JPS60158178A - アゾ−ル系化合物,その製造方及び農園芸用殺菌剤 - Google Patents

アゾ−ル系化合物,その製造方及び農園芸用殺菌剤

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JPS60158178A
JPS60158178A JP1352984A JP1352984A JPS60158178A JP S60158178 A JPS60158178 A JP S60158178A JP 1352984 A JP1352984 A JP 1352984A JP 1352984 A JP1352984 A JP 1352984A JP S60158178 A JPS60158178 A JP S60158178A
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JP1352984A
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Teruhiko Ishii
輝彦 石井
Haruaki Ito
晴明 伊藤
Kazuhiro Kojima
一弘 小島
Hidejiro Yokoo
秀次郎 横尾
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S D S BAIOTETSUKU KK
SDS Biotech Corp
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S D S BAIOTETSUKU KK
SDS Biotech Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 %式% 子、低級アルキル基、ハロゲン原子で置換された低級ア
ルキル基若しくは低級アルコキシ基、フェノキシ基(場
合によjDトリフルオロメチル基で置換されても良い。
)、フェニル基若しくはベンジル基から選ばれる1〜3
の同−又は異なる置換基を有するフェニル基をそれぞれ
表わす。)にて表わされる化合物とその製造法及び該化
合物を有効成分として含有する農園芸用殺菌剤に関する
本発明の前記一般式で表わされる化合物は文献特許等に
未載の新規化合物であるが、例えば、以下に示す如き方
法によって合成することができる。
(式中2及びYは前記の通シ。) 本発明の反応過程aに対しもし必要ならば適当な不活性
有機溶媒(例えば二硫化炭素・1.2−ジクロルエタン
等)を用いてもよいが、一般的には反応試薬であるベン
ゼンを3−プロモー3−メチル−2−ブタノンに対して
大過剰に用いる。
縮合剤としては無水塩化アルミニウムを3−プロモー3
−メチル−2−ブタノンに対し1〜3倍モル加えるか、
あるいはその他のルイス塩基でもよい0反応時間は3〜
10時間以内で行なわれ、反応温度は室温〜100℃、
好ましくはベンゼンの還流温度が適当である。反応終了
後は水中もしく社製塩酸と氷の混合物中へ注ぎ未反応の
無水塩化アルQ% ニウムを分解する。その後の処理は
常法に従う。
本発明の反応過程すにおいて3−メチル−3−フェニル
−2−ブタノン1モルに対し好ましくは臭素1〜1,2
モルが用いられる。本反応過程において不活性溶媒(た
とえば四塩化炭素、クロロホルム、ジクロルメタン等の
ハロゲン系有機溶媒)は好ましい稀釈剤である。反応温
度は一15℃〜30℃、好ましくは5〜10℃で行なわ
れる。反応を円滑に進めるためには触媒として三臭化リ
ンを少量加えることは好ましい。
本発明の反応過程Cにおいて、一般に適当なフェノール
類を有機溶媒(例えばアセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン等のケトン類、アセトニトリル
、ゾロビオニトリルのニトリル類・アルコール類、ジメ
チルスルホキンP、ジメチルホルムアミド、更にはジオ
キサン、テトラヒドロフラン等)に溶解させ酸結合剤(
たとえば炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、アルカリ金属アルコラード、ト
リエチルアミン等)をフェノール類に対し1〜3倍モル
加える。本反応を実施するにあたり反応温度は比較的広
い範囲で変えることができる。
一般に反応温度は0℃〜140℃好捷しくは50℃〜1
00℃で行なわれる。反応時間は13〜12時間が好ま
しい。
本発明の反応過程dに対し好ましい稀釈剤は有機酸(た
とえば酢酸、ノロピオン酸等)が用いられる。反応温度
は10℃〜80℃であり、好ましくは室温〜50℃で行
なわれる。用いる臭素は、反応過程Cにおいて得られた
生成物に対し1〜1.4倍モルを使うことが好ましい。
反応時間は臭素を連続的に色が消える速度で滴下した後
、1〜2時間反応を続ける。
本発明の反応過程eを実施するに当り反応過程dにおい
て得られた生成物1−ブロモ−1−フェノキン−3−メ
チル−3−フェニル−2−ブタノン1モルあたり1,2
.4−)リアゾールの1〜2モル及び酸結合剤の1〜2
モルが好ましく用いられる。本反応過程に対し不活性有
機溶媒としてケトン類(たとえばアセトンメチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン等)、ニトリル類(た
と、tJfアセトニトリル、プロピオニトリル等)、ア
ルコール類(メタノール、エタノール、インゾロノjノ
ール等)、エーテル類(たとえばジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、モロ−ブチルエーテル、ジ1so−プロピ
ルエーテル等)、ベンゼン、トルエン、キンレン、ジメ
チルホルムアミド及びジメチルスルホキンP等が好マシ
い。
本反応過程において普通に用いられる無機または有機の
酸結合剤はいずれも添加することができる。それらは例
えばアルカリ金属炭酸塩(たとえば炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、及び重炭酸ナトリウム)または低級アルキ
ル三級アミン、アラルキルアミン(たとえばトリエチル
アミン、N。
N−ジメチルベンジルアミン)その他ピリジン、ジアザ
ビンクロオクタン等である。反応は温度20℃〜150
℃好ましくは20℃〜100℃で行なわれる。溶媒が存
在する場合、反応は有利にはその溶媒の沸点で行なわれ
る。
本反応過程の目的物を単離するには、一般には溶媒を減
圧溜去し残渣を有機溶媒で抽出し水洗し、無水硫酸ナト
リウム上で乾燥し真空下に溶媒を除く。残渣を再結晶あ
るいはカラムクロマトグラフィーで精製する。
本発明の反応過程fにおける還元はたとえば随意に稀釈
剤の存在下における錯体の水素化物との反応または稀釈
剤の存在下におけるアルミニウムイソゾロビレ−士との
反応によるような慣用方法によって遂行される。
錯体の水素化物を使用する場合、本発明の反応に使用で
きる稀釈剤は極性の有機溶媒特にメタノール、エタノー
ル、ブタノール及びイソプロノミノールのようなアルコ
ールとジエチルエーテルまたはテトロヒドロフランのよ
うなエーテルである。
一般に反応は0℃〜30℃好ましくは0℃〜20℃にお
いて遂行される。
反応のためには反応過程eにおける生成物のケトン1モ
ルあたシ水素化ナトリウムまたはりチウムアラナートの
ような水素化錯体約1〜1.5モルが使用される。反応
後の処理として、本反応過程における目的物を遊離する
ためには残渣を稀塩酸にとり次いでこの混合物をアルカ
リ性にしてから有機溶媒で抽出する。その後の処理は常
法に従う。
アルミニウムイソプロピレートを使用する場合、本発明
の反応過程fにとって好ましい稀釈剤はイソゾロパノー
ルのようなアルコールまたはベンゼンのような不活性の
炭化水素である。反応温度はやはシかなりの範囲内で変
化でき、一般に反応は20℃〜120℃好ましくは50
℃〜100℃において遂行される。反応を遂行するため
には反応過程eにおける生成物のケトン1モル当シ約1
〜2モルのアルミニウムイソプロピレートを使用する。
還元された生成物を遊離するためには過剰の溶媒を減圧
下で溜去し生じたアルミニウム化合物を稀硫酸又は種水
酸化ナトリウム水溶液で分解する。その後につづく処理
は常法に従って行なう。
本発明の前記一般式で表わされる化合物の中で特に活性
な化合物として具体的なものを例示すれば、例えば、第
1表に示す如きものが挙げられる。
尚、化合物の表記は前記一般式の記号[:x(1:〉c
o。
て示し・夫々番号を付す。但し、x : ’> CHO
H(X[l)の化合物は全てエリ20体とスレオ体との
混合物である。物性値は重クロロホルム溶媒中にて測定
したNMRのδ値(単位pprn )を代表として示す
以下に本発明化合物の製造法について代表的な列を示し
、更に具体的に説明する。但し、これらは説明のための
例示であシ、本発明はこれらのみ(制限されないことは
言うまでもない。
製造例1 純粋なアセト弁トリル100d中に1.2.4− )リ
アゾール4.14#(0,06モル)と無水炭酸カリウ
ム11.04#(0,08そル)を加え1時間溶媒の還
流温度でかくはんし室温に冷却する。その反応液にアセ
トニトリル2017に1−プロモー1−(p−ジフルオ
pメトキシフェニロキシ)−3−メチル−3−フェニル
−2−ツタノン19.95.9 (0,05モル)を含
む溶液を滴下した。部下後4時間溶媒の還流@度でかく
はんしてから濾過しそのP液を減圧溜去した。水で処理
した後析出した残渣を二塩化メチレンで抽出し無水硫酸
ナトリウム上で乾燥した後減圧濃縮すると褐色の油状物
質が残)これをシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
かけベンゼン:アセトン(95:5)の混合溶媒で溶出
すると目的物の1−(p−ジフルオロメトキシフェニロ
キシ) −1−(1,2,4−トリアゾール−1−イル
)−3−メチル−3−フェニル−2−ブタノン15.8
7p(理論量の81%)が得られた。
製造例2 純粋なN、N−ジメチルホルムアミP10〇−中に60
チ水素化ナトリウム2.41!(0,06モル)を懸濁
させ1.2.4− )リアシー′ル4.14II(0,
06モル)を少しずつ加える。その後1時間室温でかく
はんし、氷水で冷却する。10℃以下でN、N−ジメチ
ルホルムアミドl0CHに1−ブロモー1−(p−フェ
ノキクフェニロキシ)−3−メチル−3−フェニルー2
−ブタノン21.2!Ml(0,05モル)を含む溶液
を滴下した。滴下後8時間室温でかくはんしてから氷水
中へ注ぐ、ジクロルメタンで抽出し水で洗った後、無水
硫酸ナトリウム上で乾燥する。溶媒を減圧溜去し残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにかけベンゼン:
アセトン(95:5)の混合溶媒で溶出すると目的物の
1−(p−7エノキクフエニロキシ) −1−(1,2
,4−)リアゾール−1−イル)−3−メチル−3−フ
ェニルー2−ツタノン15.49g(理論量の75チ)
が得られた。
製造例3 純粋なエタノール150+++l中にナトリウムエチラ
−)4.08.9(0,06モル)を懸濁させ1,3−
イミダゾール4.08,9(0,06モル)を少しずつ
加える。30分間エタノールの還流温度でかくはんし室
温に冷却する。1−ブロモ−1−フェノキシ−3−メチ
ル−3−フェニル−2−ブタノン16.’65g(0,
05モル)を徐々に加えた。室温で2時間かくはんしそ
の後エタノールの還流温度で4時間かくはんし析出した
塩をp過する。p液を減圧溜去し残渣をジクロルメタン
にとり、水で洗い無水硫酸ナトリウム上で乾燥する。溶
媒を溜去し残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にかけベンゼン:アセトン(95:5)で溶出すると目
的物の1−フェノキシ−1−イミダゾール−3−メチル
−3−フェニル−2−ブタノン11.52.9(理論量
の72qb)が得られた。
製造例4 還元 15.4819 (0,04モル)の1−(p−ジフル
オロメトキシフェニロキシ)−3−メチル−3−フェニ
ル−1−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2
−ブタノン(製造例1)を100−のメタノールに溶解
しそして1.8.9(0,04モル)の水素化ホウ素ナ
トリウムを10〜20℃においてかくはんしながら少し
ずつ加えた。発熱反応が終った後室温で3時間かくはん
しその後5dの濃塩酸を滴下し混合物を室温で1時間か
くはんした。その抜水200 mlを加え、重炭゛酸ナ
トリウム溶液で中和した。反応混合物をジクロルメタン
で抽出し有機層を無水憾酸ナトリウム上で乾燥してから
濃縮した。ジアステレオマー混合物の状態で粘稠な1−
(p−ジフルオロメトキシフェニロキシ)−3−メチル
−3−フェニル−1−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)−ブタン−2−オール14.2F(理論量の9
1)%が得られた。
参考例(出発物質の■製) 1) 100 QIILl容の3つロフラスコに乾燥したベン
ゼン303WLlを加え、室温で粉砕した無水塩化アル
ミニウム110gを徐々に加える。かくはんしながらゆ
るやかに加熱還流を行ないつつ、3−ブロモ−3−メチ
ル−2−ブタノン62gを1.5時間かけて滴下する。
滴下後3.5時間かくはんしながら加熱還流を行なう。
反応後室温に冷却し濃塩酸100−と氷1時の混合物へ
反応溶液を注ぐ。トルエンで2回抽出し3チ重曹水で2
回洗滌し無水塩化カルシウム上で乾燥する。溶媒を溜去
し残渣を減圧沸点73〜74℃/ 4 rran Hg
収量39.4g 2) CH3 3−メチル−3−フェニル−2−ブタノン39.4.9
(0,294モル)をジクロルメタン400m1に溶か
し三臭化リンを1N加える。氷水で冷却しながら10℃
以下で臭素479を連続的に臭素の色が消えるような速
さで滴下する。滴下後反応液を水で1回、飽和重曹水で
2回洗滌し無水硫酸す) IJウム上で乾燥する。溶媒
を溜去し残渣を減圧蒸留する。
沸点113〜116℃/ 3 rtrm Hg収量45
.2g CH。
p−フルオロフェノール19.69 (0,175モル
)と無水炭酸カリウム42.9を純粋なアセトニトリル
中に加え1時間かくはんしながら加熱還流する。
室温に冷却した後1−プロモー3−メチル−3−フェニ
ル−2−ブタノン42.2gを15分かけて滴下する。
その後6時間かくはんしながら加熱還流を続ける。
室温に冷却し析出した塩をe別する。p液を水にあけ析
出した結晶をE過し水洗する・風乾燥B−as。
キサンから再結晶する。
収量20.2g 4) CM。
p−α、α、α−トリフルオロメチルフェノキシフェノ
ール25.4.9(0,1モル)、無水炭酸カリウム2
5II11及び1−ブロモー3−メチル−3−フェニル
−2−ブタノン26.5g(0,11モル)をメチルエ
チルケトン200−に加え12時間還流冷却する。析出
した塩を枦別しP液を減圧溜去乾固した。ジクロルメタ
ンで残渣を抽出し再び溶媒を溜去すると目的物が結晶で
得られた。
収量30.7 g 5) 1−7エノキシー3−メチル−3−フェニル−2−ブタ
ノン25.4.9(0,1モル)を酢酸2001に溶か
し30℃に加熱しつつ、臭素16gを連続的に臭素の色
が消える速さで滴下する。滴”下終了後更に室温で30
分間かくはんした後、氷水中へ注ぎこむ。
クロロホルムで抽出後抽出液を飽和重曹水で3回洗滌し
無水硫酸す)IJウム上で乾燥する。溶媒を減圧榴去し
残渣の油状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にかけヘキサン:ベンゼン(50:50)で溶出する。
収量28.69 本発明の化合物は農園芸用殺菌剤として有用であり、就
中、例えば、卵菌類(Oomycetes)、担子菌類
(Basidiomycetes) %子のう菌類(A
scomycet、es)。
不完全菌類(Fungi Imperfecti )等
による病害に対して有効である。具体的には、菜類及び
大根類の白さび病(Albugo macrospor
a)、小麦の黒穂病(Ustilago tritic
i) 、網なまぐさ黒穂病(Tilletiatrit
ici)、稈黒穂病(Tuburcinia trit
jci )、インゲンのさび病(Uromyces a
ppendiculatus )、ナシの赤星病(Gy
mnosporangium haraeanum )
、リンゴ8の赤星病(Gymnosporangium
 yamadai ) 、小麦の赤さび病(Puccn
ia triticina ) %黄さび病(Pucc
inia glumarum)、黒さび病(Pucci
nia gramjnis )、ネギの赤さび病(Pu
ccinia allii )、赤渋病(Puccin
ia porri )−キクの白さび病(Puccin
ia horiana )、小麦の白渋病(Erysi
phe graminis )、パラのうどんこ病(S
phaerotheca pannosa )、ウリ類
および小豆のうどんこ病(Sphaerotheca 
fuliginea ) 、ブドウのうどんこ病(Vn
cinula necator )、柿のうどんこ病(
Phyllactinia kakicola )、シ
んどのうどんこ病(Podosphaera 1euc
otrjcha )、大麦の網斑病(Pyrenoph
ora teres)、麦類の斑点病(Cochlio
bolussativus )、稲のごま葉枯病(Co
chliobolusmiyabeanus )、ウリ
類の炭そ病(Cal letotrichumlage
narium )、稲いもち病(Piriculari
a oryzae ) X馬鹿苗病(Fusarium
 moniliforme ) %麦類の赤かび病(F
usarium graminearum )、りんご
の黒星病(Venturiainaqualis )、
梨の黒星病(Venturia nashicola 
)に対して用いられる。
本発明の活性化合物は保護作用を示すだけではなく治療
作用を有する場合もある。すなわち感染後でも使用され
ることが特徴である。
従って土壌と根からあるいは種子から植物の地上部に活
性化合物を供給すれば菌の攻撃から植物を守ることがで
きる。
本発明の活性化合物は植物保護剤として種子または土壌
を処理するために及び植物の地上部を処理するために使
用することができる。
本活性化合物は慣用の処方形、例えば溶液、乳剤、湿潤
性粉末、懸濁液、粉剤、撒粉剤、発砲体、ペースト、可
溶性粉末、エアゾール、種子処理用粉末、活性化合物を
含浸させた天然及び合成の材料、重合体物質中の極〈微
細なカプセル、種子に使用するだめの被覆組成物及び燻
蒸カートリッジ、並びに超低容量法の冷ミストおよび温
ミスト処方形にすることができる。
これらの処方形は公知の方法によってたとえば随意に表
面活性剤、すなわち乳化剤および/または分散剤および
/または発胞剤を使用して活性化合物を増量剤すなわち
液体または液化ガスまたは固体の希釈剤または担体と混
合することによって製造できる。増量剤として水を使用
する場合には例えば有機溶媒を補助溶剤として使用する
ことができる〇 液体溶媒の希釈剤または担体特に溶媒としては主として
キシレン、トルエンまたはアルキルナフタレンのような
芳香族炭化水素、クロルベンゼン、クロルエチレンまた
は塩化メチレンのような塩素化した芳香族または塩素化
した脂肪族炭化水素、シクロヘキサンまたはパラフィン
例えば鉱油留分のような脂肪族または脂環式炭化水素、
ブタノール又はグリコールのようなアルコール並びにこ
れラノアルコールのエーテル及びエステル、アセトン、
メチルエチルケトンのようなケトンあるいはジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシドびに水が適している
液化ガスの希釈剤または担体とは常温常圧下では気体に
なる液体、例えば・・ロケ゛ン化炭化水素]及びにブタ
ン、プロ・ぐン、窒素及び二酸化炭素のよ!−な一エア
ゾール推進薬を意味している。
固体の担体としては天然鉱物の粉末、例えばカオリン、
クレー、タルク、チョーク、石英、アタiQルガイトモ
ンモリロナイ)tたはけいそう土及びアルミナ、シリケ
ートが使用し得る。
乳化剤および/または発胞剤としてはポリオキシエチレ
ン−脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン−脂肪族アル
コールエーテルたとエバアルキルアリール ホネート、アルキルサルフェート、アリールスルホネー
ト うな非イオン系および陰イオン系の乳化剤を使用しても
よい。
処理物は一般に0001〜95重量%好ましくは0.1
〜90重量%の活性化合物を含んでいる。
本発明の活性化合物は別の活性化合物例えば殺菌剤、殺
虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、植物栄養素及び土
壌構造改良剤との混合物としての処方物の中に存在する
ことができる。
本活性化合物は単独でその処方物としであるいはこれら
を更に希釈することによって調整された施用形、例えば
その′1ま使用できる溶液、乳剤、懸濁液、粉末、ペー
スト、顆粒として使用できる。
これらは常法により例えば潅注、噴霧、霧化散粉、まき
散らし、乾式粉衣(dry dressing )湿潤
ドレッシング、スラリードレッシングによって使用しう
る。
特に殺菌剤として使用するときには施用形における活性
化合物の濃度はかなりの範囲内で変化することができ、
それは一般に0.1〜0.00001重量%好ましくは
005〜o、oooi重量%である。
種子を処理するに際しては種子1 kg当り0.001
〜50g好ましくは0.01〜10.17量の活性化合
物が使用される。土壌を処理するためには土壌1m3当
り一般に1〜1000g好ましくは10〜200gの活
性化合物が使用される。
本発明の化合物の殺菌活性について以下の生物試験例に
よって説明する。
試験例1 稲紋枯病効力試験 〈方法〉 2葉期に生育した稲(品種二十石)の苗をワ
グネルポットに移植し、湛水条件下で10葉期まで生育
させた後に、水和剤に製剤した各薬剤の100 ppm
(a、i、)に希釈した薬液の200//10a相当量
をスプレーガンで均一に噴霧散布した。
温室内で1昼夜風乾した後に、あらかじめ稲ワラで培養
した稲紋枯病菌(Rh1zoctoria 5olan
iIA )を葉鞘部に接種した。
接種後温度28〜32℃、湿度100%の条件下に10
日間保った後に各画の病斑長を調査した。
但し、連数は3連とする。
防除効力帳) 無処理区の平均病斑長(朋) く結果〉 試験例2 稲ごま葉枯病効力試験 〈方法〉 鉢植えの稲(品種二十石)の5葉期に、水利
剤に製剤した各薬剤の500 ppm(a、i)に希釈
した薬液の20013 / 10 a相当量をスプレー
がンで均一に散布した。
温室内で1昼夜風乾した後に、あらかじめ培養した稲ご
ま葉枯病菌(0phiobolus m1yabean
us )の分生胞子の懸濁液を均一に噴霧接種した。
接種後温度28℃、湿度100%の条件下に2日間保っ
た後に8日間温室内に放置した。
接種10日後に各画の第5葉を1鉢当り40葉調査し以
下の様に防除効力を算定した。
但し連数は3連とする。
発病指数 1葉当り病斑数 0 1 1〜3 2 4〜6 3 7〜10 4 11〜 無処理上の先浩反 試験例3 きうりうどんこ病効力試験 〈方法〉 鉢植えの無発病のきうシ(品種:相模半白)
の2葉期に、水利剤に製剤した各薬剤の625ppm(
a、t、)に希釈した薬液の20013/10a相当量
をスプレーガンで均一に散布した。
温室内で1昼夜風乾した後に、あらかじめ培養したきう
りうどんこ病菌(Sphaerothecafulig
inea )の分生胞子の懸濁液を均一に噴霧接種した
接種復温室内にIO日間放置した後に、以下の規準に従
かい第1、第2本葉について調査し防除効力を算定した
但し連数は5連とする。
発病指数 1葉当シ病斑数 0 1 1〜3 2 4〜10 3 11〜30 4 31〜 N N:調査総葉数 無処理上の兄病度 試験例4 小麦赤さび病効力試験 〈方法〉 鉢植えの無発病の小麦(品種:農林61号)
の2葉期に、あらかじめ培養した小麦赤さび病菌(Pu
ccinia recondiLa)の夏胞子の懸濁液
を均一に噴霧接種した◇ 接種後、温度20℃、湿度100%の条件下に24時間
保った後に温室内に2日間放置した。
放置後、水和剤に製剤した各薬剤の100 ppm(a
、i、)に希釈した薬液の200 A/10a相当量を
スプレーガンで均一に散布した後に温室内に放置した0
゛ 接種10日後に以下の規準に従かい第1、第2本葉につ
いて調査し、防除効力を算定した。
但し、連数は5連とし、各鉢10株を調査した。
発病指数 1葉当り病斑数 0 1 1〜3 2 4〜6 3 7〜10 4 11〜 n二発病指数別葉数 N:調査総葉数

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 %式% 低級フルキル基若しくは低級アルコキシ基・フェノキシ
    基(場合によりトリフルオロメチル基で置換されても良
    い。)、フェニル基若しくはベンジル基から選ばれる1
    〜3の同−又は異なる置換基を有するフェニル基をそれ
    ぞれ表わす。)にて表わされる化合物。 (式中、2はフェニル基又はハロダン原子、低級アルキ
    ル基、へ口ry原子で置換された低級アルキル基若しく
    は低級アルコキシ基、フェノキシ基(場合によ6トリフ
    ルオロメチル基で置換されても良い。)、フェニル基若
    しくはベンジル基から選ばれる1〜3の同−又は異なる
    置換基を有するフェニル基及びAは塩素又は臭素を表わ
    す。)にて表わされる化合物を弐 M−NQ <式中、
    Mは水素原子又はアルカリ金属原子及びBは−CH−又
    は−N=基を表わす。)にて表わされる化合物を有機溶
    媒の存在下に反応させ、更に必要に応じて、その生成物
    を水添することを特徴とする一般式%式% OHO 子、低級アルキル基、ハロゲン原子で置換された低級ア
    ルキル基若しくは低級アルコキシ基、フェノキシ基(場
    合によシトリフルオロメチル基で置換されても良い。)
    、フェニル基若しくはベンジル基から選ばれる1〜3の
    同−又は異なる置換基を有するフェニル基をそれぞれ表
    わす。)にて表わされる化合物の製造法。 3)一般式 %式% 低級アルキル基若しくは低級アルコキシ基、フェノキシ
    基(場合によシトリフルオロメチル基で置換されても良
    い。)、フェニル基若しくはペンシル基から選ばれる1
    〜3の同−又は異なる置換基を有するフェニル基をそれ
    ぞれ表わす。)にて表わされる化合物を有効成分として
    含有する農園芸用殺菌剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63280071A (ja) * 1987-05-02 1988-11-17 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト N−置換アゾール

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