JPS6015817B2 - 油圧無段変速装置 - Google Patents

油圧無段変速装置

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JPS6015817B2
JPS6015817B2 JP4571380A JP4571380A JPS6015817B2 JP S6015817 B2 JPS6015817 B2 JP S6015817B2 JP 4571380 A JP4571380 A JP 4571380A JP 4571380 A JP4571380 A JP 4571380A JP S6015817 B2 JPS6015817 B2 JP S6015817B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
low speed
continuously variable
variable transmission
lever
Prior art date
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Expired
Application number
JP4571380A
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English (en)
Other versions
JPS56143860A (en
Inventor
道男 石川
善正 松田
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、農機等の動力を無段階に変速するための油圧
無段変速装置に係るものである。
従来、この種の油圧糠段変速装置においては、エンジン
によって駆動される入力軸側に可変容量形の油圧ポンプ
を用い、この油圧ポンプにて発生する圧油を、出力鞠側
に設けた定容量形の油圧モータに送油して油圧モータを
駆動し、油圧ポンプの容量を調節操作することにより無
段変速を行なっていた。
しかるにこの種の油圧ポンプにおいては、エンジンが低
速回転のとき、すなわち、入力軸が低速回転のときに、
油圧ポンプを高速に回転せしめると、予圧ポンプの供V
給油量が低下し、したがってこの油によって潤滑される
ピストン,スリッパ一等の潤滑油量が不足して、鱗付,
損傷等の事故を生ずるおそれがあった。本発明は、かか
る事故を防止する目的で発明されたもので、入力軸の低
速回転操作時に、油圧無段変速装置の変速装置の高速位
置への運動を牽制する牽制装置を設けることにより、入
力軸の低速回転時に油圧類段変速装置を高速に変速する
ことを防止して、ピストン,スリッパ一等の暁付、損傷
を防止しようとするものである。
以下、図面を用いて本発明の1実施例について詳細な説
明を行なう。図において、1は油圧無段変速装置を示す
もので、つぎのように構成されている。
すなわち、3は油圧ポンプで、エンジンによって駆動さ
れる入力軸7に固着して、鞄方向にピストン9を往復摺
動自在に設けた複数個のシリンダ11,11,・・・が
円周方向に並設されている。13は軸15によりケース
17に揺動自在に枢着された頚斜板18に回転自在に支
持されたスリッパ一で、ピストン9,9,・・・の先端
に設けた球19を回動自在に保持している。操作アーム
21を揺動操作することにより、スリッパ‐13が傾斜
して、スリッパ−13に当接して、入力軸7のまわりを
回転するピストン9の往復移動量を増減し、したがって
発生する圧油の量を増減するものである。23は油圧モ
ーターで、農機等の車軸等に連結する出力軸25に固着
して、鞠方向にピストン27を往復移動自在に設けた複
数個のシリンダー29,29,・・・が円周方向に並設
されている。
31はケース33に固着された傾斜板34に回転自在に
支持されたスリッパ一で、出力軸25に対して傾斜して
設けられ、ピストン27,27,・・・の先端に設けた
球35を回動自在に保持している。
油圧ポンプ3により発生する圧油は油圧ポンプもの吐出
口37から油圧モーター23の流入口39に入ってピス
トン27,27,…を順次伸長せしめることによりシリ
ンダー29,29.・・・と一体的に設けた出力鞠25
を回転駆動する。この圧油は流出口41から油圧ポンプ
3の吸入口43に戻る。操作アーム21を反対方向に操
作して、スリッパ‐13を反対方向に煩斜せしめると、
吐出口37と吸入口43が入れかわり、圧油が反対方向
に送られるので油圧モーター23は逆転する。操作アー
ム21を中立位置におくと、スリッパ‐13は入力軸と
直交する姿勢となってピストン9は移動しないので油圧
モーター23は停止する。操作レバー21の移動量を大
きく操作すると、スリッパ−13の傾斜が大きくなり、
ピストン9の移動量が大となって圧油量が増加し、油圧
モーター23は高速回転するものである。油タンク45
内の油はフィルター47を経て予圧ポンプ49により予
圧され、吸入口43からシリンダー11内に補充される
。予圧ポンプ49により吸入側回路の圧力は大気圧以上
に保持され、油圧ポンプ3のピストン9とシリング−1
1との間隙部およびシリンダー11とケース17との当
援する間隙からケース17内に油が侵入しスリッパ‐1
3等を潤糟して油タンク45に戻る。同様に油圧モータ
ー23のピストン27とシリンダー29との間隙部およ
びシリンダー29とケース33との当綾する間隙からケ
ース33内に油が侵入してスリッパ‐31等を潤糟して
、ケース17を経て油タンク45に戻る。エンジンによ
って駆動される入力軸7の回転が低速のときは予圧ポン
プ49の圧力が低下してケース17,33内に油が侵入
せず、このとき油圧額段変速装置1を高速に変速すると
スリッパ‐13,31、ピストン9,27が銃付等を生
ずるものである。なお、51はオイルク−ラー、53は
ラインフィルター、55,57はフィード弁、59は低
圧リリーフ弁、61はアンローダー弁、63,65は高
圧リリーフ弁である。綾括的に示す66は牽制装置で、
つぎのように構成されている。すなわち、67は軸69
により揺動自在に枢着された操作レバーで、一体的に固
着するアーム71の端部はロッド73により操作アーム
21に連結されている操作しバ−67を第2図の矢印A
またはB方向に操作することにより、油圧無段変速装置
1は正転または逆転方向に高速に変速されるものである
。75は軸77により揺動自在に枢着されたスロットル
レバーで第2図の矢印Cと反対方向操作することにより
、一体的に回動するアーム79に1機を固着するロッド
81を介して、スロットル菱魔(図示せず)を作動せし
めエンジンの回転速度を増速するよう構成されている。
83は軸85により揺動自在に終着された揺動アーム、
87は1機をアーム79に枢着され、池端を揺動アーム
83に枢着されたロッドである。
89は1機を軸91により揺動自在に枢着された揺動村
で、池端はアーム71に設けた軸93に長孔95を介し
て遊鼓している。
軸91と藤93は操作レバー67の中立位置において軸
69と同一線上に位置し、操作レバー67を第2図の矢
印AまたはB方向に操作することにより、鞠91を中心
として揺動作動するものである。97は揺動アーム83
の先端に軸99により回動自在に支持された支持板10
1に固着された係止片で、揺動杵89の騒動側の両側面
に適宜な間隙をもって鉄合している。
以上の構成において、スロットルレバー75を第2図の
矢印Cと反対方向に操作すると、エンジンは高速で回転
する。このときアーム79は第2図の矢印Dと反対方向
に揺動し、揺動アーム83は矢印Eと反対方向に揺動し
て係止片97は軸91に近接した位置にある。したがっ
て揺動杵89は軸91を中心として揺動しても係止片9
7に干渉することなく、操作レバー6・7は第2図のA
またはB方向の高速位置に操作することができる。すな
わち、エンジンが高速回転時には、油圧穣段変速装置1
は高速に変速することができる。つぎに、スロットルレ
バー75を第2図の矢印C方向に操作すると、前述と反
対にエンジンは低速回転となり、同時に揺動アーム83
が矢印E方向に揺動して、係止片97は軸91から遠ざ
かった位置に移動する。したがって、操作レバー67を
第2図の矢印AまたはBの高速位置方向に移動すると、
揺動好89が軸91を中心として揺動するが「軸91か
ら離れた係止片97の位置においては、移動量が大きく
なり係止片97に当接、牽制されて、高速位置まで変速
することができない。すなわち、エンジンが低速回転時
においては、油圧鱒段変速装置1を高速位直に変速する
ことができない。又、スロットルレバー75を低速位置
に操作する以前に、既に、操作レバー67が高速位置に
あるときは、このスロットルレバー75の低速位置への
操作によって、、係止片79が矢印E方向へ移動するこ
とにより、揺動杵89、鞠93、長孔95等を経て操作
レバー67を低速位置へ戻し、油圧類段変速装置1を低
速位置に変速させる。したがって、スリッパ一、ピスト
ン等の給油不足による隣付,損傷を生ずることがない。
以上のように本発明は、エンジンの回転を高低に操作す
るスロットルレバー75機構と、油圧糠段変速装置1を
高低に変速操作する操作レバー67機構とを、該スロッ
トルレバー75を低速位置に操作したとき、該変速操作
レバー67機構を低速位置に作動すると共にこの変速操
作レバー67機構の高速側操作を不能とする牽制装置6
6で連動構成してなる油圧鶏段変速装置であるから、入
力軸の低速回転時において油圧無段変速装置を高選に変
速することを防ぐことはもとより、スロットルレバ‐を
低速側へ操作したときは、油圧無段変速装置が操作レバ
ーによって高速位置にあっても、低速位贋へ戻されて、
牽制状態を維持しながら、スロットルの自由な操作を行
うことができ、その操作レバーを同時に操作する必要も
なく操作簡単で、ピストン,スリッパ一等の給油不足に
よる嫌付,損傷を防止することができるものである。0
なお、本発明は前述の実施例に限定されるものではな
く、他の態様においても実施しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の油圧回路の説明タ図、第2
図は要部の側面説明図、第3図、第4図、第5図はそれ
ぞれ要部の正面図、側面図、平面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明 1・・・油圧無
段変速装置、7・・・入力軸、66・・・牽制装置。 第1図第3図 第5図 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジンの回転を高低に操作するスロツトルレバー
    75機構と、油圧無段変速装置1を高低に変速操作する
    操作レバー67機構とを、該スロツトルレバー75を低
    速位置に操作したとき、該変速操作レバー67機構を低
    速位置に作動すると共にこの変速操作レバー67機構の
    高速側操作を不能とする牽制装置66で連動構成してな
    る油圧無段変速装置。
JP4571380A 1980-04-09 1980-04-09 油圧無段変速装置 Expired JPS6015817B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4571380A JPS6015817B2 (ja) 1980-04-09 1980-04-09 油圧無段変速装置

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JP4571380A JPS6015817B2 (ja) 1980-04-09 1980-04-09 油圧無段変速装置

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Publication Number Publication Date
JPS56143860A JPS56143860A (en) 1981-11-09
JPS6015817B2 true JPS6015817B2 (ja) 1985-04-22

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JP4571380A Expired JPS6015817B2 (ja) 1980-04-09 1980-04-09 油圧無段変速装置

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JPH0369617U (ja) * 1989-11-14 1991-07-11

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JPH0369617U (ja) * 1989-11-14 1991-07-11

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JPS56143860A (en) 1981-11-09

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