JPH09177704A - 塵芥収集車 - Google Patents

塵芥収集車

Info

Publication number
JPH09177704A
JPH09177704A JP7337382A JP33738295A JPH09177704A JP H09177704 A JPH09177704 A JP H09177704A JP 7337382 A JP7337382 A JP 7337382A JP 33738295 A JP33738295 A JP 33738295A JP H09177704 A JPH09177704 A JP H09177704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
swash plate
cylinder
dust
hydraulic oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7337382A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Hoshino
伸明 星野
Minoru Ogura
稔 小倉
Hideaki Igarashi
英明 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP7337382A priority Critical patent/JPH09177704A/ja
Publication of JPH09177704A publication Critical patent/JPH09177704A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、吐出圧力が所定値以上となった
場合、吐出量を低下させ、エンジンの負荷を低減させ
る。 【解決手段】塵芥収集車60には塵芥収容装置60aが
設けられ、塵芥収容装置60には塵芥収容箱63をダン
プさせるダンプシリンダ65並びに塵芥収容箱63内に
塵芥を押し込む塵芥押込動作を行わせる押込板作動用シ
リンダ70及び油圧モータ71が設けられている。これ
らシリンダ65,70及びモータ71は吐出管を介して
可変容量ポンプに接続されている。可変容量ポンプは斜
板を備え、斜板の傾斜角度に従い可変容量ポンプから吐
出される作動油の吐出量が調節される。斜板の傾斜角度
は調節シリンダにて調節される。斜板の傾斜角度が調節
シリンダに基づいて最大傾斜角度に達すると、その後、
たとえ作動油の吐出圧力が上がっても斜板の傾斜角度は
斜板に作用する戻りモーメントにより減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塵芥収集車に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の塵芥収集車に使用可能な
可変容量ポンプとして、特開昭57−167501号公
報に示す技術が提案されている。
【0003】図8に示すように、可変ポンプ91から吐
出された作動油は絞り弁92を介して油圧シリンダ93
に吐出される。絞り弁92の上流側と下流側の油圧は流
量制御弁94のスプール95にパイロット圧として作用
し、流量制御弁94は上流側と下流側の油圧の差圧が一
定となるように可変ポンプ91を制御する。即ち、流量
制御弁94は、可変ポンプ91の吐出量制御部91aを
制御して可変ポンプ91の吐出量を制御する。
【0004】又、絞り弁92の上流側には分岐通路96
が形成され、分岐通路96にはサージ圧吸収弁97が連
結されている。サージ圧吸収弁97は分岐通路96の油
圧が所定値以上となった時、サージ圧吸収弁97は分岐
通路96とドレン98とを連通させ、可変ポンプ91か
ら吐出された作動油の圧力を低下させる。この所定値は
パイロットリリーフ弁99により設定される。
【0005】即ち、可変ポンプ91から吐出された作動
油の圧力が所定値以上となると、サージ圧吸収弁97が
作動し、可変ポンプ91から吐出された作動油の吐出量
を減少させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サージ
圧吸収弁97とパイロットリリーフ弁99という2つの
制御弁を使用して、可変ポンプ91から吐出された作動
油の圧力が所定圧力値以上となると、サージ圧吸収弁9
7を作動し、可変ポンプ91から吐出された作動油の圧
力を低下させているので、構造が複雑になり、コストが
高くなるという問題がある。又、通常、サージ圧吸収弁
95及びパイロットリリーフ弁99はポンプ本体とは別
体となっているため、これらの弁95,99及び各ポン
プ本体等を設置する設置スペースが広くなるという問題
がある。
【0007】又、特公平4−71801号公報には、塵
芥収集車に使用された可変容量ポンプが提案されてい
る。この可変容量ポンプは斜板を備え、斜板には当該斜
板の傾斜角度を調節するための第1コントロールシリン
ダ及び第2コントロールシリンダが連結されている。即
ち、斜板の一端には第1コントロールシリンダが連結さ
れ、斜板の他端には第2コントロールシリンダが連結さ
れている。そして、第1コントロールシリンダが伸動
し、第2コントロールシリンダが縮動する側へ斜板が傾
斜することにより、可変容量ポンプから吐出される作動
油の吐出量が増加する。第2コントロールシリンダが伸
動し、第1コントロールシリンダが縮動する側へ斜板が
傾斜することにより、可変容量ポンプから吐出される作
動油の吐出量が減少する。又、第2コントロールシリン
ダの断面積は第1コントロールシリンダの断面積よりも
大きく設定されている。各第1,第2コントロールシリ
ンダには可変容量ポンプから吐出された作動油の圧力が
パイロット圧として作用するようになっている。
【0008】このため、不用意にアクセルを踏み込み、
エンジンの回転数を上げ、可変容量ポンプからの作動油
の吐出圧を上げ、作動油の吐出量を増加させると、前記
パイロット圧が第1,第2コントロールシリンダに作用
する。この場合、第2コントロールシリンダの方が第1
コントロールシリンダよりも断面積が大きいので、第2
コントロールシリンダが伸動し、第1コントロールシリ
ンダが縮動する。このため、作動油の吐出量は減少し、
元の吐出量に戻される。
【0009】しかしながら、斜板を制御するコントロー
ルシリンダを2個使用しているので、構成が複雑となる
とともに、ポンプ自体が大型化するという問題がある。
このため、可変容量ポンプを設置する設置スペースを広
く取る必要がある。
【0010】上記問題点を解決するためになされたもの
であって、その目的は、簡単な構成で、作動油の吐出圧
力が所定値以上となった時、作動油を所定吐出量以上吐
出させない可変容量ポンプを使用することにより、安定
した状態で塵芥収容装置が駆動される塵芥収集車を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、車両本体に塵芥を収容する
ための塵芥収容装置及び塵芥収容装置を駆動する油圧機
器を備え、当該油圧機器に対して作動油を供給する可変
容量ポンプを備えた塵芥収集車において、前記可変容量
ポンプは、斜板とその斜板に連結された作動体とを有
し、当該作動体が斜板に対して相対回転することによっ
て前記斜板の傾斜角度に基づく作動油を吐出するポンプ
部と、前記ポンプ部から吐出される作動油の吐出圧力に
従って斜板の傾斜角度を調節するとともに、前記吐出圧
力が所定値以上となった時、斜板側の戻りモーメントに
従って当該斜板の傾斜角度を最大傾斜角度以下に調節す
る角度調節機構とを備えたことをその要旨とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記角度調節機構は、前記ポンプ部から吐
出される作動油の吐出圧力に従って移動する第1調節ピ
ストンと、前記斜板に連結された第2調節ピストンと、
一端が前記第1調節ピストンに連結されるとともに、他
端が第2調節ピストンに連結された付勢部材と、第1調
節ピストンと第2調節ピストンとの間に設けられた第1
調節ピストンの移動を規制する規制部とを備えたことを
その要旨とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の角
度調節機構において、前記第1調節ピストンと第2調節
ピストンとの間には油圧シリンダ機構が設けられたこと
をその要旨とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載
の発明において、前記塵芥収容装置は車両本体に対して
回動可能に設けられた塵芥収容箱を備えるとともに、前
記油圧機器として当該塵芥収容箱を回動させるダンプシ
リンダを設けたことをその要旨とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1〜4記載
の発明において、前記塵芥収容装置は塵芥を投入するた
めの投入箱を備え、当該投入箱内には塵芥押込動作を行
わせる押込板及び回転板が設けられるとともに、前記油
圧機器として押込板を駆動する押込板作動用シリンダ及
び回転板を駆動する油圧モータを設けたことをその要旨
とする。
【0016】従って、請求項1記載の発明によれば、可
変容量ポンプから油圧機器に作動油が供給され、当該油
圧機器が駆動されることにより、塵芥収容装置は駆動さ
れる。この可変容量ポンプでは、斜板の傾斜角度に基づ
いてポンプ部から吐出される作動油の量が調節される。
この斜板の傾斜角度は角度調節機構により調節される。
この場合、角度調節機構は、吐出圧力が所定値以上とな
った時、斜板側の戻りモーメントに従って傾斜角度が最
大傾斜角度以下に調節する。従って、ポンプ体からの作
動油の吐出圧力が所定値以上となっても、油圧機器には
所定量以上の作動油が供給されないので、油圧機器は安
定した状態で駆動され、塵芥収容装置は油圧機器の駆動
に従って安定した状態で駆動される。
【0017】請求項2記載の発明によれば、吐出圧力に
従って第1調節ピストンが移動すると、付勢手段を介し
て第2調節ピストンが押圧され、第2調節ピストンは斜
板を押圧し、斜板の傾斜角度を増大させる。そして、第
1調節ピストンが規制部に当接し、斜板が最大傾斜角度
まで傾斜すると、斜板側の戻りモーメントが増大し、斜
板が第2調節ピストンを第1調節ピストンの押圧方向と
は逆方向に押圧する。すると、第2調節ピストンはその
押圧に従って付勢手段を押圧し、斜板の傾斜角度が最大
傾斜角度以下となる。
【0018】請求項3記載の発明によれば、第1調節ピ
ストンと第2調節ピストンとの間に設けられたシリンダ
機構によって、前記付勢手段を補助し、付勢効果を高め
ることができる。
【0019】請求項4記載の発明によれば、ポンプ体か
らの作動油の吐出圧力が所定値以上となっても、ダンプ
シリンダには所定量以上の作動油が供給されないので、
ダンプシリンダは安定した状態で駆動され、塵芥収容箱
はダンプシリンダの駆動に従って安定した状態で回動す
る。即ち、塵芥収容箱を安定した状態でダンプさせるこ
とができる。
【0020】請求項5記載の発明によれば、ポンプ体か
らの作動油の吐出圧力が所定値以上となっても、押込板
作動用シリンダ及び油圧モータには所定量以上の作動油
が供給されないので、押込板作動用シリンダ及び油圧モ
ータは安定した状態で駆動され、押込板及び回転板は押
込板作動用シリンダ及び油圧モータの駆動に従って安定
した状態で駆動される。即ち、投入箱内では、押込板及
び回転板によって安定した状態で塵芥押込動作を行わせ
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図5に従って説明する。図1は、可変容
量ポンプPを示している。前記可変容量ポンプPの本体
はケーシングを兼ねる斜板ガイド1とエンドカバー2等
から構成され、エンドカバー2の側部には吸入口3と吐
出口4とが形成されている。吸入口3には作動油を可変
容量ポンプP内に吸入するための吸入管5が、吐出口4
には作動油を可変容量ポンプPから吐出するための吐出
管6が連結されている。吸入管5は油圧タンク7(図2
参照)に連結され、吐出管6は油圧機器として例えば各
種の油圧シリンダ8(図2参照)に接続されている。
【0022】前記斜板ガイド1とエンドカバー2との間
には駆動軸11が一対のベアリング12,13を介して
回転可能に支持されている。前記駆動軸11のスプライ
ン部14にはエンドカバー2に摺接するシリンダブロッ
ク15が固定され、当該駆動軸11と一体回転可能に設
けられている。駆動軸11はエンジンに連結された動力
取り出し装置(PTO)の出力軸Kに連結され、出力軸
Kの回転とともに回転するようになっている。
【0023】前記シリンダブロック15には、複数のシ
リンダボア16が前記駆動軸11と平行に延びる状態
で、かつその中心が駆動軸11を中心とした同一円周上
に位置する状態に形成されている。前記シリンダボア1
6内にはシュー17を介して斜板18に常に押圧される
ピストン19が往復動可能に収容されている。この場
合、シュー17には断面略円弧状の円周溝17aが形成
されている。即ち、ピストン19はその先端に形成され
た球状部20と円周溝17aとが当接し、球状部20が
円周溝17aに沿って回転可能に設けられている。この
場合、シリンダボア16とピストン19にて作動体を構
成している。
【0024】前記シリンダブロック15の中心部前側に
は収容孔22が形成され、当該収容孔22には押圧部材
23がシリンダブロック15と一体回転可能、かつ軸方
向に摺動可能に嵌装されている。前記押圧部材23は収
容孔22内に配設されたバネ24により斜板18側に付
勢されている。
【0025】この場合、動力取り出し装置の出力軸Kと
ともに、駆動軸11が回転すると、シリンダブロック1
5が駆動軸11とともに回転する。すると、各シリンダ
ボア16内に収納された各ピストン19もシリンダブロ
ック15とともに回転する。この回転時において、ピス
トン19はシュー17に沿って回転する。従って、例え
ば斜板18が傾斜している時には、ピストン19はシリ
ンダブロック15内にて往復動作を行う。この場合、ピ
ストン19がシリンダボア16の底面16aから離間す
る方向(図1の左方)へ移動する時に作動油は吸入され
る。即ち、ピストン19がシリンダボア16の底面16
aから離間する方向へ移動する工程は吸入工程となる。
又、ピストン19がシリンダボア16の底面16aに向
かって当接する方向(図1の右方)へ移動する時に作動
油を吐出する。即ち、ピストン19がシリンダボア16
の底面16aに向かって当接する方向に移動する工程は
吐出工程にある。この回転時において、全てのピストン
19の内、いずれかのピストン19が吸入工程にあり、
いずれかのピストン19が吐出工程にある。従って、駆
動軸11の回転時には作動油は連続的に吸入管5から吸
入され、吐出管6から吐出される。又、駆動軸11の回
転数が上がると、ピストン19の往復動作が早くなる。
従って、各ピストン19によって吐出される作動油の量
が増加する。
【0026】尚、本実施の形態では、駆動軸11、シリ
ンダブロック15、シリンダボア16、斜板18及びピ
ストン19等によって作動油の給排を行う図2に示すポ
ンプ部26を構成している。この場合、駆動軸11の回
転数が上がると、ピストン19の往復動作が早くなる。
このため、ポンプ部26から吐出される作動油の量が増
加する。
【0027】又、エンドカバー2の下部には、前記斜板
18の角度を調整する角度調節機構31及びその角度調
節機構31へ作動油を給排するための切換弁32が設け
られている。切換弁32はエンドカバー2の側方に位置
し、角度調節機構31は切換弁32よりも内側に位置す
るとともに、オンすることによって作動油を角度調節機
構31に供給させ、オフすることによって角度調節機構
31側の作動油をドレン32aへと排出する。
【0028】前記切換弁32はエンドカバー2に形成さ
れた第1収納孔33及び第1収納孔33内に収納された
スプール34等からなる。第1収納孔33にはピストン
19によって吐出された作動油の一部を吸入するための
分岐通路35が連通されている。又、第1収納孔33に
は作動油をドレン32aへ排出するためのドレン通路3
6が連通されている。前記スプール34には中央通路3
7及び抜き通路37a,37bが形成されている。中央
通路37はスプール34の軸線方向に向かって延び、第
1収納孔33に連通している。又、抜き通路37a,3
7bは中央通路37に対して直交する向きに形成されて
いる。即ち、中央通路37及び抜き通路37aにて第1
通路38が形成され、中央通路37及び抜き通路37b
にて第2通路39が形成されている。第1通路38は作
動油を角度調節機構31側に供給するための通路であっ
て、前記オン時に分岐通路35に連通される。第2通路
39は作動油を角度調節機構31から排出するための通
路であって、前記オフ時にドレン通路36に連通され
る。又、この切換弁32のスプール34の位置はソレノ
イド40によって切り換えられる。即ち、ソレノイド4
0の動作に従って、切換弁32がオン・オフする。
【0029】前記角度調節機構31は角度調節用の油圧
シリンダ(以下、「調節シリンダ」という。)41から
なる。調節シリンダ41はエンドカバー2に形成された
第2収納孔42、第2収納孔42内に収納された第1調
節ピストン43及び第2調節ピストン44等からなる。
第2収納孔42は連通路42aによって第1収納孔33
と連通されている。更に、第2収納孔42の斜板18側
には円筒状のカラー42bが嵌着され、そのカラー42
b内を第2調節ピストン44が摺動可能に設けられてい
る。又、第1調節ピストン43はカラー42bが嵌着さ
れていない第2収納孔42の右側を摺動するようになっ
ている。この場合、カラー42bの第1調節ピストン4
3側の端部は第1調節ピストン43の移動を規制する規
制部T1となっている。即ち、図1においてカラー42
bの右端部が規制部T1となる。
【0030】前記第1調節ピストン43には断面円形状
の凹溝45が形成され、凹溝45内に前記第2調節ピス
トン44が挿通されている。凹溝45の底面45aと第
2調節ピストン44の側面44aとの間にはバネ46が
収納されている。即ち、第1調節ピストン43は切換弁
32から供給された作動油によって押圧されるようにな
っている。又、凹溝45の縁面部が係止部T2となって
前記規制部T1と当接するようになっている。即ち、第
1調節ピストン43の左端部が規制部T2となる。
【0031】前記第2調節ピストン44はその基端部が
先細状に形成されている。第2調節ピストン44の先端
には、斜板18の先端が鋼球Xを介して連結されてい
る。この場合、前記切換弁32がオンすると、作動油は
分岐通路35からスプール34の第1通路38を介して
角度調節機構31側に流れる。即ち、第2収納孔42内
に作動油が流れる。
【0032】すると、作動油が第1調節ピストン43を
押圧する。そして、第1調節ピストン43は第2調節ピ
ストン44をバネ46を介して押圧する。第2調節ピス
トン44は、その第1調節ピストン43の押圧に基づい
て鋼球Xを介して斜板18を押圧し、その斜板18を傾
斜させるようになっている。
【0033】前記切換弁32がオフすると、第2通路3
9とドレン通路36とが連通する。この場合、第2収納
孔42内の作動油はこれら第2通路39及びドレン通路
36を介してドレン32a(図2参照)へと排出され
る。
【0034】このように構成された可変容量ピストンP
は塵芥収集車内に設置され、図4に示す塵芥収集車60
の後部に位置する塵芥収容装置60aを駆動するように
なっている。
【0035】塵芥収集車60の本体(車両本体)を構成
するシャシ61上には後部に開口部62を有する塵芥収
容箱63が軸ピン64にて枢支されている。即ち、塵芥
収容箱63は軸ピン64を中心に回転可能に設けられて
いる。シャシ61と塵芥収容箱63との間にはダンプシ
リンダ65が配設されている。即ち、ダンプシリンダ6
5のボディ65a側がシャシ61に固定され、ピストン
ロッド65b側が塵芥収容箱63に固定されている。こ
の場合、塵芥収容箱63はダンプシリンダ65の伸縮作
用によって軸ピン64を中心に適宜に回転するようにな
っている。この場合、ダンプシリンダ65は図4に示す
状態から伸動させ、塵芥収容箱63を矢印Y1方向へ回
動させることにより当該塵芥収容箱63をダンプさせる
ようになっている。
【0036】塵芥収容箱63の開口部62上部には軸ピ
ン67にて投入箱66が軸支されている。この投入箱6
6は軸ピン67を中心に傾動可能に設けられている。投
入箱66の後部には塵芥(ゴミ)を投入するための投入
口66aが形成されている。投入箱66内には、塵芥押
込手段の一部を構成する押込板68が軸ピン69を中心
に回動可能に設けられている。前記投入箱66と押込板
68との間には、駆動部としての押込板作動用シリンダ
70が配設されている。この押込板作動用シリンダ70
はボディ70aが押込板68に回動可能に軸支されると
ともに、ピストンロッド70bが投入箱66に回転可能
に軸支されている。即ち、押込板作動用シリンダ70の
伸縮作用に基づいて押込板68を矢印Y2方向に回動さ
せることにより、塵芥を塵芥収容箱63内に押し込むよ
うになっている。
【0037】又、押込板作動用シリンダ70の伸縮作用
に基づいて投入箱66を軸ピン67を中心に回動させる
ことができる。更に、押込板68の下方には塵芥押込手
段の他部を構成する回転板72及び駆動部としての油圧
モータ71が設けられ、回転板72は油圧モータ71の
駆動に従って回転するようになっている。即ち、油圧モ
ータ71の回転に従って、回転板72を矢印Y3方向に
回転させることにより塵芥を塵芥収容箱63内に押し込
むようになっている。
【0038】又、塵芥収容箱63の後端下部には固定爪
74が軸ピン74aを中心に回動可能に設けられてい
る。固定爪74は投入箱66を格納位置に固定する爪で
あって、この固定爪74は投入箱66前方下部に設けた
受具75に対して係合可能に設けられている。更に、塵
芥収容箱63の後部には固定シリンダ76が配設されて
いる。固定シリンダ76のボディ76aは塵芥収容箱6
3側に固定されるとともに、ピストンロッド76bは固
定爪74にリンク機構77を介して連結されている。即
ち、固定シリンダ76の伸縮作用に従って固定爪74と
受具75との係合離脱が行われる。
【0039】上記に示すように、本実施の形態では、塵
芥収容装置60aは、前記塵芥収容箱63、ダンプシリ
ンダ65、投入箱66、押込板68、押込板作動用シリ
ンダ70、油圧モータ71、回転板72、固定爪74、
受具75、固定シリンダ76及びリンク機構77等から
構成されている。
【0040】このように構成した塵芥収容装置60aで
は、固定シリンダ76によって固定爪74を受具75に
固定した状態で、押込板作動用シリンダ70及び油圧モ
ータ71を駆動し、押込板68を矢印Y2方向に、回転
板72を矢印Y3方向に回動させることにより、投入口
66aから投入された塵芥を塵芥収容箱63へと導入す
る。即ち、押込板作動用シリンダ70及び油圧モータ7
1の駆動に基づいて塵芥を塵芥収容箱63へ導入する塵
芥押込動作が行われる。
【0041】又、固定爪74の係合を解除した状態で、
ダンプシリンダ65を駆動し、塵芥収容箱63を矢印Y
1方向に回動させることにより塵芥収容箱63がダンプ
され、塵芥収容箱63内の塵芥が放出される。即ち、ダ
ンプシリンダ65によって塵芥を塵芥収容箱63から放
出するダンプ動作が行われる。
【0042】次に、上記可変容量ポンプPにおける油圧
回路について説明する。図2は、前記可変容量ポンプP
の油圧回路を示す回路図である。可変容量ポンプPは、
ポンプ部26、切換弁部32、絞り弁としての絞り弁部
47及び流量制御弁としての流量制御弁部48を備えて
いる。尚、絞り弁部47及び流量制御弁部48は図1に
示す断面とは異なる断面に形成されているので、図1で
は図示されていない。
【0043】前記ポンプ部26から吐出口4へは吐出通
路としてのメイン通路49にて連通されている。このメ
イン通路49には絞り弁部47が形成されている。即
ち、ポンプ部26からの作動油はメイン通路49を介し
て吐出口4へと流れ、前記吐出管6を介して各種の油圧
機器へと供給される。又、メイン通路49において絞り
弁部47の下流には前記分岐通路35が連結され、分岐
通路35には前記流量制御弁部48が接続されている。
【0044】前記流量制御弁部48はドレン通路50を
介してドレン48aに接続され、油圧通路51を介して
切換弁部32に接続されている。流量制御弁部48のス
プール52には第1通路53と第2通路54とが形成さ
れている。第1通路53は油圧通路51と連通して、作
動油を切換弁32側へ流すための通路である。第2通路
54はドレン通路50と連通して、作動油をドレン48
aへ排出するための通路である。
【0045】前記流量制御弁部48のスプール52の一
端(図2の右端)には、絞り弁部47の上流側の油圧が
パイロット圧として作用し、他端(図2の左端)には、
絞り弁部47の下流側の油圧がパイロット圧として作用
するようになっている。即ち流量の増大にともなって増
大する上流側と下流側の油圧の差(差圧)に基づいてス
プール52が移動し、その差圧が一定となるよう作動油
の流量が制御される。
【0046】前記切換弁32はドレン通路36を介して
ドレン32aに接続され、前記連通路42aを介して調
節シリンダ41に接続されている。切換弁32のスプー
ル34には第1通路38及び第2通路39が形成されて
いる。第1通路38は流量制御弁部48からの作動油を
調節シリンダ41側へ流すための通路であって、第2通
路39は調節シリンダ41からの作動油をドレン32a
へと流すための通路である。
【0047】前記調節シリンダ41には、前記第1調節
ピストン43、第2調節ピストン44、バネ46及び規
制部T1等が設けられ、流量制御弁部48を介して導入
された作動油に基づいて前記第1,第2調節ピストン4
3,44が駆動され、ポンプ部26が駆動される。
【0048】図5は、吐出管6から吐出された作動油を
各種油圧機器に供給するための油圧回路を示している。
前記吐出管6には第1切換制御弁V1が接続され、第1
切換制御弁V1は第1連通管E1を介して第2切換制御
弁V2に接続され、第2切換制御弁V2は第2連通管E
2を介して第3切換制御弁V3に接続されている。第3
切換制御弁V3は第3連通管E3を介してドレンタンク
78に接続されている。即ち、第1〜第3切換制御弁V
1〜V3は吐出管6に対して直列に接続されている。
【0049】第1切換制御弁V1には第1,第2油圧管
H1,H2を介してダンプシリンダ65が接続されてい
る。第2切換制御弁V2には第3,第4油圧管H3,H
4を介して押込板作動用シリンダ70が接続されてい
る。第3切換制御弁V3には第5,第6油圧管H5,H
6を介して油圧モータ71が接続されている。
【0050】前記ダンプシリンダ65はピストンロッド
65a側に位置する第1室N1とピストンロッド65a
とは反対側に位置する第2室N2とを有し、第1油圧管
H1は第1室N1に接続され、第2油圧管H2は第2室
N2に接続されている。
【0051】前記押込板作動用シリンダ70はピストン
ロッド70a側に位置する第1室N3とピストンロッド
70aとは反対側に位置する第2室N4とを有し、第3
油圧管H3は第1室N3に接続され、第4油圧管H4は
第2室N4に接続されている。
【0052】前記油圧モータ71は作動油を給排する第
1,第2給排部71a,71bを備え、第5油圧管H5
は第1給排部71aに接続され、第6油圧管H6は第2
給排部71bに接続されている。
【0053】前記第1切換制御弁V1はスプールW1を
備え、スプールW1には第1弁部W1a、第2弁部W1
b及び中立弁部W1cが形成されている。第1弁部W1
aは吐出管6と第1油圧管H1とを連通するとともに、
第2油圧管H2と第2連通管E2とを連通することによ
り、作動油を吐出管6から第1油圧管H1へと流し、第
2油圧管H2から第2連通管E2へと流すための弁部で
ある。第2弁部W1bは吐出管6と第2油圧管H2とを
連通するとともに、第1連通管E1と第1油圧管H1と
を連通することにより、作動油を吐出管6から第2油圧
管H2へと流し、第1油圧管H1から第2連通管E2へ
と流すための弁部である。中立弁部W1cは吐出管6と
第1連通管E1とを連通し、作動油を吐出管6から第1
連通管E1へと流す弁部である。
【0054】前記第2切換制御弁V2はスプールW2を
備え、スプールW2には第1弁部W2a、第2弁部W2
b及び中立弁部W2cが形成されている。第1弁部W2
aは第1連通管E1と第3油圧管H3とを連通するとと
もに、第4油圧管H4と第2連通管E2とを連通するこ
とにより、第1連通管E1からの作動油を第3油圧管H
3に流すとともに、第4油圧管H4からの作動油を第2
連通管E2に流すための弁部である。第2弁部W2bは
第1連通管E1と第4油圧管H4とを連通するととも
に、第3油圧管H3と第2連通管E2とを連通すること
によって、第1連通管E1からの作動油を第4油圧管H
4に流すとともに、第3油圧管H3からの作動油を第2
連通管E2に流すための弁部である。中立弁部W3bは
第1連通管E1と第2連通管E2とを連通することによ
って、第1連通部E1から第2連通部E2へと作動油を
流すための弁部である。
【0055】前記第3切換制御弁V3はスプールW3を
備え、スプールW3には第1弁部W3a、第2弁部W3
b及び中立弁部W3cが形成されている。第1弁部W3
aは第2連通管E2と第5油圧管H5とを連通するとと
もに、第6油圧管H6と第3連通管E3とを連通するこ
とによって、作動油を第2連通管E2から第5油圧管H
5へと流すとともに、第6油圧管H6から第3連通管H
5へと流すための弁部である。第2弁部W2aは第2連
通管E2と第6油圧管H6とを連通するとともに、第5
油圧管H5と第3連通管E3とを連通することによっ
て、作動油を第2連通管E2から第6油圧管H6へと流
すとともに、第5油圧管H5から第3連通管E3へと流
すための弁部である。中立弁部W3cは第2連通管E2
と第3連通管E3とを連通し、作動油を第2連通管E2
から第3連通管E3へと流すための弁部である。
【0056】これら第1〜第3切換制御弁V1〜V3は
図示しないコントローラによって制御されるようになっ
ている。即ち、コントローラは第1切換制御弁V1を制
御して第1弁部W1aを選択し、当該第1弁部W1aを
吐出管6、第1連通管E1及び第1,第2油圧管H1,
H2に接続することにより、吐出管6からの作動油を第
1室N1に供給し、ダンプシリンダ65を縮動させる。
コントローラは第1切換制御弁V1を制御して第2弁部
W1bを選択し、第2弁部W1bを吐出管6、第1連通
管E1及び第1,第2油圧管H1,H2に接続すること
により、吐出管6からの作動油を第2室N2に供給し、
ダンプシリンダ65を伸動させる。この場合、ダンプシ
リンダ65の伸動によって塵芥収容箱63をダンプする
ようになっている。コントローラは第1切換制御弁V1
を制御して中立弁部W1cを選択し、中立弁部W1cを
吐出管6、第1連通管E1及び第1,第2油圧管H1,
H2に接続することにより、吐出管6からの作動油をダ
ンプシリンダ65へ供給せず、ダンプシリンダ65を停
止させる。
【0057】コントローラは第2切換制御弁V2を制御
して第1弁部W2aを選択し、第1弁部W2aを第1,
第2連通管H1,H2及び第3,第4油圧管H3,H4
に接続することにより、吐出管6からの作動油を第1室
N3に供給し、押込板作動用シリンダ70を縮動させ
る。コントローラは第2切換制御弁V2を制御して第2
弁部W2bを選択し、第2弁部W2bを第1,第2連通
管H1,H2及び第3,第4油圧管H3,H4に接続す
ることにより、吐出管6からの作動油を第2室N4に供
給し、押込板作動用シリンダ70を伸動させる。コント
ローラは第2切換制御弁V2を制御して中立弁部W2c
を選択し、中立弁部W2cを第1,第2連通管H1,H
2及び第3,第4油圧管H3,H4に接続することによ
り、吐出管6からの作動油を押込板作動用シリンダ70
へ供給せず、押込板作動用シリンダ70を停止させる。
【0058】コントローラは第3切換制御弁V3を制御
して第1弁部W3aを選択し、第1弁部W3aを第2,
第3連通管E2,E3及び第5,第6油圧管H5,H6
に接続することにより、吐出管6からの作動油を油圧モ
ータ71に供給し、油圧モータ71を正転させる。コン
トローラは第3切換制御弁V3を制御して第2弁部W3
bを選択し、第2弁部W3bを第2,第3連通管E2,
E3及び第5,第6油圧管H5,H6に接続することに
より、吐出管6からの作動油を油圧モータ71に供給
し、油圧モータ71を逆転させる。コントローラは第3
切換制御弁V3を制御して中立弁部W3cを選択し、中
立弁部W3cを第2,第3連通管E2,E3及び第5,
第6油圧管H5,H6に接続することにより、吐出管6
からの作動油を油圧モータ71に供給せず、油圧モータ
71を停止させる。
【0059】この場合、コントローラは第2,第3切換
制御弁V2,V3を制御して、押込板作動用シリンダ7
0を伸動させ、油圧モータ71を正転させることにより
塵芥押込作業を行わせるようになっている。
【0060】又、吐出管6には分岐管79が分岐され、
分岐管79には第4切換制御弁V4を介して固定シリン
ダ76が接続されている。この固定シリンダ76は前記
コントローラからの指令に基づいて第4切換制御弁V4
が制御されることにより伸縮し、前記固定爪74の係合
及び係合の解除を行うようになっている。
【0061】次に、上記のように構成した可変容量ポン
プの作用及び効果について説明する。図1,図2に示す
ように、動力取り出し装置の出力軸Kの回転により、ポ
ンプ部26が駆動されると、油圧タンク7の作動油が吸
入管5及び吸入口3を介してポンプ部26内に供給され
る。そして、ポンプ部26は作動油をメイン通路49に
吐出する。メイン通路49に吐出された作動油は、絞り
弁部47を介して油圧シリンダ8へと供給される。
【0062】通常、シリンダ8を作動させる場合、切換
弁部32がオンされる。切換弁部32がオンすると、即
ち、スプール34の第1通路38を介して油圧通路51
と連通路42aとが連通し、ポンプ部26から吐出され
た作動油の一部は分岐通路35を介して流量制御弁部4
8及び切換弁部32へと流れ、更に、調節シリンダ41
へと導入される。つまり、シリンダ8を作動させる場
合、切換弁32がオンし、油圧シリンダ8へと供給され
る作動油の一部が調節シリンダ41へと導入される。
【0063】図1において、作動油が調節シリンダ41
に導入されると、第1調節ピストン43は作動油に押圧
され、左方に移動(左動)する。すると、第1調節ピス
トン43はバネ46を介して第2調節ピストン44を押
圧する。即ち、第2調節ピストン44は第1調節ピスト
ン43とともに左動する。この場合、第2調節ピストン
44には斜板18を押圧する押圧力Fが生じ、斜板18
の連結部を傾斜角度を増大させる方向、即ち、左方向に
押圧する。この時、斜板18には、押圧力Fによって押
圧モーメントM1 が作用する。
【0064】一方、出力軸Kが回転し、可変容量ポンプ
Pが吐出駆動されると、斜板18の回動中心が低圧側の
ピストン19側に偏心して取り付けられているため、斜
板18には戻りモーメントM0 が作用する。戻りモーメ
ントM0 とは、各ピストン19の作用によって吐出され
る作動油、即ち、ポンプ部26から吐出される作動油に
よって生じるモーメントであって、次式(S1)にて示
される。
【0065】 M0 =(π/4)・d2 ・(Z/2)・e・R1 …(S1) (dはピストン19の径、Zはピストン19の本数、e
は斜板18の偏心量、R1 はポンプ部26から吐出され
る作動油の吐出圧力である。尚、これらのd,Z,e,
R1の各値は、予め可変容量ポンプPにおいて設定され
ている。)通常、シリンダ41の押圧による押圧モーメ
ントM1 は戻りモーメントM0 よりも大きいため、切換
弁32から調節シリンダ41に作動油が供給されると、
この押圧モーメントM1 に従って斜板18は傾斜し、傾
斜角度が増大する。
【0066】更に、例えばシリンダ8への負荷に基づ
き、回路内の圧力が上昇した場合、その圧力に基づい
て、駆動軸11の回転数が上がり、ポンプ部26から出
力される作動油の吐出圧力が上がると、第1,第2調節
ピストン43,44は左動し、第1調節ピストン43
は、やがて、規制部T1に当接する。この時、斜板18
の傾斜角度は最大となる。
【0067】この状態から、更に、ポンプ部26からの
作動油の吐出圧力が更に上がると、戻りモーメントM0
が増大し、前記押圧モーメントM1 よりも大きくなる。
すると、戻りモーメントM0 がバネ46の押圧力に抗し
て、斜板18はその戻りモーメントM0 に従って傾斜角
度が小さくなる方向、即ち、第2調節ピストン44の連
結部が右方向に傾斜する。このとき、第1調節ピストン
43は第2収納孔42内の作動油によって図中左方向に
押圧されているが、カラー42bによって、その動きが
規制されており、第2調節ピストン44のみが、バネ4
6の力に打ち勝って、図中右方向へ移動する。このた
め、例えば負荷が増大し、吐出圧力が上がっても、ポン
プ部26から吐出される作動油の吐出流量は減少する。
【0068】このように作動油の吐出量を調節するポン
プ部26から吐出された作動油は、図5に示すように、
吐出管6を介して各種の油圧機器に供給される。例えば
コントローラは第1切換制御弁V1を制御して第2弁部
W1bを選択し、第2,第3切換制御弁V2,V3を制
御して中立弁部W2c,W3cを選択する。すると、吐
出管6からの作動油は、第2弁部W1b及び第1油圧管
H1を介してダンプシリンダ65の第2室N2のみに供
給され、ダンプシリンダ65は伸動する。即ち、ダンプ
シリンダ65はその伸動に基づいて塵芥収容箱63をダ
ンプさせるダンプ動作を行う。この場合、第1室N1内
の作動油は第1〜第3連通管E1〜E3を介してドレン
タンク78に排出される。
【0069】又、コントローラは第1切換制御弁V1を
制御して中立弁部W1cを選択し、第2切換制御弁V2
を制御して第2弁部W2bを選択し、第3切換制御弁V
3を制御して第1弁部W3aを選択する。すると、吐出
管6からの作動油は第1連通管E1及び第3油圧管H3
等を介して押込板作動用シリンダ70の第2室N4に作
動油が供給される。すると、押込板作動用シリンダ70
が伸動される。更に、この伸動によって第1室N3から
排出された作動油は、第4油圧管H4、第2連通管E2
及び第5油圧管H5を介して油圧モータ71に供給さ
れ、当該油圧モータ71を正転させる。すると、押込板
68は押込板作動用シリンダ70の伸動に従って矢印Y
2方向に回動し、回転板72は油圧モータ71の正転に
従って矢印Y3方向に回動する。即ち、塵芥押込動作が
行われる。尚、油圧モータ71に供給され、油圧モータ
71を正転させた作動油は第6油圧管H6及び第3連通
管H3を介してドレンタンク78に排出される。
【0070】これらダンプ動作及び塵芥押込動作は、例
えばエンジンの回転数がアイドリング回転(700〜8
00rpm)時に行われる。即ち、エンジンのアイドリ
ング回転に基づく駆動軸11の回転に従って可変容量ポ
ンプPから吐出される作動油により、前記各動作が行わ
れる。
【0071】このとき、斜板18の傾斜角度が最大傾斜
角度で、ポンプ部26からの作動油の吐出が行われる。
更にアクセルを踏み込んで、更にエンジンの回転数が上
がり、吐出流量が増大した場合には、流量制御弁48が
ドレン48aと連通するように切換わり傾斜角度が減少
する。
【0072】従って、前記ダンプ動作及び塵芥押込動作
の最中に、エンジンの回転数を上げても、可変容量ポン
プPから吐出される作動油の量は増加せず、ほぼ一定の
吐出量に保持される。
【0073】このため、ダンプ動作及び塵芥押込動作時
に、エンジンの回転数を上げても、作動油の吐出量はほ
ぼ一定に保たれ、急激に増加しないので、前記ダンプシ
リンダ65、押込板作動用シリンダ70及び油圧モータ
を安定した状態で駆動でき、前記各ダンプ動作及び塵芥
押込動作を安定した状態で行われる。
【0074】一方、塵芥収容箱63内に塵芥が充分収容
された収容棚の押込工程では、油圧回路内の圧力が増大
し、斜板18に作用する戻りモーメントM0 が増大する
に従って、斜板18の傾斜角度が減少する。この作用に
よって、エンジンからポンプ部26に供給される動力が
軽減でき、エンジンの回転数を下げることができ、省エ
ネルギー化と低騒音化が図れる。
【0075】この実施の形態によれば、以下(イ)〜
(ヘ)に示す効果を有する。 (イ)上記実施の形態によれば、塵芥収集車60の作業
を行う場合には、第1調節ピストン43が規制部T1と
当接した状態で第2調節ピストン44が作動し、斜板1
8の傾斜角度が最大傾斜角度に達する。この時、第1調
節ピストン43がバネ46を介して第2調節ピストン4
4を押圧しなくなるため、第2調節ピストン44の斜板
18の傾斜角度を増す方向への移動が停止している。こ
の状態で、塵芥の押込み時等の負荷が増大した場合に
は、斜板18は戻りモーメントM0に従って、押圧モー
メントM1 に抗して第2調節ピストン44を押す。即
ち、斜板18は戻りモーメントM0 に従って傾斜角度が
減少する方向へと傾斜し、斜板18の傾斜角度が減少す
る。このため、エンジン等原動機への負荷が低減でき、
動力を有効に利用できるとともに、エンジンの回転数は
アイドリングレベルまで下げることができ、低騒音化が
図れる。
【0076】(ロ)前記エンジンの過剰な回転により、
駆動軸11が過剰に回転しても、ポンプ部26からは流
量制御弁部48により所定吐出量以上の作動油が吐出さ
れず、可変容量ポンプPの容量が減少するので、エンジ
ンの過負荷を防止できる。更に、可変容量ポンプPから
所定吐出量以上の作動油が吐出されないので、可変容量
ポンプかPから吐出される作動油の吐出量を調節する機
構、例えばクラッチ等を設ける必要がないので、動力取
り出し装置の構成を簡略化できる。
【0077】(ハ)前記調節シリンダ41が可変容量ポ
ンプP内に設けられているので、塵芥収集車60におい
て可変容量ポンプPの設置場所を小さくできる。従っ
て、可変容量ポンプPの設置スペースを有利にできる。
【0078】(ニ)第1調節ピストン43と第2調節ピ
ストン44との間にバネ46を配設し、規制部T1を第
1調節ピストン43と第2調節ピストン44との間に形
成するだけで、容易に吐出圧力が所定値以上となった
時、斜板18の傾斜角度が最大傾斜角度以下とする角度
調節機構31を構成できる。即ち、簡単な構成で角度調
節機構31を構成できる。又、規制部T1の位置を変更
することにより、最大傾斜角度を容易に変更することが
できる。
【0079】(ホ)図3に示すように、押込板作動用シ
リンダ70等の負荷の増大やポンプ部26の吐出圧が増
大して、回路内の圧力が所定の圧力に達すると、やが
て、斜板18の戻りモーメントM0 によって、斜板18
の傾斜角度が減少し、作動油の吐出量が減少する。この
作動油の減少時における作動油の吐出量の減少度合い
は、バネ46のバネ定数に依存している。従って、バネ
定数の異なるバネ46を使用することにより、前記作動
油の吐出量の減少度合いを容易に調節できる。例えばバ
ネ定数の大きいバネ46を使用することにより、仮想線
(L1)に示すように、前記作動油の減少度合いを小さ
くすることができる。又、バネ定数の小さいバネ46を
使用することにより、仮想線(L2)に示すように、作
動油の減少度合いを大きくすることができる。
【0080】又、バネ46に予め作用させる初期荷重を
適宜に変更することにより、図3の点線に示すように最
大傾斜角度に達する吐出圧力を適宜に変更できる。 (ヘ)前記絞り弁部47の上流と下流の差圧を常に一定
とする流量制御弁部48が設けられているので、可変容
量ポンプPの制御をより正確に行うことができる。
【0081】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に
変更して次のように実施することもできる。 (1)上記実施の形態では、ダンプシリンダ65を制御
する第1切換制御弁V1、押込板作動用シリンダ70を
制御する第2切換制御弁V2及び油圧モータ71を制御
する第3切換制御弁V3を吐出管6に対して直列に接続
したが、これら各第1〜第3切換制御弁V1〜V3を吐
出管6に対して並列に接続してもよい。即ち、吐出管6
と、各第1〜第3切換制御弁V1〜V3とをそれぞれ吐
出管6から分岐した異なる専用管を介して直接接続して
もよい。
【0082】(2)上記実施の形態において、塵芥収容
装置60aに設けられた油圧モータ71に代えて油圧シ
リンダを使用してもよい。 (3)上記実施の形態において、ダンプシリンダ65に
よるダンプ動作並びに押込板作動用シリンダ70及び油
圧モータ71による塵芥押込動作のみならず、これらシ
リンダ65,70及び油圧モータ71による塵芥収容装
置60aの各種の動作を安定させて行うことも可能であ
る。
【0083】(4)上記実施の形態において、図6,図
7に示すように、角度調節機構としての調節シリンダ8
1に、油圧シリンダ機構82を設けた備えた可変容量ポ
ンプPに応用してもよい。
【0084】即ち、前記第1調節ピストン43の凹溝4
5の中央位置には軸線方向に延びる中心軸部84が設け
られている。中心軸部84にはその軸線方向に貫通した
貫通孔85が形成されている。第2調整ピストン44の
第1調節ピストン43側には、挿通孔86が形成され、
前記中心軸部84が挿通されている。通常、中心軸部8
4と挿通孔86との間には、空間部87が形成されてい
る。この場合、中心軸部84と挿通孔86とによって油
圧シリンダ機構82を構成している。
【0085】この調節シリンダ81において、切換弁3
2側から作動油が供給されると、前記調節シリンダ41
と同様に、作動油が第1調節ピストン43を押圧し、第
1調節ピストン43がバネ46を介して第2調節ピスト
ン44を押圧する。この時、作動油は貫通孔85を介し
て空間部87に導入される。即ち、作動油が空間部87
に導入されることにより、作動油が直接第2調節ピスト
ン44を押圧する。従って、より迅速に第2調節ピスト
ン44は斜板18をその傾斜角度が増大する方向に傾斜
させることができる。
【0086】又、斜板18の傾斜角度が最大傾斜角度に
達した後は、斜板18の戻りモーメントM0 を、バネ4
6のバネ力と空間部87に導入された作動油の圧力とに
より受ける。即ち、前記戻りモーメントM0 を、バネ4
6と油圧シリンダ機構82とで受ける。従って、油圧シ
リンダ機構82はバネ46のバネ力を補助し、バネ46
による付勢の効果を高めることができる。このため、例
えばバネ力の小さいバネ46を使用することができ、バ
ネ46を小型化できる。
【0087】(5)上記実施の形態において、駆動軸1
1とともに斜板18側が回転し、作動体の方は回転しな
いようにすることにより、作動体が斜板18に対して相
対回転するように構成してもよい。
【0088】(6)上記実施の形態において、切換弁3
2及び流量調節弁部48が設けられていない可変容量ポ
ンプPに応用してもよい。 (7)上記実施の形態において、可変容量ポンプPを塵
芥収集車や射出成形機に使用することもできる。
【0089】上記実施の形態から把握できる請求項以外
の技術思想について、以下にその効果とともに記載す
る。 (1)請求項1〜4記載の発明において、駆動軸11と
ともに作動体が回転することによって、作動体が斜板1
8に対して相対回転する可変容量ポンプPを備えた塵芥
収集車。この塵芥収集車では、斜板18が回転しないの
で、角度調節装置31によって、容易且つ確実に斜板1
8の傾斜角度を調節でき、より安定した状態で塵芥収容
装置60aを駆動できる。
【0090】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、作動油の吐出圧力が所定圧力値以上となった
時、戻りモーメントに従って斜板の傾斜角度が小さくな
り、油圧機器には所定量以上の作動油が供給されないの
で、動力を有効に利用できる。
【0091】請求項2記載の発明によれば、第1調節ピ
ストンと第2調節ピストンとの間に付勢部材を介在させ
るとともに、第1調節ピストンと第2調節ピストンとの
間に第1調節ピストンの移動を規制する規制部を設ける
ことにより、容易に吐出圧力が所定値以下となった時、
斜板の傾斜角度が最大傾斜角度以下とする角度調節機構
を構成できる。
【0092】請求項3記載の発明によれば、第1調節ピ
ストンと第2調節ピストンとの間に設けられたシリンダ
機構によって、前記付勢手段を補助し、付勢の効果を高
めることができる。
【0093】請求項4記載の発明によれば、作動油の吐
出圧力が所定圧力値以上となった時、戻りモーメントに
従って斜板の傾斜角度が小さくなり、ダンプシリンダに
は所定量以上の作動油が供給されないので、塵芥収容箱
を安定した状態で回動させることができる。
【0094】請求項5記載の発明によれば、作動油の吐
出圧力が所定圧力値以上となった時、戻りモーメントに
従って斜板の傾斜角度が小さくなり、押込板作動用シリ
ンダ及び油圧モータには所定量以上の作動油が供給され
ないので、押込板及び回動板を駆動して安定した状態で
塵芥押込作業を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 可変容量ポンプを示す断面図。
【図2】 可変容量ポンプの油圧回路を示す回路図。
【図3】 吐出量と吐出圧力を示す説明図。
【図4】 塵芥収集車を示す概略構成図。
【図5】 塵芥収集車の各油圧機器に作動油を供給する
ための油圧回路を示す回路図。
【図6】 別例における可変容量ポンプを示す断面図。
【図7】 別例における可変容量ポンプの油圧回路を示
す回路図。
【図8】 従来において作動油の流量を調節する油圧回
路を示す回路図。
【符号の説明】
16…作動体を構成するシリンダボア、18…斜板、2
6…ポンプ部、19…作動体を構成するピストン、31
…角度調節機構、32…切換弁としての切換弁部、34
…スプール、41…角度調節機構としての調節シリン
ダ、43…第1調節ピストン、44…第2調節ピスト
ン、46…付勢部材としてのバネ、47…絞り弁として
の絞り弁部、48…流量調節弁としての流量調節弁部、
60…塵芥収集車、60a…塵芥収集装置、61…車両
本体を構成するシャシ、63…塵芥収容箱、65…ダン
プシリンダ、68…押込板、70…押込板作動用シリン
ダ、71…油圧モータ、72…回転板、81…角度調節
機構としての調節シリンダ、82…油圧シリンダ機構、
T1…規制部、P…可変容量ポンプ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体に塵芥を収容するための塵芥収
    容装置及び塵芥収容装置を駆動する油圧機器を備え、当
    該油圧機器に対して作動油を供給する可変容量ポンプを
    備えた塵芥収集車において、 前記可変容量ポンプは、 斜板とその斜板に連結された作動体とを有し、当該作動
    体が斜板に対して相対回転することにより前記斜板の傾
    斜角度に基づく作動油を吐出するポンプ部と、 前記ポンプ部から吐出される作動油の吐出圧力に従って
    斜板の傾斜角度を調節するとともに、前記吐出圧力が所
    定値以上となった時、斜板側の戻りモーメントに従って
    当該斜板の傾斜角度を最大傾斜角度以下に調節する角度
    調節機構とを備えた塵芥収集車。
  2. 【請求項2】 前記角度調節機構は、 前記ポンプ部から吐出される作動油の吐出圧力に従って
    移動する第1調節ピストンと、 前記斜板に連結された第2調節ピストンと、 一端が前記第1調節ピストンに連結されるとともに、他
    端が第2調節ピストンに連結された付勢部材と、 第1調節ピストンと第2調節ピストンとの間に設けられ
    た第1調節ピストンの移動を規制する規制部とを備えた
    請求項1記載の塵芥収集車。
  3. 【請求項3】 前記角度調節機構において、前記第1調
    節ピストンと第2調節ピストンとの間には油圧シリンダ
    機構が設けられた請求項2記載の塵芥収集車。
  4. 【請求項4】 前記塵芥収容装置は車両本体に対して回
    動可能に設けられた塵芥収容箱を備えるとともに、前記
    油圧機器として当該塵芥収容箱を回動させるダンプシリ
    ンダを設けた請求項1〜3記載の塵芥収集車。
  5. 【請求項5】 前記塵芥収容装置は塵芥を投入するため
    の投入箱を備え、当該投入箱内には塵芥押込動作を行わ
    せる押込板及び回転板が設けられるとともに、前記油圧
    機器として押込板を駆動する押込板作動用シリンダ及び
    回転板を駆動する油圧モータを設けた請求項1〜4記載
    の塵芥収集車。
JP7337382A 1995-12-25 1995-12-25 塵芥収集車 Pending JPH09177704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7337382A JPH09177704A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 塵芥収集車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7337382A JPH09177704A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 塵芥収集車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09177704A true JPH09177704A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18308110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7337382A Pending JPH09177704A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 塵芥収集車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09177704A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003511628A (ja) * 1999-10-12 2003-03-25 ブルーニンガウス ハイドロマティック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツンク 斜板ピストンエンジンの調整装置
JP2007191288A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Kayaba Ind Co Ltd 塵芥収集車
WO2013008331A1 (ja) * 2011-07-14 2013-01-17 新明和工業株式会社 塵芥収集車
JP2014121937A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 作業車両の架装物
JP2016196836A (ja) * 2015-04-02 2016-11-24 日立建機株式会社 作業機械の油圧駆動装置
JP2017213957A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 株式会社モリタエコノス 吸引作業車

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003511628A (ja) * 1999-10-12 2003-03-25 ブルーニンガウス ハイドロマティック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツンク 斜板ピストンエンジンの調整装置
JP2007191288A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Kayaba Ind Co Ltd 塵芥収集車
WO2013008331A1 (ja) * 2011-07-14 2013-01-17 新明和工業株式会社 塵芥収集車
JP2014121937A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 作業車両の架装物
JP2016196836A (ja) * 2015-04-02 2016-11-24 日立建機株式会社 作業機械の油圧駆動装置
JP2017213957A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 株式会社モリタエコノス 吸引作業車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3448337B2 (ja) 油圧式無段変速機
TWI328078B (en) Concrete agitating drum driving device
AU2003244332B2 (en) Propelling transmission control apparatus for a working vehicle having a hydrostatic stepless transmission
JPS6123415B2 (ja)
JPH09177704A (ja) 塵芥収集車
JP3986584B2 (ja) 静油圧式無段変速機
JP3599136B2 (ja) 静油圧式無段変速機の自動クラッチ装置
JPH04284180A (ja) 可変容量ピストンポンプ
JP3561348B2 (ja) 静油圧式無段変速機
JP2003014075A (ja) 静油圧伝達装置用電子制御式抑制装置
JPH0642636A (ja) 油圧式無段変速機
JP4141092B2 (ja) 流体圧伝動装置
JP4762588B2 (ja) 静油圧式無段変速機
JP3448336B2 (ja) 油圧式無段変速機
JPH0471801B2 (ja)
JPH0628345Y2 (ja) クローラ駆動装置
JP2001173025A (ja) 作業車両
JPH04321803A (ja) 油圧装置
JP3501837B2 (ja) 油圧式無段変速機
JPH08219004A (ja) 液圧回転機の容量制御装置
JP4141091B2 (ja) 流体圧伝動装置
US20080155980A1 (en) Hydrostatic Stepless Transmission
JPS5944535B2 (ja) 油圧式無段変速機
JP3448335B2 (ja) 油圧式無段変速機
JP2709239B2 (ja) 油圧式無段変速機の変速制御装置