1988-06-08 Unilever Plc Detergent compositions
JP2526105B2 (ja) * 1988-09-20 1996-08-21 花王株式会社 洗浄剤組成物
JP2745071B2 (ja) * 1989-09-29 1998-04-28 川研ファインケミカル株式会社 液体洗浄剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
SE9101058D0 (sv) 1991-04-09
DE69202807T2 (de) 1995-10-19
NO921369L (no) 1992-10-12
EP0508507B1 (en) 1995-06-07
ES2073238T3 (es) 1995-08-01
DE69202807D1 (de) 1995-07-13
NO178898C (no) 1996-06-26
NO178898B (no) 1996-03-18
EP0508507A1 (en) 1992-10-14
SE9101058L (sv) 1992-10-10
JPH05140587A (ja) 1993-06-08
SE468252B (sv) 1992-11-30
NO921369D0 (no) 1992-04-08
ATE123519T1 (de) 1995-06-15
DK0508507T3 (da) 1995-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3525172B2 (ja) 改良されたアルキルポリグリコシド界面活性剤混合物の調製法
AU2010347222B2 (en) Sulfomethylsuccinates, process for making same and compositions containing same
US5756443A (en) Detergent composition for hard surface
JPH07509740A (ja) 発泡性洗剤混合物
EP0193386A2 (en) Mild detergent compositions
JPH08502310A (ja) 水性洗剤混合物
US5922659A (en) Cleanser composition
US5503779A (en) High foaming light duty liquid detergent
US6008261A (en) Aqueous surfactant compositions with a high viscosity
JPH0765071B2 (ja) 液体皿洗い用組成物
JPH05507951A (ja) 注入出およびポンプ使用可能な液体状界面活性剤濃厚物
JPS606792A (ja) 硬い表面の洗浄法
US5589447A (en) Liquid dishwashing-detergent composition
JPH0441718B2 (ja)
CA1209438A (en) Surfactant
EP0500819B1 (en) Liquid dishwashing composition
JP2530215B2 (ja) 洗浄剤組成物
JPH0765072B2 (ja) 食器洗浄用液体組成物
US4476043A (en) Surfactant product
JPH0699710B2 (ja) 洗浄剤組成物
JPH0292998A (ja) 液体洗浄剤組成物
JPH06271895A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP3995814B2 (ja) 増泡剤
JPH08503719A (ja) 粘稠な水性界面活性剤組成物
JPH05247491A (ja) 液体洗剤組成物